JPH07223436A - 自動車用ドアウエザストリップ - Google Patents

自動車用ドアウエザストリップ

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Publication number
JPH07223436A
JPH07223436A JP6037665A JP3766594A JPH07223436A JP H07223436 A JPH07223436 A JP H07223436A JP 6037665 A JP6037665 A JP 6037665A JP 3766594 A JP3766594 A JP 3766594A JP H07223436 A JPH07223436 A JP H07223436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
weather strip
hollow seal
lip portion
lip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6037665A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ogawa
一夫 尾川
Takuji Takahashi
卓司 高橋
Masaaki Morikawa
正明 森川
Hiroshi Ohashi
宏 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP6037665A priority Critical patent/JPH07223436A/ja
Publication of JPH07223436A publication Critical patent/JPH07223436A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアウエザストリップにおける中空シール部
の変形に伴うリップ部の浮き上がりを防止して、ドアパ
ネルを確実にシールする。 【構成】 ドアウエザストリップ1を、トリム部12
と、リップ部13と、中空シール部14とで構成し、こ
れらを一体的に押出成形する。トリム部12をドアパネ
ル2の周面にリテーナ4を介して保持する。リップ部1
3はトリム部12より車外側でドアパネル2の内側面に
圧接する。中空シール部14はドア閉鎖時に車体のセン
タピラーフレーム3aに圧接して、リップ部13側へ変
形する。中空シール部14の変形に伴ってリップ部13
がドアパネル2から浮き上がらないように、中空シール
部14のリップ部13側の付根14aを、トリム部12
のリップ部13側を保持するリテーナ4の保持点4aよ
りも車外側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体とドアパネルとの
隙間をシールする自動車用ドアウエザストリップに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、例えば乗用車(同図
の右側が乗用車の前部)においては、ドアパネル2の周
縁部内側面にドアウエザストリップ1が装着されてい
る。図5及び図6に示すように、従来のドアウエザスト
リップ31のうち乗用車のセンタピラー部5に沿って延
びる部位は、トリム部32と、リップ部33と、中空シ
ール部34とからなり、これらは一体成形されている。
そして、トリム部32はドアパネル2の周面にリテーナ
4を介して保持されている。リップ部33はトリム部3
2より車外側(図の下側)でドアパネル2の内側面に圧
接して、水がリテーナ4側に侵入しないようにシールし
ている。
【0003】また、中空シール部34は、図6に示すよ
うに、ドア閉鎖時に車体3のセンタピラーフレーム3a
に圧接して、保持点4aを支点にリップ部33側へ変形
するようになっている。なお、この種のドアウエザスト
リップとして、特開昭64−70223号公報及び実開
昭61−138617号公報に開示された技術が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のドア
ウエザストリップ31によると、中空シール部34のリ
ップ部33側の付根34aが、トリム部32のリップ部
33側を保持するリテーナ4の保持点4aよりも距離d
だけ車内側(図5の上側)に離れた位置に設けられてい
たので、図6に示すように、中空シール部34の変形時
に、てこの原理でリップ部33がドアパネル2から浮き
上がることがあった。こうした場合、リップ部33のシ
ール機能が損なわれ、ドアパネル2に水洩れが発生しや
すくなるという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、中空シール部の
変形に伴うリップ部の浮き上がりを防止して、ドアパネ
ルを確実にシールできる自動車用ドアウエザストリップ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、ドアパネルの周面にリテーナを介して
保持されるトリム部と、トリム部より車外側でドアパネ
ルの内側面に圧接するリップ部と、ドア閉鎖時に車体に
圧接してリップ部側へ変形する中空シール部とを備えた
自動車用ドアウエザストリップにおいて、中空シール部
のリップ部側の付根を、トリム部のリップ部側を保持す
るリテーナの保持点よりも車外側に設けるという手段を
とった。
【0007】中空シール部のリップ部側の付根がリテー
ナの保持点よりも車外側に離れる距離は、0.2〜4.
0mm程度であり、好ましくは0.5〜2.0mmであ
る。なお、このように距離を示す場合、中空シール部の
リップ部側の付根の起算点は、中空シール部の厚みの略
中央部とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、ドア閉鎖時に中空シール部
がリップ部側に変形すると、その変形に伴い、中空シー
ル部のリップ部側の付根に、リップ部をドアパネルに押
し付ける力が作用し、その押付力によってリップ部の浮
き上がりが確実に防止される。従って、リップ部は常に
ドアパネルの周面に圧接して、そのシール機能を十分に
発揮することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面に基
づいて説明する。まず、図1及び図2は、実施例のドア
ウエザストリップ1のうち、乗用車のセンタピラー部5
に沿って延びる部位の断面形状(図4のII−II線断
面)を示している。この部位のドアウエザストリップ1
は、ドアパネル2の周面にリテーナ4を介して保持され
る中空状のトリム部12と、トリム部12より車外側で
ドアパネル2の内側面に圧接するリップ部13と、ドア
閉鎖時に車体3のセンタピラーフレーム3aに圧接して
リップ部13側へ変形する中空シール部14とからな
り、これらはスポンジゴム等の柔軟材料で一体的に押出
成形されている。
【0010】前記中空シール部14のリップ部13側の
付根14aは、従来とは反対に、トリム部12のリップ
部13側を保持するリテーナ4の保持点4aよりも、距
離D1(例えば1.0mm)だけ車外側(図1の下側)
に離れた位置に設けられている。
【0011】従って、本実施例のドアウエザストリップ
1によれば、図2に示すように、ドア閉鎖時に、中空シ
ール部14がセンタピラーフレーム3aに圧接してリッ
プ部13側へ変形すると、その変形に伴い、中空シール
部14の付根14aに、リップ部13をドアパネル2に
押し付ける力が作用し、その押付力によってリップ部1
3の浮き上がりが確実に防止される。それ故、リップ部
13は常にドアパネル2の周面に圧接して、そのシール
機能を十分に発揮でき、もって、ドアパネル2の水洩れ
を確実に防止することができる。
【0012】次に、図3は、実施例のドアウエザストリ
ップ1のうち、乗用車のルーフ部6に沿って延びる部位
の断面形状(図4のIII−III線断面)を示してい
る。この部位のドアウエザストリップ1は、ドアパネル
2のリテーナ4に保持される中空状のトリム部22と、
トリム部22より車外側(図3の右側)でドアパネル2
の内側面に圧接するリップ部23と、ドア閉鎖時に車体
3のルーフパネル3bに圧接してリップ部23側へ変形
する中空シール部24とからなり、これらはスポンジゴ
ム等の柔軟材料で一体的に押出成形されている。そし
て、中空シール部24のリップ部23側の付根24a
は、トリム部22のリップ部23側を保持するリテーナ
4の保持点4aよりも距離D2だけ車外側に離れた位置
に設けられている。
【0013】従って、ドア閉鎖時に、中空シール部24
がルーフパネル3bに圧接してリップ部23側へ変形す
ると、その変形に伴い、中空シール部24の付根24a
にリップ部23をドアパネル2に押し付ける力が作用す
る。その結果、リップ部23が浮き上がることなく、常
にドアパネル2の周面に圧接して、ルーフ部6における
ドアパネル2の水洩れを確実に防止することができる。
【0014】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れず、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具
体化することもできる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動車用
ドアウエザストリップによれば、中空シール部のリップ
部側の付根をリテーナの保持点よりも車外側に設けたの
で、中空シール部の変形に伴うリップ部の浮き上がりを
防止して、ドアパネルを確実にシールできるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動車用ドアウエザストリッ
プの断面図である。
【図2】同ドアウエザストリップの作用を示す図4のI
I−II線断面図である。
【図3】同ドアウエザストリップの作用を示す図4のI
II−III線断面図である。
【図4】同ドアウエザストリップを取付けた乗用車の側
面図である。
【図5】従来のドアウエザストリップの断面図である。
【図6】同ウエザストリップの問題点を指摘する断面図
である。
【符号の説明】
1 ドアウエザストリップ 2 ドアパネル 3 車体 4 リテーナ 4a 保持点 12,22 トリム部 13,23 リップ部 14,24 中空シール部 14a,24a 付根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 卓司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 森川 正明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大橋 宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネルの周面にリテーナを介して保
    持されるトリム部と、前記トリム部より車外側でドアパ
    ネルの内側面に圧接するリップ部と、ドア閉鎖時に車体
    に圧接して前記リップ部側へ変形する中空シール部とを
    備えたドアウエザストリップにおいて、前記中空シール
    部の前記リップ部側の付根を、前記トリム部の前記リッ
    プ部側を保持する前記リテーナの保持点よりも車外側に
    設けたことを特徴とする自動車用ドアウエザストリッ
    プ。
JP6037665A 1994-02-10 1994-02-10 自動車用ドアウエザストリップ Pending JPH07223436A (ja)

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JPH07223436A true JPH07223436A (ja) 1995-08-22

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JP6037665A Pending JPH07223436A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 自動車用ドアウエザストリップ

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