JPH07223895A - シリコン単結晶引上げ装置用ヒートシールド - Google Patents

シリコン単結晶引上げ装置用ヒートシールド

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JPH07223895A
JPH07223895A JP5004894A JP5004894A JPH07223895A JP H07223895 A JPH07223895 A JP H07223895A JP 5004894 A JP5004894 A JP 5004894A JP 5004894 A JP5004894 A JP 5004894A JP H07223895 A JPH07223895 A JP H07223895A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シリコン単結晶引上げ装置のヒー
トシールドに関する。ヒートシールドとしての機能を損
なうことなくシリコン吸収量をより多くし、且つき裂や
膨潤の生じない長寿命の炭素製ヒートシールドを提供す
ることを目的とする。 【構成】 全気孔率が40体積%以下であって、ブタノ
ール浸漬法による真密度が1.7乃至2.2Mg/m
であり、かつ水銀圧入法で測定された気孔半径が0.0
1〜50μmの開気孔の容積が0.10乃至0.35m
/Mgである炭素材から成ることを特徴とするヒート
シールドである。このうち、全気孔率が40体積%以下
であって、ブタノール浸漬法による真密度が2.0乃至
2.2Mg/mの場合は、水銀圧入法で測定された気
孔半径が0.01〜50μmの開気孔の容積が0.10
乃至0.20m/Mgである炭素材から成るヒートシ
ールドが特に好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チョクラルスキー(C
Z)法等によるシリコン単結晶引上げ装置に使用される
ヒートシールドに関するものである。このヒートシール
ドを更に詳しく言えば、例えば図1の装置におけるイン
ナーシールド(11)、ロアーリングシールド(9)、
アッパーリングシールド(12)、下部シールド(1
5)及び上部シールド(16)等の炭素製のヒートシー
ルドである。
【0002】
【従来の技術】単結晶引上げ装置のヒートシールドは、
熱を遮へいしたり、輻射したり、シリコン蒸気を整流し
たり、炉内温度の均熱性や保温性を良くしたりすること
を主な目的とした部材である。通常、インナーシールド
は黒鉛ヒーター等を包囲する円筒形状のものであり、ロ
アーリングシールド又はアッパーリングシールドは、イ
ンナーシールドの下部又は上部に位置し、ほぼリング形
状のものである。また、下部シールドは、黒鉛ルツボの
下側に位置し、裾先が黒鉛ヒーターに近接するようなス
カート状の断熱部を有するものであり、図1に示した装
置例では黒鉛ルツボを受ける皿としての機能も持つ形状
にしてある。上部シールドは、黒鉛ルツボの上方に位置
しており、シリコン単結晶が通過できる穴を中央部に有
し、縦断面がほぼ逆L字型のものや、図1に示した装置
例のように逆円すい筒状のもの等がある。
【0003】近年、シリコンウェハーの高集積度化に伴
い大口径のシリコン単結晶が必要となり、引上げ装置も
大型化している。このようなシリコン単結晶の大口径化
によって、石英ルツボ中の多結晶シリコンの量が多くな
り、シリコンを溶解するために非常に大きな電力が必要
になっている。したがって、図1に示した装置例を用い
て説明すると、黒鉛ヒーター(7)の発熱量が大きくな
り、黒鉛ヒーター自体やその周囲のヒートシールド
(9、11、12、15、16)等の温度が高くなって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さらには、シリコン単
結晶の大口径化に合わせた溶融シリコン量の増加に伴
い、シリコン蒸発量が多くなり、ヒートシールドの表面
に液相で析出するシリコンが多くなっている。従来の炭
素材から成るヒートシールドでは、析出したシリコンを
ヒートシールド内部に十分吸収できず、ヒートシールド
表面に残るシリコンの量が多くなっていた。このように
なると、ヒートシールドやそれに隣接した炭素部品同志
を固着させてしまい、部品同志がはずれなくなり、つい
には交換しなければならなくなる。さらには、析出した
シリコンが炭素と反応して、ヒートシールド等の表層部
に炭化ケイ素膜が形成されてしまい、炭素と炭化ケイ素
の熱膨張係数の差によって、き裂を生じさせていた。そ
のため、短期間でヒートシールド等の炭素部品を交換す
ることを余儀なくされていた。
【0005】そこで本発明は、ヒートシールドの表面に
残るシリコン量を少なくするために、ヒートシールドと
しての機能を損なうことなくシリコン吸収量をより多く
し、且つき裂や膨潤の生じない長寿命の単結晶引上げ装
置の炭素製ヒートシールドを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
を解決するため種々の検討を重ねた結果、(a)全気孔
率が40体積%以下であって、ブタノール浸漬法による
真密度が1.7乃至2.2Mg/mであり、かつ水銀
圧入法で測定された気孔半径が0.01〜50μmの開
気孔の容積が0.10乃至0.35m/Mgである炭
素材から成るヒートシールド、このうち、(b)全気孔
率が40体積%以下であって、ブタノール浸漬法による
真密度が2.0乃至2.2Mg/mであり、かつ水銀
圧入法で測定された気孔半径が0.01〜50μmの開
気孔の容積が0.10乃至0.20m/Mgである炭
素材から成るヒートシールドが特に好ましく、シリコン
の吸収量が多く、且つき裂や膨潤を生じさせないこと、
さらには、(c)300〜1273Kの温度域における
熱膨張係数が常に正で、その温度域での平均熱膨張係数
が3.5×10−6〜5.5×10−6/Kであり、更
に該平均熱膨張係数の異方比が1.3以下である炭素材
から成るヒートシールドが好ましいことも見出し、本発
明を完成するに至ったものである。
【0007】
【発明の構成及び作用】ここで、ヒートシールドは特殊
形状で肉厚の薄いものが多く、炭素材をヒートシールド
に加工する際には、炭素材に大きな加工負荷が加わる。
全気孔率が40体積%を超えるような多孔質の炭素材の
場合には、かかる加工負荷に耐え得る強度を有していな
い。さらに、このような炭素材は、熱伝導率が小さいた
めに均熱性が悪く、ヒートシールドとしての機能を十分
に果たせない。したがって、ヒートシールドは、全気孔
率が40体積%以下の炭素材から成ることが前提とな
る。また、全気孔率の下限については特に制限はない
が、全気孔率が20体積%未満の炭素材は、気孔が少な
いので断熱性がやや悪くなる。断熱性が特に必要な場合
には、全気孔率が20体積%以上の炭素材を使用するの
が好ましい。
【0008】以下に、本発明に係るヒートシールドを完
成させるために至った経緯を説明する。
【0009】まず、真密度について説明する。
【0010】ブタノール法による真密度が2.2Mg/
を超える炭素材から成るヒートシールドは、シリコ
ンとの反応で炭素粒子組織が大きく膨張する。そのた
め、き裂を生じたり盛り上がったりして形状が変形して
しまい、ヒートシールドとしての機能が損なわれる。
【0011】また、真密度が1.7Mg/m未満の炭
素材は有機物を多く含んでいる。そのため、これをヒー
トシールドに加工し、炉に入れて加熱すると、ヒートシ
ールドから水素やメタンなどの炭化水素ガスが多量に放
出され、シリコン単結晶の品質を劣化させてしまうので
好ましくない。
【0012】次に、開気孔容積について説明する。
【0013】全気孔率が40体積%以下で、真密度が
1.7乃至2.2Mg/mの炭素材から成るヒートシ
ールドであっても、水銀圧入法で測定された気孔半径が
0.01〜50μmの開気孔の容積が0.10m/M
gよりも少ないと、シリコンを吸収する量が少ないた
め、ヒートシールド表面に残ったシリコンによって短期
間で炭素部品同志が固着し易くなる。
【0014】一方、開気孔の容積の上限については、
0.35m/Mg以下であれば良い。開気孔容積が
0.35m/Mgを超えると、強度が弱くなり、破損
し易いため、取扱いが非常に困難になってしまう。更に
は、均熱性も悪化し始める。
【0015】このうち、真密度が2.0乃至2.2Mg
/mの場合には、開気孔の容積が0.10乃至0.2
0m/Mgのものが特に好ましい。この真密度の範囲
のように黒鉛化の比較的進んだ炭素材のときには、開気
孔の容積が0.20m/Mgを超えるてしまうと、炭
素とシリコンとの反応による膨張量が多くなり過ぎてし
まい、き裂を生じたり盛り上がったりすることがある。
したがって、この範囲の真密度の場合は、開気孔の容積
は0.10乃至0.20m/Mgの範囲が特に好まし
い。
【0016】以上をまとめると、均熱性等を損なうこと
なく多量にシリコンを吸収し、且つき裂や盛り上がりを
生じさせないためには、全気孔率が40体積%以下で、
真密度が1.7乃至2.2Mg/mであり、開気孔の
容積が0.10乃至0.35m/Mgの炭素材から成
るヒートシールドが良い。このうち、真密度が2.0乃
至2.2Mg/mの場合は、開気孔の容積が0.10
乃至2.0m/Mgの炭素材から成るヒートシールド
が特に好ましいことが分かった。
【0017】このようなヒートシールドにおいて、30
0〜1273Kの平均熱膨張係数が3.5×10−6
K未満の場合、及び5.5×10−6/Kを超える場合
では、炭化ケイ素層や表面に残ったシリコンの熱膨張係
数とヒートシールドの熱膨張係数との差が大きくなり、
ヒートシールドにき裂が生じ易くなる。このため、30
0〜1273Kの平均熱膨張係数が3.5×10−6
5.5×10−6/Kであることもヒートシールドの寿
命を長くする上で非常に効果的である。
【0018】さらには、300K以上の温度では熱膨張
係数が常に正であることが好ましい。なぜならば、炭素
の単結晶のa軸方向の熱膨張係数は273〜673K程
度の範囲で負であり、異方比が1.3を超えるような配
向性の高い炭素材では、熱膨張係数が273〜673K
内のある温度域で方向によっては負になってしまう。一
方、シリコンや炭化ケイ素の熱膨張係数は常に正である
ため、ヒートシールドとの熱膨張係数の差によりヒート
シールドにき裂が生じ易い。また熱伝導率も方向によっ
て異なるため、均熱性が悪くなりヒートシールドとして
使用できない場合がある。これらの点も含めて、熱膨張
係数の異方比が1.3以下である等方性に近い炭素材か
ら成るヒートシールドが望ましいことも合わせて見い出
した。
【0019】もちろん、ヒートシールド中に含まれる不
純物が少ない程、引き上げられたシリコン単結晶の欠陥
が少なくなるため、ヒートシールドの全灰分が少ない方
が良い。通常は灰分20ppm以下のものが使用され
る。
【0020】
【実施例】以下に実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明する。
【0021】実施例1 石炭系か焼コークスを平均粒子径10μmに粉砕し、骨
材とした。この骨材100質量部に対し、バインダーと
してコールタールピッチ(軟化点415K)80質量部
を加熱ニーダー中で473Kで5時間ねつ合した。この
ねつ合物を粉砕し、ラバープレスにて成形し、生成形体
を得た。この生成形体を非酸化性雰囲気下で1250K
で焼成し、その後3100Kで黒鉛化した。この黒鉛化
した炭素材をハロゲンガス雰囲気中で加熱し、高純度処
理をして高純度炭素材を得た。この炭素材の全灰分は1
0ppmであり、不純物金属元素の組成を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】実施例2、3 石油系生コークス(平均粒子径20μm)を骨材とし
て、実施例1と同様にして(ただし、バインダー量、ね
つ合時間及び成形圧力は実施例1と異なる)焼成し、2
800K(実施例2)と3300K(実施例3)で黒鉛
化して、その後高純度処理した高純度炭素材。
【0024】実施例4 カーボンブラックと石油系か焼コークス粉末を原料と
し、実施例1と同様にして製造(ただし、バインダー
量、ねつ合時間及び成形圧力は実施例1と異なる)した
高純度炭素材。
【0025】実施例5 木炭を高純度化後、粉砕して、実施例1と同様にして製
造(ただし、バインダー量、ねつ合時間及び成形圧力は
実施例1と異なる)した高純度炭素材。
【0026】比較例1〜3 人造黒鉛、石油系コークス及びりん状黒鉛を粉砕、混合
して、実施例1と同様にして製造(ただし、バインダー
量、ねつ合時間及び成形圧力は実施例1と異なる)した
高純度炭素材。
【0027】実施例1〜5と比較例1〜3の物性とシリ
コン吸収量の試験結果を表2に示す。熱膨張係数の異方
比は全て1.2以下であり、表2中の熱膨張係数の値は
3方向(x,y,z方向)の平均値を示している。
【0028】
【表2】
【0029】なお、各物性とシリコン吸収量の測定・試
験方法を以下にまとめて示す。
【0030】(I)不純物金属元素の定量 B:CaCOを添加し、880℃で灰化した後、塩酸
に溶解した。これをICP−MSで測定した。 Na,Mg,Ti,Cr,Ni:プラズマ灰化した後、
硝酸と塩酸の混酸に溶解し、ICP−MSで測定した。 Al,V:880℃で灰化した後、フッ酸・白煙処理を
行い、更に硝酸に溶解し、ICP−MSで測定した。 K,Ca,Cu:プラズマ灰化してオートクレーブにて
加温、加圧し、塩酸に溶解して後、フレームレス原子吸
光分析を行った。 Si:880℃で灰化し、炭酸ナトリウムに溶解した
後、塩酸に溶解して、モリブデン青法によりUV計で測
定した。
【0031】(II)全気孔率、及び開気孔容積の測定 試料のサイズ:φ10×20mm 測定方法:水銀圧入法 水銀と炭素との接触角:141.3° 水銀の表面張力:0.480N/m 測定装置:カルロ・エルパ社ポロシメーター 全気孔率の算出方法:数1の方法で算出した。
【0032】
【数1】
【0033】開気孔容積の算出方法:数2の方法で算出
した。
【0034】
【数2】
【0035】(III)真密度の測定 測定方法:ブタノール浸漬法。 測定条件:試料を100メッシュ(149μm)以下に
粉砕。 測定装置:セイシン製自動密度計(AUTO TRUE
DENSER)MAF5000
【0036】(IV)熱膨張係数の測定 試料のサイズ:φ5×20mm 測定装置:リガク製熱機械分析計
【0037】(V)シリコンの吸収量試験 試料のサイズ:10×10×60mm 測定方法:10Paのアルゴンガス雰囲気下で1870
Kの溶融シリコン(純度4N)中に試料を5時間だけ浸
漬して引き上げて、冷却後、試料表面上に付着したシリ
コンを取り除き、数3の方法で算出した。
【0038】
【数3】
【0039】表2から明らかなように、全気孔率、真密
度、及び開気孔容積にシリコン吸収量が依存することが
分かる。すなわち、全気孔率が40体積%以下であり、
真密度が1.7乃至2.2Mg/mであって開気孔の
容積が0.10乃至0.35m/Mgである炭素材、
このうち、真密度が2.0乃至2.2Mg/mの場合
は、開孔の容積が0.10乃至0.20m/Mgであ
る炭素材が特に好ましく、き裂や膨潤を起こすことなく
大量のシリコンを吸収することが分かった。
【0040】
【発明の効果】以上のことから、炭素材の全気孔率、真
密度、開気孔容積、更に望ましくは熱膨張係数及び異方
比を特に指定することにより、均熱性や断熱性を損なっ
たり、き裂や膨潤を起こしたりすることなくシリコンの
吸収量を多くすることができ、耐久寿命を従来のものよ
りもはるかに長くすることが可能なヒートシールドを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリコン単結晶引上げ装置の一例の概略断面図
である。
【符号の説明】
1 種ホルダー 2 シリコン種結晶 3 シリコン単結晶 4 石英ルツボ 5 溶融多結晶シリコン 6 断熱材 7 黒鉛ヒーター 8 黒鉛ルツボ 9 ロアーリングシールド 10 排気口 11 インナーシールド 12 アッパーリングシールド 13 チャンバー 14 のぞき窓 15 下部シールド 16 上部シールド 17 支持棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全気孔率が40体積%以下であって、ブ
    タノール浸漬法による真密度が1.7乃至2.2Mg/
    であり、かつ水銀圧入法で測定された気孔半径が
    0.01〜50μmの開気孔の容積が0.10乃至0.
    35m/Mgである炭素材から成ることを特徴とする
    シリコン単結晶引上げ装置用ヒートシールド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシリコン単結晶引上げ
    装置用ヒートシールドにおいて、全気孔率が40体積%
    以下であって、ブタノール浸漬法による真密度が2.0
    乃至2.2Mg/mであり、かつ水銀圧入法で測定さ
    れた気孔半径が0.01〜50μmの開気孔の容積が
    0.10乃至0.20m/Mgである炭素材から成る
    ことを特徴とするシリコン単結晶引上げ装置用ヒートシ
    ールド。
  3. 【請求項3】 300〜1273Kの温度域における熱
    膨張係数が常に正で、その温度域での平均熱膨張係数が
    3.5×10−6〜5.5×10−6/Kであり、更に
    該平均熱膨張係数の異方比が1.3以下であることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のシリコン単結
    晶引上げ装置用ヒートシールド。
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