JPH1089911A - 回転角検出部内蔵形電動機 - Google Patents

回転角検出部内蔵形電動機

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JPH1089911A
JPH1089911A JP24010596A JP24010596A JPH1089911A JP H1089911 A JPH1089911 A JP H1089911A JP 24010596 A JP24010596 A JP 24010596A JP 24010596 A JP24010596 A JP 24010596A JP H1089911 A JPH1089911 A JP H1089911A
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JP
Japan
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permanent magnets
rotation angle
rotor
motor
signal
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JP24010596A
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English (en)
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Kuniyoshi Marushima
國義 丸島
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Oriental Motor Co Ltd
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Oriental Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機に内蔵される回転角検出部に、回転子
の回転角を検出させるとともに、1回転につき1パルス
に相当する信号、すなわちZ信号を発生させる。 【解決手段】 内側に複数個の突極5と巻線3を有する
固定子11と、固定子11内に配設され、外周面に沿っ
て極性が交互に繰り返される複数個の永久磁石7を有す
る回転子12と、回転角検出部4とからなり、該検出部
4は、2組の検出コイル回路を有し、一方の前記回路
は、突極5の第1対に回巻されたコイルSa,Sdに接
続され、他方の前記回路は、突極5の第2対に回巻され
たコイルSb,Scに接続されるとともに、コイルのイ
ンダクタンス変化として、回転子12の回転角検出信号
を発生する回転角検出部内蔵形電動機であって、回転子
12の外周面に配設された永久磁石7のうち、少なくと
も1個17が他のものに比べて磁気的に変化されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転角検出部内蔵
形電動機に関し、特に、回転子の回転角を検出する際
に、Z信号を発生する機能をもつ回転角検出部を内蔵し
た電動機に関する。ここで、Z信号とは、回転子が1回
転するごとに発生する1パルスの信号をいう。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転角検出部内蔵形電動
機としては、例えば図4の構成断面図に示される回転角
検出部が内蔵された2相直流電動機Mがある。図4によ
れば、前記電動機Mは、固定子1と、回転子2と、該回
転子2にトルクを発生させる複数個(図では20個)の
突極にそれぞれ回巻した電動機巻線部3と、該回転子2
の回転角度を検出するための複数個(図では4個)の突
極にそれぞれ回巻したコイルからなる回転角検出部4と
から構成されている。
【0003】前記固定子1は、内側に向かって放射状に
等ピッチ角で配設された複数個(図では24個)の突極
5を有する。前記回転子2は、該固定子1の中心軸上
で、その外周面が、前記固定子1の内周面と空隙を介し
て前記突極5に対向するように配設され、その軸6の両
端が図示しないブラケットと軸受により回動自在に支持
されている。そして、その外周面には複数個(図では9
対、すなわち18個)の永久磁石7が、前記突極5に対
向するようにその極性を外周面に沿って交互に繰り返し
て配置されている。
【0004】前記固定子1の24個の突極5のうち、2
0個の突極5にはトルク発生用の巻線が回巻されるとと
もに、2相すなわち、A相、逆A相、B相、逆B相に結
線されて、前記電動機巻線部3が形成されている。ま
た、固定子1の残りの4個の突極5には、回転角検出コ
イルが回巻されるとともに、2組の検出コイル回路に結
線された2対の突極5からなる前記回転角検出部4が形
成されている。
【0005】該検出部4は、前記2組の検出コイル回路
のうち、一方は前記2対の突極5のうち第1対に回巻さ
れたコイルSa,Sdに接続され、他方は前記2対の突
極5のうち第2対に回巻されたコイルSb,Scに接続
されるとともに、各コイルSa,Sb,Sc,Sdは、
コイルSa,Sc間が75度(5突極分のピッチ角)、
コイルSc,Sb間が90度(6突極分のピッチ角)、
コイルSb,Sd間が105度(7突極分のピッチ
角)、コイルSd,Sa間が90度(6突極分のピッチ
角)で、前記固定子1に配置されている。(特開昭62-2
44265 号公報)
【0006】前記検出部4の各1対のコイルSa,Sd
およびSb,Scを、それぞれサインコイルペアおよび
コサインコイルペアといい、これらのコイルSa,Sd
間およびSb,Sc間は、そのインダクタンス変化が差
動結合となるように電気角で180度の位相差をもち、
かつ前記2つのコイルペアSa,SdとSb,Scとの
間は、回転角電圧信号の位相差が90度になるように形
成されている。そして、前記それぞれ1対にされたコイ
ルSa,SdおよびSb,Scのインダクタンス変化か
ら、前記回転子回転角の検出信号を発生する2組の検出
チャンネルからなる回転角検出部4を形成している。
【0007】前記回転角検出部4のサインコイルペアS
a,SdおよびコサインコイルペアSb,Scの結線
は、図5に示すとおりであり、外部の交流電源から周波
数100kHz程度の交流電圧で励磁されている。該各
コイルペアSa,SdおよびSb,Scの接続点におけ
る中点電位Vad,Vbcは、前記回転子2の回転角θを1
つの変数としており、それぞれθのサイン、コサイン関
数の形で与えられている。この中点電位Vad,Vbcは、
図示しないバンドパスフィルタ、ローパスフィルタを経
て、回転子2の回転角θを変数とする回転角電圧信号V
A ,VB として取り出される。これらの値に対し、演算
を行うことにより回転子2の回転角が算出される。な
お、ここで算出される回転子2の回転角は電気角であ
り、実際には演算により、これを機械角に変換してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例の場合、このインダクタンス変化は回転子2の1回
転につき18周期であり、構成部品等のばらつきがなけ
れば、この変化波形は全て同一である。したがって、こ
の18個の変化波形の中から特定の1つの波形を特定す
ることはできず、その結果、1回転内で回転子2の回転
角を絶対値で算出することができないという問題点があ
った。
【0009】また、位置決め機構においては、回転子2
の1回転内において、1パルスの信号を得ることができ
ると、原点出し等で便利な場合が多いが、従来の前記回
転角検出部にあっては、1回転中に2n(n=1、2、
‥‥‥)サイクルで、位相の90度ずれた2つ疑似正弦
波を発生する構造となっていたため、原点信号となる1
回転につき1パルスの信号、すなわち前記Z信号を得る
ことができないという問題点があった。
【0010】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、電動機の運転中、回転
子の回転角を検出するとともに、回転子1回転につき1
パルスに相当する信号、すなわちZ信号を発生する機能
を併せもつ回転角検出部内蔵形電動機を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、内側に向かって放射状に等ピッチ角
で配設された複数個の突極を有する固定子と、該突極の
それぞれに回巻した電動機巻線部と、前記固定子の内周
面と空隙を介して前記突極に対向するように配設され、
その極性が外周面に沿って交互に繰り返される複数個の
永久磁石を有し、かつ回動自在に支持された回転子と、
該回転子の回転角検出部とからなり、該検出部は、2組
の検出コイル回路を有し、一方の前記回路は、前記突極
の第1対に回巻されたコイルに接続され、他方の前記回
路は、前記突極の第2対に回巻されたコイルに接続さ
れ、該それぞれ1対にされた各コイルはインダクタンス
変化が電気角で180度の位相差を有するとともに、該
両対のコイル間では回転角信号の位相差が90度になる
ように前記固定子に配置させ、前記それぞれ1対にされ
たコイルのインダクタンス変化から、前記回転子回転角
の検出信号を発生する2組の検出チャンネルからなる回
転角検出部を内蔵した電動機において、次のとおりであ
る。
【0012】(1) 前記回転子の外周面に配設された
前記永久磁石のうち、少なくとも1個が他のものに比べ
て磁気的に変化されていることを特徴とする。
【0013】(2) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の軸方向の長さが他のものよ
り短いことを特徴とする。
【0014】(3) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の軸方向の長さが他のものよ
り長いことを特徴とする。
【0015】(4) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の周方向の長さが他のものよ
り長いことを特徴とする。
【0016】(5) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の周方向の長さが他のものよ
り短いことを特徴とする。
【0017】(6) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の残留磁束密度が他のものよ
り大きいことを特徴とする。
【0018】(7) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の残留磁束密度が他のものよ
り小さいことを特徴とする。
【0019】(8) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の半径方向の長さが他のもの
より短いことを特徴とする。
【0020】(9) 前記(1)において、前記永久磁
石のうち、少なくとも1個の材質が非磁性材から形成さ
れることを特徴とする。
【0021】(10) 前記(1)ないし(9)におい
て、前記回転角検出部が1組の検出コイル回路を有し、
1組の検出チャンネルからなることを特徴とする。
【0022】本発明は以上のように構成されているの
で、回転子の外周面に配設された複数個の永久磁石のう
ち、少なくとも1個の該磁石が他のものに比べて磁気的
に変化されているため、その部分に磁気的不平衡を生じ
させて、該回転子の1回転中における回転角電圧信号に
変位点を生じさせ、この変位点を検出することにより、
前記Z信号を発生させる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1および
図2は、本発明の回転角検出部内蔵形電動機の一実施例
を示す図で、図1は該電動機の構成断面図、図2は回転
子の正面図である。図1において、図4と同一部材には
同一符号を付して、その説明を省略する。
【0024】図1において、前記回転角検出部内蔵形電
動機Mは、固定子11と、回転子12と、該回転子12
にトルクを発生させる複数個(図では20個)の突極に
それぞれ回巻した電動機巻線部3と、前記回転子12の
回転角度を検出するための複数個(図では4個)の突極
にそれぞれ回巻したコイルからなる回転角検出部4とか
ら構成されている。
【0025】前記固定子11は、内側に向かって放射状
に等ピッチ角で配設された複数個(図では24個)の突
極5を有する。回転子12は、該固定子11の中心軸上
で、その外周面が、前記固定子11の内周面と空隙を介
して前記突極5に対向するように配設され、その軸16
の両端が図示しないブラケットと軸受により回動自在に
支持されている。そして、その外周面には複数個(図で
は9対、すなわち18個)の半径方向に磁化された永久
磁石7が、前記突極5に対向してその極性を外周面に沿
って交互に繰り返して配置されている。
【0026】前記回転角検出部4は、前記固定子11の
24個の突極5のうち、4個の突極5に前記回転子12
の回転角を検出するためのコイルSa,Sb,Sc,S
dが回巻されるとともに、図5に示すように2組の検出
コイル回路としてのサインコイルペアSa,Sdおよび
コサインコイルペアSb,Scに結線された2対の突極
5から形成されている。
【0027】ところで、回転子12は、図2に示すよう
に、その外周面に、極性が外周面に沿って交互に繰り返
されて配設されている複数個(図では9対、すなわち1
8個)の永久磁石7のうち、1個が他のものに比べて磁
気的に変化されているもので、例えばその軸方向の長さ
のみが、他のものより例えば約20%短くされた短磁石
17として配置されている。この短磁石17が、前記固
定子11の前記検出部4、例えばコイルSaが回巻され
た突極5に対向するときは、それ以外の永久磁石7が対
向したときに比べ、図5における回路の電圧信号VA
(すなわち、中点電位Vadのバンドパスフィルタ、ロー
パスフィルタを経た回転角電圧信号)は異なる。これ
は、該短磁石17が、前記コイルSaの突極5に対向し
たとき、他の磁石7に比較して該磁石17のみ総磁束数
が減少して、インダクタンス変化の低下につながり、結
果として、前記電圧信号VA の変動が小さくなるためで
ある。
【0028】前記サインコイルペアSa,Sdについて
は、前記回転子12の1回転の間に、前記短磁石17は
該コイルペアSa,Sdに一度ずつ対向する。該回転子
12の回転角と、図5におけるサインコイルペアSa,
Sdの中点電位Vadから得られる電圧信号VA 、コサイ
ンコイルペアSb,Scの中点電位Vbcから得られる電
圧信号VB (中点電位Vbcのバンドパスフィルタ、ロー
パスフィルタを経た回転角電圧信号)との関係を示す
と、図3(a)および図3(b)のようになる。
【0029】図3(a)および図3(b)から、短磁石
17の前記コイルSaの突極5との対向により電圧信号
VA には、回転子12の1回転の間に他とは値の異なる
極値をもった点が2箇所現れる。そのうちの1箇所はA
1′点であり、他の点はA2′点である。また、電圧信
号VB についても、同様に極値をもった点が2箇所現
れ、それぞれB1′点、B2′点となる。これらの点を
変位点といい、これらの変位点は回転子12の1回転中
に4回発生するから、信号処理でどれかを特定すれば、
それをZ信号として使用することができる。
【0030】次にZ信号の検出方法について説明する。
まず、A1′点をZ信号として検出する場合を説明す
る。図3(a)および図3(b)のように、A1′点
は、電圧信号VA の他の負側の極値と比較してその値は
大きいので、極値判定の際の電圧レベルを変えることに
より検出することができる。また、A2′点は、正側の
極値と比較してその値は小さいので、同様に極値判定の
際の電圧レベルを適宜変えることにより検出することが
できる。B1′点およびB2′点についても、同様に検
出することができ、Z信号を発生することが可能であ
る。
【0031】次に回転角信号を絶対値で算出する方法に
ついて述べる。本実施例の場合、回転子12の1回転に
つき回転角信号は18サイクルであるため、これより算
出される回転角度は絶対値とはならない。しかしなが
ら、Z信号を回転角信号に加味すれば、絶対値として回
転角度を得ることができる。
【0032】次いで、Z信号を検出する他の方法につい
て、図3(a)および図3(b)を用いて説明する。例
えばA1′点を使用して検出する場合を考えると、まず
前述の方法によってA1′点を特定し、その近傍で電圧
信号VB がゼロクロスする点、B1点を検出してZ信号
とする。同様に、A2′点を特定し、その近傍で電圧信
号VB がゼロクロスする点、B2点を検出してZ信号と
する。さらに同様に、B1′点およびB2′点を特定し
て、電圧信号VA からA1点およびA2点でZ信号とす
ることもできる。
【0033】前記変位点を形成するため、本実施例で
は、回転子12の外周面に配設された複数個の永久磁石
7のうち、1個の軸方向の長さを他のものより短くした
場合(17)を説明したが、このほか、該永久磁石7の
うち、少なくとも1個について、軸方向の長さを他のも
のより長くすること、周方向の長さを他のものより長く
すること、周方向の長さを他のものより短くすること、
残留磁束密度を他のものより大きくすること、残留磁束
密度を他のものより小さくすること、半径方向の長さを
他のものより短くすること、また、材質を非磁性材から
形成することなどがある。
【0034】また、本実施例では、前記回転角検出部4
が2組の検出コイル回路を有し、2組の検出チャンネル
からなる場合について説明したが、該検出部4が1組の
検出コイル回路を有し、1組の検出チャンネルからなる
場合もよいことは当然である。
【0035】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
回転角検出部内蔵形電動機によれば、回転子の外周面に
配設された複数個の永久磁石のうち、少なくとも1個が
他のものに比べて磁気的に変化されているので、電動機
の運転中、回転子の回転角を検出するとともに、回転子
1回転につき1パルスに相当する信号、すなわちZ信号
を併せて発生させることができる。また、このZ信号を
使って1回転内で回転子の回転角を絶対値で算出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転角検出部内蔵形電動機の一実施例
を示す構成断面図である。
【図2】回転子の正面図である。
【図3】回転子の回転角と、図5による、サインコイル
ペアSa,Sbの中点電位から得られる電圧信号VA 、
コサインコイルペアSc,Sdの中点電位から得られる
電圧信号VB との関係を示す図で、図3(a)は回転角
が0度から180度まで、図3(b)は回転角が180
度から360度までの場合を示す。
【図4】従来の回転角検出部内蔵形電動機の構成断面図
である。
【図5】回転角検出部のサインコイルペアSa、Sdお
よびコサインコイルペアSb、Scの作動時の結線図で
ある。
【符号の説明】
1,11 固定子 2,12 回転子 4 回転角検出部 5 突極 7 永久磁石 17 短磁石 M 回転角検出部内蔵形電動機 Sa,Sb,Sc,Sd コイル Vad,Vbc 中点電位 VA ,VB 回転角電圧信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に向かって放射状に等ピッチ角で配
    設された複数個の突極を有する固定子と、該突極のそれ
    ぞれに回巻した電動機巻線部と、前記固定子の内周面と
    空隙を介して前記突極に対向するように配設され、その
    極性が外周面に沿って交互に繰り返される複数個の永久
    磁石を有し、かつ回動自在に支持された回転子と、該回
    転子の回転角検出部とからなり、該検出部は、2組の検
    出コイル回路を有し、一方の前記回路は、前記突極の第
    1対に回巻されたコイルに接続され、他方の前記回路
    は、前記突極の第2対に回巻されたコイルに接続され、
    該それぞれ1対にされた各コイルはインダクタンス変化
    が電気角で180度の位相差を有するとともに、該両対
    のコイル間では回転角信号の位相差が90度になるよう
    に前記固定子に配置させ、前記それぞれ1対にされたコ
    イルのインダクタンス変化から、前記回転子回転角の検
    出信号を発生する2組の検出チャンネルからなる回転角
    検出部を内蔵した電動機において、 前記回転子の外周面に配設された前記永久磁石のうち、
    少なくとも1個が他のものに比べて磁気的に変化されて
    いることを特徴とする回転角検出部内蔵形電動機。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    軸方向の長さが他のものより短いことを特徴とする請求
    項1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    軸方向の長さが他のものより長いことを特徴とする請求
    項1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  4. 【請求項4】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    周方向の長さが他のものより長いことを特徴とする請求
    項1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  5. 【請求項5】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    周方向の長さが他のものより短いことを特徴とする請求
    項1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  6. 【請求項6】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    残留磁束密度が他のものより大きいことを特徴とする請
    求項1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  7. 【請求項7】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    残留磁束密度が他のものより小さいことを特徴とする請
    求項1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  8. 【請求項8】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    半径方向の長さが他のものより短いことを特徴とする請
    求項1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  9. 【請求項9】 前記永久磁石のうち、少なくとも1個の
    材質が非磁性材から形成されることを特徴とする請求項
    1に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
  10. 【請求項10】 前記回転角検出部が1組の検出コイル
    回路を有し、1組の検出チャンネルからなることを特徴
    とする請求項1ないし請求項9のいずれかひとつの請求
    項に記載の回転角検出部内蔵形電動機。
JP24010596A 1996-09-11 1996-09-11 回転角検出部内蔵形電動機 Pending JPH1089911A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110260775A (zh) * 2018-03-12 2019-09-20 瑞萨电子株式会社 旋转角度传感器系统和半导体器件

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CN110260775A (zh) * 2018-03-12 2019-09-20 瑞萨电子株式会社 旋转角度传感器系统和半导体器件
CN110260775B (zh) * 2018-03-12 2022-09-02 瑞萨电子株式会社 旋转角度传感器系统和半导体器件

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