JPH0220505Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220505Y2 JPH0220505Y2 JP1985149030U JP14903085U JPH0220505Y2 JP H0220505 Y2 JPH0220505 Y2 JP H0220505Y2 JP 1985149030 U JP1985149030 U JP 1985149030U JP 14903085 U JP14903085 U JP 14903085U JP H0220505 Y2 JPH0220505 Y2 JP H0220505Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- base metal
- elastic
- bent
- reinforcing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims description 20
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は合成制輪子の裏金の改良、具体的には
合成制輪子裏金の強度、耐久性の向上を図ること
を目的としている。
合成制輪子裏金の強度、耐久性の向上を図ること
を目的としている。
従来の合成制輪子は第3図に示すように内側に
制動子aを固定する台金bの中央外側部に山状に
屈曲された取付板cを溶接固定すると共に台金b
の内側中央には補強棒dが溶接固定された構造と
なつている。尚eは受、fは当板を示す。
制動子aを固定する台金bの中央外側部に山状に
屈曲された取付板cを溶接固定すると共に台金b
の内側中央には補強棒dが溶接固定された構造と
なつている。尚eは受、fは当板を示す。
上記の台金b、取付板c及び補強棒dよりなる
溶接構造の合成制輪子裏金の場合には取付板にか
かる繰返し剪断、曲げモーメント等の負荷に対し
て耐久性の面で十分とは言い難い。
溶接構造の合成制輪子裏金の場合には取付板にか
かる繰返し剪断、曲げモーメント等の負荷に対し
て耐久性の面で十分とは言い難い。
〔問題を解決するための手段〕
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、本考案は合成制輪子裏金の台金中
央部を外側へ山状に屈曲隆起せしめて取付板部7
に形成した裏金の台金6の内側に、該台金6とは
別体且つ等幅等厚であつてその中央部に山状に屈
曲隆起せしめた弾性部3を設けた補強板1を、上
記取付板部7の前後にまたがつて且つ弾性部3が
取付板部7の内側に陥入した形に添合溶接したこ
とを特徴として所期の目的を収めたものである。
されたもので、本考案は合成制輪子裏金の台金中
央部を外側へ山状に屈曲隆起せしめて取付板部7
に形成した裏金の台金6の内側に、該台金6とは
別体且つ等幅等厚であつてその中央部に山状に屈
曲隆起せしめた弾性部3を設けた補強板1を、上
記取付板部7の前後にまたがつて且つ弾性部3が
取付板部7の内側に陥入した形に添合溶接したこ
とを特徴として所期の目的を収めたものである。
本考案では台金中央部を外側へ山状に屈曲隆起
せしめて取付板部に形成しているので、取付板部
は台金巾と同一寸法でしかも弾性をもつた形状と
されている。又補強板は台金中央部の取付板の前
後にまたがつて、かつ全巾に亙つて添合し、かつ
溶接により一体構造としたことから、取付板部の
弾性と相まつて裏金の強度、耐久性を向上する働
きを示し、又取付板部の立上り屈曲部の補強効果
も果している。
せしめて取付板部に形成しているので、取付板部
は台金巾と同一寸法でしかも弾性をもつた形状と
されている。又補強板は台金中央部の取付板の前
後にまたがつて、かつ全巾に亙つて添合し、かつ
溶接により一体構造としたことから、取付板部の
弾性と相まつて裏金の強度、耐久性を向上する働
きを示し、又取付板部の立上り屈曲部の補強効果
も果している。
また本考案の実施において補強板の中央部にも
山状屈曲部を形成しておくと、上記のように弾性
形状の山形屈曲の取付板部の内側に同じく弾性形
状の山形屈曲の補強板中央部が陥入した2段の山
形弾性構造となり、かつ取付板部には溶接構造が
無くなることから、裏金の耐久性は一層向上し、
取付板部にかかる繰返し剪断、曲げモーメント等
の負荷に十分に耐える構造となる。
山状屈曲部を形成しておくと、上記のように弾性
形状の山形屈曲の取付板部の内側に同じく弾性形
状の山形屈曲の補強板中央部が陥入した2段の山
形弾性構造となり、かつ取付板部には溶接構造が
無くなることから、裏金の耐久性は一層向上し、
取付板部にかかる繰返し剪断、曲げモーメント等
の負荷に十分に耐える構造となる。
又上記のように裏金に弾性構造をもたせたこと
から制輪子の車輪への初期当りも改善でき、ノイ
ズに対しても有利となる等の利点がある。
から制輪子の車輪への初期当りも改善でき、ノイ
ズに対しても有利となる等の利点がある。
補強板1は第1図イ,ロに示すように弧状に湾
曲した帯鋼よりなり前後の両端縁2は山形ないし
は三角形の凸形形状をなし、中央部には外側に低
い山状に屈曲隆起せしめた弾性部3を設け、その
前後に複数個のガス抜き孔4と角打抜き後約60゜
で折曲げた複数個の爪部5とを設けてある。
曲した帯鋼よりなり前後の両端縁2は山形ないし
は三角形の凸形形状をなし、中央部には外側に低
い山状に屈曲隆起せしめた弾性部3を設け、その
前後に複数個のガス抜き孔4と角打抜き後約60゜
で折曲げた複数個の爪部5とを設けてある。
この補強板1はこれを取付ける台金6と等巾を
なしている。
なしている。
他方台金6は第2図に示すようにその中央部を
外側へ山状に屈曲隆起せしめて取付板部7を形成
すると共にその頂面部を湾曲状に屈曲して凹み状
弾性部7−aを形成する。従つて山状の取付板部
7はその立上り裾部に湾曲部7−bと頂面部の凹
み状弾性部7−aの両側に湾曲部7−cをもつた
弾性形状をなし、この取付部7は溶接部なしに台
金6に一体的に連続している。
外側へ山状に屈曲隆起せしめて取付板部7を形成
すると共にその頂面部を湾曲状に屈曲して凹み状
弾性部7−aを形成する。従つて山状の取付板部
7はその立上り裾部に湾曲部7−bと頂面部の凹
み状弾性部7−aの両側に湾曲部7−cをもつた
弾性形状をなし、この取付部7は溶接部なしに台
金6に一体的に連続している。
上記の補強板1は台金6の内側にその両端部を
残して大部分の長さに亙つて添合され、その端線
2に沿つた溶接とガス抜き孔4におけるプラグ溶
接とで補強板1は台金6に固定されている。補強
板1の低い山状に屈曲した弾性部3の山が取付板
部7の山に陥入した形となつており、その際弾性
部3の山の裾の湾曲部が取付板部7の湾曲部7−
bに内側より接合しこれを補強している。
残して大部分の長さに亙つて添合され、その端線
2に沿つた溶接とガス抜き孔4におけるプラグ溶
接とで補強板1は台金6に固定されている。補強
板1の低い山状に屈曲した弾性部3の山が取付板
部7の山に陥入した形となつており、その際弾性
部3の山の裾の湾曲部が取付板部7の湾曲部7−
bに内側より接合しこれを補強している。
9は制輪子で台金6の内側に装着されるが、制
輪子9の剥離を生じないようにこれは台金6、補
強板1、および補強板1の内側に固定した止め金
11,12と前記の爪5とによつて強固に固定さ
れている。尚13は受を示す。
輪子9の剥離を生じないようにこれは台金6、補
強板1、および補強板1の内側に固定した止め金
11,12と前記の爪5とによつて強固に固定さ
れている。尚13は受を示す。
第1図イ,ロは本考案の制輪子裏金の補強板を
示す正面図および側面図であり、第2図イ,ロは
本考案の制輪子裏金を示す正面図および側面図で
あり、第3図イ,ロは従来の制輪子裏金を示す正
面図および側面図である。 1……補強板、6……台金。
示す正面図および側面図であり、第2図イ,ロは
本考案の制輪子裏金を示す正面図および側面図で
あり、第3図イ,ロは従来の制輪子裏金を示す正
面図および側面図である。 1……補強板、6……台金。
Claims (1)
- 中央部を外側へ山状に屈曲隆起せしめて取付板
部7に形成した合成制輪子裏金の台金6の内側
に、該台金6とは別体且つ等幅等厚であつてその
中央部に山状に屈曲隆起せしめた弾性部3を設け
た補強板1を、上記取付板部7の前後にまたがつ
て且つ弾性部3が取付板部7の内側に陥入した形
に添合し、且つ該補強板1は台金6に溶接したこ
とを特徴とする合成制輪子の裏金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149030U JPH0220505Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149030U JPH0220505Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259335U JPS6259335U (ja) | 1987-04-13 |
JPH0220505Y2 true JPH0220505Y2 (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=31063851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985149030U Expired JPH0220505Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0220505Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006275067A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Railway Technical Res Inst | 鉄道車輌用制輪子 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6364072B1 (en) * | 1997-04-28 | 2002-04-02 | Alliedsignal Bremsbelag Gmbh | Sintered material for a magnetic track brake |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4430256Y1 (ja) * | 1965-07-23 | 1969-12-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57184331U (ja) * | 1981-05-20 | 1982-11-22 |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP1985149030U patent/JPH0220505Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4430256Y1 (ja) * | 1965-07-23 | 1969-12-13 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006275067A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Railway Technical Res Inst | 鉄道車輌用制輪子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259335U (ja) | 1987-04-13 |
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