JPH07232023A - フィルタの清浄装置 - Google Patents

フィルタの清浄装置

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JPH07232023A
JPH07232023A JP6025703A JP2570394A JPH07232023A JP H07232023 A JPH07232023 A JP H07232023A JP 6025703 A JP6025703 A JP 6025703A JP 2570394 A JP2570394 A JP 2570394A JP H07232023 A JPH07232023 A JP H07232023A
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JP
Japan
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filter
roll
dust
air
roll core
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JP6025703A
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English (en)
Inventor
Kojiro Morita
幸次郎 森田
Yoshitaka Nakajima
義隆 中島
Akio Suzuki
昭男 鈴木
Shohei Yamamoto
昭平 山本
Tsuneo Suzuki
恒雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUKI GIKEN KOGYO KK
TSUKASA KIKO KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
SUZUKI GIKEN KOGYO KK
TSUKASA KIKO KK
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロールフィルタを装着した後はフィルタに付
着した塵埃類の除去が自動的になされ労働衛生上の問題
がなく、廃棄物処理の問題もない環境衛生的な観点から
も優れたフィルタの清浄装置を提供する。 【構成】 ロールフィルタのロール芯を支持する支持部
と、支持部間に伸張されたフィルタに張力を与えるロー
ルと、フィルタの下面に当接するスポンジ(塵埃類除去
用弾性部材)と、フィルタの上面に当接するスポンジ
(塵埃類除去用弾性部材)と、スポンジに当接後のフィ
ルタに付着する塵埃類をエアーによってフィルタから分
離するノズル(エアー吹付部)と、フィルタを一方のロ
ール芯から送り出し他方のロール芯へと巻き取る駆動機
構とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の空調装置に用
いられるロールフィルタに付着した塵埃類を除去するフ
ィルタの清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、車両等の空調装置に備え
られるロールフィルタは、帯状のフィルタの両端がそれ
ぞれロール芯に巻回されたもので、使用に際しては、空
調装置内に前記ロール芯が一定距離離間した状態で配置
され、一定時間ごとにそれまで塵埃類を吸着していたフ
ィルタ部分は一方のロール芯へと巻き取られてゆき、他
方のロール芯から新たにフィルタが送り出されることに
よって、常に清浄なフィルタ面が使用されるように工夫
されたものである。このロールフィルタは全長にわたっ
て使用されると空調装置から取り外され、フィルタに付
着した塵埃類が除去された後、再使用される。従来この
フィルタに付着した塵埃類の除去方法としては以下のも
のがあった。すなわち、フィルタを洗剤を用いて水で洗
浄した後、温風によって乾燥させる湿式方法と、ブラシ
を用いてフィルタ面上の塵埃類をかきとり、ブラシによ
っては除去できない細かい塵埃類は工業用掃除機で吸取
るという乾式方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のフィ
ルタに付着した塵埃類の除去方法には、それぞれ次のよ
うな問題点があった。まず、湿式方法においては、洗浄
後のフィルタを温風乾燥させる際に乾きをよくするため
にロールフィルタを伸展させる必要があるので作業性が
悪く、また、洗浄水、洗剤等を廃棄するには環境衛生上
の観点から処理が必要とされ経費がかかるという問題が
ある。一方、乾式方法においてはフィルタ面上の塵埃類
をかきとるブラシに塵埃類が付着し、このブラシに付着
した塵埃類とブラシによってはフィルタから除去できな
い細かい塵埃類とは作業員が工業用掃除機を使い吸取っ
ているので、人手と時間がかかり効率が悪いだけではな
く、労働衛生的な観点からも問題がある。
【0004】本発明は、前記の事情に鑑みてなされたも
のであって、ロールフィルタを装着した後はフィルタに
付着した塵埃類の除去が自動的になされ労働衛生上の問
題がなく、廃棄物処理の問題もない環境衛生的な観点か
らも優れたフィルタの清浄装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のフィルタ
の清浄装置は、帯状のフィルタの両端がそれぞれロール
芯に巻回されたロールフィルタを対象として、前記フィ
ルタに付着した塵埃類を除去するフィルタの清浄装置で
あって、前記ロール芯の一方および他方を一定距離離間
させて互いに平行に配置してこれらを回転自在に支持す
る一対のロール芯支持部と、これらのロール芯支持部の
いずれか一方または双方を駆動して前記フィルタを前記
ロール芯の一方から他方へ移動させる駆動機構と、前記
一対のロール芯支持部間に配置され、前記フィルタの一
方および他方の面に当接させる少なくとも一対の塵埃類
除去用弾性部材と、これら塵埃類除去用弾性部材の近傍
に配置され、該塵埃類除去用弾性部材に当接後の前記フ
ィルタに付着する塵埃類をエアーによって該フィルタか
ら分離するエアー吹付部とを具備してなることを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】請求項1記載のフィルタの清浄装置において
は、ロールフィルタは駆動機構によって一方のロール芯
から他方のロール芯へと巻き取られていくき、その際フ
ィルタの一方および他方の面が塵埃類除去用弾性部材に
当接することによってフィルタのそれぞれの面に付着し
た塵埃類はロール状となり、このロール状となった塵埃
類はエアー吹付部から吹き付けられるエアーによって除
去される。
【0007】
【実施例】以下、本発明のフィルタの清浄装置の実施例
について、図1ないし図4を参照して説明する。フィル
タの清浄装置1は、図2および図3に示すように、箱状
のケース本体2の内部に後述する主要部が収納されてい
て、ケース本体2の上部には蓋体3が開閉可能に配置さ
れている。ケース本体2の下面には、フィルタの清浄装
置1を移動させる際の便宜のため、前後にそれぞれ一対
のキャスター4、4および5、5が取り付けられてお
り、キャスター5、5はステアリング可能とされてい
る。また、ケース本体2および蓋体3の内部にはそれぞ
れ隔壁6a、7aおよび隔壁6b、7bが設けられてい
て、蓋体3を閉じた状態においては、隔壁6aと6b、
7aと7bがそれぞれ一体となって隔壁6、7を形成す
る。蓋体3は、ケース本体2の背面に取付金具8によっ
て開閉自在に取り付けられており、その開閉装置として
隔壁6aおよび7aのそれぞれにエアシリンダ9、9が
取付部材10、10によって回動自在に設置され、エア
シリンダ9、9のピストンロッド11、11の先端部は
取付部材12、12によってそれぞれ隔壁6b、7bに
取り付けられている。これらのエアシリンダ9、9は、
共に、図示しない高圧エアー源に接続されていて駆動さ
れる。また、蓋体3の両側面には、外気取入口13、1
3‥が設けられており、ケース本体2と蓋体3の正面に
は、蓋体3を閉じた状態でケース本体2に固定するため
の固定金具14‥が設けられている。
【0008】フィルタの清浄装置1の主要部は、図1お
よび図2に示すように、ロールフィルタ20を送り出す
側のロール芯20aの支持部21と巻き取る側のロール
芯20bの支持部22と、ロール芯20a、20bの支
持部21、22間に伸張されたフィルタ20cに張力を
与えるロール23、24と、フィルタ20cの下面に当
接するスポンジ(塵埃類除去用弾性部材)25と、フィ
ルタ20cの上面に当接するスポンジ(塵埃類除去用弾
性部材)26と、ノズル(エアー吹付部)27、28
と、後述する駆動機構とから構成される。なお、フィル
タ送り出し側の支持部21に装着されるロール芯20a
とロール23との間には、ロールフィルタ20の終端部
を検出するために検出機構29が配置されている。
【0009】ロール芯20a、20bの支持部21、2
2の構造を、図3および図4を参照して説明する。支持
部21、22には、それぞれ、隔壁6aに電磁クラッチ
31および軸受32が設けられている。ロール芯20
a、20bの一端を押圧する押圧部材33は軸受32に
回転自在に取り付けられている。ロール芯20a、20
bの他端を押圧する押圧部材34は軸受35に回転自在
に取り付けられ、軸受35は支持部材36に支持され、
支持部材36は隔壁7aに設けられたガイド部37によ
って矢印A、B方向に移動自在に支持され、その端部は
支持部材38によって隔壁7aに支持されたエアシリン
ダ39のピストンロッド40に接合されている。このエ
アシリンダ39は図示しない高圧エアー源に接続されて
いて駆動される。これらの構成により、ロール芯20
a、20bを支持部21、22に装着する際には、予め
エアシリンダ39の駆動により押圧部材34を矢印B方
向へ移動させて隔壁7a側に位置させておき、ロール芯
20a、20bの一端を押圧部材33に装着した後、エ
アシリンダ39の駆動により押圧部材34を矢印A方向
へ移動させてロール芯20a、20bの他端を押圧させ
ることができる。このように、ロール芯20a、20b
の長さに対応させて押圧部材34を位置させることが可
能であり、エアシリンダ39によって押圧部材34は矢
印A方向に付勢され、押圧部材33と34によってロー
ル芯20a、20bは回転自在に保持される。なお、押
圧部材33および34にはロールフィルタ20の側端部
の位置を規制するために、それぞれガイド部材41、4
1が設けられ、また、軸受32および35には、ロール
芯20a、20bを取り付ける際の便宜のため、それぞ
れ仮置台42、42が取り付けられている。
【0010】前記駆動機構は、図2ないし図4に示すよ
うに、隔壁6aおよび支持体51に支持されたエアモー
ター52と、エアモーター52の回転を減速する減速機
構53と、減速機構53の出力軸54と、出力軸54に
取り付けられたプーリ55と、ロール芯支持部21、2
2のそれぞれに配置された電磁クラッチ31、31に取
り付けられたプーリ56、57と、回転出力をプーリ5
5からプーリ56、57に伝達するベルト58と、ベル
ト58に張力を与える張力付与装置59とから構成され
る。張力付与装置59は、基部60と基部60に取り付
けられたプーリ61とから構成され、基部60の隔壁6
aへの取り付け位置を変更することによって、ベルト5
8に与える張力を調節する。
【0011】次に、フィルタの清浄装置1の主要部のう
ち、前述のロール芯20a、20bの支持部21、22
および駆動機構以外の部材の配置について、図1および
図2を参照して説明する。ロール芯20a、20bの支
持部21、22間に伸張されたフィルタ20cに張力を
与えるロール23、24は、それぞれの両端においての
隔壁6a、7aに軸受68、69によって回転自在に取
り付けられている。フィルタ20cの下面に当接するス
ポンジ25は、押圧部材70の上面に取り付けられ、押
圧部材70は両端において隔壁6a、7aに取付部材7
1、71を介して取り付けられている。フィルタ20c
の上面に当接するスポンジ26も同様に、押圧部材72
の下面に取り付けられ、押圧部材72は両端において隔
壁6b、7bに取付部材73、73を介して取り付けら
れている。スポンジ26の直下には、ガイド部材74が
配置され、ガイド部材74はその両端において取付部材
75、75によって隔壁6a、7aに取り付けられてお
り、フィルタ20cはガイド部材74によってスポンジ
26に押圧される構成となっている。ノズル27および
28も、それぞれの両端において取付部材76、76お
よび77、77によって隔壁6b、7bに取り付けられ
ている。これらノズル27、28は、共に、図示しない
高圧エアー源に接続されていて、後述するように、フィ
ルタ20cにエアーを吹き付ける。ロールフィルタ20
の終端部を検出する検出機構29は、隔壁6a、もしく
は7aにその基部が固定された図示しない取付部材に取
り付けられている。
【0012】以上に説明した装置の他、フィルタの清浄
装置1内には、図2および図3に示すように、集塵機8
1、81と、ブロワ82、82と、エアーの流路形成板
83、83と、塵埃類の回収箱84、84とが配置され
ている。集塵機81、81は隔壁6a、7aおよび支持
体85によって、ブロワ82、82は支持体86、86
によって、それぞれ支持されている。ブロワ82、82
は、集塵機81、81とエア吸引管87、87によりそ
れぞれ接続されており、駆動源88、88によって駆動
されて、フィルタの清浄装置1内部のエアーを集塵機8
1、81を通した後、ケース本体2の背面に設けられた
排気口89、89から排出する。流路形成板83、83
は、フィルタから除去された塵埃類をエアーの流れによ
って回収箱84、84に導くために隔壁6aと7aの間
に設けられており、回収箱84、84の直上には導入ガ
イド90、90が取り付けられている。また、集塵機8
1、81に塵埃類が直接当たることのないようカバー9
1、91が取り付けられていて、回収箱84、84には
ケース本体2から引き出すために取手92…が取り付け
られ、ケース本体2と回収箱84、84とには、回収箱
84、84をケース本体2に収納した状態に固定する固
定金具93…が設けられている。
【0013】以下、上記の装置の動作について説明す
る。まず、フィルタの清掃装置1の蓋体3をエアシリン
ダ9、9を駆動させて開き、ロールフィルタ20の塵埃
類の付着したフィルタが巻き取られている側のロール芯
20aを支持部21に装着し、フィルタをロール23、
スポンジ25、ガイド部材74およびロール24上に伸
張させ、もう一方のロール芯20bを支持部22に装着
する。その後、蓋体3をエアシリンダ9、9を駆動させ
て閉じ、蓋体3をケース本体2に固定金具14‥によっ
て固定する。
【0014】フィルタの清掃装置1を起動させると、エ
アモーター52が起動しその回転出力によってプーリ5
5は、図2において、反時計回りに回転しその回転はベ
ルト58によってプーリ56、57に伝えられロール芯
20a、20bも同方向へ回転する。その結果、フィル
タ20cは矢印C方向へ移動し順次ロール芯20bに巻
き取られていく。また、ノズル27および28からはフ
ィルタ20cにエアーが吹き付けられ、装置内のエアー
は駆動源88、88の起動によりブロワ82、82によ
って排出される。
【0015】ロール芯20aから送り出されたフィルタ
20cはロール23を経て、まず、その下面がスポンジ
25によってこすられるので、フィルタ20cの下面側
に付着した塵埃類はロール状に固められる。フィルタ2
0cはスポンジ25を通過した後、ノズル27によって
矢印D方向(図1参照)にエアーを吹き付けられるの
で、前記フィルタ20c下面に付着しているロール状に
固められた塵埃類とフィルタ20c内部の細かい塵埃類
は下方へ吹き飛ばされる。次に、フィルタ20cはその
上面がスポンジ26によってこすられ、上面側に付着し
た塵埃類はロール状に固められる。フィルタ20cはス
ポンジ26を通過した後、ロール24を介してロール芯
20bに巻き取られるが、ノズル28によって矢印E方
向にエアーを吹き付けられるので、フィルタ20c上面
に付着しているロール状に固められた塵埃類はフィルタ
20cを巻き取っているロール芯20bの接線方向へ吹
き飛ばされる。
【0016】ロールフィルタ20から除去された塵埃類
は、その大半が流路形成板83、83によって誘導され
るエアー流によって、回収箱84、84内に落下し回収
される。ごく細かい塵埃類は回収箱84、84内に落下
せず装置内に浮遊してしまうが、装置内のエアーは集塵
機81、81を通過して外部に排出されるので、ごく細
かい塵埃類は集塵機81、81によって回収され、装置
外への排出エアーには塵埃類は含まれない。
【0017】ロールフィルタ20の全長にわたって塵埃
類の除去が終了する、すなわち、ロールフィルタ20が
ロール芯20b側にすべて巻き取られると、フィルタ2
0cに張力がかかりそれが検出機構29によって検知さ
れるのでフィルタの清掃装置1は自動的に停止する。塵
埃類の除去終了後のロールフィルタ20の取り外しは、
前述の取り付け作業を逆にたどればよい。すなわち、蓋
体3をケース本体2に固定していた固定金具14‥を外
し、蓋体3をエアシリンダ9、9を駆動させて開き、ロ
ール芯20a、20bを支持部21、22から取り外せ
ばよい。
【0018】何本かのロールフィルタ20の塵埃類の除
去作業を行なった後は、回収箱84、84をケース本体
2に固定している固定金具93、93…を外し、回収箱
84、84を引き出して回収された塵埃類を処分する。
そして、次の作業にかかる際に再び回収箱84、84を
ケース本体2に収納し固定金具93、93…によって固
定すればよい。
【0019】上記のようなフィルタの清浄装置1によれ
ば、ロールフィルタ20を一度フィルタの清掃装置1に
取り付けた後は、ロールフィルタ20に付着した塵埃類
の除去は自動的になされるので労働衛生上の問題はない
し、水および洗剤を使用しないので廃棄物処理の問題も
ない。
【0020】また、エアモーター52の回転数を調整す
ることによりフィルタ20cの搬送速度は任意に設定で
き、ノズル27、28から吹き出されるエアー圧も任意
に設定できるので、ロールフィルタ20への塵埃類の付
着程度に応じてフィルタの清掃装置1の運転条件を設定
することにより、効率よく塵埃類の除去を行なうことが
できる。
【0021】さらに、フィルタの清浄装置1の内部は隔
壁6、7および流路形成板83、83により仕切られて
いて、塵埃類が浮遊するのは蓋体3、ケース本体2の正
面、隔壁6、7および流路形成板83、83によって囲
まれた領域のみであるから、装置主要部の駆動機構、エ
アシリンダ9、9および39、ブロワ82、82および
その駆動源88、88には塵埃類が付着することはな
い。
【0022】なお、上述した実施例においては塵埃類除
去用弾性部材としてスポンジを用いたが、表面が適度な
粗面であればスポンジに限らず布・きれ等でもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフィルタ
の清掃装置によれば、以下の効果を奏することができ
る。すなわち、ロールフィルタは駆動機構によって一方
のロール芯から他方のロール芯へと巻き取られていき、
その際、フィルタの一方および他方の面が塵埃類除去用
弾性部材に当接することによってフィルタのそれぞれの
面に付着した塵埃類はロール状となり、このロール状と
なった塵埃類はエアー吹付部から吹き付けられるエアー
によって除去される。よって、ロールフィルタをフィル
タの清掃装置に取り付けた後は、ロールフィルタに付着
した塵埃類の除去は自動的になされるので労働衛生上の
問題はないし、水および洗剤を使用しないので廃棄物処
理の問題もない。
【0024】また、駆動機構を調整することによりフィ
ルタの搬送速度は任意に設定でき、エアー吹付部から吹
き出されるエアー圧も任意に設定できるので、ロールフ
ィルタへの塵埃類の付着程度に応じてフィルタの清掃装
置の運転条件を設定することにより、効率よく塵埃類の
除去を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルタの清浄装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例であるフィルタの清浄装置を示
す側断面図である。
【図3】同、フィルタの清浄装置の正断面図である。
【図4】同、フィルタの清浄装置のロール芯支持部の拡
大正面図である。
【符号の説明】
1 フィルタの清浄装置 20 ロールフィルタ 20a ロール芯 20b ロール芯 20c フィルタ 21 ロール芯支持部 22 ロール芯支持部 23 ロール 24 ロール 25 スポンジ(塵埃類除去用弾性部材) 26 スポンジ(塵埃類除去用弾性部材) 27 ノズル(エアー吹付部) 28 ノズル(エアー吹付部) 52 エアモーター(駆動機構) 53 減速機構(駆動機構) 55 プーリ(駆動機構) 56 プーリ(駆動機構) 57 プーリ(駆動機構) 58 ベルト(駆動機構) 59 張力付与装置(駆動機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 義隆 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 鈴木 昭男 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 山本 昭平 東京都杉並区下井草5−23−12 司機工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 恒雄 東京都北区赤羽西1−34−1 鈴木技研工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のフィルタの両端がそれぞれロール
    芯に巻回されたロールフィルタを対象として、前記フィ
    ルタに付着した塵埃類を除去するフィルタの清浄装置で
    あって、前記ロール芯の一方および他方を一定距離離間
    させて互いに平行に配置してこれらを回転自在に支持す
    る一対のロール芯支持部と、これらのロール芯支持部の
    いずれか一方または双方を駆動して前記フィルタを前記
    ロール芯の一方から他方へ移動させる駆動機構と、前記
    一対のロール芯支持部間に配置され、前記フィルタの一
    方および他方の面に当接させる少なくとも一対の塵埃類
    除去用弾性部材と、これら塵埃類除去用弾性部材の近傍
    に配置され、該塵埃類除去用弾性部材に当接後の前記フ
    ィルタに付着する塵埃類をエアーによって該フィルタか
    ら分離するエアー吹付部とを具備してなることを特徴と
    するフィルタの清浄装置。
JP6025703A 1994-02-23 1994-02-23 フィルタの清浄装置 Pending JPH07232023A (ja)

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