JP4126486B2 - 携帯電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池の残り容量を検出して遠隔者に報知する電池残量報知機能を備える携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機では、電池残量を計測し、その結果に応じてユーザに電池残量を報知する。かかる電池残量報知機能を備える従来の携帯電話機として、例えば、特開平6−6306号公報に開示されているものがある。まず前記文献に開示されている従来例の携帯電話機について図5を基に説明する。
図5は従来の携帯電話機を例示するブロック図である。図5に示す従来の携帯電話機50は、電池パック51と携帯電話機本体61とで構成される。電池パック51は、二次電池52と、検出回路53とを備える。前記二次電池52は、携帯電話機本体61を動作させるための電力を、電源端子54を介して携帯電話機本体61に供給する。検出回路53は、二次電池52の残容量を検出する。携帯電話機本体61は、前記電源端子54と、変換回路56と、記憶回路57bと、演算回路58と、制御回路59と、表示部60とで構成される。検出回路53で計測された電池の残容量の値は変換回路56に与えられる。
【0003】
変換回路56は、検出回路53から出力される電池残量の値を処理の容易なデジタル信号に変換する回路である。記憶回路57bは、電源を切った場合でも記憶内容が消失しない不揮発性メモリを有し、予め定められた所定の電圧値をデジタル値として記憶する。演算回路58は、記憶回路57bに予め記憶されている前記デジタル値と変換回路56の出力値とを比較演算する回路である。制御回路59は、変換回路56、記憶回路57b、演算回路58、表示器60の動作制御を行う回路である。表示部60は、制御回路59から出力される電池残量に係る情報を、記号や文字情報、あるいは数値情報として表示する。
【0004】
従来の携帯電話機50は、検出回路53が一定時間毎に二次電池52の残量を検出し、該検出結果に対して変換回路56、記憶回路57で上記の処理を行った後、制御回路59を介して表示部60の表示画面に、電池残量を例えば3段階で表示する。検出された電池残量が所定値以下になった場合には、スピーカ等により警告音を発してユーザに電池切れを報知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の携帯電話機においては、電池の残量が3段階に分けてユーザに報知されるので、ユーザは電池残量の概略値を知ることは出来るものの、残っている通信可能時間を正確に知ることは出来ない。特に、携帯電話機における通話時の消費電力は、待ち受け時の消費電力に比して大きく、待ち受け状態では電池容量がまだ相当残っているように表示される場合でも、通話を開始すると電池の消耗が急に進み、短時間で動作不能になり、通信が中断されることがある。そして、このように通信不能なまでに電池残量が減少すると、例え、重要な通話をしなければならない場合であっても、もはやそれが不可能になるという問題があった。そして、当該携帯電話機から離れたところにいる者には、当該携帯電話機が電池切れ状態であることを認識することが出来なかった。
【0006】
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、当該携帯電話機が電池切れ状態であることを、ユーザが予め登録した送信先へ確実に報知できる携帯電話機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、第1の発明は、電源電池と、前記電源電池の残量を検出する残量検出手段と、メールの送信先を格納する第1のメモリと、メールメッセージを格納する第2のメモリと、前記残量検出手段で検出された前記電源電池の残量に応じて制御される送受信部とを含む携帯電話機において、前記送受信部は、前記電源電池の残量が第1の所定値以下になったときに、前記第2のメモリに格納されたメールメッセージを前記第1のメモリに格納されたメール送信先へ送信するようにした携帯電話機である。
【0008】
第2の発明は、第1の発明の携帯電話機において、前記第2のメモリに、当該携帯電話機が電池切れであることを報知するメールメッセージを格納するようにした携帯電話機である。
【0009】
第3の発明は、第1又は第2の発明の携帯電話機において、前記電源電池の残量が前記第1の所定値以下になったときに、前記第2のメモリに格納されたメールメッセージを前記第1のメモリに格納されたメール送信先へ送信する手続きを実行するか否かをユーザが設定可能にした携帯電話機である。
【0010】
第4の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかの携帯電話機において、前記第2のメモリに格納されたメールメッセージとは異なるメッセージを格納する第3のメモリを備え、前記送受信部は、電源電池の残量が第2の所定値より大きい状態に回復したときに、前記第3のメモリに格納されたメールメッセージを前記第1のメモリに格納されたメール送信先へ送信するようにした携帯電話機である。
【0011】
第5の発明は、電源電池の残量を検出する残量検出手段と、メールの送信先を格納する第1のメモリと、メールメッセージを格納する第3のメモリと、前記残量検出手段で検出された前記電源電池の残量に応じて制御される送受信部とを含む携帯電話機において、前記送受信部は、電源電池の残量が第1の所定値以下になった後で第2の所定値より大きい状態に回復したときに、前記第3のメモリに格納されたメールメッセージを前記第1のメモリに格納されたメール送信先へ送信するようにした携帯電話機である。
【0012】
第6の発明は、第4又は第5の発明の携帯電話機において、前記第3のメモリに、当該携帯電話機の電池切れ状態が解消したことを報知するメールメッセージを格納するようにした携帯電話機である。
【0013】
第7の発明は、第4乃至第6のいずれかの発明の携帯電話機において、前記第1の所定値及び前記第2の所定値を記憶する記憶回路を含み、前記第2の所定値を前記第1の所定値より大にした携帯電話機である。
【0014】
第8の発明は、第4乃至第6のいずれかの発明の携帯電話機において、前記第1の所定値及び前記第2の所定値を記憶する記憶回路を含み、前記第1のメモリに格納されたメールの送信先の数に応じて、前記第1の所定値又は前記第2の所定値を変更するようにした携帯電話機である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。本発明の携帯電話機は、電池残量が所定値以下になったときに、ユーザにより予め登録された送信先へ、電池切れを報知するメッセージを自動的に送信するようにしたものである。これにより、当該携帯電話が電池切れ状態になったことを、ユーザが予め登録した送信先へ確実に報知することが出来る。
【0016】
以下、本発明の実施例について、図と共に説明する。図1は本発明携帯電話機の一実施例を示すブロック図である。図1に示す携帯電話機10と図5に示す携帯電話機50とで、同一構成で同一作用の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1において、携帯電話機10は電池パック51と携帯電話機本体11とで構成される。携帯電話機本体11は、電源端子54と、変換回路56と、記憶回路57と、演算回路58と、制御部21と、表示部60と、送受信部23と、送信先メモリ25と、メッセージメモリ27と、キー操作部29とで構成される。
【0017】
送受信部23は制御部21によって制御され、外部との通信を行う。送信先メモリ25は制御部21に接続された不揮発性メモリであり、ユーザが入力したメール送信先を記憶する。該メール送信先は、当該携帯電話機が電池切れ状態になったこと或いは電池切れ状態であることを、携帯電話機10から送信するショートメッセージで報知するためのメール送信先であり、電話番号又はe−mailアドレス等である。メッセージメモリ27は制御部21に接続された不揮発性メモリであり、ユーザが入力したメールメッセージを記憶する。該メールメッセージは、当該携帯電話機が電池切れ状態になったこと或いは電池切れ状態であることを携帯電話機から送信するショートメッセージで報知するためのメールメッセージであり、携帯電話機10の製造時に組み込まれた既定のメールメッセージ又はユーザがキー操作部29から入力したメールメッセージである。
【0018】
キー操作部29は制御部21に接続されていて、従来の一般的な携帯電話機が備えるキー操作部と略同一であるが、ユーザは、キー操作部29を介して、電池切れであることを報知するためのメール送信先及びメールメッセージを指定又は登録する。このキー操作部29から入力されたメール送信先とメールメッセージは、送信先メモリ25とメッセージメモリ27とにそれぞれ格納される。送信先メモリ25には必要に応じて2以上のメール送信先が格納される。
【0019】
変換回路56は、検出回路53から出力される電池残量の値を処理の容易なデジタル信号に変換する回路である。記憶回路57は不揮発性メモリを有し、後述する6個の基準電圧をデジタル値として記憶する。演算回路58は、記憶回路57に予め記憶されている前記デジタル値と変換回路56の出力値とを比較演算する回路であり、この演算結果を制御部21に与える。
制御部21は、変換回路56、記憶回路57、演算回路58、表示器60の動作制御を行う他、送受信部23の通信動作を制御し、キー操作部29から入力されたデータを処理する。表示部60は制御部21によって表示内容が制御され、演算回路58から出力される比較演算結果に応じて、電池形状を1部だけ表示したり、全部を表示したりすることにより、電池残量をユーザに報知する。
【0020】
図6は本発明携帯電話機に係る記憶回路57に記憶される複数の基準電圧を示す図である。記憶回路57は予め設定された基準電圧1〜基準電圧6の6個のデジタル値を記憶する。そして、演算回路58は変換回路56の出力と記憶回路57に格納されている前記複数の基準電圧とを比較し、携帯電話機10の動作は前記比較結果に応じて制御される。
図6に示すように、二次電池52の電圧が基準電圧1以下になると、携帯電話機10の動作は停止され、通信が不可能となる。二次電池52の電圧が基準電圧1〜基準電圧2の間では、携帯電話機10は通常の動作が可能とされ、表示器60には電池残量を示すために電池形状が1/3だけ表示される。二次電池52の電圧が基準電圧2〜基準電圧3の間では、表示器60には電池残量を示すために電池形状が2/3だけ表示される。二次電池52の電圧が基準電圧3以上ある場合は、表示器60には電池残量を示すために一つの電池形状全体が表示される。充電時において、二次電池52の電圧が基準電圧4になった場合は、過充電を防止するために充電が停止される。
【0021】
基準電圧6は基準電圧1より大きく、基準電圧2よりやや低い電圧である。基準電圧5は基準電圧1より大きく、基準電圧6よりやや低い電圧である。
通話時や待ち受け時において、二次電池52の電圧が前記基準電圧5以下になった場合には、制御部21は、送信先メモリ25に格納されたメール送信先と、メッセージメモリ27に格納されたメールメッセージとを読み出す。そして、送受信部23は前記読み出されたメール送信先の電話番号又はメールアドレスに対して、前記読み出されたメールメッセージを送信する。
【0022】
登録された送信先が送信先メモリ25に複数格納されている場合には、それらの全ての送信先に順次送信する。これにより、電池切れで携帯電話機10が使用不可能になる前に、当該携帯電話機が電池切れで使用できないことを、送信先メモリ25に格納されたリストの全員に確実に報知することが出来る。
なお、メッセージメモリ27に格納されるメッセージは、前記したように、「当該携帯電話機が電池切れであることを報知するメッセージ」とするが、携帯電話機の製造業者が製造時に予め既定文をメッセージメモリ27に記憶させておいても良く、或いは当該携帯電話機のユーザがキー操作部29を介して自由に入力してメールメッセージを登録し、メッセージメモリ27に格納するようにしても良い。「当該携帯電話機が電池切れであることを報知するメッセージ」は、例えば「電池がなくなり、暫くの間通信不可能です」などとする。
【0023】
メッセージメモリ27には後述するようなメールメッセージも格納されるようにしても良い。すなわち、二次電池が電池切れ状態から、充電等により復活した場合に送信する「電池切れが解消された旨を報知するためのメールメッセージ」を、予めメッセージメモリ27に格納しておくようにしても良い。この場合は、充電等により二次電池52の電圧が前記基準電圧6以上になったときに、制御部21は、送信先メモリ25に格納されたメール送信先と、メッセージメモリ27に格納された「電池復活を報知するメールメッセージ」とを読み出す。そして、送受信部23は前記読み出されたメール送信先の電話番号又はメールアドレスに対して、前記読み出された内容で「電池復活を報知するメールメッセージ」を送信する。「電池復活を報知するメールメッセージ」は、例えば「電池が復活しましたので、通信不能となりました」などとする。
【0024】
登録された複数の送信先が送信先メモリ25に格納されている場合には、それらの全てに順次送信する。これにより、電池切れを報知した送信先に対して、当該携帯電話機が電池切れ状態でなくなったことを、全員に確実に報知することが出来る。
なお、メッセージメモリ27に格納される「電池復活を報知するメールメッセージ」は、携帯電話機の製造業者が予め既定文を記憶させておいても良く、或いは当該携帯電話機のユーザがキー操作部29を介して自由に入力し、該入力されたメッセージをメッセージメモリ27に格納するようにしても良い。
【0025】
図2は本発明携帯電話機に係る電池切れ報知処理を示すフローチャートである。
図2において、ステップS11では、電源電圧が所定値以下になったか否かが判別され、所定値以下になったときにステップS13へ進む。ステップS11での所定値とは、図6に示す基準電圧5である。ステップS13では、ユーザが「電池切れを報知するメール」の送信フラグをONに設定している場合はステップS15へ進み、それ以外の場合はこのフローを終了する。ステップS15では、「電池切れを報知するメールメッセージ」を送信するために、メール送信先と送信メッセージとを送信先メモリ25、メッセージメモリ27からそれぞれ読み込んでステップS17へ進む。ステップS17では「電池切れを報知するメール」を送信してステップS19へ進む。ステップS19では、今後電池切れが解消されたときに「電池復活を報知するメール」を自動的に送信するように、「電池復活を報知するメール」の送信フラグをONに設定して、このフローを終了する。
【0026】
図3は本発明携帯電話機に係る電池切れ解消の報知処理を示すフローチャートである。図3において、ステップS21では、電源電圧が所定値以上になったか否かが判別され、所定値以上になったときにステップS23へ進む。ステップS21での所定値とは、図6に示す基準電圧6である。ステップS23では、「電池復活を報知するメールの送信フラグ」がONに設定されている場合はステップS25へ進み、設定されていない場合はこのフローを終了する。ステップS25では、「電池切れ解消を報知するメールメッセージ」を送信するために、メール送信先と送信メッセージとを送信先メモリ25、メッセージメモリ27からそれぞれ読み込んでステップS27へ進む。ステップS27では、「電池切れが解消されたことを報知するメール」を前記送信先へ送信してこのフローを終了する。
【0027】
図4は本発明携帯電話機に係るメール送信先及びメールメッセージの登録処理を示すフローチャートである。図4において、ステップS31では、キー操作部29の送信先登録キーが押されたか否かを判別し、肯定であればステップS33へ進み、否定であればステップS35へ進む。ステップS33では入力された送信先の電話番号又はメールアドレスをメモリに格納してステップS35へ進む。ステップS35ではキー操作部29の送信メッセージ登録キーが押されたか否かを判別し、肯定であればステップS37へ進み、否定であればステップS43へ進む。
【0028】
ステップS37では、キー操作部29で「電池切れ報知メッセージ」が選択されていればステップS39へ進み、「電池復活報知メッセージ」が選択されていればステップS41へ進む。ステップS39では、入力された「電池切れを報知するメールメッセージ」をメモリに格納して、ステップS43へ進む。ステップS41では入力された「電池復活を報知するメールメッセージ」をメモリに格納して、ステップS43へ進む。ステップS43では登録終了キーが押されている場合はこのフローを終了し、押されていない場合はステップS31へ進み、登録処理を継続する。
【0029】
以上詳述したように、本発明を適用した実施の形態によれば、携帯電話機の二次電池の容量が消耗して携帯電話機が動作不能になる前に、ユーザが登録した特定のメールアドレス又は電話番号へ、「当該携帯電話機が電池切れ状態であること」を報知する特定のメールメッセージが自動的に送信される。また、「当該携帯電話機が電池切れ状態であること」を報知するメールメッセージが送信されたメールアドレス又は電話番号へは、充電などで二次電池が復活したときに、「当該携帯電話機の電池切れ状態が解消されたこと」を報知するメールメッセージが自動的に送信される。
【0030】
なお、図1では各メモリの機能を明示するために、送信先メモリ25、メッセージメモリ27、記憶回路57は個別のメモリを用いて構成するように描かれているが、製品の製造に際しては、それらを単一のメモリによって構成したり、制御部21のメモリを共用したりすることが出来ることは、言うまでもない。
また、前記説明においては、「電池切れ状態であることを報知するメールメッセージ」と「電池切れ状態が解消されたこと報知するメールメッセージ」とをメッセージメモリ27に格納する、と説明したが、前記2種類のメッセージを個別のメモリに格納しても良いことは言うまでもない。また、「電池切れ状態であること報知するメールメッセージ」の送信先をユーザが登録する場合に、従来の一般的な携帯電話機が備えている「電話帳」又は「メールアドレス帳」を用いて行っても良い。すなわち、一般的な「電話帳」又は「メールアドレス帳」に格納された複数のアドレス中の特定なアドレスに「電池切れ報知先」のフラグを立てることによって、「電池切れ状態を報知するメールメッセージ」の送信先を指定するようにしても良い。
【0031】
また、図6に示す基準電圧6は、「当該携帯電話機の電池切れ状態が解消されたこと」を報知するタイミングを決定する要素となり、基準電圧5は「当該携帯電話機が電池切れ状態であること」を報知するタイミングを決定する要素となる。このことは既に説明した通りである。ここに、前記基準電圧6は基準電圧5と等しく設定しても良い。しかし、前記した「電池切れ解消の報知」を送信した後には、「電池切れ解消の報知」を受信した者が発信したメールメッセージを受信したり、その者との通話をしたりする可能性が高くなるから、図6に示すように、前記基準電圧6を基準電圧5より大きく設定する。これにより、前記した「電池切れ解消の報知」を送信した後に、すぐに再度「電池切れ状態」に陥るのを防止することが出来る。
【0032】
さらに、前記した実施例の説明では、前記基準電圧6及び基準電圧5が予め定めた所定値であるとしたが、送信先メモリ25に格納されている「電池切れを報知するメールメッセージの送信先」の数に応じて、前記基準電圧6及び基準電圧5を変更すようにしても良い。すなわち、「電池切れを報知するメールメッセージの送信先」の数が多い場合には、前記基準電圧6及び基準電圧5を比較的高く設定して、「電池切れを報知するメール」や「電池切れ解消を報知するメールメッセージ」の送信中に、電池切れ状態に陥るのを防止することが出来る。また、「電池切れ解消の報知」を送信するタイミングを充電完了時(基準電圧4)にしても良い。
【0033】
また、前記した実施例の説明では、電源電池が充電可能な二次電池であるとして説明したが、電源電池が一次電池である場合にも、本発明を適用することができる。この場合でも、電源電池の容量残が少なくなると、「電池切れを報知するメールメッセージ」が送信され、その後、ユーザが電源電池を交換することになる。そして電池交換後、電源電池の電圧が例えば図6に示す基準電圧4以上であることが検知されたときに、「電池切れ解消を報知するメールメッセージ」が送信されるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯電話機の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明携帯電話機に係る電池切れ報知処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明携帯電話機に係る電池切れ解消の報知処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明携帯電話機に係るメール送信先及びメールメッセージの登録処理を示すフローチャートである。
【図5】従来の携帯電話機を例示するブロック図である。
【図6】本発明携帯電話機に係る記憶回路57に記憶される複数の基準電圧を示す図である。
【符号の説明】
11 携帯電話機本体
21 制御部
23 送受信部
25 第1のメモリ(送信先メモリ)
27 第2のメモリ(メッセージメモリ)
29 キー操作部
52 二次電池
53 残量検出手段(検出回路)
54 電源端子
56 変換回路
57 記憶回路
58 演算回路
60 表示器
Claims (3)
- 電源電池と、
前記電源電池の残量を検出する残量検出手段と、
ユーザが予め登録した複数のメールの送信先を格納する第1のメモリと、
電池切れであることを報知するメールメッセージを格納する第2のメモリと、
電池切れ状態が解消したことを報知するメールメッセージを格納する第3のメモリと、
前記残量検出手段で検出された前記電源電池の残量に応じて制御され、外部との通信を行う送受信部とを備え、
前記送受信部は、
前記電源電池の残量が第1の所定値以下になったときに、外部との通信を行い、前記第2のメモリに格納された、当該携帯電話機が電池切れであることを報知するメールメッセージを前記第1のメモリに格納された複数のメール送信先へ順次送信し、
前記電源電池の残量が第2の所定値より大きい状態に、充電又は電池交換によって回復したときに、外部との通信を行い、前記第3のメモリに格納された、当該携帯電話機の電池切れ状態が解消したことを報知するメールメッセージを前記第1のメモリに格納された複数のメール送信先へ順次送信するものであり、
当該携帯電話機は、前記第1の所定値及び前記第2の所定値を記憶する記憶回路を含み、前記第1のメモリに格納されたメールの送信先の数に応じて、前記第1の所定値又は前記第2の所定値を変更することを特徴とする携帯電話機。 - 前記電源電池の残量が前記第1の所定値以下になったときに、前記第2のメモリに格納されたメールメッセージを前記第1のメモリに格納されたメール送信先へ送信する手続きを実行するか否かをユーザが設定可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
- 前記第2の所定値を前記第1の所定値より大にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電話機。
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