JPH07224916A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JPH07224916A
JPH07224916A JP1552194A JP1552194A JPH07224916A JP H07224916 A JPH07224916 A JP H07224916A JP 1552194 A JP1552194 A JP 1552194A JP 1552194 A JP1552194 A JP 1552194A JP H07224916 A JPH07224916 A JP H07224916A
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JP
Japan
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pulley
movable
automatic transmission
transmission
ramp
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JP1552194A
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English (en)
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Ferre Jose Manuel Rodriguez
ホセ・マニュエル・ロドリゲス・フェレ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 累進的な変速が達成され、低コストである、
子供用の自動車電動機に使用される自動変速機を提供す
る。 【構成】 プーリは対称的な二つの半部1,2からなっ
ている。この両半部の面を近づけることにより、伝動ベ
ルトの作動直径ひいては速度パワー比が変化する。可動
半部2は重力によって自由質量12上に載っている。こ
の自由質量はそれを収容する囲壁9の外周の方へ遠心力
によって移動し、傾斜路11を登り、それによって可動
半部2を固定半部1に近づける。第2の受容プーリは、
ばねによって連結された可動半部と固定半部の二つの半
部からなっている。このばねはベルトの牽引力を平衡さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子供用の自動車電動機
に使用される自動変速機に関する。この自動変速機はそ
の配置や構造による利点のほかに、以下に詳細に説明す
る、その機能について幾つかの利点がある。
【0002】
【従来の技術】子供が使用者でありかつ車両の運転者で
あるおもちゃの自動車は、市場において周知である。こ
の自動車は、子供用の特別な場所や軌道において搬送手
段として用いられている。
【0003】駆動装置がバッテリによって動く1個また
は複数個の電動機からなっているこの種の車両では、歯
車からなる変速機が知られている。この変速機によっ
て、電動機の回転数が減速され、変速機の回転と電動機
の回転との間の比を変えるために、変速機構の運動を減
速する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】非常によく知られてい
るこの技術は、子供がギアチェンジを行うときに、一部
の子供の経験不足によって、このギアチェンジが鋭く行
われるという欠点を有する。この欠点は、車両が停止状
態からスタートするときに最も顕著である。
【0005】考慮すべき他の欠点は、変速機を形成する
歯車の取付けや故障にかかるコストにある。出願人は、
前記の種類のおもちゃの自動車の製作に関するその経験
により、このような自動車の電動機に適用される自動変
速機を改良した。そのために、乱暴な運転をせずに、累
進的な変速が達成される機械的な解決策を使用し、それ
によって子供の恐怖を取り除くことができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による改良点は、
対称的な二つの半部からなるプーリの形をした一般的な
配置構造を有する装置からなっている。この場合、円錐
台状半部の間ののど部は可変の形をしている。一方の半
部は、モータ回転によって発生する遠心力、すなわち慣
性力によって作動する、装置に組み込まれた機構によっ
て軸方向に移動する。伝動ベルトとの接触円は、プーリ
の両半部の面の間隔に依存して変化する。それによっ
て、異なる速度パワー比が得られる。
【0007】主装置、すなわちドライブ装置であるこの
プーリは、歯車に連結された伝達プーリと組み合わさっ
て作動する。この第2のプーリは対称的な円錐台状の二
つの部品からなっている。この部品の一方は可動であ
り、二つの半部を接続するベルトの牽引力によって軸方
向に移動することができる。この一方の部品はそれを最
小距離停止位置にもたらす、組み込まれた自動回復機構
を有する。
【0008】上記の改良は、ギアの間の移行において鋭
い飛び越しを生じない種々のギアを得ることができる。
同時に、慣用の歯車を用いないで行うことができ、従っ
てコストが節約される。
【0009】
【実施例】本発明に従って改良された変速機は、上述の
利点と共に他の利点を有する。この他の利点は、本発明
に従って改良された変速機の実施例から容易に判る。次
に、詳細についてのいろいろな情報と共に、大まかに述
べた特徴の理解を容易にするために、この実施例につい
て詳細に説明する。この説明には図が添付される。この
図は、本発明の範囲を限定することなく、本発明の実施
例を例示的にのみ説明する。
【0010】図において、本発明の改良点を備えた、本
発明の実施例による自動変速機は、円錐台の形をした二
つの半部1,2からなるプーリを備えている。この半部
は断面が可変ののど部3を形成している。プーリの半部
1はプーリの軸4に連結されている。軸の末端はクラウ
ン歯車5に連結されている。このクラウン歯車は車両の
1個または複数個のモータ6から動力を伝達する。前述
のプーリの他の半部2は、軸4上を軸方向に移動する。
この他の半部2は段付部分と円形の半径方向平面7を有
する。この半径方向平面は円錐面2に対して平らな面を
有し、その外周部で直角に曲がりスカート8の形をして
いる。それによって、円錐片10と共に、閉じた領域9
を形成している。この円錐片は軸4上に設けられ、クラ
ウン歯車5に取付けられている。円錐片10はその形が
円錐であるため、傾斜した平面11を有する。この傾斜
平面に沿って、自由なローラ12が滑動する。このロー
ラはその静止位置で、中央近くの低い位置を占める。モ
ータ6が動いている間、ローラは遠心力によって外周の
方へ移動し、高い位置12aに達する。この高い位置で
は、ローラはプーリの可動半部2,7,8を押し、可動
半部は重力によってローラに載っている。ローラはプー
リの可動半部を固定半部1の方へ押し、その結果、ベル
ト13の作用直径を変え、ひいては速度パワー比を変え
る。
【0011】半部1,2によって形成されたプーリ、す
なわち変動体は、伝動ベルト13によって受容プーリ1
4に接続されている。この第2のプーリ14は、自動変
動体の作動直径の変化によって生じる中心の変化の作用
によって、前述のベルト13の牽引力を平衡させるよう
配置されている。このために、プーリ14は2個の対称
的な半部14a,14bを含んでいる。軸15上を移動
する一方の半部は、ばね16によって固定半部の近くの
位置の方へ移動する。ばね16の力は伝達されるパワー
によって決まり、取付けられた歯車の歯の数は、得られ
る比によって決まる。
【0012】図4,5は、変速プーリの作用機構の他の
実施例と、この作用機構のための幾つかのボール17を
示している。このボールは遠心力の作用によって各々の
半径方向傾斜路18に沿って移動することができる。こ
の集合体はモータ6に直に設けられている。すなわち、
モータの背後に取付けられたかみ合い部を備えている。
集合体の寸法は伝達すべきパワーと始動時の速度に依存
する。前述の傾斜路18を備えた可動プーリはボール1
7に載っている。このボールは移動時に前記プーリを開
閉し、ベルトの作用直径を変え、その結果速度パワー比
を変える。
【0013】図6〜10は遠心力によって作動する本発
明の変速プーリの他の実施例を示している。この場合、
遠心ウェイト19はピン21によってブロック20に取
付けられている。このピンは遠心ウェイトを自由に振動
させる。遠心ウェイトは、ピンと反対側の端部に、傾斜
路22を備えている。この傾斜路は集合体の可動部分2
4の傾斜路23と形状的に一致している。それによっ
て、直径ひいては速度パワー比が増大または縮小する。
集合体の寸法は得られるパラメータに依存する。
【0014】図11,12は本発明による改良に基づく
他の実施例を示している。この場合、偏心ローラ25は
各々のピン26上で振動するカウンタウェイトとして作
用する。変動体プーリの可動部品27は前記ローラ25
に載っている。このローラは遠心力の作用を受けて振動
するときに、プーリを動かし、プーリを開閉する。ロー
ラの寸法と重量は、達成すべきパワーによって変化す
る。
【0015】更に、本発明によってなされた改良は、慣
性力の作用または遠心力と慣性力の作用に基づくいろい
ろな機械的解決策を可能にする。
【0016】
【発明の効果】本発明による変速機は、累進的な変速が
達成されると共に、低コストであるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】前述の改良点を有する、本発明の実施例による
自動変速変動体を示す断面図である。この図には、プー
リの可動半部が固定半部から最小距離を有する位置と最
大距離を有する位置の二つの位置が示してある。
【図2】変速プーリと運動伝達プーリの概略平面図であ
る。
【図3】特に、変速プーリ、すなわち主プーリの作動直
径の変化によって生じる中心間の距離の変化のための補
償機能を実施するよう設計された伝達プーリの詳細断面
図である。
【図4】変速プーリ、すなわち主プーリの作動手段の変
形実施例の断面図である。
【図5】変速プーリ、すなわち主プーリの作動手段の変
形実施例の平面図である。
【図6】変速プーリ、すなわち主プーリの作動手段の変
形実施例の断面図である。
【図7】変速プーリ、すなわち主プーリの作動手段の変
形実施例の平面図である。
【図8】図6,7の変形実施例のカウンタウェイトの正
面図である。
【図9】図6,7の変形実施例のカウンタウェイトの側
面図である。
【図10】図6,7の変形実施例のカウンタウェイトの
平面図である。
【図11】変速プーリ、すなわち主プーリの作動手段の
他の変形実施例の断面図である。
【図12】変速プーリ、すなわち主プーリの作動手段の
他の変形実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 プーリの固定半部 2 プーリの可動半部 9 囲壁 11 傾斜路 12 自由質量 13 伝動ベルト 14 受容プーリ 16 ばね

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円錐台状の対称的な二つの半部によって
    作られたプーリを具備し、この両半部が可変断面ののど
    部を形成し、異なる速度を得るために、こののど部内で
    両半部の面が一緒に動くことにより、伝動ベルトの接触
    円が変化し、プーリが前記ベルトによって受容プーリに
    接続され、この受容プーリが対応する減速歯車とかみあ
    っている、子供用の自動車電動機に使用される自動変速
    機において、プーリの一方の半部、すなわち固定半部が
    軸に取付けられ、少なくとも一つの電動機によって動力
    を供給される伝動歯車が軸に固定され、プーリの他の半
    部、すなわち可動半部が前記軸上の移動を制限され、こ
    の移動が自由質量の存在によって促進され、この質量の
    上にプーリの可動半部が重力によって載り、この質量が
    集合体の回転によって発生する遠心力を受けて、傾斜路
    または傾斜した面に沿って、それを含む囲壁の外周の方
    へ移動し、この囲壁がプーリの前記可動半部と、適当な
    形の下側片またはブロックによって形成され、質量がプ
    ーリの可動半部の押圧要素として作用し、可動半部を固
    定半部に近接するよう動かすことを特徴とする自動変速
    機。
  2. 【請求項2】 受容プーリが適当な伝動ベルトによって
    変速プーリに接続され、受容プーリが対称的な二つの半
    部、すなわち固定半部と可動半部からなり、可動半部が
    伝達すべき動力に依存してばねによって固定半部の方へ
    付勢され、それによってベルトの牽引力が変速プーリの
    作動直径の変化によって生じる中心間の距離の変化によ
    り補償されることを特徴とする請求項1の子供用の自動
    車電動機に使用される自動変速機。
  3. 【請求項3】 可動質量が複数のローラからなっている
    ことを特徴とする請求項1の子供用の自動車電動機に使
    用される自動変速機。
  4. 【請求項4】 可動質量が複数の球体からなっているこ
    とを特徴とする請求項1の子供用の自動車電動機に使用
    される自動変速機。
  5. 【請求項5】 可動質量が滑動する傾斜路または傾斜し
    た面が、可動質量を含む囲壁の下側片、すなわちブロッ
    ク要素に形成されていることを特徴とする請求項1の子
    供用の自動車電動機に使用される自動変速機。
  6. 【請求項6】 可動質量が傾斜路上を滑動し、この傾斜
    路が変速プーリの可動半部に形成されていることを特徴
    とする請求項1の子供用の自動車電動機に使用される自
    動変速機。
  7. 【請求項7】 可動質量がピンによって囲壁のブロック
    に取付けられた長いカウンタウェイトからなり、このピ
    ンがカウンタウェイトの反対側の端部の自由な振動を可
    能にし、このカウンタウェイトの反対側の端部に傾斜路
    が設けられ、この傾斜路が可動半部に設けられた面また
    は傾斜路と形状的に対応していることを特徴とする請求
    項1の子供用の自動車電動機に使用される自動変速機。
  8. 【請求項8】 可動質量が各々の偏心ピン上で振動する
    ローラからなっていることを特徴とする請求項1の子供
    用の自動車電動機に使用される自動変速機。
JP1552194A 1994-02-09 1994-02-09 自動変速機 Pending JPH07224916A (ja)

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970121