JPH08180908A - コードレス電話機の蓄電池残量検知方式 - Google Patents
コードレス電話機の蓄電池残量検知方式Info
- Publication number
- JPH08180908A JPH08180908A JP6322475A JP32247594A JPH08180908A JP H08180908 A JPH08180908 A JP H08180908A JP 6322475 A JP6322475 A JP 6322475A JP 32247594 A JP32247594 A JP 32247594A JP H08180908 A JPH08180908 A JP H08180908A
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- Japan
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- storage battery
- voltage
- transmission
- unit
- voltage value
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓄電池の残量検知がいかなる状態環境におい
ても、正確な残量警告を行うことができるコードレス電
話機の蓄電池残量検知方式を提供することを目的とす
る。 【構成】 蓄電池１７の残量が低減したときに送信時お
よび受信時の蓄電池１７の電圧の変化値を正確に判定す
るために、電圧値判定部１９を設けた。そして送信直前
の畜電池１７の電圧値と、送信中の最も低下した電圧値
と、送信直後の電圧値を制御部１５にて比較を行い、送
信直前の電圧値と送信中最も低下した電圧値の差の値に
より、減電圧を判定し表示部１６で警告を発するように
したものである。
ても、正確な残量警告を行うことができるコードレス電
話機の蓄電池残量検知方式を提供することを目的とす
る。 【構成】 蓄電池１７の残量が低減したときに送信時お
よび受信時の蓄電池１７の電圧の変化値を正確に判定す
るために、電圧値判定部１９を設けた。そして送信直前
の畜電池１７の電圧値と、送信中の最も低下した電圧値
と、送信直後の電圧値を制御部１５にて比較を行い、送
信直前の電圧値と送信中最も低下した電圧値の差の値に
より、減電圧を判定し表示部１６で警告を発するように
したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆無線電話基地局と
家庭用無線電話親機に無線通信によって接続可能なコー
ドレス電話機の蓄電池残量検知方式に関するものであ
る。
家庭用無線電話親機に無線通信によって接続可能なコー
ドレス電話機の蓄電池残量検知方式に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、コードレス電話機は、その便利
性、経済性での向上とともに、広く利用されるようにな
ってきた。以下、図面を参照しながら従来のコードレス
電話機の蓄電池残量検知方式について説明する。
性、経済性での向上とともに、広く利用されるようにな
ってきた。以下、図面を参照しながら従来のコードレス
電話機の蓄電池残量検知方式について説明する。
【０００３】図２は従来のコードレス電話機のブロック
ダイヤグラム図であって、子機の蓄電池残量検知方式を
示すものである。また図３は同送受信時における蓄電池
の電圧変化図、図４は同温度による蓄電池の放電特性図
である。
ダイヤグラム図であって、子機の蓄電池残量検知方式を
示すものである。また図３は同送受信時における蓄電池
の電圧変化図、図４は同温度による蓄電池の放電特性図
である。
【０００４】図１において、１は電話番号入力のための
プッシュボタンやその他の機能を有するボタンおよびス
イッチ等で構成される操作部、２は送話および電話信号
を制御する音声処理部、３はコードレス電話機親機（図
示せず）と電波の送受信を行うアンテナ部、４はコード
レス無線電話装置の信号処理を司る無線部、５は無線部
４の送信および受信を制御しまたは親機と識別信号交換
等を行う制御部、６は操作部１の操作結果および無線部
４の動作状態等を制御部５により表示される表示部、７
は蓄電池、８は蓄電池７の減電圧を検知する減電圧検知
部である。
プッシュボタンやその他の機能を有するボタンおよびス
イッチ等で構成される操作部、２は送話および電話信号
を制御する音声処理部、３はコードレス電話機親機（図
示せず）と電波の送受信を行うアンテナ部、４はコード
レス無線電話装置の信号処理を司る無線部、５は無線部
４の送信および受信を制御しまたは親機と識別信号交換
等を行う制御部、６は操作部１の操作結果および無線部
４の動作状態等を制御部５により表示される表示部、７
は蓄電池、８は蓄電池７の減電圧を検知する減電圧検知
部である。
【０００５】以上のように構成された従来のコードレス
電話の子機の蓄電池残量検知方式について、以下その動
作を説明する。まず、通話中または待ち受け中に関わら
ず、減電圧検知部８は常に蓄電池７の電圧を検知し通話
中または待機中に、蓄電池７の起電力残量が少なくなり
電圧が低下し、所定の閾値電圧になると、減電圧検知部
８は検知した結果を制御部５に送出し、制御部５は蓄電
池７が残量低下の警告を表示部６に表示するか、または
通話中であれば音声処理部２の受話器への警告音を重畳
し発するなどで、通話操作者へ警報を行っている。
電話の子機の蓄電池残量検知方式について、以下その動
作を説明する。まず、通話中または待ち受け中に関わら
ず、減電圧検知部８は常に蓄電池７の電圧を検知し通話
中または待機中に、蓄電池７の起電力残量が少なくなり
電圧が低下し、所定の閾値電圧になると、減電圧検知部
８は検知した結果を制御部５に送出し、制御部５は蓄電
池７が残量低下の警告を表示部６に表示するか、または
通話中であれば音声処理部２の受話器への警告音を重畳
し発するなどで、通話操作者へ警報を行っている。
【０００６】また、無線部４の通信方式が時分割双方通
信等の場合、図３の送受信時における蓄電池の電圧変化
図に示されるように、一般的に２ミリ秒から０．５ミリ
秒と極めて短い時間の送信および受信時間を交互に繰り
返しながら通信を行っているので、蓄電池の残量が限界
に近い状態では、同図に表しているようなＴ１（ｖ）や
Ｒ１（ｖ）等のような変動を生ずる。この変動は、通常
では送信状態の方が消費電流が多いので送信時間ＯＮの
ほうが受信時間ＯＮの時より電圧低下が激しい。従って
これらの変動を誤検知し電池残量が少ないと、減電圧検
知部８が誤判定しないように、対策として簡易的には、
減電圧検知部８に平滑キャパシタを用いたり、普及的に
は制御部５で送信または受信以外のタイミング即ち図２
でのａ１，ａ２，ａ３等のような時点にのみ、判定を行
うような策を施し対応している。
信等の場合、図３の送受信時における蓄電池の電圧変化
図に示されるように、一般的に２ミリ秒から０．５ミリ
秒と極めて短い時間の送信および受信時間を交互に繰り
返しながら通信を行っているので、蓄電池の残量が限界
に近い状態では、同図に表しているようなＴ１（ｖ）や
Ｒ１（ｖ）等のような変動を生ずる。この変動は、通常
では送信状態の方が消費電流が多いので送信時間ＯＮの
ほうが受信時間ＯＮの時より電圧低下が激しい。従って
これらの変動を誤検知し電池残量が少ないと、減電圧検
知部８が誤判定しないように、対策として簡易的には、
減電圧検知部８に平滑キャパシタを用いたり、普及的に
は制御部５で送信または受信以外のタイミング即ち図２
でのａ１，ａ２，ａ３等のような時点にのみ、判定を行
うような策を施し対応している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のコードレス電話の子機の蓄電池残量検知方式で
は、次のような問題点があった。すなわち、図４は温度
による蓄電池の放電特性を示すものであって、図中、Ｅ
１（ｖ）は減電圧閾値検知レベル、Ｅ２（ｖ）は蓄電池
使用限界電圧、２は低温時における蓄電池の放電特性、
ｂは常温における同放電特性、ｃは高温時における同放
電特性である。図４に示すように、蓄電池の周囲温度お
よび蓄電池の種類の違いにより放電特性が異なり、電圧
値判定部での閾値Ｅ１（ｖ）で判定した場合、それぞれ
の温度でＡ，Ｃ，Ｅにおいて蓄電池残量低下の警告を発
する。つまり、ｃの高温時ではｔ５で蓄電池残量低下の
警告を発しｔ６まで通話ができる。しかしながら図４に
おいてａの低温時では、Ａの時点で警告を発し、実際に
はｔ１よりさらにｔ２まで使用しても何等さしつかえな
いといった、十分な残量があるにもかかわらず蓄電池残
量の警告を早く発していることになり、通話操作者は電
池残量には敏感であるので不要な困惑を招くことが発生
することがあるといった問題点を有していた。
た従来のコードレス電話の子機の蓄電池残量検知方式で
は、次のような問題点があった。すなわち、図４は温度
による蓄電池の放電特性を示すものであって、図中、Ｅ
１（ｖ）は減電圧閾値検知レベル、Ｅ２（ｖ）は蓄電池
使用限界電圧、２は低温時における蓄電池の放電特性、
ｂは常温における同放電特性、ｃは高温時における同放
電特性である。図４に示すように、蓄電池の周囲温度お
よび蓄電池の種類の違いにより放電特性が異なり、電圧
値判定部での閾値Ｅ１（ｖ）で判定した場合、それぞれ
の温度でＡ，Ｃ，Ｅにおいて蓄電池残量低下の警告を発
する。つまり、ｃの高温時ではｔ５で蓄電池残量低下の
警告を発しｔ６まで通話ができる。しかしながら図４に
おいてａの低温時では、Ａの時点で警告を発し、実際に
はｔ１よりさらにｔ２まで使用しても何等さしつかえな
いといった、十分な残量があるにもかかわらず蓄電池残
量の警告を早く発していることになり、通話操作者は電
池残量には敏感であるので不要な困惑を招くことが発生
することがあるといった問題点を有していた。
【０００８】そこで本発明は前記従来の問題点に留意
し、蓄電池の残量検知がいかなる状態環境においても、
正確な残量警告を行うことができるコードレス電話機の
蓄電池残量検知方式を提供することを目的としている。
し、蓄電池の残量検知がいかなる状態環境においても、
正確な残量警告を行うことができるコードレス電話機の
蓄電池残量検知方式を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、コ
ードレス電話機の蓄電池残量検知方式において、蓄電池
の残量が低減したときに送信時および受信時の蓄電池の
電圧の変化値を正確に判定するために、電圧値判定手段
を設けたものである。
ードレス電話機の蓄電池残量検知方式において、蓄電池
の残量が低減したときに送信時および受信時の蓄電池の
電圧の変化値を正確に判定するために、電圧値判定手段
を設けたものである。
【００１０】
【作用】本発明は上記した構成により、電圧値判定手段
により送信中または受信中での蓄電池の電圧値を送信時
間または受信時間より十分速い周期で測定し結果の電圧
値情報において、送信直前の蓄電池の電圧値と、送信中
の最も低下した電圧値と、送信直後の電圧値を制御部に
て比較を行い、送信直前の電圧値と送信中最も低下した
電圧値の差の値が、メモリー部等に記憶されている所定
の値に達していると判定した場合には表示部に警告を発
し通話操作者に知らせ、さらに送信直前の電圧値と送信
直後の電圧値の送信時間に対する傾きを計算し、メモリ
ーに蓄積しておいて傾きの時間が所定の蓄電池の減電圧
値に達するまでの時間を計算し予測し、結果を表示部に
表示することで通話操作者に警告を与える機能を持つこ
とになる。また待機中において受信のみが繰り返される
状態のときには、送信中に換えて受信中の繰り返しにお
いて同様の処理を行い、通話操作者に前記同様の警告を
行うこともできる。
により送信中または受信中での蓄電池の電圧値を送信時
間または受信時間より十分速い周期で測定し結果の電圧
値情報において、送信直前の蓄電池の電圧値と、送信中
の最も低下した電圧値と、送信直後の電圧値を制御部に
て比較を行い、送信直前の電圧値と送信中最も低下した
電圧値の差の値が、メモリー部等に記憶されている所定
の値に達していると判定した場合には表示部に警告を発
し通話操作者に知らせ、さらに送信直前の電圧値と送信
直後の電圧値の送信時間に対する傾きを計算し、メモリ
ーに蓄積しておいて傾きの時間が所定の蓄電池の減電圧
値に達するまでの時間を計算し予測し、結果を表示部に
表示することで通話操作者に警告を与える機能を持つこ
とになる。また待機中において受信のみが繰り返される
状態のときには、送信中に換えて受信中の繰り返しにお
いて同様の処理を行い、通話操作者に前記同様の警告を
行うこともできる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図１は本発明の一実施例のコード
レス電話機のブロックダイヤグラム図である。図中、１
１は電話番号入力のためのプッシュボタンやその他の機
能を有するボタンおよびスイッチ等で構成される操作
部、１２は送信および受信信号を制御する音声処理部、
１３はコードレス電話機親機（図示せず）と電波の送受
信を行うアンテナ部、１４はコードレス無線電話装置の
信号処理を司る無線部、１５は無線部の送信および受信
を制御しまたは親機と識別番号交換等を行う制御部、１
６は操作部１１の操作結果および無線部１４の動作状態
等を制御部１５により表示される表示部、１７は蓄電
池、１８は蓄電池１７の種類を判定し制御部に情報を送
出するための蓄電池識別部、１９は電圧値を測定しその
結果を制御部１５に送出する電圧値判定部で一般的には
Ａ／Ｄ変換回路が最適である。１５２は電圧値判定部１
９のデータを蓄積したり判定のために必要なデータを蓄
積するためのメモリー部、特に通話を行う操作について
は、従来と同様であるので説明を省略する。
照しながら説明する。図１は本発明の一実施例のコード
レス電話機のブロックダイヤグラム図である。図中、１
１は電話番号入力のためのプッシュボタンやその他の機
能を有するボタンおよびスイッチ等で構成される操作
部、１２は送信および受信信号を制御する音声処理部、
１３はコードレス電話機親機（図示せず）と電波の送受
信を行うアンテナ部、１４はコードレス無線電話装置の
信号処理を司る無線部、１５は無線部の送信および受信
を制御しまたは親機と識別番号交換等を行う制御部、１
６は操作部１１の操作結果および無線部１４の動作状態
等を制御部１５により表示される表示部、１７は蓄電
池、１８は蓄電池１７の種類を判定し制御部に情報を送
出するための蓄電池識別部、１９は電圧値を測定しその
結果を制御部１５に送出する電圧値判定部で一般的には
Ａ／Ｄ変換回路が最適である。１５２は電圧値判定部１
９のデータを蓄積したり判定のために必要なデータを蓄
積するためのメモリー部、特に通話を行う操作について
は、従来と同様であるので説明を省略する。
【００１２】以上のように構成されたコードレス電話の
残量検知方式についての動作説明を行う。通常のコード
レス電話機の通話状態において、蓄電池１７の起電力容
量が充分であるときは、図３のＴ１（ｖ）のように送信
時の電圧変動は少ないが、前記起電力が低下してくる
と、蓄電池の内部抵抗が増え負荷電流が流れると、Ｔｎ
（ｖ）のような大幅な変動を生じてくる。この変動を検
知するには、図３のｔ１１時点において制御部１５は電
圧値判定部１９より蓄電池１７の電圧値データをメモリ
ー部１５２に蓄積し、さらに送信中にも電圧値判定部は
同様に電圧値データを逐次メモリー部１５２に蓄積して
いき、ｔ１２の送信終了直後の時点まで蓄積が行われ、
さらに同様にｔ２１，ｔ２２と次々に蓄積されたデータ
の中から最も低い電圧のデータを制御部１５により検知
し、ｔ１１時点の電圧とｂ１点の電圧差を同様に制御部
１５により演算し、電位差がメモリー部１５２中の所定
の減電圧を判定するための値と比較演算処理を行って、
結果が減電圧であった場合には、制御部１５は表示部１
６に蓄電池１７の起電力の残量が少ないことを示す減電
圧警告表示を行うと共に、音声処理部１２の受信音に重
畳しながら同様の警告音を発することができ、通話操作
者は通話終了後直ちに蓄電池１７の交換または補充電な
どを行うことができるので、携帯中の待機時や通話途中
の蓄電池１７の起電力残量低下による電話使用中断など
の障害を未然に防ぐことができる。
残量検知方式についての動作説明を行う。通常のコード
レス電話機の通話状態において、蓄電池１７の起電力容
量が充分であるときは、図３のＴ１（ｖ）のように送信
時の電圧変動は少ないが、前記起電力が低下してくる
と、蓄電池の内部抵抗が増え負荷電流が流れると、Ｔｎ
（ｖ）のような大幅な変動を生じてくる。この変動を検
知するには、図３のｔ１１時点において制御部１５は電
圧値判定部１９より蓄電池１７の電圧値データをメモリ
ー部１５２に蓄積し、さらに送信中にも電圧値判定部は
同様に電圧値データを逐次メモリー部１５２に蓄積して
いき、ｔ１２の送信終了直後の時点まで蓄積が行われ、
さらに同様にｔ２１，ｔ２２と次々に蓄積されたデータ
の中から最も低い電圧のデータを制御部１５により検知
し、ｔ１１時点の電圧とｂ１点の電圧差を同様に制御部
１５により演算し、電位差がメモリー部１５２中の所定
の減電圧を判定するための値と比較演算処理を行って、
結果が減電圧であった場合には、制御部１５は表示部１
６に蓄電池１７の起電力の残量が少ないことを示す減電
圧警告表示を行うと共に、音声処理部１２の受信音に重
畳しながら同様の警告音を発することができ、通話操作
者は通話終了後直ちに蓄電池１７の交換または補充電な
どを行うことができるので、携帯中の待機時や通話途中
の蓄電池１７の起電力残量低下による電話使用中断など
の障害を未然に防ぐことができる。
【００１３】一方前記検知のｔ１１時点の電圧とｔ１２
時点の電圧の時間関数による減少の傾きを制御部１５に
より演算処理しメモリー部１５２に累積蓄積しながら、
蓄電池識別部１８による電池の品種の検知データと、温
度検知部２０により検知した蓄電池１７の周囲温度のデ
ータをメモリー部１５２に蓄積し、あらかじめメモリー
部１５２に蓄積しておいた蓄電池１７の種類に応じた温
度データを含む放電特性のデータと、前記減少の傾きの
データとを比較演算を行い減電圧警告になるまでの使用
時間を推測する演算を処理部にて行いその結果を表示部
１６に出力し通話操作者に情報を与えることができる。
このように本実施例のコードレス電話機の蓄電池残量検
知方式では、蓄電池の起電力残量警告および蓄電池によ
る使用可能時間の予測表示を行うことができる。
時点の電圧の時間関数による減少の傾きを制御部１５に
より演算処理しメモリー部１５２に累積蓄積しながら、
蓄電池識別部１８による電池の品種の検知データと、温
度検知部２０により検知した蓄電池１７の周囲温度のデ
ータをメモリー部１５２に蓄積し、あらかじめメモリー
部１５２に蓄積しておいた蓄電池１７の種類に応じた温
度データを含む放電特性のデータと、前記減少の傾きの
データとを比較演算を行い減電圧警告になるまでの使用
時間を推測する演算を処理部にて行いその結果を表示部
１６に出力し通話操作者に情報を与えることができる。
このように本実施例のコードレス電話機の蓄電池残量検
知方式では、蓄電池の起電力残量警告および蓄電池によ
る使用可能時間の予測表示を行うことができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、コードレス電話
機の蓄電池残量検知を、従来のように蓄電池の減電圧の
一定の閾値で判断し、蓄電池の残量低下警告を発するの
ではなく、送信時または受信時の周期に合わせて蓄電池
の起電力値を監視し、周期内の電圧値の相対変動値の絶
対値の量で減電圧を判断するので、電池の周囲温度や電
池の種類などによる放電特性の誤差による誤検知が無く
なり、極めて適切な残量検知警告を行うことが可能にな
る。さらに前記周期の前後の時間的な低下傾きから、蓄
電池の消費特性を予測しコードレス電話機の使用可能時
間を表示することができる。
機の蓄電池残量検知を、従来のように蓄電池の減電圧の
一定の閾値で判断し、蓄電池の残量低下警告を発するの
ではなく、送信時または受信時の周期に合わせて蓄電池
の起電力値を監視し、周期内の電圧値の相対変動値の絶
対値の量で減電圧を判断するので、電池の周囲温度や電
池の種類などによる放電特性の誤差による誤検知が無く
なり、極めて適切な残量検知警告を行うことが可能にな
る。さらに前記周期の前後の時間的な低下傾きから、蓄
電池の消費特性を予測しコードレス電話機の使用可能時
間を表示することができる。
【図１】本発明の一実施例のコードレス電話機のブロッ
クダイヤグラム図
クダイヤグラム図
【図２】従来のコードレス電話機のブロックダイヤグラ
ム図
ム図
【図３】従来のコードレス電話機の送受信時における蓄
電池の電圧変化図
電池の電圧変化図
【図４】従来のコードレス電話機の温度による蓄電池の
放電特性図
放電特性図
１１ 操作部 １２ 音声処理部 １３ アンテナ部 １４ 無線部 １５ 制御部 １５２ メモリー部 １６ 表示部 １７ 蓄電池 １８ 蓄電池識別部 １９ 電圧値判定部 ２０ 温度検知部
Claims (4)
- 【請求項１】蓄電池を搭載し電源とする無線通信手段に
より親機に接続可能なコードレス電話機であって、無線
通信を行うための無線送受信部と、前記蓄電池の電圧を
検知する電圧検知手段と、この電圧検知手段の電圧値を
判定する電圧値判定手段と、この電圧値判定手段の結果
を表示するための警報表示手段と、前記送受信部および
前記判定手段の結果を制御するための制御手段とを備
え、前記親機を呼び出しまたは前記親機と無線通信手段
により接続し、無線送受信部が送信を開始すると、前記
電圧検知手段により前記蓄電池の電圧を検知し、送信が
終了するまで判定を続行し、送信開始直前より終了直後
までの間の前記蓄電池の電圧変化量を判定し、前記蓄電
池の残量が少量の場合、前記電圧変化量が所定の電圧差
であることを前記電圧値判定手段により判定し、前記電
圧値判定手段により判定した電圧差が減電圧と判定した
場合には、前記制御手段により前記警告表示手段にて警
告を発すると共に前記送受信部の使用時間を制限または
停止させることを特徴とするコードレス電話機の蓄電池
残量検知方式。 - 【請求項２】前記制御手段に前記蓄電池の種類を判別す
るための蓄電池判別手段と、前記記憶手段にはあらかじ
め使用する蓄電池に応じた閾値を蓄積させておき、蓄電
池の種類に応じた減電圧判定を行うことを特徴とする請
求項１記載のコードレス電話機の蓄電池残量検知方式。 - 【請求項３】前記電圧値判定手段に、前記蓄電池の電圧
変化量を判定する所定の電位差の閾値を、前記送受信部
の送信出力レベルに応じ切り換えを前記制御部により行
うことを特徴とする請求項１記載のコードレス電話機の
蓄電池残量検知方式。 - 【請求項４】前記制御手段に前記蓄電池の電圧変化値を
記憶するための記憶手段と蓄電池の周囲温度を検知する
温度検知手段を有し、前記記憶手段にはあらかじめ使用
する蓄電池の温度特性を含んだ放電特性を蓄積させてお
き、送信開始直前の前記蓄電池の電圧と送信終了直後の
電圧の値を蓄積し、前記電圧値判定手段により前記制送
信直前および直後の電圧差と、送信時間に対する傾き値
を前記電圧値判定手段と前記制御手段により演算処理
し、前記放電特性から、減電圧検知に達するまでの時間
を予測し、警告を発することを特徴とする請求項１記載
のコードレス電話機の蓄電池残量検知方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322475A JPH08180908A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | コードレス電話機の蓄電池残量検知方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322475A JPH08180908A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | コードレス電話機の蓄電池残量検知方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08180908A true JPH08180908A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18144056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6322475A Pending JPH08180908A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | コードレス電話機の蓄電池残量検知方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08180908A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6405062B1 (en) | 1999-09-30 | 2002-06-11 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Battery level indicator for a telephone set |
| JP2002286816A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 電池寿命検出方式 |
| JP2011083057A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電力供給システムの蓄電池残量監視装置 |
| CN103558559A (zh) * | 2013-11-12 | 2014-02-05 | 上海电机学院 | 一种无线传感器剩余电量监测系统及方法 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322475A patent/JPH08180908A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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