JPH0844544A - 分散トランザクションシステムの実行モジュール管理方式 - Google Patents

分散トランザクションシステムの実行モジュール管理方式

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JPH0844544A
JPH0844544A JP6197691A JP19769194A JPH0844544A JP H0844544 A JPH0844544 A JP H0844544A JP 6197691 A JP6197691 A JP 6197691A JP 19769194 A JP19769194 A JP 19769194A JP H0844544 A JPH0844544 A JP H0844544A
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JP
Japan
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module
server
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execution
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JP6197691A
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Inventor
Kentaro Misawa
健太郎 三澤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散トランザクションシステムに於いて、各
計算機で実行されるサーバモジュール,クライアントモ
ジュールを常に最新のものにする。 【構成】 サーバ格納手段121,クライアント格納手段12
4 には最新のサーバモジュール121SM,クライアントモジ
ュール124CM が格納されている。分散トランザクション
システムの動作開始時、サーバモジュール版管理手段11
2 は、サーバモジュール121SM とサーバ格納手段221 に
格納されているサーバモジュールの版数が異なると、サ
ーバモジュール121SM をサーバ格納手段221 に複写す
る。トランザクション要求の受け付け時、クライアント
モジュール版管理手段114 は、メモリ23上で実行されて
いるサーバモジュールとクライアントモジュール321CM
との版数が異なると、クライアントモジュール124CM を
クライアント格納手段321 に複写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランザクション処理
を複数の計算機から構成される分散処理システムでサー
バ/クライアント方式で実行する分散トランザクション
システムに関し、特に、サービス機能を提供するサーバ
モジュールと、そのサービス機能を利用するクライアン
トモジュールとを、自動的に最新のものにすることがで
きる分散トランザクションシステムの実行モジュール管
理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】サービス機能を提供するサーバモジュー
ルと、そのサービス機能を利用するクライアントモジュ
ールとを分散処理システムを構成する何れかの計算機で
実行させ、サーバ/クライアント方式でトランザクショ
ン処理を行なう分散トランザクションシステムに於いて
は、クライアントモジュールが端末からのトランザクシ
ョン要求を受け付けてサーバモジュールにサービス要求
を行ない、サーバモジュールがクライアントモジュール
からのサービス要求に従った処理を行なうようにしてい
る。
【0003】ところで、このような分散トランザクショ
ンシステムに於いては、システムの機能向上等のために
ライブラリ中のサーバモジュール,クライアントモジュ
ールを更新した場合、これに伴って実際に計算機に配備
されているサーバモジュール,クライアントモジュール
を最新のものに変更することが必要になる。
【0004】計算機上に配備されているサーバモジュー
ル,クライアントモジュールを最新のものに変更する場
合、従来は、最新のサーバモジュール,クライアントモ
ジュールが格納されているライブラリからフロッピーデ
ィスクに最新のサーバモジュール,クライアントモジュ
ールを複写し、それを保守員に持たせてサーバモジュー
ル,クライアントモジュールが配備されている計算機の
設置場所に派遣することにより、各計算機上のサーバモ
ジュール,クライアントモジュールを最新のものに変更
するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、最新のサーバモジュール,クライアントモジュール
を複写したフロッピーディスクを持たせた保守員を各計
算機の設置場所に派遣することにより、各計算機上に配
備されているサーバモジュール,クライアントモジュー
ルを最新のものに変更するようにしていたため、保守員
のミス等の何らかの手違いにより、古いサーバモジュー
ル,クライアントモジュールが残ってしまうことがあ
り、このような事態が発生すると、クライアントモジュ
ールがサーバモジュールの機能を利用できなくなる場合
がある。即ち、サーバモジュール,クライアントモジュ
ールが共に最新のものでないと、例えば、クライアント
モジュールからサーバモジュールへのサービス要求の形
式が合わないことがあり、このような場合、クライアン
トモジュールがサーバモジュールの機能を利用できなく
なってしまう。
【0006】尚、特開平1−213735号公報には、
センタから金融機関の営業店等に設置されたホストコン
ピュータにバージョンアップした最新のプログラムを転
送してホストコンピュータ内のディスク装置に格納して
おき、営業店に設置された端末装置を操作員が操作して
ホストコンピュータに最新のプログラムを要求すること
により、ホストコンピュータから端末装置に最新のプロ
グラムを転送して端末装置のプログラムを最新のものに
変更する技術が示されている。この技術を利用して各計
算機から操作員の操作によって最新のサーバモジュー
ル,クライアントモジュールを保持しているホストコン
ピュータ等に要求を出し、ホストコンピュータから各計
算機に最新のサーバモジュール,クライアントモジュー
ルを転送することにより、各計算機で実行されるサーバ
モジュール,クライアントモジュールを最新のものにオ
ンラインで置き換えるということも考えられるが、これ
によっても操作員の操作が必要になるため、操作員のミ
ス等の何らかの手違いにより、最新のものに変更されな
いサーバモジュール,クライアントモジュールが残って
しまう場合があるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、各計算機で実行されるサ
ーバモジュール,クライアントモジュールを、管理者に
負担をかけることなく、常に最新のものにすることがで
きる分散トランザクションシステムの実行モジュール管
理方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、トランザクション処理を複数の計算機から構
成される分散処理システムでサーバ/クライアント方式
で実行する分散トランザクションシステムに於いて、サ
ーバモジュールの配備先の計算機に、自計算機で実行す
るサーバモジュール及び該サーバモジュールの版数が格
納される実行サーバモジュール格納手段と、前記実行サ
ーバモジュール格納手段に格納されているサーバモジュ
ールが実行時に展開される第1のメモリとを備え、クラ
イアントモジュールの配備先の計算機に、自計算機で実
行するクライアントモジュール及び該クライアントモジ
ュールの版数が格納される実行クライアントモジュール
格納手段と、前記実行クライアントモジュール格納手段
に格納されているクライアントモジュールが実行時に展
開される第2のメモリとを備え、且つ、最新のサーバモ
ジュールと、該サーバモジュールの版数と、前記最新の
サーバモジュールと版数が等しい最新のクライアントモ
ジュールと、該クライアントモジュールの版数とが格納
される最新モジュール格納手段と、分散トランザクショ
ンシステムの動作開始時、前記実行サーバモジュール格
納手段に格納されているサーバモジュールの版数と前記
最新モジュール格納手段に格納されているサーバモジュ
ールの版数とが一致している場合は、前記実行サーバモ
ジュール格納手段に格納されているサーバモジュールを
前記第1のメモリに展開して実行を開始させ、不一致の
場合は、前記最新モジュール格納手段に格納されている
サーバモジュール及び該サーバモジュールの版数を前記
実行サーバモジュール格納手段に複写した後、前記実行
サーバモジュール格納手段に複写したサーバモジュール
を前記第1のメモリに展開して実行を開始させるサーバ
モジュール版管理手段と、前記クライアントモジュール
の配備先の計算機のトランザクション要求受け付け時、
前記実行クライアントモジュール格納手段に格納されて
いるクライアントモジュールの版数と前記実行サーバモ
ジュール格納手段に格納されているサーバモジュールの
版数とが一致している場合は、前記実行クライアントモ
ジュール格納手段に格納されているクライアントモジュ
ールを前記第2のメモリに展開して実行を開始させ、不
一致の場合は、前記最新モジュール格納手段に格納され
ているクライアントモジュール及び該クライアントモジ
ュールの版数を前記実行クライアントモジュール格納手
段に複写した後、前記実行クライアントモジュール格納
手段に複写したクライアントモジュールを前記第2のメ
モリに展開して実行を開始させるクライアントモジュー
ル版管理手段とを備えたものである。
【0009】また、本発明は、クライアントモジュール
を配備した計算機がトランザクション要求を受け付けて
からクライアントモジュールの実行を開始するまでの時
間を短くするという目的を達成するため、一定時間毎に
前記クライアントモジュール版管理手段を起動するタイ
マ管理手段を備え、前記クライアントモジュール版管理
手段は、前記タイマ管理手段から起動されることによ
り、前記実行サーバモジュール格納手段に格納されてい
るサーバモジュールの版数と前記実行クライアントモジ
ュール格納手段に格納されているクライアントモジュー
ルの版数とが不一致の場合は、前記最新モジュール格納
手段に格納されているクライアントモジュール及び該ク
ライアントモジュールの版数を前記実行クライアントモ
ジュール格納手段に複写するようにしたものである。
【0010】また、本発明は、分散トランザクションシ
ステムの動作開始時からサーバモジュールの実行が開始
されるまでの時間及びクライアントモジュールを配備し
た計算機がトランザクション要求を受け付けてからクラ
イアントモジュールの実行を開始するまでの時間を短く
するという目的を達成するため、前記最新モジュール格
納手段に格納されている最新の版数のサーバモジュール
をより版数の新しい新規サーバモジュールに置換し、前
記最新モジュール格納手段に格納されている最新の版数
のクライアントモジュールを版数が前記新規サーバモジ
ュールと同じ新規クライアントモジュールに置換し、前
記最新モジュール格納手段に格納されているサーバモジ
ュール及びクライアントモジュールの版数を前記新規サ
ーバモジュール及び前記新規クライアントモジュールの
版数に置換する置換手段を備え、前記サーバモジュール
版管理手段は、前記置換手段が置換を行なうことによ
り、前記実行サーバモジュール格納手段に格納されてい
るサーバモジュールの版数と前記最新モジュール格納手
段に格納されているサーバモジュールの版数とが不一致
の場合は、前記最新モジュール格納手段に格納されてい
るサーバモジュール及び該サーバモジュールの版数を前
記実行サーバモジュール格納手段に複写し、前記クライ
アントモジュール版管理手段は、前記置換手段が置換を
行なうことにより、前記実行クライアントモジュール格
納手段に格納されているクライアントモジュールの版数
と前記実行サーバモジュール格納手段に格納されている
サーバモジュールの版数とが不一致の場合は、前記最新
モジュール格納手段に格納されているクライアントモジ
ュール及び該クライアントモジュールの版数を前記実行
クライアントモジュール格納手段に複写するものであ
る。
【0011】
【作用】サーバモジュール版管理手段は、分散トランザ
クションシステムの動作開始時、実行サーバモジュール
格納手段に格納されているサーバモジュールの版数と、
最新モジュール格納手段に格納されている最新のサーバ
モジュールの版数が一致しているか否かを調べる。そし
て、一致している場合は、実行サーバモジュール格納手
段に格納されているサーバモジュールを第1のメモリに
展開して実行を開始させ、不一致の場合は最新モジュー
ル格納手段に格納されている最新の版数のサーバモジュ
ール及びその版数をサーバモジュールを配備した計算機
の実行サーバモジュール格納手段に複写した後、複写し
たサーバモジュールを第1のメモリに展開して実行を開
始させる。
【0012】また、クライアントモジュール版管理手段
は、クライアントモジュールの配備先の計算機のトラン
ザクション要求受け付け時、実行クライアントモジュー
ル格納手段に格納されているクライアントモジュールの
版数と、実行サーバモジュール格納手段に格納されてい
るサーバの版数とが一致しているか否かを調べる。そし
て、一致している場合は、実行クライアントモジュール
格納手段に格納されているクライアントモジュールを第
2のメモリに展開して実行を開始させ、不一致の場合
は、最新モジュール格納手段に格納されている最新の版
数のクライアントモジュール及びその版数を実行クライ
アントモジュール格納手段に複写した後、複写したクラ
イアントモジュールを第2のメモリに展開して実行を開
始させる。
【0013】別の構成では、クライアントモジュール版
管理手段は、一定時間毎にタイマ管理手段によって起動
され、タイマ管理手段によって起動されると、実行クラ
イアントモジュール格納手段に格納されているクライア
ントモジュールの版数と実行サーバモジュール格納手段
に格納されているサーバモジュールの版数とが不一致の
場合は、最新モジュール格納手段に格納されているクラ
イアントモジュール及びその版数を実行クライアントモ
ジュール格納手段に複写する。このようにしておくこと
により、クライアントモジュールが動作する計算機がト
ランザクション要求を受け付けた時、クライアントモジ
ュール及びその版数の複写が行なわれることがほとんど
なくなるので、トランザクション要求を受け付けてから
クライアントモジュールの動作を開始させるまでの時間
を短いものにすることが可能になる。
【0014】更に、別の構成では、最新モジュール格納
手段に格納されているサーバモジュール,クライアント
モジュールが置換手段によって更に最新の版数のサーバ
モジュール,クライアントモジュールに置換された時、
サーバモジュール版管理手段は、実行サーバモジュール
格納手段に格納されているサーバモジュールの版数と最
新モジュール格納手段に格納されているサーバモジュー
ルの版数とが不一致の場合は、最新モジュール格納手段
に格納されているサーバモジュール及び該サーバモジュ
ールの版数を前記実行サーバモジュール格納手段に複写
し、クライアントモジュール版管理手段は、実行クライ
アントモジュール格納手段に格納されているクライアン
トモジュールの版数と実行サーバモジュール格納手段に
格納されているサーバモジュールの版数とが不一致の場
合は、最新モジュール格納手段に格納されているクライ
アントモジュール及び該クライアントモジュールの版数
を実行クライアントモジュール格納手段に複写する。こ
のようにしておくことにより、クライアントモジュール
が動作する計算機がトランザクション要求を受け付けた
時、クライアントモジュール及びその版数の複写が行な
われることがほとんどなくなるので、トランザクション
要求を受け付けてからクライアントモジュールの動作を
開始させるまでの時間を短いものにすることが可能にな
る。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、トランザクション処理を3台の計算機1,2,3か
ら構成される分散処理システムでサーバ/クライアント
方式により実行する分散トランザクションシステムに適
用した例を示す。本実施例では、計算機3上でクライア
ントモジュールを実行し、計算機2上でサーバモジュー
ルを実行し、これらモジュールの版数管理機能の主要部
を別の計算機1上に持たせているが、クライアントモジ
ュール,サーバモジュールの配備先計算機は任意の計算
機とすることができ、クライアントモジュール,サーバ
モジュールの配備先計算機に、これらモジュールの版数
管理機能の主要部を配備するようにしても良い。以下、
説明の便宜上、計算機1を管理用計算機,計算機2をサ
ーバ用計算機,計算機3をクライアント用計算機と称す
る。
【0017】管理用計算機1は、分散トランザクション
システム管理プログラム11と、最新モジュール格納手
段12とを備え、サーバ用計算機2は、分散トランザク
ションシステム管理プログラム21と、実行サーバモジ
ュール格納手段22と、メモリ23とを備え、クライア
ント用計算機3は、分散トランザクションシステム管理
プログラム31と、実行クライアントモジュール格納手
段32と、メモリ33とを備えている。そして、分散ト
ランザクションシステム管理プログラム11,21,3
1によって分散トランザクションシステム管理部4が構
成されている。
【0018】管理用計算機1内の最新モジュール格納手
段12は、最新のサーバモジュール121SMが格納さ
れたサーバ格納手段121と、サーバモジュール121
SMの版数が格納されたサーバ版数格納手段122と、
サーバモジュール121SMが提供するサービスのサー
ビス名(例えば、預金,引き出し等)が格納されたサー
ビス名格納手段123と、サーバモジュール121SM
と版数が等しい最新のクライアントモジュール124C
Mが格納されたクライアントモジュール格納手段124
と、クライアントモジュール124CMの版数が格納さ
れたクライアント版数格納手段125と、クライアント
モジュール124CMが利用するサービスのサービス名
(利用サービス名)が格納された利用サービス名格納手
段126とを有している。
【0019】サーバ用計算機2内の実行サーバモジュー
ル格納手段22は、メモリ23に展開されて実行される
サーバモジュール221SMが格納されたサーバ格納手
段221と、サーバモジュール221SMの版数が格納
されたサーバ版数格納手段222と、サーバモジュール
221SMが提供するサービスのサービス名が格納され
たサービス名格納手段223とを有している。
【0020】また、クライアント用計算機3内の実行ク
ライアントモジュール格納手段32は、メモリ33に展
開されて実行されるクライアントモジュール321CM
が格納されたクライアント格納手段321と、クライア
ントモジュール321CMの版数が格納されたクライア
ント版数格納手段322と、クライアントモジュールC
Mが利用するサービスのサービス名が格納される利用サ
ービス名格納手段323とを有している。
【0021】管理用計算機1で実行される分散トランザ
クションシステム管理プログラム11は、通信手段11
1と、サーバモジュール版管理手段112と、サーバ・
クライアント関係管理手段113と、クライアントモジ
ュール版管理手段114とを備えている。
【0022】通信手段111は、管理用計算機1とサー
バ用計算機2との間の通信及び管理用計算機1とクライ
アント用計算機3との間の通信を制御する機能を有す
る。サーバモジュール版管理手段112は、分散トラン
ザクションシステムの動作開始時にサーバモジュール1
21SMの版数とサーバモジュール221SMの版数と
が異なる場合、サーバ格納手段121,サーバ版数格納
手段122,サービス名格納手段123の内容をサーバ
格納手段221,サーバ版数格納手段222,サービス
名格納手段223に複写する機能や、サーバ格納手段2
21に格納されているサーバモジュールをメモリ23に
展開して実行を開始させる機能を有する。サーバ・クラ
イアント関係管理手段113は、クライアント用計算機
3が端末装置(図示せず)からのトランザクション要求
を受け付けた時、利用サービス名格納手段323に格納
されている利用サービス名とサービス名格納手段223
に格納されているサービス名とが一致している場合はク
ライアントモジュール版管理手段114を起動し、不一
致の場合は管理用計算機1のコンソール(図示せず)に
エラー表示等を行なう機能を有する。
【0023】クライアントモジュール版管理手段114
は、クライアント版数格納手段322に格納されている
クライアントモジュールの版数とサーバ版数格納手段2
22に格納されているサーバモジュールの版数とが異な
る場合、クライアント格納手段124,クライアント版
数格納手段125,利用サービス名格納手段126の内
容をクライアント格納手段321,クライアント版数格
納手段322,利用サービス名格納手段323に複写す
る機能や、クライアント格納手段321に格納されてい
るクライアントモジュールをメモリ33に展開して実行
を開始させる機能を有する。
【0024】サーバ用計算機2で実行される分散トラン
ザクションシステム管理プログラム21は、通信手段2
11と、版数取得手段212と、サービス名取得手段2
13と、複写手段214と、起動手段215とを備えて
いる。
【0025】通信手段211は、サーバ用計算機2と管
理用計算機1との間の通信及びサーバ用計算機2とクラ
イアント用計算機3との間の通信を制御する機能を有す
る。版数取得手段212は、サーバ版数格納手段222
に格納されているサーバ版数を取得する機能を有する。
サービス名取得手段213は、サービス名格納手段22
3に格納されているサービス名を取得する機能を有す
る。複写手段214は、管理用計算機1から送られてき
たサーバ格納手段121,サーバ版数格納手段122,
サービス名格納手段123の内容をサーバ格納手段22
1,サーバ版数格納手段222,サービス名格納手段2
23に複写する機能を有する。起動手段215は、サー
バ格納手段221に格納されているサーバモジュールを
メモリ23に展開して実行を開始させる機能を有する。
【0026】クライアント用計算機3で実行される分散
トランザクションシステム管理プログラム31は、通信
手段311と、版数取得手段312と、利用サービス名
取得手段313と、複写手段314と、起動手段315
とを備えている。
【0027】通信手段311は、クライアント用計算機
3と管理用計算機1との間の通信及びクライアント用計
算機3とサーバ用計算機2との間の通信を制御する機能
を有する。版数取得手段312は、クライアント版数格
納手段322に格納されているクライアント版数を取得
する機能を有する。利用サービス名取得手段313は、
利用サービス名格納手段323に格納されている利用サ
ービス名を取得する機能を有する。複写手段314は、
管理用計算機1から送られてきたクライアント格納手段
124,クライアント版数格納手段125,利用サービ
ス名格納手段126の内容をクライアント格納手段32
1,クライアント版数格納手段322,利用サービス名
格納手段323に複写する機能を有する。起動手段31
5は、端末装置からのトランザクション要求を受け付け
る機能,トランザクション要求を受け付けることによ
り、サーバ・クライアント関係管理手段113に対して
サーバ格納手段221に格納されているサーバモジュー
ルとクライアント格納手段321に格納されているクラ
イアントモジュールとの整合をとることを指示する機
能,クライアント格納手段321に格納されているクラ
イアントモジュールをメモリ33に展開して実行を開始
させる機能を有する。
【0028】図2はサーバモジュール版管理手段112
の処理例を示す流れ図、図3はサーバ・クライアント関
係処理手段113の処理例を示す流れ図、図4はクライ
アントモジュール版管理手段114の処理例を示す流れ
図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説明す
る。
【0029】サーバモジュール版管理手段112は、分
散トランザクションシステムの動作開始時、図2の流れ
図に示すように、通信手段111を介してサーバ用計算
機2に対してサーバ版数を要求する (ステップS1)。
これにより、サーバ用計算機2内の版数取得手段212
が動作し、サーバ版数格納手段222に格納されている
サーバモジュール221SMの版数をサーバモジュール
版管理手段112に返却する。
【0030】サーバ用計算機2からサーバモジュール2
21SMの版数が返却されると、サーバモジュール版管
理手段112は、自計算機1のサーバ版数格納手段11
2に格納されているサーバモジュール121SMの版数
を取得し (ステップS2)、サーバモジュール221S
Mの版数とを比較する (ステップS3)。そして、不一
致であると判断した場合、即ちサーバモジュール221
SMが最新のものでないと判断した場合 (ステップS3
がYES)は、サーバモジュール版管理手段112は、
サーバ格納手段121に格納されている最新のサーバモ
ジュール121SM,サーバ版数格納手段122に格納
されているサーバモジュール121SMの版数,サービ
ス名格納手段123に格納されているサーバモジュール
121Sが提供するサービスののサービス名をサーバ用
計算機2に送り、複写することを指示する (ステップS
4)。
【0031】これにより、サーバ用計算機2内の複写手
段214が動作し、管理用計算機1から送られてきたサ
ーバモジュール121SM,サーバモジュール121S
Mの版数,サーバモジュール121が提供するサービス
のサービス名をそれぞれサーバ格納手段221,サーバ
版数格納手段222,サービス名格納手段223に複写
する。
【0032】その後、サーバモジュール版管理手段11
2は、通信手段111を介してサーバ用計算機2に対し
てサーバモジュールの起動を指示する (ステップS
5)。これにより、サーバ用計算機1内の起動手段21
5が動作し、サーバ格納手段221に複写された最新の
サーバモジュール121SMをメモリ23に展開し、そ
の実行を開始させる。また、ステップS3に於いて、サ
ーバ版数が一致していると判断した場合は、サーバモジ
ュール版管理手段112は、ステップS4の複写処理は
行なわずに、ステップS5の処理を行なう。
【0033】その後、クライアント用計算機3に対して
端末装置からトランザクション要求があると、起動手段
315がそれを受け付ける。
【0034】起動手段315は、トランザクション要求
を受け付けると、通信手段311を介して管理用計算機
1内のサーバ・クライアント関係管理手段113に対し
てクライアント格納手段321に格納されているクライ
アントモジュール321CMとメモリ23上で実行され
ているサーバモジュールとの整合をとることを指示す
る。この指示により、サーバ・クライアント関係管理手
段113は、図3の流れ図に示すように、クライアント
用計算機3に対して利用サービス名を要求する (ステッ
プS11)。これにより、クライアント用計算機3内の
利用サービス名取得手段313が動作し、クライアント
版数格納手段323に格納されている利用サービス名を
サーバ・クライアント関係管理手段113に返却する。
【0035】クライアント用計算機3から利用サービス
名が返却されると、サーバ・クライアント関係管理手段
113は、サーバ用計算機2に対してサービス名を要求
する(ステップS12)。これにより、サーバ用計算機
2内のサービス名取得手段213が動作し、サービス名
格納手段223に格納されているサービス名をサーバ・
クライアント関係管理手段113に返却する。
【0036】その後、サーバ・クライアント関係管理手
段113は、サーバ用計算機2から返却されたサービス
名とクライアント用計算機3から返却された利用サービ
ス名とが一致するか否かを判断する (ステップS1
3)。そして、一致していると判断した場合は、クライ
アントモジュール版管理手段114を起動し (ステップ
S14)、一致していないと判断した場合は管理用計算
機1のコンソールにエラー表示を行なったり、クライア
ント用計算機3に対してエラー通知を行なう等のエラー
処理を行なう (ステップS15)。
【0037】クライアントモジュール版管理手段114
は、起動されると、図4の流れ図に示すように、クライ
アント用計算機3に対してクライアント版数を要求する
(ステップS21)。これにより、クライアント用計算
機3内の版数取得手段312が動作し、クライアント版
数格納手段322に格納されているクライアント版数を
クライアントモジュール版管理手段114に返却する。
【0038】次いで、クライアントモジュール版管理手
段114は、サーバ用計算機2に対してサーバ版数を要
求する (ステップS22)。これにより、サーバ用計算
機2内の版数取得手段212が動作し、サーバ版数格納
手段222に格納されているサーバ版数をクライアント
モジュール版管理手段114に返却する。
【0039】その後、クライアントモジュール版管理手
段114は、クライアント用計算機3から返却されたク
ライアント版数とサーバ用計算機2から返却されたサー
バ版数とを比較する (ステップS23)。そして、比較
不一致の場合、即ち、クライアント格納手段321に格
納されているクライアントモジュール321CMが最新
のものでないと判断した場合は、クライアント格納手段
124,クライアント版数格納手段125,利用サービ
ス名格納手段126に格納されているクライアントモジ
ュール124CM,クライアントモジュール124CM
の版数,クライアントモジュール124CMの利用サー
ビス名をクライアント用計算機3に送り、それらを複写
することを指示する (ステップS24)。
【0040】これにより、クライアント用計算3内の複
写手段314が動作し、管理用計算機1から送られてき
たクライアントモジュール124CM,クライアントモ
ジュール124CMの版数,クライアントモジュール1
24CMの利用サービス名をクライアント格納手段32
1,クライアント版数格納手段322,利用サービス名
格納手段323に複写する。
【0041】その後、クライアントモジュール版管理手
段114は、クライアント用計算機3に対してクライア
ントモジュールの起動を指示する (ステップS25)。
これにより、起動手段315がクライアント格納手段3
21に複写されたクライアントモジュール124CMを
メモリ33に展開し、その実行を開始させる。メモリ3
3で実行が開始されたクライアントモジュール124C
Mは、通信手段311を介してサーバ用計算機2上で実
行されているサーバモジュールに対してサービス要求を
行なう。また、ステップS23で版数が一致していると
判断した場合は、クライアントモジュール版管理手段1
14は、ステップS24の複写処理を行なうことなく、
ステップS25の処理を行なう。
【0042】このように、本実施例によれば、分散トラ
ンザクションシステムの動作開始時に、サーバ用計算機
1のサーバ格納手段221に格納されているサーバモジ
ュールが最新のものでなかった場合は、最新のサーバモ
ジュール121SMがサーバ格納手段221に複写さ
れ、トランザクション要求の受け付け時に、クライアン
ト用計算機3のクライアント格納手段321に格納され
ているクライアントモジュールが最新のものでなかった
場合は、最新のクライアントモジュール124CMがク
ライアント格納手段321に複写されるので、サーバ用
計算機2,クライアント用計算機3で実行されるサーバ
モジュール,クライアントモジュールを自動的に最新の
ものにすることができる。
【0043】図5は本発明の他の実施例のブロック図で
あり、図1に示した実施例と異なる点は、タイマ管理手
段115を設けた点、サーバ・クライアント関係管理手
段113に代えてサーバ・クライアント関係管理手段1
13aを設けた点、クライアントモジュール版管理手段
114に代えてクライアントモジュール版管理手段11
4aを設けた点である。尚、他の図1と同一符号は同一
部分を表している。
【0044】タイマ管理手段115は、一定時間毎にサ
ーバ・クライアント関係管理手段113aを起動する機
能を有する。サーバ・クライアント関係管理手段113
aは、起動手段315によって起動された場合は、前述
したサーバ・クライアント関係管理手段113と同様の
処理を行ない、タイマ管理手段115によって起動され
た場合は、クライアント用計算機3が停止状態であるか
否かを判断し、停止状態の場合はその処理を終了し、停
止状態でない場合は、前述したサーバ・クライアント関
係管理手段113と同様の処理を行なう。
【0045】クライアントモジュール版管理手段114
aは、サーバ・クライアント関係管理手段113aが起
動手段315によって起動されることにより起動された
場合は、前述したクライアントモジュール版管理手段1
14と同様の処理を行ない、サーバ・クライアント関係
管理手段113aがタイマ管理手段115によって起動
されることにより起動された場合は、クライアント版数
格納手段322に格納されているクライアント版数とサ
ーバ版数格納手段222に格納されているサーバ版数と
が一致しているか否かを判断し、一致している場合はそ
の処理を終了し、不一致の場合は、クライアント格納手
段124,クライアント版数格納手段125,利用サー
ビス名格納手段125の内容をクライアント格納手段3
21,クライアント版数格納手段322,利用サービス
名格納手段323に複写する機能を有する。
【0046】図6はタイマ管理手段115の処理例を示
す流れ図、図7はサーバ・クライアント関係管理手段1
13aの処理例を示す流れ図、図8はクライアントモジ
ュール版管理手段114aの処理例を示す流れ図であ
り、以下各図を参照して本実施例の動作を説明する。
【0047】タイマ管理手段115は、図6の流れ図に
示すように、一定時間毎にサーバ・クライアント関係管
理手段113aを起動する (ステップS31,S3
2)。
【0048】サーバ・クライアント関係管理手段113
aは、図7に示すように、タイマ管理手段115によっ
て起動されると (ステップS41がYES)、クライア
ント用計算機3が停止しているか否かを判断する (ステ
ップS42)。そして、停止していると判断した場合は
その処理を終了し、停止していないと判断した場合はク
ライアント用計算機3,サーバ用計算機2に対して利用
サービス名,サービス名を要求する (ステップS43,
S44)。これにより、前述したと同様にして利用サー
ビス名,サービス名がサーバ・クライアント関係管理手
段113aに返却される。
【0049】サーバ・クライアント関係管理手段113
は、サーバ用計算機2,クライアント用計算機3からサ
ービス名,利用サービス名が返却されると、両者を比較
する (ステップS45)。そして、両者が一致している
場合は、クライアントモジュール版管理手段114aを
起動し (ステップS46)、不一致の場合は、管理用計
算機1のコンソールにエラー表示を行なう (ステップS
47)。尚、サーバ・クライアント関係管理手段113
aは、タイマ管理手段115から起動された場合は、ク
ライアントモジュール版管理手段114aを起動する
際、そのことを通知する。
【0050】クライアントモジュール版管理手段114
aは、起動され、起動元がタイマ管理手段115である
ことが通知されると、クライアント用計算機3,サーバ
用計算機2に対してクライアント版数,サーバ版数を要
求し (図8のステップS51,S52)、返却されたク
ライアント版数とサーバ版数とを比較する (ステップS
53)。そして、両者が不一致の場合は、前述したと同
様にしてクライアント格納手段124,クライアント版
数格納手段125,利用サービス名格納手段126の内
容をクライアント格納手段321,クライアント版数格
納手段322,利用サービス名格納手段323に複写す
る (ステップS54)。
【0051】その後、クライアントモジュール版管理手
段114aは、起動元がタイマ管理手段115が否かを
判断する (ステップS55)。この場合、起動元はタイ
マ管理手段115であるので、クライアントモジュール
版管理手段114aはその処理を終了する。
【0052】次にサーバ・クライアント関係管理手段1
13aが、起動手段315から起動された場合について
説明する。
【0053】端末装置からクライアント用計算機3にト
ランザクション要求があると、前述した同様に、起動手
段315がそれを受け付け、通信手段311を介して管
理用計算機1内のサーバ・クライアント関係管理手段1
13aに対してクライアント格納手段321に格納され
ているクライアントモジュール321CMとメモリ23
上で実行されているサーバモジュールとの整合をとるこ
とを指示する。この指示を受けると、サーバ・クライア
ント関係管理手段113aは、図7のステップS41の
判断結果がNOとなることから、前述したステップS4
3〜S47の処理を行なうことになる。
【0054】この時、サーバ・クライアント関係管理手
段113aでステップS46の処理が行なわれ、クライ
アントモジュール版管理手段114aが起動されると、
クライアントモジュール版管理手段114aは前述した
図8の流れ図に示す処理を行なう。この場合、起動元が
起動手段315であり、ステップS55の判断結果がN
Oとなるので、クライアントモジュール版管理手段11
4aは、クライアント用計算機3にクライアントモジュ
ールの起動を指示することになる (ステップS56)。
【0055】これにより、前述したと同様の処理が行な
われ、クライアント格納手段321に格納されているク
ライアントモジュールがメモリ33に展開され、その実
行が開始される。
【0056】このように、本実施例は、一定時間毎にサ
ーバ・クライアント関係管理手段113aを起動し、メ
モリ23上で実行されているサーバモジュールの版数
と、クライアント格納手段321に格納されているクラ
イアントモジュールの版数とが一致していない場合、最
新の版数のクライアントモジュール124CMをクライ
アント格納手段321に複写しておくので、クライアン
ト用計算機3がトランザクション要求を受け付けた時
に、複写処理が行なわれることがほとんどなくなり、こ
の結果、トランザクション要求を受け付けてからクライ
アントモジュールの実行を開始させるまでの時間を図1
に示した実施例に比較して短いものにすることができ
る。
【0057】図9は本発明のその他の実施例のブロック
図であり、図1の実施例と異なる点は、置換手段116
を設けた点、サーバモジュール版管理手段112に代え
てサーバモジュール版管理手段112bを設けた点、サ
ーバ・クライアント関係管理手段113に代えてサーバ
・クライアント関係管理手段113bを設けた点、クラ
イアントモジュール版管理手段114に代えてクライア
ントモジュール版管理手段114bを設けた点、モジュ
ール格納手段131,版数格納手段132,サービス名
格納手段133を含む新規実行モジュール格納手段13
を設けた点である。尚、他の図1と同一符号は同一部分
を表している。
【0058】新規実行モジュール格納手段13のモジュ
ール格納手段131には、サーバ格納手段121,クラ
イアント格納手段124に格納されているサーバモジュ
ール,クライアントモジュールに代えてそれより版数の
新しい新規のサーバモジュール,クライアントモジュー
ルをサーバ用計算機2,クライアント用計算機3で実行
させる際、上記した新規のサーバモジュール,クライア
ントモジュールが格納される。また、版数格納手段13
2には、上記した新規のサーバモジュール,クライアン
トモジュールの版数が格納され、サービス名格納手段1
33には上記した新規のサーバモジュールが提供するサ
ービスのサービス名と、上記した新規のクライアントモ
ジュールが利用する利用サービス名とが格納される。
尚、版数格納手段132に格納されるサーバモジュール
の版数と、クライアントモジュールの版数とは同一のも
のである。
【0059】置換手段116は、サーバ格納手段12
1,サーバ版数格納手段122,サービス名格納手段1
23の内容を、モジュール格納手段131に格納されて
いる新規のサーバモジュール,サーバ版数格納手段13
2に格納されている新規のサーバモジュールの版数,サ
ービス名格納手段133に格納されている新規のサーバ
モジュールが提供するサービス名で置換する機能と、ク
ライアント格納手段124,クライアント版数格納手段
125,利用サービス名格納手段126の内容を、モジ
ュール格納手段131に格納されている新規のクライア
ントモジュール,版数格納手段132に格納されている
新規のクライアントモジュールの版数,サービス名格納
手段133に格納されている新規のクライアントモジュ
ールが利用する利用サービス名で置換する機能と、サー
バモジュール版管理手段112bを起動する機能と、サ
ーバ・クライアント関係管理手段113bを起動する機
能とを有する。
【0060】サーバモジュール版管理手段112bは、
分散トランザクションシステムの動作開始時には、前述
したサーバモジュール版管理手段112と同様の処理を
行なう。また、置換手段116によって起動された場合
は、サーバ用計算機2が停止しておらず、且つメモリ2
3上でサーバモジュールが実行されていないことを条件
にして前述したサーバモジュール版管理手段112と同
様の処理を行なう。但し、この場合は、サーバ用計算機
2に対してサーバモジュールの起動は指示しない。
【0061】サーバ・クライアント関係管理手段113
bは、起動手段315によって起動された場合は、前述
したサーバ・クライアント関係管理手段113と同様の
処理を行ない、置換手段116によって起動された場合
は、クライアント用計算機3が停止状態にあるか否かを
判断し、停止状態の場合はその処理を終了し、停止状態
でない場合は、前述したサーバ・クライアント関係管理
手段113と同様の処理を行なう。
【0062】クライアントモジュール版管理手段114
bは、サーバ・クライアント関係管理手段113bが起
動手段315によって起動されることにより起動された
場合は、前述したクライアントモジュール版管理手段1
14と同様の処理を行ない、サーバ・クライアント関係
管理手段113bが置換手段116によって起動される
ことにより起動された場合は、クライアント版数格納手
段322に格納されているクライアント版数とサーバ版
数格納手段222に格納されているサーバ版数とが一致
しているか否かを判断し、一致している場合はその処理
を終了し、不一致の場合は、クライアント格納手段12
4,クライアント版数格納手段125,利用サービス名
格納手段125の内容をクライアント格納手段321,
クライアント版数格納手段322,利用サービス名格納
手段323に複写する。
【0063】図10は置換手段116の処理例を示す流
れ図、図11はサーバモジュール版管理手段112bの
処理例を示す流れ図、図12はサーバ・クライアント関
係管理手段113bの処理例を示す流れ図、図13はク
ライアントモジュール版管理手段114bの処理例を示
す流れ図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を
説明する。
【0064】置換手段116は、管理者により置換処理
を行なうことが指示されると、図10の流れ図に示すよ
うに、サーバ格納手段121,サーバ版数格納手段12
2,サービス名格納手段123の内容を、モジュール格
納手段131に格納されている新規なサーバモジュー
ル,版数格納手段132に格納されている新規なサーバ
モジュールの版数,サービス名格納手段133に格納さ
れている新規なサーバモジュールが提供するサービスの
サービス名で置き換えると共に、クライアント格納手段
124,クライアント版数格納手段125,利用サービ
ス名格納手段126の内容を、モジュール格納手段13
1に格納されている新規なクライアントモジュール,版
数格納手段132に格納されている新規なクライアント
モジュールの版数,サービス名格納手段133に格納さ
れている新規なクライアントモジュールが利用する利用
サービス名で置き換える (ステップS61)。
【0065】その後、置換手段116は、サーバモジュ
ール版管理手段112bを起動する(ステップS6
2)。サーバモジュール版管理手段112bは、置換手
段116によって起動されると、図11のステップS7
1の判断結果がYESとなるので、サーバ用計算機2が
停止しているか否かを判断する (ステップS72)。停
止していると判断した場合は、置換手段116に対して
異常終了通知を行ない (ステップS81)、停止してい
ないと判断した場合はメモリ23上でサーバモジュール
が実行されているか否かを判断する (ステップS7
3)。
【0066】そして、メモリ23上でサーバモジュール
が実行されていると判断した場合は、置換手段116に
対して異常終了通知を行ない (ステップS81)、実行
されていないと判断した場合はステップS74の処理を
行なう。
【0067】置換手段116は、サーバモジュール版管
理手段112bから異常終了通知を受けると(図10,
ステップS63がNO)、その処理を終了する。
【0068】ステップS74では、サーバモジュール版
管理手段112bは、サーバ用計算機2に対してサーバ
版数を要求し、これにより、サーバ版数格納手段222
に格納されているサーバ版数がサーバモジュール版管理
手段112bに返却される。
【0069】その後、サーバモジュール版管理手段11
2bは、サーバ版数格納手段122に格納されているサ
ーバ版数を取得し (ステップS75)、取得したサーバ
版数とサーバ用計算機2から返却されたサーバ版数とを
比較する (ステップS76)。
【0070】そして、サーバ版数が一致している場合は
ステップS78の処理を行ない、サーバ版数が不一致の
場合は、サーバモジュール版管理手段112bはサーバ
モジュール版管理手段112と同様にしてサーバ格納手
段121,サーバ版数格納手段122,サービス名格納
手段123の内容をサーバ格納手段221,サーバ版数
格納手段222,サービス名格納手段223に複写した
後 (ステップS77)、ステップS78の処理を行な
う。
【0071】ステップS78では、置換手段116によ
って起動されたのか否かを判断する処理が行なわれる。
この場合、サーバモジュール版管理手段112bは置換
手段116によって起動されているので、ステップS7
8の判断結果はYESとなり、置換手段116に対して
正常終了通知が行なわれる (ステップS79)。
【0072】置換手段116は、サーバモジュール版管
理手段112bからの正常終了通知を受けると(図1
0,ステップS63)、サーバ・クライアント関係管理
手段113bを起動する (ステップS64)。
【0073】サーバ・クライアント関係管理手段113
bは、置換手段116によって起動されると、図12の
流れ図に示すように、ステップS91の判断結果がYE
Sとなるので、クライアント用計算機3が停止している
か否かを判断する (ステップS92)。
【0074】そして、停止していると判断した場合はそ
の処理を終了し、停止していないと判断した場合は、ク
ライアント用計算機3,サーバ用計算機2に利用サービ
ス名,サービス名を要求し (ステップS93,S9
4)、クライアント用計算機3から返却された利用サー
ビス名とサーバ用計算機2から返却されたサービス名と
を比較する (ステップS95)。
【0075】そして、両者が一致している場合は、クラ
イアントモジュール版管理手段114bを起動し (ステ
ップS96)、不一致の場合は、管理用計算機1のコン
ソールにエラー表示を行なう (ステップS97)。尚、
クライアントモジュール版管理手段114bを起動する
際、起動元が置換手段116である場合は、そのことを
クライアントモジュール版管理手段114bに通知す
る。
【0076】クライアントモジュール版管理手段114
bは、起動されて起動元が置換手段116であることが
通知されると、図13に示すように、クライアント用計
算機3,サーバ用計算機2にクライアント版数,サーバ
版数を要求する (ステップS101,S102)。これ
により、版数取得手段312,212がそれぞれクライ
アント版数格納手段322,サーバ版数格納手段222
に格納されているクライアント版数,サーバ版数を取得
し、クライアントモジュール版管理手段114bに返却
する。
【0077】クライアント版数,サーバ版数が返却され
ると、クライアントモジュール版管理手段114bは両
者を比較する (ステップS103)。そして、不一致の
場合は、前述したと同様にしてクライアント格納手段1
24,クライアント版数格納手段125,利用サービス
名格納手段126の内容を、クライアント格納手段32
1,クライアント版数格納手段322,利用サービス名
格納手段323に複写する (ステップS104)。その
後、クライアントモジュール版管理手段114aは、起
動元が置換手段116であるか否かを判断する (ステッ
プS105)。この場合、起動元は置換手段116であ
るので、クライアントモジュール版管理手段114bは
その処理を終了する。
【0078】次にサーバ・クライアント関係管理手段1
13bが、起動手段315から起動された場合について
説明する。
【0079】端末装置からクライアント用計算機3にト
ランザクション要求があると、前述した同様に、起動手
段315がそれを受け付け、通信手段311を介して管
理用計算機1内のサーバ・クライアント関係管理手段1
13bに対してクライアント格納手段321に格納され
ているクライアントモジュール321CMとメモリ23
上で実行されているサーバモジュールとの整合をとるこ
とを指示する。この指示を受けると、サーバ・クライア
ント関係管理手段113bは、図12のステップS91
判断結果がNOとなることから、前述したステップS9
3〜S97の処理を行なうことになる。
【0080】この時、サーバ・クライアント関係管理手
段113bでステップS96の処理が行なわれ、クライ
アントモジュール版管理手段114bが起動されると、
クライアントモジュール版管理手段114bは前述した
図13の流れ図に示す処理を行なう。この場合、起動元
が起動手段315であり、ステップS105の判断結果
がNOとなるので、クライアントモジュール版管理手段
114bは、クライアント用計算機3にクライアントモ
ジュールの起動を指示することになる (ステップS10
6)。
【0081】これにより、前述したと同様の処理が行な
われ、クライアント格納手段321に格納されているク
ライアントモジュールがメモリ33に展開され、その実
行が開始される。
【0082】このように、本実施例は、サーバ格納手段
121,クライアント格納手段124に格納されている
サーバモジュール,クライアントモジュールを新規のサ
ーバモジュール,クライアントモジュールで置換する
際、サーバモジュール版管理手段112bを起動し、新
規なサーバモジュールをサーバ格納手段221に複写す
るので、分散トランザクションシステムの動作開始時に
サーバ格納手段121に格納されているサーバモジュー
ルをサーバモジュール221に複写することがほとんど
なくなり、この結果、分散トランザクションシステムの
動作開始時に、サーバモジュールの実行が開始されるま
での時間を図1の実施例に比較して短くすることができ
る。また、置換時、サーバ・クライアント関係管理手段
113bを起動し、新規のクライアントモジュールをク
ライアント格納手段321に複写するので、トランザク
ション要求の受け付け時に、複写処理が行なわれること
がほとんどなくなり、この結果、トランザクション要求
を受け付けてからクライアントモジュールの実行を開始
させるまでの時間を図1に示した実施例に比較して短い
ものにすることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、最新モジ
ュール格納手段で最新のサーバモジュール,クライアン
トモジュール及びそれらの版数を管理しておき、分散ト
ランザクションシステムの動作開始時、サーバモジュー
ル版管理手段によってサーバモジュール配備先の計算機
の実行サーバモジュール格納手段に格納されているサー
バモジュールの版数と最新のサーバモジュールの版数と
を比較して両者が異なる場合は最新のサーバモジュール
を実行サーバモジュール格納手段に複写すると共に、ク
ライアントモジュール配備先の計算機のトランザクショ
ン要求の受け付け時、クライアントモジュール版管理手
段によってその計算機に配備されているクライアントモ
ジュールの版数と最新のサーバモジュールの版数とを比
較し、両者が異なる場合は最新のクライアントモジュー
ルを実行クライアントモジュール格納手段に複写するよ
うにしたので、各計算機で実行されるサーバモジュー
ル,クライアントモジュールを管理者に負担をかけるこ
となく、常に最新のものにすることができる効果があ
る。
【0084】また、本発明は、一定時間毎にクライアン
トモジュール版管理手段を起動するタイマ管理手段を設
け、一定時間毎にクライアントモジュール版管理手段に
クライアントモジュール配備先の計算機の実行クライア
ントモジュール格納手段に格納されているクライアント
モジュールの版数と、サーバモジュール配備先の計算機
の最新のサーバモジュールの版数とを比較させ、両者が
異なる場合は最新のクライアントモジュールをその計算
機の実行クライアントモジュール格納手段に複写させる
ようにしたので、クライアントモジュール配備先計算機
がトランザクション要求を受け付けた時、複写処理が行
なわれることはがほとんどなくなり、この結果、トラン
ザクション要求を受け付けてからクライアントモジュー
ルの実行を開始させるまでの時間を短いものにすること
ができる効果がある。
【0085】また、本発明は、最新モジュール格納手段
で管理しているサーバモジュール,クライアントモジュ
ールを新規なものに置換した際、サーバモジュール版管
理手段によりサーバモジュール配備先計算機の実行サー
バモジュール格納手段にその置換後の新規なサーバモジ
ュールを複写し、クライアントモジュール版管理手段に
よりクライアントモジュール配備先計算機の実行クライ
アントモジュール格納手段にその置換後の新規なクライ
アントモジュールを複写するようにしたので、分散トラ
ンザクションシステムの動作開始時及びクライアントモ
ジュール配備先計算機のトランザクション要求の受け付
け時、複写処理が行なわれることがほとんどなくなり、
この結果、分散トランザクションシステムの動作開始時
にサーバモジュールの実行が開始されるまでの時間,ト
ランザクション要求の受け付け時にトランザクションモ
ジュールの実行が開始されるまでの時間を短いものにす
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】サーバモジュール版管理手段112の処理例を
示す流れ図である。
【図3】サーバ・クライアント関係管理手段113の処
理例を示す流れ図である。
【図4】クライアントモジュール版管理手段114の処
理例を示す流れ図である。
【図5】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図6】タイマ管理手段115の処理例を示す流れ図で
ある。
【図7】サーバ・クライアント関係管理手段113aの
処理例を示す流れ図である。
【図8】クライアントモジュール版管理手段114aの
処理例を示す流れ図である。
【図9】本発明のその他の実施例のブロック図である。
【図10】置換手段116の処理例を示す流れ図であ
る。
【図11】サーバモジュール版管理手段112bの処理
例を示す流れ図である。
【図12】サーバ・クライアント関係管理手段113b
の処理例を示す流れ図である。
【図13】クライアントモジュール版管理手段114b
の処理例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1…管理用計算機 11…分散トランザクションシステム管理プログラム 111…通信手段 112,112b…サーバモジュール版管理手段 113,113a,113b…サーバ・クライアント関
係管理手段 114,114a,114b…クライアントモジュール
版管理手段 115…タイマ管理手段 116…置換手段 12…最新モジュール格納手段 2…サーバ用計算機 21…分散トランザクションシステム管理プログラム 211…通信手段 212…版数取得手段 213…サービス名取得手段 214…複写手段 215…起動手段 22…実行サーバモジュール格納手段 23…メモリ 3…クライアント用計算機 31…分散トランザクションシステム管理プログラム 311…通信手段 312…版数取得手段 313…利用サービス名取得手段 314…複写手段 315…起動手段 32…実行クライアントモジュール格納手段 33…メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランザクション処理を複数の計算機か
    ら構成される分散処理システムでサーバ/クライアント
    方式で実行する分散トランザクションシステムに於い
    て、 サーバモジュールの配備先の計算機に、 自計算機で実行するサーバモジュール及び該サーバモジ
    ュールの版数が格納される実行サーバモジュール格納手
    段と、 前記実行サーバモジュール格納手段に格納されているサ
    ーバモジュールが実行時に展開される第1のメモリとを
    備え、 クライアントモジュールの配備先の計算機に、 自計算機で実行するクライアントモジュール及び該クラ
    イアントモジュールの版数が格納される実行クライアン
    トモジュール格納手段と、 前記実行クライアントモジュール格納手段に格納されて
    いるクライアントモジュールが実行時に展開される第2
    のメモリとを備え、且つ、 最新のサーバモジュールと、該サーバモジュールの版数
    と、前記最新のサーバモジュールと版数が等しい最新の
    クライアントモジュールと、該クライアントモジュール
    の版数とが格納される最新モジュール格納手段と、 分散トランザクションシステムの動作開始時、前記実行
    サーバモジュール格納手段に格納されているサーバモジ
    ュールの版数と前記最新モジュール格納手段に格納され
    ているサーバモジュールの版数とが一致している場合
    は、前記実行サーバモジュール格納手段に格納されてい
    るサーバモジュールを前記第1のメモリに展開して実行
    を開始させ、不一致の場合は、前記最新モジュール格納
    手段に格納されているサーバモジュール及び該サーバモ
    ジュールの版数を前記実行サーバモジュール格納手段に
    複写した後、前記実行サーバモジュール格納手段に複写
    したサーバモジュールを前記第1のメモリに展開して実
    行を開始させるサーバモジュール版管理手段と、 前記クライアントモジュールの配備先の計算機のトラン
    ザクション要求受け付け時、前記実行クライアントモジ
    ュール格納手段に格納されているクライアントモジュー
    ルの版数と前記実行サーバモジュール格納手段に格納さ
    れているサーバモジュールの版数とが一致している場合
    は、前記実行クライアントモジュール格納手段に格納さ
    れているクライアントモジュールを前記第2のメモリに
    展開して実行を開始させ、不一致の場合は、前記最新モ
    ジュール格納手段に格納されているクライアントモジュ
    ール及び該クライアントモジュールの版数を前記実行ク
    ライアントモジュール格納手段に複写した後、前記実行
    クライアントモジュール格納手段に複写したクライアン
    トモジュールを前記第2のメモリに展開して実行を開始
    させるクライアントモジュール版管理手段とを備えたこ
    とを特徴とする分散トランザクションシステムの実行モ
    ジュール管理方式。
  2. 【請求項2】 一定時間毎に前記クライアントモジュー
    ル版管理手段を起動するタイマ管理手段を備え、 前記クライアントモジュール版管理手段は、前記タイマ
    管理手段から起動されることにより、前記実行サーバモ
    ジュール格納手段に格納されているサーバモジュールの
    版数と前記実行クライアントモジュール格納手段に格納
    されているクライアントモジュールの版数とが不一致の
    場合は、前記最新モジュール格納手段に格納されている
    クライアントモジュール及び該クライアントモジュール
    の版数を前記実行クライアントモジュール格納手段に複
    写することを特徴とする請求項1記載の分散トランザク
    ションシステムの実行モジュール管理方式。
  3. 【請求項3】 前記最新モジュール格納手段に格納され
    ている最新の版数のサーバモジュールをより版数の新し
    い新規サーバモジュールに置換し、前記最新モジュール
    格納手段に格納されている最新の版数のクライアントモ
    ジュールを版数が前記新規サーバモジュールと同じ新規
    クライアントモジュールに置換し、前記最新モジュール
    格納手段に格納されているサーバモジュール及びクライ
    アントモジュールの版数を前記新規サーバモジュール及
    び前記新規クライアントモジュールの版数に置換する置
    換手段を備え、 前記サーバモジュール版管理手段は、前記置換手段が置
    換を行なうことにより、前記実行サーバモジュール格納
    手段に格納されているサーバモジュールの版数と前記最
    新モジュール格納手段に格納されているサーバモジュー
    ルの版数とが不一致の場合は、前記最新モジュール格納
    手段に格納されているサーバモジュール及び該サーバモ
    ジュールの版数を前記実行サーバモジュール格納手段に
    複写し、前記クライアントモジュール版管理手段は、前
    記置換手段が置換を行なうことにより、前記実行クライ
    アントモジュール格納手段に格納されているクライアン
    トモジュールの版数と前記実行サーバモジュール格納手
    段に格納されているサーバモジュールの版数とが不一致
    の場合は、前記最新モジュール格納手段に格納されてい
    るクライアントモジュール及び該クライアントモジュー
    ルの版数を前記実行クライアントモジュール格納手段に
    複写することを特徴とする請求項1記載の分散トランザ
    クションシステムの実行モジュール管理方式。
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