JPH07226534A - 半導体発光素子及び半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光素子及び半導体発光装置

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JPH07226534A
JPH07226534A JP1726694A JP1726694A JPH07226534A JP H07226534 A JPH07226534 A JP H07226534A JP 1726694 A JP1726694 A JP 1726694A JP 1726694 A JP1726694 A JP 1726694A JP H07226534 A JPH07226534 A JP H07226534A
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JP
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semiconductor
light emitting
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region
semiconductor light
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JP1726694A
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Yukihiro Kusumi
之博 楠見
Yuichi Matsui
祐一 松居
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体発光素子を細く且つ長くしても均一な
発光出力の分布が得られる半導体発光素子を提供し、更
に、この半導体発光素子を高密度に集積して半導体発光
素子及び半導体受光素子の素子数を増加させ、大規模な
行列−ベクトル積演算を行うことができる半導体発光装
置を提供する。 【構成】 第2導電型の第2半導体領域11の表面に第
1導電型の第1半導体領域12を形成して両者間にpn
接合を形成し、更に、第1半導体領域12内に第1導電
型でキャリア密度が高い複数個の半導体低抵抗領域13
a,13b,13c,13dをその相互間隔が電流供給
部側で粗で電流供給部から離れるにつれて密であるよう
に形成する。そして、この上に第1電極14を形成し、
第1電極14に低抵抗領域13a側から電流を印加す
る。これにより、第1半導体領域12と第2半導体領域
11とに均一な電流分布が得られ、均一な発光分布が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ニューロチップ等の
光を情報とする大規模な光情報処理装置等に使用される
半導体発光素子及び半導体発光装置に関し、特に、行列
−ベクトル積演算を大規模に行うために必要な均一な発
光出力の分布が得られる半導体発光素子及び半導体発光
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ニューロチップは、半導体発光
素子(以下、単に発光素子ともいう)アレイ、空間光変
調素子、半導体受光素子(以下、単に受光素子ともい
う)アレイを個別に作製し、それらを接続することによ
り製造されている(特開平2−226127号公報)。
【0003】図3は、従来の光ニューロチップの構造概
念図を示す。この従来の光ニューロチップにおいては、
半絶縁性基板35の上にライン状の発光素子アレイ31
aからなる発光部31が設けられており、この発光部3
1の上に電気絶縁層34を介して空間光変調部32が設
けられている。この空間光変調部32は、発光部31か
ら発光した二次元並列光を相関行列により変調する空間
光変調素子32aを有する。また、受光部33は空間光
変調部32で変調された光を受光し、相関行列との間の
行列−ベクトル演算結果を得る複数の半導体受光素子で
あるライン状受光素子アレイ33aを有し、電気絶縁層
34を介して空間光変調部32上に設けられている。電
気絶縁層34は光学的に透明なものである。
【0004】図4は従来の半導体発光素子の発光部の構
造を示す斜視図である。第1導電型半導体基板10上に
第1導電型の第2半導体領域11が形成されており、こ
の第2半導体領域11の上に第2半導体領域11と逆極
性の第2導電型の第1半導体領域12が形成されてい
る。更に、第1半導体領域12上に第1半導体領域12
の縁部を囲む枠形状の第1電極14が形成されており、
この第1電極14の一端部には電流供給電極17が接続
されている。これにより、電流は電流供給電極17から
第1電極14の一端部に与えられ、更に第1電極14か
ら第1半導体領域12へ供給されるようになっている。
基板10の下面には半導体基板用電極16が形成されて
いる。
【0005】このように構成された従来の半導体発光素
子においては、電流供給電極17と半導体基板用電極1
6との間に電圧を印加すると、キャリアが夫々第1半導
体領域12内と第2半導体領域11内を移動して、第1
半導体領域12と第2半導体領域11との間のpn接合
部で再結合して発光する。
【0006】上記のような半導体発光素子を集積した発
光装置において、一つの発光素子は1ベクトル又は1ニ
ューロンに相当し、発光素子からの光出力はシナプス荷
重のマトリクスである空間光変調部32で光強度変調を
受け(積演算)、一つの受光素子(1ベクトル又は1ニ
ューロンに相当)で電気信号に変換後、電気信号の和を
取ることにより、システム全体として行列−ベクトル積
演算が同時に空間的に並列に処理される。次数の大規模
な行列−ベクトル積演算を行うためには、多数の発光素
子と多数の受光素子を光学的に結合させる必要がある。
そのためには、発光素子の形状は、発光素子配列の方向
には発光素子の幅を細くして発光素子アレイの集積度を
増すとともに、発光素子配列と垂直の方向には発光素子
の長さを長くして、この方向へ受光素子を配置すること
により、一つの発光素子から多くの受光素子へ光が照射
できるようにする必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体発光素子では、電極形状を細く且つ長くしていく
と、接触抵抗と電極抵抗の存在が無視できなくなり、電
流供給電極17から離れるにつれて第1半導体領域12
に供給される電流が単調減少する。発光出力は供給電流
に比例するため、図5に示したように従来の構造を有す
る半導体発光素子では電流供給電極17側にピークをも
ち電流供給電極17から離れるにつれて単調減少する不
均一な発光出力の分布を生じるという問題点があった。
そのため、ある許容範囲内で均一な発光出力の分布を有
する半導体発光素子の長さには制限が生じ、その長さの
半導体発光素子に光学的に結合できる半導体受光素子数
が限られ、発光素子及び受光素子を多数配列することが
困難であるという問題点があった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、半導体発光素子を細く且つ長くしても均一
な発光出力の分布が得られる半導体発光素子を提供する
ことを目的として、更に、この半導体発光素子を高密度
に集積して半導体発光素子及び半導体受光素子の素子数
を増加させ、大規模な行列−ベクトル積演算を行うこと
ができる半導体発光装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体発光
素子は、第1導電型の第1半導体領域と、この第1半導
体領域に接触する第1電極と、前記第1半導体領域にお
ける前記第1電極との接触部に設けられ前記第1半導体
領域よりキャリア密度が高い第1導電型の複数の半導体
低抵抗領域と、前記第1半導体領域における前記第1電
極と反対側の面で接触して前記第1半導体領域とpn接
合を形成する第2導電型の第2半導体領域とを有し、前
記半導体低抵抗領域は、その相互の間隔が前記第1半導
体領域に電流が供給される電流供給部側で粗であり、前
記電流供給部から離れるにつれて密であるように配置さ
れていることを特徴とする。
【0010】また、前記第2半導体領域は、第2導電型
の半導体基板上に設けることができ、前記第1半導体領
域はキャリア密度が1×1018〜1×1019cm-3のp
型GaAs0.60.4 であることが好ましく、前記第2
半導体領域はキャリア密度が1×1017〜1×1018
-3のn型GaAs0.60.4 であることが好ましく、
前記半導体低抵抗領域はキャリア密度が5×1019〜1
×1021cm-3のp型GaAs0.60.4 であることが
好ましい。
【0011】本発明に係る半導体発光装置は、前記半導
体発光素子を複数個並列に配置してある。
【0012】また、このような半導体発光素子を複数個
並列に配置した発光部の上に、この発光部から発光した
光を強度変調する空間光変調部と、この空間光変調部で
変調された光を受光し電気信号に変換する複数個の半導
体受光素子を有する受光部と、前記発光部と前記空間光
変調部との間及び前記空間光変調部と前記受光部との間
に設けられた光学的に透明な電気絶縁層とを形成して半
導体発光装置とすることもできる。
【0013】
【作用】本発明に係る半導体発光素子においては、第1
半導体領域と第2半導体領域との接合部に順バイアスが
かかるように第1電極と第2半導体領域との間に電圧を
印加すると、前記第1半導体領域と接する前記第1電極
から前記第1半導体領域にキャリアが移動する。このと
き、前記第1半導体領域と前記第1電極との接続部に前
記第1半導体領域と同極性でキャリア密度が高い半導体
低抵抗領域が存在するために、前記第1電極から供給さ
れた電流は前記第1電極を通じて前記半導体低抵抗領域
へ集中して流れ込み、夫々前記半導体低抵抗領域の周囲
の前記第1半導体領域へと分散して移動する。前記半導
体低抵抗領域は、前記第1半導体領域と第1電極との接
触部に、その相互間隔が電流供給部側で粗であり、電流
供給部から離れるに従い密であるように存在しているの
で、電流供給部から離れた部分のキャリア密度は、前記
半導体低抵抗領域がない場合に比して、前記半導体低抵
抗領域からの電流が加わるため電流密度が増加する。従
って、前記半導体低抵抗領域の位置、大きさ及び間隔を
最適化することにより前記第1半導体領域中を流れる電
流分布を均一にできる。
【0014】この結果、キャリアが前記第1半導体領域
中及び前記第2半導体領域中を移動してpn接合部で再
結合して発光するときの発光出力の分布が均一になる。
【0015】また、本発明に係る半導体発光装置は、半
導体発光素子を従来より細く長くして多数の半導体発光
素子を並列に配置したライン状の半導体発光素子アレイ
を発光部として有する。そして、前述の如く、均一な発
光出力分布で発光された光が光学的に透明な絶縁層を介
して空間光変調部に達し、空間光変調部は発光部からの
光を強度変調して、更に、透明な絶縁層を介して受光部
へ光を送る。受光部は半導体発光素子と直交する方向に
配列されたライン状の受光素子のアレイであり、半導体
発光素子を従来より長くすることができるため、従来よ
り多数の発光素子が配置されている。そして、各半導体
受光素子は空間光変調部で変調された光を受光して電気
信号に変換する。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して具体的に説明する。図1は本発明の一実施例を
示す構造概念図である。基板10はキャリア密度が10
18cm-3のn型(第2導電型)GaAs基板である。こ
の基板10上に、キャリア密度が5×1017cm-3のn
型GaAs0.60.4 をエピタキシャル成長させること
により、第2半導体領域11が形成されている。また、
この第2半導体領域11上には、SiO2 又はSiNX
膜等をマスクとして閉管法によって選択的にZnを第2
半導体領域11の表面に拡散させることにより、キャリ
ア密度が1019cm-3のp型(第1導電型)GaAs
0.60.4 からなる第1半導体領域12が形成されてい
る。そして、この第1半導体領域12の表面には、複数
個の半導体低抵抗領域13a,13b,13c,13d
が形成されている。これらの半導体低抵抗領域13(1
3a〜13d)は、第1半導体領域12の形成に使用し
た第2半導体領域11上のSiO2 又はSiNX 膜等の
マスクを除去した後、新たにSiO2 又はSiNX 膜を
パターン形成し、これをマスクとして閉管法によって選
択的にZnを第1半導体領域12内に拡散させることに
より、キャリア密度が1020cm-3のp型GaAs0.6
0.4 領域を形成することにより設けられている。この
とき、半導体低抵抗領域13の位置、大きさ及び間隔は
第1電極14の長さ、発光素子への印加電圧及び供給電
流の大きさに応じて、均一な発光分布が得られるように
シミュレーションした結果から最適な状態に設定されて
いる。
【0017】そして、第1半導体領域12上の半導体低
抵抗領域13を形成するためにマスクとして使用したS
iO2 又はSiNX 膜を除去し、新たにSiO2 又はS
iNX 膜を第1半導体領域上に成膜してパターニングし
た後、SiO2 又はSiNX等の絶縁材料を成膜するこ
とにより、絶縁層15がパターン形成されている。
【0018】絶縁層15は第1半導体領域12の縁部上
に若干延出しており、この絶縁層15の一部及び第1半
導体領域12の上に、第1半導体領域12用の第1電極
14が形成されている。この第1電極14は、第1半導
体領域12上に、マスクをパターン形成した後、電極材
料のAuZnを真空蒸着し、前記マスクをリフトオフし
て電極をパターン形成した後、熱処理することによって
オーミックコンタクトを形成することにより設けられて
いる。一方、n型GaAs基板10の下面にもオーミッ
ク電極(図示せず)が蒸着と熱処理とにより形成され
る。
【0019】このように構成された本実施例の半導体発
光素子においては、第1電極14を正極にし、基板10
のオーミック電極を陰極にして、この間に電圧を印加す
ると、第1電極14から第1半導体領域12にキャリア
が移動する。このとき、キャリアは第1電極14から半
導体低抵抗領域13を介して集中的に第1半導体領域1
2へ移動するので、半導体低抵抗領域13の周囲では移
動するキャリアの量が多くなる。そして、本実施例では
電流供給部から離れるにつれて隣接する半導体低抵抗領
域13の相互間隔が密になっているために、移動するキ
ャリアの量の分布が均一になる。また、発光出力は、p
n接合部において再結合するキャリアの量に比例するの
で、発光出力の分布が均一になる。
【0020】次に、本実施例の半導体発光素子と図4に
示す従来の半導体発光素子を実際に製造し、その発光出
力の分布を比較した結果について説明する。図1に示す
本実施例の構造の半導体発光素子を、第1半導体領域1
2と第2半導体領域11との間のpn接合部として規定
される発光領域の幅が5μm、発光領域の長さが1cm
になるようにして製造した。この場合に、長さが200
μmの半導体低抵抗領域13a,13b,13c,13
dを電流供給部に近い方から順に、半導体低抵抗領域1
3a,13b間が5mm、半導体低抵抗領域13b,1
3c間が2.5mm、半導体低抵抗領域13c,13d
間が1.75mmであるように電極長手方向に離隔させ
て設けた。このような半導体発光素子を200μm間隔
で電極長手方向に直交する方向に50本集積した半導体
発光装置を製造し、半導体低抵抗領域がない従来の半導
体発光装置と発光強度の分布の均一性を比較した。
【0021】図2は横軸に電極長手方向の位置を取り、
縦軸に供給電流を取って、半導体発光素子中の各位置で
の供給電流の分布を示すグラフ図である。実線a,b,
c,dは夫々半導体低抵抗領域13a,13b,13
c,13dからの電流の寄与量を示している。実線a+
b+c+dは供給電流全体の分布を示している。実線e
は半導体低抵抗領域を有しない従来の場合の供給電流の
分布である。発光出力の分布はこの電流の分布に比例し
ている。このため、本実施例の半導体発光素子中の位置
の違いによる発光強度の差は±15%であり、比較例は
±50%であった。このように、本発明によれば、発光
強度の均一性を著しく高めることができた。
【0022】また、本発明の実施例に係る半導体発光素
子を図3に示す光ニューロチップの発光部として形成す
ることにより、本発明の実施例に係る半導体発光装置を
得ることができる。本実施例の半導体発光装置は、半絶
縁性基板35上の発光部31が図1に示す本発明の実施
例に係る半導体発光素子のアレイにより構成されてお
り、この発光素子アレイは、従来より細く長いために集
積度の高い半導体発光装置が得られる。そして、発光素
子アレイの上に透明な絶縁層を介して配置された空間光
変調部は、発光素子からの光を強度変調して受光部へ光
を送る。更に、受光部は空間光変調部の上部に透明な絶
縁層を介して配置され半導体発光素子と直交する方向に
配列されたライン状の受光素子のアレイであり、半導体
発光素子が従来より長いため従来より多く配置されてい
る。受光部は、空間光変調部で変調された光を受光して
電気信号に変化させる。
【0023】一つの発光素子は1ベクトル又は1ニュー
ロンに相当し、発光素子からの光出力はシナプス荷重の
マトリクスである空間変調部で光強度変調を受け(積演
算)、一つの受光素子(1ベクトル又は1ニューロンに
相当)で電気信号に変換後電気信号の和を取ることによ
り、システム全体として行列−ベクトル積演算が同時に
空間的に並列に処理される。
【0024】本実施例の半導体発光装置は発光部に本発
明の実施例に係る半導体発光素子を用いたために、発光
素子数と受光素子数を増加させることができ、次数が多
い行列−ベクトル積演算を行うことができる発光装置を
得ることができる。
【0025】なお、上記の各実施例では第1半導体領域
12をn型GaAs0.60.4 により形成したが、この
形成材料はGaAs0.60.4 に限らず、GaAsX
1-X(0≦X≦1)、GaAs、AlAs、AlX Ga
1-X As(0≦X≦1)、InAs、InX Ga1-X
s(0≦X≦1)等の種々のものを使用しても同様の効
果を奏する。また、本実施例では第1電極14としてA
uZn膜を使用したが、金属電極、ITOなどの透明電
極、又は高濃度のキャリア密度を有する半導体領域を電
極とする半導体電極を用いても同様の効果を奏する。更
に、本実施例では絶縁層15としてSiO2 又はSiN
X 膜を用いたが、これに限らず高抵抗の半導体領域を使
用しても同様の効果を奏する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体発光素子は従来の半導体発光素子より発光部分を細く
且つ長くしても均一な発光出力の分布が得られる。従っ
て、本発明の半導体発光素子を使用すれば、半導体発光
素子を従来より細くすることにより、その細くした幅の
方向では従来よりも単位長さあたりの素子アレイ数を増
すことができる。
【0027】また、従来より半導体発光素子の長さを長
くすることができるので、この半導体発光素子と光学的
に結合できる受光素子の数を増加させることができる。
その結果、本発明の半導体発光素子を使用することによ
り集積度が高い半導体発光装置を得ることができる。ま
た、この半導体発光装置は従来より半導体発光素子及び
半導体受光素子数が多いので、従来より次数の大規模な
行列−ベクトル積演算が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る半導体発光素子を示す断
面図である。
【図2】本発明の実施例に係る半導体発光素子の素子中
の位置とその位置での供給電流の量との関係を示す図で
ある。
【図3】従来の光ニューロチップを示す構造概念図であ
る。
【図4】従来の半導体発光素子を示す斜視図である。
【図5】従来の半導体発光素子の素子中の位置とその位
置での発光出力との関係を示す図である。
【符号の説明】
10;基板 11;第2半導体領域 12;第1半導体領域 13,13a,13b,13c,13d;半導体低抵抗
領域 14;第1電極 15;絶縁層 16;半導体基板用電極 17;電流供給電極 31;発光部 31a;ライン状の発光素子アレイ 32;空間光変調部 33;受光部 33a;ライン状の受光素子アレイ 34;絶縁層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1半導体領域と、この第
    1半導体領域に接触する第1電極と、前記第1半導体領
    域における前記第1電極との接触部に設けられ前記第1
    半導体領域よりキャリア密度が高い第1導電型の複数の
    半導体低抵抗領域と、前記第1半導体領域における前記
    第1電極と反対側の面で接触して前記第1半導体領域と
    pn接合を形成する第2導電型の第2半導体領域とを有
    し、前記半導体低抵抗領域は、その相互間隔が前記第1
    半導体領域に電流が供給される電流供給部側で粗であ
    り、前記電流供給部から離れるにつれて密であるように
    配置されていることを特徴とする半導体発光素子。
  2. 【請求項2】 前記第2半導体領域は第2導電型の半導
    体基板上に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 前記第1半導体領域はキャリア密度が1
    ×1018〜1×1019cm-3のp型GaAs0.60.4
    で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の半導体発光素子。
  4. 【請求項4】 前記第2半導体領域はキャリア密度が1
    ×1017〜1×1018cm-3のn型GaAs0.60.4
    で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか1項に記載の半導体発光素子。
  5. 【請求項5】 前記半導体低抵抗領域はキャリア密度が
    5×1019〜1×1021cm-3のp型GaAs0.6
    0.4 で形成されていることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載の半導体発光素子を複数個並列に配列して構成されて
    いることを特徴とする半導体発光装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載の半導体発光素子を複数個並列に配列した発光部と、
    この発光部から発光した光を強度変調する空間光変調部
    と、この空間光変調部で変調された光を受光し電気信号
    に変換する複数個の半導体受光素子を有する受光部と、
    前記発光部と前記空間光変調部との間及び前記空間光変
    調部と前記受光部との間に設けられた光学的に透明な電
    気絶縁層とを有することを特徴とする半導体発光装置。
JP1726694A 1994-02-14 1994-02-14 半導体発光素子及び半導体発光装置 Pending JPH07226534A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009283984A (ja) * 2005-05-03 2009-12-03 Samsung Electro Mech Co Ltd フリップチップ発光ダイオード及びその製造方法
JP2013175635A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Stanley Electric Co Ltd 半導体発光素子、およびその製造方法

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