JP2523281B2 - 電動パワ−ステアリング装置 - Google Patents
電動パワ−ステアリング装置Info
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- JP2523281B2 JP2523281B2 JP14062086A JP14062086A JP2523281B2 JP 2523281 B2 JP2523281 B2 JP 2523281B2 JP 14062086 A JP14062086 A JP 14062086A JP 14062086 A JP14062086 A JP 14062086A JP 2523281 B2 JP2523281 B2 JP 2523281B2
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- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両の操舵力を電動モータの駆動力でア
シストするようにした電動パワーステアリング装置に関
する。
シストするようにした電動パワーステアリング装置に関
する。
(従来の技術) 第4図に示した従来の装置は、ハンドル1に連結した
入力軸2の先端にピニオン3を連結するとともに、この
ピニオン3を、ナックルアーム4に連結したサイドロッ
ド5のラック6にかみ合せている。
入力軸2の先端にピニオン3を連結するとともに、この
ピニオン3を、ナックルアーム4に連結したサイドロッ
ド5のラック6にかみ合せている。
また、正逆転可能にした電動モータmには減速機7を
連結するとともに、この減速機7の出力軸8にピニオン
9を設け、このピニオン9を上記ラック6にかみ合わせ
ている。
連結するとともに、この減速機7の出力軸8にピニオン
9を設け、このピニオン9を上記ラック6にかみ合わせ
ている。
そして、上記電動モータmの回転方向制御及び出力制
御は、トルクセンサー10と車速センサー11から出力され
る信号に応じて動作するモータ制御装置cによって制御
される。
御は、トルクセンサー10と車速センサー11から出力され
る信号に応じて動作するモータ制御装置cによって制御
される。
しかして、ハンドル1を左右いずれかに回転すると、
それにともなって入力軸2に操舵トルクが発生するが、
このトルクの方向と大きさをトルクセンサー10で検出
し、そのトルク信号をモータ制御装置cに入力する。こ
のとき車速センサー11で検出した車速信号もモータ制御
装置cに入力している。
それにともなって入力軸2に操舵トルクが発生するが、
このトルクの方向と大きさをトルクセンサー10で検出
し、そのトルク信号をモータ制御装置cに入力する。こ
のとき車速センサー11で検出した車速信号もモータ制御
装置cに入力している。
したがって、電動モータmは操舵トルクと車速に応じ
て駆動し、ピニオン9を上記ピニオン3と同一方向に回
転させる。ピニオン9が回転すれば、ラック6とともに
サイドロッド5が移動するので、操舵力がアシストされ
ることになる。
て駆動し、ピニオン9を上記ピニオン3と同一方向に回
転させる。ピニオン9が回転すれば、ラック6とともに
サイドロッド5が移動するので、操舵力がアシストされ
ることになる。
(本発明が解決しようとする問題点) このようにした従来の装置では、エンジンルームのス
ペース等を考慮すると、電動モータを小型化せざるを得
ない。このために当該電動モータを限界能力一杯で使用
することが多くなる。
ペース等を考慮すると、電動モータを小型化せざるを得
ない。このために当該電動モータを限界能力一杯で使用
することが多くなる。
この電動モータを限界能力近くで長時間使用している
と熱を発生するが、その温度が一定限度を超えると、コ
イルの被服が破壊されたり、ブラシとコミュテータが固
着したりし、最悪のばいあには当該モータがロックし、
ハンドルが切れなくなるということもあった。
と熱を発生するが、その温度が一定限度を超えると、コ
イルの被服が破壊されたり、ブラシとコミュテータが固
着したりし、最悪のばいあには当該モータがロックし、
ハンドルが切れなくなるということもあった。
しかしながら上記従来の装置では、電動モータの温度
が一定限度以上に上昇したときの対策が一切施されてい
ないので、当該電動モータが故障したり、走行中にハン
ドルが切れなくなったりする危険があった。
が一定限度以上に上昇したときの対策が一切施されてい
ないので、当該電動モータが故障したり、走行中にハン
ドルが切れなくなったりする危険があった。
この発明の目的は、電動モータの温度が一定限度以上
になったとき、その電動モータをオフにして、走行中の
危険を取り除く装置を提供することである。
になったとき、その電動モータをオフにして、走行中の
危険を取り除く装置を提供することである。
(問題点を解決する手段) 上記の目的を達成するために、この発明は、操舵トル
クを検出するトルクセンサーと、車速を検出する車速セ
ンサーとを備え、これら両センサーに応じて電動モータ
を駆動し、この電動モータの駆動力で操舵力をアシスト
する構成にした電動パワーステアリング装置を前提とす
る。
クを検出するトルクセンサーと、車速を検出する車速セ
ンサーとを備え、これら両センサーに応じて電動モータ
を駆動し、この電動モータの駆動力で操舵力をアシスト
する構成にした電動パワーステアリング装置を前提とす
る。
そして、上記電動モータの温度を検出する温度センサ
ーを設けるとともに、当該電動モータが所定の温度以上
に上昇し、しかも、車速が設定速度以下、及び、車速が
設定速度以上で操舵トルクが設定値以下、のいずれか一
方の条件を満たしたときに、上記電動モータをオフにす
るマイクロプロセッサーを主要素にしてなる点に特徴を
有する。
ーを設けるとともに、当該電動モータが所定の温度以上
に上昇し、しかも、車速が設定速度以下、及び、車速が
設定速度以上で操舵トルクが設定値以下、のいずれか一
方の条件を満たしたときに、上記電動モータをオフにす
るマイクロプロセッサーを主要素にしてなる点に特徴を
有する。
(本発明の作用) 電動モータの温度情報を温度センサーによって検出し
て、電動モータが所定の温度以上に上昇していると判断
したとする。
て、電動モータが所定の温度以上に上昇していると判断
したとする。
このとき、マイクロプロセッサーは、車速が設定速度
以下、及び、車速が設定速度以上で操舵トルクが設定値
以下、のいずれか一方の条件を満たしていると、当該電
動モータをオフにして停止させる。
以下、及び、車速が設定速度以上で操舵トルクが設定値
以下、のいずれか一方の条件を満たしていると、当該電
動モータをオフにして停止させる。
(本発明の効果) 上記のように電動モーターが所定の温度以上になった
とき、それを自動的に停止するので、そのコイルの被覆
が破壊したり、ブラシとコミュテータとが固着したりす
るまで、当該電動モータが温度上昇しなくなる。
とき、それを自動的に停止するので、そのコイルの被覆
が破壊したり、ブラシとコミュテータとが固着したりす
るまで、当該電動モータが温度上昇しなくなる。
このとき、当該車両の車速が設定値以下であれば、操
舵感覚が多少変わっても安全性を維持することができ
る。したがって、この場合は、電動モータをオフにし
て、停止させる。
舵感覚が多少変わっても安全性を維持することができ
る。したがって、この場合は、電動モータをオフにし
て、停止させる。
ただし、当該車両の車速が設定値以上であれば、電動
モータをオフにすると操舵感覚が急に変化する恐れがあ
るので、電動モータの温度が所定の温度以上であっても
それを駆動し続ける。
モータをオフにすると操舵感覚が急に変化する恐れがあ
るので、電動モータの温度が所定の温度以上であっても
それを駆動し続ける。
そして、この場合、操舵トルクを検出し、それが設定
値以下であれば、電動モータをオフにして停止させる。
つまり、車両が設定車速以上の走行中でも、操舵トルク
が小さければ、電動モータを停止させてマニュアルステ
アリングに切り換えても、その操舵感覚が大きく変化す
ることがないからである。
値以下であれば、電動モータをオフにして停止させる。
つまり、車両が設定車速以上の走行中でも、操舵トルク
が小さければ、電動モータを停止させてマニュアルステ
アリングに切り換えても、その操舵感覚が大きく変化す
ることがないからである。
したがって、この発明の電動パワーステアリング装置
によれば、安全性と機能性とを維持しながら、当該電動
モータの温度が上昇したときにはそれを停止して、温度
上昇による問題を解決できることになる。
によれば、安全性と機能性とを維持しながら、当該電動
モータの温度が上昇したときにはそれを停止して、温度
上昇による問題を解決できることになる。
(本発明の実施例) 第1〜3図に示したこの発明の実施例は、電動モータ
mに温度センサー12を設け、この温度センサー12をモー
タ制御装置cに接続している。
mに温度センサー12を設け、この温度センサー12をモー
タ制御装置cに接続している。
このモータ制御装置cは、第2図に示すように、トル
クセンサー10、車速センサー11及び温度センサー12を接
続している。
クセンサー10、車速センサー11及び温度センサー12を接
続している。
そして、このモータ制御装置cには、トルク信号処理
回路13、車速信号処理回路14及び温度信号処理回路15を
設け、上記各センサー10〜12を対応する処理回路13〜15
に接続している。
回路13、車速信号処理回路14及び温度信号処理回路15を
設け、上記各センサー10〜12を対応する処理回路13〜15
に接続している。
上記各処理回路13〜15は、A/D変換回路16〜18を介し
てマイクロプロセッサー19に接続するとともに、このマ
イクロプロセッサー19から出力される出力制御信号及び
パワー/マニュアル信号によってモータ駆動回路20を制
御し、電動モータmを所定の出力で駆動したり、あるい
はそれを停止したりできるようにしている。
てマイクロプロセッサー19に接続するとともに、このマ
イクロプロセッサー19から出力される出力制御信号及び
パワー/マニュアル信号によってモータ駆動回路20を制
御し、電動モータmを所定の出力で駆動したり、あるい
はそれを停止したりできるようにしている。
そして、上記マイクロプロセッサー19は、次のように
動作する。
動作する。
すなわち、第3図に示すようにステップIで温度セン
サー12からの温度信号tMを検出し、ステップIIでこの温
度tMと設定温度t1とを比較する。
サー12からの温度信号tMを検出し、ステップIIでこの温
度tMと設定温度t1とを比較する。
このとき電動モータmの温度tMが、設定温度t1よりも
低ければ、当該電動パワーステアリングの通常の制御ル
ーチン21に移るが、電動モータmの温度tMが設定温度t1
よりも高くなると、ステップIII以下のルーチンに移
る。
低ければ、当該電動パワーステアリングの通常の制御ル
ーチン21に移るが、電動モータmの温度tMが設定温度t1
よりも高くなると、ステップIII以下のルーチンに移
る。
上記ステップIIIでは車速センサー11からの車速信号
Vを検出し、ステップIVでこの車速Vと設定速度V0とを
比較する。
Vを検出し、ステップIVでこの車速Vと設定速度V0とを
比較する。
このとき当該車速Vが設定速度V0以下のときには、次
のステップV、VIを経ないで、ステップVIIに直接移
り、電動モータmをオフにしてそれを停止させる。つま
り、車速Vが設定速度V0以下のときには、その操舵感覚
を切り換えたとしてもその安全性を維持できるのに対し
て、電動モータmを継続運転させる方が危険が大きいの
で、上記のようにステップVIIに直接移って、当該電動
モータmを停止させ、マニュアルステアリングに切り換
えるようにしている。
のステップV、VIを経ないで、ステップVIIに直接移
り、電動モータmをオフにしてそれを停止させる。つま
り、車速Vが設定速度V0以下のときには、その操舵感覚
を切り換えたとしてもその安全性を維持できるのに対し
て、電動モータmを継続運転させる方が危険が大きいの
で、上記のようにステップVIIに直接移って、当該電動
モータmを停止させ、マニュアルステアリングに切り換
えるようにしている。
上記ステップIVで比較した車速Vが設定速度V0よりも
高速のときに、操舵感覚を急に変化させると危険が大き
過ぎるので、この場合にはステップVに移り、現在のス
テアリング状況を把握するようにしている。すなわち、
このステップVでは、トルクセンサー10からのトルク信
号Tを検出し、ステップVIでこの操舵トルクTと設定ト
ルクT0とを比較する。
高速のときに、操舵感覚を急に変化させると危険が大き
過ぎるので、この場合にはステップVに移り、現在のス
テアリング状況を把握するようにしている。すなわち、
このステップVでは、トルクセンサー10からのトルク信
号Tを検出し、ステップVIでこの操舵トルクTと設定ト
ルクT0とを比較する。
このとき操舵トルクTが設定トルクT0よりも小さけれ
ば、上記したステップVIIに移り当該電動モータmを停
止させる。つまり、当該車両が設定速度以上で走行中で
も、操舵トルクTが小さければ、電動モータmを停止さ
せてマニュアルステアリングに切り換えても、その操舵
感覚がそれほど変化せずに危険が少ないので、電動モー
タmを停止させるようにしている。
ば、上記したステップVIIに移り当該電動モータmを停
止させる。つまり、当該車両が設定速度以上で走行中で
も、操舵トルクTが小さければ、電動モータmを停止さ
せてマニュアルステアリングに切り換えても、その操舵
感覚がそれほど変化せずに危険が少ないので、電動モー
タmを停止させるようにしている。
しかし、このステップVIで比較した操舵トルクTが設
定トルクT0よりも大きいときには、車速Vも操舵トルク
Tも、設定値V0、T0より大きいことになる。この状態で
電動モータmを停止してマニュアル操作に切り換えて操
舵感覚を変化させることは、非常に危険なので、この場
合には、当該電動パワーステアリングの通常の制御ルー
チン21に移る。つまり、電動モータmの駆動を継続させ
てパワーステアリングの状態を保つ。
定トルクT0よりも大きいときには、車速Vも操舵トルク
Tも、設定値V0、T0より大きいことになる。この状態で
電動モータmを停止してマニュアル操作に切り換えて操
舵感覚を変化させることは、非常に危険なので、この場
合には、当該電動パワーステアリングの通常の制御ルー
チン21に移る。つまり、電動モータmの駆動を継続させ
てパワーステアリングの状態を保つ。
一方、ステップVIIで電動モータmを停止させたら、
次のステップVIIIで所定時間当該電動モータmを停止し
続け、それを冷すようにする。
次のステップVIIIで所定時間当該電動モータmを停止し
続け、それを冷すようにする。
そして、ステップVIIIで所定時間経過してから、ステ
ップIXで当該電動モータmの温度tMを再び検出してステ
ップXに移り、その温度tMを設定温度t0と比較する。
ップIXで当該電動モータmの温度tMを再び検出してステ
ップXに移り、その温度tMを設定温度t0と比較する。
このとき、温度tMが設定温度t0よりも高ければ、当該
電動モータmが十分に冷えていないので、再びステップ
VIIに戻り、電動モータmの停止状態を維持する。
電動モータmが十分に冷えていないので、再びステップ
VIIに戻り、電動モータmの停止状態を維持する。
そして、温度tMが設定温度t0よりも低くなれば、ステ
ップXIに移って当該操舵トルクTを検出するとともに、
ステップXIIで操舵トルクTと設定トルクT0とを比較す
る。
ップXIに移って当該操舵トルクTを検出するとともに、
ステップXIIで操舵トルクTと設定トルクT0とを比較す
る。
このとき操舵トルクTが設定トルクT0よりも大きけれ
ば、操舵感覚を切り換えると危険が大きいので、前記ス
テップVIIに戻して電動モータmを停止したままとす
る。なぜなら、操舵トルクTが大きいということは、大
きな力でハンドル1を操作していると考えられるが、こ
のような状態で、マニュアルステアリングからパワース
テアリングに急に切り換えると、軽くなったハンドルを
切り過ぎるという危険があるからである。
ば、操舵感覚を切り換えると危険が大きいので、前記ス
テップVIIに戻して電動モータmを停止したままとす
る。なぜなら、操舵トルクTが大きいということは、大
きな力でハンドル1を操作していると考えられるが、こ
のような状態で、マニュアルステアリングからパワース
テアリングに急に切り換えると、軽くなったハンドルを
切り過ぎるという危険があるからである。
また、上記の操舵トルクTが設定トルクT0よりも小さ
ければ、マニュアルステアリングからパワーステアリン
グに切り換えても危険がないので、当該電動モータmを
再び駆動させる。
ければ、マニュアルステアリングからパワーステアリン
グに切り換えても危険がないので、当該電動モータmを
再び駆動させる。
なお、上記のように電動モータmの温度tMが上昇して
それを停止させようとするときには、当該車両の車速V
を検出しているが、この停止した電動モータmを再び駆
動させるときには、上記車速を検出していないが、その
理由は次のとおりである。
それを停止させようとするときには、当該車両の車速V
を検出しているが、この停止した電動モータmを再び駆
動させるときには、上記車速を検出していないが、その
理由は次のとおりである。
すなわち、電動モータmの駆動中に温度tMが上昇する
と、それによる危険が大きくなるので、当該駆動モータ
mを停止させる緊急度が非常に高くなる。そこで、この
場合には、ハンドル1を操作しているかどうかはさて置
き、低速走行中であれば危険度が少ないことを考慮し
て、即座に電動モータmを停止するようにしたものであ
る。そして、当該電動モータmを再び駆動させるときに
は、その緊急性が薄れるので、当該ハンドル1を操作し
ているかどうかだけを基準にしている。
と、それによる危険が大きくなるので、当該駆動モータ
mを停止させる緊急度が非常に高くなる。そこで、この
場合には、ハンドル1を操作しているかどうかはさて置
き、低速走行中であれば危険度が少ないことを考慮し
て、即座に電動モータmを停止するようにしたものであ
る。そして、当該電動モータmを再び駆動させるときに
は、その緊急性が薄れるので、当該ハンドル1を操作し
ているかどうかだけを基準にしている。
また、当該電動モータmを再び駆動させるときの設定
温度t0は、このモータmを停止させるときの設定温度t1
よりも低く設定している。このようにt0<t1としたの
は、電動モータmのオフとオンとの温度にヒステリシス
を持たせ、当該モータmが頻繁にオン、オフを繰り返さ
ないようにするためである。
温度t0は、このモータmを停止させるときの設定温度t1
よりも低く設定している。このようにt0<t1としたの
は、電動モータmのオフとオンとの温度にヒステリシス
を持たせ、当該モータmが頻繁にオン、オフを繰り返さ
ないようにするためである。
上記のようにしたこの実施例によれば、車両の走行中
に電動モータmの温度が上昇すると、そのときの走行条
件等を考慮して、当該電動モータmを停止させるので、
安全性が非常に高くなる。しかも、電動モータmの温度
が下がれば、それを自動的に再駆動させるので、常に最
適温度条件で当該電動モータmを使用できることにな
る。
に電動モータmの温度が上昇すると、そのときの走行条
件等を考慮して、当該電動モータmを停止させるので、
安全性が非常に高くなる。しかも、電動モータmの温度
が下がれば、それを自動的に再駆動させるので、常に最
適温度条件で当該電動モータmを使用できることにな
る。
図面第1〜3図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図は機構図、第2図はモータ制御装置のブロック図、第
3図はフローチャート、第4図は従来の機構図である。 m……電動モータ、10……トルクセンサー、11……車速
センサー、12……温度センサー、c……モータ制御装
置、19……マイクロプロセッサー。
図は機構図、第2図はモータ制御装置のブロック図、第
3図はフローチャート、第4図は従来の機構図である。 m……電動モータ、10……トルクセンサー、11……車速
センサー、12……温度センサー、c……モータ制御装
置、19……マイクロプロセッサー。
Claims (1)
- 【請求項1】操舵トルクを検出するトルクセンサーと、
車速を検出する車速センサーとを備え、これら両センサ
ーに応じて電動モータを駆動し、この電動モータの駆動
力で操舵力をアシストする構成にした電動パワーステア
リング装置において、上記電動モータの温度を検出する
温度センサーを設けるとともに、当該電動モータが所定
の温度以上に上昇し、しかも、車速が設定速度以下、及
び、車速が設定速度以上で操舵トルクが設定値以下、の
いずれか一方の条件を満たしたときに、上記電動モータ
をオフにするマイクロプロセッサーを主要素にしてなる
モータ制御装置を備えた電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14062086A JP2523281B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 電動パワ−ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14062086A JP2523281B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 電動パワ−ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62295777A JPS62295777A (ja) | 1987-12-23 |
JP2523281B2 true JP2523281B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=15272942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14062086A Expired - Fee Related JP2523281B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 電動パワ−ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523281B2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP14062086A patent/JP2523281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62295777A (ja) | 1987-12-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |