JPS58279B2 - 1 コノイチケンチソシニヨリツウデンセイギヨノオコナワレル ハンドウタイデンドウキ - Google Patents

1 コノイチケンチソシニヨリツウデンセイギヨノオコナワレル ハンドウタイデンドウキ

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JPS58279B2
JPS58279B2 JP49104322A JP10432274A JPS58279B2 JP S58279 B2 JPS58279 B2 JP S58279B2 JP 49104322 A JP49104322 A JP 49104322A JP 10432274 A JP10432274 A JP 10432274A JP S58279 B2 JPS58279 B2 JP S58279B2
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JP
Japan
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transistor
turned
armature winding
armature
semiconductor switching
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JP49104322A
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JPS5131816A (en
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井上恭一
江上和仁
小暮孝敏
白木学
伴五紀
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NITSUTO SEIMITSU TOKEI KK
SEKOO GIKEN KK
Original Assignee
NITSUTO SEIMITSU TOKEI KK
SEKOO GIKEN KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、受感素子(以下位置検知素子と記す)1個を
用いて、3相の電機子コイルの通電制御を行なうことに
より、効率よく経済性の高い半導体電動機(例えば特公
昭46−36416号公報記載の技術)の欠点即ち、起
動時若しくは運転中に1時的に逆トルクが混入して起動
を困難とし、又は騒音を発生することを防止した半導体
電動機を得んとすることが目的である。
一般に3相の電機子コイルを有する半導体電動機は、各
相毎に1個の位置検知素子とその増巾回路を必要とする
従って高価となり実用性が失なわれている。
又界磁磁極の巾だけ電機子コイルが通電されているので
、両端の磁界の小さい部分で、大きい電機子電流が流れ
、しかも当該部分の出力トルクが小さいので銅損のみと
なって著しく効率を劣化している。
重ね巻き、波巻きの直流機に比較して1/2以下の効率
となることが通例である。
特に大出力の半導体電動機となると、この欠点が助長さ
れるものである。
又インダクタンスの影響により逆トルクが発生して、騒
音と効率の劣化の原因となっている。
特公昭46−36416号公報により開示された技術に
よると、上記した欠点が除去される特徴がある。
しかしかかる通電によっても尚起動時若しくは運転時に
おいて、一時的な逆トルクが発生して起動が困難となり
、騒音の発生の原因となる不都合は除去されない。
本発明装置は、上記した不都合を除去することに成功し
たことに特徴を有するものである。
次に第1図以下について、上述した特徴の詳細を説明す
る。
第1図aは本発明に用いるステーター巻線である。
珪素鋼板1は3極の突極を有し、該突極に電機子巻線2
−1〜2−3が巻回されている。
空孔4は、第2図に示したシャフト5が貫挿するための
ものであり、記号6は前記したシャフト5の軸受であり
オイルレスメタルで構成されている。
尚、本実施例においては、3極の突極形のものを示した
が、突極の数は、3極の整数倍であれば何極でもよく、
かつ必ずしも突極状のみと限定するものでもない。
第1図すは、本発明に用いるマグネット回転子3であり
、N、Sの2極を有して、リング状譜なっている。
次に第2図aについて説明すると、本発明半導体電動機
の断面図で、第1図示と同一記号のものは同一部材を示
す。
珪素鋼板1に電機子巻線2が巻回されたステーターをス
テーターホルダー7によって支持する。
前記したステーターの円周にマグネット3を配し、該マ
グネット3を回転体8で固着する。
該回転体8は、プーリー9を有し、該プーリー9にはシ
ャフト5が固着されている。
位置表示板10は、前記した回転体8の周縁に接着剤で
接着されている。
(尚、位置表示板10については詳しく第2図すにおい
て後述する。
)前記した位置表示板10の上下には、発光ダイオード
11と、フォトトランジスター12が設けられている。
該発光ダイオード11と、フォトトランジスター12と
は、保持具13によって一定間隔にたもたれて保持され
ている。
第2図すは、第2図a図示の位置表示板10の上面図で
ある。
該位置表示板10は不透明部分10−1、半透明部分1
0−2、透明部分10−3よりなっていて、各120度
ずつに3等分されている。
第2図aのごとくに発光ダイオード11とフォトトラン
ジスター12とが設けられていて、該発光ダイオード1
1とフォトトランジスター12との間に前記した位置表
示板10の不透明部分10−1が配置されているときは
、発光ダイオード11の光がフォトトランジスター12
にまったく当たらないため、第3図示のフォトトランジ
スター12の端子Aにはまったく電流が流れない。
これをグラフに示せば第2図Cの記号14の部分にあた
る。
又、前記した位置表示板10の半透明部分10−2が、
発光ダイオード11とフォトトランジスター12の間に
配置されているときは、発光ダイオード11の光が半分
程しかフォトトランジスター12に当たらないため、フ
ォトトランジスター12の端子Aには、前記した場合の
半分程しか電流が流れない。
これをグラフに示せば、第2図Cの記号15の部分に当
たる。
次に前記した位置表示板10の透明部分10−3が、発
光ダイオード11とフォトトランジスター12の間に配
置された場合においては、発光ダイオード11の光がフ
ォトトランジスター12に十分当たるため、その光量に
応じて、電流が十分第3図示のフォトトランジスター1
2の端子Aに流れる。
よってこれをグラフで示せば第2図Cの記号16の部分
に当たる。
以上の説明より判る通り、発光ダイオード11、フォト
トランジスター12、位置表示板10により3種類の信
号を得ることに成功した。
しかしながら第2図Cに示した如く完全な矩形波とはな
らず、位置表示板10の不透明部分10−1から半透明
部分10−2に移り変わる時、半透明部分10−2から
透明部分10−3に移り変る時、透明部分10−3から
不透明部分10−1に移り変わる時にそれぞれ記号17
,18.19で示した如く、フォトトランジスターの応
答性等の問題により、立上がり時間及び立下がり時間が
かかる。
次に第3図において、前記した信号14,15゜16に
よって電機子巻線2−1〜2−3に順次サイクリックに
通電していく具体的な通電制御回路を示す。
尚、後述する第5図、第6図、第7図示と共に記号Tr
1〜Tr4はトランジスターを、記号D1〜D8はダイ
オードを、RDl、RD2は定電圧ダイオードを、C1
,C2はコンデンサーを、R1−R12は抵抗をそれぞ
れ示す。
第3図において、今、発光ダイオード11とフォトトラ
ンジスター12との間に位置表示板10の不透明部分1
0−1が配置されたとすれば、第2図示のときに説明し
たごとく、第2図Cの信号14のようにフォトトランジ
スター12の端子Aには電流が全く流れない。
よってトランジスターTr4のベースには、ベース電流
が流れないためトランジスターTr4はオフとなる。
従って抵抗R1を介してトランジスターTr1はオンと
なる。
トランジスターTr1がオンになれば、トランジスター
Tr2及びトランジスターTr3はフリップフロップ接
続されているが、ダイオードD3.D4により、それぞ
れのベース電位をトランジスターTr1を介してアース
しである為、トランジスターTr2.Tr3は共にオフ
となっており、電機子巻線2−1にだけ通電されること
きなる。
電機子巻線2−1に通電されれば、マグネット回転子3
が回転力を得て120度回転し始める。
マグネット回転子が回転すれば第2図aにおいて説明し
たごとく、位置表示板10も同一方向に同一角度だけ回
転し、位置表示板10の半透明部分10−2が発光ダイ
オード11とフォトトランジスター12の間に配置され
る。
前記したように発光ダイオード11とフォトトランジス
ター12の間に位置表示板10の半透明部分10−2が
配置されれば、第2図Cの信号15のようにフォトトラ
ンジスター12の端子Aに微少な電流が流れる。
該微少電流により抵抗R2、R3を介してトランジスタ
ーTr4がオンになるためトランジスターTr1はオフ
となり電機子巻線2−1の通電は断たれ、前記した微少
電流はコンデンサーC1により確実にダイオードD1を
介してトランジスターTr2を瞬間的にオンさせる。
この後は電機子巻線2−3、抵抗R6、ダイオードD1
を介してトランジスターTr2は引き続いてオン、トラ
ンジスターTr3はオフになっており、電機子巻線2−
2だけに通電される。
尚コンデンサーC1はトランジスターTr11がオンに
なるまで放電されない。
電機子巻線2−2に通電されれば、マグネット回転子3
はまたも回転力を得て120度回転し始める。
マグネット回転子3が回転すれば前記したごとく位置表
示板10も同一方向へ同一角度回転する。
よってついに発光ダイオード11とフォトトランジスタ
ー12との間に位置表示板10の透明部分110−3が
配置される。
前記した位置に位置表示板10が配置されれば、フォト
トランジスター12の端子Aからは第2図Cの信号16
のごとく十分に電流が供給される。
該フォトトランジスター12の端子Aから供給される電
流は抵抗F2.R,、に十分流れるためフォトトランジ
スター12の端子Aの電位は高くなりついに定電圧ダイ
オードRD1のツェナー電圧をのりこえて、低抵抗R4
、ダイオードD2を介してトランジスターTr3のベー
ス入力が得られ、トランジスターTr3がオンするので
、フリップフロップ接続されたトランジスターTr2は
オフする。
この時も引き続いてトランジスターTr4はオンである
ので、トランジスターTr1はオフになっており、電機
子巻線2−1の通電は断たれている。
従って電機子巻線2−3だけ通電される。
電機子巻線2−3に通電されれば、マグネット回転子3
は120度回転する。
マグネット回転子3が回転すれば位置表示板10も同一
方向へ同一角度だけ回転し、ついには位置表示板10の
透明部分10−3と不透明部分10−1との境界の部分
、即ち電流値においては第2図cCの記号19の部分に
なり信号15と同電流附近になる間があるが、すでに充
電されたコンデンサーC1が挿入してあり、トランジス
ターTr1によって放電もされていないので、トランジ
スターTr2はオンになれず、位置表示板10の不透明
部分10−1が再び発光ダイオード11とフォトトラン
ジスター12の間に完全に配置され、トランジスターT
r4がオフになる迄、トランジスターTr3はオンしつ
づけ、電機子巻線2−3に通電される。
従って、逆トルクの発生も防止される。
トランジスターTr4がオフすればトランジスターTr
1がオンし、電機子巻線2−3、抵抗R6、ダイオード
D5、トランジスターTr1を介してコンデンサーC1
は放電される。
以上説明したように電機子巻線2−1→2−2→2−3
とサイクリックに通電されるため、マグネット回転子3
は回転しつづける。
又、抵抗R8と定電圧ダイオードRD2によって定電圧
化し、発光ダイオード11の光量を一定にしている。
起動時において、偶然に位置表示板10の不透明部分1
0−1と透明部分10−3の境界が、発光ダイオード1
1とフォトトランジスター12の間に配置されると、フ
ォトトランジスター12の光電流が中間値、即ち第2図
Cの信号15附近の電流値となるので、コンデンサーC
1を介して瞬間的にトランジスターTr2がオンして電
機子巻線2−2が通電されて逆転する。
しかしすぐに位置表示板10の透明部分10−3が発光
ダイオード11とフォトトランジスター12の間に配置
されるので、フォトトランジスター12の光電流が十分
流れる。
従ってトランジスターTr3がオンして電機子巻線2−
3が通電するので正転に転化して、再び位置表示板10
の不透明部分10−1と透明部分10−3の境界が、発
光ダイオード11とフォトトランジスター12の間に配
置されるが、前記したようにコンデンサーC1が挿入し
てあり、トランジスターTr1によって放電されていな
いのでトランジスターTr2はオフになっており、電機
子巻線2−2の通電は阻止されている。
従って位置表示板10の不透明部分10−1が発光ダイ
オード11とフォトトランジスター12の間に完全に配
置される迄トランジスターTr3がオンして電機子巻線
2−3が通電しつづけるため、トランジスターTr2が
オフに保持されて電機子巻線2−2の通電が阻止されて
いる。
従って逆トルクの発生も防止される。
かくして完全に起動する特徴がある。
次に第4図a、bについて、ホール素子を用いた位置検
知装置について説明すると、第4図aは磁気を帯びてい
ない部分21−1、弱い磁界の部分21−2、強い磁界
の部分21−3よりなっていて、各120度ずつに3等
分されている。
ホール素子20の発生する信号は第2図Cに示すグラフ
と全く同様となる。
即ち磁気を帯びていない部分21−1がホール素子20
と対向すると、第2図Cの信号14が、弱い磁界の部分
21−2がホール素子20と対向すると第2図Cの信号
15が、又、強い磁界の部分21−3がホール素子20
と対向すると第2図Cの信号16がそれぞれ得られる。
第4図すは、N磁界の部分22−1、磁気を帯びていな
い部分22−2、S磁界の部分22−3よりなっていて
、各120度ずつに3等分されている。
N磁界の部分22−1がホール素子20に対向すると、
第4図Cの信号23が、又、磁気を帯びていない部分2
2−2がホール素子20と対向すると第4図Cの信号2
4が、更にS磁界の部分22−3がホール素子20と対
向すると第4図Cの信号25がそれぞれ得られる。
次に第5図により、第4図aに示した位置検知装置を用
いた通電制御回路について説明する。
第3図示と同一記号のものは同一部材で、その作用効果
も又全く同様である。
第3図示と第5図示の違いについて述べると、第3図示
の発光ダイオード11とフォトトランジスター12のか
わりにホール素子20を用いである。
しかしながら動作は第3図示とまったく同一であり、第
4図aの磁気を帯びていない部分21−1がホール素子
20と対向するとトランジスターTr1がオンとなるの
で電機子巻線2−1が通電し、第4図aの弱い磁界の部
分21−2がホール素子20と対向すると、ホール素子
20の端子Aに微少電流が流れコンデンサーC1を介し
トランジスターTr2がオンとなり、電機子巻線2−2
が通電する。
尚、コンデンサーC1はトランジスターTr1がオンに
なるまで放電されない。
次に第4図aの強い磁界の部分21−3がホール素子2
0と対向すると、ホール素子20の端子Aに十分電流が
流れるので定電圧ダイオードRDIのツェナー電圧をの
りこえて、トランジスターTr3がオンとなり、電機子
巻線2−3が通電する。
電機子巻線2−3に通電されれば、マグネット回転子3
は120度回転し、ついには第4図aの強い磁界の部分
21−1:磁気を帯びていない部分21−1との境界の
部分、即ち、第2図Cの記号19の部分になり、信号1
5と同電流附近になる間があるが、すでに充電されたコ
ンデンサーC1が挿入してあり、トランジスターTri
によって放電もされていないので、トランジスターTr
2はオンになれず、第4図aの磁気を帯びていない部分
21−1が再びホール素子20と完全に対向し、トラン
ジスターTr1がオンになる迄トランジスターTr3は
オンしつづけ、電機子巻線2−3に通電される。
従って逆トルクの発生も防止される。
トランジスターTr1がオンになると、電機子巻線2−
3抵抗R6、ダイオードD5、トランジスターTr4を
介して、コンデンサーC1は放電される。
以上説明したように電機子巻線2−1→2−2→2−3
とサイクリックに通電されるため、マグネット回転子は
回転しつづける。
尚、ホール素子20のかわりにホールICを使用すると
、出力が大きく温度係数が小さいので動作が安定で確実
となるものである。
ここに言うホールICとは、シリコンをベースとして、
そのホール出力をトランジスターで増巾する回路をIC
化したものである。
起動時において、偶然にホール素子20が、磁気を帯び
てない部分21−1と強い磁界の部分21−3との境界
にあったとすると、ホール素子20の端子Aに微少電流
が流れコンデンサーC1を介して瞬間的にトランジスタ
ーTr2がオンして電機子巻線2−2が通電されて逆転
する。
しかしすぐに強い磁界の部分21−3がホール素子20
と対向するので、ホール素子20の端子Aに電流が十分
流れる。
従ってトランジスターTr3がオンして電機子巻線2−
3が通電するので正転に転化して、再び磁気を帯びてな
い部分21−1と強い磁界の部分21−3との境界にホ
ール素子20が対向するが、コンデンサーC1が挿入し
てあり、トランジスターTriによって放電されていな
いのでトランジスターTr2はオフになっており、電機
子巻線。
2−2の通電は阻止されている。
従って磁界を帯びていない部分21−1がホール素子2
0と完全に対向される迄、トランジスターTr3がオン
して電機子巻線2−3が通電しつづけるため、トランジ
スターTr2がオフに保持されて、電機子巻線2−2の
通電が阻止されている。
従って逆トルクの発生も防止される。
かくして完全に起動する特徴がある。
次に第6図により第4図すに示した位置検知装置を用い
た通電制御回路について説明する。
第5図示と同一記号のものは同一部材で、その作用効果
も又全く同様である。
第4図すのN磁界の部分22−1がホール素子20と対
向すると第2図Cの信号23のごとく矢印B方向に電流
が流れ、トランジスターTr1はオンとなる。
トランジスターTr1がオンになれば、トランジスター
Tr2、及びトランジスターTr3はフリップフロップ
接続されているが、ダイオードD3.D4により、それ
ぞれのベース電位をトランジスターTr1を介してアー
スしである為、トランジスターTr2.Tr3は共にオ
フとなっており、電機子巻線2−1にだけ通電されるこ
とになる。
マグネット回転子3が回転力を得て120度回転し、つ
いには第4図Cの記号26の部分を介して、第4図すの
磁気を帯びていない部分22−2がホール素子20と対
向すると、第4図Cの信号24のごとく電流は全く流れ
ない。
よってトランジスターTrlはオフし、抵抗R10を流
れる電流はダイオードD6を流れずに、コンデンサーC
2、ダイオードD1を介し、瞬間的にトランジスターT
r2のベース電流が流れオンとなる。
この後は電機子巻線2−3、抵抗R6、ダイオードD1
を介してトランジスターTr2は引き続いてオンとなり
、トランジスターTr1及びトランジスターTr3はオ
フになっており、電機子巻線2−2だけに通電される。
尚コンデンサーC2はトランジスターTr1がオンにな
るまで放電されない。
電機子巻線2−2に通電されれば、マグネット回転子3
はまたも回転力を得て120度回転し、ついには第4図
Cの記号27の部分を介して第4図すのS磁界の部分2
2−3がホール素子20と対向するさ、第4図Cの信号
25のごおく矢印C方向に電流が流れ、ダイオードD2
を介してトランジスターTr3のベース入力が得られ、
トランジスターTr3がオンするので、フリップフロッ
プ接続されたトランジスタTr2はオフする。
この時も引き続いてホール素子20から矢印B方向には
電流は流れないのでトランジスターTr1はオフになっ
ており、電機子巻線2−3だけに電通され、マグネット
回転子3は120度回転し、ついには第4図すのS磁界
の部分22−3とN磁界の部分22−1との境界の部分
、即ち、第4図Cの記号28の部分になりトランジスタ
ーTr3はホール素子20からの矢印C方向の電流が断
たれるが、電機子巻線2−2、抵抗R5、ダイオードD
2を介してトランジスターTr3はベース電流が得られ
、又コンデンサーC2からの信号がないのでトランジス
ターTR2はオンになれず、第4図すのN磁界の部分2
2−1が再びホール素子20と完全に対向し、トランジ
スターTr1がオンになる迄トランジスターTr3はオ
ンしつづけ、電機子巻線2−3に通電される。
従って、逆トルクの発生も防止される。
トランジスターTr1がオンになると、コンデンサーC
2は電機子巻線2−3、抵抗R6、ダイオードD6、ト
ランジスターTr1を介して放電される。
以上説明したように電機子巻線2−1→2→2→2−3
とサイクリックに通電されるため、マグネット回転子3
は回転しつづける。
起動時において、偶然にホール素子20が、第4図すの
N磁界の部分22−1とS磁界の部分22−3の境界に
あったとすると、ホール素子20から電流は全く流れな
いため、抵抗R10、コンデンサーC2を介して瞬間的
にトランジスターTr2がオンして電機子巻線2−2が
通電されて逆転する。
しかしすぐにS磁界の部分22−3がホール素子20と
対向するので、ホール素子20に矢印C方向に電流が流
れる。
従って、トランジスターTr3がオンして電機子巻線2
−3が通電するので正転に転化して再びN磁界の部分2
2−1とS磁界の部分22−3との境界にホール素子2
0が対向するが、コンデンサーC2は充電されたままで
、又ほかのトリガーは与えられないのでトランジスター
Tr2はオフになっており、電機子巻線2−2の通電は
阻止されている。
従ってN磁界の部分22−1が、ホール素子20と完全
に対向される迄トランジスターTr3がオンして電機子
巻線2−3が通電しつづけるため、トランジスターTr
2がオフに保持されて電機子巻線2−2の通電が阻止さ
れている。
従って逆トルクの発生も防止される。
かくして完全に起動する特徴がある。次に第7図におい
て、第6図示のトランジスターTr2.Tr3によるフ
リップフロップ接続を変形した他の通電制御回路につい
て説明する。
第6図示と同一記号のものは同一部材で、その作用効果
も又全く同様である。
第6図示と第1図示との違いについて述べると、第6図
示において、電機子巻線2−3、抵抗R6を介してトラ
ンジスターTr2のベース入力を得ていたが、ダイオー
ドD8を挿入することにより、抵抗R11を介してトラ
ンジスターTr2のベース入力を得るようにし、更に電
機子巻線2−3に生ずる誘起電圧による影響を防止しで
ある。
前記した説明と同様に第6図示において、電機子巻線2
−2、抵抗R5を介してトランジスターTr3のベース
入力を得ていたがダイオードD7を挿入することにより
、抵抗R12を介してトランジスターTr3のベース入
力を得るようにし、更に、電機子巻線2−2に生ずる誘
起電圧による影響を防止しである。
尚、第7図示において説明したトランジスターTr2
、Tr3によるフリップフロップ接続は、前述した第3
図、第5図、第6図示に適用してもよいことは明白であ
り、起動時においても第6図示においての説明と全く同
様である。
以上の説明より判るように、本発明によれば位置検知素
子が1個のみで、3相の半導体電動機の通電制御を行な
うことができ、効率及び起動特性の良好な経済性のすぐ
れた量産に適するこの種の半導体電動機が得られて効果
著しきものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明に用いられるステーター巻線、第1図
すはマグネット、第2図aは本発明半導体電動機の断面
図、第2図すは位置表示板の上面図、第2図Cは電圧波
形図、第3図は通電制御回路の実施例の回路図、第4図
a、bは位置検知装置の説明図、第4図Cは電圧波形図
、第5図、第6図、第7図は通電制御回路の各実施例の
回路図をそれぞれ示す。 1・・・・・・珪素鋼板、2−1〜2−3・・・・・・
電機子巻線、3・・・・・・マグネット回転子、4・・
・・・・空孔、5・・・・・・シャフト、6・・・・・
・オイルレスメタル、7・・・・・・ステーターホルダ
ー、8・・・・・・回転体、9・・・・・・プーリー、
10・・・・・・位置表示板、10−1・・・・・・不
透明部分、10−2・・・・・・半透明部分、10−3
・・・・・・透明部分、11・・・・・・発光ダイオー
ド、12・・・・・・フォトトランジスター、13・・
・・・・保持具、14,15゜)16,23,24.2
5・・・・・・信号、20・・・・・・ホール素子、2
1−1、22−2・・・・・・磁気を帯びていない部分
、21−2・・・・・・弱い磁界の部分、21−3・・
・・・・強い磁界の部分、22−1・・・・・・N磁界
の部分、22−3・・・・・・S磁界の部分、A・・・
・・・端子、Tr1〜Tr4・・・・・・トランジスタ
ー、D1〜D8・・・・・・ダイオード、RDl、RD
2・・・・・・定電圧ダイオード、DIC2・・・・・
・コンデンサー、R1−R12・・・・・・抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電機子若しくは界磁を回転子とする電動機の電機子
    に装着された3相の電機子巻線と、界磁磁極の巾のほぼ
    2/3の開角で順次に物理的特性の異なる3段の第1、
    第2、第3の部分よりなる制御帯と、該制御帯に対向し
    て設けられた1個又は1組の受感素子と、該受感素子と
    前記した制御帯の相対回転から受感素子を介して得られ
    る3段の異なる情報に対応して電圧レベルが階段状に順
    次変化する第1、第2、第3の信号を得る受感素子を含
    む信号発生装置と、前記した電機子巻線にそれぞれ直列
    に接続された半導体スイッチング素子と、該半導体スイ
    ッチング素子を付勢して第1、第2、第3の信号に対応
    する各相の電機子巻線を順次にサイクリックに通電する
    通電制御回路を含む半導体電動機において、前記した通
    電制御回路は、第1、第2、第3の信号に対応する電機
    子巻線に直列に接続された第1、第2、第3の半導体ス
    イッチング素子を導通させる導通回路と、前記した第2
    、第3の半導体スイッチング素子をフリップフロップ接
    続にする回路と、第1の信号がオフになる時又は第2の
    信号がオンになる時に前記した第2の半導体スイッチン
    グ素子を一時的に導通状態にするコンデンサーと、前記
    した第1の半導体スイッチング素子の導通により第2、
    第3の半導体スイッチング素子を不導通に保持し、かつ
    前記コンデンサーを放電する回路とにより構成されたこ
    とを特徴とする1個の位置検知素子により通電制御の行
    なわれる半導体電動機。
JP49104322A 1974-09-12 1974-09-12 1 コノイチケンチソシニヨリツウデンセイギヨノオコナワレル ハンドウタイデンドウキ Expired JPS58279B2 (ja)

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JPS5131816A JPS5131816A (en) 1976-03-18
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172777U (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 三菱重工業株式会社 凝縮器
JPS60151062U (ja) * 1984-03-21 1985-10-07 カルソニックカンセイ株式会社 コンデンサ
WO1995022851A1 (fr) * 1994-02-22 1995-08-24 Kabushikigaisya Sekogiken Appareil d'obtention de signaux de detection de position tri-phases a l'aide d'un element de detection de position

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WO1995022851A1 (fr) * 1994-02-22 1995-08-24 Kabushikigaisya Sekogiken Appareil d'obtention de signaux de detection de position tri-phases a l'aide d'un element de detection de position

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