JPH072245A - ゴミ箱 - Google Patents

ゴミ箱

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JPH072245A
JPH072245A JP8665293A JP8665293A JPH072245A JP H072245 A JPH072245 A JP H072245A JP 8665293 A JP8665293 A JP 8665293A JP 8665293 A JP8665293 A JP 8665293A JP H072245 A JPH072245 A JP H072245A
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丈治 片岡
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/36Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper specially constructed to allow collapsing and re-erecting without disengagement of side or bottom connections
    • B65D5/3607Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper specially constructed to allow collapsing and re-erecting without disengagement of side or bottom connections formed by folding or erecting a single blank
    • B65D5/3614Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper specially constructed to allow collapsing and re-erecting without disengagement of side or bottom connections formed by folding or erecting a single blank to form a tubular body, at least one of the ends of the body remaining connected
    • B65D5/3628Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper specially constructed to allow collapsing and re-erecting without disengagement of side or bottom connections formed by folding or erecting a single blank to form a tubular body, at least one of the ends of the body remaining connected collapsed along median lines of two opposite sides of the rectangular tubular body

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱主体を段ボール紙で折りたゝみ可能に組立
てる一方、箱主体内部に収める内袋を組立に伴わせて固
定できるようにしたゴミ箱。 【構成】 横並びに連設される4枚の側面板2,3,
4,5を角筒形に組立て側面板の下縁から延設する底面
板11,12,13,14で底部を塞ぐ一方、上縁から
延設する第1,第2縁板7,8,9,10を内方に折り
曲げその側端縁同志を衝き合わせると共に、上記第1縁
板7,9から延設する折り返し片17,18の両側端縁
から延設する三角片21,22を第2縁板の下に折り込
んでこれを挟持して縁板同志を連結し、且つ上記折り返
し片から突設する差し込み片29,30を前記側面板
2,4の上縁部に形成する係合スリット31,32に係
入して箱主体部の開口部23を縁取ると同時に内部に収
める内袋41の開口部縁を上記差し込み片29,30の
係入に伴わせて固定するようにしたゴミ箱。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折りたゝみ可能に組立
てることができ、且つ内部に収める内袋を取外し自由に
固定することができるゴミ箱に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】本発明は、厚紙、段ボー
ル紙等の板状の素材により組立てられる折りたゝみ可能
なゴミ箱に関するもので、更に詳しくは箱形に組立てら
れる箱主体部の内部に合成樹脂フィルム等で成形される
内袋を収め、この内袋の開口部を箱主体部の組立に併せ
て固定し箱主体の開口部から投入するゴミ類を収納する
一方、内袋が満杯となったとき、箱主体から抜取り、新
たな内袋を装着することによって再使用が出来るように
したゴミ箱に関する。従来から段ボール紙を使って箱形
に組立てるようにした所謂簡易ゴミ箱については広く知
られており、またゴミ箱内部に内袋を収め投入するゴミ
類を内袋に受けて満杯となったときこの内袋を抜き取る
ことによって始末を容易にしたゴミ箱についても各種知
られている。そして更に上記内袋の装着を容易にするた
め筒状に連続する内袋を予めゴミ箱主体内部にロール状
に巻いて収め、ゴミが満杯となる度毎に引き抜いて次の
袋部と切離し、ゴミの詰まった袋部を取り出す一方、次
の袋部をゴミ箱内に装着するようにしたゴミ箱も知られ
ている。ゴミ箱内部に内袋を収めるタイプのゴミ箱は第
1にゴミを捨てるときの終始末が容易であること、そし
てこの内袋をプラスチックシート等防水性シートにする
ことによって水分を含むゴミにも使用することができ、
衛生的に取り扱えること等において優ている。しかし、
その反面問題点として上記内袋を使用する場合その装着
が面倒であること、また体裁が悪くなること等が挙げら
れる。内袋の装着は開口させた状態で取付ける必要があ
るが、具体的には取外しが容易に出来ることに加え、使
用中は堅固に取付けられないとゴミの投入時に外れて内
袋自体がゴミになってしまうことがある。そこで一般的
には内袋の開口縁をゴミ箱主体の開口縁部の外側に折り
返して枠で止め付けたり、紐を巻き付けて固定する等の
方法で止め付けているが、この方法によると内袋の縁が
ゴミ箱主体の外に出るため外観を損ねる問題があり、使
用場所によっては美観上大きな支障となる。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上述した内袋を収めるように
したゴミ箱の問題点に鑑み、簡易に内袋の開口縁をゴミ
箱主体の開口部に取付けられるようにして装着作業を容
易にすると共に、堅固に固定してゴミの投入時に外れた
りすることがないようにする一方、この内袋の開口縁を
箱主体の内側に止め付けて露出するのを避け、美観を保
持できるようにしたゴミ箱を提供する目的でなされたも
のである。また、本発明はゴミ箱主体を折りたゝみ可能
にして不使用時には小さく取り纏められるようにすると
共に、使用に当たって組立てる際に前記内袋の止め付け
作業を同時に行えるようにして別の止め付け手段を要す
ることなくゴミ箱主体内に内袋を着脱自由に止め付け固
定できるようにした厚紙、段ボール紙等を使って製造さ
れるゴミ箱を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上述目的を
達成するためなされたもので、その特徴とするところは
4つの側面板を隣り合わせに連設して矩形の角筒形をな
す箱主体を形成し、側面板の下縁からは箱主体の底部を
塞ぐ底面板を延設する一方、相対向する2つの上縁から
は先端縁から折り返し片を延設する第1縁板を、また他
の相対向する2つの上縁からは先端縁の両端近傍に係止
部を設ける第2縁板を各延設すると共に、上記第1縁板
の両側端縁は先端に向け縮幅する斜辺に形成し、またこ
れに続く前記折り返し片の両側端縁には側方に突き出す
三角片を設けると共に先端縁部には差し込み片を設けて
前記第2縁板を内方に折り倒したのち第1縁板を折り倒
して重ね合わせ、次にその各先端縁から延設する前記折
り返し片を第1縁板の背面に回り込むように折り返して
前記三角片を第2縁板の側縁部の下に差し入れ第1縁板
と共働して挟み付けると同時に、第1縁板の先端縁両端
部を第2縁板の前記係止部に係合させる一方、上記折り
返し片先端縁の前記差し込み片を側面板上端部に開設す
る係合スリットに係脱自由に差し込み固定するようにし
たことを特徴としたゴミ箱を提供することにある。上記
箱主体の成形素材には厚紙或いは段ボール紙等所要の剛
性を有した板状素材が適している。この箱主体の周囲を
囲む4枚の側面板は隣接状に横並びに連設し、その両端
縁相互を接続することによって角筒形に形成されるもの
で、各接合部を折り曲げることによって2面を合わせて
偏平に折りたゝむことができる。その一方4枚の側面板
のうち向かい合わせになる2つの側面板の中央部に縦て
方向の折り線を形成することにより他の2つの側面板を
接面状に寄り合わせて押し潰し状に折りたゝむことが出
来るもので、不使用時には小型化することができる。箱
主体内部に収められる内袋は収容したゴミ類を手際よく
処理するため、また衛生的に始末するため使用されるも
ので、防水性のプラスチックフィルム製が適している。
この内袋は箱主体部の容積に合わせた大きさに形成し、
開口させた状態で収められる。そしてこの内袋はその開
口縁部を箱主体部の開口部の内面に添わせ、側面板の上
縁部から延設する第1縁板の折り曲げに伴わせてその先
端縁の折り返し片から突き出す差し込み片により前記側
面板の上縁部に形成される係合スリットに突き入れるこ
とによって止着され、固定されることになる。次に本発
明を図示する実施例について更に詳述し、その特徴とす
るところを明らかにする。
【0005】
【実施例1】図1はゴミ箱の本体となる箱主体1の展開
図で、図2は箱主体の要部を拡大した展開図であり、図
3から図8は箱主体の組立手順を説明する説明図であ
る。箱主体1は段ボール紙を素材として立方体形に組立
られるもので、展開図に示されるように4側面を構成す
る同一形状の縦長長方形状の4枚の側面板2,3,4,
5を横並びに連設し、その一方の端の側面板2の側縁か
ら延設する接続片6を他端の側面板5の側縁に重ね合わ
せにしてパンチ若しくは糊付けすることによって角筒形
に組立てられる。
【0006】上記4枚の側面板の各上縁からは相互の側
端縁同志を係合させることによって箱主体の開口部縁を
縁取る第1縁板7,9と第2縁板8,10が延設され、
また4枚の側面板2,3,4,5の各下縁からは底部を
閉じる底面板11,12,13,14が延設される。
【0007】各側面板の上縁から各延設される第1,第
2の縁板7,8,9,10は各上縁の全幅から突き出
し、このうち第1の縁板7,9の両側端縁15,16は
略45度の斜辺に形成して先細り状にしてあり、縮幅し
た先端縁部から折り返し片17,18を延設している。
各縁板7,8,9,10は図示するように同一の突き出
し幅に形成してあり、第1縁板7,9の先端縁部から突
き出す折り返し片17,18は縁板7,9の突き出し幅
より僅かに狭くして後述するように折込み組立たとき縁
板の上面が傾斜面となるようにしてある。
【0008】上記折り返し片17,18は前記第1縁板
7,9の側端縁の延長線に沿って折り線19,20を形
成し、この折り線を基線にして両側縁部に三角形状の三
角片21,22を突設している。この三角片21,22
の突設によって折り返し片17,18と各第1縁板7,
9とがその接続縁、つまり第1縁板の先端縁23,24
を間に略対称形をなすように形成してあり、更に側端縁
15,16と三角片21,22の傾斜側縁25,26に
よって略90度のV字形の縁部を形成し、上記先端縁2
3,24の各両端部に係止凹部27,28を形成するよ
うにしてある。
【0009】また上記折り返し片17,18はその先端
縁部の中央部に小さく突き出す差し込み片29,30を
突設し、その一方側面板2,4の各上端部には上縁部か
ら僅かに離れた位置にこの差し込み片を受け入れる係合
スリット31,32を開設してある。
【0010】一方、第2縁板8,10は先端縁の両側端
部に近い部所から小突片33,34を突設して係止部3
5,36を設けると共に、左右の小突片33,33及び
34,34間の縁部、つまり第2縁板の先端縁となる縁
部37,38を凹円弧状に形成している。尚、上記小突
片33,34の突き出しは側面板3,5の上縁両端部か
ら第2縁板に向けて45度の角度で描かれる直線、(つ
まり第1縁板7,9の側端縁15,16と略対称をなす
仮想直線)より外側に位置するよう設けてある。
【0011】各側面板2,3,4,5の各下縁部から延
設される底面板11,12,13,14は一辺を直角
に、他辺を45度の斜辺にした台形状に形成してある。
この底面板は箱主体を角筒形にしたのち、順次各下縁部
を基点にして直角に折り曲げ次々に重ね合わせて最後の
底面板の端縁を最初に折り曲げた底面板の内側に差し込
むことで組立られ箱主体の底部を構成することができる
ようになっている。
【0012】図中、39,40は箱主体1を扁平に折り
たゝむときの折り線であり、この両折り線は側面板2,
4の各中央部に縦に設けられ、その上端は第1縁板7,
9の中央を通って折り返し片17,18の中央部を貫
き、また下端は底面板11,13の中央部を貫いて直線
状に設けられている。
【0013】箱主体1は上述の各部から構成されるもの
で、この箱主体は段ボール紙等の所要剛性を有した板状
素材により図1に示した如く展開した状態で切り出し成
形される。そして実際の組立においては側面板2,3,
4,5の各隣接縁部を折り曲げて接続片6を側面板5の
側縁部に重ね合わせホッチキス若しくは糊付けによって
接合し角筒形に組立てることになる。不使用時にはこの
状態で隣り合う2枚の側面板2と3、及び4と5を重ね
合わせて扁平にするか、若しくは2枚の側面板2,4を
折り線39,40を基点に2つ折りにして他の2枚の側
面板3,5の間に折込み扁平にして収納し、或いは運搬
に供することになる。
【0014】この状態から使用に供する場合には箱主体
1を角筒形にしたのち、前述の方法によって各側面板の
下縁部から延設した底面板11,12,13,14を組
み合わせて底部を塞ぎ、次に箱主体を起ち上げたところ
で図14に示すように内袋41を上部開口部42から落
とし込む。
【0015】図3乃至図8は箱主体の上部開口部42を
縁取る第1,第2縁板7,8,9,10の組立順序を説
明する各図であり、図3は箱主体1を角筒形に組立るこ
とによって各縁板が起立した状態を、図4から図8はこ
の状態から組立る過程を順次説明したものである。
【0016】縁板の組立は先ず図4に示す如く向かい合
う第2縁板8,10を側面板の上縁を基点に内側に向け
て直角状に折り倒し、次に図5に示すように第1の縁板
7,9を同じく内側に向けて折り倒し第2縁板の上に折
り重ねにする。そうしたのち、図6に示したように上記
第1縁板7,9の先端縁23,24から延設された折り
返し片17,18を箱主体内部に向けて折り曲げ、第1
縁板の背面に回り込ませるようにする。
【0017】図6の下方の折り返し片18は折り曲げの
初期の状態を示しており、第2縁板8,10の上に重な
った三角片22,22が折り線20を基点に折れ曲り、
折り返し片18の折込みを許す姿を示している。そし
て、図7は2つの折り返し片17,18を更に押し込ん
で三角片21,22の折れ曲がりを強め下向きにした状
態を示し、更に図8はこの折り曲げを進めて折り返し片
17,18を第2縁板8,10より下に折り込むと共に
左右両側縁の三角片21,22を第2縁板の下に潜り込
ませた状態を示す。
【0018】図7に示されるように折り返し片17,1
8の折込みに伴ってその両側縁の三角片21,22は第
2縁板の凹円弧状の先端縁37,38に誘導されて内側
に折れ込み、小突片33,34を乗り越えた時点で第2
縁板の下に潜り込むことになる。そして、この潜り込み
と同時に係合凹部27,28を第2縁板8,10の係止
部35,36に各係合させるのである。尚、この係合に
当たって上記係止部35,36が前述したように45度
の仮想直線の外側に位置することから上記係合凹部2
7,28と係合することによって第1、第2の両縁板は
共に直角状の折り曲げ位置から更に先端縁を下げた状態
で結合し拘束され、内向きに勾配を付けた傾斜面を呈す
ることになる。
【0019】図8における上方の第1縁板7の折り返し
片17は折り曲げの途中を示し、下方の折り返し片18
は第1縁板9の背面に折り込んでその先端縁に設ける差
し込み片30を側面板4に設ける係合スリット32に差
入れ組立を完了させると共に、この差し込みによって内
袋42の開口縁部を挟み付け固定した状態を示す。
【0020】第1縁板の背面に折り込まれた折り返し片
18は両側縁の三角片22を第2縁板8,10の下に回
り込ませてこの縁板の側端部を第1縁板とで挟み付け両
者の共働によってこの第2縁板を拘束することになる。
他方の折り返し片17も同様に差し込み片29を係合ス
リット31に嵌入させることによって組立られ、これに
伴って両側縁部に設ける三角片21,21と共働して第
2縁板8,10の他方の側端縁を挟持拘束することにな
る。
【0021】図9は図8に示した折り返し片17の両側
端縁の三角片21を第2縁板8の下に潜り込ませた状態
を拡大して示す斜視図であり、図10乃至図13は組立
完成状態とその各部の組合わせ関係を示す拡大図で、図
11は組立完成状態の部分拡大平面図、図12は図11
のA−A線断面図、図13は同じくB−B線断面図であ
る。尚、図面中、43は側面板3,5の各上端部に切り
起こした舌状の係止片であり、箱主体の内側に押し込む
ことによって内袋41の開口縁部を挟持できるようにし
てあり、44は手掛け穴である。
【0022】以上の様にして組立られ、使用に供せられ
る本発明ゴミ箱は折り返し片17,17の各差し込み片
29,30を係合スリット31,32から引き抜くこと
によって第1、第2縁板相互の組合わせを解くことがで
きると共に、内袋41の開口縁部の固定を解いてその取
り出しができる。そして新たな内袋と交換したのち再び
前記の手順に従って縁板相互を折込み組立てれば再度使
用が可能となる。
【0023】ところで、上記差し込み片29,30の引
き抜きは折り返し片17,18を内方に引き戻すことに
よって、或いは側面板の外側から内側に押し入れること
によって外すことが可能であるが、本発明においては第
1縁板7,9に組合った第2縁板8,10を下方に押し
付けることで差し込み片の係合を解除できるようにして
ある。即ち、相互の組合った縁板のうち、第2縁板8,
10を下方に押し付けると、第1縁板の側縁部と三角片
21,22によって挟み付けられた両側端縁部における
先端縁が三角片を押し下げることになり、このとき該先
端縁が三角片の傾斜側縁25,26を擦って斜め下方に
押し出すため折り返し片17,18は内方に移動し差し
込み片29,30を引き抜くことになるのである。
【0024】この関係を図11乃至図13について更に
説明すると、組合った第1、第2の縁板において第2縁
板10の側端縁部10aは第1縁板7の側端縁部と三角
片21によって挟まれているが、第2縁板10を更に折
り曲げて先端縁を押し下げると、上記側端縁部10aの
下降と共にその先端縁が三角片21の傾斜側縁25に擦
れ合うことになり、この傾斜を誘導手段として三角片を
内方に押し出すため差し込み片29は引き抜かれること
になり、縁板の組合わせは解除されることになる。尚、
第2縁板10(8)の押し下げに当たっては係止部36
(35)が第1縁板7(9)の係止凹部27(28)と
噛み合い組立状態を維持すべく関係付けてあることから
幾分の抵抗となるが、素材の変形性を利用して無理に押
し下げればこの噛み合せを解除して差し込み片の引き抜
きを行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上実施例につき詳述した様に本発明の
ゴミ箱は段ボール紙等所要剛性を有した板素材によって
組立られるもので、使用時には箱主体部を箱形にして内
部に内袋を収めゴミの投入に供せられると共に、不使用
時には側面板に設ける折り目線に沿って押し潰し偏平状
に折りたゝめることから運搬、格納に便利である。そし
て、本発明ゴミ箱は箱主体部を自立させる縁板の組立を
通して内袋の開口部の内周において固定することからそ
の止め付け状態を外観されず美感を損なうことがないと
同時に、係合スリットに対する差し込み片の押し込みで
止め付けられることから確実に止着でき、しかも交換時
にはこの差し込み片の係脱作業特に第2縁板の押し下げ
作業によって簡単に外せることから内袋の入れ換え作業
を簡易且つ迅速に行える利点がある。 勿論、本発明ゴ
ミ箱は段ボール紙等の素材によって製造できることから
廉価に提供できると同時に、内袋の交換によって再使用
ができることから経済性にも優れ展示会場等短期間の催
し場のゴミ箱として使用する場合などにおいて便利であ
り極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】箱主体部の展開図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】箱主体部を角筒形に組立た状態の要部の斜視
図。
【図4】第2縁板を内方に向け直角状に折り倒した状態
の斜視図。
【図5】第2縁板を倒した後、第1縁板を折り倒した状
態の斜視図。
【図6】第1縁板を折り倒した後、一方の縁板の折り返
し片を少し折り曲げた状態を示す平面図。
【図7】第1縁板の各折り返し片を折り込み始めた状態
の平面図。
【図8】折り返し片を第2縁板の舌に折り曲げた状態の
平面図。
【図9】図8の部分拡大斜視図。
【図10】組立完了状態における要部の斜視図。
【図11】図10の部分拡大平面図。
【図12】図11のA−A線断面図。
【図13】図11のB−B線断面図。
【図14】内袋を挿入する状態を説明する箱主体の斜視
図。
【図15】箱主体の折りたゝみを説明する横断平面図で
ある。
【符号の説明】
1 箱主体 2,3,4,5 側面板 7,9 第1縁板 8,10 第2縁板 11,12,13,14 底面板 17,18 折り返し片 21,22 三角片 23,24 第1縁板の先端縁 27,28 係合凹部 29,30 差し込み片 31,32 係合スリット 33,34 突片 35,36 係止部 39,40 折り線 41 内袋 42 箱主体の開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4つの側面板を隣り合わせに連設して矩
    形の角筒形をなす箱主体を形成し、側面板の下縁からは
    箱主体の底部を塞ぐ底面板を延設する一方、相対向する
    2つの上縁からは先端縁から折り返し片を延設する第1
    縁板を、また他の相対向する2つの上縁からは先端縁の
    両端近傍に係止部を設ける第2縁板を各延設すると共
    に、上記第1縁板の両側端縁は先端に向け縮幅する斜辺
    に形成し、またこれに続く前記折り返し片の両側端縁に
    は側方に突き出す三角片を設けると共に先端縁部には差
    し込み片を設けて前記第2縁板を内方に折り倒したのち
    第1縁板を折り倒して重ね合わせ、次にその各先端縁か
    ら延設する前記折り返し片を第1縁板の背面に回り込む
    ように折り返して前記三角片を第2縁板の側縁部の下に
    差し入れ第1縁板と共働して挟み付けると同時に、第1
    縁板の先端縁両端部を第2縁板の前記係止部に係合させ
    る一方、上記折り返し片先端縁の前記差し込み片を側面
    板上端部に開設する係合スリットに係脱自由に差し込み
    固定するようにしたことを特徴としたゴミ箱。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、箱主体を形成
    する4つの側面板のうち第1縁板を延設する相対向する
    2つの側面板の中央部に第1縁板と底面板を含んで縦に
    直線的に貫く折り線を形成してなることを特徴としたゴ
    ミ箱。
JP08665293A 1993-03-08 1993-03-08 ゴミ箱 Expired - Lifetime JP3198195B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016043985A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP2020070066A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社トーモク 包装箱

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