JPH0722828Y2 - スライド式スイッチのつまみ組付け構造 - Google Patents

スライド式スイッチのつまみ組付け構造

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JPH0722828Y2
JPH0722828Y2 JP1990032317U JP3231790U JPH0722828Y2 JP H0722828 Y2 JPH0722828 Y2 JP H0722828Y2 JP 1990032317 U JP1990032317 U JP 1990032317U JP 3231790 U JP3231790 U JP 3231790U JP H0722828 Y2 JPH0722828 Y2 JP H0722828Y2
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JP
Japan
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knob
leg
slot
case
wedge portion
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良治 松崎
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スライド式スイッチのつまみ組付け構造に
関する。
(従来の技術) この種のスライド式スイッチのつまみ組付け構造として
は、実開昭54−108976号公報及び実開昭56−8021号公
報、更には実開昭58−104528号公報に記載されたものが
知られている。前記実開昭54−108976号公報及び実開昭
56−8021号公報には、ケースの内側に操作用のつまみを
配しておき、上記つまみの先端をケース外に突出させた
状態にケースを組付ける技術が開示され、また、実開昭
58−104528号公報には、つまみに弾性爪を取付ける技術
が開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 前者の技術を採用する場合には、ケースに対しつまみを
組込む際、スイッチ接点近傍につまみを挾持させておい
てケースを冠せるという組付け作業が行われるが、やや
もすると、つまみがスイッチ接点近傍から外れ落下した
りする。つまり組立作業が面倒であるという欠点を有し
ている。また、組付け後、ケースに設けてある貫通孔
(つまみの先端部が突出する孔)が外部から見えて見栄
えが悪いという不具合もある。
後者の技術は、つまみの下面に設けた弾性爪を貫通孔に
挿入するだけで組付けが行えるという利点はあるもの
の、弾性力を発揮させるため弾性爪をある程度長くしな
ければならず、小型化の障害となる。また、上記弾性爪
は折れないようにある程度の幅を持たせる必要があり、
そのためにつまみの幅も大きくなって、やはり小型化の
障害となり、またデザイン上の利点を損うこともある。
本考案は、上記問題点を解消したスライド式スイッチの
組付け構造を提供することを課題としてなされた。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案は、実施例で用いた符号を付して記す
と、 ケース1に形成されたつまみスライド用の溝孔7と、前
記溝孔7の下方に設置され且つ上部に操作子3を有する
スライドスイッチ2と、前記溝孔7に挿通され且つ前記
操作子3に係止される脚10を有するつまみ4と、を備え
たスライド式スイッチのつまみ組付け構造において、 前記溝孔7の長手方向の部位に沿って一つ又は一対の長
尺状の弾性体6を配置する一方、前記操作子3の前記脚
10の下部に該脚10よりも広幅の楔部11を形成し、 更に、前記楔部11は、前記弾性体6よりも下方に位置す
るとともに、前記弾性体6と前記溝孔7との対向間隔又
は前記一対の弾性体6の対向間隔が、前記楔部11の幅よ
りも狭く形成されているスライド式スイッチのつまみ組
付け構造である。
(作用) 本考案のつまみは、ケース外から圧入して組付けられ
る。すなわち、つまみの脚を溝孔に圧入して通すのであ
って、この際、弾性体が拡縮して溝孔の溝幅が大きく押
し広げられ、脚の楔部が挿通される。この挿通後、弾性
体が復元して元の溝幅に戻る。そして溝孔を通過した脚
の下端部は溝孔の下に存する操作子と係止される。かく
して、つまみをスライドさせることにより、操作子がス
ライドせしめられ、これによりスイッチのON・OFFがな
される。
(実施例) 以下に、本考案を添付図面に基づいて説明する。
図において、1はケース、2はケース1内に固定された
スライドスイッチ、3はスライドスイッチ2の操作子で
あって、該操作子3は、つまみ4によってスライドせし
められる構成となっている。
具体的には、上記ケース1には、つまみ4をスライド可
能に嵌設できるように凹部5が形成され、該凹部5の中
央に、溝孔7が形成されている。この溝孔7の長手側両
側部には、一対の弾性体6,6が形成されて、上記溝孔7
が第4図(ロ)に仮想線で示すように、その溝幅d(こ
の実施例では一対の弾性体6,6の対向幅)を可変し得る
ようになしてある。8は上記溝孔7の長手方向端部に形
成された浮かし突起であって、つまみ4のスライド時に
摩擦抵抗を減じさせる役割を担うものであり、また、9
は、溝孔7の端縁に形成された補強リブである。
そして、上記つまみ4の下面には、2本の脚10,10が突
設され、これら脚10,10の下端部には楔部11が形成され
ている。上記脚10,10は、溝孔7を通って、上記楔部11
がケース1の内壁面内に到る長さとされ、上記両脚10と
10の間隔は、圧入後の両脚10,10が操作子3のスライド
方向前後壁面3a,3bに当接される間隔に設定されてい
る。このようにして、脚10は操作子3と係止する。すな
わち、つまみ4の脚10は、つまみ装着時において前記楔
部11が前記弾性体6よりも下方に位置し、更に前記脚10
が前記溝孔7にスライド可能に係止されているものであ
る。
本考案は、以上のように、前記溝孔7の長手方向の部位
に沿って一つ又は一対の長尺状の弾性体6を配置する一
方、前記操作子3の前記脚10の下部に該脚10よりも広幅
の楔部11を形成し、更に、前記楔部11は、前記弾性体6
よりも下方に位置するとともに、前記弾性体6と前記溝
孔7との対向間隔又は前記一対の弾性体6の対向間隔
が、前記楔部11の幅よりも狭く形成されているので、つ
まみ4をスライドスイッチ2から離脱させる方向の外力
が加わっても、楔部11が弾性体6の存在によってその離
脱が阻止されることとなる。
もっとも、上記楔部11は、必ずしも第2図に示すように
脚10の下端両側に形成する必要はない。つまり、第5図
に示すように片方であってもよい。この場合は、溝幅は
弾性体6と溝孔7とによって形成される幅となる。ま
た、弾性体6を溝孔7の内周に一体的に形成するように
してもよい。このような場合でも、脚10の楔部11を溝孔
7に圧入した後は、該楔部11が抜け出ない構成とされて
いる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成され、つまみの取付
けがケース外から圧入によって簡単に取付けられ、しか
も、つまみをスライドスイッチから離脱させる方向の外
力が加わっても、楔部が弾性体と係合することによっ
て、つまみがケースより離脱することが阻止される。こ
のように、本考案によれば、従来のように弾性爪を使用
するものではないため、つまみ自体を小さく且つ小幅に
なし得るという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すつまみ組付け構造を示
す縦断面図、第2図は第1図におけるII−II矢視断面
図、第3図は同上の分解図、第4図(イ)はつまみの平
面図、第4図(ロ)は溝孔部分の平面図、第5図は他の
実施例図である。 1…ケース、2…スライドスイッチ、3…操作子 4…つまみ、6…弾性体、7…溝孔 10…脚、11…楔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに形成されたつまみスライド用の溝
    孔と、前記溝孔の下方に設置され且つ上部に操作子を有
    するスライドスイッチと、前記溝孔に挿通され且つ前記
    操作子に係止される脚を有するつまみと、を備えたスラ
    イド式スイッチのつまみ組付け構造において、 前記溝孔の長手方向の部位に沿って一つ又は一対の長尺
    状の弾性体を配置する一方、前記操作子の前記脚の下部
    に該脚よりも広幅の楔部を形成し、 更に、前記楔部は、前記弾性体よりも下方に位置すると
    ともに、前記弾性体と前記溝孔との対向間隔又は前記一
    対の弾性体の対向間隔が、前記楔部の幅よりも狭く形成
    されていることを特徴とするスライド式スイッチのつま
    み組付け構造。
JP1990032317U 1990-03-28 1990-03-28 スライド式スイッチのつまみ組付け構造 Expired - Fee Related JPH0722828Y2 (ja)

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JPS645329U (ja) * 1987-06-30 1989-01-12
JPH01135621U (ja) * 1988-03-10 1989-09-18

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