JPH0723048B2 - 車両用空気調和制御装置 - Google Patents
車両用空気調和制御装置Info
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- JPH0723048B2 JPH0723048B2 JP3965387A JP3965387A JPH0723048B2 JP H0723048 B2 JPH0723048 B2 JP H0723048B2 JP 3965387 A JP3965387 A JP 3965387A JP 3965387 A JP3965387 A JP 3965387A JP H0723048 B2 JPH0723048 B2 JP H0723048B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用空気調和制御装置に関する。
従来、この種の空気調和制御装置においては、実開昭47
−7845号公報に示されているように、送風機の直流電動
機の回転速度制御を、この直流電動機に直列接続した複
数の抵抗を、エアミックスダンパの作動に応じたプログ
ラムスイッチの自動的接点切換作用により選択的に短絡
することによって行うようにしたものがある。
−7845号公報に示されているように、送風機の直流電動
機の回転速度制御を、この直流電動機に直列接続した複
数の抵抗を、エアミックスダンパの作動に応じたプログ
ラムスイッチの自動的接点切換作用により選択的に短絡
することによって行うようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような構成において、エアミックス
ダンパの停止時に、プログラムスイッチの可動接点の固
定接点に対する接触面積が不十分な場合には、これら可
動接点及び固定接点を通る電流のために同両接点が発熱
して溶損したり、その近傍の電気的素子までも溶融した
りすることがある。
ダンパの停止時に、プログラムスイッチの可動接点の固
定接点に対する接触面積が不十分な場合には、これら可
動接点及び固定接点を通る電流のために同両接点が発熱
して溶損したり、その近傍の電気的素子までも溶融した
りすることがある。
本発明は、このようなことに対処すべく、車両用空気調
和制御装置において、送風手段からの空気流の車室内へ
の吹出温度に応じ送風手段の回転電動機を速度制御すべ
く切換作動する接点機構内の不要な発熱を未然に防止し
ようとするものである。
和制御装置において、送風手段からの空気流の車室内へ
の吹出温度に応じ送風手段の回転電動機を速度制御すべ
く切換作動する接点機構内の不要な発熱を未然に防止し
ようとするものである。
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成は、車両の車
室内の所望の温度を設定する温度設定手段と、車室内の
現実の温度を検出する温度検出手段と、車室内に空気流
を吹出すべく作動する送風手段と、前記設定温度及び検
出温度に応じ作動して前記空気流の車室内への吹出温度
を自動的に調整する吹出温度調整手段と、前記送風手段
の作動を自動制御モードに切換えるとき手動操作される
モード切換手段と、このモード切換手段の自動制御モー
ドへの切換下にて、前記吹出温度調整手段の作動に連動
して可動接点を共通固定接片に沿い摺動させつつこの共
通固定接片に並設した複数の固定接点に選択的に摺接さ
せて前記送風手段の作動を調整する接点機構とを備え、
かつ前記複数の固定接点の一つの近傍に設けられてこの
一固定接点が発熱したときこれを感知する感熱素子を具
備して、前記吹出温度調整手段が、前記設定温度、検出
温度及び前記感熱素子の感知結果に基き、前記可動接点
を前記一固定接点に十分に接触させるべく作動するよう
にしたことにある。
室内の所望の温度を設定する温度設定手段と、車室内の
現実の温度を検出する温度検出手段と、車室内に空気流
を吹出すべく作動する送風手段と、前記設定温度及び検
出温度に応じ作動して前記空気流の車室内への吹出温度
を自動的に調整する吹出温度調整手段と、前記送風手段
の作動を自動制御モードに切換えるとき手動操作される
モード切換手段と、このモード切換手段の自動制御モー
ドへの切換下にて、前記吹出温度調整手段の作動に連動
して可動接点を共通固定接片に沿い摺動させつつこの共
通固定接片に並設した複数の固定接点に選択的に摺接さ
せて前記送風手段の作動を調整する接点機構とを備え、
かつ前記複数の固定接点の一つの近傍に設けられてこの
一固定接点が発熱したときこれを感知する感熱素子を具
備して、前記吹出温度調整手段が、前記設定温度、検出
温度及び前記感熱素子の感知結果に基き、前記可動接点
を前記一固定接点に十分に接触させるべく作動するよう
にしたことにある。
しかして、このような本発明を構成したことにより、前
記モード切換手段が自動制御モードに切換えられている
場合に、前記吹出温度調整手段が、前記温度設定手段の
設定温度及び前記温度検出手段の検出温度に応じ作動し
て前記送風手段からの空気流の車室内への吹出温度を自
動的に調整し、前記接点機構が、前記吹出温度調整手段
の作動に連動し前記可動接点を前記共通固定接片に沿い
摺動させつつ前記複数の固定接点に選択的に摺接させて
前記送風手段の作動即ち前記空気流の量の制御をもたら
す。
記モード切換手段が自動制御モードに切換えられている
場合に、前記吹出温度調整手段が、前記温度設定手段の
設定温度及び前記温度検出手段の検出温度に応じ作動し
て前記送風手段からの空気流の車室内への吹出温度を自
動的に調整し、前記接点機構が、前記吹出温度調整手段
の作動に連動し前記可動接点を前記共通固定接片に沿い
摺動させつつ前記複数の固定接点に選択的に摺接させて
前記送風手段の作動即ち前記空気流の量の制御をもたら
す。
かかる状態にて、前記吹出温度調整手段の作動の停止に
伴い前記可動接点が前記複数の固定接点の一つに不十分
な接触状態にて接触停止したとき当該一固定接点及び前
記可定接点からのその流入電流により発熱が生じても、
前記感熱素子がかかる発熱を感知し、前記吹出温度調整
手段がこの感知結果に応じ前記可動接点を前記一固定接
点に十分に接触させるように前記吹出温度調整手段を作
動させるので、前記一固定接点及び可動接点の不必要な
発熱を未然に防止することとなり、その結果、前記接点
機構の各接点及びその近傍の電気的素子を溶融等から確
実に保護できる。
伴い前記可動接点が前記複数の固定接点の一つに不十分
な接触状態にて接触停止したとき当該一固定接点及び前
記可定接点からのその流入電流により発熱が生じても、
前記感熱素子がかかる発熱を感知し、前記吹出温度調整
手段がこの感知結果に応じ前記可動接点を前記一固定接
点に十分に接触させるように前記吹出温度調整手段を作
動させるので、前記一固定接点及び可動接点の不必要な
発熱を未然に防止することとなり、その結果、前記接点
機構の各接点及びその近傍の電気的素子を溶融等から確
実に保護できる。
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図は、本発明に係る車両用空気調和制御装置の一例を示
している。この空気調和制御装置は、車両のエアダクト
内に配設した送風機及びエアミックスダンパ(共に図示
しない)を備えており、前記送風機は、直流電動機10を
有して、この直流電動機10の回転速度に応じた量にて空
気流を前記エアミックスダンパに送る。前記エアミック
スダンパは、その現実の開度に応じ、前記空気流の車室
内への吹出温度を調整する。直流電動機20を内蔵するサ
ーボ機構は、前記エアミックスダンパに作動的に連結さ
れており、このサーボ機構は、直流電動機20の正転(又
は、逆転)に応じ前記エアミックスダンパの現実の開度
を増大(又は、減少)させる。
図は、本発明に係る車両用空気調和制御装置の一例を示
している。この空気調和制御装置は、車両のエアダクト
内に配設した送風機及びエアミックスダンパ(共に図示
しない)を備えており、前記送風機は、直流電動機10を
有して、この直流電動機10の回転速度に応じた量にて空
気流を前記エアミックスダンパに送る。前記エアミック
スダンパは、その現実の開度に応じ、前記空気流の車室
内への吹出温度を調整する。直流電動機20を内蔵するサ
ーボ機構は、前記エアミックスダンパに作動的に連結さ
れており、このサーボ機構は、直流電動機20の正転(又
は、逆転)に応じ前記エアミックスダンパの現実の開度
を増大(又は、減少)させる。
自動温度制御回路30は、直流電動機20を駆動制御するも
ので、この自動温度制御回路30には、温度設定器30a,内
気温センサ30b,外気温センサ30c,ポテンショメータ30d
及び両固定抵抗30e,30fが接続されている。温度設定器3
0aは、可変抵抗からなり、車室内の所望の温度の設定時
には操作されて同所望の温度に対応する抵抗値に設定さ
れている。内気温センサ30bは、サーミスタからなり、
車室内の現実の温度をこれに対応する内部抵抗値として
検出する。
ので、この自動温度制御回路30には、温度設定器30a,内
気温センサ30b,外気温センサ30c,ポテンショメータ30d
及び両固定抵抗30e,30fが接続されている。温度設定器3
0aは、可変抵抗からなり、車室内の所望の温度の設定時
には操作されて同所望の温度に対応する抵抗値に設定さ
れている。内気温センサ30bは、サーミスタからなり、
車室内の現実の温度をこれに対応する内部抵抗値として
検出する。
外気温センサ30cは、サーミスタからなり、当該車両の
外気の温度をこれに対応する内部抵抗値として検出す
る。ポテンショメータ30dは、前記サーボ機構に内蔵さ
れて、前記エアミックスダンパの現実の開度をこれに対
応する抵抗値として検出する。両固定抵抗30e,30fは、
プログラムスイッチ機構70に設けた両サーモスイッチ7
6,77と共に本発明の要部を構成するもので、固定抵抗30
eは、その一端にて自動温度制御回路30の入力端子31に
接続され、一方、その他端にて温度設定器30aを介し自
動温度制御回路30の入力端子32に接続されている。ま
た、固定抵抗30fは、その一端にて接地されており、こ
の固定接点30fの他端は、ポテンショメータ30d、外気温
センサ30c及び内気温センサ30bを介し自動温度制御回路
30の入力端子32に接続されている。
外気の温度をこれに対応する内部抵抗値として検出す
る。ポテンショメータ30dは、前記サーボ機構に内蔵さ
れて、前記エアミックスダンパの現実の開度をこれに対
応する抵抗値として検出する。両固定抵抗30e,30fは、
プログラムスイッチ機構70に設けた両サーモスイッチ7
6,77と共に本発明の要部を構成するもので、固定抵抗30
eは、その一端にて自動温度制御回路30の入力端子31に
接続され、一方、その他端にて温度設定器30aを介し自
動温度制御回路30の入力端子32に接続されている。ま
た、固定抵抗30fは、その一端にて接地されており、こ
の固定接点30fの他端は、ポテンショメータ30d、外気温
センサ30c及び内気温センサ30bを介し自動温度制御回路
30の入力端子32に接続されている。
しかして、上述した自動温度制御回路30は、両サーモス
イッチ76,77の後述のごとき各閉成下にて、温度設定器3
0aの設定抵抗値と、内気温センサ30bの内部抵抗値、外
気温センサ30cの内部抵抗値及びポテンショメータ30dの
抵抗値の加算抵抗値との比較に応じ、前記エアミックス
ダンパの現実の開度を目標開度にすべく直流電動機20の
正転制御(又は、逆転制御)を行う。かかる場合、温度
設定器30aの設定抵抗値の前記加算抵抗値に対する相対
的な増大(又は、減少)が直流電動機20の正転(又は、
逆転)に対応する。
イッチ76,77の後述のごとき各閉成下にて、温度設定器3
0aの設定抵抗値と、内気温センサ30bの内部抵抗値、外
気温センサ30cの内部抵抗値及びポテンショメータ30dの
抵抗値の加算抵抗値との比較に応じ、前記エアミックス
ダンパの現実の開度を目標開度にすべく直流電動機20の
正転制御(又は、逆転制御)を行う。かかる場合、温度
設定器30aの設定抵抗値の前記加算抵抗値に対する相対
的な増大(又は、減少)が直流電動機20の正転(又は、
逆転)に対応する。
また、サーモスイッチ76の後述のごとき開成時には、温
度設定器30aの設定抵抗値に固定抵抗30eの抵抗値が付加
されるので、自動温度制御回路30が直流電動機20を所定
回転角だけ正転させるように制御する。一方、サーモス
イッチ77の後述のごとき開成時には、上述した加算抵抗
値に固定抵抗30fの抵抗値が付加されるので、自動温度
制御回路30が直流電動機20を前記所定回動角だけ逆転さ
せるように制御する。但し、各固定抵抗30e,30fの抵抗
値は直流電動機20の前記所定回転角に対応するように予
め定められている。
度設定器30aの設定抵抗値に固定抵抗30eの抵抗値が付加
されるので、自動温度制御回路30が直流電動機20を所定
回転角だけ正転させるように制御する。一方、サーモス
イッチ77の後述のごとき開成時には、上述した加算抵抗
値に固定抵抗30fの抵抗値が付加されるので、自動温度
制御回路30が直流電動機20を前記所定回動角だけ逆転さ
せるように制御する。但し、各固定抵抗30e,30fの抵抗
値は直流電動機20の前記所定回転角に対応するように予
め定められている。
ヒータリレー40は、直流電源B及び当該車両のイグニッ
ションスイッチIGと、直流電動機10,自動温度制御回路3
0及びブロワスイッチ機構60との間に介装されており、
このヒータリレー40は、電磁コイル41の励磁(又は消
磁)により双投接点42に固定接点43(又は接地固定接点
44)に投入し直流電源Bから直流電動機10及び自動温度
制御回路30への給電(又はその遮断)を行う。抵抗回路
50は、互いに直列接続した各抵抗51,52,53を有してお
り、抵抗51は、その一端にて接地され、その他端にて両
抵抗52,53、直流電動機10の電機子巻線並びにヒータリ
レー40の双投接点42及び固定接点43を介し直流電源Bの
正側端子に接続されている。ブロワスイッチ機構60は、
互いに並設した帯条の両固定接点61,62と、固定接点62
に沿い適宜間隔にて直線状に配列した各固定接点63,64,
65と、両固定接点61,62に沿い摺接移動しつつ各固定接
点63,64,65に選択的に摺接する摺接接点66とにより構成
されている。
ションスイッチIGと、直流電動機10,自動温度制御回路3
0及びブロワスイッチ機構60との間に介装されており、
このヒータリレー40は、電磁コイル41の励磁(又は消
磁)により双投接点42に固定接点43(又は接地固定接点
44)に投入し直流電源Bから直流電動機10及び自動温度
制御回路30への給電(又はその遮断)を行う。抵抗回路
50は、互いに直列接続した各抵抗51,52,53を有してお
り、抵抗51は、その一端にて接地され、その他端にて両
抵抗52,53、直流電動機10の電機子巻線並びにヒータリ
レー40の双投接点42及び固定接点43を介し直流電源Bの
正側端子に接続されている。ブロワスイッチ機構60は、
互いに並設した帯条の両固定接点61,62と、固定接点62
に沿い適宜間隔にて直線状に配列した各固定接点63,64,
65と、両固定接点61,62に沿い摺接移動しつつ各固定接
点63,64,65に選択的に摺接する摺接接点66とにより構成
されている。
固定接点61は接地され、固定接点62はヒータリレー40の
電磁コイル41及び当該車両のイグニッションスイッチ1G
を介し直流電源Bの正側端子に接続され、固定接点64は
両抵抗51,52の共通端子に接続され、かつ固定接点65は
直流電動機10の電機子巻線と抵抗53との共通端子に接続
されている。しかして、ブロワスイッチ機構60において
は、直流電動機10を停止状態におくとき手動接点66を第
1図に示すごとく停止モードOFFに位置させて各固定接
点61〜65から遮断する。また、直流電動機10を自動制御
状態におくとき手動接点66を第1図に示すごとく自動制
御モードAUTOに位置させて三固定接点61,62,63に接触さ
せる。さらに、直流電動機10を低速状態、中速状態或い
は高速状態におくとき手動接点66を低速モードLo,中速
モードM或いは高速モードHiに位置させて両固定接点6
1,62、三固定接点61,62,64或いは三固定接点61,62,66に
接触させる。
電磁コイル41及び当該車両のイグニッションスイッチ1G
を介し直流電源Bの正側端子に接続され、固定接点64は
両抵抗51,52の共通端子に接続され、かつ固定接点65は
直流電動機10の電機子巻線と抵抗53との共通端子に接続
されている。しかして、ブロワスイッチ機構60において
は、直流電動機10を停止状態におくとき手動接点66を第
1図に示すごとく停止モードOFFに位置させて各固定接
点61〜65から遮断する。また、直流電動機10を自動制御
状態におくとき手動接点66を第1図に示すごとく自動制
御モードAUTOに位置させて三固定接点61,62,63に接触さ
せる。さらに、直流電動機10を低速状態、中速状態或い
は高速状態におくとき手動接点66を低速モードLo,中速
モードM或いは高速モードHiに位置させて両固定接点6
1,62、三固定接点61,62,64或いは三固定接点61,62,66に
接触させる。
プログラムスイッチ機構70は、複数の固定接点71,72a,7
2b,73a,73b,74a,74bと、自動接点75と、両サーモスタッ
ト76,77とにより構成されていて、固定接点71は帯状に
形成されてブロワスイッチ機構60の固定接点63に接続さ
れている。各固定接点72a,72b,73a,73b,74a,74bは固定
接点71に沿い同固定接点71の中央から対称的に適宜間隔
にて直線状に配列されており、両固定接点72a,72bは両
抵抗51,52の共通端子に接続されている。また、両固定
接点73a,73bは両抵抗52,53の共通端子に接続されてお
り、残余の両固定接点74a,74bは抵抗53と直流電動機10
の電機子巻線との共通端子に接続されている。自動接点
75は、直流電動機20に作動的に連結されて、同直流電動
機20の回転に連動して固定接点71に沿い摺接移動しつつ
各固定接点72a,72b,73a,73b,74a,74bに選択的に摺接す
る。かかる場合、自動接点75が第1図に示すごとく固定
接点71の中央のみに接触するとき直流電動機10が低速モ
ードLoとなり、自動接点75が両固定接点71,72a(又は、
71,72b)に接触するとき直流電動機10が第1中速モード
M1となり、自動接点75が両固定接点71,73a(又は、71,7
3b)に接触するとき直流電動機10が第2中速モードとな
り、また自動接点75が両固定接点71,74a(又は、71,74
b)に接触するとき直流電動機10が高速モードHiとな
る。但し、直流電動機20における前記所定回転角は、自
動接点75の固定接点74a(又は、74b)との十分な接触面
積の確保に必要な値となっている。
2b,73a,73b,74a,74bと、自動接点75と、両サーモスタッ
ト76,77とにより構成されていて、固定接点71は帯状に
形成されてブロワスイッチ機構60の固定接点63に接続さ
れている。各固定接点72a,72b,73a,73b,74a,74bは固定
接点71に沿い同固定接点71の中央から対称的に適宜間隔
にて直線状に配列されており、両固定接点72a,72bは両
抵抗51,52の共通端子に接続されている。また、両固定
接点73a,73bは両抵抗52,53の共通端子に接続されてお
り、残余の両固定接点74a,74bは抵抗53と直流電動機10
の電機子巻線との共通端子に接続されている。自動接点
75は、直流電動機20に作動的に連結されて、同直流電動
機20の回転に連動して固定接点71に沿い摺接移動しつつ
各固定接点72a,72b,73a,73b,74a,74bに選択的に摺接す
る。かかる場合、自動接点75が第1図に示すごとく固定
接点71の中央のみに接触するとき直流電動機10が低速モ
ードLoとなり、自動接点75が両固定接点71,72a(又は、
71,72b)に接触するとき直流電動機10が第1中速モード
M1となり、自動接点75が両固定接点71,73a(又は、71,7
3b)に接触するとき直流電動機10が第2中速モードとな
り、また自動接点75が両固定接点71,74a(又は、71,74
b)に接触するとき直流電動機10が高速モードHiとな
る。但し、直流電動機20における前記所定回転角は、自
動接点75の固定接点74a(又は、74b)との十分な接触面
積の確保に必要な値となっている。
また、両サーモスイッチ76,77は共に常閉型もので、サ
ーモスイッチ76は、両固定接点74a,73a間に対応する固
定接点71の一側部分に近設されており、一方、サーモス
イッチ77は、両固定接点74b,73b間に対応する固定接点7
1の他側部分に近設されている。また、両サーモスイッ
チ76,77は、その各近傍に生じる熱が所定熱以上になる
とこれを検出してそれぞれ開成するもので、サーモスイ
ッチ76は固定接点30eに並列接続され、一方、サーモス
イッチ77は固定抵抗30fに並列接続されている。
ーモスイッチ76は、両固定接点74a,73a間に対応する固
定接点71の一側部分に近設されており、一方、サーモス
イッチ77は、両固定接点74b,73b間に対応する固定接点7
1の他側部分に近設されている。また、両サーモスイッ
チ76,77は、その各近傍に生じる熱が所定熱以上になる
とこれを検出してそれぞれ開成するもので、サーモスイ
ッチ76は固定接点30eに並列接続され、一方、サーモス
イッチ77は固定抵抗30fに並列接続されている。
以上のように構成した本実施例において、イグニッショ
ンスイッチIGの閉成下にてブロワスイッチ機構60を自動
制御モードAUTOにすれば、ヒータリレー40だ電磁コイル
41の励磁により双投接点42を固定接点43に投入する。こ
のとき、両サーモスイッチ76,77は共に閉成し各固定抵
抗30e,30fをそれぞれ短絡しているものとする。しかし
て、直流電源Bからの給電電流がヒータリレー40の固定
接点43及び双投接点42並びに直流電動機10の電機子巻線
を通り抵抗回路50に流入し、自動温度制御回路30が、作
動状態となり、温度設定器30aの設定抵抗値と、内気温
センサ30b、外気温センサ30c及びポテンショメータ30d
の加算抵抗値に応じ直流電動機30を正転或いは逆転さ
せ、前記サーボ機構が前記エアミックスダンパをその現
実の開度から目標開度に向けて調整し、かつプログラム
スイッチ機構70の自動接点75が直流電動機20の正転或い
は逆転に連動して固定接点71に摺接しつつ各固定接点72
a〜74bに選択的に摺接する。これにより、直流電動機10
が、プログラムスイッチ機構70の接点切換作動に伴う抵
抗回路50の抵抗値の変化に応じた回転速度にて回転し、
前記送風機が、この直流電動機10の回転速度に対応する
量にて空気流を前記エアダクト内に導入し、かつ前記エ
アミックスダンパが同空気流の車室内への吹出温度を目
標温度に調整する。
ンスイッチIGの閉成下にてブロワスイッチ機構60を自動
制御モードAUTOにすれば、ヒータリレー40だ電磁コイル
41の励磁により双投接点42を固定接点43に投入する。こ
のとき、両サーモスイッチ76,77は共に閉成し各固定抵
抗30e,30fをそれぞれ短絡しているものとする。しかし
て、直流電源Bからの給電電流がヒータリレー40の固定
接点43及び双投接点42並びに直流電動機10の電機子巻線
を通り抵抗回路50に流入し、自動温度制御回路30が、作
動状態となり、温度設定器30aの設定抵抗値と、内気温
センサ30b、外気温センサ30c及びポテンショメータ30d
の加算抵抗値に応じ直流電動機30を正転或いは逆転さ
せ、前記サーボ機構が前記エアミックスダンパをその現
実の開度から目標開度に向けて調整し、かつプログラム
スイッチ機構70の自動接点75が直流電動機20の正転或い
は逆転に連動して固定接点71に摺接しつつ各固定接点72
a〜74bに選択的に摺接する。これにより、直流電動機10
が、プログラムスイッチ機構70の接点切換作動に伴う抵
抗回路50の抵抗値の変化に応じた回転速度にて回転し、
前記送風機が、この直流電動機10の回転速度に対応する
量にて空気流を前記エアダクト内に導入し、かつ前記エ
アミックスダンパが同空気流の車室内への吹出温度を目
標温度に調整する。
このような状態にて、自動温度制御回路30の制御下にお
いて直流電動機20が停止したときプログラムスイッチ機
構70の自動接点75が固定接点74aの固定接点73a側端部に
不十分な接触面積にて接触停止した場合には、直流電動
機10から固定接点71に流入する電流が、自動接点75と固
定接点74aとの不十分な接触面積の部分を過大電流とし
て通ることとなるため、固定接点74aと自動接点75との
接触部分に発熱を生じ、サーモスイッチ76がかかる発熱
により開成し固定接点30eをその短絡から開放する。
いて直流電動機20が停止したときプログラムスイッチ機
構70の自動接点75が固定接点74aの固定接点73a側端部に
不十分な接触面積にて接触停止した場合には、直流電動
機10から固定接点71に流入する電流が、自動接点75と固
定接点74aとの不十分な接触面積の部分を過大電流とし
て通ることとなるため、固定接点74aと自動接点75との
接触部分に発熱を生じ、サーモスイッチ76がかかる発熱
により開成し固定接点30eをその短絡から開放する。
すると、固定抵抗30eの抵抗値が温度設定器30aの設定抵
抗値に付加され、自動温度制御回路30がかかる抵抗値の
付加分に応じ直流電動機20を前記所定回転角だけ回転さ
せる。このため、自動接点75が第1図にて図示上方へ移
動し固定接点74aに十分に接触した状態に停止する。そ
の結果、固定接点74a,自動接点75のみならずその近傍の
固定接点71等の電気素子が不必要な発熱から未然に防止
されてその本来の正常な機能を常に維持し得る。
抗値に付加され、自動温度制御回路30がかかる抵抗値の
付加分に応じ直流電動機20を前記所定回転角だけ回転さ
せる。このため、自動接点75が第1図にて図示上方へ移
動し固定接点74aに十分に接触した状態に停止する。そ
の結果、固定接点74a,自動接点75のみならずその近傍の
固定接点71等の電気素子が不必要な発熱から未然に防止
されてその本来の正常な機能を常に維持し得る。
また、上述のように直流電動機20が停止したときプログ
ラムスイッチ機構70の自動接点75が固定接点74bの固定
接点73b側端部に不十分な接触面積にて接触停止した場
合には、直流電動機10から固定接点71に流入する電流
が、自動接点75と固定接点74bとの不十分な接触面積の
部分を過大電流として通ることとなるため、固定接点74
bと自動接点75との接触部分に発熱を生じ、サーモスイ
ッチ77がかかる発熱により開成し固定接点30fをその短
絡から開放する。
ラムスイッチ機構70の自動接点75が固定接点74bの固定
接点73b側端部に不十分な接触面積にて接触停止した場
合には、直流電動機10から固定接点71に流入する電流
が、自動接点75と固定接点74bとの不十分な接触面積の
部分を過大電流として通ることとなるため、固定接点74
bと自動接点75との接触部分に発熱を生じ、サーモスイ
ッチ77がかかる発熱により開成し固定接点30fをその短
絡から開放する。
すると、固定抵抗30fの抵抗値が内気温センサ30b、外気
温センサ30c及びポテンショメータ30dの加算抵抗値に付
加され、自動温度制御回路30がかかる抵抗値の付加分に
応じ直流電動機20を前記所定回転角だけ逆転させる。こ
のため、自動接点75が第1図にて図示上方へ移動し固定
接点74bに十分に接触した状態にて停止する。その結
果、固定接点74b,自動接点75のみならずその近傍の固定
接点71等の電気素子が不必要な発熱から未然に防止され
てその本来の正常な機能を常に維持し得る。
温センサ30c及びポテンショメータ30dの加算抵抗値に付
加され、自動温度制御回路30がかかる抵抗値の付加分に
応じ直流電動機20を前記所定回転角だけ逆転させる。こ
のため、自動接点75が第1図にて図示上方へ移動し固定
接点74bに十分に接触した状態にて停止する。その結
果、固定接点74b,自動接点75のみならずその近傍の固定
接点71等の電気素子が不必要な発熱から未然に防止され
てその本来の正常な機能を常に維持し得る。
なお、前記実施例においては、プログラムスイッチ機構
70の発熱検出手段として両サーモスイッチ76,77を採用
したが、これに限らず、例えば、第2図に示すごとく、
両サーモスイッチ76,77に代えて両PTCサーミスタ78,79
を採用するとともに両固定接点30e,30fを省略し、各PTC
サーミスタ78,79のその近傍の発熱に伴う内部抵抗値の
増大により、サーミスタ76と固定接点30eとの組合せ及
びサーミスタ77と固定抵抗30fとの組合せによる前記短
絡開放作用と同様の作用及びその効果を達成するように
してもよい。
70の発熱検出手段として両サーモスイッチ76,77を採用
したが、これに限らず、例えば、第2図に示すごとく、
両サーモスイッチ76,77に代えて両PTCサーミスタ78,79
を採用するとともに両固定接点30e,30fを省略し、各PTC
サーミスタ78,79のその近傍の発熱に伴う内部抵抗値の
増大により、サーミスタ76と固定接点30eとの組合せ及
びサーミスタ77と固定抵抗30fとの組合せによる前記短
絡開放作用と同様の作用及びその効果を達成するように
してもよい。
また、本発明の実施にあたっては、サーモスイッチ76と
固定抵抗30eとの組合せ及びサーモスイッチ77と固定抵
抗30fとの組合せに代えて、一対の負抵抗温度特性をも
つサーミスタを採用して実施してもよい。かかる場合、
自動温度制御回路30が各サーミスタの負抵抗温度特性に
伴う内部抵抗値の変化方向を逆方向変化に換算して直流
電動機20の制御を行うようにしておく。
固定抵抗30eとの組合せ及びサーモスイッチ77と固定抵
抗30fとの組合せに代えて、一対の負抵抗温度特性をも
つサーミスタを採用して実施してもよい。かかる場合、
自動温度制御回路30が各サーミスタの負抵抗温度特性に
伴う内部抵抗値の変化方向を逆方向変化に換算して直流
電動機20の制御を行うようにしておく。
また、本発明の実施にあたっては、サーモスイッチ76,7
7の数を適宜必要に応じて変更してもよく、固定接点74a
〜74bにそれぞれ対応させて各サーモスイッチを設ける
ようにしてもよい。
7の数を適宜必要に応じて変更してもよく、固定接点74a
〜74bにそれぞれ対応させて各サーモスイッチを設ける
ようにしてもよい。
第1図は本発明の一実施例を示す電気回路図、及び第2
図は同変形例を示す要部回路図である。 符号の説明 10,20……直流電動機、30……自動温度制御回路、30a…
…温度設定器、30b……内気温センサ、30e,30f……固定
抵抗、50……抵抗回路、60……ブロワスイッチ機構、70
……プログラムスイッチ機構、71,72a〜74b……固定接
点、75……自動接点、76,77……サーモスイッチ、78,79
……PCTサーミスタ。
図は同変形例を示す要部回路図である。 符号の説明 10,20……直流電動機、30……自動温度制御回路、30a…
…温度設定器、30b……内気温センサ、30e,30f……固定
抵抗、50……抵抗回路、60……ブロワスイッチ機構、70
……プログラムスイッチ機構、71,72a〜74b……固定接
点、75……自動接点、76,77……サーモスイッチ、78,79
……PCTサーミスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】車両の車室内の所望の温度を設定する温度
設定手段と、車室内の現実の温度を検出する温度検出手
段と、車室内に空気流を吹出すべく作動する送風手段
と、前記設定温度及び検出温度に応じ作動して前記空気
流の車室内への吹出温度を自動的に調整する吹出温度調
整手段と、前記送風手段の作動を自動制御モードに切換
えるとき手動操作されるモード切換手段と、このモード
切換手段の自動制御モードへの切換下にて、前記吹出温
度調整手段の作動に連動して可動接点を共通固定接片に
沿い摺動させつつこの共通固定接片に並設した複数の固
定接点に選択的に摺接させて前記送風手段の作動を調整
する接点機構とを備え、かつ前記複数の固定接点の一つ
の近傍に設けられてこの一固定接点が発熱したときこれ
を感知する感熱素子を具備して、前記吹出温度調整手段
が、前記設定温度、検出温度及び前記感熱素子の感知結
果に基き、前記可動接点を前記一固定接点に十分に接触
させるべく作動するようにした車両用空気調和制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3965387A JPH0723048B2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | 車両用空気調和制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3965387A JPH0723048B2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | 車両用空気調和制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63207710A JPS63207710A (ja) | 1988-08-29 |
JPH0723048B2 true JPH0723048B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=12559042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3965387A Expired - Fee Related JPH0723048B2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | 車両用空気調和制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723048B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5386031B2 (ja) * | 2012-12-10 | 2014-01-15 | 小島プレス工業株式会社 | 車両搭載用空調システム |
-
1987
- 1987-02-23 JP JP3965387A patent/JPH0723048B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63207710A (ja) | 1988-08-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |