JPH07228036A - 化粧建築板の塗装方法 - Google Patents
化粧建築板の塗装方法Info
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Abstract
成させることによって様様なバリエ−ションのパタ−ン
を手間を要すことなく作成することができる化粧建築板
を提供する。 【構成】 表面に溝部19を介して区画した複数の凸部
20を形成した建築板2を用い、乱数発生機能を有する
パタ−ン生成コンピュ−タ14により生成したパタ−ン
デ−タをパタ−ンメモリ−12、13に記憶させ、一方
コンベア1上を搬送される化粧用建築板2のコンベア1
上の位置をキャッチするエンコ−ダ18のパルスをバル
ブ制御コンピュ−タが読み取り、化粧すべき建築板のコ
ンベア−上の位置に応じて、記憶したパタ−ンデ−タに
基づき指令信号を逐次バルブ制御装置9に送り、バルブ
制御装置9の指令信号によりジェットノズル4〜4を個
別にオン、オフ制御することを特徴とする化粧建築板の
塗装方法。
Description
たタイル・レンガ調を呈する凸部を有する建築板に単色
または多色の塗料で単パ−ツまたは多パ−ツを設定し、
これを不規則に配置することによって自然感のある化粧
建築板を製造する方法に関するものである。
42号として提出したインクジェット塗装を外壁材に応
用した手法は、コンピュ−タメモリ−上にパタ−ンデ−
タを用意すればその通りに塗装するという画期的なもの
であった。しかし、従来は、450×1800mmの板を
塗装する時にはノズルの間隔を1.5mmとすると300
×1200の点を制御するデ−タが必要となり、例えば
10種類のパタ−ンを作成すると、300×1200×
10の点のデ−タが必要になる。またこの手法はパタ−
ン作成の手間も馬鹿にならないという問題があった。
ピュ−タによりパタ−ンデ−タを自動生成させることに
よって様様なバリエ−ションのパタ−ンを手間を要すこ
となく作成することができる化粧建築板を提供し、もっ
て上記従来技術の問題を解決しようとするものである。
発明は、表面に溝部を介して区画した複数の凸部を形成
した建築板を用い、乱数発生機能を有するパタ−ン生成
コンピュ−タにより生成したパタ−ンデ−タをパタ−ン
メモリ−に記憶させ、一方コンベア上を搬送される化粧
用建築板のコンベア上の位置をキャッチするエンコ−ダ
のパルスをバルブ制御コンピュ−タが読み取り、化粧す
べき建築板のコンベア−上の位置に応じて、記憶したパ
タ−ンデ−タに基づく指令信号を逐次バルブ制御装置に
送り、バルブ制御装置の指令信号によりジェットノズル
を個別にオンオフ制御することを特徴とする化粧建築板
の塗装方法を要旨とするものであり、第2の発明は、請
求項1記載の化粧建築板の塗装方法において、パタ−ン
メモリ−を2つ用意し、一方のパタ−ンメモリ−のパタ
−ンデ−タを使用して建築板に塗装している間に他方の
パタ−ンメモリ−にパタ−ン生成コンピュ−タ−の乱数
発生機能を利用してパタ−ンデ−タを生成して記憶さ
せ、一方のパタ−ンデ−タに基づく塗装が終ると他方の
パタ−ンメモリ−のパタ−ンに基づき建築板を塗装し、
双方のパタ−ンデ−タに基づく塗装を交互に繰り返すこ
とを特徴とする化粧建築板の塗装方法を要旨とするもの
である。
て説明する。1は建築板2を前方に搬送するコンベアで
あり、コンベア1の上方には塗装ヘッド3が備えられ、
塗装ヘッド3の下端にはそれぞれコンベア1の巾方向全
体に亘ってジェットノズル4〜4が並列、例えば0.5
〜3mmのピッチで並列されている。塗装ヘッド3にはイ
ンクタンク5内の塗装用インク6を送り込むポンプ7が
接続されると共にレリ−フ弁8を介してインクタンク5
が接続されている。
4をそれぞれ開閉動作するバルブ10〜10を個別に制
御するバルブ制御装置、11はエンコ−ダのパルスを読
み取り、バルブ制御装置9に指令信号を発するバルブ制
御コンピュ−タ、12は生成したパタ−ンデ−タを記憶
するパタ−ンメモリ−、14は乱数発生機能を利用して
パタ−ンデ−タを生成するパタ−ン生成コンピュ−タ、
15は投光器16と受光器17をコンベア1上の建築板
2搬送路の両側の所定位置に設けた光電管式センサ−、
18はコンベア1の駆動ロ−ル21に連結したエンコ−
ダ18であって、極小回転角、例えば2000分の36
0度の極小回転毎にバルブ制御コンピュ−タ11にパル
スを送信する。
に基づいて説明すると、表面に溝部19を介して区画し
た複数の凸部20〜20を形成した被塗装用建築板2が
下塗りシ−ラ−処理後、コンベア1上を前送されて来る
と、該建築板2の前端部の所定位置到来をセンサ−15
が検出して検出信号をバルブ制御コンピュ−タ11に送
信する。一方、コンベア1の作動に伴い、駆動ロ−ル2
1に設けたエンコ−ダ18からバルブ制御コンピュ−タ
11に逐次パルスが送信されている。パタ−ン生成コン
ピュ−タ14は、乱数発生機能を利用してパタ−ンデ−
タを生成しパタ−ンメモリ−12に記憶させておく。バ
ルブ制御コンピュ−タ11は、上記センサ−15からの
信号によりパルス数を計数し始め、該パルス数が予め記
憶させた設定領域に至ると、前記パタ−ンメモリ−12
に記憶されたパタ−ンデ−タに基づく制御信号を逐次バ
ルブ制御装置9に送信指令し、これによりバルブ制御装
置9がバルブ10〜10を個別に開閉制御し、塗装ヘッ
ド3にあるインク6がバルブ10〜10の解放時にジェ
ットノズル4〜4から前記搬送中の建築板2の表面の所
要位置に噴出して前記パタ−ンメモリ−12に基づく柄
模様を描出する。この場合、建築板2表面とジェットノ
ズル4〜4とは無接触のため、建築板2表面に凹凸模様
を有するに拘らず、上記柄模様の描出が支障なく行なわ
れる。また本願の第2の発明を図1、図2に基づいて説
明すると、図2は図1の第一発明の実施例において、パ
タ−ンデ−タを記憶するパタ−ンメモリ−を12、13
の2つ設けたものであり、一方のパタ−ンメモリ−12
のパタ−ンデ−タを使用して建築板に塗装している間に
他方のパタ−ンメモリ−13にパタ−ン生成コンピュ−
タ−14が乱数発生機能を利用してパタ−ンデ−タを生
成して記憶させ、一方のパタ−ンメモリ−12のパタ−
ンデ−タに基づく塗装が終わると、他方のパタ−ンメモ
リ−13のパタ−ンデ−タに基づき建築板を塗装し、双
方のパタ−ンデ−タに基づく塗装を交互に繰り返す化粧
建築板の塗装方法である。
する。図4に示すように、パタ−ン生成コンピュ−タ1
4は規則に従って建築板2の凸部20について、塗装す
るマスを1番色とし、塗装しないマスを0番色とし、パ
タ−ンデ−タ22を生成する。この場合、1番色もしく
は0番色が局部的に集中することによってアンバランス
な塗装仕上げとなって外観上の違和感がでるのを防止す
るため、1枚の建築塗装板の全マス数のうちで塗装する
マス数を決めてある程度規則を持たせ、パタ−ン生成コ
ンピュ−タ14に予めプログラムデ−タとして塗装する
マス比率をインプットしておく。パタ−ン生成コンピュ
−タ14で乱数発生機能を利用して塗装するマスの位置
を決めてパタ−ンデ−タ22を生成し図5に示すように
生成したパタ−ンデ−タ22を各マスのノズル単位に拡
大展開し拡大パタ−ンデ−タ23として、パタ−ンメモ
リ−12に記憶させる。又、バルブ制御コンピュ−タ1
1は0007に記したとおり、エンコ−ダ−18でキャ
ッチする化粧すべき建築板の位置に応じて、パタ−ンメ
モリ−12から拡大パタ−ンデ−タ23を取り出しバル
ブ制御装置9に信号を送り、バルブ制御装置9はジェッ
トノズル4〜4のバルブ10〜10をオン、オフ制御
し、建築板2に塗装する。このようにして得られた建築
板2は1番色、0番色をランダムに有する所期の柄模様
のものが得られた。また第2の発明は生産を効率よく行
うよう塗装すべき建築板を間断なく連続的に送材して塗
装するため、図2に示すように図1の第一発明の実施例
におけるパタ−ンメモリ−を2つ用意して、双方のパタ
−ンデ−タに基づく塗装を交互に繰り返して塗装する化
粧建築板の塗装方法である。
説明すると、本例は図6、図7に示すように、31はパ
タ−ン生成コンピュ−タ、32、34は各色のパタ−ン
デ−タを記憶するパタ−ンメモリ−、36、37はバル
ブ制御コンピュ−タであって、当該バルブ制御コンピュ
−タ−36、37は0007に記したとおりエンコ−ダ
−45でキャッチする化粧すべき建築板の位置に応じ
て、パタ−ンメモリ−32、34のパタ−ンデ−タの指
令信号をバルブ制御装置38、39に逐次送信指令す
る。43、44は搬送路40上に前後に所要間隔を置い
て並列した第1、第2塗装ヘッドである。第1、第2塗
装ヘッド43、44には各各別にインクタンク(図示せ
ず)が接続され、バルブ制御コンピュ−タ36、37は
第1塗装ヘッド43、第2塗装ヘッド44の各ジェット
ノズル41〜41、42〜42を制御するバルブ制御装
置38、39に指令信号を発信する。
ド44は第1塗装ヘッド43に対し所定距離後方に位置
するので、この距離に対応するエンコ−ダ45からのパ
ルス数だけ第1塗装ヘッド43と第2塗装ヘッド44と
は時系列的に差を設けてバルブを制御するようバルブ制
御コンピュ−タ36、37はバルブ制御装置38、39
に指令する。
に、パタ−ン生成コンピュ−タ31は規則に従って建築
板46の凸部47の塗装するマスについて、2色のうち
一方を1番色、他方を2番色、1番色と2番色の塗り合
わせを3番色、塗装しないマスを0番色とし、乱数発生
機能を利用して塗装するマスの位置及び色番を決めてパ
タ−ンデ−タ51を生成する。次に生成したパタ−ンデ
−タ51を図10、図11に示すように1番色及び2番
色の各色に対応するパタ−ンデ−タに分け各色毎にノズ
ル単位に拡大展開して拡大パタ−ンデ−タ52、53と
し、これをパタ−ンメモリ−に記憶させる。バルブ制御
コンピュ−タ−36、37は0007に記したとおりエ
ンコ−ダ−45でキャッチする化粧すべき建築板の位置
に応じて、パタ−ンメモリ−32、34から各色の拡大
パタ−ンデ−タ52、53を取り出し、バルブ制御装置
38、39に信号を送り、バルブ制御装置38、39は
ジェットノズル41〜42のバルブ49〜49、50〜
50をオン、オフ制御し、建築板46に塗装する。
り説明すると、図8は図7におけるパタ−ンメモリ−3
2、34を各色毎に2つ設けたものであって、これによ
り一方のパタ−ンメモリ−32、34のパタ−ンデ−タ
に基づき各番色の塗装を行い、その間に他方のパタ−ン
メモリ−33、35にパタ−ン生成コンピュ−タ−の乱
数発生機能を利用してパタ−ンデ−タを生成展開して記
憶させ、一方のパタ−ンデ−タに基づく各番色の塗装が
終わると他方のパタ−ンメモリ−33、35のパタ−ン
デ−タに基づき各番色の塗装を行ない、双方のパタ−ン
デ−タに基づく塗装を交互に繰り返して塗装する化粧建
築板の塗装方法である。
所望の凸部47上の一部が第1及び第2塗装ヘッド4
3、44の塗装で異色の混じり合った色柄模様に塗装さ
れたり、建築板46の所望の凸部47上の一部がそれぞ
れ第1塗装ヘッド43の塗料で所望の柄模様に、第2塗
装ヘッド44は第1塗装ヘッド43とは異色の塗料の色
柄模様に塗装する。
について第一の発明を説明すると、図12〜図14に示
すように、横縞を1番色、縦縞を2番色とし、2色の配
色で建築板46の凸部47に対して、小区画の柄を設定
し、これをパ−ツ(1) 54〜パ−ツ(3) 56ときめ、こ
れをパタ−ン生成コンピュ−タ31にパ−ツパタ−ンデ
−タとしてインプットしておく。次にパタ−ン生成コン
ピュ−タ31に塗装マス比率をインプットしておき、図
15に示すようにパタ−ン生成コンピュ−タ31の乱数
発生機能を利用して塗装するマスの位置及びパ−ツナン
バ−を決めて、パタ−ンデ−タ57を生成する。さらに
図16、図17に示すようにパタ−ンデ−タ57を1番
色と2番色に分けてノズル単位に拡大展開し拡大パタ−
ンデ−タ58、59とし、その拡大パタ−ンデ−タ5
8、59をパタ−ンメモリ−32とパタ−ンメモリ−3
4に記憶させる。こうして2色のジェットノズル41〜
41、42〜42のバルブ49〜49、50〜50はエ
ンコ−ダ−でキャッチする化粧すべき建築板の位置に応
じて、パタ−ンメモリ−32〜34の拡大パタ−ンデ−
タ58、59に基づきバルブ制御コンピュ−タ36、3
7の指令によるバルブ制御装置38、39の信号に従い
個々に開閉制御される。それにより得られた化粧建築板
はパ−ツ1〜パ−ツ3がランダムに配置された異色柄の
模様のものが得られた。
た2色塗装の事例と同様にパタ−ンメモリ−を各色毎に
2つ設けて、双方のパタ−ンデ−タに基づく塗装を交互
に繰り返して塗装する化粧建築板の塗装方法に準じて行
えばよいが、この場合言うまでもなく0014に記した
とおり予めパ−ツ(1) 54〜パ−ツ(3) 56のパ−ツパ
タ−ンを設定しパタ−ン生成コンピュ−タ−にインプッ
トしておく必要がある。
は、パタ−ン生成コンピュ−タにより自動的にランダム
なパタ−ンを生成し、生成したパタ−ンデ−タに従って
ジェットノズルから塗料を噴射し走行中の建築板に異色
柄の模様をランダムに塗装することができる。これによ
り同一のパタ−ンが塗装された建築板を張り合せたとき
出るパタ−ンの繰り返し現象がなくなり自然感を醸し出
すことができる。また多種類のパタ−ンデ−タを人手で
作成する手間を要することなくパタ−ン生成コンピュ−
タにより簡単に化粧建築板を生産することができる。更
にパタ−ンメモリ−を2つ設けこれを交互に利用すれば
連続的に効率よく化粧建築板を生産することができる。
る。
る。
が生成したパタ−ンデ−タである。
ズル単位に展開した拡大パタ−ンデ−タである。
る。
る。
る。
−が生成したパタ−ンデ−タである。
ノズル単位に展開した拡大パタ−ンデ−タである。
ノズル単位に展開した拡大パタ−ンデ−タである。
る。
る。
る。
パタ−ン生成コンピュ−タ−が生成したパタ−ンデ−タ
である。
ノズル単位に展開した拡大パタ−ンデ−タである。
ノズル単位に展開した拡大パタ−ンデ−タである。
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に溝部を介して区画した複数の凸部
を形成した建築板を用い、乱数発生機能を有するパタ−
ン生成コンピュ−タにより生成したパタ−ンデ−タをパ
タ−ンメモリ−に記憶させ、一方コンベア上を搬送され
る化粧用建築板のコンベア上の位置をキャッチするエン
コ−ダのパルスをバルブ制御コンピュ−タが読み取り、
化粧すべき建築板の位置に応じて、記憶したパタ−ンデ
−タに基づく指令信号を逐次バルブ制御装置に送り、バ
ルブ制御装置の指令信号によりジェットノズルを個別に
オンオフ制御することを特徴とする化粧建築板の塗装方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の化粧建築板の塗装方法に
おいて、パタ−ンメモリ−を2つ用意し、一方のパタ−
ンメモリ−のパタ−ンデ−タを使用して建築板に塗装し
ている間に他方のパタ−ンメモリ−にパタ−ン生成コン
ピュ−タ−の乱数発生機能を利用してパタ−ンデ−タを
生成して記憶させ、一方のパタ−ンデ−タに基づく塗装
が終ると他方のパタ−ンメモリ−のパタ−ンに基づき建
築板を塗装し、双方のパタ−ンデ−タに基づく塗装を交
互に繰り返すことを特徴とする化粧建築板の塗装方法。
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- 1994-02-22 JP JP04968194A patent/JP3256067B2/ja not_active Expired - Fee Related
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