JPH0723127U - ルーフドレン - Google Patents
ルーフドレンInfo
- Publication number
- JPH0723127U JPH0723127U JP5918493U JP5918493U JPH0723127U JP H0723127 U JPH0723127 U JP H0723127U JP 5918493 U JP5918493 U JP 5918493U JP 5918493 U JP5918493 U JP 5918493U JP H0723127 U JPH0723127 U JP H0723127U
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- Japan
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- drain
- mortar
- outer peripheral
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- Prior art date
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ステンレス鋼板より成型してなるル−フドレ
ンにおいて、部品数を少なくしコスト低減をはかる。 【構成】 本体1とストレーナ3或いは本体1、シート
押え2とストレーナ3よりなるステンレス鋼板を打抜き
成型してなるル−フドレンにおいて、本体1またはシー
ト押え2に形成するモルタル押え5を、外周縁7におい
て表面側上面に折り曲げたとき内縁となる縁に、予め間
隔をおいて切り込みを設け、切り込みにより形成される
各片6を上方に折り曲げることによりモルタル押え5を
形成させたものである。
ンにおいて、部品数を少なくしコスト低減をはかる。 【構成】 本体1とストレーナ3或いは本体1、シート
押え2とストレーナ3よりなるステンレス鋼板を打抜き
成型してなるル−フドレンにおいて、本体1またはシー
ト押え2に形成するモルタル押え5を、外周縁7におい
て表面側上面に折り曲げたとき内縁となる縁に、予め間
隔をおいて切り込みを設け、切り込みにより形成される
各片6を上方に折り曲げることによりモルタル押え5を
形成させたものである。
Description
【0001】
本考案は、建物の屋上またはベランダなどの雨水を排水するために設けられる ル−フドレンに関するものである。
【0002】
従来、ル−フドレンは耐蝕性の良好な鋳鉄で成型された製品が広く使用されて 来たが、近時、耐蝕性、美粧性があり、かつ軽量で取扱いの容易さなどより、ス テンレス鋼板を打抜き成型して組立てた製品が普及され使用されるようになって きた。そして、ステンレス鋼板を打抜き成型してなるル−フドレンに関しては、 多くの提案がなされており、本願出願人も実願昭57−88809、実願昭58 −25004、実願昭58−40735、実願昭58−43400、実願平1− 36345などで提案してきた。
【0003】 ところで、建物の屋上やベランダのスラブの上には防水施工がなされるが、こ の防水施工には種々の方法がとられており、直接防水モルタルで仕上げる方法、 防水塗料で防水塗膜を形成させる方法と、アスファルトシートなどの防水シート をアスファルトや防水塗料を用いてスラブ表面に被覆したのち、モルタルやアス ファルトなどで表面仕上げする方法がある。従って、ル−フドレンは防水シート を使用する場合、ル−フドレンの本体とスラブ間をシールするため防水シートが 本体傾斜部まで被覆されるので、環状のシート押えにより防水シートを本体に圧 着するよう構成される。また、防水モルタル、防水塗料使用のときはシート押え は不要となる。何れの場合もモルタルまたは防水モルタルなどがル−フドレン本 体の一部まで覆うように施工されるので、モルタルなどが内部まで流入しないよ うに本体或いはシート押えにモルタル押えが隆設される。
【0004】
ステンレス鋼板を打抜き成型してなるル−フドレンも、それぞれ使用目的に適 合した製品が製作され提供されているが、組立部品が多くなるので各部品を共通 使用できるよう多くの提案がなされているが、組立てに手間がかゝり、必ずしも コスト低減にはならなかった。 本考案は、出来る限り部品の数を少なくして熔接などの手間を省略し、コスト を低減できるステンレス鋼板製のル−フドレンを提供するを目的とするものであ る。
【0005】
本考案は、従来モルタル押えは別に打抜き成型し、ル−フドレンの本体または シート押えに熔接するなどしてきたが、モルタル押えを本体またはシート押えの 打抜き成型品時に一体成型することを検討した結果、本体またはシート押えを従 来より大きく打抜いたのち外周縁となる位置において表面側に折り曲げその内縁 を間隔をおいて切り込みを設け、切り込みと切り込みによって形成される片を上 方に折り曲げモルタル押えを形成させることにより目的を達成せるものである。
【0006】 なお、ステンレス鋼板を円形に打抜くに際し、円形の周縁部に歯車状の切り込 みを同時に打抜き形成せしめたのち、折り曲げ成型するとよく、この場合折り曲 げられる外周縁に切り込みの先端が近づく程容易となるが、出来る限り離れて設 けることが望ましい。
【0007】
本体またはシート押えの外周縁に沿って表面側内方に折り曲げられ形成される 環状部は、本体またはシート押えの外周縁部の折り曲げ強度は増加し、本体また はシート押えの変形を防止する作用を有する。
【0008】
本考案を、図面に示す実施例に従って説明する。
【実施例1】 図1、2に示す実施例は屋根やベランダなどのスラブ(15)の表面に直接防水モ ルタル(16)または防水塗料で防水層を形成する場合に用いられるル−フドレンで 本体(1)とストレーナ(3)により構成される。
【0009】 ステンレス鋼板を打抜き成型される本体(1)は、外周縁(7)に沿って浅い皿状の 傾斜部(8)が形成され、中央開口部に排水管(10)に接続するパイプ状の連結部(9) を有する漏斗状の形状をなし、成型に当り円盤状に打抜くに際し予め周縁に間隔 をおいて歯車状に切り込み(4)、(4)…を入れておき、本体(1)の外周縁(7)におい て表面側の内方に折り曲げたのち、切り込み(4)、(4)…により形成された片(6) 、(6)…の先端部を上方に折り曲げモルタル押え(5)、(5)…を一体成型せるもの である。
【0010】 なお、キャップ状をなし周囲に透孔を設けたストレーナ(3)は、本体(1)の傾斜 部(8)のモルタル押え(5)、(5)…の内側に熔接により隆設したボルト(11)とナッ ト(12)により本体(1)に取付けられる。このとき使用するボルト(11)は棒状の埋 込みボルトまたは端部に頭部を形成したボルトを使用するとよい。
【0011】
【実施例2】 図3、4に示す実施例は、屋根やベランダ等のスラブ(15)の表面にアスファル トシートその他防水シート(17)をアスファルトなどで密着させるよう被覆し、モ ルタル(18)などで、表面仕上げをする場合に使用されるル−フドレンで、実施例 1同様の漏斗状をなす本体(1)とストレーナ(3)の外に、防水シート(17)を本体 (1)の傾斜部(8)に圧着、固定するために環状の形成されたシート押え(2)が使用 される。
【0012】 このシート押え(2)において、実施例1において本体(1)に形成したモルタル押 え(5)と同様に、シート押え(2)の外周縁(7)より表面側の内方に折り曲げると共 に、形成される内縁に間隔をおいて切り込み(4)、(4)…を設けることにより形成 された片(6)、(6)…を上方に折り曲げモルタル押え(8)、(8)…を一体成型したも のである。なお、シート押え(2)はモルタル押え(8)の内側において本体(1)に隆 設したボルト(13)が挿通されるボルト挿通孔(19)が設けられるが、挿通孔(19) (19)間に中央の開口部の外に透水孔(20)を設けるとよい。 ストレーナ(3)は、実施例1のル−フドレンと共用できるようにモルタル押え (5)の形成位置、ストレーナ(3)取付ボルト(11)の位置などを統一しておくとよい 。
【0013】
本考案は以上述べた如く、モルタル押えは本体またはシート押えの成型時に一 体成型されるので、別にモルタル押えを打抜き成型しておき、所定の位置に熔接 するなどの手間が省略され、コスト減が期待される。また、本体またはシート押 えの外周縁に沿ってモルタル押え形成部までの間に環状帯が形成されるので、周 縁部が補強され変形する恐れもなくなるなどの効果を有し、本体またはシート押 えに形成されるモルタル押えの位置などを統一することにより、ストレーナが共 用できるようになるなど有用である。
【図1】本体とストレーナよりなるル−フドレンの分解
斜視図。
斜視図。
【図2】図1の実施状況を示す断面図。
【図3】本体、シート押えとストレーナよりなるル−フ
ドレンの分解斜視図。
ドレンの分解斜視図。
【図4】図3の実施状況を示す断面図。
1 本体 2 シート押え 3 ストレ−ナ 4 切り込み 5 モルタル押え 6 片 7 外周縁 8 傾斜部 9 連結部
Claims (2)
- 【請求項1】 ステンレス鋼板をプレス成型してなり外
周縁(7)に沿って浅い皿状の傾斜部(8)を有し中央開口部
に排水管(10)が接続する連結部(9)を有する漏斗状の本
体(1)と、周囲に透孔を有するキャップ状のストレーナ
(3)とよりなるルーフドレンにおいて、該本体(1)の外周
縁(7)より傾斜部(8)表面側に折り曲げると共に折り曲げ
られた内縁に間隔をおいて設けた切り込み(6)、(6)…に
より形成された片(6)、(6)…を上方に折り曲げモルタル
押え(5)、(5)…を形成してなるル−フドレン。 - 【請求項2】 ステンレス鋼板をプレス成型してなり外
周縁(7)に沿って浅い皿状の傾斜部(8)を有し中央開口部
に排水管(10)が接続する連結部(9)を有する漏斗状の本
体(1)と、本体(1)の傾斜部(8)に被着する環状のシート
押え(2)と、周囲に透孔を有するキャップ状のストレー
ナ(3)とよりなるル−フドレンにおいて、該シート押え
(2)の外周縁(7)より表面側に折り曲げると共に折り曲げ
られた内縁に間隔をおいて設けた切り込み(6)、(6)…に
より形成された片(6)、(6)…を上方に折り曲げたモルタ
ル押え(5)、(5)…を形成してなるル−フドレン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059184U JP2594006Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | ルーフドレン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059184U JP2594006Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | ルーフドレン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723127U true JPH0723127U (ja) | 1995-04-25 |
JP2594006Y2 JP2594006Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13106074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059184U Expired - Fee Related JP2594006Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | ルーフドレン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594006Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP1993059184U patent/JP2594006Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2594006Y2 (ja) | 1999-04-19 |
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