JP4361819B2 - バージョンアップ制御プログラム、バージョンアップ制御方法、地域センタ装置、およびサービス提供システム - Google Patents

バージョンアップ制御プログラム、バージョンアップ制御方法、地域センタ装置、およびサービス提供システム Download PDF

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本発明は、コンピュータを用いてデータ処理サービスを提供する場所(以下、データセンタという)において共通して使用されるプログラムのバージョンアップ制御技術に関する。特に、各データセンタにおいて、あるサービスのために使用されるプログラムに新バージョンのプログラムがある場合に、ユーザごとに定めた新バージョンプログラムの試用条件にしたがって、新バージョンプログラムの試用またはプログラムのバージョンアップの制御を行えるバージョンアップ制御技術に関する。
同様の業務に対するデータ処理などのサービスを行う複数のデータセンタがそれぞれ別個に設置されることがある。例えば、地方自治体の申請業務や入札業務などはどの自治体においても業務内容が類似しているが、このような業務のアウトソーシングのためにデータセンタを設置する場合には、その地域産業の育成、地域の雇用促進、近隣に設置することによる障害対応時間の短縮化などの理由により、各自治体の地域内への設置が要求されることが多い。
このことは、自治体の電子申請業務などのように共通性の高いフロント業務に関して同一のプログラムを利用してデータ処理のサービスを提供する場合であっても、例えば自治体向けのデータセンタごとに個別にプログラムを導入しなければならないことを意味する。そのため、導入されたプログラムのバージョンアップの際にはデータセンタごとに作業を行う必要がある。
このように、同一のプログラムが別個に設定された複数のデータセンタに導入されているような環境下でネットワークによるプログラムのバージョンアップを自動的に行う技術として、オンライン計算機ネットワーク装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の技術は、ホスト計算機が新しいバージョンのプログラムを記憶しておき、分散処理計算機やインテリジェント端末からのバージョンアップの要否の照会があった場合に、その照会元である計算機や端末へ新バージョンのプログラムを伝送し、計算機や端末側で旧バージョンから新バージョンへの交換を行うようにするものである。
特開昭63−280369号公報
しかし、前記のような地方自治体の業務に関するデータ処理を行うサービスセンタでは、データセンタのユーザである自治体ごとに業務の運用方針や運用環境が相違するため、データセンタで使用するプログラムのバージョンアップを一斉に行えることは実際にはほとんどなく、また、バージョンアップに対するユーザの要求もさまざまである。例えば、あるサービスについて新バージョンプログラムを直ちに試用したいユーザ、一定の処理経過を観察してから新バージョンプログラムを試用したいユーザなどさまざまである。
新バージョンプログラムの試用の可否や新バージョンプログラムへの移行期間の設定などは、ユーザとの契約条件などにもとづいてユーザの事情に委ねられることが望ましい。そのため、データセンタごとに、そのデータセンタを利用するユーザの試用条件、個別の状況などに対応したバージョンアップ制御が必要となっている。
特に、新バージョンを試用するユーザと現行のバージョンを使用するユーザとに対応できるように、新旧バージョンのバージョンの併用が可能となるようなバージョンアップ制御が必要とされている。しかし、現行プログラムと新バージョンプログラムとを併用して実行できるようにするためには、バージョンごとのシステム構成が必要となり設備および処理コストが増大する。
また、近年ではユーザに24時間サービスを提供する運用方針のデータセンタもあり、ユーザに対するサービスを停止することなくバージョンアップ作業を行えるようなバージョンアップ制御が必要となっている。しかし、従来のような単純なバージョンアップ処理を行うとすれば、新旧のバージョンのプログラムを併用しない限り、サービスを停止しなければならない期間が生じる。
本発明の目的は、あるサービスを提供する複数のデータセンタにおいて共通して使用されるプログラムのバージョンアップ制御において、データセンタごとに、各ユーザの新バージョンプログラムの試用条件に対応できるようなバージョンアップ制御装置としての機能をコンピュータによって実現させるためのプログラムおよびバージョンアップ制御方法を提供することである。
また本発明の目的は、あるサービスを提供する複数のデータセンタにおいて共通して使用されるプログラムのバージョンアップ制御において、データセンタごとに定めたバージョンアップの方針に対応して自動的にバージョンアップを行えるようなバージョンアップ制御装置としての機能をコンピュータによって実現させるためのプログラムおよびバージョンアップ制御方法を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、ユーザ端末に対するサービス提供用のプログラムを保持する統括センタ装置と、現行バージョンの前記プログラムを保持する地域センタ装置とを有するサービス提供システムにおける、該地域センタ装置を、前記ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが前記統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する判定手段と、前記判定手段において実行可であると判定された場合に、前記サービス要求を前記統括センタ装置に送信し、また、前記判定手段において実行否であると判定された場合に、前記現行バージョンのプログラムを実行するサービス実行手段として機能させるためのものである。
本発明にかかるプログラムがインストールされ実行されるコンピュータは、地域センタ装置として機能し、該地域センタ装置の判定手段が、ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する
一例として、ユーザ試用条件は、以下のように定義される
・サービス要求が、新バージョンプログラムへの接続情報をプログラム情報に登録した後であれば、直ちに新バージョンプログラムを試用する、
・サービス要求が、新バージョンプログラムへの接続情報をプログラム情報に登録した時から所定の期間経過後であれば、新バージョンプログラムを試用する、
・サービス要求に現行バージョンのプログラムを使用し、新バージョンプログラムは試用しない。
してサービス実行手段が、判定手段において実行可であると判定された場合に、そのサービス要求を統括センタ装置に送信し、また、判定手段において実行否であると判定された場合に、現行バージョンのプログラムを実行する。
このように、本発明によれば、ユーザからのサービス要求に対し、予めユーザごとに設定しておいたユーザ試用条件にしたがって、新バージョンプログラムまたは現行のプログラムのいずれかを選択してユーザにサービスを提供することができる。
この場合に、現行バージョンのプログラムが配布されている地域センタ装置には、ユーザ端末装置からのサービス要求を新バージョンプログラムを保持する統括センタ装置へ送信するだけでよく、新バージョンプログラムそのものを記憶し導入する必要がない。そのため、現行バージョンのプログラムおよび新バージョンプログラムの2つを併用して運用することによるコスト増大を防ぐことができる。
さらに、本発明は、前記地域センタ装置を、さらに、サービスの提供実績が、サービスの提供回数に占める新バージョンプログラムによる該サービスの提供の回数の割合により定義されるバージョンアップ条件を満たすか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段において、満たすと判定された場合にのみ、前記サービスに対応するプログラムの新バージョンプログラムへの更新要求を、前記統括センタ装置に対して送信する更新要求手段として機能させるためのものである。
本発明にかかるプログラムがインストールされ実行される地域センタ装置は、第2の判定手段が、「サービスの提供実績が、サービスの提供回数に占める新バージョンプログラムによる該サービスの提供の回数の割合によって定義される「バージョンアップ条件」を満たすか否かを判定する
一例として、バージョンアップ条件は、以下のように定義される
・あるサービスの全処理件数のうち新バージョンプログラムによる処理件数が、所定の割合に達した場合、
・あるサービスの新バージョンプログラムによる処理件数のうち正常処理件数が、所定の割合に達した場合、
・あるサービスの新バージョンプログラムによる処理件数のうち、操作取消件数が所定の割合を下回った場合。
そして、更新要求手段が、第2の判定手段においてこの「バージョンアップ条件」を満たすと判定された場合にのみ、そのサービスに対応するプログラムの新バージョンプログラムへの更新要求を、前記統括センタ装置に対して送信する
これにより、地域センタ装置は、既に記憶しているプログラムに対応する新バージョンプログラムを取得して更新することができ、ユーザ端末に対する以降のサービス提供を新バージョンプログラムにより行えるようにする
このように、本発明によれば、あるサービスを提供するプログラムのバージョンアップが、データセンタごとに設定されたバージョンアップポリシーにしたがって個別に行われるため、各データセンタの事情を反映したバージョンアップを自動的に行うことができる。
また、本発明は、他の態様において、ユーザ端末に対するサービス提供用のプログラムを保持する統括センタ装置と、現行バージョンの前記プログラムを保持する地域センタ装置とを有するサービス提供システムにおける、該地域センタ装置によって実行される方法であって、前記ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが前記統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて実行可であると判定された場合に、前記サービス要求を前記統括センタ装置に送信し、また、前記判定ステップにおいて実行否であると判定された場合に、前記現行バージョンのプログラムを実行するサービス実行ステップとを含むものである
さらに、本発明は、他の態様において、ユーザ端末に対するサービス提供用のプログラムを保持する統括センタ装置と、現行バージョンの前記プログラムを保持する地域センタ装置とを有するサービス提供システムであって、前記地域センタ装置が、前記ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが前記統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する判定手段と、前記判定手段において実行可であると判定された場合に、前記サービス要求を前記統括センタ装置に送信し、また、前記判定手段において実行否であると判定された場合に、前記現行バージョンのプログラムを実行するサービス実行手段とを備え、前記統括センタ装置が、前記地域センタ装置から前記サービス要求を受信した場合に、該サービス要求に対応する前記新バージョンプログラムを実行する手段を備えるものである
なお、前記地域センタ装置は、新バージョンプログラムの更新処理の開始前に、前記サービス実行手段が、前記サービス要求を前記統括センタ装置へ送信するようにしてもよい。これにより、前記地域センタ装置は、バージョンアップ処理実行中に、ユーザ端末からサービス要求があった場合でも、そのサービス要求を統括センタ装置へ中継することができ、サービスを停止することなくバージョンアップを行うことができる。
前述のように、本発明によれば、あるサービスを提供するためのプログラムの新バージョンプログラムが存在する場合に、ユーザごとに対応する試用条件にしたがって新バージョンプログラムを試用してサービスを提供することができる。これにより、ユーザごとに相違するサービス提供契約やバージョンアップ条件などにきめ細かく対応させたバージョンアップ制御を実現することができる。
また、本発明によれば、プログラムのバージョンアップは、各データセンタに対応させたバージョンアップポリシーにしたがって、データセンタごとに個別にかつ自動的に行うことができる。このため、各データセンタの事情を反映したバージョンアップ制御を実現することができる。
さらに、新バージョンプログラムが配布元に受け入れられたとしても、直ちにデータセンタに新バージョンプログラムそのものを記憶しておく必要がない。これにより、現行のプログラムおよび新バージョンプログラムによる併用運用に伴う処理やコストを負担することなく、併用運用によるサービスの提供を行えるバージョンアップ制御を実現することができる。
また、全てのデータセンタにおいて、配布元に新バージョンプログラムが受け入れられてから一定期間が経過するまで新バージョンプログラムを取得しないとするバージョンアップポリシーを設定した場合に、配布元での受け入れられた新バージョンプログラムを一定期間試用することにより不具合が見つかったときでも、配布元に保管された新バージョンプログラムのみを修正または交換すればよいため、バージョンアップ直後に生じやすいバグ修正作業や調整作業などの負担を軽減できるバージョンアップ制御を実現することができる。
さらに、本発明によれば、新バージョンプログラムの取得開始前に現行のプログラムへの接続情報を配布元に変更しておき、ユーザからサービス要求を受け付けた場合に、サービス要求を配布元へ中継してサービスを提供することができる。これにより、バージョンアップ実行中であってもサービスを停止しないバージョンアップ制御を実現することができる。
図1に、一実施の形態において、本発明を実現する処理手段のブロック構成例を示す。
統括センタ1は、ユーザに所定のサービスを提供するためのプログラムおよびその新バージョンプログラムをマスタとして登録し、これらのプログラムのプログラム情報を複数の地域センタ2へ配布することで、地域センタ2から中継されたサービス要求に対して新バージョンプログラムによるサービスを実行するコンピュータシステムである。
地域センタ2は、ユーザ端末3からのサービス要求に対して、統括センタ1から配布されたプログラムによるサービスを実行し、またはサービス要求を統括センタ1へ中継し、または所定のバージョンアップポリシーにもとづいてプログラムのバージョンアップを行うコンピュータシステムである。
ユーザ端末3は、所定のサービスの提供を受けるために地域センタ2へサービス要求を送信するユーザのコンピュータ端末である。
統括センタ1および地域センタ2はネットワーク4を通じて、また地域センタ2およびユーザ端末3はネットワーク5を通じて、それぞれ接続してデータ通信を行うことができる。ここで、ネットワーク4およびネットワーク5はインターネット、イントラネット、専用回線網であってよいが、ネットワーク5はインターネットが望ましい。
統括センタ1は、プログラム情報管理手段11、サービス実行手段12、プログラム情報記憶手段13、プログラム配布先記憶手段14、およびプログラム記憶手段15を備える。
プログラム情報管理手段11は、他のシステムからの送信または管理者の入力操作によって、所定のサービスを行うプログラムに対する新バージョンプログラムを受け入れると、新バージョンプログラムをサービス実行手段12へ渡し、新バージョンプログラムへの接続情報を含むプログラム情報を作成してプログラム情報記憶手段13に登録し、予め記憶されたプログラム配布先記憶手段14のプログラム配布先情報をもとに該当する地域センタ2へプログラム情報を配布する処理手段である。なお、プログラム情報管理手段11は、所定のサービスを行うためにプログラムそのものを新たにを受け入れた場合(バージョン1の場合)には、前記と同様の処理により、そのプログラムをサービス実行手段12へ渡し、プログラムへの接続情報を含むプログラム情報を所定の地域センタ2へ配布する。
図2に、プログラム情報の例を示す。プログラム情報は、サービス名、バージョン、登録日、および接続情報から構成される。サービス名はプログラムが実行されることにより提供されるサービスを識別する情報、バージョンはそのサービスのためのプログラムのバージョンを識別する情報、登録日はプログラム情報を登録もしくは更新した日付情報である。接続情報は、そのプログラムによるサービスを実行するサーバやサイトへ接続するための情報である。
図3に、プログラム配布先情報の例を示す。プログラム配布先情報には、サービスごとに、プログラム情報を配布する地域センタ2が設定される。例えば、サービスXのプログラム情報は、地域aの地域センタ2、地域bの地域センタ2、…、へそれぞれ配布されるように設定される。
サービス実行手段12は、プログラム情報管理手段11が受け入れた新バージョンプログラムをプログラム記憶手段15に格納し、ユーザのサービス要求に対してプログラム記憶手段15に格納された該当サービスのためのプログラムまたはその新バージョンプログラムを実行する処理手段である。また、サービス実行手段12は、プログラムまたは新バージョンプログラムを実行するたびに、その処理状況に関するデータである利用実績16を収集する。
プログラム記憶手段15は、あるサービスのためのプログラムおよびその新バージョンプログラムを格納する手段である。
地域センタ2は、プログラム情報管理手段21、試用条件判定・要求中継手段22、利用実績取得手段23、バージョンアップ判定手段24、プログラム情報記憶手段25、ユーザ試用条件記憶手段26、バージョンアップポリシー記憶手段27、プログラム記憶手段28およびサービス実行手段29を備える。
プログラム情報管理手段21は、統括センタ1から配布されたプログラムのプログラム情報および新バージョンプログラムのプログラム情報をプログラム情報記憶手段25へ登録し、プログラム情報を更新する処理手段である。また、プログラム情報管理手段21は、バージョンアップ判定手段24からバージョンアップ実行要求を受け付けると、バージョンアップに該当するプログラムへの接続情報(プログラム情報)を地域センタ2から統括センタ1へ書き換え、現行バージョンを統括センタ1で代替サービスさせ、総括センタ1から新バージョンプログラムを取得してサービス実行手段29へ渡し、新バージョンプログラムへの接続情報(プログラム情報)を統括センタ1から地域センタ2へ書き換える。
試用条件判定・要求中継手段22は、ユーザ端末3からサービス要求を受け付けると、ユーザ試用条件記憶手段26に予め格納されたユーザ試用条件を参照してサービス要求がユーザ試用条件に合致するか否かを判定し、サービス要求がユーザ試用条件に合致する場合にはプログラム情報記憶手段25に登録された新バージョンプログラムのプログラム情報に含まれる接続情報にもとづいて統括センタ1へサービス要求を送信してサービス実行手段12とユーザ端末3とのサービスを中継し、サービス要求がユーザ試用条件に合致しない場合には現行のプログラムのプログラム情報に含まれる接続情報にもとづいてサービス実行手段29へサービス要求を送信し、サービス実行手段29とユーザ端末3とのサービスを中継する処理手段である。
図4に、ユーザ試用条件の例を示す。ユーザ試用条件は、ユーザごとに、新バージョンプログラムを試用する条件を定めるパターンおよび試用を待機する期間を定める日数パラメタが設定される。パターンとしては、例えば以下のような条件を示すものが設定される。
・パターン1:サービス要求の日付が新バージョンプログラムの登録日後であれば、サービス要求を統括センタ1へ中継する、
・パターン2:サービス要求の日付が新バージョンプログラムの登録日後日数パラメタに定める期間の経過後であれば、サービス要求を統括センタ1へ中継する、
・パターン3:サービス要求を地域センタ2のサービス実行手段29へ中継する。
利用実績取得手段23は、現行バージョンプログラムによる実際の処理の状況に関するデータである利用実績210をサービス実行手段29から、新バージョンプログラムによる実際の処理の状況に関するデータである利用実績16を総括センタ1から、それぞれ取得する処理手段である。
図5に、利用実績の例を示す。現行バージョンプログラムの利用実績210と新バージョンプログラムの利用実績16は同一の形式で記録される。図5に示す例は利用実績16のものであり、統括センタ1で新バージョンプログラムを実行した実績が次に述べる項目で管理されている。サービス要求を中継した地域センタ2を示す依頼元、サービス要求を依頼したユーザ名、利用したサービス名、処理に使用されたプログラムのバージョンを示すバージョン、処理を実行したセンタを示す実行センタ名、処理日時、処理の内容を示す処理名、処理結果を示すフラグを設定する結果などから構成される。結果に示されるフラグは、例えば、正常処理=1、処理操作中の取消終了=−1、その他=0とする。
図6に示す利用実績集計211は、利用実績取得手段23により、利用実績16、利用実績210から収集された利用実績を集計したものである。利用実績集計211は、利用実績16および210とほぼ同様の構成であり、所定の期間経過後または契機に、統括センタ1で記憶される利用実績16のうち依頼元である地域センタ2が中継したサービス要求に関連するものと地域センタ2で処理したサービス要求を記憶する利用実績210の内容が格納されていく様子を示している。
バージョンアップ判定手段24は、バージョンアップポリシー記憶手段27に予め格納されたバージョンアップポリシーにもとづいて、利用実績210および利用実績16がバージョンアップポリシーを満たすか否かを判定し、利用実績がバージョンアップポリシーを満たす場合に、プログラム情報管理手段21に対しバージョンアップ実行を要求する処理手段である。バージョンアップ判定手段24は、利用実績210および利用実績16から、例えば該当するサービスの全処理件数を示す全処理件数Ntotal、新バージョンプログラムによる処理件数を示す新バージョン処理件数Nnew、新バージョンプログラムによる処理において正常に処理を終了した件数を示す新バージョン正常処理件数Ncomplete、新バージョンプログラムによる処理において途中で操作を取り消した件数を示す新バージョン操作取消件数Ncancelなどを算出し、これらの数値がバージョンアップポリシーを満たすか否かを判定する。
図7に、バージョンアップポリシーの例を示す。バージョンアップポリシーは、バージョンアップを行うために新バージョンプログラムを取得する条件を定めた情報である。例えば以下のような条件を定めておき、いずれかの条件を満たす場合はバージョンアップが実行されるようにする。
1)新バージョン処理率Rnew(=新バージョン処理件数Nnew/全処理件数Ntotal)が0.75以上、
2)新バージョン正常処理率Rcomplete(=新バージョン正常処理件数Ncomplete/新バージョン処理件数Nnew)が0.85以上、
3)新バージョン操作取消率Rcancel(=新バージョン操作取消件数Ncancel/新バージョン処理件数Nnew)が0.05以下。
サービス実行手段29は、プログラム情報管理手段21から渡されるプログラムまたは新バージョンプログラムをプログラム記憶手段28に格納を行い、ユーザのサービス要求を受け付けると、プログラム記憶手段28に格納しておいた該当するサービスを提供することで新バージョンプログラムを実行する処理手段である。
次に、図8を用いて本発明の処理を説明する。
統括センタ1のプログラム記憶手段15および地域センタ2のプログラム記憶手段28には、所定のサービスXのための現行のプログラムP1が格納され、プログラム情報記憶手段13およびプログラム情報記憶手段25には、プログラムP1のプログラム情報I1として、プログラムP1への接続情報(地域センタ2)が設定されたものがすでに登録されているとする。
[新バージョンプログラム登録処理]
新バージョンプログラム登録処理の流れは、図8において(a)の矢印により示す。
まず、統括センタ1のプログラム情報管理手段11は、外部の開発センタから所定のサービスXを行うプログラムP1についての新バージョンプログラムP2(プログラムP2)を受け取ると、受け取ったプログラムP2をサービス実行手段12に渡し、プログラムP2への接続情報として統括センタ1を設定したプログラム情報I2を作成してプログラム情報記憶手段13に登録する。さらに、プログラム情報管理手段11は、プログラム配布先記憶手段14に記憶されたサービスXのプログラム配布先情報を参照して該当する地域センタ2のプログラム情報管理手段21へプログラムP2のプログラム情報I2を送信する。サービス実行手段12は、プログラムP2をプログラム記憶手段15に格納する。
地域センタ2のプログラム情報管理手段21は、統括センタ1から受信したプログラムP2のプログラム情報I2をプログラム情報記憶手段25へ登録する。
[新バージョン試用判定処理およびサービス中継処理]
新バージョン試用判定処理およびサービス中継処理の流れは、図8において(b)および(b’)の矢印により示す。
地域センタ2の試用条件判定・要求中継手段22は、ユーザ端末3からサービスXのサービス要求を受け付けると、プログラム情報記憶手段25を参照してプログラム情報I2が登録されているか否かを調べ、プログラム情報I2がある場合には、ユーザ試用条件記憶手段26の該当ユーザのユーザ試用条件を参照して、このサービス要求がユーザ試用条件に合致するか否かを判定する。
そして、サービス要求がユーザ試用条件に合致すれば、受け付けたサービス要求を統括センタ1(サービス実行手段12)へ送信し、サービス実行手段12とユーザ端末3との間でサービスXの中継を行う。統括センタ1では、サービス実行手段12がプログラムP2を使用してサービスXを実行する。一方、サービス要求がユーザ試用条件に合致しなければ、受け付けたサービス要求を地域センタ2のサービス実行手段29へ送信し、サービス実行手段29とユーザ端末3との間でサービスXの中継を行う。サービス実行手段29は、プログラムP1を使用してサービスXを実行する。
さらに、サービス実行手段12およびサービス実行手段29は、プログラムP2およびプログラムP1の実行のたびに、それぞれの処理について利用実績210および利用実績16を収集しておく。
なお、試用条件判定・要求中継手段22は、統括センタ1またはサービス実行手段29へユーザ端末3からのサービス要求を中継するだけで、以降のサービスXに関するデータのやりとりは、サービス実行手段12もしくはサービス実行手段29とユーザ端末3との間で直接行うようにしてもよい。
[バージョンアップ判定処理]
バージョンアップ判定処理の流れは、図8において(c)の矢印により示す。
利用実績取得手段23は、所定の期間経過または契機ごとに、プログラムP1の利用実績210をサービス実行手段29から、プログラムP2の利用実績16をサービス実行手段12から取得し、利用実績集計211として、バージョンアップ判定手段24に渡す。バージョンアップ判定手段24は、この利用実績の集計から判定処理に用いる所定の数値を算出し、バージョンアップポリシー記憶手段27に記憶されたサービスXのバージョンアップポリシーを参照して、算出した数値がバージョンアップポリシーの条件を満たすか否かを判定する。算出した数値が条件を満たす場合には、プログラム情報管理手段21に、バージョンアップ実行を要求する。
[バージョンアップ処理]
バージョンアップ処理の流れは、図8において(d)の矢印により示す。
プログラム情報管理手段21は、バージョンアップ実行要求を受け付けると、プログラム情報記憶手段25に格納されているプログラム情報I1の接続情報を地域センタ2から統括センタ1へ書き換える。その後、プログラム情報I2の接続情報を参照して統括センタ1からプログラムP2を取得し、プログラムP2をサービス実行手段29へ渡す。サービス実行手段29は、プログラムP2をプログラム記憶手段28に格納してプログラムP1と置き換える。なお、サービス実行手段29は、プログラムP2への置き換え後にプログラム記憶手段28に格納されたプログラムP1を削除するようにしてもよい。プログラム情報管理手段21は、バージョンアップ処理の完了後に、プログラム情報I2の接続情報を統括センタ1から地域センタ2へ書き換える。
このようにバージョンアップ実行において、プログラム情報管理手段21によりプログラム情報I1の接続情報が統括センタ1へ書き換えられることにより、バージョンアップ実行中にユーザ端末3からサービスXのサービス要求があっても、統括センタ1のサービス実行手段12によりサービスが提供されることになる。
図9〜図17を用いて、本発明のより具体的な実施例を説明する。
図9は、本発明をWebサービスとして実現した場合の構成例を示す図である。Webサービスとは、インターネットを使用したアプリケーション連携技術の一つであって、アプリケーションから他のウェブサイト上のアプリケーションを自動的に呼び出して利用できるようにするサービスである。
図9において、統括センタ1のプログラム管理サーバ110は図1に示すプログラム情報管理手段11に、試用サーバ120はサービス実行手段12に相当する処理手段である。地域センタ2のプログラム管理エージェント200は、図1に示すプログラム情報管理手段21と利用実績取得手段23とバージョンアップ判定手段24の機能を備える処理手段に、ポータルサーバ220は試用条件判定・要求中継手段22に、アプリサーバ290はサービス実行手段29に、それぞれ相当する処理手段である。図9に示す各記憶手段は、図1に示す同一の番号が付与された記憶手段にそれぞれ相当する。
図10は、新バージョンプログラム登録処理の処理フロー図である。
プログラム管理サーバ110および試用サーバ120は、サービスXを実現するプログラムP1の新バージョンプログラムP2(プログラムP2)の受け入れ処理を行う(ステップS10)。プログラム管理サーバ110は、リモートインストーラ、インストール操作などによりプログラムP2を受け取ると、プログラムP2を試用サーバ120へ渡す。試用サーバ120は、プログラムP2をプログラム記憶手段15にインストールする。
プログラム管理サーバ110は、プログラムP2のサービス名、バージョンなどを入力し(ステップS11)、当日の日付を登録日とし(ステップS12)、プログラムP2への接続情報(バインド情報)の提供サイトに統括センタ1を設定し(ステップS13)、これらのデータをもとにプログラムP2のプログラム情報I2を生成し(ステップS14)、プログラム情報I2をプログラム情報記憶手段13に登録する(ステップS15)。さらに、該当するサービスXの配布先へプログラム情報I2の送信処理を行う(ステップS16)。
図11は、ステップS16に示すプログラム情報送信処理の処理フロー図である。プログラム管理サーバ110は、プログラム配布先記憶手段14のプログラム配布先情報から該当するサービスXの配布先リストを作成し(ステップS20)、1件目の配布先を得て(ステップS21)、該当サイトである地域センタ2のプログラム管理エージェント200に接続し(ステップS22)、プログラム情報I2を送信し(ステップS23)、プログラム管理エージェント200との接続を解放する(ステップS24)。そして、配布先リスト全てを処理したかどうかを調べて(ステップS25)、配布先リストの全てを処理していなければ配布先リストから次の配布先を得て(ステップS26)、ステップS22〜ステップS24の処理を繰り返す。配布先リストの全てを処理していれば処理を終了する。
地域センタ2のプログラム管理エージェント200は、プログラム管理サーバ110からの要求により接続を確立し(ステップS27)、プログラム情報I2を受信し(ステップS28)、プログラム情報I2をプログラム情報記憶手段25に登録し(ステップS29)、接続を解放する(ステップS210)。
図12および図13は、新バージョン試用判定処理およびサービス中継処理の処理フロー図である。地域センタ2のポータルサーバ220は、ユーザ端末3からサービス要求を受け付けると(ステップS30)、プログラム情報記憶手段25から該当サービス(サービスX)のプログラム情報を得て、接続情報が自センタ(地域センタ2)のものの中から自センタのバージョンの最大値を算出し(ステップS31)、さらに接続情報が統括センタ1のものの中から統括センタ1のバージョンの最大値を算出する(ステップS32)。自センタ(地域センタ2)のバージョンの最大値と統括センタ1のバージョンの最大値とを比べて(ステップS33)、自センタ(地域センタ2)のバージョンの最大値が統括センタ1のバージョンの最大値より小さければ(自センタのバージョン<統括センタのバージョン)、ユーザ試用条件記憶手段26から該当するユーザ試用条件を取得し(ステップS34)、ユーザ試用条件が「パターン1(すぐ試用する)」であれば(ステップS35)、ステップS311の処理へジャンプする。またユーザ試用条件が「パターン3(試用しない)」であれば(ステップS36)、ステップS313の処理へジャンプする。
また、ユーザ試用条件が「パターン2(所定期間経過後であれば試用する)」であれば(ステップS37)、現在の日付を算出し(ステップS38)、プログラム情報記憶手段25に格納されている新バージョンのプログラム情報I2から登録日を取得する(ステップS39)。そして、ユーザ試用条件の日数パラメタを新バージョン(プログラムP2)の登録日から現在の日付までの期間と比べて(ステップS310)、現在の日付と新バージョン(プログラムP2)の登録日との期間が日数パラメタを超えていれば(日数パラメタ<現在日付−登録日付)、ステップS311の処理へ進む。なお、現在の日付と新バージョン(プログラムP2)の登録日との期間が日数パラメタを超えていない場合には(日数パラメタ≧現在日付−登録日付)、ステップS313の処理へ進む。
ステップS311の処理では、ポータルサーバ220は、統括センタ1の試用サーバ120へ、地域センタ名、ユーザ名、サービス名を含むサービス要求を行い、試用サーバ120とユーザ端末3とのサービス中継処理を行う(ステップS312)。サービス中継処理において、試用サーバ120は、サービス要求を受信すると、プログラム記憶手段15のプログラムP2を実行し、ポータルサーバ220を介してサービスXをユーザ端末3へ提供し、プログラムP2の処理の利用実績16を取得する。ポータルサーバ220は、サービスが終了するまで中継処理を行う。
また、ステップS313の処理では、地域センタ2のアプリサーバ290へサービス要求を行い、アプリサーバ290とユーザ端末3とのサービス中継処理を行う(ステップS314)。サービス中継処理において、アプリサーバ290は、サービス要求を受け取ると、プログラム記憶手段28のプログラムP1を実行し、ポータルサーバ220を介してサービスXをユーザ端末3へ提供し、プログラムP1の処理の利用実績210を取得する。ポータルサーバ220は、サービスが終了するまで中継処理を行う。
図14は、利用実績取得処理の処理フロー図である。プログラム管理エージェント200は、設定処理として、タイマを0に設定し(ステップS40)、プログラム情報記憶手段25に含まれる前回の利用実績収集終了日時を利用実績収集開始日時に設定し(ステップS401)、現在の日時を利用実績収集終了日時に設定する(ステップS402)ことで利用実績の範囲を特定するための収集期間を設定する。なお、プログラム情報記憶手段25に含まれる前回の利用実績収集終了日時には、地域センタ設置時に、0年0月0日0時0分が設定されているものとする。これらの設定処理を完了した後、プログラム情報記憶手段25から1つ目のプログラム情報を取得し(ステップS41)、該当するサーバ(試用サーバ120およびアプリサーバ290)との接続を要求して(ステップS42)、利用実績収集開始日時より大きく,利用実績収集終了日時より小さい範囲で,この地域センタが中継したサービスを条件に指定し、サーバから利用実績16および利用実績210を取得する(ステップS43)。利用実績取得のサービスが終了すると(ステップS44)、全てのプログラム情報を処理したか否かを調べ(ステップS45)、全てのプログラム情報を処理していなければ、次のプログラム情報を取得して(ステップS46)、ステップS42〜ステップS44の処理を繰り返す。全てのプログラム情報を処理していれば、利用実績収集終了日時をプログラム情報記憶手段25に保存し(ステップS451)、タイマの時間が所定の待機時間を超える(タイマ>待機時間)まで(ステップS47)、一定時間待機して(ステップS48)、待機時間経過後にステップS40の処理へ戻る。
なお、試用サーバ120またはアプリサーバ290では、プログラム管理エージェント200からの接続要求を受け付けると、収集しておいた利用実績16または利用実績210の中から、利用実績収集開始日時より大きく,利用実績収集終了日時より小さい範囲で,要求元の地域センタが中継したサービスに該当するものをプログラム管理エージェント200へ送信し、接続を解放する。
図15は、バージョンアップ判定処理およびバージョンアップ処理の処理フロー図である。プログラム管理エージェント200は、タイマを0に設定し(ステップS50)、プログラム情報記憶手段25から該当サービス(サービスX)のプログラム情報を得て、接続情報が自センタ(地域センタ2)のものの中から自センタのバージョンの最大値を算出し(ステップS51)、さらに接続情報が統括センタ1のものの中から統括センタ1のバージョンの最大値を算出する(ステップS52)。自センタ(地域センタ2)のバージョンの最大値と統括センタ1のバージョンの最大値とを比べて(ステップS53)、自センタ(地域センタ2)のバージョンの最大値が統括センタ1のバージョンの最大値より小さければ(自センタのバージョン<統括センタのバージョン)、バージョンアップ判定処理を行う(ステップS54)。バージョンアップ判定処理の結果が「実行」であれば(ステップS55)、プログラム管理エージェント200によりバージョンアップ処理を行い(ステップS56)、タイマの時間が所定の待機時間を超える(タイマ>待機時間)まで(ステップS57)、一定時間待機して(ステップS58)、待機時間経過後にステップS50の処理へ戻る。
図16は、ステップS54のバージョンアップ判定処理の処理フロー図である。プログラム管理エージェント200は、バージョンアップポリシー記憶手段27から該当するサービスXのバージョンアップポリシーを取得する(ステップS60)。バージョンアップポリシーとして、新バージョン処理率Rnew、新バージョン正常処理率Rcomplete、新バージョン操作取消率Rcancelについて所定の閾値が定められているとする。
プログラム管理エージェント200は、利用実績集計211をもとに新バージョン処理件数Nnew(プログラムP2による処理件数)を算出し(ステップS61)、利用実績16および利用実績210をもとにサービスXの全処理件数Ntotal(プログラムP1およびプログラムP2による処理件数)を算出し(ステップS62)、利用実績16をもとに新バージョンでの正常処理件数Ncomplete(プログラムP2の処理のうち処理結果=1の処理件数)を算出し(ステップS63)、利用実績16をもとに新バージョンでの操作中取消件数Ncancel(プログラムP2の処理のうち処理結果=−1の処理件数)を算出する(ステップS64)。
そして、全処理件数Ntotalにおける新バージョン処理件数Nnewの割合が所定の新バージョン処理率Rnew以上であるか否か(Nnew/Ntotal≧Rnew)を調べる(ステップS65)。全処理件数Ntotalにおける新バージョン処理件数Nnewの割合が所定の新バージョン処理率Rnew以上であれば、さらに、新バージョン処理件数Nnewにおける新バージョンでの正常処理件数Ncompleteの割合が所定の新バージョン正常処理率Rcomplete以上であるか否か(Ncomplete/Nnew≧Rcomplete)を調べる(ステップS66)。
そして、新バージョン処理件数Nnewにおける新バージョンでの正常処理件数Ncompleteの割合が所定の新バージョン正常処理率Rcomplete以上であれば、さらに、新バージョン処理件数Nnewにおける新バージョンでの操作中取消件数Ncancelの割合が所定の新バージョン操作取消率Rcancel以下であれるか否か(Ncancel/Nnew≦Rcancel)を調べる(ステップS67)。新バージョン処理件数Nnewにおける新バージョンでの操作中取消件数Ncancelの割合が所定の新バージョン操作取消率Rcancel以下であれば、判定結果を「実行」とする(ステップS68)。
図17は、ステップS56のバージョンアップ処理の処理フロー図である。
プログラム管理エージェント200は、プログラム情報記憶手段25の現行バージョンのプログラム情報I1のバインド情報(提供サイト)を統括センタ1に書き換え(ステップS70)、統括センタ1に接続して(ステップS71)、統括センタ1から新バージョンのプログラムP2(複製データ)を受信し(ステップS72)、接続を解放する(ステップS73)。そして、アプリサーバ290を介して、新バージョン(プログラムP2)をプログラム記憶手段28に格納して、現行バージョン(プログラムP1)を削除する(ステップS74)。また、プログラム管理エージェント200は、新バージョンのプログラム情報I2のバインド情報(提供サイト)を自センタ(地域センタ)に書き換る(ステップS75)。
統括センタ1のプログラム管理サーバ110は、プログラム管理エージェント200からの要求(ステップS71の処理)により接続を確立して、プログラム記憶手段15の新バージョン(プログラムP2)の複製データをプログラム管理エージェント200へ送信して、接続を解放する。
以上、本発明をその実施の形態により説明したが、本発明はその主旨の範囲において種々の変形が可能であることは当然である。また、本発明は、コンピュータにより読み取られ実行されるプログラムとして実施するものとして説明したが、本発明を実現するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な、可搬媒体メモリ、半導体メモリ、ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、または、通信インタフェースを介して種々の通信網を利用した送受信により提供されるものである。
本発明の形態および実施例の特徴を列記すると以下のとおりである。
(付記1) ユーザに所定のサービスを提供するためのプログラムを保管し配布する配布元から、前記サービスを提供する複数の場所に配布されるプログラムのバージョンアップを制御する装置を、コンピュータにより実現させるためのプログラムであって、
前記プログラムの新バージョンプログラムをマスタ登録するプログラム記憶手段と、
前記プログラムの現行バージョンプログラムおよび新バージョンプログラムへの接続情報を記憶するプログラム情報記憶手段と、
ユーザのサービス要求について前記新バージョンプログラムを試用する条件を定めたユーザ試用条件を記憶するユーザ試用条件記憶手段と、
前記配布元から前記新バージョンプログラムへの接続情報が通知されると、前記プログラム情報記憶手段に前記新バージョンプログラムの接続情報を登録するプログラム情報管理手段と、
ユーザのサービス要求を受け付けると、前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致するか否かを判定する試用条件判定手段と、
前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致した場合に前記新バージョンプログラムの接続情報にもとづいて前記サービス要求を中継し、または前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致しない場合に前記現行バージョンプログラムの接続情報にもとづいて前記サービス要求を中継するサービス要求中継手段とを備える制御装置を、
コンピュータにより実現させるためのバージョンアップ制御プログラム。
(付記2) ユーザに所定のサービスを提供するためのプログラムを保管し配布する配布元から、前記サービスを提供する複数の場所に配布されるプログラムのバージョンアップを制御する装置を、コンピュータにより実現させるためのプログラムであって、
配布元から送信されたプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
前記プログラムの現行バージョンプログラムおよび新バージョンプログラムへの接続情報を記憶するプログラム情報記憶手段と、
前記新バージョンプログラムを取得する条件を定めたバージョンアップポリシーを記憶するバージョンアップポリシー記憶手段と、
前記配布元から前記新バージョンプログラムの接続情報が通知されると、前記プログラム情報記憶手段に前記新バージョンプログラムの接続情報を登録するプログラム情報管理手段と、
前記プログラムの現行バージョンプログラムもしくは新バージョンプログラムの実際の処理状況を示す利用実績を取得する利用実績取得手段と、
前記利用実績および前記バージョンアップポリシーを参照して、前記利用実績が前記バージョンアップポリシーを満たすか否かを判定するバージョンアップ判定手段と、
前記利用実績が前記バージョンアップポリシーを満たす場合に、前記新バージョンプログラムの接続情報をもとに前記新バージョンプログラムを取得するバージョンアップ実行手段とを備える制御装置を、
コンピュータにより実現させるためのバージョンアップ制御プログラム。
(付記3) 前記付記2記載のバージョンアップ制御プログラムにおいて、
前記バージョンアップ実行手段による前記新バージョンプログラムの取得開始前に、前記現行バージョンプログラムへの接続情報の設定を前記配布元に変更し、前記サービス要求を受け付けた場合に前記サービス要求を前記配布元へ中継するサービス要求中継手段を備える制御装置を、
コンピュータにより実現させるためのバージョンアップ制御プログラム。
(付記4) ユーザに所定のサービスを提供するためのプログラムを保管し配布する配布元から、前記サービスを提供する複数の場所に配布されるプログラムのバージョンアップを制御する方法であって、
前記プログラムの新バージョンプログラムをマスタ登録するプログラム記憶手段と、前記プログラムの現行バージョンプログラムおよび新バージョンプログラムへの接続情報を記憶するプログラム情報記憶手段と、ユーザのサービス要求について前記新バージョンプログラムを試用する条件を定めたユーザ試用条件を記憶するユーザ試用条件記憶手段とを備えて、
前記配布元から前記新バージョンプログラムへの接続情報が通知されると、前記プログラム情報を記憶する手段に前記新バージョンプログラムの接続情報を登録し、
ユーザのサービス要求を受け付けると、前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致するか否かを判定し、
前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致した場合に前記新バージョンプログラムの接続情報にもとづいて前記サービス要求を中継し、または前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致しない場合に前記現行バージョンプログラムの接続情報にもとづいて前記サービス要求を中継する、
バージョンアップ制御方法。
(付記5) ユーザに所定のサービスを提供するためのプログラムを保管し配布する配布元から、前記サービスを提供する複数の場所に配布されるプログラムのバージョンアップを制御する方法であって、
配布元から送信されたプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
前記プログラムの現行バージョンプログラムおよび新バージョンプログラムへの接続情報を記憶するプログラム情報記憶手段と、前記新バージョンプログラムを取得する条件を定めたバージョンアップポリシーを記憶するバージョンアップポリシー記憶手段とを備えて、
前記配布元から前記新バージョンプログラムの接続情報が通知されると、前記プログラム情報記憶手段に前記新バージョンプログラムの接続情報を登録し、
前記現行バージョンプログラムもしくは前記新バージョンプログラムの実際の処理状況を示す利用実績を取得し、
前記利用実績および前記バージョンアップポリシーを参照して、前記利用実績が前記バージョンアップポリシーを満たすか否かを判定し、
前記利用実績が前記バージョンアップポリシーを満たす場合に、前記新バージョンプログラムの接続情報をもとに前記新バージョンプログラムを取得する、
バージョンアップ制御方法。
(付記6) ユーザに所定のサービスを提供するためのプログラムを保管し配布する配布元から、前記サービスを提供する複数の場所に配布されるプログラムのバージョンアップを制御する装置であって、
前記プログラムの新バージョンプログラムをマスタ登録するプログラム記憶手段と、
前記プログラムの現行バージョンプログラムおよび新バージョンプログラムへの接続情報を記憶するプログラム情報記憶手段と、
ユーザのサービス要求について前記新バージョンプログラムを試用する条件を定めたユーザ試用条件を記憶するユーザ試用条件記憶手段と、
前記配布元から前記新バージョンプログラムへの接続情報が通知されると、前記プログラム情報記憶手段に前記新バージョンプログラムの接続情報を登録するプログラム情報管理手段と、
ユーザのサービス要求を受け付けると、前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致するか否かを判定する試用条件判定手段と、
前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致した場合に前記新バージョンプログラムの接続情報にもとづいて前記サービス要求を中継し、または前記サービス要求が前記ユーザ試用条件に合致しない場合に前記現行バージョンプログラムの接続情報にもとづいて前記サービス要求を中継するサービス要求中継手段とを備えるバージョンアップ制御装置。
(付記7) ユーザに所定のサービスを提供するためのプログラムを保管し配布する配布元から、前記サービスを提供する複数の場所に配布されるプログラムのバージョンアップを制御する装置であって、
配布元から送信されたプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
前記プログラムの現行バージョンプログラムおよび新バージョンプログラムへの接続情報を記憶するプログラム情報記憶手段と、
前記新バージョンプログラムを取得する条件を定めたバージョンアップポリシーを記憶するバージョンアップポリシー記憶手段と、
前記配布元から前記新バージョンプログラムの接続情報が通知されると、前記プログラム情報記憶手段に前記新バージョンプログラムの接続情報を登録するプログラム情報管理手段と、
前記プログラムの現行バージョンプログラムもしくは新バージョンプログラムの実際の処理状況を示す利用実績を取得する利用実績取得手段と、
前記利用実績および前記バージョンアップポリシーを参照して、前記利用実績が前記バージョンアップポリシーを満たすか否かを判定するバージョンアップ判定手段と、
前記利用実績が前記バージョンアップポリシーを満たす場合に、前記新バージョンプログラムの接続情報をもとに前記新バージョンプログラムを取得するバージョンアップ実行手段とを備えるバージョンアップ制御装置。
一実施の形態において、本発明を実現する処理手段のブロック構成例を示す図である。 プログラム情報の例を示す図である。 プログラム配布先情報の例を示す図である。 ユーザ試用条件の例を示す図である。 利用実績の例を示す図である。 利用実績の集計例を示す図である。 バージョンアップポリシーの例を示す図である。 本発明の処理を説明するための図である。 本発明のより具体的な実施例を示す図である。 新バージョンプログラム登録処理の処理フロー図である。 プログラム情報送信処理の処理フロー図である。 新バージョン試用判定処理およびサービス中継処理の処理フロー図である。 新バージョン試用判定処理およびサービス中継処理の処理フロー図である。 利用実績取得処理の処理フロー図である。 バージョンアップ判定処理およびバージョンアップ処理の処理フロー図である。 バージョンアップ判定処理の処理フロー図である。 バージョンアップ処理の処理フロー図である。
符号の説明
1 統括センタ
11 プログラム情報管理手段
12 サービス実行手段
13 プログラム情報記憶手段
14 プログラム配布先記憶手段
15 プログラム記憶手段
16 利用実績
2 地域センタ
21 プログラム情報管理手段
22 試用条件判定・要求中継手段
23 利用実績取得手段
24 バージョンアップ判定手段
25 プログラム情報記憶手段
26 ユーザ試用条件記憶手段
27 バージョンアップポリシー記憶手段
28 プログラム記憶手段
29 サービス実行手段
210利用実績
211利用実績集計
3 ユーザ端末
4 ネットワーク
5 ネットワーク

Claims (5)

  1. ユーザ端末に対するサービス提供用のプログラムを保持する統括センタ装置と、現行バージョンの前記プログラムを保持する地域センタ装置とを有するサービス提供システムにおける、該地域センタ装置を、
    前記ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが前記統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段において実行可であると判定された場合に、前記サービス要求を前記統括センタ装置に送信し、また、前記判定手段において実行否であると判定された場合に、前記現行バージョンのプログラムを実行するサービス実行手段
    として機能させることを特徴とするバージョンアップ制御プログラム。
  2. 前記地域センタ装置を、さらに、
    サービスの提供実績が、サービスの提供回数に占める新バージョンプログラムによる該サービスの提供の回数の割合により定義されるバージョンアップ条件を満たすか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段において、満たすと判定された場合にのみ、前記サービスに対応するプログラムの新バージョンプログラムへの更新要求を、前記統括センタ装置に対して送信する更新要求手段
    として機能させることを特徴とする請求項1記載のバージョンアップ制御プログラム。
  3. ユーザ端末に対するサービス提供用のプログラムを保持する統括センタ装置と、現行バージョンの前記プログラムを保持する地域センタ装置とを有するサービス提供システムにおける、該地域センタ装置によって実行される方法であって、
    前記ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが前記統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて実行可であると判定された場合に、前記サービス要求を前記統括センタ装置に送信し、また、前記判定ステップにおいて実行否であると判定された場合に、前記現行バージョンのプログラムを実行するサービス実行ステップ
    とを含むことを特徴とするバージョンアップ制御方法
  4. ユーザ端末に対するサービス提供用のプログラムを保持する統括センタ装置と、現行バージョンの前記プログラムを保持する地域センタ装置とを有するサービス提供システムにおける、該地域センタ装置であって、
    前記ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが前記統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段において実行可であると判定された場合に、前記サービス要求を前記統括センタ装置に送信し、また、前記判定手段において実行否であると判定された場合に、前記現行バージョンのプログラムを実行するサービス実行手段
    とを備えることを特徴とする地域センタ装置
  5. ユーザ端末に対するサービス提供用のプログラムを保持する統括センタ装置と、現行バージョンの前記プログラムを保持する地域センタ装置とを有するサービス提供システムであって、
    前記地域センタ装置が、
    前記ユーザ端末からのサービス要求を受信した場合に、サービス要求の受信時と該サービス要求に対応するプログラムの新バージョンプログラムが前記統括センタ装置に登録された時との関係に応じて該新バージョンプログラムの実行可否を定義したユーザ試用条件に基づいて、該サービス要求に対応する新バージョンプログラムの実行可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段において実行可であると判定された場合に、前記サービス要求を前記統括センタ装置に送信し、また、前記判定手段において実行否であると判定された場合に、前記現行バージョンのプログラムを実行するサービス実行手段とを備え、
    前記統括センタ装置が、
    前記地域センタ装置から前記サービス要求を受信した場合に、該サービス要求に対応する前記新バージョンプログラムを実行する手段を備える
    ことを特徴とするサービス提供システム
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