JPH07233602A - 陸屋根床部からの立ち上がり部の防水構造 - Google Patents

陸屋根床部からの立ち上がり部の防水構造

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JPH07233602A
JPH07233602A JP2445894A JP2445894A JPH07233602A JP H07233602 A JPH07233602 A JP H07233602A JP 2445894 A JP2445894 A JP 2445894A JP 2445894 A JP2445894 A JP 2445894A JP H07233602 A JPH07233602 A JP H07233602A
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良三 澤西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐水性ボード支持構造の作業性を向上させ、
かつ製作コストの低減を図るとともに、笠木を安定して
立ち上がり部に固定する。 【構成】 陸屋根立ち上がり部2前面に耐水性ボード6
を設け、その上下端は上下ホルダー11、12により支
持する。上ホルダー11は笠木8に一体成形されてお
り、笠木8を立ち上がり部2上面に取付けることによっ
て設ける。下ホルダー12は押え材層5にビス止めす
る。取付部材7はその前後縁が笠木8側に立ち上がって
その内面に接したのち下向きとなる係止片7aとなって
おり、この係止片7aの先端が笠木8の取付片8aに係
止する。笠木8は、取付部材7にその係止片7aが笠木
8内面と取付片8a間に嵌まって取付られており、その
状態は安定する。笠木8の継目aには水切り部材10を
嵌めて浸水を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パラペットや屋上塔
屋など、陸屋根床部からの立ち上がり部前面に耐水性ボ
ードを設けた防水構造に関するものである。
【0002】
【技術的背景】陸屋根の防水処理は、図38に示すよう
に、床部防水層3に続いて立ち上がり部2に防水層4を
形成している。その床部1の防水層3上面に押え材層5
を形成するとともに、立ち上がり防水層4の前面には耐
水性ボード6を設けている。この耐水性ボード6は、そ
の上下端を上下ホルダー11、12によって支持され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この防水構造におい
て、立ち上がり部2上面を笠木8により被った従来のも
のは、同図に示すように上ホルダー11が笠木取付部材
7に取付けられている。その上ホルダー11は立ち上が
り部2全長に亘って設けなければならず、その従来の取
付部材7への取付けは、ボルト14などによって行って
いた。この作業は煩わしく改善が望まれていた。
【0004】一方、実開昭58−89516号公報に開
示され、図39、40に示すように、笠木8に上ホルダ
ー11を一体に形成したものがある。この技術は、同図
に示すように、笠木8の継目aの立ち上がり部2上面に
鎖線のごとく平板状取付部材7を少し浮いた状態でビス
cにより仮止めし、その浮かした隙間に笠木8の係止片
8aを嵌め込む。このとき、図39に示すように、ビス
cがあることにより、両笠木8、8は隙間をもって連結
され、その隙間からビスcを締付けて笠木8を固定す
る。
【0005】この技術では、笠木8の両端でしか取付部
材7による固定をし得ないため、取付安定性から、笠木
8をあまり長くできない問題がある。さらに、継目aの
間隙は、浸水防止のため、カバーSによって被うことと
なるが、上面からの被いは美感上好ましくない。
【0006】この発明は、上記の実情の下、上ホルダー
付き笠木の立ち上がり部への取付け状態を安定化するこ
と、及び美感上好ましい形態で笠木間の水切りを行い得
るようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、上述の笠木及び耐水性ボード
を用いた陸屋根の防水構造において、下記の点乃至
の構成をなしたのである。
【0008】 上記笠木8の前側下面に上記耐水性ボ
ード6の上端が嵌合する上ホルダー11がその笠木8と
一体に形成されている。 上記笠木8は、上記立ち上がり部2上面にその上面
に固定の取付部材7を介して取付けられ、その取付部材
7は、立ち上がり部2前後方向の板状長尺ものであり、
その前後縁はそれぞれ下向きの係止片7a、7aとなっ
ている。
【0009】 上記笠木8の内面前後には上記取付部
材7の係止片7a、7a先端が係止する又はビス止めさ
れる内向きの取付片8a、8aが形成されている。
【0010】 上記笠木8の内面後側の取付片8aを
その内面後壁下端に形成し、笠木8の内面前壁下端内側
には上記上ホルダー11を連接片11aを介し連接し
て、この連接片11aによって笠木8前壁と上ホルダー
11の間に嵌合溝13を形成する。
【0011】 上記笠木8の継目aにおける嵌合溝1
3と上記内面後側の取付片8aの間に、笠木8内面に沿
う水切り部材10を前記継目aを被って嵌合する。
【0012】また、立ち上がり壁前面の立ち上がり部又
は顎部における防水構造にあっては、下記の’乃至
’の構成としたのである。
【0013】’上記笠木8’の前側下面に上記耐水性
ボード6の上端が嵌合する上ホルダー11がその笠木
8’と一体に形成されている。 ’上記立ち上がり部2a又は顎部2a上面の笠木8’
内側には笠木8’用取付部材7’が固定され、その取付
部材7’は、上記立ち上がり部2a又は顎部2a前後方
向の板状長尺ものであり、その前縁は、下向きの係止片
7aとなっている。
【0014】’上記笠木8’の前側内面には上記取付
部材7’の係止片7a先端が係止する又はビス止めされ
る内向きの取付片8aが形成されている。
【0015】’上記笠木8’の前壁下端内側に上記上
ホルダー11を連接片11aを介し連接して、この連接
片11aによって笠木8’前壁と上ホルダー11の間に
嵌合溝13を形成する。
【0016】’上記笠木8’の継目aにおいて、笠木
8’内面に沿う水切り部材10’を、その前端を上記嵌
合溝13に嵌め、後端を上記立ち上がり壁2’前面に固
定して又はその壁面に固定の取付片14に支持して、前
記継目aを被う。
【0017】上記笠木8、8’の内側の取付片8aは、
上ホルダー11に設けることができ、また連結片11a
で兼ねてもよい。このとき、取付部材7、7’と水切り
部材10、10’を一体ものとすることができる。
【0018】また、上ホルダー11上面と笠木8、8’
内面の間に介在物bを設けるとよく、連結片11aには
その全長に亘り所要間隔に透孔11cを形成するとよ
い。
【0019】
【作用】このように構成するこの発明に係る防水構造に
あっては、従来と同様に、立ち上がり部2、2a又は顎
部2a上面に取付部材7、7’を固定したのち、その取
付部材7、7’を介してその上面全長に亘って笠木8、
8’を取付ける。このとき、取付部材7、7’の係止片
7aに笠木8、8’の取付片8aを係止する又は嵌合溝
13を嵌め込む。また、水切り部材10、10’は笠木
8、8’の取付片8aと嵌合溝13間に嵌める。一方、
床部1又は立ち上がり部2、2a前面下部には下ホルダ
ー12を設け、笠木8、8’に設けた上ホルダー11と
その下ホルダー12の間に耐水性ボード6を嵌める。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
以下の効果〜を発揮する。
【0021】 取付部材7、7’に笠木8、8’を嵌
め込みで取付けるようにしたので、笠木8、8’をその
長さ方向の途中においても取付部材7、7’で支持する
ことができる。このため、笠木8、8’を安定して取付
けることができ、耐水性ボード6の支持も安定する。
【0022】 水切り部材10、10’も、笠木8、
8’に嵌め込みで取付け、その嵌め込み状態で、笠木
8、8’の長さ方向に移動させることができるため、継
目aに容易に対応することができ、内側からその継目a
を被うため、美感上も好ましいものとなる。
【0023】 取付片8aが上ホルダー11に設けて
あれば、笠木8、8’と取付部材7の嵌め合い力の反力
が上ホルダー11に直接に伝わり、上ホルダー11を耐
水性ボード6上端に圧接し、その支持がより安定する。
【0024】
【実施例】図1に示すように、床部1全面に防水層3を
形成し、その防水層3の端は、立ち上がり部2の前面か
ら上面に至らせ(防水層4)、シール材9によりシール
する。防水層3の上には押えコンクリート(押え材層)
5を打設する。
【0025】立ち上がり部2の上面はその長さ方向に亘
って複数の笠木8を設けて防水する。この笠木8は、立
ち上がり部2上面の適宜個所に取付部材7をビス止め
し、図2に示すようにこの取付部材7に嵌めて設ける。
取付部材7は図4に示すように両側(前後)縁が立ち上
がったのち水平に延びて下向きとなる係止片7a、7a
となっており、その中間の長孔7bにビスcを通して立
ち上がり部2上面に固定する。この取付部材7に笠木8
を嵌める際、係止片7aを撓ませて被せることとなり、
その撓みの反力によって係止片7aは、笠木8の上内面
と取付片8a間に嵌まって笠木8をしっかり支持する。
【0026】笠木8の継目aには図5に示す水切り部材
10を図3に示すように後端取付片8aと嵌合溝13の
間に嵌める。この水切り部材10を両笠木8、8間に亘
らすには、一方の笠木8内に水切り部材10を全て没し
た状態で、他方の笠木8を突き合わせて取付け、そのの
ち、笠木8の下面から手でもって水切り部材10を他方
の笠木8側に移動する。この作業は耐水性ボード6を嵌
める前に行なう。水切り部材10は複数条のリブ10a
が形成されており、笠木8の継目aからの浸水はこのリ
ブ10a間を流れて、完全な防水効果が得られる。
【0027】水切り部材10は、図6に示すように取付
部材7と一体にしたものとすることができ、このもの
は、笠木8の継目aにおいて使用し、前側の係止片7a
は嵌合溝13に嵌める。
【0028】笠木8は、前壁下端内面に下向きコ字状の
上ホルダー11が連接片11aを介して一体成形されて
おり、その上ホルダー11の下端に取付片8aが形成さ
れている。この取付片8aと笠木8上内面間及び外側端
(後壁下端)の取付片8aと笠木8上内面間に取付部材
7の係止片7a、7aを嵌めて笠木8を取付ける(図2
参照)。
【0029】一方、押えコンクリート層5には下ホルダ
ー12をビス(ボルト)止めし、上ホルダー11と下ホ
ルダー12の間に耐水性ボード6を嵌める。このとき、
上下ホルダー11、12と耐水性ボード6の間にクッシ
ョン材などの介在物aを入れるとよい(図10、11、
22乃至24参照)。
【0030】図7乃至図9に示す実施例は、立ち上がり
壁2’の前面に立ち上がり部2a又は顎部2aを設けた
構成のその立ち上がり部2a又は顎部2aの防水構造に
関するものであり、笠木8’の後端は上向きの取付片
8’cを介在板14を介在して立ち上がり壁2’にビス
止めすることにより固定する。また、取付部材7’及び
水切り部材10’も後端を介在板14に当てがい、介在
板14をビスc(アンカーボルト)止めすることにより
支持する。
【0031】笠木8’は、その前壁(上ホルダー11)
の取付片8aを取付部材7’の係止片7aに係止し、取
付片8’cをビス止めすることにより立ち上がり壁2’
上面に取付ける。
【0032】なお、図10に示すように、上ホルダー1
1上面の笠木8、8’内に介在物bを介在することもで
きる。通常、笠木8、8’は3〜4mの長さで、一本当
り2〜3個の支持部材7、7’を設けるが、耐水性ボー
ド6の上ホルダー11への無理な嵌め込み等によってそ
の支持部材7、7’間の笠木8、8’が変形する恐れが
あり、このとき、介在物bがあると、笠木8、8’上壁
と上ホルダー11と位置関係が変化せず、その恐れが少
なくなる。介在物bはクッション材、樹脂成形品等を選
択でき、ピース物が好ましい。
【0033】上ホルダー11は、図11乃至図26に示
すなどの形状のものが考えられ、要は、耐水性ボード6
上端を嵌めて支持し得る形状ならいずれでもよい。これ
らの上ホルダー11の形状に、取付部材7、7’、水切
り部材10、10’の形状を対応させることは言うまで
もない。このとき、図23、24、25に示すように取
付部材7と上ホルダー11をボルトdで止めたり、図2
6に示すようにビスe止めしてもよい。また、図25、
図26に示すように、耐水性ボード6を上ホルダー11
にビスe(ボルトd)止めすることもできる。さらに、
上ホルダー11には、図34に示すように、通気及び水
切り用の穴11c又は切り溝11bを形成することがで
きる。
【0034】なお、前述の各実施例においては、笠木
8、8’を取付部材7、7’に取付ける際、後側の取付
片8aに係止片7aを嵌めたのち(係止したのち)、前
側を嵌めることが好ましいが、図27、28に示すよう
に、水切り部材兼用の取付部材7、7’の場合、逆の嵌
め込みでも支障がない。この兼用の場合も、図29に示
すように、耐水性ボード6を上ホルダー11にビスe止
めしたり、ボルト止めもし得る。取付部材7、7’の前
側係止片7aは、取付部材7、7’が水切り部材10、
10’と一体のものでない場合でも、嵌合溝13に嵌る
ようにしてもよい。すなわち、前側取付片7aを連結片
11aで兼用してもよい。
【0035】笠木8の内側(前側)の取付片8aは、上
ホルダー11に形成しなくても、図30鎖線で示すよう
に上ホルダー11で兼用したり、同図及び図31に示す
ように笠木8の内面から直接に設けてもよい。このと
き、笠木8の前後動を阻止する突起8a’を設けるとよ
い。また、笠木8の外側(後側)の取付片8aは、図3
2(a)、(b)に示すように、取付部材7、水切り部
材10を別々に支持する構成とし得る。さらに、介在板
14は、図33に示すように、笠木8’と一体ものとし
得る。この場合、取付部材7’、水切り部材10’は横
からスライドさせて嵌める。
【0036】下ホルダー12は、床部1でなく、図3
5、36に示すように立ち上がり部2(立ち上がり壁
2’)前面下部に取付けてもよく、さらに、耐水性ボー
ド6の下端は下ホルダー12によらずとも、例えば図3
7に示すようにモルタルtによるなど、周知の手段を採
用し得る。
【0037】笠木8、8’は、その幅方向中程で分割
し、その分割縁を重ね合わせて接合したり、嵌め合わせ
たりした分割型とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の一部切欠斜視図
【図2】同実施例の要部断面図
【図3】同実施例の要部断面図
【図4】同実施例の笠木取付部材の斜視図
【図5】同実施例の笠木用水切り部材の斜視図
【図6】水切り部材兼用取付部材の斜視図
【図7】他の実施例の要部断面図
【図8】他の実施例の要部断面図
【図9】他の実施例の要部断面図
【図10】他の実施例の要部断面図
【図11】他の実施例の要部断面図
【図12】他の実施例の要部断面図
【図13】他の実施例の要部断面図
【図14】他の実施例の要部断面図
【図15】他の実施例の要部断面図
【図16】他の実施例の要部断面図
【図17】他の実施例の要部断面図
【図18】他の実施例の要部断面図
【図19】他の実施例の要部断面図
【図20】他の実施例の要部断面図
【図21】他の実施例の要部断面図
【図22】他の実施例の要部断面図
【図23】他の実施例の要部断面図
【図24】他の実施例の要部断面図
【図25】他の実施例の要部断面図
【図26】他の実施例の要部断面図
【図27】他の実施例の要部断面図
【図28】他の実施例の要部断面図
【図29】他の実施例の要部断面図
【図30】他の実施例の要部断面図
【図31】他の実施例の要部断面図
【図32】他の実施例の要部断面図
【図33】他の実施例の要部断面図
【図34】上ホルダーの他例の部分斜視図
【図35】耐水性ボード下端支持の他例の断面図
【図36】耐水性ボード下端支持の他例の断面図
【図37】耐水性ボード下端支持の他例の断面図
【図38】従来例の一部切欠斜視図
【図39】従来例の要部断面図
【図40】同従来例の一部切欠斜視図
【符号の説明】
1 床部 2 立ち上がり部 2’ 立ち上がり壁 2a 立ち上がり部、顎部 3、4 防水層 5 押え材層 6 耐水性ボード 7、7’ 笠木取付部材 7a 係止片 8、8’ 笠木 8a 取付片 8’c 上向き取付片 9 シール材 10、10’ 水切り部材 11 上ホルダー 11a 連接片 12 下ホルダー 13 嵌合溝 a 笠木の継目 b 介在物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陸屋根床部1からの立ち上がり部2上面
    は断面コ字状の笠木8を取付けて被われ、その立ち上が
    り部2前面に耐水性ボード6が設けられ、そのボード6
    の上下端は、前記立ち上がり部2前面上部及び床部1に
    又は立ち上がり部2前面上部及び下部にそれぞれ支持さ
    れてなる陸屋根床部1からの立ち上がり部2の防水構造
    であって、下記の点乃至を特徴とすもの。 上記笠木8の前側下面に上記耐水性ボード6の上端
    が嵌合する上ホルダー11がその笠木8と一体に形成さ
    れている。 上記笠木8は、上記立ち上がり部2上面にその上面
    に固定の取付部材7を介して取付けられ、その取付部材
    7は、立ち上がり部2前後方向の板状長尺ものであり、
    その前後縁はそれぞれ下向きの係止片7a、7aとなっ
    ている。 上記笠木8の内面前後には上記取付部材7の係止片
    7a、7a先端が係止する又はビス止めされる内向きの
    取付片8a、8aが形成されている。 上記笠木8の内面後側の取付片8aをその内面後壁
    下端に形成し、笠木8の内面前壁下端内側には上記上ホ
    ルダー11を連接片11aを介し連接して、この連接片
    11aによって笠木8前壁と上ホルダー11の間に嵌合
    溝13を形成する。 上記笠木8の継目aにおける嵌合溝13と上記内面
    後側の取付片8aの間に、笠木8内面に沿う水切り部材
    10を前記継目aを被って嵌合する。
  2. 【請求項2】 陸屋根床部1からの立ち上がり壁2’前
    面の立ち上がり部2a又は顎部2a上面は、笠木8’を
    その後端の上向き取付片8’cを前記立ち上がり壁2’
    前面にビス止めして被われ、前記立ち上がり部2a又は
    顎部2a前面に耐水性ボード6が設けられ、そのボード
    6の上下端は、前記立ち上がり部、顎部2a前面上部及
    び床部1に又は立ち上がり部2a前面上部及び下部にそ
    れぞれ支持されてなる陸屋根床部1からの立ち上がり部
    の防水構造であって、下記の点’乃至’を特徴とす
    るもの。 ’上記笠木8’の前側下面に上記耐水性ボード6の上
    端が嵌合する上ホルダー11がその笠木8’と一体に形
    成されている。 ’上記立ち上がり部2a又は顎部2a上面の笠木8’
    内側には笠木8’用取付部材7’が固定され、その取付
    部材7’は、上記立ち上がり部2a又は顎部2a前後方
    向の板状長尺ものであり、その前縁は下向きの係止片7
    aとなっている。 ’上記笠木8’の前側内面には上記取付部材7’の係
    止片7a先端が係止する又はビス止めされる内向きの取
    付片8aが形成されている。 ’上記笠木8’の前壁下端内側に上記上ホルダー11
    を連接片11aを介し連接して、この連接片11aによ
    って笠木8’前壁と上ホルダー11の間に嵌合溝13を
    形成する。 ’上記笠木8’の継目aにおいて、笠木8’内面に沿
    う水切り部材10’を、その前端を上記嵌合溝13に嵌
    め、後端を上記立ち上がり壁2’前面に固定して又はそ
    の壁面に固定の取付片14に支持して、前記継目aを被
    う。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の立ち上がり部の防
    水構造であって、その笠木8、8’の前側の取付片8a
    を上ホルダー11に設けたことを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の立ち上がり部の防
    水構造であって、その笠木8、8’の内側の取付片8a
    を上記連接片11aで兼ねたことを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の立ち上がり部の防水構造
    であって、上記取付部材7、7’と水切り部材10、1
    0’を一体としたことを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の
    立ち上がり部の防水構造であって、上記上ホルダー11
    上面と笠木8、8’内面の間に介在物bを設けたことを
    特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の
    立ち上がり部の防水構造であって、上記連接片11aに
    その全長に亘り所要間隔に透孔11C を形成したことを
    特徴とするもの。
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