JPH0723291U - 電池寿命検出装置 - Google Patents

電池寿命検出装置

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JPH0723291U
JPH0723291U JP5706593U JP5706593U JPH0723291U JP H0723291 U JPH0723291 U JP H0723291U JP 5706593 U JP5706593 U JP 5706593U JP 5706593 U JP5706593 U JP 5706593U JP H0723291 U JPH0723291 U JP H0723291U
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昌和 小山田
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株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電可能な電池の寿命を的確に検出する。 【構成】 CPU42内にカウンタを設け、各子機2に
用いられている電池Eの充電時にはカウンタのカウント
アップを、また装置の電池が通話中等で放電している時
にはカウントダウンをそれぞれ一定時間毎に行う。そし
て電池Eの電圧が規定値以下に低下したときに上記カウ
ンタの値が電池Eの通常の電圧低下を示す場合は、この
電池Eが寿命に達したものと判断し電池交換を報知す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話機等に用いられ充電が可能な電池の寿命を検出する電池寿命検 出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来コードレス電話装置の子機では、充電が可能な電池が用いられ、常時はこ の電池が充電されるように子機は充電台に載置されている。そして発信時或いは 着信時には、子機は充電台から取り上げられて通話が行われることから、通話中 は電池の放電電流が子機の各部に供給される。その後通話が終了すると子機は充 電台に置かれ、電池への充電が開始される。 このような子機では、電池を充電しないで連続的に使用された場合は、電池の 残量の低下による電池電圧の低下を検出して警告が表示される。この場合この警 告に従って子機を充電台に置くと電池への充電が行われ、電池の容量が元通りに 回復する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような電池は、充電時間の不足等による充電不良の場合は、通常の場合よ り早くその電圧が低下する。また、保証期間より長く使用した場合や単なる電池 不良の場合にも同様に、通常時より早くその電圧が低下する。従来は、このよう な電池の不良原因が判別できず、したがって早期に電圧が低下する電池がその寿 命によるものか否かを的確に判別できないという問題があった。
【0004】 したがって本考案は、充電可能な電池の寿命を的確に検出することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本考案は、各種装置に内蔵され充電が可能な 電池の寿命を検出する電池寿命検出装置において、電池の充電及び放電に応じて ぞれぞれの演算を行う演算部と、電池の電圧レベルを検出する検出手段と、この 検出手段により検出された電圧レベルが規定のレベル以下になったときに演算部 の値が所定の関係にある場合は電池の異常を報知する異常報知手段とを設けたも のである。 また、異常報知手段により異常報知が行われた電池を内蔵する装置を不動作と する手段を設けたものである。
【0006】
【作用】
演算部においては電池の充電及び放電に応じてぞれぞれの演算が行われ、電池 の電圧レベルが規定のレベル以下になったときに上記演算部の値が所定の関係に ある場合は電池の異常が報知される。この結果、電池の電圧レベルが経年変化に よって所定の時間より短い時間に放電したことを検出でき、したがって電池の寿 命を的確に検出し適切な時期に電池交換を行うことができる。 また、異常報知が行われた電池を内蔵する装置は不動作状態に制御される。こ の結果、この装置の電池不良に起因するその後の誤動作を未然に防止できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案について図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係る電池寿命検出装置を適用したシステムの一実施例を示す ブロック図であり、このシステムは親機1と複数の子機21 〜2n とからなるコ ードレス電話装置である。 図1において、親機1は、回線Lからの着信を検出する着信検出回路11、通 話回路12、ダイヤルIC13、PBレシーバ14、CPU15、IDコードを 格納するIDROM16、及び各子機と無線通信を行う無線送受信部17等から 構成されている。
【0008】 また、各子機21 〜2n はそれぞれ、親機1と無線通信を行う無線送受信部4 1、CPU42、表示部43、操作部44、IDコードを格納するIDROM4 5、及び電池Eの電圧を検出する電圧検出回路48等から構成されている。各子 機21 〜2n は、未使用時にはそれぞれ各充電台31 〜3n 上に置かれ、このと き各子機の電池Eは各充電台から充電されている。
【0009】 ここで、回線Lに着信が到来した場合、親機1のCPU15は着信検出回路1 1を介してこの着信を検出する。するとCPU15は、無線送受信部17及びア ンテナAT1を介して該当の子機へ着信データを送信する。この着信データを例 えばアンテナAT21 及び無線送受信部41を介して子機21 のCPU42が受 信した場合、CPU42は、無線送受信部41及び増幅器46を介してスピーカ 47から着信音を送出させる。この着信音の鳴動に対して子機21 で応答通話を 行うために子機21 が充電台31 から取り上げられ操作部44が操作されると、 CPU42はこの操作情報を検出して無線送受信部41等を介し親機1へ応答デ ータを送信する。
【0010】 この応答データは親機1のCPU15で受信され、この場合CPU15はダイ ヤルIC13を介してトランジスタQをオンする。この結果、子機21 の送話器 T,受話器R→無線送受信部41→アンテナAT21 →親機1のアンテナAT1 →無線送受信部17→通話回路→トランジスタQ→ダイオードブリッジDB2→ 回線Lからなる経路が形成され、子機21 の外線通話が行われる。 なお子機21 の通話中には、子機21 は充電台31 と接続されていないため、 通話中の子機21 の各部の電源は電池Eの放電により供給される。その後通話が 終了し、子機21 が充電台31 に置かれると、電池Eの充電が開始される。
【0011】 また、子機21 から発信を行うために子機21 が充電台31 から取り上げられ 操作部44が操作されると、CPU42はこの操作情報を検出して無線送受信部 41等を介し親機1へ応答データを送信する。すると、親機1のCPU15はダ イヤルIC13を介してトランジスタQをオンする。この結果、回線Lのループ が閉成される。続いて、子機21 の操作部43においてダイヤル操作が行われる と、CPU42はこれを検出して親機1へダイヤルデータを送信する。親機1の CPU15はこれを受信してダイヤルIC13を駆動し、受信したダイヤルデー タに応じたダイヤル信号を回線Lへ送出させる。この結果、相手の呼出が行われ 相手の応答により外線通話が行われる。こうした外線発信通話の場合も、上記と 同様、子機21 の各部の電源は電池Eの放電により供給される。
【0012】 このような各子機21 〜2n に用いられ通話毎に充放電を繰り返す電池は、そ の保証期間がメーカーから提示されてはいるものの、その期間は使用状況に応じ て変わるものである。したがって実際に装置に使用している電池の寿命を的確に 検出して適切な時期に電池交換を行う必要がある。 このため本実施例では、装置に用いられている電池の充電時にはカウンタのカ ウントアップを、また装置の電池が通話中等で放電している時にはカウントダウ ンをそれぞれ一定時間(1分)毎に使用状況に応じた数だけカウントするカウン タをCPU42に設け、電池Eの電圧が規定値以下に低下したときに上記カウン タの値が電池Eの通常の電圧低下を示す場合は、この電池Eが寿命に達したもの と判断して電池交換を報知するように構成する。
【0013】 図3(a)は、上記電池Eの特性を示す図であり、図中、aは正常な電池の特 性を示し、bは寿命に達し交換が必要な電池の特性を示している。ここで電池E が満充電の時にはその電圧は3.8Vを示し、かつその時のカウント値は本実施 例では9000カウントであり、これ以上はカウントアップはされない。また、 電池の残量が50%となると通常はその電圧は3.2V(規定値)を示し、かつ この時のカウント値は本実施例では4500カウントである。 また、図3(b)は子機2の表示部43に表示される電池の残量の表示状況を 示す図であり、図中、Aは電池残量が50%以上、Bは電池残量が50%未満、 及びCは電池の要充電をそれぞれ示している。
【0014】 上述したように本実施例では、電池Eが満充電を示ししたがって表示部43の 表示が50%以上の領域Aにある場合は、上記カウンタの値は9000カウント を示している。そして、その後、通話等が行われることにより電池の残量が50 %以下になると表示部43の表示は領域Bに移行し、このときカウンタ値は45 00カウントになる。その後さらに通話等が続行されると電池の残量はさらに無 くなり表示部43の表示は要充電を示す領域Cに移行し、このときのカウント値 は0となる。 したがって、カウンタの値と電池の残量との関係を正確に定めるためには、初 期時にまず電池Eを満充電とすると共に、このときのカウンタの値を9000に 設定してから動作を開始する必要がある。
【0015】 図2は、子機2の動作を示すフローチャートであり、上述した電池Eの寿命を 検出する動作を行うCPU42のフローチャートである。 即ち、ステップST1ではまず初期設定処理を行うと共に、ステップST2へ 移行し子機2の電池Eの充電中を判断する。ここでCPU42には、図示省略し たが、子機2が充電台3に載置され電池Eが充電台3と接続(接触)されること による充電情報が別途入力されるようになっている。 そして、この充電情報がCPU42に与えられることにより、ステップST2 の判定が「Y」となると、ステップST3では、「電池残量のカウントアップ」 即ち、CPU42内に設けたレジスタ等からなる上述のカウンタを一定時間毎に カウントアップする。その後、ステップST4へ移行し発着信処理等、その他の 電話機処理を行いステップST2へ戻る。
【0016】 次に子機2が通話中等の理由によりステップST2の「充電中?」が「N」と なる場合は、ステップST5で電池の残量を示す上述のカウンタを一定時間毎に カウントダウンする。ここでステップST6において、CPU42は電圧検出回 路48を介して電池Eの電圧を検出し、ステップST6においてこの検出レベル が規定レベル(3.2V)より低い低電圧信号か否かを判断する。そしてこれが 「N」となる場合は、ステップST4へ移行し上述のその他の電話機処理を実行 する。
【0017】 また、上記電池Eの検出レベルが規定のレベルより低くステップST6の判定 が「Y」となる場合は、ステップST7へ移行しこのときのカウンタの値が通常 の低電圧を示すカウント値(即ち、4500カウント)以上か否かを判断する。 そしてこれが「N」となる場合は、電池Eの放電による電圧低下とカウンタのカ ウントダウンによるカウント値との関係が通常の状態で推移したということで、 ステップST8で表示部43に対し通常の低電圧表示を行い、ステップST4へ 移行する。なお、このような正常電池の特性は、図3(a)の曲線aに示されて いる。
【0018】 また、電池Eの検出レベルが規定のレベルより低くなったときのカウンタの値 が通常のカウント値以上であり、ステップST7の判定が「Y」となる場合は、 電池Eの放電がカウンタのカウントダウンによるカウント値より早く放電したと いうことで、電池Eが寿命に達したと判断する。なお、このような異常電池の特 性は、図3(a)の曲線bに示されている。 そしてこの場合は、ステップST9で表示部43へ電池不良警告表示を行うと 共に、ステップST10で親機1に対し電池不良を通知する。この結果、親機で は電池不良を通知した子機が通話中であれば回線Lを保留状態にすると共に、例 えば着信時にはこの電池不良を通知した子機に対しては呼出を行わず、かつこの 子機からの発信を阻止して、電池不良の子機の動作を不動作状態とする。この結 果、子機の電池の不良に基づくその後の誤動作を未然に防止することができる。
【0019】 なお、本実施例では、カウンタを設けて電池Eの充電及び放電に応じてそれぞ れカウントアップ及びカウントダウンを行うようにしているが、逆に充電時にカ ウントダウンを行い、放電時にカウントアップを行っても良く、種々の変形が自 在である。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、各種装置に内蔵され充電が可能な電池の 寿命を検出する電池寿命検出装置において、演算部,電池電圧を検出する検出手 段及び異常報知手段を設け、上記演算部は電池の充電及び放電に応じてぞれぞれ の演算を行うと共に、電池の電圧レベルが規定のレベル以下になったときに演算 部の値が所定の関係にある場合は電池の異常を報知するようにしたので、電池の 電圧レベルが経年変化によって所定の時間より短い時間に放電したことが検出で き、したがって電池の寿命を的確に検出して適切な時期に電池交換が行える。 また、異常報知が行われた電池を内蔵する装置を不動作としたので、この装置 の電池不良に起因するその後の誤動作を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電池寿命検出装置を適用したシス
テムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記電池寿命検出装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】上記装置により検出される電池の特性を示す図
である。
【符号の説明】
1 親機 21 〜2n 子機 31 〜3n 充電台 11 着信検出回路 12 通話回路 13 ダイヤルIC 15,42 CPU 17,41 無線送受信部 43 表示部 44 操作部 48 電圧検出回路 E 電池

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種装置に内蔵され充電が可能な電池の
    寿命を検出する電池寿命検出装置において、 前記電池の充電及び放電に応じてぞれぞれの演算を行う
    演算部と、前記電池の電圧レベルを検出する検出手段
    と、この検出手段により検出された前記電圧レベルが規
    定のレベル以下になったときに前記演算部の値が所定の
    関係にある場合は前記電池の異常を報知する異常報知手
    段とを備えたことを特徴とする電池寿命検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電池寿命検出装置におい
    て、 前記異常報知手段により異常報知が行われた電池を内蔵
    する装置を不動作とする手段を設けたことを特徴とする
    電池寿命検出装置。
JP1993057065U 1993-09-29 1993-09-29 電池寿命検出装置 Expired - Lifetime JP2607636Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016170620A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 新コスモス電機株式会社 警報器

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