JPH0722382Y2 - 車両用アオリ戸開閉補助装置 - Google Patents

車両用アオリ戸開閉補助装置

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Publication number
JPH0722382Y2
JPH0722382Y2 JP9083491U JP9083491U JPH0722382Y2 JP H0722382 Y2 JPH0722382 Y2 JP H0722382Y2 JP 9083491 U JP9083491 U JP 9083491U JP 9083491 U JP9083491 U JP 9083491U JP H0722382 Y2 JPH0722382 Y2 JP H0722382Y2
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JP
Japan
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bracket
door opening
underframe
spacer
top plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9083491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0663477U (ja
Inventor
徹郎 本多
育夫 斉藤
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Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd filed Critical Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、トラック、貨車等の
荷台に使用する車両用アオリ戸開閉補助装置に関するる
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両の荷台に取り付けられているアオリ
戸を軽い力で開閉するために、車両用アオリ戸開閉補助
装置を設けることは実公昭56−14142号公報にあ
るように、既に開発されている。
【0003】この車両用アオリ戸開閉補助装置は、一端
をアオリ戸の外面に枢着した連結リンクの他端に回転ア
ームの一端を枢着し、この回転アームの他端を荷台の床
板下面に配設したブラケットに枢着し、回転アームの中
間部をスプリングによって荷台の内方に向けて付勢した
構造になっていて、アオリ戸の全作動行程範囲に亘って
アオリ戸の自重による回転モーメントをほぼ完全に釣り
合わせることのできる力を生じさせ、極めて少ない力に
よってアオリ戸を円滑に開閉させることができるように
している。
【0004】そして回転アームを枢着しているブラケッ
トの前面は、荷台端縁に設けられている台枠裏面に固着
して、強度を保持するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記の車両用アオリ戸
開閉補助装置は、回転アームを枢着するためのブラケッ
トを荷台の床板下面に配設する必要があるが、荷台の大
きさや構造は車種によって各種の寸法が異なるため、一
定の連結リンクや回転アームの取付け寸法を守るため、
アオリ戸開閉補助装置のブラケットの取付位置を変えな
ければならない。このためブラケットと台枠との間の距
離が大きくなるとブラケットと台枠との間にスペーサを
介装し、スペーサを介してブラケットを台枠に固定して
いた。
【0006】従来のスペーサは厚さの厚い板で作ってい
たので、ブラケットと台枠との間の間隔を微細に調節す
ることが困難であり、大きい厚さ寸法のスペーサは重く
なる欠点があった。
【0007】この考案はこのような従来の欠点を除去
し、1つの軽いスペーサでブラケットと台枠との間の距
離の変化に簡単に対応できるようにした車両用アオリ戸
開閉補助装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案の車両用アオリ
戸開閉補助装置は、一端をアオリ戸の外面に枢着した連
結リンクの他端に回転アームの一端を枢着し、該回転ア
ームの他端を荷台の床板下面に配設したブラケットに枢
着し、前記回転アームの中間部を荷台の内方に向けて付
勢した車両用アオリ戸開閉補助装置において、前記ブラ
ケットの天板下面と前面の両側に両側片が接するコ字型
のスペーサの中間部分を荷台の台枠に当接可能として前
記ブラケットに配設し、前記コ字型のスペーサの両側片
を前記ブラケットの天板下面と前面の両側に溶接したこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】コ字型のスペーサの両側片をブラケットの天板
下面と前面の両側に沿って進退させ、コ字型のスペーサ
の中間部分が台枠に当設するようにしてコ字型のスペー
サの両側片をブラケットの天板下面と前面の両側に溶接
すれば、1つのコ字型のスペーサのみでブラケットと台
枠との間の距離の変化に対応することができる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。
【0011】図1において1はこの考案の開閉補助装置
に装置に使用するブラケットであって、ブラケット1は
水平の天板2と、天板2の下面に垂直に固着した1対の
側面板3,3とから構成されている。
【0012】4はコ字型のスペーサであって、前面とな
る平らな中間部分5と、中間部分5の両端から後方に向
けて直角に形成した1対の側片6,6とから構成されて
いる。この1対の側片6,6は、ブラケット1の天板2
の直角に形成してある前面7の両側から側面板3,3の
外面に平行に嵌め込まれ、天板2の下面および前面7の
両側に沿って摺動させることができるようになってい
る。
【0013】図2はこの考案の一実施例の側面図であっ
て、車両荷台の床板8は横根太9の上に布設されてお
り、床板8および横根太9の端縁には断面L字型の台枠
10が取付けられている。車両荷台のアオリ戸11の下
縁はヒンジ12によって台枠10に回動自在に取付けら
れている。
【0014】アオリ戸11外部のヒンジ12よりも若干
上方には、連結リンク13の上端がヒンジ14により枢
着されており、連結リンク13の下端はヒンジ15によ
り回転アーム16に枢着されている。
【0015】回転アーム16はほぼ三角形状をしてい
て、上方の頂点が上述した連結リンク13の下端にヒン
ジ15により枢着されており、回転アーム16の下方の
頂点はヒンジ17によりブラケット1の側面板3に枢着
されている。また回転アーム16の中間の頂点18は、
図示しないスプリングに引っ張られ、矢印で示すように
荷台の内方に向けて付勢されている。
【0016】台枠10に対するブラケット1の取付位置
は荷台の構造や大きさに応じて変える必要があるので、
予めブラケット1の天板2の前面7(図1参照)の両側
をガイドとしてコ字状のスペーサ4の側片6,6を嵌め
込み、天板2の下面に沿って摺動させてスペーサ4の中
間部分7が台枠10に当接する位置として、スペーサ4
の側片6,6を溶接19により前面7の両側および天板
2の下面に固着しておく。そしてスペーサ4の中間部分
5(図1参照)をボルト20およびナットで台枠10に
固定することにより、ブラケット1を所用の位置に取付
けることができる。
【0017】
【考案の効果】従来は荷台の大きさによってスペーサの
寸法を細かく調節することが困難であったが、この考案
においては、コ字型のスペーサをブラケットの天板下面
と前面の両側に沿ってスライドし、スペーサの両側片を
ブラケットの天板下面と前面の両側に溶接することによ
り、1個のコ字型のスペーサで各種の大きさの荷台に対
応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に使用するブラケットとスペーサの一
実施例の斜視図である。
【図2】この考案の一実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 天板 3 側面板 4 スペーサ 5 中間部分 6 側片 7 前面 8 床板 9 横根太 10 台枠 11 アオリ戸 12 ヒンジ 13 連結リンク 14 ヒンジ 15 ヒンジ 16 回転アーム 17 ヒンジ 18 頂点 19 溶接 20 ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端をアオリ戸の外面に枢着した連結リ
    ンクの他端に回転アームの一端を枢着し、該回転アーム
    の他端を荷台の床板下面に配設したブラケットに枢着
    し、前記回転アームの中間部を荷台の内方に向けて付勢
    した車両用アオリ戸開閉補助装置において、前記ブラケ
    ットの天板下面と前面の両側に両側片が接するコ字型の
    スペーサの中間部分を荷台の台枠に当接可能として前記
    ブラケットに配設し、前記コ字型のスペーサの両側片を
    前記ブラケットの天板下面と前面の両側に溶接したこと
    を特徴とする車両用アオリ戸開閉補助装置。
JP9083491U 1991-11-06 1991-11-06 車両用アオリ戸開閉補助装置 Expired - Lifetime JPH0722382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9083491U JPH0722382Y2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 車両用アオリ戸開閉補助装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9083491U JPH0722382Y2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 車両用アオリ戸開閉補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0663477U JPH0663477U (ja) 1994-09-09
JPH0722382Y2 true JPH0722382Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=14009620

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9083491U Expired - Lifetime JPH0722382Y2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 車両用アオリ戸開閉補助装置

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JPH0663477U (ja) 1994-09-09

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Effective date: 19951114