JPH07225541A - 電子写真感光体のクリーニング方法 - Google Patents

電子写真感光体のクリーニング方法

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JPH07225541A
JPH07225541A JP3639594A JP3639594A JPH07225541A JP H07225541 A JPH07225541 A JP H07225541A JP 3639594 A JP3639594 A JP 3639594A JP 3639594 A JP3639594 A JP 3639594A JP H07225541 A JPH07225541 A JP H07225541A
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JP
Japan
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protective layer
cleaning
cleaning blade
photosensitive member
electrophotographic photoreceptor
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JP3639594A
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Takaaki Kimura
高明 木村
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 表面汚染に伴う2次的障害を最小限に抑える電子写真感
光体のクリーニング方法を提供する。 【構成】 ビューレットタイプのヘキサメチレンジイソ
シアネート系化合物を硬化剤として使用して形成された
ポリウレタン樹脂を含有し、円錐角90°の円錐形ダイ
ヤモンド圧子により荷重2gで圧接して引っ掻いた場
合、形成される条痕深さが0.2〜0.6μmとなる表
面硬さを有する保護層を設けた円筒状電子写真感光体に
ついて、該保護層表面にクリーニングブレードを当接
し、1000回転あたり、0.001μm〜0.010
μmの摩耗量になるような割合で保護層を摩耗させなが
らクリーニングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面汚染に伴う2次的
障害を最小限に抑える電子写真感光体のクリーニング方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セレン等の無機の光導電体に対し
ては、複写装置の用紙剥離爪による感光体表面への傷の
付着回避を主な目的として、金属酸化物微粉末を分散さ
せたポリウレタン保護層を表面に設けることが提案さ
れ、実用に供されている(特開昭60−3638号公
報)。このポリウレタン保護層は、用紙剥離爪による傷
や、通常のハンドリングに伴う傷の発生に対して、その
硬さから、大きな効果をあげているが、しかし一方で
は、保護層が過剰な硬さを有する為に研磨され難く、用
紙からの離脱物質、現像剤に含まれた共雑汚染物或いは
低分子成分、更にこれらにオゾンが作用して形成される
オゾン生成物等が付着し、地肌汚れ、画像抜け、画像ボ
ケ、黒筋、黒点、白点等の画質欠陥が発生するという欠
点があることが明らかになっている。これらの画質欠陥
は、発生後に保護層の表面を研磨することにより、回復
するものであって、表面付着物が研磨により除去され
て、上記の画質欠陥の発生を解消するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来よ
り、画像欠陥の発生しない感光体を用いて、表面汚染に
伴う2次的障害を最小限に抑えることが望まれている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
る。すなわち、本発明の目的は、表面汚染に伴う2次的
障害を最小限に抑える電子写真感光体のクリーニング方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、検討の結
果、保護層にある一定水準の摩耗性能を持たせ、特定の
条件でクリーニングすることにより、感光体を継続使用
しても地肌汚れ、画像抜け等々の画質欠陥を発生するこ
となく、長期にわたって使用することができることを見
出だし、本発明を完成するに至った。本発明の電子写真
感光体のクリーニング方法は、電子写真感光体として、
ビューレットタイプのヘキサメチレンジイソシアネート
系化合物を硬化剤として使用して形成されたポリウレタ
ン樹脂を含有し、円錐角90°の円錐形ダイヤモンド圧
子により荷重2gで圧接して引っ掻いた場合、形成され
る条痕深さが0.2〜0.6μmとなる表面硬さを有す
る保護層を設けた円筒状電子写真感光体を用い、この電
子写真感光体について、該保護層表面にクリーニングブ
レードを当接し、1000回転あたり、0.001μm
〜0.010μmの摩耗量になるような割合で保護層を
摩耗させながらクリーニングを行うことを特徴とするも
のである。
【0005】まず、本発明の電子写真感光体について詳
細に述べる。本発明の電子写真感光体は、円筒状のもの
であって、その表面に保護層が形成されている。保護層
は、ビューレットタイプのヘキサメチレンジイソシアネ
ート系化合物を硬化剤として使用して形成されたポリウ
レタン樹脂を含有するものであって、より具体的には、
アクリルポリオール重合体をビューレットタイプのヘキ
サメチレンジイソシアネート系化合物と反応させること
によって形成されたポリウレタン樹脂を主体として構成
される。保護層には、導電性微粉末を分散させるのが好
ましい。体積固有抵抗率が1012Ω・cm以下で平均粒
径が0.3μm以下のものであれば任意の金属或いは金
属酸化物粉末を用いることができる。例えば、金、銀、
アルミニウム、鉄、銅、ニッケル等の金属、酸化亜鉛、
酸化チタン、酸化錫、酸化ビスマス、酸化インジウム、
酸化アンチモン等の金属酸化物をあげることができる。
この場合、数種の金属および金属酸化物を混合して用い
ることもできる。アクリルポリオール重合体としては、
例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとビニ
ル系単量体との共重合体、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートとメタクリル酸エチルとの共重合体、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレートとメタクリル酸イソプ
ロピルとの共重合体等が挙げられ、好ましくは、スチレ
ン、メチルメタアクリレートおよびヒドロキシエチルメ
タクリレートの3種のモノマーを10:60:30のモ
ル比で重合することによって得られた樹脂を用いること
ができる。
【0006】アクリルポリオールの硬化剤として、イソ
シアネートタイプ、ビューレットタイプ、アダクトタイ
プなど、種々のイソシアネートが知られているが、本発
明においては、その中でも、一定量の傷の付き易さ、一
定量の摩耗量の確保の点からビューレットタイプのヘキ
サメチレンジイソシアネート系化合物を選択して使用す
ることが必要である。アクリルポリオール重合体を硬化
させるには、酸化錫等の導電性微粉末を分散させ、上記
の硬化剤を投入し、塗布した後に架橋反応を行うことに
よって実施されるが、ビューレットタイプのヘキサメチ
レンジイソシアネート系化合物を使用することにより、
適度な分子量分布、適度な架橋密度を有し、以下に詳記
する好ましい硬さの保護層が形成される。なお、アクリ
ルポリウレタンの硬化条件によっても膜の性能は異なっ
てくるが、一般に、硬化は130℃以下で、4時間以内
で行うのが好ましい。
【0007】硬さを示す指標としては、一般にはビッカ
ース硬さ、ヌープ硬度等々種々の測定方法があるが、本
発明においては、傷つき易さの指標として、ダイアモン
ドスタイラスに一定荷重を加え、これによる引っ掻き傷
の深さを測定する方法が採用される。すなわち、円錐角
90°の円錐形ダイヤモンド圧子により荷重2gで圧接
して引っ掻く方法が使用され、そして本発明における保
護層の表面は、この方法により形成される条痕深さが
0.2〜0.6μmとなる硬さを有することが必要であ
る。上記の条件により生じる条痕深さが0.2μmより
も小さくなると、保護層表面に付着物質が残留し、地肌
汚れ、画像ぼけ、像のにじみ等が生じ、また、0.6μ
mよりも大きくなると、保護層表面に傷が発生し易くな
り、傷に由来する画質欠陥が生じるようになる。上記の
保護層は、その膜厚を厚くすることにより耐摩耗に対す
る有利性を確保することができるが、一方、残留電位が
上昇するので、膜厚はその両者を兼ね合わせて設定され
る。一般に、膜厚は1〜10μmの範囲で設定される。
【0008】次に、本発明において使用するクリーニン
グブレードについて説明する。クリーニングブレードは
感光体表面に当接摺動することにより、残留トナーを感
光体表面より除去する必要がある。クリーニング助剤を
含むトナーが介在する状況で摺動するが、長期使用する
ことにより、当然ブレード、感光体表面共に摩耗する。
通常クリーニングブレードは1枚でも機能するが、大型
コンピューター用のプリンティングシステムのような場
合には、2枚使用するのが好ましく、それによりその信
頼性を向上させすることができる。クリーニングブレー
ドは、ゴム硬度70度程度のウレタンゴムが好ましく使
用される。本発明において、クリーニングは、上記のク
リーニングブレードによって、円筒状電子写真感光体1
000回転あたり、0.001μm〜0.010μmづ
つ保護層を摩耗させながら保護層表面を摺擦させること
によって行われる。
【0009】クリーニングを2つのクリーニングブレー
ドを用いて行う場合には、次の条件で実施するのが好ま
しい。すなわち、第1のクリーニングブレードと第2の
クリーニングブレードを、それぞれ1mm当り2.0g
〜3.0gの圧力で押し当て、その際、第1のクリーニ
ングブレードについては、感光体断面の接触点における
接線と該クリーニングブレードとのなす角度(以下、設
定角という。)が74°〜76°になるように当接さ
せ、第2のクリーニングブレードについては、設定角が
65°〜74°になるように当接させてクリーニングを
行う。なお、図1は、設定角を説明する図である。1は
感光体、2は第1のクリーニングブレード、3は第2の
クリーニングブレード、AおよびBは接線、αおよびβ
は設定角である。2つのクリーニングブレードを使用す
る場合には、ブレードの荷重は2.0〜3.0gであっ
て、1枚のクリーニングブレードを用いるクリーニング
機構の場合よりも軽いものとなり、連続コピーを採取し
ても表面が適度に研磨、摩耗され、地肌汚れ、画質ボ
ケ、ドラム表面へのトナーの付着による画質トラブル等
の発生がなくなる。
【0010】
【実施例】
実施例1 直径201mmのアルミニウムパイプの上に、共重合ナ
イロン樹脂(CH8000、東レ社製)のメタノール/
プタノール溶液を、リング塗布器によって塗布し、膜厚
0.7μmの下引き層を障壁層として形成した。次いで
3部のバナジルフタロシアニンをポリエステル樹脂(P
E100、グッドイヤーケミカル社製)の10%シクロ
ヘキサノン溶液70部に分散した。分散操作は10mm
φボールを用いて、混合物をボールミルで2時間混合す
ることによって行った。これに2−ブタノン10部を加
えて塗布液とし、上記障壁層上にリング塗布器で塗布し
て、膜厚0.4μmの電荷発生層を形成した。形成され
た電荷発生層の上に、電荷輸送層を形成した。即ち、
N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフ
ェニル)−[1,1−ビフェニル]−4,4′−ジアミ
ン4部を電荷輸送材料とし、ポリカーボネートZ樹脂6
部と共にモノクロロベンゼン40部に溶解させ、得られ
た溶液を浸漬塗布装置によって11cm/分の引上げ速
度で塗布した。110℃で1時間乾燥して、膜厚20μ
mの電荷輸送層を形成した。
【0011】次いで、アクリルポリオール樹脂(レタン
#4000、関西ペイント社製)7.5部に、平均粒径
約0.5μmの酸化錫粉末2部およびレタンシンナ−
(関西ペイント社製)1.4部を加え、ボールミルを用
いて25時間混合分散し、次いでレンタシンナー14部
およびレタン硬化剤(下記式で示されるビューレットタ
イプのヘキサメチレンジイソシアネート)1部を加えて
塗布液を調製した。この塗布液を前記した感光体の上に
スプレー塗布して、130℃において4時間乾燥して、
厚さ7μmの保護層を形成した。
【化1】
【0012】上記のようにして形成された保護層付きの
感光体ドラムを、現像極性を反転させた複写機(443
0LPS、富士ゼロックス社製)に搭載し、連続プリン
トテストを実施した。約60万枚のテストを行ったが、
この間、地肌汚れ、像のにじみ等の画質トラブルの発生
は全く検出されなかった。このとき感光体ドラムの回転
数は、ほぼ93万回転であった。段差計(サーフコム5
50A、東京精密社製)による摩耗量の測定結果は約
1.9μmであり、摩耗量は、1000回転当り約0.
002μmであることが確認された。またこの感光体ド
ラムを小片にして切り出し、引っ掻き傷試験器(ひっか
き−ビッカース硬度計、大洋テスター社製)にて円錐角
90°のダイアモンド圧子に2gの荷重を加え、0.3
μm/秒の速度で引っ掻いた。生じた傷について、その
深さを断面形状より表面形状解析装置(SAS−201
0型、明伸工機社製)にて測定した。その結果、平均
0.3μm程度の条痕深さであることが確認された。な
お、上記複写機におけるクリーニングブレードは、その
第1のブレードの設定角が74°、第2のブレードの設
定角が65°であり、荷重が1mm当たり2.2gに設
定されたものであった。
【0013】比較例1 電荷輸送層までは実施例1と同様に操作した。また、ポ
リウレタン樹脂の硬化剤として下記式で示されるp−キ
シリレンジイソシアネートを使用し、その使用量を1.
8重量部とした以外は、実施例1の場合と同一の条件で
保護層を形成した。
【化2】 形成された保護層付きの感光体ドラムを、現像極性を反
転させた複写機(4430LPS、富士ゼロックス社
製)に搭載し、連続プリントを実施した。高温高湿、低
温低湿の交互の環境下に置いた。約12万枚前後で低温
低湿環境において、感光体ドラム表面の傷に由来すると
思われる黒筋のプリントが発生し、感光体表面を観察す
ると著しい傷が見られた。この感光体における保護層の
プリント開始前のダイアモンド圧子による荷重2gでの
引っ掻き傷深さは平均で0.68μmであり、傷付き易
いものであった。その他感光体ドラム表面へのトナー付
着による画質欠陥、画像にじみ、画像ボケ等のトラブル
は発生しなかった。なお、このときの感光体ドラムの回
転数は18.6万回転であり、膜厚の減少はほぼ2μm
であった。したがって、摩耗量は1000回転当り0.
011μmであることが確認された。
【0014】比較例2 実施例1の感光体ドラム作成の過程は全く同一とし、そ
の感光体ドラム上にポリウレタンの硬化剤として、下記
式で示されるアダクトタイプの硬化剤1.5重量部を加
えて実施例1と同じ条件で作製した。形成された感光体
ドラムを実施例1と同様の複写機にて連続プリントを実
施したところ、約40万枚のプリント枚数付近で画像ボ
ケが認められた。このため、感光体ドラム表面をIPA
(イソプロピルアルコール)と酸化チタン微粉末の入っ
た研磨材でクリーニングしたところ、この画像ボケは解
消した。その後60万枚までプリント操作を継続した
が、この間若干の画像ボケが時々発生した。この感光体
ドラム表面の荷重2gでの傷深さは約0.15μmであ
り、60万枚での摩耗量は約0.6μmよりも低かっ
た。したがって、1000回転当りの摩耗量は0.00
1μmよりも小さかった。
【化3】
【0015】以上の実施例と比較例との比較から明らか
なように、硬化剤としてp−キシリレンジイソシアネー
トを使用した比較例1の場合は、円錐角90°のダイア
モンド圧子に2gの荷重で0.3mm/秒の速さで引っ
掻いた場合の条痕の深さは0.6μmより大きくなり、
この感光体表面では、複写を行っている間に保護層表面
の傷による画質欠陥の発生が著しく、一方、アダクトタ
イプの硬化剤を使用した比較例2の場合は、膜の硬度が
高くて条痕の深さは小さくなり、1000回転当たりの
摩耗量が0.001μmより小さくなり、画像ぼけ、地
肌汚れ、トナ−付着が発生することが分かる。これに対
して、硬化剤としてビューレットタイプのヘキサメチレ
ンジイソシアネートを用いた本発明の実施例の場合は、
画像ぼけ、地肌汚れ、トナ−付着等がなく、長期にわた
り良好な画質の画像が得られることが分かる。
【0016】実施例2(比較例を含む) この実施例においては、クリーニングブレードの設定角
と、荷重がクリーニングに及ぼす影響を調査した結果を
示す。感光体として、実施例1に記載のものを使用し、
クリーニングブレードとして、ウレタンゴムよりなり、
硬度70°のものを使用した。その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】 この結果より、ブレード設定角が深すぎるとブレードめ
くれが発生し、荷重が軽いとクリーニングは不十分とな
ることが分かる。なお、設定角75°、荷重4gの1枚
ブレードクリーニング性能を検討したが、低温低湿環境
下でドラム停止時の軸方向筋(トナー付着残による)が
発生し、十分なクリーニング性能が得られなかった。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、硬化剤として、ビュ
ーレットタイプのヘキサメチレンジイソシアネート系化
合物を使用して形成されたポリウレタン樹脂よりなる保
護層を有しているから、適度な分子量分布、適度な架橋
密度を有しており、保護層は適度な耐傷性能、耐摩耗性
能を有するものとなる。したがって、保護層による耐傷
性はいうまでもなく、コピー採取中の剥離爪の接触、ペ
ーパージャム、取扱いミス等からの保護機能を持つと共
に、クリーニングするに際して、ある程度表面が摩耗さ
れることにより、複写物に悪影響を与えるオゾン生成物
等の表面に付着した汚染物質が摩耗と同時に除去され
る。したがって、本発明のクリーニング方法を採用する
ことにより、長期にわたり、地肌汚れ、画像のにじみ、
画像ぼけ等の画質欠陥を発生することなく、良好な画質
の画像を得ることが可能になる。また、2つのクリーニ
ングブレードを用いた場合には、その荷重および設定角
度を上記のように設定することにより、連続コピーを採
取しても保護層表面が適度に研磨、摩耗され、地肌汚
れ、画質ボケ、ドラム表面へのトナーの付着による画質
トラブル等の発生がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 設定角を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…感光体、2…第1のクリーニングブレード、3…第
2のクリーニングブレード、AおよびB…接線、αおよ
びβ…設定角。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビューレットタイプのヘキサメチレンジ
    イソシアネート系化合物を硬化剤として使用して形成さ
    れたポリウレタン樹脂を含有し、円錐角90°の円錐形
    ダイヤモンド圧子により荷重2gで圧接して引っ掻いた
    場合、形成される条痕深さが0.2〜0.6μmとなる
    表面硬さを有する保護層を設けた円筒状電子写真感光体
    について、該保護層表面にクリーニングブレードを当接
    し、1000回転あたり、0.001μm〜0.010
    μmの摩耗量になるような割合で保護層を摩耗させなが
    らクリーニングを行うことを特徴とする電子写真感光体
    のクリーニング方法。
  2. 【請求項2】 第1のクリーニングブレードと第2のク
    リーニングブレードを、それぞれ1mm当り2.0g〜
    3.0gの圧力で押し当て、その際、第1のクリーニン
    グブレードについて、感光体断面の接触点における接線
    と該クリーニングブレードとのなす角度が74°〜76
    °であり、第2のクリーニングブレードについて、感光
    体断面の接触点における接線と該クリーニングブレード
    とのなす角度が65°〜74°であることを特徴とする
    請求項1記載の電子写真感光体のクリーニング方法。
JP3639594A 1994-02-10 1994-02-10 電子写真感光体のクリーニング方法 Pending JPH07225541A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6986978B2 (en) 2000-03-02 2006-01-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Apparatus for forming image, process cartridge and process for regenerating the same
US7444097B2 (en) 2002-06-13 2008-10-28 Ricoh Company, Ltd. Air-conditioned electrophotographic image forming apparatus
JP2018072362A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 株式会社沖データ 画像形成装置

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