JPH07228028A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH07228028A
JPH07228028A JP6229469A JP22946994A JPH07228028A JP H07228028 A JPH07228028 A JP H07228028A JP 6229469 A JP6229469 A JP 6229469A JP 22946994 A JP22946994 A JP 22946994A JP H07228028 A JPH07228028 A JP H07228028A
Authority
JP
Japan
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cassette
tape
printer
housing
sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP6229469A
Other languages
English (en)
Inventor
Dirk Umbach
ディルク・ウムバッハ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meto International GmbH
Original Assignee
Esselte Meto International GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Esselte Meto International GmbH filed Critical Esselte Meto International GmbH
Publication of JPH07228028A publication Critical patent/JPH07228028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J32/00Ink-ribbon cartridges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/28Detachable carriers or holders for ink-ribbon mechanisms

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プリンタ内部におけるテープの最適位置決め
がいつでも保証されるようなカセット。 【構成】 カセット2が,ハウジング18,19内で横
方向に間隔をなして配置されかつ回転可能に支持された
スリーブ25,26,27,28を有し,テープ7はス
リーブ26から巻き出され,印字ヘッド16のところを
案内されかつ他のスリーブ28上に巻き取られる。ハウ
ジング18,19にプリンタ1の取付ボルト52を差し
込むための貫通内孔50が設けられ,ハウジング18,
19が,取付ボルト52上を摺動可能でかつそれに固定
可能な設定リング54に当接している。テープ7の自由
展張区間15用案内薄板56はハウジング18,19に
揺動可能に支持されていて,カセットアーム20,21
の長さが案内薄板56の長さより大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,テープを含むカセット
を有するプリンタであって,前記カセットが,ハウジン
グ内で横方向に間隔をなして配置されかつ回転可能に支
持されたスリーブを有し,ここでテープはスリーブから
巻き出され,印字ヘッドのところを案内されかつ他のス
リーブ上に巻き取られ,およびハウジングにプリンタの
取付ボルトを差し込むための貫通内孔が設けられている
ところの前記プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このタイプのプリンタはドイツ特許公開
第3723279号から既知である。そこに記載のプリ
ンタはカラーテープカセットの使用に適しており,前記
カラーテープカセット内にテープが含まれ,前記テープ
は印字作業の間スリーブから巻き出され,印字用紙と共
に感熱印字ヘッドおよび印字ロールの間に通されそして
最後に他のスリーブ上に巻き取られる。カセットをプリ
ンタ内に最適に位置決めするためにプリンタのフレーム
に案内ピンが設けられ,前記案内ピンはスリーブの幾何
形状軸に沿って伸長しかつカセットの内孔内に係合して
いる。カセットのハウジングとテープの自由展張区間と
の間に印字ヘッド用の十分な空間を提供するために,カ
セットにはその両端縁に突出する2つのカセットアーム
が設けられ,前記カセットアームの正面側にそれぞれ転
向要素すなわちテープ用のロールが配置されている。し
かしながらカセットアームは比較的短いので,テープが
巻き取られるスリーブに隣接するカセットアームに外側
に突出する長いアームが設けられ,前記長いアームの先
端に他のテープ用転向要素が取り付けられている。した
がってテープの有効自由展張区間は三角形状経路上を搬
送され,ここで突出するアームにより初めてハウジング
と展張区間との間に十分な場所が形成され,これにより
それらの間に印字ヘッドを配置することが可能である。
【0003】既知のプリンタにおいてはカセットおよび
テープの姿勢をあとで調節することが可能ではなく,し
たがってカセットまたはテープの寸法の製作公差のため
にテープの印字ヘッドに対する最適位置決めが保証され
ず,したがってとくに印字速度が高い場合には必ずしも
良好な印字結果が得られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は,
プリンタ内部におけるテープの最適位置決めがいつでも
保証されるように冒頭記載のタイプのカセットを改良す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下に問題点を解決する
ための2つの代替態様が提案されているが,そのうちの
1つはプリンタ内におけるカセットの位置決めに関する
ものでありまた他方はテープの印字ヘッドに対する位置
決めに関するものである。両方の解決方法は1つのプリ
ンタ内において同時に実現できることは当然である。
【0006】この課題を解決するために本発明により,
ハウジングが,取付ボルト上を摺動可能でかつそれに固
定可能な設定リングに当接していることが提案されてい
る。
【0007】本発明はカセットをそれに差込可能なプリ
ンタの取付ボルトを利用している。さらにカセットは従
来技術と同様にテープを有する両方のスリーブ用駆動軸
およびブレーキ軸に差し込まれる。この三点支持によ
り,カセットまたはその展張テープのそれぞれの作業区
間の,プリンタの他の要素またはプリンタの印字ロール
に対する完全に正確な位置決めが得られる。カセットが
設定リングに当接し,一方設定リングはカセットの貫通
内孔を貫通する取付ボルト上を軸方向に摺動可能でかつ
それに固定可能であることにより,通常スリーブおよび
印字ロールに平行に走行する取付ボルトの幾何形状軸に
沿った位置を変更しかつ調節することが可能であり,こ
れによりテープの最適姿勢が得られる。設定リングは,
プリンタの方向を向く面でカセットに当接させてもまた
は反対側の取付ボルトの自由端に隣接する面でカセット
に当接させてもよい。カセットをその間に挟んで動かな
いようにするところの2つの設定リングを使用すること
もまた可能である。
【0008】カセットのハウジングが実質的に平行な2
つのハウジング半部分からなり,これらの間にスリーブ
が配置されている。このとき取付ボルトはハウジング半
部分の少なくとも片方の貫通内孔を貫通しまた設定リン
グはこのハウジング半部分に当接している。2つの同じ
ハウジング半部分を有するカセットの代わりに,ハウジ
ング部分の一方(とくにマシンから離れた側)が印字ヘ
ッドから離れたその上部領域の中央において拡大され,
これにより貫通内孔のための場所を提供してもよい。
【0009】貫通内孔はハウジング半部分の貫通口内に
挿入された軸受スリーブの内孔により形成されている。
【0010】一般に,貫通内孔はカセットの横断対称面
上に配置されかつカセット端部に存在し,一方テープの
有効自由展張区間および転向要素はカセットの対向端部
に設けられている。
【0011】たとえば既に印字された用紙を使用して,
用紙の幅の一部分にさらにあとから,たとえば項目番
号,項目記号または価格を,残りの幅に既に印字がなさ
れたまま印字することが可能である。印字テープコスト
を節約するために幅の狭いテープが使用されるべき場
合,これは同様に本発明によるカセットにより行うこと
ができ,この場合取付ボルト上を軸方向に摺動可能でか
つそれに固定可能な設定リングを介して,幅の狭い印字
テープが印字すべき領域内に存在するように調節され
る。本発明は種々の幅のカセットを使用可能にするばか
りでなく,テープの幅を超えた印字ロールのある特定部
分にカセットを割付けすることもまた可能にする。さら
に,幅の狭いカセットを相互に並べて取り付けかつ2つ
のテープを用いて同時にとくに異なる色で印字すること
もまた可能である。
【0012】図1の教示とは別に,テープを含むカセッ
トを有するプリンタであって,前記カセットが2つのカ
セットアームを有し,前記カセットアームの自由端部に
それぞれテープの自由展張区間用転向要素が設けられ,
ここで印字ヘッドがテープの自由展張区間とカセットと
の間に配置されおよびテープがその上に巻き取られるス
リーブに付属のカセットアームにハウジングを超えて前
方に突出するテープ用案内薄板が固定されているところ
の前記プリンタにおいて本発明が解決しようとする問題
点は,案内薄板がハウジングに揺動可能に支持されてい
ることとおよびカセットアームの長さが案内薄板の長さ
より大きいこととにより解決される。
【0013】カセットは,テープの有効自由展張区間の
裏側とおよびカセットハウジングの両側に配置された十
分な長さのカセットアームとの間に存在するプリンタの
印字ヘッドのための十分な空間をカセットが提供するか
ぎりにおいて,カセットは特殊な使用領域において使用
可能である。したがってカラーテープとカセットとの間
の印字ヘッド用中間空間は既に固定カセットアームによ
り形成されている。ここで本発明は,その上にテープが
巻き取られるスリーブに隣接する少なくとも片方のカセ
ットアームの領域内に方位可変に揺動可能なテープ用案
内薄板が存在し,前記案内薄板がハウジングから前方に
突出していることを意図している。案内薄板はカセット
アームより短くまた案内薄板は主としてカラーテープの
感熱印字ヘッドの周りの巻付角を増大させることを目的
としている。この案内薄板によりテープの展張作業区間
は当該位置においてカセットからやや遠くに引き出すこ
とができる。案内薄板はカセットアームより短くまた主
としてカラーテープの感熱印字ヘッドの周りの巻付角を
増大させることを課題としている。より大きい巻付角に
より,カラーテープは印字の際に印字すべき用紙とより
長い時間接触しかつとくに感熱プリンタの場合カラーイ
ンキが凝固した後に印字用紙がテープから引き離される
ことを可能にする。これに対し巻付角が小さい場合,印
字速度が高いときカラーインキがまだ凝固(乾燥)しな
いうちにテープは印字用紙から引き離され,これにより
カラーインキは少なくとも部分的にカラーテープと共に
再び引き離され,この場合印字品質が損なわれることに
なる。さらに,案内薄板は(印字ロールに平行に走行す
る軸の周りに)方位可変に揺動可能であるので,案内薄
板が後方揺動位置にあるときカセットの挿入を容易に行
うことが可能であり;続いて最適印字画像が形成される
ように案内薄板が調節され,この場合長さが短いので最
適角度の設定が容易である。一般に,案内薄板は付属の
ボルト形状転向要素に固定される。
【0014】案内薄板が場合により後方揺動位置に置か
れてハウジングを超えて横に突出している場合,とくに
有利である。カセットをプリンタ内に挿入するとき,テ
ープの展張作業区間が付属アームの自由端部を超えて前
方に突出していると,展張作業区間が印字ロールに吊下
がったままとなり,これにより損傷を与える危険性が存
在する。これを回避するために,テープが当該カセット
アームを超えて横に少し突出するところの後方揺動位置
に案内薄板を移動すると,これは損傷危険性の点でカセ
ットの挿入のときに比較的問題はない。さらに案内薄板
の無効回転位置においてテープが外側に全く突出しない
ようにそれに応じてアームの幅を広く設計してもよいこ
とは当然である。しかしながら,使用法を簡単にするた
めに,この点に関しカセットを前記実施態様のように設
計することが好ましい。
【0015】カセットが,テープが全部巻き取られたの
ちに反転されてもう一度使用可能なリバースカセットで
あるとき,他方のカセットアームもまた印字ロールに付
属されることになり,この結果このときそこに転向要素
を必要とする。この場合,各転向要素に案内薄板が設け
られるかまたは案内薄板を差替可能に設計してもよい。
【0016】プリンタの他の実施態様ならびにこれから
得られる作動方法および利点が実施態様に関する以下の
説明から明らかになろう。
【0017】
【実施例】カセット2は図面平面に対しほぼ直角にプリ
ンタ1内に挿入される。プリンタの後壁3は横方向に間
隔をなして配置された外歯付軸により貫通され,この場
合たとえば一方の軸4は駆動モータに結合された駆動軸
であり,これに対し他方の軸5は滑り継手により結合さ
れたブレーキ軸であってもよい。両方の軸4および5の
横方向間隔はカセット2の穴間隔6に対応している。
【0018】カセット2はテープ7を収容し,前記テー
プ7はスリーブ8とくにボール紙スリーブ上に存在して
いる。このテープ7が図2の矢印9,10および11の
方向に走行すべきとき,スリーブ8を有するテープ7が
まずブレーキ軸5に割り当てられる。駆動軸4を駆動す
ると,テープ7はスリーブ8から巻き出されかつ駆動軸
4がその中を貫通している他方のスリーブ12上に巻き
取られる。テープ7は図2の下側のカセット端部に設け
られた転向要素13および14を介して転向される。こ
れらの転向要素13および14の間に存在する部分テー
プ片はテープ7の有効展張作業区間15を形成する。有
効展張作業区間15はプリンタ1の印字ヘッド16と印
字ロール17との間を貫通して案内される(図1)。
【0019】カセット2の実質的な構成部分は2つの平
行なハウジング半部分18および19である。これらは
ほぼC形状の形を有し,これによりカセットアーム20
および21が形成される。たとえば図7に示すように自
由端部が尖ったボルトである両方の転向要素13および
14はアームの自由端部に付属されている。各アーム2
0および21への移行部分の付近にそれぞれテープ7の
ための他の転向要素22ないし23が存在する。図7に
示すように先端が尖ったボルトは好ましくはそれぞれ1
つのねじによりハウジング半部分18に固定接続されて
いるが,このハウジング半部分18は後壁3に付属され
ている。テープ7は図2の実線で示すように巻き取って
もまたは図2の破線24で示すように巻き取ってもよ
い。このようにカセット2は外巻きリボンまたはテープ
7に対してのみでなく内巻きリボンにも使用可能であ
る。
【0020】カセット2の他の重要な要素は軸4または
5のそれぞれに設けられた少なくとも1つのスリーブで
ある。しかしながら,すべての実施態様において軸4ま
たは5のそれぞれに対し,たとえば1つの長いスリーブ
の代わりに2つの短い同軸スリーブ25および26ない
し27および28が設けられている。各スリーブ対2
5,26ないし27,28はテープスリーブ8または1
2を支持している。スリーブ25および27は第1のハ
ウジング半部分18内にまたスリーブ26および28は
第2のハウジング半部分19内にそれぞれ回転可能に支
持されている。各スリーブ25ないし28はたとえば図
7に示すように2つの分割部分として形成され,これは
スリーブのハウジング29への取付を容易にしている。
このハウジング29は上記実施態様に示すように,実質
的に両方のハウジング半部分18および19とならびに
ボルトにより形成されている転向要素13,14,2
2,23とからなっている。
【0021】ハウジング半部分19は矢印30の方向に
ボルト13,14,22,23から抜き出すことができ
またハウジング半部分19はボルトの自由端部上におい
てクランプのみにより保持されている。ハウジング半部
分19を正確に位置決めするために転向要素13,1
4,22および23が使用され,転向要素13,14,
22および23はそれぞれ,1つのブッシュとくにプラ
スチックブッシュ31ないし34により第2のハウジン
グ半部分19のそれぞれの貫通差込開口内に保持され
る。
【0022】たとえば図7から明らかなように,すべて
のスリーブ25ないし28は2つの分割部分として形成
されまたスリーブ25ないし28はそれぞれスリーブ形
状基本部分35ならびにこれと結合可能なリング形状固
定部分36とからなっている。スリーブ形状基本部分3
5はハウジング半部分19ないし18の対応する貫通口
37ないし38内に差し込まれる。それぞれの突出端部
上にリング形状固定部分36が挿入されかつ固定要素3
9とくに止めリングにより軸方向に固定される。各スリ
ーブ形状基本部分35は外フランジ40を付属のハウジ
ング半部分18ないし19の内面に当接させている。各
ハウジング半部分18ないし19の外側に向かい合って
リング形状固定部分36が存在し,これによりハウジン
グ半部分18ないし19における軸方向固定が達成され
る。
【0023】とくに図9および11からわかるように,
基本部分35は隆起状に小さくなり,この場合図7に示
すように小さいスリーブ形状部分41上にリング形状固
定部分36が挿入されかつそれに固定要素39がラッチ
係合される。この小さい部分41は図9および10に示
すようにスリーブ内部に伸長していてもよい。いずれの
場合にも第1のスリーブ26および28の小さいスリー
ブ形状部分41に内歯42が存在し,前記内歯42は軸
4ないし5の外歯43に対応している。このような内歯
をすべてのスリーブ形状基本部分35に設けてもよい
が,この実施態様においては,第2のスリーブ25およ
び27のスリーブ形状基本部分35は滑らかな内面を有
する内孔44を有している(図9)。このとき軸4およ
び5の歯付部43の歯の自由端部はこの滑らかな内面上
に支持されている。
【0024】さらに図9および11からわかるように,
スリーブ形状基本部分35のより大きな直径の領域内に
縦スリット45が設けられ,これによりばね付勢タング
46が形成されている。図8および10からわかるよう
に,ばね付勢タング46は外側にとくに小さい径方向部
材の形をした径方向に突出する保持要素47をそれぞれ
有している。これによりスリーブ25ないし28のテー
プスリーブ8ないし12との力伝達形状一体結合が改善
される。タング46とテープスリーブ8および12との
間のクランプ結合を保持するために,タング46は内部
溝59内に挿入された止めリング(図示されていない)
により常時径方向外側に押し付けられている。図10に
示すように歯43に対しそれより多い数たとえば2倍の
数の凹部溝48を設けてもよい。
【0025】図7のカセット2は比較的幅の広いテープ
7用に設計されている。しかしながら,第2のハウジン
グ半部分19はボルト状転向要素13,14,22およ
び23に摺動可能に支持されかつ各摺動位置において摩
擦により保持されているので,このカセット2において
幅の狭いテープ7を使用することもまた可能である。第
2のハウジング半部分19を図7におけるその位置から
出発して左方向へ第1のハウジング半部分18の方向に
移動すると,いずれにしてもボルトの自由端部が右方向
へハウジング半部分19を超えて突出する。なんらかの
理由でこれが許容可能ではないときまたは少なくとも好
ましくないときはその代わりに短いボルトを使用するこ
とができ,これはボルトを第1のハウジング半部分18
にねじ込むことにより容易に行うことができる。図6は
短いボルトないし転向要素13,14;22,23を用
いた実施態様を示す。しかしながら,このカセットは原
理的に図7のカセット2と同様に製作される。しかしな
がら,ハウジング半部分19はその上端部において形状
的に図2に示すカセットのハウジング半部分と異なって
いるという点で僅かの差が存在する。ここではハウジン
グ半部分19の上端部に突出部49が設けられ,前記突
出部49に貫通口50が存在している。この中に軸受ス
リーブ51が圧入され,前記軸受スリーブ51はとくに
プラスチックからなっている。このカセット2をプリン
タ1内に挿入するとき,軸受スリーブ51の内孔内にプ
リンタ1の後壁3に設けられた取付ボルト52が係合す
る。この取付ボルト52ならびに両方の軸4および5に
より,図5および6のカセット2はプリンタ1内に確実
に固定されている。カセット2をはめ込みやすくするた
めに取付ボルト52の自由端部がやや尖っている。図面
に示すように,同じことは軸4および5に対しても当て
はまる。さらに軸4および5の軸部はそれぞれ壁3の軸
受ブッシュ53内を貫通している。軸受ブッシュ53は
軸方向および径方向の支持を行っている。
【0026】図6のカセット2は,軸4および5が壁3
を超えて突出しているかぎりにおいてその厚みがほぼ軸
4および5の長さに対応する図7のカセット2より狭い
ので,カセット2のプリンタ1ないしプリンタの壁3に
対する正確な姿勢を適切な手段により与えなければなら
ない。1つの方法は,クランプねじ55を有する設定リ
ング54を取付ボルト52上に摺動させることからな
る。容易にわかるように,設定リング54を左方向すな
わち壁3の方向に摺動させることにより,壁3により形
成されるストッパに当接させ,これによりカセットを壁
3に接近させることができる。他方で図6から,2つの
カセット2を相互に並べてプリンタ1内に挿入してもよ
いことが容易にわかり,この場合各々他のテープ7とく
に他の色のテープ7が装着されてもよい。まずある種の
ラベルなどをカセット2と共に図6に示す位置で印字
し,次にカセット2を完全に左側にシフトして印刷物の
第1の印字の横に第2の印字を形成することもまた可能
である。
【0027】転向要素13,14の少なくとも1つの領
域に,図2の実施態様においては転向要素14に案内薄
板56が存在し,前記案内薄板56はこの転向要素13
ないし14において二重矢印57の方向に揺動可能に支
持されている。案内薄板56のそれぞれの揺動位置はと
くにクランプ作用により保持されている。案内薄板56
の作業位置は図2から出発している。この場合テープの
有効展張区間15はカセットアーム21の自由端部を介
して引き出されている。これに対し案内薄板56が図3
に示す回転位置にもたらされると,テープの展張区間1
5は下の方向へハウジング29の自由端部を超えて突出
しないで,いずれの場合もカセットアーム21の外側か
ら横方向に突出している。しかしながら,カセット2を
プリンタ1内に装着するときにテープの損傷危険性の点
ではこのほうが好ましい。しかしながら図2からわかる
ように,テープの有効展張区間15の左側端部がカセッ
ト2から突出していることにより,印字ロール17はや
や大きい角度で包囲され,これはテープの速度が高いと
きに印字に対し好ましいものである。
【0028】カセット2は縦中心面58(図5)に対し
対称であるので,このカセット2をリバースカセットと
して使用可能であり,すなわちテープ7が完全に巻き取
られたのちにカセット2をオーディオカセットで既知の
ように簡単に反転してテープ7をもう一度全部走行させ
ることができる。このとき両方のカセットアーム20お
よび21のそれぞれに案内薄板56を設けてもよく,ま
たは案内薄板56をカセットアーム21から取り外し,
カセット2を反転したのちカセットアーム20にはめ込
むことができるように案内薄板56を差替可能にしても
よい。
【0029】上記カセット2は製作が容易であると同様
に分解も容易に可能である。カセット2は軸4および5
および付属のスリーブ25ないし28の上記のような設
計により自動はめ合い機構により問題なくプリンタ1内
に装着可能であり,このためにとくに2倍の数の取付溝
がその役目をなしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】カセットが挿入されたプリンタの側面図であ
る。
【図2】多少変更されたカセットの正面図である。
【図3】案内薄板が他の位置を有している図2の断面図
である。
【図4】図2の線IV−IVによる断面図である。
【図5】図1のカセットの正面図である。
【図6】図5の線VI−VIによる断面図である。
【図7】図5のカセットの断面に対応する,図2のカセ
ットの断面図である。
【図8】両方のスリーブの基本部分の拡大正面図であ
る。
【図9】図8の基本部分の縦中心断面図である。
【図10】スリーブの他の基本部分の正面図である。
【図11】図10の基本部分の縦中心断面図である。
【図12】スリーブに付属の駆動軸の正面図である。
【図13】図12の駆動軸の右側面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 カセット 7 テープ 13,14;22,23 転向要素 15 テープの自由展張区間 16 印字ヘッド 18,19 ハウジング 20,21 カセットアーム 25,26,27,28 スリーブ 49 カセット端部 50 貫通内孔 51 軸受スリーブ 52 取付ボルト 54 設定リング 56 案内薄板 58 横断対称面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ(7)を含むカセット(2)を有
    するプリンタであって,前記カセット(2)が,ハウジ
    ング(18,19)内で横方向に間隔をなして配置され
    かつ回転可能に支持されたスリーブ(25,26,2
    7,28)を有し,ここでテープ(7)はスリーブ(2
    6)から巻き出され,印字ヘッド(16)のところを案
    内されかつ他のスリーブ(28)上に巻き取られ,およ
    びハウジング(18,19)にプリンタ(1)の取付ボ
    ルト(52)を差し込むための貫通内孔(50)が設け
    られているところの前記プリンタにおいて:ハウジング
    (18,19)が,取付ボルト(52)上を摺動可能で
    かつそれに固定可能な設定リング(54)に当接してい
    ることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 カセット(2)のハウジングが実質的に
    平行な2つのハウジング半部分(18,19)からな
    り,これらの間にスリーブ(25,26,27,28)
    が配置されていることを特徴とする請求項1のプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 貫通内孔(50)がハウジング半部分
    (19)の貫通口内に挿入された軸受スリーブ(51)
    の内孔により形成されていることを特徴とする請求項1
    または2のプリンタ。
  4. 【請求項4】 貫通内孔(50)がカセット(2)の横
    断対称面(58)上に配置されかつカセット端部(4
    9)に存在し,一方テープの自由展張区間(15)用転
    向要素(13,14;22,23)がカセット(2)の
    対向端部に配置されていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかのプリンタ。
  5. 【請求項5】 印字ヘッド(16)の印字列の有効幅お
    よび/または印字用紙用案内部の有効幅がテープ(7)
    の幅より大きく,とくにテープの幅の複数倍であること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかのプリンタ。
  6. 【請求項6】 テープ(7)を含むカセット(2)を有
    するプリンタであって,前記カセット(2)が2つのカ
    セットアーム(20,21)を有し,前記カセットアー
    ム(20,21)の自由端部にそれぞれテープ(7)の
    自由展張区間(15)用転向要素(13,14)が設け
    られ,ここで印字ヘッド(16)がテープ(7)の自由
    展張区間(15)とカセット(2)との間に配置されお
    よびテープ(7)がその上に巻き取られるスリーブ(2
    8)に付属のカセットアーム(21)にハウジング(1
    8,19)を超えて前方に突出するテープ(7)用案内
    薄板(56)が固定されているところの前記プリンタに
    おいて:案内薄板(56)がハウジング(18,19)
    に揺動可能に支持されていることと;およびカセットア
    ーム(20,21)の長さが案内薄板(56)の長さよ
    り大きいことと;を特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 案内薄板(56)が場合により後方揺動
    位置に置かれてハウジング(18,19)を超えて横に
    突出していることを特徴とする請求項6のプリンタ。
  8. 【請求項8】 案内薄板(56)が後方に揺動された状
    態でカセット(2)が挿入可能であることを特徴とする
    請求項6または7のプリンタ。
  9. 【請求項9】 リバースカセットの場合,各転向要素
    (13,14)に案内薄板(56)が付属されているか
    または付属可能であることを特徴とする請求項6ないし
    8のいずれかのプリンタ。
  10. 【請求項10】 案内薄板(56)が取外し可能であり
    かつ対向位置にある転向要素(13または14)上に差
    替え可能であることを特徴とする請求項6ないし9のい
    ずれかのプリンタ。
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