JPH07234707A - プログラマブルコントローラのアドレス管理方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラのアドレス管理方法

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JPH07234707A
JPH07234707A JP2682494A JP2682494A JPH07234707A JP H07234707 A JPH07234707 A JP H07234707A JP 2682494 A JP2682494 A JP 2682494A JP 2682494 A JP2682494 A JP 2682494A JP H07234707 A JPH07234707 A JP H07234707A
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JP
Japan
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address
input
programmable controller
signal
data memory
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JP2682494A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Omori
重信 大森
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力信号の配線ミスの被害を最小限に抑え
る。 【構成】 入出力ユニット1B,2,3の入出力信号を
CPUモジュール1A内のデータメモリ40に対してC
PU10が読み書きする際に、入出力ユニット毎に先頭
アドレスを定める。この先頭アドレスから実使用の信号
点数分だけ連続的にデータメモリ40に対してCPU1
0が読み書きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器を自動制御す
るプログラマブルコントローラのアドレス管理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラは予
め用意されたシーケンスプログラムを一定周期で実行す
ることにより電子機器を自動制御することが知られてい
る。このようなプログラマブルコントローラでは電子機
器から遠距離通信用の信号レベルで転送される情報信号
を入出力ユニットに入力する。入出力ユニットでは入力
した情報信号をプログラマブルコントローラ側で処理可
能な信号レベルに変換する。このような入出力ユニット
は複数台がプログラマブルコントローラに接続される。
後から増設目的で接続可能な入出力ユニットは増設ユニ
ットと呼ばれる。
【0003】プログラマブルコントローラは情報信号の
入出力を一括して行うために、従来は、未使用の信号を
含めて入出力ユニットが取り扱い可能な信号の個数分だ
けプログラマブルコントローラ内のメモリの記憶領域を
確保していた。
【0004】このような信号記憶方法は、上記メモリの
中に未使用の領域が大幅に生じ経済的でないことから使
用する信号のみ記憶領域を確保する方法が新たに提案さ
れている。この方法では信号入出力ユニットが取り扱い
可能な信号の中で制御対象の電子機器と信号線が接続さ
れている信号の個数がシステム運転に先立ってプログラ
マブルコントローラで計数される。この計数結果が示す
個数分の信号を記憶するための記憶領域がプログラマブ
ルコントローラ内部のメモリに確保される。このような
処理を行うことにより未使用の信号(信号線が接続され
ていないが入出力ユニット側では取り扱い可能な信号)
を内部メモリから排除し、メモリを有効利用することが
可能になってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】情報信号群の中に新た
な情報信号を増設することや、逆に情報信号群の中の特
定信号を削除することは増設ユニットでは頻繁に行われ
る。しかしながら、このような信号の新設や削除に伴う
内部処理アドレスの変更や特に接点番号の変更はユーザ
にとっては煩雑なものとなる。具体的な一例をあげる。
シーケンスプログラム上で識別番号B100〜B179
の接点が内部アドレス1000〜1079に対応づけら
れ、転送用アドレス2000〜2079に対応づけられ
ているものとする。
【0006】ここで、接点信号を増設する必要が生じ、
種々の事情からその新設の信号の識別名をB150とつ
けたい場合、ユーザはシーケンスプログラム上の現在の
B150以降の接点番号を1だけづらした番号につけか
えなければならない。さらに、増設ユニットの信号の接
続も上述の接点番号に対応させて変更しなければならな
い。
【0007】しかるに、シーケンスプログラム上では接
点信号の新設をしておいて増設ユニットの信号接続を1
つ間違えると間違えた信号以降の信号全てについてシー
ケンスプログラムの識別番号との対応関係が崩れてしま
う。増設ユニットの接続が正常でもシーケンスプログラ
ム上での識別番号の付け間違いが起きた場合にも同様の
ことが言える。このような事態が生じると制御対象の機
器は誤動作してしまう。
【0008】特に、最近のプログラマブルコントローラ
では入出力ユニットで実際に使用されている信号のみを
前詰めでプログラマブルコントローラ内に保存記憶する
のでなおさら対応付けのミスを阻止しにくい。
【0009】上述の点に鑑みて、本発明の目的は、入出
力信号の接続ミスやシーケンスプログラム上の信号識別
番号の記載ミスが発生しても制御対象の電子機器に与え
る被害を最小限に留めることが可能なプログラマブルコ
ントローラのアドレス管理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、制御対象機器とプ
ログラマブルコントローラ本体との間で複数の入出力ユ
ニットを介して授受する実使用の信号をプログラマブル
コントローラ本体内部のデータメモリにCPUの連続的
なアドレス指定により記憶しておくプログラマブルコン
トローラのアドレス管理方法において、前記データメモ
リの前記複数の入出力ユニットの各々に対応する先頭ア
ドレスを予め定め、当該定められた先頭アドレスを示す
アドレス情報をメモリに予め記憶しておき、前記CPU
は入出力ユニットに対して前記情報信号を送信/受信す
るに際し、前記メモリに格納されたアドレス情報の示す
先頭アドレスから前記データメモリに対して読み/書き
することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て前記アドレス情報をプログラミング装置から前記プロ
グラマブルコントローラに対して入力し、前記メモリ上
のアドレス情報を可変設定可能としたことを特徴とす
る。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の発明に加え
て前記入出力ユニットは増設可能な増設ユニットである
ことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、制御対象機器とプログ
ラマブルコントローラ本体との間で複数の入出力ユニッ
トを介して授受する実使用の信号をプログラマブルコン
トローラ本体内部のデータメモリにCPUの連続的なア
ドレス指定により記憶しておき、前記入出力ユニットは
前記信号を授受するための複数のスロットを有するプロ
グラマブルコントローラのアドレス管理方法において、
前記データメモリの前記複数のスロットの各々に対応す
る先頭アドレスを予め定め、当該定められた先頭アドレ
スを示すアドレス情報をメモリに予め記憶しておき、前
記CPUは入出力ユニットに対して前記情報信号を送信
/受信するに際し、前記メモリに格納されたアドレス情
報の示す先頭アドレスから前記データメモリに対して連
続的に読み/書きすることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の発明に加え
て前記アドレス情報をプログラミング装置から前記プロ
グラマブルコントローラに対して入力し、前記メモリ上
のアドレス情報を可変設定可能としたことを特徴とす
る。
【0015】
【作用】請求項1および請求項4の発明は部品交換の単
位となる入出力ユニットやスロットごとにデータメモリ
上の先頭アドレスを設定し、CPUはこの先頭アドレス
を示すアドレス情報を用いて実使用の信号のデータメモ
リに対する読み/書きを行う。
【0016】請求項2および請求項5の発明は先頭アド
レスを変更することにより入出力ユニットやスロットの
取り扱う信号点数の変更に対処する。
【0017】請求項3の発明は信号の変更が多い増設ユ
ニットに対して請求項2の発明を適用することによりユ
ーザのプログラミング装置の操作を簡素化する。
【0018】
【実施例】以下、図面を使用して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0019】図1は本発明を適用したプログラマブルコ
ントローラシステムのシステム構成を示す。図1におい
て、プログラマブルコントローラ(以下、基本ユニット
と称する)1、増設ユニット2〜4が増設バスケーブル
5に接続されている。基本ユニット1はCPUモジュー
ル(プログラマブルコントローラ本体)1Aおよび入出
力ユニット1Bから構成される。CPUモジュール1A
および入出力ユニット1Bの間は固定接続である。
【0020】CPUモジュール1Aは制御対象の電子機
器の制御内容をシーケンスプログラムにより決定する。
入出力ユニット1Bは、交換可能な複数のスロットから
構成され、各スロットに搭載された信号変換回路により
制御対象の電子機器との間で授受する信号のレベル変換
が行われる。以後、電子器との間で授受する信号を入出
力信号と総称することにする。
【0021】増設ユニット2,3,4は上記複数のスロ
ットを有し、入出力信号を増設するとき増設ケーブル5
に接続する。基本ユニットや増設ユニットに用いる入出
力ユニットは従来からよく知られているものを使用でき
るので詳細な説明を省略する。
【0022】このようなシステム構成において転送デー
タの記憶にに用いられるアドレスの管理方法を図2、図
3を用いて説明する。
【0023】各増設ユニットはたとえば、1スロットあ
たり10点、8スロット分の計80点の信号を取り扱い
可能であり、転送アドレスは例えばアドレス1000を
先頭として与えているものとする。従って、第1番目の
増設ユニット2のアドレス空間は1000〜1079の
範囲となる。第2番目の増設ユニット3は1080〜1
159のアドレス空間となる。各入出力ユニット50点
の信号を実際に使用(実使用)するもとする。
【0024】この場合、従来ではプログラマブルコント
ローラ内部に確保するメモリ領域は1入出力ユニットあ
たり50点であるが、本実施例では50+10点分であ
る。ここで、10点は今後の信号の追加を見越した予備
の点数である。このために、プログラマブルコントロー
ラ内部のメモリアドレスは増設ユニットに対して先頭ア
ドレスとして500を与えると、アドレス空間は500
〜559となる。
【0025】第2の増設ユニット3に対応するメモリア
ドレスのアドレス空間は560〜619となる。このよ
うにして定めた各増設ユニットのアドレス空間を先頭ア
ドレスの形態で図2に示すようにプログラマブルコント
ローラに予め登録しておく。この先頭アドレス値はユー
ザの指示で可変設定可能である。本実施例では、このよ
うに設定されたアドレス空間を使用するモードと、従来
のように未使用の信号を省いた前詰めのアドレス空間を
使用するモードを切り換えることができる。
【0026】このために、上述の先頭アドレス情報の最
前部に上記モードを切り替えを示す設定情報を格納する
(図2参照)。
【0027】本実施例ではプログラマブルコントローラ
内のメモリのアドレス範囲に予備の分を持たせる対象を
増設ユニットだけに限定することなく、基本ユニットを
含めたスロット単位とすることができる。このための従
来モードとの切り替えの有無を示す設定情報と、各スロ
ットに対応の、プログラマブルコントローラのメモリ先
頭アドレスを図3に示すようにプログラマブルコントロ
ーラ内に登録しておく。本実施例では、増設ユニット単
位でのアドレス管理(図2)モードおよびスロット単位
でのアドレス管理(図3)の一方を使用するときは他方
を使用しないように設定する。両方のモードを使用しな
いときは従来の前詰めにアドレスを割り当てるモードが
設定される。
【0028】次にこのようなアドレス管理モードで情報
信号のメモリアクセスを行うCPUモジュール1Aにつ
いて説明する。CPUモジュール1Aのシステム構成を
図4に示す。図4において、CPU10、ROM20、
RAM30、データメモリ40、インターフェース50
がバス60に接続されている。バス60はバススイッチ
70を介して外部バス80と接続される。外部バス80
に対して図1の基本ユニット1や増設ユニット2、、お
よび入出力ユニット1Bが接続される。
【0029】CPU10はROM20に格納されたシス
テムプログラムに基づき、装置全体のシステム制御を司
るほか、RAM30内のユーザプログラム領域に格納さ
れたシーケンスプログラムを実行して出力信号の内容を
決定する。このシーケンス演算の際にデータメモリ40
に格納された入力信号が読み出される。また内容が決定
された出力信号はデータメモリ40に記憶される。この
後、出力信号は一括してCPU10により読み出され、
バススイッチ70を介して対応の入出力ユニットまたは
増設ユニットに送られる。
【0030】また入出力ユニットまたは増設ユニットに
おいて入力された入力信号は一括してCPU10により
読み出され、データメモリ40に書き込まれる。このと
きのデータメモリ40に対する読み書きの際に上述の先
頭アドレス情報が使用される。この動作については後で
詳述する。
【0031】RAM30には上述のシーケンスプログラ
ムの他に図2および図3に示す先頭アドレス情報および
設定情報を登録する。この登録情報を電源断の後も残し
ておきたい場合にはRAM30に電池のバックアップを
施したり、RAMに代わり、EEPROMのような書き
換え可能な不揮発性メモリを使用するとよい。
【0032】インターフェース50はローダと呼ばれる
プログラミング装置と接続し、上記登録情報、CPU1
0に対する動作指示、シーケンスプログラム等の情報を
CPU10に引き渡す(入力する)。バススイッチ70
は入出力信号の転送時、バス60と外部バス80を接続
する。
【0033】このようなシステム構成でCPUモジュー
ル1Aが実行する入出力信号の転送処理を図5を主に参
考にして説明する。図5はCPU10が実行する制御手
順を示し、プログラム言語の形態でROM20に予め格
納されている。また、増設ユニット毎のアドレス管理モ
ードおよびそのモードでの増設ユニットに対応のデータ
メモリ40上の割り当てアドレス(図2参照)がRAM
30上に予め設定されているものとする。またシステム
運転に先立って、従来と同様、入出力ユニットで実使用
されている入出力ユニットごとの信号点数がCPU10
により計数され、RAM30に格納されている。
【0034】システム運転が開始され、入出力信号の転
送タイミングになると、アドレス管理モードの識別のた
めにCPU10は、RAM30上の増設ユニット毎のア
ドレス設定情報を読み出し、その情報内容を判別する
(図6のS20→S30)。この例では肯定判定が得ら
れる。CPU10は基本ユニット1の入出力ユニット1
Bの先頭アドレス(現モードで固定)を設定する。
【0035】入出力ユニット1Bから先頭アドレスの信
号(通常、データバスのビット数と同じ個数)が読み出
されると、CPU10は、現在、入出力ユニット1Bの
読み出しに用いているアドレスに一定数を加えてデータ
メモリ40用の書き込みアドレスを設定し、入出力ユニ
ット1Bから読み出した信号をデータメモリ40に対し
て書き込む(図5のS40→S50)。以下、CPU1
0は以下、アドレスを1づつ更新しながら入出力ユニッ
ト1Bで実使用されている信号点数だけ信号を読み出
し、データメモリ40に書き込んで行く(S60→S5
0のループ処理)。
【0036】CPU10は、以下、実使用点数分の入力
信号の転送を行う。出力信号の場合はデータメモリ40
から読み出した信号を入出力ユニット1Bに送信する。
入出力ユニット1Bの入出力信号の転送を終了すると、
ここで、CPU10は図2の第1増設ユニット2の先頭
アドレス(データメモリ40上の先頭アドレスを示すア
ドレス情報)を読み出す(S60→S70)。CPU1
0は予め固定化されている第1増設ユニット2の転送用
先頭アドレスを設定し、たとえば入力信号を読み出す
と、この読み出しの信号を上述の先頭アドレスを用いて
データメモリ40に書き込む(S70→S80)。
【0037】以下、CPU10は増設ユニット用先頭ア
ドレス、データメモリ用先頭アドレスからアドレスを1
ずつ更新しながらそのユニットで実使用分の入出力信号
の転送を行う。
【0038】以下、各増設ユニット毎に図2の先頭アド
レスに基づきデータメモリ40への連続アクセスがなさ
れる(S80〜S70のループ処理)。このようにして
全ての増設ユニットの入出力信号の転送を終了すると、
CPU10は図5の制御手順を終了し、シーケンス演算
を開始する。このシーケンス演算においてデータメモリ
にアクセスするためのアドレスはシーケンスプログラム
の中に含まれている信号識別番号を用いて四則演算式に
よりCPU10が算出することになる。
【0039】従来では、入出力ユニット1Bの実使用の
入出力信号の最終アドレス(データメモリ40上のアド
レス)に1を加えた値すなわち、前詰めに定めた値がデ
ータメモリに対する増設ユニット2の入出力信号の先頭
読み書きアドレスとなる。これに対して本実施例では、
RAM30上に登録された図2の先頭ドレス情報が示す
値が先頭の読み書きアドレスとなることが従来との相違
点である。ユーザは2つの入出力ユニットの間に数点分
の予備(空隙)を設けるようにデータメモリ40上の各
入出力ユニットの先頭アドレスを登録することは既に述
べた。このことにより前のユニットの信号アドレスの順
番に狂いが生じてもその狂いは前の入出力ユニット1台
のみとなり、後の入出力ユニットは正しいアドレスでデ
ータメモリ40への読み書きがなされる。
【0040】以上の例ではデータメモリ40上の増設ユ
ニットの入出力信号を記憶する領域の間に空隙を設ける
例を示したが、空隙を設ける単位をスロット単位とした
場合は図5の判定処理で増設ニット毎のアドレス設定情
報がなしを示すので、CPU10の実行手順が図6のS
100→S110へと移行し、ここでスロット毎のアド
レス設定情報が確認される。このため、基本ユニット1
の入出力ユニット1Bおよび増設ユニット2、3、、、
の入出力信号はスロット単位で前詰めでデータメモリ4
0に連続的にアクセスされる。なお、各スロット間にア
ドレスの空隙が設けられることは言うまでもない。
【0041】図2および図3の設定情報を共になしとす
ると図6のS110でこの旨が識別され、従来通り、全
ての入出力信号が前詰めでデータメモリ40に対して読
み書きされる(S140〜S150のループ処理)。
【0042】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0043】1)本実施例では増設ユニット毎にデータ
メモリ40の先頭アドレスを設定するモードと全ユニッ
トに対してスロット毎に先頭アドレスを設定するモード
を設けている。しかしながら増設ユニットのみをスロッ
ト単位で先頭アドレスを設定してもよく、ユーザの所望
の形態にするとよい。
【0044】2)本実施例ではデータメモリ40の記憶
領域間に空隙を設けているが、メモリの節約を図りたい
ときは空隙を設けず、各増設ユニットあるいはスロット
に割り当てた先頭アドレス情報を用いて入出力信号の転
送を行うとよい。
【0045】3)本実施例では先頭アドレス情報をユー
ザがプログラミング装置を用いて指示するようにしてい
るが、たとえば各入出力ユニットの実使用点数は従来手
法により自動計数できるので、ユーザは共通の空隙の大
きさを指示すると、簡単な算術演算で各入出力ユニット
に対応のデータメモリ上の先頭アドレスが求まる。そこ
でこの算術演算をCPU10に実行させ、演算の結果、
求まる先頭ドレスをCPU10によりRAM30に登録
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項4の発明によればデータメモリ内を入出力ユニット
またはスロット単位で区切って使用することになる。各
区切られたメモリ領域のいずれかのメモリ領域の信号格
納順序がずれたとしても他のメモリ領域は正しい順序で
信号が格納される。
【0047】請求項2、5の発明では、先頭アドレスを
可変設定できるので、取り扱い点数の異なる入出力ユニ
ットやスロットを組み合わせて使用できる。
【0048】請求項3の発明では、固定接続で配線ミス
のない基本ユニットの入出力ユニットを除き、先頭アド
レスの設定を行うユニットを増設ユニットに限定するこ
とによりユーザのプログラミング装置の操作労力労力を
軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明実施例のデータメモリのアドレス構成を
示す説明図である。
【図3】本発明実施例のデータメモリのアドレス構成を
示す説明図である。
【図4】図1のCPUモジュール1Aのシステム構成を
示すブロック図である。
【図5】図4のCPU10が実行する処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】図4のCPU10が実行する処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 基本ユニット 2、3、4 増設ユニット 10 CPU 20 ROM 30 RAM 40 データメモリ 50 インターフェース 60 バス 70 バススイッチ 80 外部バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 13/14 7230−5B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象機器とプログラマブルコントロ
    ーラ本体との間で複数の入出力ユニットを介して授受す
    る実使用の信号をプログラマブルコントローラ本体内部
    のデータメモリにCPUの連続的なアドレス指定により
    記憶しておくプログラマブルコントローラのアドレス管
    理方法において、 前記データメモリの前記複数の入出力ユニットの各々に
    対応する先頭アドレスを予め定め、当該定められた先頭
    アドレスを示すアドレス情報をメモリに予め記憶してお
    き、 前記CPUは入出力ユニットに対して前記情報信号を送
    信/受信するに際し、前記メモリに格納されたアドレス
    情報の示す先頭アドレスから前記データメモリに対して
    読み/書きすることを特徴とするプログラマブルコント
    ローラのアドレス管理方法。
  2. 【請求項2】 前記アドレス情報をプログラミング装置
    から前記プログラマブルコントローラに対して入力し、
    前記メモリ上のアドレス情報を可変設定可能としたこと
    を特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラのアドレス管理方法。
  3. 【請求項3】 前記入出力ユニットは増設可能な増設ユ
    ニットであることを特徴とする請求項2に記載のプログ
    ラマブルコントローラのアドレス管理方法。
  4. 【請求項4】 制御対象機器とプログラマブルコントロ
    ーラ本体との間で複数の入出力ユニットを介して授受す
    る実使用の信号をプログラマブルコントローラ本体内部
    のデータメモリにCPUの連続的なアドレス指定により
    記憶しておき、前記入出力ユニットは前記信号を授受す
    るための複数のスロットを有するプログラマブルコント
    ローラのアドレス管理方法において、 前記データメモリの前記複数のスロットの各々に対応す
    る先頭アドレスを予め定め、当該定められた先頭アドレ
    スを示すアドレス情報をメモリに予め記憶しておき、 前記CPUは入出力ユニットに対して前記情報信号を送
    信/受信するに際し、前記メモリに格納されたアドレス
    情報の示す先頭アドレスから前記データメモリに対して
    連続的に読み/書きすることを特徴とするプログラマブ
    ルコントローラのアドレス管理方法。
  5. 【請求項5】 前記アドレス情報をプログラミング装置
    から前記プログラマブルコントローラに対して入力し、
    前記メモリ上のアドレス情報を可変設定可能としたこと
    を特徴とする請求項4に記載のプログラマブルコントロ
    ーラのアドレス管理方法。
JP2682494A 1994-02-24 1994-02-24 プログラマブルコントローラのアドレス管理方法 Pending JPH07234707A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334441A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Hitachi Ltd シーケンス制御装置
US7856278B2 (en) 2005-03-15 2010-12-21 Omron Corporation Programmable controller device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856278B2 (en) 2005-03-15 2010-12-21 Omron Corporation Programmable controller device
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