JPH07225724A - ソフトウェア遠隔自動更新システムおよび方法 - Google Patents

ソフトウェア遠隔自動更新システムおよび方法

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JPH07225724A
JPH07225724A JP6014710A JP1471094A JPH07225724A JP H07225724 A JPH07225724 A JP H07225724A JP 6014710 A JP6014710 A JP 6014710A JP 1471094 A JP1471094 A JP 1471094A JP H07225724 A JPH07225724 A JP H07225724A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェア提供者が作成・更新したソフト
ウェアを、多数のソフトウェア・ユーザに対して、迅速
・適切に配布・提供すること。 【構成】 ユーザ計算機1−1〜1−nの対象ソフトウ
ェア1aを起動すると、クライアント・プログラム1b
がそれを検知し、現有版の情報をネットワーク2を介し
て提供者の計算機3のサーバ・プログラム3aに照会す
る。サーバ・プログラム3aは上記情報を受信すると、
ソフトウェア・ライブラリ3bの構成と比較し、対象ソ
フトウェア1aの更新指示情報と、更新版ソフトウェア
を返送する。クライアント・プログラム1bは上記情報
用いて、対象ソフトウェア1aを最新版に自動更新す
る。また、クライアント・プログラム1bの起動を、設
定された時刻に行ったり、クライアント・プログラム1
bに、対象ソフトウェアの障害/バグ情報を、自動的に
送信する機能を設けることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユーザの計算機上にある
ソフトウェアをネットワークを介して更新するソフトウ
ェア遠隔自動更新システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェアの更新情報の配布/入手を
目的とする従来技術として、従来から次に示すものが知
られている。 (a)可搬媒体によりソフトウェアを配布する方法 計算機上のソフトウェアをその利用者に販売・配布する
場合には、ソフトウェアを磁気テープやフロッピー・デ
ィスクなどの持ち運び可能な媒体に収めて、それを提供
するのが最も通常の方法である。
【0003】この場合に、バグの訂正、機能追加、新規
バージョンの提供なども、同様の媒体を用いてユーザに
個別に提供する必要がある。また、ユーザの計算機上に
それらのソフトウェアをインストールするには、提供者
がユーザ先に出かけて行うか、あるいは、ユーザが自分
で行うしかない。 (b)ネットワークにより提供者がソフトウェアを配布
する方法 最近、通信ネットワークを通じて、ソフトウェアを送付
することが行われるようになった。バグ訂正、機能追
加、新規バージョンなどの情報(更新ソフトウェア情報
という)も、ユーザからの要求があれば、ネットワーク
を介して提供者からユーザに送付する。あるいは、提供
者が送付先ユーザのアドレスを予め知っていれば、提供
者の判断によって、ネットワークを介して、ユーザに送
ることもできる。
【0004】また、ユーザの計算機上のソフトウェアを
実際に更新するには、このようにして得た更新ソフトウ
ェア情報を用いて、ユーザが提供者からの指示情報に従
い再インストールを行う必要がある。 (c)ネットワークによりユーザがソフトウェアを入力
する方法 さらに、最近では、ソフトウェアのライブラリを提供者
(またはその代替機関)の計算機ファイル上に置き、必
要になればユーザが通信ネットワークを通じてそのライ
ブラリにアクセスして必要なものを入手する方法(ダウ
ンロード)が行われるようになつた。バグ訂正、機能追
加、新規バージョンなどの情報も、全く同様にユーザが
ユーザの必要に応じてアクセスし入手する。提供者はラ
イブラリを管理するだけである。また、ユーザ側の計算
機上でそのソフトウェアをインストールし、更新・管理
していくことは、すべてユーザの責任である。
【0005】この場合に、ネットワークを経由してソフ
トウェアを入手するためのソフトウェアは、入手対象の
ソフトウェアとは全く別個のものであり、対象ソフトウ
ェアの更新管理をしているわけではない。また、どの情
報を入手してくるかは、ユーザが自分で判断している。 (d)ネットワークを介した分散ソフトウェアの結合実
行 ソフトウェアを実行するためには、通常ソースプログラ
ムの翻訳・結合を行って実行形式にしておく必要があ
る。ユーザ計算機上にソースプログラムを置いてから翻
訳・結合するのが通常であるが、時には、ソースプログ
ラムが別の計算機(すなわち、提供計算機)上にある場
合がある。この場合に、ユーザは、ユーザ計算機から、
ネットワークを介して提供者計算機にアクセスし、そ
のソースプログラムを提供者計算機上で翻訳・結合して
から、ダウンロードして、あるいは、ソースプログラ
ムをダウンロードしてから、ユーザ計算機上で翻訳・結
合して、ユーザ計算機上で実行可能にすることができ
る。
【0006】この方法は、基本的には、上記(c)の一
種であるが、ソフトウェアの実行に一層近くなっている
場合である。この場合にも、ユーザは、ソースプログラ
ムが別の計算機にあることを意識し、ソースプログラム
のどのモジュールやファイルを使用するかを明確に指定
して(例えば、バージョン名をも含んだファイル名を指
定して)、翻訳・結合を行っている。責任はすべてユー
ザに帰せられる。
【0007】上記従来技術と一部分で似ているが、目
的、対象、方法が異なる従来技術としては、次のような
ものがある。 (e)自動ダウンロード 電子掲示版などで行われている方法である。センタ計算
機などに、大量のニュースなどの情報が蓄積されてお
り、下位の計算機から、ネットワークを介して適当な間
隔で定期的にアクセスし、予め指定したカテゴリの、新
規に蓄積された情報があれば、自動的に下位の計算機に
読み込んでくる(ダウンロードする)。
【0008】この場合には、センタ計算機を提供計算
機、下位の計算機をユーザ計算機とみることができ、対
象の情報としては、ニュースなどのほかに、ソフトウェ
ア(いわゆる流通ソフトウェアなど)も含まれる。ただ
し、この場合に自動ダウンロードの対象となっているソ
フトウェアは、単なるデータとして扱われ保存されるだ
けであり、ユーザ計算機で使っている現行ソフトウェア
を直接更新し、実行することを目指していない。すなわ
ち、上記自動ダウンロードのシステムがユーザが使用中
のソフトウェアを管理するものではない。 (f)ミラーリング 大量の文献データなどを蓄積・公開しているセンタ計算
機間などで、新規/更新データの相互交換と最新情報の
管理のために行われる方法である。
【0009】あるカテゴリの情報については、一つのセ
ンタ計算機が主蓄積センタとなり、そこで蓄積された情
報を、別の複数のセンタ(副蓄積センタ)の計算機に複
写して蓄積公開する。このためには、副蓄積センタの計
算機が、ネットワークを介して、主蓄積センタの計算機
に定期的にアクセスして、新規に蓄積/更新された情報
だけを判別して読み込んでくる。複数のカテゴリがあ
り、カテゴリごとに、主センタと副センタの役割を入れ
換えて、相互に情報を交換する点が上記(e)の自動ダ
ウンロードと異なる。
【0010】この場合にも、相互に交換される情報は
(ソフトウェアをも含んでいるが)、単なるデータとし
て扱われている。すなわち、ミラーリングによって、ユ
ーザが現に使用しているソフトウェアを直接的に更新・
管理するものではない。 (g)ネットワークを介した遠隔保守 ユーザ計算機上で障害が起こった場合に、ユーザからの
要請に応じて(あるいはネットワークを経由した自動通
信に応じて)、(ハードウェアまたは)ソフトウェア提
供者がネットワークを介してユーザ計算機を直接操作し
て、障害の原因究明と回復処理を行うことである。
【0011】これは、基本的に、ソフトウェア障害に対
する個別のユーザ対応サービスであり、提供者側の技術
者が手作業で行うものである。すなわち、多数のユーザ
に対する保守・更新サービスの自動提供とは異なるもの
である。 (h)クライアント・サーバ方式 従来においては、クライアント/サーバの方式を用いて
情報を通信し、クライアントがサーバのソフトウェアを
動かすこと自体は知られており、上記(b)〜(f)の
技術を実現する方法の一つとしても用いられてきたが、
提供者側のソフトウェア・ライブラリを開発・保守する
だけの労力で、ユーザ側に配布したソフトウェアを自動
的に更新するシステムは知られていなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般的な状況として、
計算機のソフトウェアが多様・大規模・複雑・高度にな
ってきており、それを利用しているユーザの数が急激に
増加し(数千、数万、数十万...)、多様化、分散化
してきている。このような中で、ユーザが使っている計
算機ソフトウェアを適正に維持・管理・更新・改良して
いくことは、提供者側にとっても、ユーザ側にとって
も、大きな負担となっている。
【0013】このような状況にもかかわらず、上記した
従来の方法は、(a)(b)に示したように、ソフトウ
ェアの更新情報を個別に人手を介して提供者が主導して
配布するか、(b)(c)(d)に示したように、ユー
ザ主導で入手するかである。そして、ソフトウェアのど
の部分(モジュールなど)のどの版を送付/入手するか
の判断、および、ソフトウェアのインストールや再イン
ストールはすべて人手で行われており、この人手で行う
部分に多くの不便と問題を生じている。
【0014】また、提供者側からみると、提供している
一つのソフトウェアについても、それが多数のユーザに
よって、さまざまの時期に入手され、ばらばらに管理さ
れているため、それらが適正に利用できるように保証
し、サービスするには多くの問題に直面する。すなわ
ち、上記した従来技術においては、次のような問題点が
ある。 <問題点1>多数のユーザが、さまざまの時期にさまざ
まの構成でソフトウェアを入手し使用しているために、
ユーザ側のソフトウェアの構成を、提供者側が把握する
ことが困難である。 <問題点2>バグを発見し、提供者側のソフトウェアを
修正しても、ユーザ側にあるソフトウェアを直ぐに訂正
することはできない。このため、ユーザのソフトウェア
の訂正が完了するまでユーザに迷惑をかけることとな
る。 <問題点3>機能拡張や新バージョンの提供などの新し
いサービスを可能にしても、それがユーザに行き渡るま
でに長期間かかる。 <問題点4>ソフトウェアを実際に使用しているユーザ
を提供者が充分把握できないことが多いので、提供者側
から迅速・適切にユーザに連絡したり、働きかけたりす
ることができない。
【0015】特に、流通ソフトウェアなどにより、ユー
ザ層が拡大するにつれてこの問題点が大きくなる。 <問題点5>ユーザ計算機での(再)インストールを、
提供者が出かけて実行することは多大なコストを要する
ので、実行不可能であることが多く、一方、ユーザ任せ
にすると、提供者側が提供しているサービスをすべて実
現できるとは限らない。
【0016】一方、ユーザ側からみても、迅速・適切な
サービスが受けられず、ソフトウェアの(再)インスト
ールや更新・管理に多大の手間を要し、充分にソフトウ
ェアを使えないという問題点が生ずる。 <問題点6>ユーザ自身のハードウェア/ソフトウェア
環境に合わせて、入手ソフトウェアを適切にインストー
ルし、適切なバージョン管理を行うことは、大変な知識
と労力を必要とする。熟練したユーザ以外には、手をつ
けられない場合が多い。 <問題点7>ソフトウェアにバグがあると、自分が実行
したい仕事を計算機上で正しく行えない。提供者からバ
グ訂正版を入手し、それを再インストールしなければな
らないが、それまでに長期間かかることが多い。 <問題点8>新機能追加や新バージョンが発表・発売さ
れても、自分でそれらを入手し、再インストールするま
では使えない。入手と再インストールには、手数と日数
を要する。 <問題点9>バグ訂正、機能追加、新バージョンなどの
情報を知らないことがあり、不便なまま使っている場合
が多くある。 <問題点10>もし、提供者が、バグ訂正や機能追加な
どの情報を度々連絡してきて、その度にユーザが再イン
ストールをしていたのでは、煩わしくてしかたがない。
【0017】以上の問題点を一括すると、ソフトウェア
を更新するための情報(ソフトウェア)の配布・入手
と、ユーザ計算機上での更新(再インストール)を、提
供者またはユーザの人手を介して行うことに伴う問題と
困難であると言える。本発明は上記した従来技術の問題
点を解決するためになされたものであって、本発明の第
1の目的は、各地に分散している多数のソフトウェア・
ユーザに対して、ソフトウェア提供者が作成・更新した
ソフトウェアを、必要に応じて迅速・適切に配布・提供
し、ユーザ計算機上でソフトウェアを更新して実行可能
とすることができるソフトウェア遠隔自動更新システム
および方法を提供することである。
【0018】本発明の第2の目的は、ユーザ計算機上で
ソフトウェア障害が起こったとき、障害の正確な情報を
自動的に提供者に連絡することができ、また、提供者側
が、この障害情報に基づき訂正を行いソフトウェアを修
正すれば、ユーザが直ちに訂正されたソフトウェアを使
用することができるソフトウェア遠隔自動更新システム
および方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。同図において、1−1,…,1−nはネットワー
ク2を介して提供者の計算機3に接続されたユーザ計算
機であり、各ユーザ計算機1−1,…,1−nは、更新
・管理の対象となる対象ソフトウェア1aと、対象ソフ
トウェア1aの構成と実行を管理する第1の処理手段1
bを備えており、ユーザは上記対象ソフトウェア1aを
実行することにより、必要とする処理を行う。
【0020】3は提供者の計算機であり、提供者の計算
機3はユーザ計算機1−1,…,1−nが持つ対象ソフ
トウェア1aを管理する第2の処理手段3aと対象ソフ
トウェアのライブラリ3bを備えている。上記課題を解
決するため、図1に示すように、本発明の請求項1の発
明は、複数のユーザ計算機1−1,…,1−nと、ユー
ザ計算機1−1,…,1−nとネットワーク2を介して
接続された提供者の計算機3とから構成され、複数のユ
ーザ計算機1−1,…,1−n上に提供された対象ソフ
トウェア1aを提供者の計算機3からネットワーク2を
介して管理・自動更新するソフトウェア遠隔自動更新シ
ステムにおいて、ユーザ計算機1−1,…,1−n上
に、第1の処理手段1bを置くとともに、提供者の計算
機3上に第2の処理手段3aと、対象ソフトウェア・ラ
イブラリ3bとを置き、上記第1の処理手段1bに、ユ
ーザ計算機1−1,…,1−n上に置かれた上記対象ソ
フトウェア1aの現有構成情報を、ネットワーク2を介
して、提供者の計算機3の第2の処理手段3aに送信し
て照会するとともに、該第2の処理手段3aからの返信
を受信して、その返信の指示に従って、ユーザ計算機1
−1,…,1−n上の対象ソフトウェア1aを更新する
機能を具備させ、第2の処理手段3aに、ユーザ計算機
1−1,…,1−n上の任意の第1の処理手段1bから
の照会を受信すると、上記ユーザ計算機1−1,…,1
−n上での対象ソフトウェア1aの構成を、提供者の計
算機3上の対象ソフトウェア・ライブラリ3bの更新版
の構成に一致させるための対象ソフトウェア1aの更新
指示情報を作成し、照会をしてきた第1の処理手段1b
に対して、更新指示情報と、更新版ソフトウェアをネッ
トワーク2を介して返信する機能を具備させたものであ
る。
【0021】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、ユーザ計算機1−1,…,1−n上で対象
ソフトウェア1aの実行が異常終了したとき、異常終了
の事実とその状況をネットワーク2が介して、提供者の
計算機3に自動連絡する機能を、ユーザ計算機1−1,
…,1−n上の第1の処理手段1bに具備させたもので
ある。
【0022】本発明の請求項3の発明は、請求項2の発
明において、第1の処理手段1bに、異常終了の事実、
異常終了を起こした直接の命令と異常終了の理由、その
命令を呼び出した上位の命令の系列、および、異常終了
のソフトウェア/ハードウェアの使用環境を、提供者の
計算機3に自動連絡する機能を具備させたものである。
【0023】本発明の請求項4の発明は、請求項2また
は請求項3の発明において、第1の処理手段1bに、汎
用の電子メールの形態で、異常終了の事実とその状況を
ネットワーク2を介して提供者の計算機3に自動連絡す
る機能を具備させたものである。本発明の請求項5の発
明は、複数のユーザ計算機1−1,…,1−n上に提供
された対象ソフトウェア1aを提供者の計算機3からネ
ットワーク2を介して管理・自動更新するソフトウェア
遠隔自動更新方法において、ユーザ計算機1−1,…,
1−n上に置かれた第1の処理手段1bが、対象ソフト
ウェア1aの現有構成情報を、ネットワーク2を介して
提供者の計算機3上の第2の処理手段3aに送信して照
会し、提供者の計算機3上に置かれた第2の処理手段3
aが、上記照会を受信して、ユーザ計算機1−1,…,
1−n上での対象ソフトウェア1aの構成を提供者の計
算機3上の対象ソフトウェア・ライブラリ3bの更新版
の構成に一致させるため、対象ソフトウェア1aの更新
指示情報を作成し、照会してきた第1の処理手段1bに
対して、更新指示情報と更新版ソフトウェアとをネット
ワーク2を介して返信し、ユーザ計算機1−1,…,1
−n上に置かれた上記第1の処理手段1bが第2の処理
手段3aからの返信を受信し、その更新指示情報に従っ
て、対象ソフトウェア1aを更新するとともに、必要に
応じて、翻訳・結合等の実行準備処理を行うようにした
ものである。
【0024】本発明の請求項6の発明は、請求項5の発
明において、ユーザ計算機1−1,…,1−n上で対象
ソフトウェア1aが起動されたとき、第1の処理手段1
bが、直ちに、対象ソフトウェア1aの現有構成情報
を、ネットワーク2を介して提供者の計算機3上の第2
の処理手段3aに送信して照会し、第2の処理手段3a
からの返信を受信し、その更新指示情報に従って、対象
ソフトウェア1aを更新するとともに、必要に応じて、
翻訳・結合等の実行準備処理を行うようにしたものであ
る。
【0025】本発明の請求項7の発明は、請求項5の発
明において、ユーザ計算機1−1,…,1−n上で予め
設定された時刻に第1の処理手段1bを起動し、第1の
処理手段1bが、対象ソフトウェア1aの現有構成情報
を、ネットワーク2を介して提供者の計算機3上の第2
の処理手段3aに送信して照会し、第2の処理手段3a
からの返信を受信し、その更新指示情報に従って、対象
ソフトウェア1aを更新するとともに、必要に応じて、
翻訳・結合等の実行準備処理を行い、対象ソフトウェア
1aを自動更新するようにしたものである。
【0026】本発明の請求項8の発明は、請求項5の発
明において、ユーザ計算機1−1,…,1−n上でユー
ザが起動を指示したとき、第1の処理手段1bが、対象
ソフトウェア1aの現有構成情報を、ネットワーク2を
介して提供者の計算機3上の第2の処理手段3aに送信
して照会し、第2の処理手段3aからの返信を受信し、
その更新指示情報に従って、対象ソフトウェア1aを更
新するとともに、必要に応じて、翻訳・結合等の実行準
備処理を行うようにしたものである。
【0027】本発明の請求項9の発明は、請求項6、請
求項7もしくは請求項8の方法を切り換えて併用し、第
1の処理手段1bを起動できるようにしたものである。
【0028】
【作用】図1において、ユーザがユーザ計算機1−1な
いし1−nの対象ソフトウェア1aを起動すると、第1
の処理手段1bがそれを検知し、現有版の情報をネット
ワーク2を介して提供者の計算機3上の第2の処理手段
3aに照会する。提供者の計算機3の第2の処理手段3
aは上記情報を受信すると、ソフトウェア・ライブラリ
3bの構成と比較し、ユーザの対象ソフトウェア1aを
更新するための指示情報と、更新版ソフトウェアを返送
する。ユーザの第1の処理手段1bは上記情報を用い
て、対象ソフトウェア1aを最新版に自動的に更新す
る。
【0029】また、第1の処理手段1bの起動を、図1
に示すように、設定された時刻、もしくはユーザの指示
により行うこともでき、これにより上記対象ソフトウェ
ア1aが更新される。さらに、第1の処理手段1bに、
ユーザの計算機1−1ないし1−nで検出された対象ソ
フトウェアの障害/バグ情報を、自動的に提供者の計算
機3へ送信し、開発者に伝える機能を設けることもでき
る。
【0030】すなわち、ユーザの計算機1−1ないし1
−n上で対象ソフトウェアを実行しているときに、ソフ
トウェア中の障害/バグにより対象ソフトウェアが異常
終了すると、第1の処理手段1bが自動的に起動され、
異常終了の事実とその状況を終了に至った状況を、直ち
に、ネットワーク2を介して、提供者の計算機3に送信
する。
【0031】これらの、障害/バグ情報は、提供者の計
算機3側の開発・保守担当者に通知されソフトウェアの
修正・保守やその後の開発作業の参考とされる。そし
て、修正結果を、開発者が提供者の計算機3上のソフト
ウェア・ライブラリ3bに登録すると、ユーザ計算機1
−1ないし1−nにおける対象ソフトウェアの起動時等
に障害/バグが生じた対象ソフトウェアは自動更新され
る。
【0032】本発明の請求項1の発明においては、上記
のように、ソフトウェア遠隔自動更新システムにおい
て、ユーザ計算機1−1〜1−nの第1の処理手段1b
が、対象ソフトウェア1aの現有構成情報を、ネットワ
ーク2を介して、第2の処理手段3aに照会するととも
に、該第2の処理手段3aからの返信を受信して対象ソ
フトウェア1aを更新する機能を具備し、また、提供者
の計算機3の第2の処理手段3aが、任意の第1の処理
手段1bからの照会を受信すると、上記ユーザ計算機1
−1,…,1−n上での対象ソフトウェア1aの構成
を、対象ソフトウェア・ライブラリ3bの更新版の構成
に一致させるため、更新指示情報を作成し、照会をして
きた第1の処理手段1bに対して、更新指示情報と、更
新版ソフトウェアをネットワーク2を介して返信する機
能を具備しているので、多数のユーザの、ユーザ計算機
上のソフトウェアの現在の構成を、提供者が自動的に把
握でき、それらのユーザに対して、常時、最新のソフト
ウェアと最新の関連情報を自動的に提供することができ
る。
【0033】また、ソフトウェアのインストールとバー
ジョン管理を自動的に行うことができ、インストールの
ために提供者が出かけていく必要は全くなく、また、初
心者、非熟練のユーザでも正しく最新のソフトウェアの
サービスを受けることができる。本発明の請求項2の発
明においては、請求項1の発明において、ユーザ計算機
1−1,…,1−n上で対象ソフトウェア1aの実行が
異常終了したとき、異常終了の事実とその状況をネット
ワーク2が介して、提供者の計算機3に自動連絡する機
能を、第1の処理手段1bに具備させたので、ユーザ計
算機上でのソフトウェアの障害が起こったときには、管
理システムがその障害の正確な情報を自動的に提供者に
連絡でき、また、提供者側がこの障害情報をもとに訂正
を行い、ソフトウェア・ライブラリを訂正すれば、その
後ユーザは直ちに訂正ソフトウェアを使用・実行するこ
とができ、ユーザの負担もない。
【0034】本発明の請求項3の発明においては、請求
項2の発明において、第1の処理手段1bに、異常終了
の事実、異常終了を起こした直接の命令と異常終了の理
由、その命令を呼び出した上位の命令の系列、および、
異常終了のソフトウェア/ハードウェアの使用環境を、
提供者の計算機3に自動連絡する機能を具備させたの
で、請求項2の発明と同様な効果を得ることができると
ともに、提供者側で上記詳細な障害情報をもとに効率的
に対象ソフトウェアの訂正を行うことができる。
【0035】本発明の請求項4の発明においては、請求
項2または請求項3の発明において、第1の処理手段1
bに、汎用の電子メールの形態で、異常終了の事実とそ
の状況をネットワーク2を介して提供者の計算機3に自
動連絡する機能を具備させたので、通常行われている形
態で異常終了の事実とその状況を送信することができ
る。
【0036】本発明の請求項5の発明においては、ソフ
トウェア遠隔自動更新方法において、第1の処理手段1
bが、対象ソフトウェア1aの現有構成情報を、ネット
ワーク2を介して提供者の計算機3上の第2の処理手段
3aに送信して照会し、第2の処理手段3aが、上記照
会を受信して、対象ソフトウェア1aの構成を、対象ソ
フトウェア・ライブラリ3bの更新版の構成に一致させ
るため、対象ソフトウェア1aの更新指示情報を作成
し、照会してきた第1の処理手段1bに対して、更新指
示情報と更新版ソフトウェアとをネットワーク2を介し
て返信し、第1の処理手段1bが第2の処理手段3aか
らの返信を受信し、その更新指示情報に従って、対象ソ
フトウェア1aを更新するとともに、必要に応じて、翻
訳・結合等の実行準備処理を行うようにしたので、請求
項1の発明と同様な効果を得ることができる。
【0037】本発明の請求項6の発明においては、請求
項5の発明において、対象ソフトウェア1aが起動され
たとき、第1の処理手段1bが、直ちに、対象ソフトウ
ェア1aの現有構成情報を、ネットワーク2を介して提
供者の計算機3上の第2の処理手段3aに送信して照会
し、第2の処理手段3aからの返信を受信し、その更新
指示情報に従って、対象ソフトウェア1aを更新すると
ともに、必要に応じて、翻訳・結合等の実行準備処理を
行うようにしたので、ユーザが第1の処理手段1bの起
動を意識することなく、対象ソフトウェア1aの自動更
新を行うことができる。
【0038】本発明の請求項7の発明においては、請求
項5の発明において、予め設定された時刻に第1の処理
手段1bを起動し、第1の処理手段1bが、対象ソフト
ウェア1aの現有構成情報を、第2の処理手段3aに送
信して照会し、第2の処理手段3aからの返信を受信
し、その更新指示情報に従って、対象ソフトウェア1a
を更新するとともに、必要に応じて、翻訳・結合等の実
行準備処理を行い、対象ソフトウェア1aを自動更新す
るようにしたので、対象ソフトウェア1aの更新を夜間
等に自動的に行うことができ、対象ソフトウェア1aの
実行時、ユーザが、更新照会のために待たされることが
ない。
【0039】本発明の請求項8の発明においては、請求
項5の発明において、ユーザが起動を指示したとき、第
1の処理手段1bが、対象ソフトウェア1aの現有構成
情報を、ネットワーク2を介して提供者の計算機3上の
第2の処理手段3aに送信して照会し、第2の処理手段
3aからの返信を受信し、その更新指示情報に従って、
対象ソフトウェア1aを更新するとともに、必要に応じ
て、翻訳・結合等の実行準備処理を行うようにしたの
で、必要に応じて随時、対象ソフトウェアを自動更新す
ることが可能となる。
【0040】本発明の請求項9の発明においては、請求
項6、請求項7もしくは請求項8の方法を切り換えて併
用できるようにしたので、対象ソフトウェア1aの更新
方法を任意に選択することができる。
【0041】
【実施例】 (1)システムの構成 図2は本発明の実施例のシステムの構成を示す図であ
り、同図において、11−1,11−2はそれぞれ、ユ
ーザAおよびユーザBの計算機であり、それぞれの計算
機11−1,11−2には、ユーザ計算機上のソフトウ
ェアを自動更新したり、障害情報を送信するためのクラ
イアント・プログラムCPが置かれている。
【0042】また、ユーザAの計算機には旧版構成のソ
フトウェアS1が置かれており、ユーザBの計算機に
は、最新版構成のソフトウェアS2が置かれ、これらは
上記クライアントプログラムCPにより管理される。1
2は提供者の計算機であり、提供者の計算機12には、
ユーザ計算機上のソフトウェアを自動更新するためのサ
ーバ・プログラムSPと、サーバ・プログラムSPに管
理されるソフトウェア・ライブラリSLが置かれてい
る。
【0043】また、13はユーザの計算機11−1,1
1−2と、提供者の計算機12間を接続する通信ネット
ワークであり、上記クライアント・プログラムCPとサ
ーバ・プログラムSPは通信ネットワーク13を介して
情報交換される。なお、上記通信ネットワーク13は専
用回線でも公衆回線でもよく、クライアント・プログラ
ムCPまたはサーバ・プログラムSPにより接続が確立
され、その情報の送信および受信の間だけ利用できれば
よい。
【0044】提供者の計算機12上のサーバ・プログラ
ムSPは提供者側の開発・保守作業の結果としての、対
象ソフトウェア・ライブラリSLを(特に、版数、構成
管理の面で)管理しており、特に、ユーザ計算機11−
1,11−2上のクライアント・プログラムCPから、
ユーザにおける現有ソフトウェア構成の情報を受ける
と、対象となるソフトウェア・ライブラリSLと比較
し、ユーザのソフトウェアS1,S2を更新するための
更新指示情報と、必要な更新版ソフトウェア・モジュー
ルを、クライアント・プログラムCPに自動的に返信す
る。
【0045】また、提供者の計算機12上のソフトウェ
ア・ライブラリSLは複数のモジュール群Ma,...,Mn
からなり、各モジュールのバグ訂正、更新、機能追加、
新モジュール追加などの情報が記録され、各モジュール
の版数および構成が管理されている。同図のソフトウェ
ア・ライブラリSLでは、従来版としてモジュール群M
a,…, Mi,…, Mm があり、その中でモジュールMi が
更新されて更新版Mi*ができており、さらに新規モジュ
ールMn ができあがった状態が示されている。すなわ
ち、最新版は、モジュール群Ma,…, Mi*, …, Mm,M
n から構成される。
【0046】ユーザの計算機11−1,11−2上に置
かれたクライアント・プログラムCPはユーザの計算機
上での管理の対象となるソフトウェアの構成と実行を管
理し、特に、対象ソフトウェアが起動されると、そのソ
フトウェアの実行の前に、現在のソフトウェアの構成の
情報(現有版情報)を抽出して、ネットワーク3を介し
てサーバ・プログラムSPに送信し、これが最新版であ
るかどうかを問い合わせる。
【0047】そして、サーバ・プログラムから返信を受
けると、その指示に従って必要ならば、ユーザ計算機上
での対象ソフトウェアの更新をする。その後に、ユーザ
が起動した命令に従って、更新したソフトウェアを起動
する。また、同図では、ユーザAの計算機11−1に旧
版構成のソフトウェアS1のモジュール群Ma ,…,M
i ,…,Mm が置かれており、ユーザBの計算機に、最
新版構成のソフトウェアS2のモジュール群Ma ,…,
Mi*,…,Mm ,Mnが置かれた状態が示されており、
これらは上記クライアントプログラムCPに管理され
る。
【0048】同図において、ユーザAが、ユーザ計算機
11−1上のソフトウェアS1を起動しようとすると、
クライアント・プログラムCPがそれを検知し、現有版
の情報をまとめてネットワーク13を介して提供者の計
算機12上のサーバ・プログラムSPに問い合わせる。
同図の例では、ユーザ計算機11−1のソフトウェアS
1はモジュール群Ma ,…,Mi ,…,Mm から構成さ
れるので、この情報をネットワーク13を介してサーバ
・プログラムSPに送信し問い合わせる。
【0049】提供者のサーバ・プログラムSPは上記情
報が受信されると、ソフトウェア・ライブラリSLの構
成と比較し、ユーザAのソフトウェアS1を更新するた
めの指示情報と、更新版ソフトウェアを返送する。同図
の例では、モジュールMi をMi*に更新し、モジュール
Mn を追加する指示情報と、更新版モジュールMi*と新
規モジュールMn を返送する。
【0050】ユーザAのクライアント・プログラムCP
は上記情報を用いて、ソフトウェアS1を最新版に自動
的に更新する。同図の例では、ユーザ計算機11−1の
ソフトウェアS1はモジュール群Ma ,…,Mi*,…,
Mm ,Mn に更新される。その結果、ユーザAのソフト
ウェアS1は、ユーザBの計算機のソフトウェアS2の
ように最新版に更新される。その後、クライアント・プ
ログラムCPはユーザAの指示通り、最新版になったソ
フトウェアを起動する。 (2)ユーザのソフトウェアの自動更新 次に、ユーザの計算機上におかれたクライアント・プロ
グラムが管理の対象とするソフトウェア(以下、これを
対象ソフトウェアという)をユーザが起動した場合にお
ける自動更新処理について説明する。 (i) ユーザ計算機上での処理 図3は図2のシステムにおいてユーザ側に配置したプロ
グラムを自動的に管理・更新する処理を示すフローチャ
ートであり、同図によりクライアント・プログラムにお
ける処理について説明する。
【0051】ステップS1において、対象ソフトウェア
を起動とすると、ステップS2において、対象ソフトウ
ェアを管理しているクライアント・プログラムCPが自
動的に起動される。ステップS3において、クライアン
ト・プログラムCPは対象ソフトウェアの現有版の情報
を抽出する。図2のユーザAの場合には、例えば、モジ
ュール群Ma ,…,Mi ,…,Mm が抽出される。つい
で、ステップS4において、クライアント・プログラム
CPは現有版情報を、ネットワーク13を介してサーバ
・プログラムSPに送信する。
【0052】ステップS5において、サーバ・プログラ
ムSPから、ネットワーク13を介して、対象ソフトウ
ェアの更新指示情報と更新版ソフトウェアを受信する。
なお、更新の必要がない場合には、更新指示情報として
「更新必要なし」の情報が受信され、更新指示情報が
「更新必要なし」の場合や、「モジュールの削除」だけ
の場合には、更新版ソフトウェアを受信することはな
い。また、更新が必要な場合には、更新版ソフトウェア
が受信されるが、更新版ソフトウェアとしては更新が必
要なモジュール群だけが受信される。
【0053】例えば、図2のユーザAの例では、前記し
たように更新指示情報として「Miを削除、Mi*, Mn
を挿入」という指示が受信され、更新ソフトウェアとし
ては、モジュールMi*, Mn のソフトウェア本体が受信
される。ステップS6において、上記更新情報に従い必
要な処理を行う。すなわち、更新指示情報がモジュール
の更新を指示している場合には、対象ソフトウェアのモ
ジュール群について指定されたモジュールの削除、およ
び更新版モジュールの挿入を行う。また、更新指示情報
が「更新必要なし」のときには、なにも行わない。
【0054】これにより、ユーザ計算機上の対象ソフト
ウェアは提供者のソフトウェア・ライブラリSLと一致
するものになる。例えば、図2の例では、ユーザAの計
算機上の対象ソフトウェアは、前記したようにモジュー
ル群Ma ,…,Mi*,…,Mm ,Mn に更新される。以
上のように、ユーザ計算機の対象ソフトウェアが更新さ
れると、必要な場合には、ステップS7において、その
実行の前に翻訳(コンパイル)・結合(リンク)などが
行われ、ステップS8において、クライアント・プログ
ラムCPは任務を終了して、一旦休止する。
【0055】そして、ステップS9において、ユーザの
起動命令に従って、対象ソフトウェアが起動され、実行
が開始される。このとき、上記したステップS2からス
テップS8の処理により対象ソフトウェアは提供者が提
供するソフトウェアの最新版になっていることが保証さ
れる。 (ii)提供者の計算機上での処理 図4は提供者の計算機上の処理を示す図であり、同図に
より提供者の計算機12におけるサーバ・プログラムS
Pの処理を説明する。
【0056】ステップS1において、提供者の計算機1
2上でサーバ・プログラムが起動され、常時待機の体制
をとる。ステップS2において、ネットワーク13を介
して任意のユーザの計算機のクライアント・プログラム
からの更新照会を受け付け、そのユーザが使っている対
象ソフトウェアの現用版の構成情報を受信する。図2の
例において、ユーザAからの照会の場合の受信情報は、
モジュール構成Ma ,…,Mi ,…,Mm である。
【0057】ステップS3において、サーバ・プログラ
ムSPはサーバ・プログラムSPが管理している対象ソ
フトウェアのソフトウェア・ライブラリSLの構成と比
較して、照会してきたユーザの対象ソフトウェアを更新
するための更新指示情報を作成する。ユーザの現有版の
構成が、ソフトウェア・ライブラリSLの構成と一致し
ている場合には、更新指示情報は「更新必要なし」とす
る。
【0058】図2のユーザAの例では、更新指示情報は
前記したように、「Mi を削除、Mi*, Mn を挿入」と
なる。ステップS4において、サーバ・プログラムSP
はネットワーク13を介して、照会したきたクライアン
ト・プログラムCPに対して、更新指示情報と、更新に
必要な更新版ソフトウェア本体とを返信する。
【0059】なお、前記したように、更新ソフトウェア
本体を送るのは、更新または追加されたモジュールにつ
いてだけである。図2のユーザAの例では、前記したよ
うに、上記の更新指示情報と、モジュールMi*, Mn の
ソフトウェア本体を返信する。ステップS5において、
サーバ・プログラムSPは待機状態に戻り、照会がある
とステップS2に行き、上記処理を繰り返す。 (3)ユーザの対象ソフトウェアの定期的な自動更新お
よびユーザの指示による更新 ユーザによっては、本実施例の対象となるソフトウェア
を実行するときに、更新のために待たされることを好ま
ない場合もある。
【0060】このためには、夜間などのバックグランド
・ジョブとして、ユーザが選択する間隔(例えば、毎
日、毎週、毎月などの)で定期的に、更新照会と更新を
自動的に行えばよい。このためには、バックグランド・
ジョブを起動するための、デーモン・プログラムが、ユ
ーザの代わりに、上記実施例のクライアント・プログラ
ムを起動すればよい。
【0061】図5は上記したデーモン・プログラムによ
るクライアント・プログラムの起動処理を示す図であ
り、同図は、図3に示した処理の内、ステップS1とス
テップS9を変更したものであり、ステップS2〜ステ
ップS8の処理は図3と同じである。同図において、夜
間等に所定の間隔で起動されるデーモン・プログラム
が、ステップS1で対象ソフトウェアSに対するクライ
アント・プログラムの起動命令を実行すると、前記した
ように、ステップS2においてクライアント・プログラ
ムが起動され、ステップS2〜ステップS8において前
記した処理が行われる。
【0062】そして、ステップS8において、クライア
ント・プログラムが休止すると、ステップS9におい
て、デーモン・プログラムは終了する。また、上記デー
モン・プログラムのように定期的に起動するプログラム
によりクライアント・プログラムを起動する代わりに、
ユーザがコマンド等を入力して、クライアント・プログ
ラムを起動するように構成することもできる。
【0063】このようにすることにより、必要に応じて
随時、対象ソフトウェアを自動更新することが可能とな
る。 (4)ソフトウェアの障害情報の自動送信 本実施例に示したクライアント・プログラムCPはユー
ザの計算機11−1,11−2上で検出された対象ソフ
トウェアの障害/バグ情報を、自動的に提供者の計算機
12へ送信し、開発者に伝える機能をも備えている。
【0064】すなわち、ユーザの計算機11−1,11
−2上で対象ソフトウェアを実行しているときに、対象
ソフトウェアが予期しない振る舞いをして、異常終了し
てしまうことがある。これは、対象ソフトウェア、もし
くは、対象ソフトウェアが使用しているソフトウェア中
の障害/バグによる。この場合にも、クライアント・プ
ログラムCPが自動的に起動され、異常終了に至った状
況、例えば、異常終了を起こした直接の命令と異常の内
容、および、その命令を呼び出した上位の命令(の列)
などの情報を収集する。
【0065】そして、上記情報を、直ちに、ネットワー
ク12を介して、提供者の計算機12上のサーバ・プロ
グラム、あるいは、開発者のメール・ボックス宛に送信
する。これらの、障害/バグ情報は、提供者の計算機1
2上のサーバ・プログラムSPにより受信され、対象ソ
フトウェアの開発・保守担当者が、それを読んでソフト
ウェアの修正・保守やその後の開発作業の参考とする。
【0066】そして、修正結果を、開発者が提供者の計
算機12上のソフトウェア・ライブラリSLの修正モジ
ュールとして登録することにより、前記したように、ユ
ーザ計算機11−1,11−2における対象ソフトウェ
アの起動時、もしくは、デーモン・プログラム等の起動
の際、対象ソフトウェアは自動更新される。なお、上記
障害/バグ情報を、ネットワーク13を介して通常の電
子メールにより送信してもよい。
【0067】図2の実施例におけるユーザBの計算機1
1−2は上記障害情報を自動送信している状態を示して
おり、自動送信された障害情報は、提供者の計算機12
のサーバ・プログラムで受信され、同図に示すように、
障害報告が開発者に伝えられる。 (5)その他の機能 本実施例のシステムにおいては、次のように構成するこ
とができる。 (i) ネットワークの接続 上記実施例においては、ユーザの計算機と提供者の計算
機がネットワークを介して接続されることが重要である
が、この接続は必ずしも常時行われる必要はなく、一つ
のユーザ計算機について見れば、図3のステップS4と
ステップS5のときだけ、それぞれ、クライアント・プ
ログラムおよびサーバ・プログラム(またはサーバ・プ
ログラムからの返信を中継しているネットワーク上のプ
ログラム)の主導により、ネットワークが接続されれば
よい。 (ii)初期インストール 上記した自動更新機能を備えたソフトウェアを、ユーザ
が最初に入手し、インストールするためには、前記従来
例に示した(a)(b)(c)のどれかを用いてソフト
ウェアを入手しインストールすればよい。
【0068】ネットワークが利用できる場合には、最も
簡単な方法は、まず、入手しようとするソフトウェアに
対するクライアント・プログラムだけを、例えば前記
(c)に示した方法で入手し、インストールする。そし
て、入手しようとする上記ソフトウェアをあたかも既に
ユーザの計算機上に存在するかのように起動すれば、上
記クライアント・プログラムが提供者の計算機に対して
問い合わせを行い、ネットワークを介して提供者の計算
機から最新版のモジュール全体を受信することができ
る。そして、受信したモジュールは前記したようにユー
ザの計算機にインストールされ、実行することができ
る。 (iii) 非実行情報の配布と自動更新 本実施例の対象となるソフトウェアには、実行可能なプ
ログラムだけでなく、そのソフトウェアに関する情報、
例えば、新サービスの説明、使用マニュアル、使用例
等、をも含ませることができ、これらの情報を前記した
モジュールと同様に扱うことができる。
【0069】これによって、これらの情報についても、
常時、最新のものを提供者が提供し、ユーザが入手する
ことができる。 (6)本発明の具体的実施例 計算機/ワークステーションを結ぶUNIXネットワー
クを利用し、代表的なマルチウィンドウ・システムであ
るXウィンドウ・システムにおけるクライアント/サー
バ・システムの作り方を参考にして、図6に示すシステ
ムを構築した。
【0070】システム構成およびクライアント・プログ
ラムとサーバ・プログラムでの処理の仕方は図2に示し
たものと同様であり、図2に示したものと同一のものに
は同一の符号が付されている。提供者の計算機12上で
のソフトウェア・ライブラリSLとしては、UNIXフ
ァイル・システムの一つのディレクトリを、対象ソフト
ウェアのモジュール群のライブラリとした。そして、各
モジュールをそれぞれUNIXのソース・ファイルと
し、ファイル名は一意的なモジュール識別名の後ろに、
バージョン番号を拡張子の形式で付加したものとした。
【0071】すなわち、図6において、「Ma.1 、Mi.
2 」のように、モジュール識別名「Ma 」、「Mi 」の
後ろに「.1」、「.2」のようにバージョン番号を付し
た。また、ユーザ計算機11−1、11−2上のソフト
ウェアも、同様にUNIXの一つのディレクトリに入れ
た。ユーザの計算機11−1,11−2上には、クライ
アント・プログラムCPを置き、ライブラリ情報の抽
出、更新管理、およびネットワーク13を介したサーバ
・マシン12との通信を担当させた。
【0072】このクライアント・プログラムCPは、ユ
ーザが対象ソフトウェアを起動すると、管理しているデ
ィレクトリの下にあるファイル名のリストを作成して、
提供者の計算機12のサーバ・プログラムSPに送信す
る。また、提供者の計算機12のサーバ・プログラムS
Pからの返信を受け取り、その指示に従って、必要なフ
ァイルを削除し、送付されてきたモジュール(またはモ
ジュール群)をファイルとして登録する。
【0073】提供者の計算機12上には、サーバ・プロ
グラムSPが置かれ、このサーバプログラムSPは対象
ソフトウェアのライブラリを管理し、開発者の開発・更
新作業を受けて、全モジュール一式のバージョンの管理
を行っている。そして、クライアント・プログラムCP
からクライアント上でのモジュール構成情報が送信され
てくると、それを受信して、クライアントのソフトウェ
ア構成において、どのモジュールが不足・余分・旧版で
あるかを判定する。ついで、サーバ・プログラムSPは
クライアントにおいて削除すべきモジュール名と、イン
ストールすべきモジュール名とを指定して、返信の更新
情報を作成する。そして、この更新管理情報と、インス
トールすべきモジュール本体を当該クライアントにネッ
トワーク13を介して返信する。
【0074】図6に示した例では、ユーザAの計算機1
1−1から対象ソフトウェアの現用版情報としてモジュ
ール群Ma.1 ,Mi.1 ,Mm.1 を送信した状態を示して
いる。提供者の計算機12上のサーバ・プログラムSP
は上記情報を受信すると、受信した現用版情報と対象ソ
フトウェア・ライブラリSLのファイル群を比較して、
どのモジュールが不足・余分・旧版であるかを判定す
る。そして、提供者の計算機12のサーバ・プログラム
SPは更新指示情報として、「削除Mi.1 、追加Mi.2
,Mn.1 」を作成し、上記更新指示情報と、更新に必
要な更新版ソフトウェア本体「Mi.2 ,Mn.1 」をユー
ザAの計算機11−1に送信する。ユーザAの計算機1
1−1は上記情報を受信すると、そのクライアント・プ
ログラムCPが上記受信情報に基づき、対象ソフトウェ
アを更新する。
【0075】また、本実施例では、クライアント・プロ
グラムCPに前記(4)で説明した障害/バグ情報の自
動分析、送信機能を設けている。すなわち、ユーザ計算
機11−1,11−2上で対象ソフトウェアが実行中に
異常停止した場合には、その直接の原因とその命令の出
所を調べ、また命令が呼び出された系列をたどってリス
トアップする。これらの情報を、障害/バグ情報として
記述する。
【0076】そして、この障害情報をネットワークを介
してサーバ・プログラムSPに送信する。本例ではこの
送信に、電子メールによる方法を用いた。図6に示した
例では、ユーザBの計算機11−2が提供者の計算機1
2に障害情報を自動送信している例を示している。本実
施例において、対象ソフトウェアとして実際に作成し、
運用したものは、ハイパーテキストと同様の、多機能マ
ルチメディア情報検索ソフトウェアであり、スクリプト
言語の一種である前記したtcl/tk言語で記述した。
【0077】図7はユーザ計算機のクライアント・プロ
グラムから電子メールの形で自動的に送られた障害/バ
グ情報の一例であり、同図におけるは日付、発信者、
宛先、異常終了の発生を示し、は異常終了を起こした
命令と異常終了の理由(この例では、”/bin/play/" が
発見できないというメッセージを送信している)、は
その命令を呼び起こした上位の命令の系列等を示してい
る。
【0078】なお、本発明において、対象ソフトウェア
の機能や記述言語は上記例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で、任意に選択することができ
る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、ユーザの計算機に対象ソフトウェアの構成と実行を
管理するクライアント・プログラムを置き、また、ユー
ザの計算機とネットワークを介して接続された提供者側
の計算機に、ソフトウェア・ライブラリと、ソフトウェ
ア・ライブラリを管理するサーバ・プログラムとを置
き、ユーザの計算機の対象ソフトウェアを遠隔的に自動
更新・管理をしているので、前記した従来技術の問題点
の大部分を解決することができ、前記問題点と対応させ
て本発明の効果を記述すると、以下のようになる。
【0080】まず、提供者側から見た効果は次のように
なる。 (1)多数のユーザの、ユーザ計算機上のソフトウェア
の現在の構成を、提供者が自動的に把握できる。 これはソフトウェア保守サービスの基盤をなし、ソフト
ウェア保守サービスを効率的かつ円滑に行うことが可能
となる。 (2)提供者がバグを発見し、提供者側のソフトウェア
・ライブラリを修正すると、その後に、ユーザ計算機上
で対象ソフトウェアを実行するユーザは、自動的に更新
されたソフトウェアを実行することができる。これによ
り、ユーザは、提供者のバグ訂正のサービスを直ちに受
けることができる。 (3)提供者が、機能拡張や新バージョンの提供などの
新しいサービスをソフトウェア・ライブラリに登録する
と、それが直ちに、実際に利用している多数のユーザに
行き渡る。 (4)ソフトウェアを実際に使用しているユーザが誰で
あるかを、提供者は自動的に把握することができ、それ
らのユーザに対して、常時、最新のソフトウェアと最新
の関連情報を自動的に提供することができる。 (5)ユーザの計算機でのインストール(再インストー
ル)は全てプログラムが自動的に行うので、インストー
ルのために提供者が出かけていく必要は全くなく、ま
た、提供しているサービスをすべて利用可能にできる。
【0081】他方、ユーザから見た効果は以下の通りで
ある。 (6)ソフトウェアのインストールとバージョン管理
は、本発明のシステムが自動的に行う。このため、ユー
ザが特別な知識や労力を要求されることはなく、初心
者、非熟練のユーザでも正しく最新のソフトウェアのサ
ービスを受けることができる。 (7)ユーザ計算機上でのソフトウェアの障害が起こっ
たときには、管理システムがその障害の正確な情報を自
動的に提供者の連絡する。提供者側がこの障害情報をも
とに訂正を行い、ソフトウェア・ライブラリを訂正すれ
ば、その後ユーザは直ちに訂正ソフトウェアを使用・実
行することができる。
【0082】訂正作業を除き、上記処理を本発明のシス
テムが全て自動的に行っているので、ユーザの負担はな
い。 (8)新機能追加や新バージョンを提供者がソフトウェ
ア・ライブラリに登録すれば、ユーザがその後に最初に
使用したときに、ユーザ計算機上で自動的に利用可能に
なる。このため、ユーザの手数や日数の負担は全くな
い。 (9)バグ訂正、機能追加、新バージョン開始などの情
報を、ユーザが必ずしも知る必要はない。これらのサー
ビスが提供され始めると、自動的に利用可能になるの
で、ユーザが不便なまま使っているということはなくな
る。 (10)バグ訂正や機能追加などの度に、提供者からの
連絡やインストール作業などにユーザが煩わされること
はなく、ユーザは、全ての新サービスを自動的に受ける
ことができる。
【0083】すなわち、上記の効果をまとめると、以下
のようになる。提供者が提供者の計算機上で、ソフトウ
ェアのバグ訂正、機能追加、新バージョン作成などの新
しいソフトウェア・サービスを登録すれば、ユーザがユ
ーザ計算機上で、そのソフトウェア(旧版の)を起動し
たとき、直ちに、かつ自動的に、ユーザ計算機上でのソ
フトウェアが新しい版に置き換えられ新サービスを享受
することができる。
【0084】また、数千人、数万人、…という規模の多
数のユーザが、各地に分散してソフトウェアを利用して
いることを考えると、本発明のソフトウェア遠隔自動更
新システムによる、ソフトウェアの自動配布・更新機能
の効果は、提供者にとっても、また、ユーザにとっても
極めて大きいということができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図3】ユーザ計算機における処理を示す図である。
【図4】提供者の計算機におけるサーバ・プログラムの
処理を示す図である。
【図5】ユーザ計算機における定期更新のための処理を
示す図である。
【図6】本発明の具体的適用例を示す図である。
【図7】電子メールの形で送られた障害/バグ情報の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1−1,…,1−n 11−1,11−2 ユーザ計
算機 1a,S1,S2 対象ソフ
トウェア 2,13 ネットワ
ーク 3,12 提供者の
計算機 3a,SL 対象ソフ
トウェアライブラリ CP クライア
ント・プログラム SP サーバ・
プログラム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザ計算機(1-1, …,1-n) と、
    ユーザ計算機(1-1,…,1-n) とネットワーク(2) を介し
    て接続された提供者の計算機(3) とから構成され、 複数のユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上に提供された対象
    ソフトウェア(1a)を提供者の計算機(3) からネットワー
    ク(2) を介して管理・自動更新するソフトウェア遠隔自
    動更新システムにおいて、 ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上に、第1の処理手段(1b)
    を置くとともに、提供者の計算機(3) 上に第2の処理手
    段(3a)と、対象ソフトウェア・ライブラリ(3b)とを置
    き、 上記第1の処理手段(1b)は、ユーザ計算機(1-1, …,1-
    n) 上に置かれた上記対象ソフトウェア(1a)の現有構成
    情報を、ネットワーク(2) を介して、提供者の計算機
    (3) の第2の処理手段(3a)に送信して照会するととも
    に、該第2の処理手段(3a)からの返信を受信して、その
    返信の指示に従って、ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上の
    対象ソフトウェア(1a)を更新する機能を備え、 第2の処理手段(3a)は、ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上
    の任意の第1の処理手段(1b)からの照会を受信すると、
    上記ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上での対象ソフトウェ
    ア(1a)の構成を、提供者の計算機(3) 上の対象ソフトウ
    ェア・ライブラリ(3b)の更新版の構成に一致させるため
    の対象ソフトウェア(1a)の更新指示情報を作成し、 照会をしてきた第1の処理手段(1b)に対して、更新指示
    情報と、更新版ソフトウェアをネットワーク(2) を介し
    て返信する機能を備えていることを特徴とするソフトウ
    ェア遠隔自動更新システム。
  2. 【請求項2】 ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上で対象ソ
    フトウェア(1a)の実行が異常終了したとき、異常終了の
    事実とその状況をネットワーク(2) が介して、提供者の
    計算機(3) に自動連絡する機能を、ユーザ計算機(1-1,
    …,1-n) 上の第1の処理手段(1b)が備えていることを特
    徴とする請求項1のソフトウェア遠隔自動更新システ
    ム。
  3. 【請求項3】 第1の処理手段(1b)が、異常終了の事
    実、異常終了を起こした直接の命令と異常終了の理由、
    その命令を呼び出した上位の命令の系列、および、異常
    終了のソフトウェア/ハードウェアの使用環境を、提供
    者の計算機(3)に自動連絡する機能を備えていることを
    特徴とする請求項2のソフトウェア遠隔自動更新システ
    ム。
  4. 【請求項4】 第1の処理手段(1b)が、汎用の電子メー
    ルの形態で、異常終了の事実とその状況をネットワーク
    (2) を介して提供者の計算機(3) に自動連絡する機能を
    備えていることを特徴とする請求項2または請求項3の
    ソフトウェア遠隔自動更新システム。
  5. 【請求項5】 複数のユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上に
    提供された対象ソフトウェア(1a)を提供者の計算機(3)
    からネットワーク(2) を介して管理・自動更新するソフ
    トウェア遠隔自動更新方法において、 ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上に置かれた第1の処理手
    段(1b)が、対象ソフトウェア(1a)の現有構成情報を、ネ
    ットワーク(2) を介して提供者の計算機(3) 上の第2の
    処理手段(3a)に送信して照会し、 提供者の計算機(3) 上に置かれた第2の処理手段(3a)
    が、上記照会を受信して、ユーザ計算機(1-1, …,1-n)
    上での対象ソフトウェア(1a)の構成を提供者の計算機
    (3) 上の対象ソフトウェア・ライブラリ(3b)の更新版の
    構成に一致させるため、対象ソフトウェア(1a)の更新指
    示情報を作成し、 照会してきた第1の処理手段(1b)に対して、更新指示情
    報と更新版ソフトウェアとをネットワーク(2) を介して
    返信し、 ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上に置かれた上記第1の処
    理手段(1b)が第2の処理手段(3a)からの返信を受信し、
    その更新指示情報に従って、対象ソフトウェア(1a)を更
    新するとともに、必要に応じて、翻訳・結合等の実行準
    備処理を行うことを特徴とするソフトウェア遠隔自動更
    新方法。
  6. 【請求項6】 ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上で対象ソ
    フトウェア(1a)が起動されたとき、第1の処理手段(1b)
    が、直ちに、対象ソフトウェア(1a)の現有構成情報を、
    ネットワーク(2) を介して提供者の計算機(3) 上の第2
    の処理手段(3a)に送信して照会し、 第2の処理手段(3a)からの返信を受信し、その更新指示
    情報に従って、対象ソフトウェア(1a)を更新するととも
    に、必要に応じて、翻訳・結合等の実行準備処理を行う
    ことを特徴とする請求項5のソフトウェア遠隔自動更新
    方法。
  7. 【請求項7】 ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上で予め設
    定された時刻に第1の処理手段(1b)を起動し、第1の処
    理手段(1b)が、対象ソフトウェア(1a)の現有構成情報
    を、ネットワーク(2) を介して提供者の計算機(3) 上の
    第2の処理手段(3a)に送信して照会し、 第2の処理手段(3a)からの返信を受信し、その更新指示
    情報に従って、対象ソフトウェア(1a)を更新するととも
    に、必要に応じて、翻訳・結合等の実行準備処理を行
    い、対象ソフトウェア(1a)を自動更新することを特徴と
    する請求項5のソフトウェア遠隔自動更新方法。
  8. 【請求項8】 ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上でユーザ
    が起動を指示したとき、第1の処理手段(1b)が、対象ソ
    フトウェア(1a)の現有構成情報を、ネットワーク(2) を
    介して提供者の計算機(3) 上の第2の処理手段(3a)に送
    信して照会し、 第2の処理手段(3a)からの返信を受信し、その更新指示
    情報に従って、対象ソフトウェア(1a)を更新するととも
    に、必要に応じて、翻訳・結合等の実行準備処理を行う
    ことを特徴とする請求項5のソフトウェア遠隔自動更新
    方法。
  9. 【請求項9】 下記の(イ)(ロ)(ハ)の処理を切り
    換えて併用できるようにした (イ)ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上で対象ソフトウェ
    ア(1a)が起動されたとき、第1の処理手段(1b)が、直ち
    に、対象ソフトウェア(1a)の現有構成情報を、ネットワ
    ーク(2) を介して提供者の計算機(3) 上の第2の処理手
    段(3a)に送信して照会し、第2の処理手段(3a)からの返
    信を受信し、その更新指示情報に従って、対象ソフトウ
    ェア(1a)を更新するとともに、必要に応じて、翻訳・結
    合等の実行準備処理を行う (ロ)ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上で予め設定された
    時刻に第1の処理手段(1b)を起動し、第1の処理手段(1
    b)が、対象ソフトウェア(1a)の現有構成情報を、ネット
    ワーク(2) を介して提供者の計算機(3) 上の第2の処理
    手段(3a)に送信して照会し、第2の処理手段(3a)からの
    返信を受信し、その更新指示情報に従って、対象ソフト
    ウェア(1a)を更新するとともに、必要に応じて、翻訳・
    結合等の実行準備処理を行い、対象ソフトウェア(1a)を
    自動更新する (ハ)ユーザ計算機(1-1, …,1-n) 上でユーザが起動を
    指示したとき、第1の処理手段(1b)が、対象ソフトウェ
    ア(1a)の現有構成情報を、ネットワーク(2) を介して提
    供者の計算機(3) 上の第2の処理手段(3a)に送信して照
    会し、第2の処理手段(3a)からの返信を受信し、その更
    新指示情報に従って、対象ソフトウェア(1a)を更新する
    とともに、必要に応じて、翻訳・結合等の実行準備処理
    を行うことを特徴とする請求項5のソフトウェア遠隔自
    動更新方法。
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