JPH07234607A - 電子写真式印刷装置のヒ−トロ−ル温度検出装置 - Google Patents

電子写真式印刷装置のヒ−トロ−ル温度検出装置

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JPH07234607A
JPH07234607A JP6028077A JP2807794A JPH07234607A JP H07234607 A JPH07234607 A JP H07234607A JP 6028077 A JP6028077 A JP 6028077A JP 2807794 A JP2807794 A JP 2807794A JP H07234607 A JPH07234607 A JP H07234607A
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JP
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temperature
heat
heat roll
heater
roll
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JP6028077A
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English (en)
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Yoshihiko Sano
嘉彦 佐野
Kiyomi Tsuchiya
清美 土屋
Takashi Nagasu
剛史 長洲
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ヒ−トロ−ルの加熱時間が所定時間を越えた
場合にエラ−信号を発生するようにした電子写真式印刷
装置において、ヒ−トロ−ルの検温装置故障時に上記エ
ラ−信号が発生されないという問題や、電源遮断後ヒ−
トロ−ル温度がまだ十分高いときに電源を再投入すると
正常な検温装置が異常であると誤判断される問題を解決
する。なお、上記検温装置は、ヒ−トロ−ル温度が所定
値以下の場合に温度信号を発生し、所定値以上の場合に
は発生しない。 【構成】 ステップ50〜52が本発明を示す部分であ
る。ステップ42のヒ−トロ−ルの回転開始後、ステッ
プ50にて一定の待ち時間を設けてヒ−トロ−ルを冷却
する。この間にヒ−トロ−ル温度が所定値に達したこと
を示すヒ−タレディ信号が発生さた場合にはステップ5
2にてエラ−信号を発生する。ヒ−タレディ信号が発生
されない場合はステップ43以降に示す従来動作を実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式印刷装置に
関わり、とくに非接触の検温素子を有するヒ−トロ−ル
温度制御系の異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のカット紙用電子写真式印刷
装置の構成図である。
【0003】帯電器6により一様に帯電された感光ドラ
ム5の表面にレ−ザ光により文字像の静電潜像が書き込
まれる。現像機7はこの静電潜像にトナ−を与えて可視
像化する。用紙4はピックベルト2によりホッパ1より
取り出され、搬送ロ−ル3により転送される。
【0004】転送された用紙4は転写器8により感光ド
ラム5上のトナー像を転写された後、剥離器9により感
光ドラム5から引き離され、搬送ベルト10によりヒ−
トロ−ル11とバックアップロ−ル12に送られて加
熱、加圧され、トナ−像が用紙4に定着される。定着さ
れた用紙4はスタッカ13に収容される。
【0005】上記の工程において、印刷中はヒ−トロ−
ル11とバックアップロ−ル12が圧接されて用紙4に
対するニップ部を形成し、印刷終了後はヒ−トロ−ル1
1が開いて所定速度で回転し、その温度が制御される。
【0006】このヒ−トロ−ル11の温度計測には、サ
−ミスタ等の検温センサをヒ−トロ−ル11表面に接触
させる方式と、例えば温度(キュ−リ点)にて透磁率が
急変する検温素子をヒ−トロ−ル11表面に貼り付け、
ヒ−トロ−ル11表面から離して配置した検温センサに
より温度に対応する磁束変化を検出する非接触方式が用
いられている。
【0007】上記接触方式は構造が比較的簡単ではある
もの、ヒ−トロ−ル11表面を損傷する恐れがあり、と
くに高速電子写真式印刷装置ではヒ−トロ−ル11が高
速回転するため、検温センサとの接触によりヒ−トロ−
ル11や検温センサ等が損傷されやすいという問題があ
った。
【0008】このため、最近の高速電子写真式印刷装置
ではヒ−トロ−ル11の温度制御には上記非接触方式が
採用されている。
【0009】上記非接触方式においては、ヒ−トロ−ル
11の表面温度が上記検温素子固有の検知温度より低い
場合には、検温センサが検温素子と対向する都度パルス
を発生し、ヒ−トロ−ル11の表面温度が上記固有の検
知温度より高い場合にはパルスを発生しないように動作
する。
【0010】したがって、上記パルスが発生している間
は、ヒ−トロ−ル11の表面温度が低いのでヒ−トロ−
ル11を加熱し、上記パルスが発生しなくなったらヒ−
トロ−ル11の加熱を停止するようにして、ヒ−トロ−
ル11の温度制御を行なっていた。
【0011】図6は上記ヒ−トロ−ル11の温度制御動
作を説明するフロ−チャ−トである。図6において、ス
テップ40にて電源投入したり、あるいは異常発生によ
りヒ−トロ−ル11の加熱を遮断した後に電源を再投入
すると、ステップ41にてヒ−タ駆動制御回路はヒ−タ
リセット信号(H−RST−P)を発生し、ステップ4
2にてヒ−トロ−ル11を回転する。
【0012】次いでステップ43にて、ヒ−タ駆動制御
回路はヒ−タオン信号(H−ON−P)を出力して例え
ば4秒間隔でヒ−タを断続的に加熱する。次いでステッ
プ44にてヒ−トロ−ル11の表面温度が設定値(上記
検温素子固有の検知温度)に達したか否かを監視し、設
定値に達した場合にはステップ45にてヒ−タレディ信
号(H−RDY−P)を発生し、ステップ46に移って
印刷を開始する。
【0013】また、上記ヒ−タオンから所定時間経過し
てもヒ−タレディ信号が発生されない場合はヒ−タやそ
の制御系に異常があると考えられるので、ステップ47
にてヒ−タオンからヒ−タレディまでの時間を監視し、
これが所定時間より長ければ異常状態と判定して、ステ
ップ48にてエラ−信号を発生していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、上記ヒ−タオンからヒ−タレディ信号H−RDY−
Pまでの時間が長すぎた場合、すなわち、所定の時間幅
を越えた場合をのみ異常として検出していた。
【0015】しかし、例えばヒ−トロ−ル11上の検温
素子が破損したり、ヒ−トロ−ル11から剥離したりし
た場合には、上記パルスが始めから発生しないのでヒ−
タオン直後にヒ−タレディ信号が発生される。この結
果、ヒ−トロ−ル11が加熱不足のまま印刷開始される
ので、未定着の印刷用紙が出力されるという問題があっ
た。
【0016】また、検温素子が正常に動作している場合
において、ヒ−トロ−ル11が十分加熱された状態で電
源を遮断し、その直後に電源を再投入すると、ヒ−トロ
−ル11がまだ高温の状態にあるのでヒ−タレディ信号
が直ちに発生される。このこと自体は異常動作ではない
が、電源投入直後にヒ−タレディ信号が発生するという
状況が検温素子が破損した場合と同一なので、電源投入
直後のヒ−タレディ信号発生の有無により、検温素子や
検温センサ等の故障を判別できないことも問題であっ
た。
【0017】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
改善して、印刷用紙が未定着のまま出力されることのな
い、電子写真式印刷装置のヒ−トロ−ル温度検出装置を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題は、電源投入
後、ヒ−トロ−ルを一旦冷却してから加熱することによ
り解決することができる。すなわち、電源投入からヒ−
タ温度が上昇するまでにはある程度の時間がかかるの
で、この間に検温センサからのパルスが発生されれば検
温素子は正常、発生されなければ検温素子は異常と判断
することができる。
【0019】したがって本発明では、ヒ−トロ−ルの回
転開始に応じてヒ−トロ−ルの加熱を開始し、ヒ−トロ
−ル面の温度を温度検出手段により検出してヒ−トロ−
ル面が所定温度に到達した場合には、ヒ−タレディ信号
を発生して用紙面に転写されたトナ−像の定着動作を開
始し、所定時間経過後においてもヒ−タレディ信号が発
生されない場合にはエラ−検出信号を発生するようにし
た電子写真式印刷装置において、ヒ−トロ−ルの回転開
始後にヒ−トロ−ル加熱動作を所定時間停止する手段
と、このヒ−トロ−ルの加熱停止時間経過後に上記温度
検出手段の出力信号よりヒ−トロ−ルの温度を判別する
手段と、上記温度判別手段がヒ−トロ−ル温度が所定値
以上であると判別した場合にエラ−検出信号を発生する
手段とを備えるようにする。
【0020】
【作用】上記ヒ−トロ−ルの回転開始後、ヒ−トロ−ル
加熱動作を所定時間停止する手段によりヒ−トロ−ルが
一旦冷却される。上記ヒ−トロ−ルの温度判別手段は、
上記加熱停止時間後にヒ−タレディ信号が発生されるか
否かを判別し、エラ−検出信号を発生する手段は、ヒ−
タレディ信号が発生された場合にエラ−検出信号を発生
する。また、ヒ−タレディ信号が発生されなければ、従
来装置と同様にしてヒ−タの加熱を開始し、ヒ−トロ−
ルが所定温度に達したならば印刷を開始する。
【0021】
【実施例】図1は本発明による非接触方式電子写真式印
刷装置の構成図である。
【0022】図1において、ヒ−トロ−ル11はDCサ
−ボモ−タ等の駆動モ−タ14により回転駆動される。
モ−タ駆動回路21は駆動モ−タ14に取付けられたエ
ンコ−ダ15からの信号(ENC−P)を用いて駆動モ
−タ14の回転速度を例えば29インチ/sec等の所定
値に回転制御する。
【0023】ヒ−トロ−ル11の表面には固有の検知温
度で磁束が急激に変化する検温素子17が取付けられ、
この検温素子17の回転円周面上に対向して検温センサ
18が非接触に設けられる。検温センサ18の出力信号
は増幅器19により適宜増幅される。
【0024】ヒ−タ駆動制御回路20は増幅器19の出
力信号(TH−SNS−P)を用いてヒ−トロ−ル11
内のヒ−タランプ16の通電を制御する。検温素子17
が検温センサ18に対向したときにヒ−トロ−ル11の
表面温度が検出されるので、ヒ−タ駆動制御回路20は
エンコ−ダ15からの信号より検温素子17と検温セン
サ18が対向するタイミングを判定し、このタイミング
信号に同期して増幅器19の出力信号(TH−SNS−
P)を取り込み、検温素子17の温度がその固有の検知
温度以下の場合にはヒ−タランプ16を加熱し、検知温
度以上の場合にはヒ−タランプ16を加熱しない。
【0025】また、ヒ−トロ−ル11の表面はテフロン
等によりコ−ティングされているが、このコ−ティング
厚は例えば0.3〜0.5mm程度に薄いので、検温素子
17の温度はヒ−トロ−ル11の表面温度とほぼ等しく
なっている。通常、ヒ−トロ−ル11の表面温度は20
0℃程度に制御されるので、これに合わせて検温素子1
7には固有の検知温度が200℃程度のものを用いる。
【0026】図2はヒ−タ駆動制御回路20の動作を説
明する部分詳細回路、図3はそのタイミングチャ−トで
ある。以下、図2、図3の動作を図4に示したフロ−チ
ャ−トに示した手順に従って説明する。
【0027】図4のステップ40にて電源を投入する
と、ステップ41にて図2に示すヒ−タ駆動制御回路2
0内のマイコン25がヒ−タリセット信号(H−RST
−P)を発生してフリップフロップ27をリセットし、
次いでステップ42にてヒ−トロ−ル11の回転が開始
され、検温素子17の温度が上記所定値より低い場合に
は検温センサ18が温度検出信号(TH−SNS−P)
を出力する。この温度検出信号は検温素子17が1個の
場合にはヒ−トロ−ル11の1回転当たり1個のパルス
となる。検温素子17の温度が上記所定値より高くなる
と上記パルスは発生しない。また、エンコ−ダ15はヒ
−トロ−ル11の1回転当たり例えば100パルス分の
エンコ−ダ信号(ENC−P)を発生する。
【0028】従来装置では、図4において上記ステップ
42からステップ43に飛んでステップ48までの動作
を行なっていた。このようなステップ42からステップ
48までの動作によると、上記したように検温素子17
が破損したり、ヒ−トロ−ル11から剥離したりした場
合には上記パルスが発生されないので、ヒ−トロ−ル1
1が十分加熱されていると誤判断して、加熱不足のまま
印刷を開始して印刷用紙が未定着のまま出力するという
問題があった。そこで本発明では図4の点線内に示した
ステップ50〜52を追加して上記問題を解決する。
【0029】まず、従来装置の上記問題点を具体的に説
明する。
【0030】ステップ42にてヒ−トロ−ル11の回転
開始すると、図2のカウンタ26は上記ENC−P信号
をカウントし、温度検出信号(TH−SNS−P)によ
りリセットされる。検温素子17が正常に動作している
場合には、カウンタ26はヒ−トロ−ル11の1回転に
相当するENC−P信号の100カウント毎にリセット
される。また、カウンタ26はENC−P信号を150
カウントしたときにカウントアップ信号を出力するよう
になっている。したがって正常動作時にはカウントアッ
プ信号が出力されず、150カウントを越えても温度検
出信号(TH−SNS−P)が発生しない場合にカウン
トアップ信号が出力される。
【0031】図3の上から4つの波形の左側の部分はこ
のような正常動作時の波形を示し、カウンタ26はEN
C−P信号を150カウントする前にTH SNS−P
信号によりリセットされるので、カウンタ26の出力は
ロウレベルに保たれている。
【0032】そして、ステップ43ではマイコン25が
ヒ−トロ−ル11の回転開始とほぼ同時にヒ−タオン信
号(H−ON−P)を出力し、フリップフロップ28を
セットしてその出力1をハイレベルにする。これに応じ
てアンドゲ−ト29はマイコン25が生成する4sec
−CLK−P信号との論理和出力信号(H−DRV−
P)を出力して、ヒ−タランプ16を4秒間隔で断続的
に加熱する。
【0033】この加熱によりヒ−トロ−ル11の表面温
度が上昇して例えば200℃の設定値に達すると、図3
の右側の波形のように温度検出信号(TH−SNS−
P)が出力されなくなるので、カウンタ26はリセット
されなくなり、ENC−P信号を150カウントしてカ
ウントアップ信号(ハイ)を出力する。このカウントア
ップ信号によりフリップフロップ27がセットされて、
その出力1より得られるハイレベル信号が図4のステッ
プ45に示したヒ−タレディ信号(H−RDY−P)と
してマイコン25に伝えられ、ステップ46に移って印
刷が開始される。
【0034】一方、ステップ44ではマイコン25が上
記温度検出信号(TH−SNS−P)の発生継続を監視
し、TH−SNS−P信号が上記ヒ−タオンから所定時
間経過しても発生されない場合には、ステップ47にて
異常状態と判定してステップ48に移りエラ−信号を発
生する。
【0035】しかし、上記従来の制御系では、検温素子
17が破損したり、ヒ−トロ−ル11から剥離したりす
ると、図4のステップ42の直後から温度検出信号(T
H−SNS−P)が発生しないので、カウンタ26はE
NC−P信号を直ちに150カウントし、これに応じて
ヒ−タレディ信号(H−RDY−P)を発生する。この
結果、ヒ−トロ−ル11が加熱不足のまま印刷開始され
るので、印刷用紙が未定着のまま出力されるという問題
があった。
【0036】また、検温素子17が正常な場合において
も、印刷装置を稼働して電源遮断後、すぐに電源を再投
入すると、ヒ−トロ−ル11の温度がまだ十分に高いの
で、ヒ−タレディ信号(H−RDY−P)が直ちに発生
される。この状態は上記検温素子17が故障した場合と
区別がつかないので、ヒ−タレディ信号(H−RDY−
P)の発生時期より検温素子17の異常を確実に検出す
ることができなかった。この問題は、電源投入後、ヒ−
トロ−ル11を十分に冷却してから、ヒ−タレディ信号
(H−RDY−P)が直ちに発生するか否かを検出する
ことにより解決することができる。すなわち、ヒ−トロ
−ル11が冷えた状態でヒ−タレディ信号(H−RDY
−P)が直ちに発生すれば、検温素子17が故障してい
ると判定することができる。また、直ちに発生しない場
合は検温素子17のパルス出力に応じてヒ−タが加熱さ
れるので検温素子17は正常と判定することができる。
【0037】このため本発明では、図6に示した従来装
置のフロ−チャ−ト内に、図4に示す点線内のステップ
50〜52を追加する。
【0038】図4において、ステップ50にてヒ−トロ
−ル11の回転開始からヒ−トロ−ル11を冷却するに
十分な一定の時間(例えば10秒間)の待ち時間を設定
し、この待ち時間経過後にステップ44と同様のステッ
プ51に移ってヒ−タレディか否かをチェックする。す
なわち、ここで図2のカウンタ26は温度検出信号(T
H−SNS−P)をリセット信号としてENC−P信号
を計数し、この間に温度検出信号(TH−SNS−P)
が発生しなければ150パルスを計数して出力を立ち上
げ、ヒ−タレディ信号(H−RDY−P)を発生する。
【0039】このヒ−タレディ信号(H−RDY−P)
がステップ50の待ち時間後に直ちに発生された場合
は、検温素子17は異常なのでステップ52に移ってエ
ラ−検出信号を発生する。
【0040】ヒ−タレディ信号(H−RDY−P)が発
生されない場合は、既に説明したステップ43以降の動
作を実行し、ヒ−タレディ信号(H−RDY−P)の発
生に応じて印刷を開始し、ヒ−タレディ時間内にヒ−タ
レディ信号(H−RDY−P)が発生されない場合には
エラ−検出信号を発生する。
【0041】なお、上記ステップ50の待ち時間設定
は、ヒ−タ駆動制御回路20内にタイマ回路を設けた
り、また、マイコン25により設定することができる。
【0042】以上の動作により、印刷装置を稼働して電
源遮断後、すぐに電源を再投入した場合も含めて検温素
子17の故障や異常を確実に検出することができる。
【0043】なお、上記実施例においては、非接触方式
のヒ−トロ−ル温度検出装置を用いたが、本発明では、
故障時にヒ−トロ−ルが所定の温度を越えたことを示す
偽の温度信号を発生するものであれば、他のヒ−トロ−
ル温度検出装置を用いても同様の効果を得ることができ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明では、ヒ−トロ−ル温度を検出す
る検温素子が破損したり、ヒ−トロ−ルから剥離したり
した場合にエラ−検出信号を発生するので、印刷用紙の
定着不良を未然に防止することができる非接触温度検出
方式の高速電子写真式印刷装置を提供することができ
る。
【0045】また、電源遮断後、すぐに電源を再投入し
た場合に検温素子を故障と誤認する、従来装置のエラ−
検出システムの問題点を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子写真式印刷装置の構成図であ
る。
【図2】図1におけるヒ−タ駆動制御回路の部分的詳細
回路図である。
【図3】図2の動作を説明するタイムチャ−トである。
【図4】本発明による電子写真式印刷装置の動作を説明
するフロ−チャ−トである。
【図5】従来の電子写真式印刷装置の概要を説明する構
成図である。
【図6】従来の電子写真式印刷装置の動作を説明するフ
ロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1…ホッパ、2…ピックベルト、3…搬送ロ−ラ、4…
用紙、5…感光ドラム、6…帯電器、7…現像器、8…
転写器、9…剥離器、10…搬送ベルト、11…ヒ−ト
ロ−ル、12…バックアップロ−ル、13…スタッカ、
14…駆動モ−タ、15…エンコ−ダ、16…ヒ−タラ
ンプ、17…検温素子、18…検温センサ、19…増幅
器、20…ヒ−タ駆動制御回路、21…モ−タ駆動回
路、25…マイコン、26…カウンタ、27、28…フ
リップフロップ、29…アンドゲ−ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒ−トロ−ルの回転開始に応じてヒ−ト
    ロ−ルの加熱を開始し、ヒ−トロ−ル面の温度を温度検
    出手段により検出してヒ−トロ−ル面が所定温度に到達
    した場合には、ヒ−タレディ信号を発生して用紙面に転
    写されたトナ−像の定着動作を開始し、所定時間経過後
    においてもヒ−タレディ信号が発生されない場合にはエ
    ラ−検出信号を発生するようにした電子写真式印刷装置
    において、ヒ−トロ−ルの回転開始後ヒ−トロ−ル加熱
    動作を所定時間停止する手段と、このヒ−トロ−ルの加
    熱停止時間経過後に上記温度検出手段の出力信号よりヒ
    −トロ−ルの温度を判別する手段と、上記温度判別手段
    がヒ−トロ−ル温度が所定値以上であると判別した場合
    にエラ−検出信号を発生する手段とを備えたことを特徴
    とする電子写真式印刷装置のヒ−トロ−ル温度検出装
    置。
JP6028077A 1994-02-25 1994-02-25 電子写真式印刷装置のヒ−トロ−ル温度検出装置 Withdrawn JPH07234607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192869A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009192869A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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