JP2016170620A - 警報器 - Google Patents

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直樹 長▲崎▼
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Abstract

【課題】電池電圧が異常に早く低下したことを知らせることができる警報器を提供することを課題とする。
【解決手段】電池10を電源として駆動し、外部環境の変化を検知して報知する、警報器1であって、電池電圧を測定し、測定した電池電圧の値によって動作モードを変更可能に構成され、動作モードとして、電池電圧が十分な状態にある通常モードと、駆動不可能になる直前段階に電池電圧が低下したときに動作する低電圧モードと、電池電圧が異常に早く低下したときに動作する異常モードと、を備え、異常モードでは、低電圧モードと異なる態様で報知するものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、警報器の技術に関する。
従来、ガスセンサまたは火災センサ等を備え、外部環境の変化を検知して報知する警報器に関する技術は公知となっている。
前記警報器には、電池を電源として駆動するものがある(特許文献1参照)。
前記警報器は、所定時間毎に自動的に電池電圧を測定し、測定した電池電圧の値によって動作モードを変更する。前記警報器は、動作モードとして、通常モードと、低電圧モードと、を備える。
通常モードは、警報器の通常の動作モードであり、警報器が駆動するにあたって電池電圧が十分な状態にある。
低電圧モードは、警報器が駆動不可能になる直前段階に電池電圧が低下したときの動作であり、通常モードと異なる態様で報知しまたは表示する。
特開2014−174652号公報
しかしながら、前記警報器では、例えば、電源回路に不具合等が生じて、電池電圧が異常に早く低下する場合がある。
もっとも、前記警報器は、電池電圧が異常に早く低下したときの動作モードを備えない。つまり、前記警報器は、電池電圧が異常に早く低下したときであっても、通常モードまたは低電圧モード等で動作する。
このため、前記警報器では、電池電圧が異常に早く低下しているにも関わらず、電池電圧が異常に早く低下したことを報知して知らせることが困難であった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、電池電圧が異常に早く低下したことを知らせることができる警報器を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本願に開示する警報器においては、電池を電源として駆動し、外部環境の変化を検知して報知する、警報器であって、電池電圧を測定し、前記測定した電池電圧の値によって動作モードを変更可能に構成され、前記動作モードとして、前記電池電圧が十分な状態にある通常モードと、駆動不可能になる直前段階に前記電池電圧が低下したときに動作する低電圧モードと、前記電池電圧が異常に早く低下したときに動作する異常モードと、を備え、前記異常モードでは、前記低電圧モードと異なる態様で報知するものである。
本願に開示する警報器においては、ランプ部を備え、前記異常モードでは、前記ランプ部は、前記通常モードまたは前記低電圧モードと異なる態様で点灯するものである。
本願に開示する警報器においては、前記動作モードとして、前記通常モードまたは前記低電圧モードと異なる動作態様で電池電圧を測定する異常検出モードを備え、前記異常検出モードでは、前記低電圧モードと異なる態様で報知するものである。
本願に開示する警報器においては、前記異常検出モードでは、前記ランプ部は、前記通常モードまたは前記低電圧モードと異なる態様で点灯するものである。
本願に開示する警報器においては、前記低電圧モードのとき、前記異常モードのとき、または、前記異常検出モードのときに、外部に通信することによって報知するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、電池電圧が異常に早く低下したことを確実に知らせることができる。
本発明の実施形態に係る警報器を示すブロック図。 同じく警報器の電池電圧の低下状況を示す図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。 同じく警報器の動作モードを変更する一連の動作を示すフロー図。
次に、図1から図7に記載の警報器1について説明する。
なお、図2において、曲線Xは、警報器1における通常状態の電池電圧が低下していく状態を示し、曲線Yは、警報器1における電源回路等の不具合によって電池電圧が早く低下していく状態を示す。
警報器1は、外部環境の変化を検知して報知する。
図1または図2に示すように、警報器1は、制御部2と、センサ部3と、報知部4と、ランプ部5と、操作部6と、表示部7と、を備える。
警報器1の制御部2は、警報器1(センサ部3、報知部4、ランプ部5、操作部6、および表示部7等)の各種の動作を制御する。制御部2は、記憶装置8と時計機能(例えばリアルタイムクロック)とを備える。
警報器1のセンサ部3は、外部環境の変化を検知する。センサ部3は、LPガス、都市ガス、若しくは、一酸化炭素等の被検知ガスを検出してガス漏れ等を検知するガスセンサ、または、温度若しくは煙を検出して火災を検知する火災センサ等で構成される。
警報器1の報知部4は、音声の種類、音声パターン、音量、音圧、または、通信先等の報知態様を変更可能に構成される。報知部4は、例えば、警報音または警報メッセージ等の音声を発すること、および/または、外部(例えば、警備会社、建築物管理会社、消防署、または、携帯情報端末等)に通信することによって報知する。
報知部4は、センサ部3が外部環境の変化を検知したときに発報する。報知部4は、センサ部3が検出した値が予め定められた所定の値以上と制御部2が判断したときに発報する。
警報器1のランプ部5は、点灯パターン、点灯する色、または、明るさ等の点灯態様を変更可能に構成される。ランプ部5は、センサ部3が外部環境の変化を検知したとき等の異常時に点灯(点滅点灯)する。ランプ部5は、センサ部3が検出した値が予め定められた所定の値以上と制御部2が判断したときに、センサ部3が検出した値が予め定められた所定の値以上でないと制御部2が判断したときと異なる態様で点灯する。
警報器1の操作部6は、スイッチまたはタッチパネル等で構成され、操作することによって、警報器1の各種の設定または各種の動作等を行う。
警報器1の表示部7は、例えば、ディスクおよびコイル等を備え、所定の電流をコイルに流すことによってディスクを反転させる電磁反転素子で構成される。表示部7のディスクの表面と裏面とはそれぞれ異なる色(例えば、表面が黒色、裏面が緑色)に着色される。表示部7は、ディスクの表面または裏面を反転させて表示態様を変更可能に構成される。表示部7は、例えば、電源がOFFのときにディスクの表面を表示し、電源がONされたときにディスクの裏面を表示する。
警報器1は、電池10(二次電池)を電源として駆動する。電池10は、容量が例えば3Vのもので構成される。警報器1は、所定の動作電圧で駆動する。警報器1は、電池電圧が所定の動作電圧値(以下「停止電圧値a1」という)以下では、動作しない。警報器1は、例えば、電池電圧が概ね2V以下に低下したとき、駆動しなくなる。
警報器1は、予め設定された所定時間毎に自動的に電池電圧を測定する。警報器1は、測定した電池電圧の値に関する情報を、当該測定した時間に関する情報とともに、制御部2の記憶装置8に記憶する。報知部4は、電池電圧が低下したとき、または、電池電圧が異常に早く低下したとき等に、それぞれ異なる態様で報知する。ランプ部5は、電池電圧が低下したとき、または、電池電圧が異常に早く低下したときに、それぞれ異なる態様で点灯する。
警報器1は、測定した電池電圧の値によって動作モードを変更可能に構成される。警報器1は、動作モードとして、通常モードと、低電圧モードと、異常モードと、を備える。
警報器1は、電源がONされて初期設定等がされた後、外部環境の変化を検知する動作を開始する。警報器1は、外部環境の変化を検知する動作を開始したとき、まず、通常モードで動作する。警報器1は、通常モードでは、電池電圧の異常の有無を検出する動作を行う。通常モードは、警報器1の通常の動作モードであり、警報器1が駆動するにあたって電池電圧が十分な状態にある。
警報器1は、電池電圧の値が、警報器1が駆動不可能になる(動作を停止する)直前段階の所定の電圧値(以下「低電圧値a2」という)以下に低下したときに、低電圧モードで動作する。警報器1では、低電圧値a2は、停止電圧値a1よりも高い値(例えば2.4V)に設定される。
警報器1は、測定した電池電圧が異常に早く低下したとき、異常モードで動作する。
次に、警報器1における電池電圧を測定して動作モードを変更する一連の動作について、図2または図3を用いて説明する。
図2または図3に示すように、警報器1では、まず、通常モードで動作する(ステップS101)。
通常モードでは、警報器1は、所定時間毎(例えば28時間毎)に電池電圧を測定する。通常モードでは、報知部4は、電池電圧が低下した旨または通常モードである旨の報知を行わない。通常モードでは、ランプ部5は消灯している。表示部7はディスクの裏面を表示している。
通常モードで動作を開始した後、ステップS102に移行する。
次に、警報器1では、測定した電池電圧の値が、警報器1が動作するにあたって適切とされる所定の電圧値(以下「適切電圧値a3」という)未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS102)。
警報器1では、適切電圧値a3は、低電圧値a2よりも高い値(例えば2.7V)に設定される。
測定した電池電圧の値が所定の回数連続(例えば2回連続)で適切電圧値a3未満か否かについて、制御部2が判断する。測定した電池電圧の値が所定の回数連続で適切電圧値a3未満でないとき、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満でない、と制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS103に移行する。
測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満でない、と制御部2が判断したとき、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満か否かについて制御部2が判断するする動作(ステップS102)を繰返し行う。
なお、測定した電池電圧の値が1回で適切電圧値a3未満か否かについて、制御部2が判断する構成とすることもできる。このとき、測定した電池電圧の値が1回で適切電圧値a3未満でないとき、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満でない、と制御部2が判断する。
次に、警報器1では、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下か否かについて、制御部2が判断する(ステップS103)。
このとき、測定した電池電圧の値が所定の回数連続(例えば5回連続)で低電圧値a2以下か否かについて、制御部2が判断する。測定した電池電圧の値が所定の回数連続で低電圧値a2以下でないとき、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下でない、と制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下である、と制御部2が判断した場合、ステップS104に移行する。
測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下でない、と制御部2が判断した場合、ステップS110に移行する。
次に、警報器1では、低電圧モードでの動作を開始する(ステップS104)。
低電圧モードでは、警報器1は、所定時間毎(例えば14時間毎)に電池電圧を測定する。低電圧モードでは、警報器1は、通常モードよりも短い間隔で電池電圧を測定する。
低電圧モードでは、報知部4は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する。電圧モードでは、報知部4は、例えば30秒毎に音声を発する。
低電圧モードでは、ランプ部5は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、通常モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で点灯する。低電圧モードでは、ランプ部5は、例えば、30秒間隔で点滅点灯、または、通常モードから色を変更して点灯する。低電圧モードでは、表示部7はディスクの裏面を表示している。
低電圧モードでの動作を開始した後、ステップS105に移行する。
次に、警報器1では、低電圧モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常に多いとされる所定の電圧量(以下「異常電圧量」という)未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS105)。
警報器1では、異常電圧量は、例えば10mVに設定される。警報器1では、電池容量の1/500以上の値に設定される。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、1回でも異常電圧量未満でないとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS106に移行する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断した場合、ステップS115に移行する。
次に、警報器1では、低電圧モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて、制御部2が判断する(ステップS106)。
このとき、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常に低下しているとされる所定の電圧量(以下「異常検出電圧量」)以上か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧量以上であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。
警報器1では、異常検出電圧量は、異常電圧量よりも低い値(例えば5mV)に設定される。警報器1では、異常検出電圧量は、電池10の容量の1/500〜1/1,000の値に設定される。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、所定の回数連続(例えば5回連続)で異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が異常電圧である、と制御部2が判断した場合、ステップS115に移行する。
測定した電池電圧の値が異常電圧でない、と制御部2が判断した場合、ステップS105に移行する。
次に、警報器1では、通常モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常電圧量未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS110)。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS111に移行する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断した場合、ステップS115に移行する。
次に、警報器1では、通常モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて、制御部2が判断する(ステップS111)。
このとき、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常検出電圧量以上か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧量以上であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。またこのとき、警報器1では、測定した電池電圧の値が、異常に低いとされる所定の電圧値(以下「異常検出電圧値a4」)未満か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧値a4未満であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。
警報器1では、異常検出電圧値a4は、適切電圧値a3よりも低く、低電圧値a2よりも高い値(例えば2.6V)に設定される。警報器1では、異常検出電圧値a4は、電池10の容量の80%〜90%の値に設定される。警報器1では、異常検出電圧値a4は、停止電圧値a1の120%〜135%の値に設定される。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、所定の回数連続(例えば5回連続)で異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。また、測定した電池電圧の値が、所定の回数連続(例えば5回連続)で異常検出電圧値a4未満であるとき、測定した電池電圧の値が異常検出電圧値a4未満である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が異常電圧である、と制御部2が判断した場合、ステップS115に移行する。
測定した電池電圧の値が異常電圧でない、と制御部2が判断した場合、ステップS102に移行する。
次に、警報器1では、電池電圧が異常に早く低下したものとして、異常モードでの動作を開始する(ステップS115)。
異常モードでは、警報器1は、電池電圧を測定する動作を停止する。
異常モードでは、報知部4は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、または、低電圧モードのときの態様、と異なる態様で報知する。電圧モードでは、報知部4は、例えば5秒毎に音声を発する。
異常モードでは、ランプ部5は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、通常モードのときの態様、または、低電圧モードのときの態様、と異なる態様で点灯する。異常モードでは、ランプ部5は、例えば、50秒間隔で点滅点灯する。異常モードでは、表示部7はディスクの裏面を表示している。
以上のようにして、警報器1では、電池電圧を測定して動作モードを変更する一連の動作を行う。
以上のように、通常モードにおいて、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満でない(適切電圧値a3以上である)ときに、他の動作モード(低電圧モード、および、異常モード)に移行しない、警報器1では、警報器1が動作するにあたって適切な電池電圧であるときに他の動作モードに移行せず、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて判断する動作行わない。
したがって、警報器1によれば、適切電圧値a3以上であるときの警報器1の消費電力を抑制することができる。
以上のように、低電圧モードでは通常モードよりも短い間隔で電池電圧を測定する、警報器1では、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときに、通常モードよりも短い間隔で電池電圧を測定する。
したがって、警報器1によれば、低電圧モードのとき(測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したとき)に、通常モードのときよりも速やかに電池電圧の異常の有無を検出することができる。
なお、警報器1は、低電圧モードでは通常モードよりも長い間隔で電池電圧を測定することもできる。このように構成することにより、電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときの警報器1の消費電力を抑制することができる。
以上のように、低電圧モードでは報知部4は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する、警報器1では、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときに、異常モードのときの態様等と異なる態様で報知部4が報知する。
したがって、警報器1によれば、報知部4による報知が異常モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が低電圧値a2以下であることを確実に知らせることができる。
以上のように、低電圧モードではランプ部5は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で点灯する、警報器1では、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときに、異常モードのときの態様等のものと異なる態様でランプ部5が点灯する。
したがって、警報器1によれば、ランプ部5による点灯が異常モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が低電圧値a2以下であることを確実に知らせることができる。
以上のように、電池電圧が異常に早く低下したときに異常モードで動作する、警報器1では、電池電圧が異常に低下したときに、例えば、通常モード等と異なる態様で報知部4が報知若しくはランプ部5が点灯し、また、電池電圧を測定する動作を停止する。
したがって、警報器1によれば、電池電圧が異常に低下したときの報知部4による報知若しくはランプ部5による点灯が通常モードのとき等のものと誤って認識されることを防止して、電池電圧が異常に早く低下したことを知らせることができる。また、警報器1によれば、電池電圧が異常に早く低下したときの警報器1の消費電力を抑制することができる。
以上のように、通常モードまたは低電圧モードにおいて、測定した電池電圧の値が所定の回数連続で異常電圧であるときに異常モードに移行する、警報器1では、測定した電池電圧の値が所定回数連続で異常電圧であるときに、異常モードでの動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、電池電圧が異常に早く低下したことを確実に検出して、異常モードでの動作を開始することができる。
以上のように、通常モードまたは低電圧モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が所定の回数連続で異常検出電圧量以上であるときに異常モードに移行する、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が所定の回数連続で異常検出電圧量以上であるときに、異常モードでの動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、電池電圧が異常に早く低下したことを確実に検出して、異常モードでの動作を開始することができる。
以上のように、通常モードまたは低電圧モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない(異常電圧量以上である)ときに異常モードに移行する、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常に多いときに、電池電圧を測定する動作を継続せずに異常モードでの動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常に多いときの、警報器1の消費電力を抑制することができる。
以上のように、異常モードでは報知部4は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、または、低電圧モードのときの態様、と異なる態様で報知する、警報器1では、測定した電池電圧が異常に早く低下したとき(異常モードのとき)に、低電圧モードのときの態様等と異なる態様で報知部4が報知する。
したがって、警報器1によれば、報知部4による報知が低電圧モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が異常に早く低下した状態であることを確実に知らせることができる。
以上のように、異常モードではランプ部5は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、または、低電圧モードのときの態様、と異なる態様で点灯する、警報器1では、測定した電池電圧が異常に低下したとき(異常モードのとき)に、低電圧モードのときの態様等と異なる態様でランプ部5が点灯する。
したがって、警報器1によれば、ランプ部5による点灯が低電圧モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が異常に早く低下した状態であることを確実に知らせることができる。
警報器1は、通常モードまたは低電圧モードにおいて、電池電圧を測定する動作態様を、測定した電池電圧の値によって異なるように構成することもできる。警報器1は、通常モードまたは低電圧モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて制御部2が判断するとき(ステップS106またはステップS111)、電池電圧を測定する間隔、または、異常電圧であると判断されるときの電池電圧を測定する回数(連続回数)について、測定した電池電圧の値によって異なるように構成することもできる。
例えば、ステップS111において、測定した電池電圧の値が比較的高いときには、電池電圧を測定する間隔を比較的長くし、また、異常電圧であると判断されるときの電池電圧を測定する回数を比較的多くする。このとき、測定した電池電圧の値が例えば2.6V以上2.7V未満のときには電池電圧を測定する間隔を例えば3時間毎等にし、または、測定した電池電圧の値が7回連続で異常電圧であるときに異常電圧であると制御部2が判断する。
また例えば、ステップS111において、測定した電池電圧の値が比較的低いときには、電池電圧を測定する間隔を比較的短くし、また、異常電圧であると判断されるときの電池電圧を測定する回数を比較的少なくする。このとき、測定した電池電圧の値が例えば2.4V以上2.6V未満のときには電池電圧を測定する間隔を例えば30分毎等にし、または、測定した電池電圧の値が3回連続で異常電圧であるときに異常電圧であると制御部2が判断する。
このように構成することによって、通常モードまたは低電圧モードにおいて、測定した電池電圧の値によって、速やかに異常モードに移行させ、または、電池電圧が異常に早く低下したことを確実に検出し、または、電池電圧を測定するときの消費電力を抑制することができる。
警報器1では、報知部4は、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、または、異常モードのときに、音声を発することに代えて、または、音声と合わせて、外部環境の変化を検知したことに関する情報、低電圧モードで動作を開始したことに関する情報、または、異常モードで動作を開始したことに関する情報を、外部に通信することによって報知する構成とすることもできる。
このように構成することにより、低電圧モードで動作を開始したこと等について、外部(警報器1が設置される場所以外の場所)に知らせることができる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、または、異常モードのときに、報知部4が報知するか否か、または、報知部4の報知態様(例えば、報知部4が外部へ通信するときの通信先)等について設定可能に構成することもできる。
このように構成することにより、操作部6の簡易な操作で報知部4による報知が行われない状態とすることができ、または、報知部4による報知態様を所望のものにすることができる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、または、異常モードのときに、ランプ部5が点灯するか否か、または、ランプ部5の点灯態様等について設定可能に構成することもできる。また、警報器1は、操作部6を操作することによって、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、または、異常モードのときに、表示部7の表示態様等について設定可能に構成することもできる。
このように構成することにより、操作部6の簡易な操作でランプ部5による点灯が行われない状態とすることができ、または、ランプ部5による点灯態様または表示部7による表示態様を所望のものにすることができる。
警報器1は、低電圧モードのとき、または、異常モードのときに、操作部6を操作することによって、低電圧モード等から通常モードに移行する構成とすることもできる。
このように構成することにより、通常モードではない状態(低電圧モード等の状態)に気付いた人が操作部6を操作することによって、電池交換やメンテナンス作業等を通常モードの状態で行うことができる。
警報器1では、報知部4は、各動作モードで報知動作を開始した後動作モードが変更されるまで、報知していた態様での報知動作を継続する。警報器1は、操作部6を操作することによって、報知部4が報知する動作を停止する構成とすることもできる。
このように構成することにより、通常モードではない状態(低電圧モード等の状態)に気付いた人が操作部6を操作することによって、電池交換やメンテナンス作業等を報知部4が報知する動作を停止した状態で行うことができる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、適切電圧値a3、低電圧値a2、異常電圧量、異常検出電圧量、または、異常検出電圧値a4、の値について設定可能に構成することもできる。
このように構成することにより、操作部6の簡易な操作で、適切電圧値a3、低電圧値a2、異常電圧量、異常検出電圧量、または、異常検出電圧値a4の値を所望のものにすることができる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、電池電圧を測定する動作態様(低電圧モードに移行するとき、または、異常電圧であると制御部2が判断するときの電池電圧の値をカウントする回数、または、電池電圧を測定する間隔等)を変更可能に構成することもできる。
このように構成することにより、操作部6の簡易な操作で電池電圧を測定する動作態様を所望のものにすることができる。
警報器1は、自動的に電池電圧を測定することに代えて操作部6を操作(例えば、定期点検時に作業者が操作部6を操作)することによって電池電圧を測定する構成とすること、または、自動的に電池電圧を測定することと合わせて操作部6を操作することによって電池電圧を測定する構成とすることもできる。
例えば、警報器1は、操作部6を操作することによって電池電圧を測定し、測定した電池電圧に異常電圧の可能性がある場合には、自動的に電池電圧の検出を行う旨の音声(例えば「異常電圧の可能性があるので確認します。」)を報知部4が発し、自動的に電池電圧の測定を開始する。
また例えば、警報器1は、操作部6を操作することによって電池電圧を測定し、測定した電池電圧に異常電圧の可能性がある場合には、引続き操作部6を操作することによって電池電圧の検出を行わせる旨の音声(例えば「異常電圧の可能性があるので確認してください。」)を発し、作業者に引続き電池電圧を測定させる。
また、報知部4は、電池電圧の測定直後(操作部が操作された直後)、または、次回電池電圧を測定した直後等に、電池電圧の測定結果を音声で発する構成とすることもできる。
図4に示すように、警報器1では、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS102)を含まない構成とすることもできる。このような構成では、ステップS101において通常モードで動作を開始した後、ステップS103に移行する。このように構成することにより、より簡易な制御で動作モードを変更する動作を行うことができる。
図5に示すように、警報器1では、通常モードまたは低電圧モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満か否かについて、制御部2が判断する動作(ステップS105、ステップS110)を含まない構成とすることもできる。このような構成では、ステップS104において低電圧モードでの動作を開始した後ステップS106に移行し、ステップS103において測定した電圧値が低電圧値a2以下でないと制御部2が判断した後ステップS111に移行する。このように構成することにより、より簡易な制御で動作モードを変更する動作を行うことができる。
図6に示すように、警報器1では、低電圧モードにおいて、電池電圧を測定する動作(ステップS105、ステップS106)を含まない構成とすることもできる。このような構成では、ステップS104において低電圧モードでの動作を開始した後、電池電圧を測定する動作を行わずに低電圧モードでの報知部4による報知動作またはランプ部5による点灯動作が継続される。このように構成することにより、より簡易な制御で動作モードを変更する動作を行うことができ、または、電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときの警報器1の消費電力を抑制することができる。
またこのとき、ステップS104において低電圧モードでの動作を開始した後、電池電圧を測定する動作を行わず、報知部4による報知動作またはランプ部5による点灯動作も行わない構成とすることもできる。このように構成することにより、電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときの警報器1の消費電力をさらに抑制することができる。
またこのとき、警報器1は、低電圧モードでは、自動的に電池電圧の測定を行わないが、操作部6を操作することによって電池電圧を測定する構成とすることもできる。
図2または図7に示すように、警報器1では、電池電圧の値が、停止電圧a1の直近の所定の電圧値(以下、「終止電圧値a5」という)以下に低下したときに、動作を停止する構成とすることもできる。警報器1では、終止電圧値a5は、低電圧値a2よりも低く停止電圧値a1よりも高い値(例えば、2.1V)に設定される。
このように構成される警報器1では、ステップS103において、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下である、と制御部2が判断した場合、ステップS116に移行する。そして、測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下か否かについて、制御部2が判断する(ステップS116)。このとき、測定した電池電圧の値が所定の回数連続(例えば5回連続)で終止電圧値a5以下か否かについて、制御部2が判断する。測定した電池電圧の値が所定の回数連続で終止電圧値a5以下でないとき、測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下でない、と制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下である、と制御部2が判断した場合、ステップS117に移行する。
測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下でない、と制御部2が判断した場合、ステップS104に移行する。
次に、警報器1では、その動作を停止する(ステップS117)。このとき、表示部7は、電源がOFFされたものとしてディスクの表面を表示する。警報器1の動作の停止とは、例えば、電池電圧を測定する動作の停止、センサ部3の外部環境の変化を検知する動作の停止、報知部4による報知動作の停止、ランプ部5の点灯動作の停止、または、表示部7(表示部7のディスクの表面を表示)等のうち、少なくとも二個の動作が停止した状態を示す。警報器1では、前記少なくとも二個の動作が停止した状態について、予め設定される構成とすることもでき、または、操作部6を操作することによって設定可能に構成することもできる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS102)を行わない、通常モード等において前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS105、ステップS110)を行わない、または、低電圧モードにおいて電池電圧を測定する動作(ステップS105、ステップS106)を行わない、または、測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS116)を行わない、等について設定可能に構成することもできる。このように構成することにより、操作部6の簡易な操作で、警報器1の電池電圧を測定する動作態様等を所望のものにすることができる。
警報器1は、低電圧モードまたは異常モードにおいて、電源がOFFされたものとして表示部7のディスクの表面を表示する構成とすることもできる。
表示部7は、ランプ部材で構成されて、例えば、電源がOFFのときと電源がONのときとで、それぞれ異なる態様で点灯するように構成することもできる。
警報器1は、表示部7を備えない構成とすることもできる。このとき、ランプ部5は、低電圧モードまたは異常モードにおける点灯態様と異なる態様で、電源がONされたときに点灯(例えば、連続点灯)する構成とすることもできる。
次に、図1から図2および図8ら図12に記載の警報器1について説明する。
なお、図1から図2および図8から図12に記載の警報器1についての説明は、図1から図7に記載の警報器1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図7に記載の警報器1の構成と異なる部分を中心に説明する。
図1または図2に示すように、警報器1は、制御部2と、センサ部3と、報知部4と、ランプ部5と、操作部6と、表示部7と、を備える。
警報器1は、測定した電池電圧の値によって動作モードを変更可能に構成される。警報器1は、動作モードとして、通常モードと、低電圧モードと、異常検出モードと、異常モードと、を備える。
警報器1は、異常検出モードでは、通常モードまたは低電圧モードと異なる動作態様で電池電圧の異常の有無を検出する動作を行う。警報器1は、異常検出モードでは、電池電圧に異常があるおそれがあるものとして、通常モードまたは低電圧モードのときよりも速やかに電池電圧の異常の有無を検出する動作を行う。
次に、警報器1における電池電圧を測定して動作モードを変更する一連の動作について、図2または図8を用いて説明する。
図2または図8に示すように、警報器1では、まず、通常モードで動作する(ステップS201)。
通常モードでは、警報器1は、所定時間毎(例えば28時間毎)に電池電圧を測定する。通常モードでは、報知部4は、電池電圧が低下した旨または通常モードである旨の報知を行わない。通常モードでは、ランプ部5は消灯している。表示部7はディスクの裏面を表示している。
通常モードで動作を開始した後、ステップS202に移行する。
次に、警報器1では、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS202)。
測定した電池電圧の値が所定の回数連続(例えば2回連続)で適切電圧値a3未満か否かについて、制御部2が判断する。測定した電池電圧の値が所定の回数連続で適切電圧値a3未満でないとき、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満でない、と制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS203に移行する。
測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満でない、と制御部2が判断したとき、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満か否かについて制御部2が判断するする動作(ステップS202)を繰返し行う。
なお、測定した電池電圧の値が1回で適切電圧値a3未満か否かについて、制御部2が判断する構成とすることもできる。このとき、測定した電池電圧の値が1回で適切電圧値a3未満でないとき、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満でない、と制御部2が判断する。
次に、警報器1では、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下か否かについて、制御部2が判断する(ステップS203)。
このとき、測定した電池電圧の値が所定の回数連続(例えば5回連続)で低電圧値a2以下か否かについて、制御部2が判断する。測定した電池電圧の値が所定の回数連続で低電圧値a2以下でないとき、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下でない、と制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下である、と制御部2が判断した場合、ステップS204に移行する。
測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下でない、と制御部2が判断した場合、ステップS210に移行する。
次に、警報器1では、低電圧モードでの動作を開始する(ステップS204)。
低電圧モードでは、警報器1は、所定時間毎(例えば50時間毎)に電池電圧を測定する。低電圧モードでは、警報器1は、通常モードよりも長い間隔で電池電圧を測定する。
低電圧モードでは、報知部4は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、異常検出モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する。電圧モードでは、報知部4は、例えば30秒毎に音声を発する。
低電圧モードでは、ランプ部5は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、通常モードのときの態様、異常検出モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で点灯する。低電圧モードでは、ランプ部5は、例えば30秒間隔で点滅点灯、または、通常モードから色を変更して点灯する。低電圧モードでは、表示部7はディスクの裏面を表示している。
低電圧モードでの動作を開始した後、ステップS205に移行する。
次に、警報器1では、低電圧モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS205)。
警報器1では、異常電圧量は、例えば10mVに設定される。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、1回でも異常電圧量未満でないとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS206に移行する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断した場合、ステップS215に移行する。
次に、警報器1では、低電圧モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて、制御部2が判断する(ステップS206)。
このとき、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧量以上であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。
警報器1では、異常検出電圧量は、異常電圧量よりも低い値(例えば5mV)に設定される。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、1回でも異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が異常電圧である、と制御部2が判断した場合、ステップS207に移行する。
測定した電池電圧の値が異常電圧でない、と制御部2が判断した場合、ステップS205に移行する。
なお、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が所定の回数連続(例えば2回連続)で異常検出電圧量以上か否かについて、制御部2が判断する構成とすることもできる。このとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、所定の回数連続で異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
次に、警報器1では、電池電圧に異常があるおそれがあるものとして、異常検出モードでの動作を開始する(ステップS207)。
異常検出モードでは、警報器1は、通常モードまたは低電圧モードよりも短い間隔で電池電圧を測定する。警報器1は、所定時間毎(例えば1時間毎)に電池電圧を測定する。
異常検出モードでは、報知部4は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する。電圧モードでは、報知部4は、例えば15秒毎に音声を発する。
異常検出モードでは、ランプ部5は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、通常モードのときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で点灯する。異常検出モードでは、ランプ部5は、例えば15秒間隔で点滅点灯、または、通常モード若しくは低電圧モードから色を変更して点灯する。
異常検出モードでの動作を開始した後、ステップS208に移行する。
次に、警報器1では、異常検出モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常電圧量未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS208)。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS209に移行する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断した場合、ステップS215に移行する。
次に、警報器1では、異常検出モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて、制御部2が判断する(ステップS209)。
このとき、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常検出電圧量以上か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧量以上であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、所定の回数連続(例えば5回連続)で異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
異常検出モードでは、通常モードまたは低電圧モードにおいて電池電圧の値が異常電圧か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS206またはステップS211)のときよりも多い回数連続で、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上であるときに、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断するように設定される。
測定した電池電圧の値が異常電圧である、と制御部2が判断した場合、ステップS215に移行する。
測定した電池電圧の値が異常電圧でない、と制御部2が判断した場合、ステップS204に移行する。
次に、警報器1では、通常モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常電圧量未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS210)。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS211に移行する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断した場合、ステップS215に移行する。
次に、警報器1では、通常モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて、制御部2が判断する(ステップS211)。
このとき、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常検出電圧量以上か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧量以上であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。またこのとき、警報器1では、測定した電池電圧の値が異常検出電圧値a4未満か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧値a4未満であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、1回でも異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。また、測定した電池電圧の値が、1回でも異常検出電圧値a4未満であるとき、測定した電池電圧の値が異常検出電圧値a4未満である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が異常電圧である、と制御部2が判断した場合、ステップS212に移行する。
測定した電池電圧の値が異常電圧でない、と制御部2が判断した場合、ステップS202に移行する。
なお、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が所定の回数連続(例えば2回連続)で異常検出電圧量以上か否かについて、制御部2が判断する構成とすることもできる。このとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、所定の回数連続で異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。また、測定した電池電圧の値が所定の回数連続(例えば2回連続)で異常検出電圧値a4未満か否かについて、制御部2が判断する構成とすることもできる。このとき、測定した電池電圧の値が所定の回数連続で異常検出電圧値a4未満であるとき、測定した電池電圧の値が異常検出電圧量未満である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
次に、警報器1では、電池電圧に異常があるおそれがあるものとして、異常検出モードでの動作を開始する(ステップS212)。
異常検出モードでの動作を開始した後、ステップS213に移行する。
次に、警報器1では、異常検出モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常電圧量未満か否かについて、制御部2が判断する(ステップS213)。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満である、と制御部2が判断した場合、ステップS214に移行する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない、と制御部2が判断した場合、ステップS215に移行する。
次に、警報器1では、異常検出モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて、制御部2が判断する(ステップS214)。
このとき、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、異常検出電圧量以上か否かについて、制御部2が判断し、異常検出電圧量以上であると判断したとき異常電圧であると制御部2が判断する。
前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が、所定の回数連続で異常検出電圧量以上であるとき、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上である、と制御部2が判断し、異常電圧であると制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が異常電圧である、と制御部2が判断した場合、ステップS215に移行する。
測定した電池電圧の値が異常電圧でない、と制御部2が判断した場合、ステップS201に移行する。
次に、警報器1では、電池電圧が異常に早く低下したものとして、異常モードでの動作を開始する(ステップS215)。
異常モードでは、警報器1は、電池電圧を測定する動作を停止する。
異常モードでは、報知部4は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常検出モードのときの態様、と異なる態様で報知する。電圧モードでは、報知部4は、例えば5秒毎に音声を発する。
異常モードでは、ランプ部5は、外部環境の変化を検知して報知するときの態様、通常モードのときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常検出モードのときの態様、と異なる態様で点灯する。異常モードでは、ランプ部5は、例えば50秒間隔で点滅点灯する。異常モードでは、表示部7はディスクの裏面を表示している。
以上のようにして、警報器1では、電池電圧を測定して動作モードを変更する一連の動作を行う。
以上のように、低電圧モードでは、報知部4は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、異常検出モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する、警報器1では、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときに、異常モードのときの態様等と異なる態様で報知部4が報知する。
したがって、警報器1によれば、報知部4による報知が異常モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が低電圧値a2以下であることを確実に知らせることができる。
以上のように、低電圧モードではランプ部5は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、異常検出モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する、警報器1では、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときに、異常モードのときの態様等と異なる態様でランプ部5が点灯する。
したがって、警報器1によれば、ランプ部5による点灯が異常モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が低電圧値a2以下であることを確実に知らせることができる。
以上のように、異常検出モードでは通常モードまたは低電圧モードと異なる動作態様で電池電圧の異常の有無を検出する警報器1では、例えば、通常モードまたは低電圧モードよりも短い間隔で電池電圧を測定して、電池電圧の異常の有無を検出する。
したがって、警報器1によれば、通常モードまたは低電圧モードのときよりも速やかに電池電圧の異常の有無を検出することができる。
以上のように、通常モードまたは低電圧モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧であるときに、異常検出モードに移行する、警報器1では、測定した電池電圧の値が例えば1回でも異常電圧であるときに、通常モードまたは低電圧モードよりも短い間隔で電池電圧を測定して電池電圧の異常の有無を検出する動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、測定した電池電圧の値が異常電圧であるときに、速やかに電池電圧の異常の有無を検出する動作を開始することができる。
以上のように、通常モードまたは低電圧モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常検出電圧値a4未満であるときに異常検出モードに移行する、警報器1では、測定した電池電圧の値が異常検出電圧値a4未満であるときに、通常モードまたは低電圧モードよりも短い間隔で電池電圧を測定して電池電圧の異常の有無を検出する動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、測定した電池電圧の値が異常検出電圧値a4未満(適切電圧値a3よりも低く且つ低電圧値a2よりも高い値)であるときでも、速やかに電池電圧の異常の有無を検出する動作を開始することができる。
以上のように、通常モードまたは低電圧モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上であるときに異常検出モードに移行する、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上であるときに、通常モードまたは低電圧モードよりも短い間隔で電池電圧を測定して電池電圧の異常の有無を検出する動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常検出電圧量以上であるときに、速やかに電池電圧の異常の有無を検出する動作を開始することができる。
以上のように、異常検出モードでは報知部4は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する、警報器1では、通常モードまたは低電圧モードのときよりも速やかに電池電圧の異常の有無を検出するとき(異常検出モードのとき)に、異常モードのときの態様等と異なる態様で報知部4が報知する。
したがって、警報器1によれば、報知部4による報知が異常モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、通常モードまたは低電圧モードのときよりも速やかに電池電圧の異常の有無を検出する状態(電池電圧に異常がある恐れがある状態)であることを確実に知らせることができる。
以上のように、異常検出モードではランプ部5は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常モードのときの態様、と異なる態様で報知する、警報器1では、通常モードまたは低電圧モードのときよりも速やかに電池電圧の異常の有無を検出するとき(異常検出モードのとき)に、異常モードのときの態様等と異なる態様でランプ部5が点灯する。
したがって、警報器1によれば、ランプ部5による点灯が異常モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、通常モードまたは低電圧モードのときよりも速やかに電池電圧の異常の有無を検出する状態(電池電圧に異常がある恐れがある状態)であることを確実に知らせることができる。
以上のように、異常検出モードにおいて、測定した電池電圧の値が所定の回数連続で異常電圧であるときに異常モードに移行する、警報器1では、測定した電池電圧の値が所定回数連続で異常電圧であるときに、異常モードでの動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、電池電圧が異常に早く低下したことを確実に検出して、異常モードでの動作を開始することができる。
以上のように、異常検出モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が所定の回数連続で異常検出電圧量以上であるときに異常モードに移行する、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が所定の回数連続で異常検出電圧量以上であるときに、異常モードでの動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、電池電圧が異常に早く低下したことを確実に検出して、異常モードでの動作を開始することができる。
以上のように、通常モード、低電圧モード、または、異常検出モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満でない(異常電圧量以上である)ときに異常モードに移行する、警報器1では、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常に多いときに、電池電圧を測定する動作を継続せずに異常モードでの動作を開始する。
したがって、警報器1によれば、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常に多いときの、警報器1の消費電力を抑制することができる。
以上のように、異常モードでは報知部4は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常検出モードのときの態様、と異なる態様で報知する、警報器1では、測定した電池電圧が異常に早く低下したとき(異常モードのとき)に、異常検出モードのときの態様等と異なる態様で報知部4が報知する。
したがって、警報器1によれば、報知部4による報知が異常検出モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が異常に早く低下した状態であることを確実に知らせることができる。
以上のように、異常モードではランプ部5は外部環境の変化を検知して報知するときの態様、低電圧モードのときの態様、または、異常検出モードのときの態様、と異なる態様で点灯する、警報器1では、測定した電池電圧が異常に早く低下したとき(異常モードのとき)に、異常検出モードのときの態様等と異なる態様でランプ部5が点灯する。
したがって、警報器1によれば、ランプ部5による点灯が異常検出モードのとき等のものと誤って認識されることを防止するとともに、電池電圧が異常に早く低下した状態であることを確実に知らせることができる。
警報器1は、異常検出モードにおいて、電池電圧を測定する動作態様を、測定した電池電圧の値によって異なるように構成することもできる。警報器1は、異常検出モードにおいて、測定した電池電圧の値が異常電圧か否かについて制御部2が判断するとき(ステップS209またはステップS214)、電池電圧を測定する間隔、または、異常電圧であると判断されるときの電池電圧を測定する回数(連続回数)について、測定した電池電圧の値によって異なるように構成することもできる。
例えば、ステップS214において、測定した電池電圧の値が比較的高いときには、電池電圧を測定する間隔を比較的長くし、また、異常電圧であると判断されるときの電池電圧を測定する回数を比較的多くする。このとき、測定した電池電圧の値が例えば2.6V以上2.7V未満のときには電池電圧を測定する間隔を例えば3時間毎等にし、または、測定した電池電圧の値が7回連続で異常電圧であるときに異常電圧であると制御部2が判断する。
また例えば、ステップS214において、測定した電池電圧の値が比較的低いときには、電池電圧を測定する間隔を比較的短くし、また、異常電圧であると判断されるときの電池電圧を測定する回数を比較的少なくする。このとき、測定した電池電圧の値が例えば2.4V以上2.6V未満のときには電池電圧を測定する間隔を例えば30分毎等にし、または、測定した電池電圧の値が3回連続で異常電圧であるときに異常電圧であると制御部2が判断する。
このように構成することによって、異常検出モードにおいて、測定した電池電圧の値によって、速やかに異常モードに移行させ、または、電池電圧が異常に早く低下したことを確実に検出し、または、電池電圧を測定するときの消費電力を抑制することができる。
警報器1では、報知部4は、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、異常検出モードのとき、または、異常モードのときに、音声を発することに代えて、または、音声と合わせて、外部環境の変化を検知したことに関する情報、低電圧モードで動作を開始したことに関する情報、異常検出モードで動作を開始したことに関する情報、または、異常モードで動作を開始したことに関する情報を、外部に通信する構成とすることもできる。
このように構成することにより、低電圧モードで動作を開始したこと等について、外部(警報器1が設置される場所以外の場所)に知らせることができる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、異常検出モードのとき、または、異常モードのときに、報知部4が報知するか否か、または、報知部4の報知態様(例えば、報知部4が外部へ通信するときの通信先)等について設定可能に構成することもできる。
このように構成することにより、操作部6の簡易な操作で報知部4による報知が行われない状態とすることができ、または、報知部4による報知態様を所望のものにすることができる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、異常検出モードのとき、または、異常モードのときに、ランプ部5が点灯するか否か、または、ランプ部5の点灯態様等について設定可能に構成することもできる。また、警報器1は、操作部6を操作することによって、外部環境の変化を検知したとき、低電圧モードのとき、異常検出モードのとき、または、異常モードのときに、表示部7の表示態様等について設定可能に構成することもできる。
このように構成することにより、操作部6の簡易な操作でランプ部5による点灯が行われない状態とすることができ、または、ランプ部5による点灯態様または表示部7による表示態様を所望のものにすることができる。
警報器1は、低電圧モードのとき、異常検出モードのとき、または、異常モードのときに、操作部6を操作することによって、低電圧モード等から通常モードに移行する構成とすることもできる。
このように構成することにより、通常モードではない状態(低電圧モード等の状態)に気付いた人が操作部6を操作することによって、電池交換やメンテナンス作業等を通常モードの状態で行うことができる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、電池電圧を測定する動作態様(低電圧モードに移行するとき、異常検出モードに移行するとき、または、異常モードに移行するときの、電池電圧を測定する回数、または、電池電圧を測定する間隔等)を変更可能に構成することもできる。
このように構成することにより、操作部6の簡易な操作で電池電圧を測定する動作態様を所望のものにすることができる。
警報器1は、自動的に電池電圧を測定することに代えて操作部6を操作することによって電池電圧を測定する構成とすること、または、自動的に電池電圧を測定することと合わせて操作部6を操作することによって電池電圧を測定する構成とすることもできる。
例えば、警報器1は、通常モードのときのみ操作部6を操作することによって電池電圧を測定する構成とする。このとき、報知部4は、異常検出モードに移行して自動的に電池電圧の検出を行う旨の音声(例えば「異常電圧の可能性があるので確認します。」)を発し、異常検出モードに移行する。
また例えば、警報器1は、通常モードおよび異常検出モードで操作部6を操作することによって電池電圧を測定する構成とする。このとき、異常検出モードに移行して操作部6を操作することによって電池電圧の検出を行わせる旨の音声(例えば「異常電圧の可能性があるので確認してください。」)を発し、作業者が、通常モードまたは低電圧モードと異なる動作態様(短い測定間隔)で電池電圧を測定する。
また、報知部4は、電池電圧の測定直後(操作部が操作された直後)、または、次回電池電圧を測定した直後等に、電池電圧の測定結果を音声で発する構成とすることもできる。
図9に示すように、警報器1では、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS202)を含まない構成とすることもできる。このような構成では、ステップS201において通常モードで動作を開始した後、ステップS203に移行する。このように構成することにより、より簡易な制御で動作モードを変更する動作を行うことができる。
図10に示すように、警報器1では、通常モード、低電圧モード、または、異常検出モードにおいて、前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満か否かについて、制御部2が判断する動作(ステップS205、ステップS208、ステップS210、ステップS213)を含まない構成とすることもできる。このような構成では、ステップS204において低電圧モードでの動作を開始した後ステップS206に移行し、ステップS207において異常検出モードでの動作を開始した後ステップS209に移行し、ステップS203において測定した電圧値が低電圧値a2以下でないと制御部2が判断した後ステップS211に移行し、ステップS213において異常検出モードでの動作を開始した後ステップS214に移行する。このように構成することにより、より簡易な制御で動作モードを変更する動作を行うことができる。
図11に示すように、警報器1では、低電圧モードにおいて、電池電圧を測定する動作(ステップS205、ステップS206、ステップS207、ステップS208、ステップS209)を含まない構成とすることもできる。このような構成では、ステップS204において低電圧モードでの動作を開始した後、電池電圧を測定する動作を行わずに低電圧モードでの報知部4による報知動作またはランプ部5による点灯動作が継続される。このように構成することにより、より簡易な制御で動作モードを変更する動作を行うことができ、または、電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときの警報器1の消費電力を抑制することができる。
またこのとき、ステップS204において低電圧モードでの動作を開始した後、電池電圧を測定する動作を行わず、報知部4による報知動作またはランプ部5による点灯動作も行わない構成とすることもできる。このように構成することにより、電池電圧の値が低電圧値a2以下に低下したときの警報器1の消費電力をさらに抑制することができる。
またこのとき、警報器1は、低電圧モードでは、自動的に電池電圧の測定を行わないが、操作部6を操作することによって電池電圧を測定する構成とすることもできる。
図2または図12に示すように、警報器1では、電池電圧の値が終止電圧値a5以下に低下したときに、動作を停止する構成とすることもできる。
このように構成される警報器1では、ステップS203において、測定した電池電圧の値が低電圧値a2以下である、と制御部2が判断した場合、ステップS216に移行する。そして、測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下か否かについて、制御部2が判断する(ステップS216)。このとき、測定した電池電圧の値が所定の回数連続(例えば5回連続)で終止電圧値a5以下か否かについて、制御部2が判断する。測定した電池電圧の値が所定の回数連続で終止電圧値a5以下でないとき、測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下でない、と制御部2が判断する。
測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下である、と制御部2が判断した場合、ステップS217に移行する。
測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下でない、と制御部2が判断した場合、ステップS204に移行する。
次に、警報器1では、その動作を停止する(ステップS217)。このとき、表示部7は、電源がOFFされたものとしてディスクの表面を表示する。警報器1の動作の停止とは、例えば、電池電圧を測定する動作の停止、センサ部3の外部環境の変化を検知する動作の停止、報知部4による報知動作の停止、ランプ部5の点灯動作の停止、または、表示部7表示動作の停止(表示部7のディスクの表面を表示)等のうち、少なくとも二個の動作が停止した状態を示す。警報器1では、前記少なくとも二個の動作が停止した状態について、予め設定される構成とすることもでき、または、操作部6を操作することによって設定可能に構成することもできる。
警報器1は、操作部6を操作することによって、測定した電池電圧の値が適切電圧値a3未満か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS202)を行わない、通常モード等において前回測定した電池電圧の値から直近で測定した電池電圧の値の低下量が異常電圧量未満か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS205、ステップS208、ステップS210、ステップS213)を行わない、低電圧モードにおいて電池電圧を測定する動作(ステップS205、ステップS206、ステップS207、ステップS208、ステップS209)を行わない、または、測定した電池電圧の値が終止電圧値a5以下か否かについて制御部2が判断する動作(ステップS216)を行わない等について設定可能に構成することもできる。このように構成することにより、操作部6の簡易な操作で、警報器1の電池電圧の測定する動作態様等を所望のものにすることができる。
警報器1は、低電圧モード、異常モード、異常検出モードにおいて、電源がOFFされたものとして表示部7のディスクの表面を表示する構成とすることもできる。
また、警報器1は、表示部7を備えない構成とすることもできる。このとき、ランプ部5は、低電圧モード、異常モード、または、異常検出モードにおける点灯態様と異なる態様で、電源がONされたときに点灯(例えば、連続点灯)する構成とすることもできる。
1 警報器
2 制御部
3 センサ部
4 報知部
5 ランプ部
6 操作具
10 電池

Claims (5)

  1. 電池を電源として駆動し、外部環境の変化を検知して報知する、警報器であって、
    電池電圧を測定し、前記測定した電池電圧の値によって動作モードを変更可能に構成され、
    前記動作モードとして、前記電池電圧が十分な状態にある通常モードと、駆動不可能になる直前段階に前記電池電圧が低下したときに動作する低電圧モードと、前記電池電圧が異常に早く低下したときに動作する異常モードと、を備え、
    前記異常モードでは、前記低電圧モードと異なる態様で報知する、警報器。
  2. ランプ部を備え、
    前記異常モードでは、前記ランプ部は、前記通常モードまたは前記低電圧モードと異なる態様で点灯する、
    請求項1に記載の警報器。
  3. 前記動作モードとして、前記通常モードまたは前記低電圧モードと異なる動作態様で電池電圧を測定する異常検出モードを備え、
    前記異常検出モードでは、前記低電圧モードと異なる態様で報知する、
    請求項1または請求項2に記載の警報器。
  4. 前記異常検出モードでは、前記ランプ部は、前記通常モードまたは前記低電圧モードと異なる態様で点灯する、
    請求項3に記載の警報器。
  5. 前記低電圧モードのとき、前記異常モードのとき、または、前記異常検出モードのときに、外部に通信することによって報知する、
    請求項3または請求項4に記載の警報器。
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