JPH0722341Y2 - 自動開閉装置 - Google Patents

自動開閉装置

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JPH0722341Y2
JPH0722341Y2 JP12727089U JP12727089U JPH0722341Y2 JP H0722341 Y2 JPH0722341 Y2 JP H0722341Y2 JP 12727089 U JP12727089 U JP 12727089U JP 12727089 U JP12727089 U JP 12727089U JP H0722341 Y2 JPH0722341 Y2 JP H0722341Y2
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JP
Japan
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sunroof
opening
switch
closing
operation switch
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JP12727089U
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光徳 鎌倉
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等の乗物におけるサンルーフ等の自動開
閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車等の乗物の屋根には開閉自在のサンルーフが取付
けられることがある。このようなサンルーフの操作方式
として、第9図(a),(b)に示すように操作者がモ
ーメンタリー型のサンルーフの開閉用スイッチを押下し
ている間にのみサンルーフモータの開閉動作を行うよう
にしたマニュアル操作方式や、第9図(c),(d)に
示すように操作によって自動的にオートモードとなり、
その後スイッチをオフとしてもサンルーフモータが動作
を継続しサンルーフを開放又は閉成するオート操作方式
があった。そしてオート操作方式では、位置スイッチに
よって完全にサンルーフが閉じられたとき又はモータの
過負荷が検出されたときにサンルーフモータの駆動が停
止される。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来のサンルーフ等の自動開閉装置によれ
ば、マニュアル操作方式のときには操作者がスイッチを
投入している必要があるため操作性が悪く、運転者が運
転しながら操作する場合には片手運転が続くため危険で
あるという欠点があった。又オート操作方式の開閉制御
装置では一瞬の操作でサンルーフを開閉することができ
るが、誤ってスイッチを投入してしまった場合にも自動
的にサンルーフが開放又は閉成されることとなる。その
ため運転者の意に反する動きとなり、又閉成時にはサン
ルーフに手等が挟み込まれる可能性があるという欠点が
あった。
本考案はこのような従来の自動開閉装置の問題点に鑑み
てなされたものであって、操作性を改善ししかも開閉動
作時の安全性を向上させるようにすることを技術的課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は第1図に示すように、電動機1の回転力を開閉
体(サンルーフ開閉機構2)に連結された開閉用駆動軸
に与え、この駆動軸の回転によって開閉体を開閉するよ
うにした自動開閉装置であって、開閉体の開放又は閉成
指令を与える操作スイッチ3と、操作スイッチが所定時
間内に複数回投入されたことを検出する検出手段4と、
操作スイッチの投入中に電動機を駆動すると共に、検出
手段より複数回の投入が検出されたときに操作スイッチ
の投入停止後も連続して電動機を駆動する制御手段5
と、を有することを特徴とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本考案によれば、開閉体の開放
又は閉成時に操作スイッチを投入すると、その間のみ電
動機が所定方向に駆動される。この状態では操作スイッ
チをオフとすれば直ちに電動機が停止される。そして所
定時間内に複数回同一方向の操作スイッチを投入すると
その操作が検出手段によって検出されてオートモードに
移行し、以後は操作スイッチをオフとしてもそのまま動
作を継続する。そして開閉体が完全に開放又は閉成され
たか、電動機の過負荷を検出するまで回転を継続する。
〔実施例〕
第2図は本考案のサンルーフが設けられる車両の屋根を
示す概略図である。本図において車両の屋根11には開口
12が形成されておりこの開口12が開閉体、即ちサンルー
フ13によって開閉される。開口12の両側には図示しない
ガイドレールが設けられ左右一対の駆動ケーブル14を介
してサンルーフ13が前後方向に開閉駆動される。屋根11
内の開口12の前方には電動機1、即ちサンルーフモータ
15が取付けられる。第3図はすべりクラッチを含むサン
ルーフ開閉機構2の一例を示すものであって、サンルー
フモータ15の出力軸16はウオーム17,ウオームギア18,す
べりクラッチ19,中間軸20及びギア21,22を介して開閉用
の駆動軸23に連結されている。駆動軸23には駆動ケーブ
ル14と噛合するギア24が設けられ、これらの各ギアはハ
ウジング25内に収納されている。
第4図はサンルーフのコントローラの構成を示すブロッ
ク図である。本図においてサンルーフの操作スイッチ、
即ちサンルーフを開閉させる操作スイッチとしてモーメ
ンタリー型のスイッチSW1,SW2とチルトアップ,チルト
ダウンを入力するモーメンタリー型のスイッチSW3,SW
4、及びサンルーフが完全に閉じられたときに接点が閉
成する位置スイッチSW5が設けられ、これらのスイッチ
入力は入力回路31を介してマイクロコンピュータ32に与
えられる。マイクロコンピュータ32にはバッテリー33よ
り電源回路34を介して安定化された定電圧電源が供給さ
れており、又発振回路35より発振出力が与えられる。マ
イクロコンピュータ32は後述するように動作開始時に操
作スイッチからの信号に基づいてサンルーフモータ15を
所定方向に駆動し、所定時間内に再び操作スイッチが操
作されればオートモードに移行してサンルーフモータ15
を駆動する制御手段5である。マイクロコンピュータ32
にはサンルーフモータ15を駆動するための出力回路36が
接続されている。
次に本実施例の動作について第5図のフローチャート及
び第6〜8図のタイムチャートを参照しつつ説明する。
動作を開始するとまずステップ40においてオートフラグ
が立てられているかどうかをチェックし、このスイッチ
が立てられていなければステップ41に進んで投入フラグ
が立てられているかどうかをチェックする。このフラグ
が立てられていなければステップ42に進み、いずれかの
操作スイッチが押下されたかどうかをチェックする。操
作スイッチが押下されていなければステップ43に進ん
で、サンルーフモータ15を停止してステップ40に戻る。
さて第6図(a),(b)に示すように時刻t1に操作ス
イッチを投入すると、ステップ42からステップ44,45に
進んで動作時間ΔTのオートスタンバイタイマをセット
しスイッチの投入フラグを立てる。そしてステップ46に
進んでサンルーフモータ15を駆動してステップ40に戻
る。以後は投入フラグが立てられているのでステップ41
からステップ47に進んでタイマが動作中かどうかをチェ
ックする。動作中であればステップ48に進みスイッチが
継続して投入されているかどうかをチェックする。スイ
ッチが連続して投入されているときにはステップ49にお
いて1回目フラグが立てられているかどうかをチェック
し、このフラグが立てられていなければステップ46に進
んで同様の処理を繰り返す。そして第6図(b)の時刻
t2に示すようにオートスタンバイタイマが動作を完了し
てリセット状態となると、ステップ47からステップ50に
進み操作スイッチが連続して投入されているかどうかを
チェックする。連続して投入されている場合にはステッ
プ46に戻って同様の処理が繰り返される。そして時刻t3
にスイッチをオフとすれば、ステップ51,52においてタ
イマをリセットすると共に1回目フラグ,投入フラグを
リセットし、サンルーフモータ15の駆動を停止する。
さて第7図(a),(b)に示すように時刻t4に操作ス
イッチを投入した後、オートスタンバイタイマが動作中
の時刻t5に操作スイッチをオフとすると、ステップ48か
らステップ53に進んで1回目フラグが立てられ、ステッ
プ43に進んでサンルーフモータが直ちに停止される。そ
の後は投入フラグが立てられているためステップ40,41
からステップ47に進んで同様の処理を繰り返す。そして
オートスタンバイタイマの動作中の時刻t6に再び操作ス
イッチを投入すると、ステップ48からステップ49に進ん
で1回目フラグが立てられているかどうかがチェックさ
れる。この場合には1回目フラグが立てられているため
ステップ54に進んでオートフラグが立てられる。そうす
ればステップ40からステップ55に進んで過負荷状態がチ
ェックされ、過負荷状態でなければサンルーフモータが
継続して駆動される。そしてサンルーフが完全に開放又
は閉成となる場合を含んでサンルーフ15が過負荷状態と
なれば、ステップ56に進みオートフラグがリセットされ
てステップ43に戻る。こうすれば連続してサンルーフが
開放又は閉成されることとなる。
ここでオートスタンバイタイマの動作時間ΔTとして
は、例えば1秒間程度に設定しておくことによりこの時
間内に操作スイッチを連続して投入すれば、誤りなくサ
ンルーフを開放又は閉成する必要があるものと判断して
オートモードに移行する。又操作スイッチをオートスタ
ンバイタイマ時間を越えて連続して押下する場合には、
その間だけマニュアル動作が行われ、スイッチの投入を
停止すれば直ちにサンルーフモータが停止されることと
なる。
又第8図に示すように操作スイッチを短時間投入した後
オートスタンバイタイマの動作時間ΔTの間に再び操作
スイッチを押下しなければ、通常のマニュアル操作モー
ドに戻って第6図の場合と同様に操作スイッチの投入の
間にのみサンルーフモータが駆動されることとなる。
ここで第5図においてマイクロコンピュータ32はステッ
プ47〜49において操作スイッチが所定時間内に連続して
投入されたことを検出する検出手段4を構成しており、
第5図の他のステップでは操作スイッチの投入中にサン
ルーフモータを駆動すると共に、連続操作が検出された
ときにスイッチの投入停止後も連続してサンルーフを開
放又は閉成する制御手段5の機能を達成している。
尚本実施例ではオートスタンバイタイマの時間内に2回
連続して操作スイッチを押下したときにオートモードに
移行するようにしているが、複数回の操作によってオー
トモードに移行するようにしてもよいことはいうまでも
ない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案によれば、所定時間内
に複数回の操作を行うことによって自動的にオートモー
ドに移行し、このような操作を行わなければスイッチの
押下中にのみサンルーフが開放又は閉成されるため、操
作者の操作によってオートモードとマニアルモードとを
選択することができる。又誤ってスイッチに触れて1回
スイッチが投入されても自動的にはオートモードに移行
しないため、手等を挟み込む危険がなくなるという効果
が得られる。更にオート動作スタンバイ時間は一定時間
でキャンセルされるため、1度目の操作から時間をおい
て2度目のスイッチ操作をしてもオートモードとはなら
ず誤って挟み込みを起こす恐れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機能的構成を示すブロック図、第2図
はサンルーフ部の平面図、第3図はサンルーフ開閉機構
の構成を示す概略図、第4図はコントローラの電気的構
成を示すブロック図、第5図はその動作を示すフローチ
ャート、第6図,第7図及び第8図はその動作を示すタ
イムチャート、第9図は従来のサンルーフコントローラ
の動作を示すタイムチャートである。 1……電動機、2……サンルーフ開閉機構、3……操作
スイッチ、4……検出手段、5……制御手段、13……サ
ンルーフ、15……サンルーフモータ、32……マイクロコ
ンピュータ、33……バッテリー、SW1〜SW4……操作スイ
ッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の回転力を開閉体に連結された開閉
    用駆動軸に与え、この駆動軸の回転によって開閉体を開
    閉するようにした自動開閉装置において、 開閉体の開放又は閉成指令を与える操作スイッチと、 前記操作スイッチが所定時間内に複数回投入されたこと
    を検出する検出手段と、 前記操作スイッチの投入中に前記電動機を駆動すると共
    に、前記検出手段より複数回の投入が検出されたときに
    操作スイッチの投入停止後も連続して前記電動機を駆動
    する制御手段と、を有することを特徴とする自動開閉装
    置。
JP12727089U 1989-10-30 1989-10-30 自動開閉装置 Expired - Lifetime JPH0722341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12727089U JPH0722341Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 自動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12727089U JPH0722341Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 自動開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0364820U JPH0364820U (ja) 1991-06-25
JPH0722341Y2 true JPH0722341Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=31675033

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12727089U Expired - Lifetime JPH0722341Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 自動開閉装置

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