JPH0722232B2 - 基板搬送装置 - Google Patents
基板搬送装置Info
- Publication number
- JPH0722232B2 JPH0722232B2 JP59253077A JP25307784A JPH0722232B2 JP H0722232 B2 JPH0722232 B2 JP H0722232B2 JP 59253077 A JP59253077 A JP 59253077A JP 25307784 A JP25307784 A JP 25307784A JP H0722232 B2 JPH0722232 B2 JP H0722232B2
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- Japan
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- substrate
- board
- transfer
- component mounting
- conveyor
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、基板に対して所定の作業や加工を行なうラ
インに使用される基板搬送装置に関するものである。
インに使用される基板搬送装置に関するものである。
例えば電子機器に組み込まれる配線基板にチップコンデ
ンサやチップ抵抗等のチップ部品を搭載する自動部品搭
載ラインは、前記基板を搬送装置によって部品搭載位置
に搬送し、自動部品搭載装置により基板上に所定のチッ
プ部品を搭載してこの基板を送出する構成となってい
る。
ンサやチップ抵抗等のチップ部品を搭載する自動部品搭
載ラインは、前記基板を搬送装置によって部品搭載位置
に搬送し、自動部品搭載装置により基板上に所定のチッ
プ部品を搭載してこの基板を送出する構成となってい
る。
この自動部品搭載ラインにおける基板搬送装置として
は、従来、ベルトコンベアを利用したものがあり、この
基板搬送装置は、基板を第1の位置まで搬送する第1コ
ンベアと、第1コンベアによって搬送されてきた基板を
チップ部品の搭載位置に搬送する第2コンベアと、この
第2コンベアによって搬送されてきた基板を部品搭載位
置に停止させるストッパとからなっている。
は、従来、ベルトコンベアを利用したものがあり、この
基板搬送装置は、基板を第1の位置まで搬送する第1コ
ンベアと、第1コンベアによって搬送されてきた基板を
チップ部品の搭載位置に搬送する第2コンベアと、この
第2コンベアによって搬送されてきた基板を部品搭載位
置に停止させるストッパとからなっている。
この基板搬送装置の基板搬送動作を説明すると、第1コ
ンベアは前記第1の位置まで基板を搬送した状態で停止
しており、部品搭載位置にある基板が送出された後に駆
動されて、前記第1の位置にある基板を第2コンベア上
に送るようになっている。また、第2コンベアは、第1
コンベアから搬入された基板を部品搭載位置まで搬送し
たところで停止してこの状態で基板へのチップ部品の搭
載が終るのを待ち、部品搭載完了後に再び駆動されて部
品搭載基板を送出するもので、この部品搭載基板が送出
されると、次の基板を前記第1の位置まで搬送した状態
で停止している第1コンベアが駆動され、次の基板が第
2コンベア上に送られて、この基板が部品搭載位置に搬
送される。
ンベアは前記第1の位置まで基板を搬送した状態で停止
しており、部品搭載位置にある基板が送出された後に駆
動されて、前記第1の位置にある基板を第2コンベア上
に送るようになっている。また、第2コンベアは、第1
コンベアから搬入された基板を部品搭載位置まで搬送し
たところで停止してこの状態で基板へのチップ部品の搭
載が終るのを待ち、部品搭載完了後に再び駆動されて部
品搭載基板を送出するもので、この部品搭載基板が送出
されると、次の基板を前記第1の位置まで搬送した状態
で停止している第1コンベアが駆動され、次の基板が第
2コンベア上に送られて、この基板が部品搭載位置に搬
送される。
すなわち、この基板搬送装置は、基板へのチップ部品の
搭載が完了する毎にこの部品搭載を送出してから前記第
1の位置で待機している次の基板を部品搭載位置に搬送
するもので、後続の基板は、基板へのチップ部品の搭載
中に前記第1コンベアで前記第1の位置まで搬送されて
くる。
搭載が完了する毎にこの部品搭載を送出してから前記第
1の位置で待機している次の基板を部品搭載位置に搬送
するもので、後続の基板は、基板へのチップ部品の搭載
中に前記第1コンベアで前記第1の位置まで搬送されて
くる。
しかしながら、従来の基板搬送装置は、上記のように、
部品搭載位置でチップ部品を搭載された部品搭載基板を
送出してから前記第1の位置で待機している次の基板を
部品搭載位置に搬送するものであるために、基板へのチ
ップ部品の搭載完了後、次の基板の部品搭載位置への搬
送を開始するまでに、部品搭載基板の送出に要する時間
がかかることになり、そのために、部品搭載位置への基
板搬送のサイクルタイムが長いという問題をもってい
た。
部品搭載位置でチップ部品を搭載された部品搭載基板を
送出してから前記第1の位置で待機している次の基板を
部品搭載位置に搬送するものであるために、基板へのチ
ップ部品の搭載完了後、次の基板の部品搭載位置への搬
送を開始するまでに、部品搭載基板の送出に要する時間
がかかることになり、そのために、部品搭載位置への基
板搬送のサイクルタイムが長いという問題をもってい
た。
また、基板の搬送速度を考えると、前記第1コンベア
は、基板へのチップ部品の搭載中に前記第1の位置まで
次の基板を搬送し終っていればよいから、この第1コン
ベアの速度はさほど速くなくてもよいが、第2コンベア
による部品搭載位置への基板の搬送は、部品搭載装置を
待機させておいて行われるために、基板へのチップ部品
の搭載作業を効率よく行なうためには、第2コンベアの
速度を速くして、部品搭載装置の待機時間を短くしてや
ることが必要となる。
は、基板へのチップ部品の搭載中に前記第1の位置まで
次の基板を搬送し終っていればよいから、この第1コン
ベアの速度はさほど速くなくてもよいが、第2コンベア
による部品搭載位置への基板の搬送は、部品搭載装置を
待機させておいて行われるために、基板へのチップ部品
の搭載作業を効率よく行なうためには、第2コンベアの
速度を速くして、部品搭載装置の待機時間を短くしてや
ることが必要となる。
しかし、ベルトコンベアにより基板を搬送する従来の基
板搬送装置では、前記第2コンベアの速度を速くする
と、基板の空送りが発生して、基板を部品搭載位置に正
確に搬送することができなくなる。これは、基板が非常
に軽いために、ベルトコンベアの速度を速くすると、基
板に作用する空気抵抗が大きくなって基板がコンベア上
で滑りを生じるからであり、そのために、従来の基板搬
送装置では前記第2コンベアの速度も速くできないか
ら、基板へのチップ部品の搭載作業効率を上げることは
できなかった。
板搬送装置では、前記第2コンベアの速度を速くする
と、基板の空送りが発生して、基板を部品搭載位置に正
確に搬送することができなくなる。これは、基板が非常
に軽いために、ベルトコンベアの速度を速くすると、基
板に作用する空気抵抗が大きくなって基板がコンベア上
で滑りを生じるからであり、そのために、従来の基板搬
送装置では前記第2コンベアの速度も速くできないか
ら、基板へのチップ部品の搭載作業効率を上げることは
できなかった。
この発明は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その目的とするところは、所定の作業または
加工を行なった基板をこの作業または加工位置から送出
すると同時に次の基板を前記作業または加工位置に搬送
して基板搬送のサイクルタイムを短縮するとともに、基
板の搬送を高速でしかも確実に行なって基板に対する作
業または加工効率を上げることができる基板搬送装置を
提供することにある。
であって、その目的とするところは、所定の作業または
加工を行なった基板をこの作業または加工位置から送出
すると同時に次の基板を前記作業または加工位置に搬送
して基板搬送のサイクルタイムを短縮するとともに、基
板の搬送を高速でしかも確実に行なって基板に対する作
業または加工効率を上げることができる基板搬送装置を
提供することにある。
すなわち、この発明は、基板を第1の位置まで搬送する
第1搬送手段と、前記基板を前記第1の位置から基板に
対して所定の作業または加工を行なう第2の位置まで搬
送する第2搬送手段と、前記第2の位置に搬送された基
板の先端を受け止めてこの基板を所定位置に停止させる
とともに前記作業または加工の終了した基板の第2の位
置からの送出時に退避する基板停止ストッパとを備え、 かつ、前記第2搬送手段を、 前記第1搬送手段より高速で移動する移動体に、前記第
1の位置にある基板を前記第2の位置まで押し移送する
基板送り部材と、前記第2の位置にある基板を押出し送
出する基板送り部材とを設けてなり、基板搬送時に上昇
して前記各基板送り部材で前記第1の位置および第2の
位置の基板の後端を押しながら基板搬送方向に移動する
とともに、前記第2の位置に搬送した基板が所定位置に
位置決めされた後直ちに下降して元位置に復帰移動する
基板搬送ユニットを備えた構成としたものである。
第1搬送手段と、前記基板を前記第1の位置から基板に
対して所定の作業または加工を行なう第2の位置まで搬
送する第2搬送手段と、前記第2の位置に搬送された基
板の先端を受け止めてこの基板を所定位置に停止させる
とともに前記作業または加工の終了した基板の第2の位
置からの送出時に退避する基板停止ストッパとを備え、 かつ、前記第2搬送手段を、 前記第1搬送手段より高速で移動する移動体に、前記第
1の位置にある基板を前記第2の位置まで押し移送する
基板送り部材と、前記第2の位置にある基板を押出し送
出する基板送り部材とを設けてなり、基板搬送時に上昇
して前記各基板送り部材で前記第1の位置および第2の
位置の基板の後端を押しながら基板搬送方向に移動する
とともに、前記第2の位置に搬送した基板が所定位置に
位置決めされた後直ちに下降して元位置に復帰移動する
基板搬送ユニットを備えた構成としたものである。
この発明の基板搬送装置は、第1搬送手段によって第1
の位置に搬送された基板を、第2搬送手段によって前記
第1の位置から基板に対して所定の作業または加工を行
なう第2の位置に搬送し、この基板の先端を基板停止ス
トッパで受け止めさせて所定位置に停止させ、この第2
の位置に搬送された基板に対する作業または加工を行な
った後にこの基板を送出するものである。
の位置に搬送された基板を、第2搬送手段によって前記
第1の位置から基板に対して所定の作業または加工を行
なう第2の位置に搬送し、この基板の先端を基板停止ス
トッパで受け止めさせて所定位置に停止させ、この第2
の位置に搬送された基板に対する作業または加工を行な
った後にこの基板を送出するものである。
そして、この基板搬送装置では、前記第2搬送手段を構
成する基板搬送ユニットを、第1搬送手段より高速で移
動する移動体に、第1の位置にある基板を第2の位置ま
で押し移送する基板送り部材と、前記第2の位置にある
基板を押出し送出する基板送り部材とを設けた構成とし
ているため、所定の作業または加工を行なった基板の第
2の位置からの送出と、第1の位置にある次の基板の前
記第2の位置への搬送とを、前記2つの基板送り部材に
よって同時に行なうことができるし、また、前記基板搬
送ユニットが、基板搬送時に上昇して前記各基板送り部
材で第1の位置および第2の位置の基板の後端を押しな
がら基板搬送方向に移動するとともに、前記第2の位置
に搬送した基板が所定位置に位置決めされた後直ちに下
降して元位置に復帰移動するため、第2の位置に搬送し
た基板に対する作業または加工を行なった後、直ちに前
記基板搬送ユニットによる次の基板の搬送を行なうこと
ができる。
成する基板搬送ユニットを、第1搬送手段より高速で移
動する移動体に、第1の位置にある基板を第2の位置ま
で押し移送する基板送り部材と、前記第2の位置にある
基板を押出し送出する基板送り部材とを設けた構成とし
ているため、所定の作業または加工を行なった基板の第
2の位置からの送出と、第1の位置にある次の基板の前
記第2の位置への搬送とを、前記2つの基板送り部材に
よって同時に行なうことができるし、また、前記基板搬
送ユニットが、基板搬送時に上昇して前記各基板送り部
材で第1の位置および第2の位置の基板の後端を押しな
がら基板搬送方向に移動するとともに、前記第2の位置
に搬送した基板が所定位置に位置決めされた後直ちに下
降して元位置に復帰移動するため、第2の位置に搬送し
た基板に対する作業または加工を行なった後、直ちに前
記基板搬送ユニットによる次の基板の搬送を行なうこと
ができる。
したがって、この発明の基板搬送装置によれば、基板に
対する作業または加工を行なう位置(第2の位置)への
基板搬送のサイクルタイムを短縮することができるし、
また、前記2つの基板送り部材を、基板を押して搬送す
るものとしているために、基板送り部材を高速で移動さ
せても空送りを生じることなく基板を確実に搬送するこ
とができるから、基板を高速で搬送して基板に対する作
業または加工効率を上げることができる。
対する作業または加工を行なう位置(第2の位置)への
基板搬送のサイクルタイムを短縮することができるし、
また、前記2つの基板送り部材を、基板を押して搬送す
るものとしているために、基板送り部材を高速で移動さ
せても空送りを生じることなく基板を確実に搬送するこ
とができるから、基板を高速で搬送して基板に対する作
業または加工効率を上げることができる。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は基板搬送装置の概略を示したもの
で、図中10は前工程でチップ部品接続端子上にクリーム
半田を印刷された配線基板Aを搬入してくる基板搬入手
段であり、この基板搬入手段10は、左右一対のベルトコ
ンベア10aからなっている(以下このベルトコンベア10a
を基板搬入コンベアという)。
で、図中10は前工程でチップ部品接続端子上にクリーム
半田を印刷された配線基板Aを搬入してくる基板搬入手
段であり、この基板搬入手段10は、左右一対のベルトコ
ンベア10aからなっている(以下このベルトコンベア10a
を基板搬入コンベアという)。
11は前記基板搬入コンベア10aによって搬入されてきた
基板Aを第1の位置P1まで搬送する第1搬送手段であ
り、この第1搬送手段11も、左右一対のベルトコンベア
11aからなっている(以下このコンベア11aを第1搬送コ
ンベアという)。
基板Aを第1の位置P1まで搬送する第1搬送手段であ
り、この第1搬送手段11も、左右一対のベルトコンベア
11aからなっている(以下このコンベア11aを第1搬送コ
ンベアという)。
この第1搬送コンベア11aは、基板搬入コンベア10aから
この第1搬送コンベア11a上への基板Aの搬入がセンサS
1で検出されたときに駆動されるもので、前記基板搬入
コンベア10aは、第1搬送コンベア11aの駆動と同時に停
止されるようになっている。
この第1搬送コンベア11a上への基板Aの搬入がセンサS
1で検出されたときに駆動されるもので、前記基板搬入
コンベア10aは、第1搬送コンベア11aの駆動と同時に停
止されるようになっている。
S2は前記第1の位置P1への基板Aの搬送およびこの第1
の位置P1からの基板Aの搬出を検出するセンサであり、
第1搬送コンベア11aは、基板Aを第1の位置P1まで搬
送したとき、つまり前記センサS2によって第1の位置P1
への基板Aの搬送が検出されたときに停止される。ま
た、前記基板搬入コンベア10aは、第1の位置P1からの
基板Aの搬出がセンサS2で検出されたときに再び駆動さ
れるようになっており、これにより、上記と同様にして
次の基板が第1搬送コンベア11aに搬入され、この基板
が第1の位置P1まで搬送される。
の位置P1からの基板Aの搬出を検出するセンサであり、
第1搬送コンベア11aは、基板Aを第1の位置P1まで搬
送したとき、つまり前記センサS2によって第1の位置P1
への基板Aの搬送が検出されたときに停止される。ま
た、前記基板搬入コンベア10aは、第1の位置P1からの
基板Aの搬出がセンサS2で検出されたときに再び駆動さ
れるようになっており、これにより、上記と同様にして
次の基板が第1搬送コンベア11aに搬入され、この基板
が第1の位置P1まで搬送される。
12は前記第1の位置P1で待機している基板Aを第2の位
置つまり基板Aに対するチップ部品の搭載位置P2まで搬
送する第2搬送手段であり、この第2搬送手段12は、前
記第1の位置P1から部品搭載位置P2を通って基板搬出コ
ンベア18aの端部まで移動する基板搬送ユニット12aを備
えている。この基板搬送ユニット12aは、前記第1搬送
コンベア11aより高速で移動する移動体13に、前記第1
の位置P1にある基板Aを部品搭載位置P2まで押し移送す
る第1の基板送り部材14と、前記部品搭載位置P2にある
基板Aを押出し送出する第2の基板送り部材15とを設け
たもので、この基板搬送ユニット12aは、基板搬送時に
上昇して前記基板送り部材14,15で基板A,Aの後端を押し
ながら基板搬送方向に移動し、下降状態で元位置に復帰
移動するものである。
置つまり基板Aに対するチップ部品の搭載位置P2まで搬
送する第2搬送手段であり、この第2搬送手段12は、前
記第1の位置P1から部品搭載位置P2を通って基板搬出コ
ンベア18aの端部まで移動する基板搬送ユニット12aを備
えている。この基板搬送ユニット12aは、前記第1搬送
コンベア11aより高速で移動する移動体13に、前記第1
の位置P1にある基板Aを部品搭載位置P2まで押し移送す
る第1の基板送り部材14と、前記部品搭載位置P2にある
基板Aを押出し送出する第2の基板送り部材15とを設け
たもので、この基板搬送ユニット12aは、基板搬送時に
上昇して前記基板送り部材14,15で基板A,Aの後端を押し
ながら基板搬送方向に移動し、下降状態で元位置に復帰
移動するものである。
16は、前記基板搬送ユニット12aにより部品搭載位置P2
に搬送された基板Aの先端を受け止めてこの基板Aを部
品搭載位置P2に停止させる基板停止ストッパであり、こ
のストッパ16は、チップ部品の搭載を完了した後の部品
搭載基板Aの送出時に下降して退避するようになってい
る。
に搬送された基板Aの先端を受け止めてこの基板Aを部
品搭載位置P2に停止させる基板停止ストッパであり、こ
のストッパ16は、チップ部品の搭載を完了した後の部品
搭載基板Aの送出時に下降して退避するようになってい
る。
また、第2図において、17は、基板搬送ユニット12aに
より部品搭載位置P2に搬送された基板Aを側方から押圧
して基板Aの巾方向の位置決めを行なうプッシャユニッ
トであり、このプッシャユニット17は、センサS3により
部品搭載位置P2への基板Aの搬入が検出されたときに作
動するようになっている。
より部品搭載位置P2に搬送された基板Aを側方から押圧
して基板Aの巾方向の位置決めを行なうプッシャユニッ
トであり、このプッシャユニット17は、センサS3により
部品搭載位置P2への基板Aの搬入が検出されたときに作
動するようになっている。
18は左右一対のベルトコンベア(以下基板搬出コンベア
という)18aからなる基板搬出手段であり、部品搭載位
置P2においてチップ部品を搭載された部品搭載基板A
は、第2搬送ユニット12の第2の基板送り部材15によっ
て基板搬出コンベア18a上に送出され、この基板搬出コ
ンベア18aにより次工程ラインに送られる。
という)18aからなる基板搬出手段であり、部品搭載位
置P2においてチップ部品を搭載された部品搭載基板A
は、第2搬送ユニット12の第2の基板送り部材15によっ
て基板搬出コンベア18a上に送出され、この基板搬出コ
ンベア18aにより次工程ラインに送られる。
この基板搬送装置の各部の構成を説明すると、第3図は
基板搬送装置の第1搬送手段11から基板搬出手段18にか
けての部分の平面図であり、第1搬送コンベア11aの両
側には、搬送される基板Aの両側縁部を案内する基板ガ
イドレール19,19が設けられている。この基板ガイドレ
ール19,19は、基板Aの両側縁部を下側から支持する基
板支持レール部19aと、基板Aの両側縁を案内するサイ
ドガイドレール部19bとを有するもので、第1搬送コン
ベア11aによって搬送される基板Aは、この基板ガイド
レール19,19によって両側縁部を案内されながら搬送さ
れるようになっている。また、基板搬出コンベア18aの
両側にも、上記基板ガイドレール19,19と同様な基板ガ
イドレール19,19が設けられており、この基板搬出コン
ベア18aによって搬出される基板Aも、この基板ガイド
レール19,19によって両側縁部を案内されながら搬出さ
れるようになっている。
基板搬送装置の第1搬送手段11から基板搬出手段18にか
けての部分の平面図であり、第1搬送コンベア11aの両
側には、搬送される基板Aの両側縁部を案内する基板ガ
イドレール19,19が設けられている。この基板ガイドレ
ール19,19は、基板Aの両側縁部を下側から支持する基
板支持レール部19aと、基板Aの両側縁を案内するサイ
ドガイドレール部19bとを有するもので、第1搬送コン
ベア11aによって搬送される基板Aは、この基板ガイド
レール19,19によって両側縁部を案内されながら搬送さ
れるようになっている。また、基板搬出コンベア18aの
両側にも、上記基板ガイドレール19,19と同様な基板ガ
イドレール19,19が設けられており、この基板搬出コン
ベア18aによって搬出される基板Aも、この基板ガイド
レール19,19によって両側縁部を案内されながら搬出さ
れるようになっている。
前記第1搬送コンベア11a側の基板ガイドレール19,19
と、基板搬出コンベア18a側の基板ガイドレール19,19と
は、いずれもコンベア端部より部品搭載位置P2側に延出
されている。
と、基板搬出コンベア18a側の基板ガイドレール19,19と
は、いずれもコンベア端部より部品搭載位置P2側に延出
されている。
一方、前記第2搬送手段12は次のような構成となってい
る。
る。
すなわち、第4図および第5図は前記第2搬送手段12を
示したもので、基板搬送ユニット12aの移動体13は、水
平なレール20上を走行する台車21に支持されている。こ
の移動体13の前後端にはそれぞれポール22,23が垂直に
立設されており、前記第1の位置P1にある基板Aを部品
搭載位置P2まで押し移送する第1の基板送り部材14は、
後側ポール23の上端にクッションばね24を介して支持さ
れている。このクッションばね24は、第1の基板送り部
材14で押されて部品搭載位置P2に搬送された基板Aの先
端がストッパ16に当ったときに基板Aにかかる衝撃を緩
衝するために設けられている。
示したもので、基板搬送ユニット12aの移動体13は、水
平なレール20上を走行する台車21に支持されている。こ
の移動体13の前後端にはそれぞれポール22,23が垂直に
立設されており、前記第1の位置P1にある基板Aを部品
搭載位置P2まで押し移送する第1の基板送り部材14は、
後側ポール23の上端にクッションばね24を介して支持さ
れている。このクッションばね24は、第1の基板送り部
材14で押されて部品搭載位置P2に搬送された基板Aの先
端がストッパ16に当ったときに基板Aにかかる衝撃を緩
衝するために設けられている。
また、前側ポール22の上端は、前記部品搭載位置P2にあ
る基板Aを押出し送出する第2の基板送り部材15とされ
ており、この第2の基板送り部材15と前記第1の基板送
り部材14との間隔は、基板Aの長さより十分大きくとっ
てある。
る基板Aを押出し送出する第2の基板送り部材15とされ
ており、この第2の基板送り部材15と前記第1の基板送
り部材14との間隔は、基板Aの長さより十分大きくとっ
てある。
25は前記レール20を昇降させるシリンダであり、前記基
板搬送ユニット12aは、このレール20の昇降によって昇
降されるようになっている。なお、26は前記レールの上
昇限を規制するストッパである。
板搬送ユニット12aは、このレール20の昇降によって昇
降されるようになっている。なお、26は前記レールの上
昇限を規制するストッパである。
また、27は前記レール20の上方に水平に設けられた上下
2本のガイドロッドであり、このガイドロッド27には、
前後一対の移動駒28,29が支持されている。この移動駒2
8,29には、前記基板搬送ユニット12aの前後のポール22,
23がそれぞれ上下動可能に挿通されており、基板搬送ユ
ニット12aは、この移動駒28,29の移動によって基板搬送
方向に移動されるようになっている。
2本のガイドロッドであり、このガイドロッド27には、
前後一対の移動駒28,29が支持されている。この移動駒2
8,29には、前記基板搬送ユニット12aの前後のポール22,
23がそれぞれ上下動可能に挿通されており、基板搬送ユ
ニット12aは、この移動駒28,29の移動によって基板搬送
方向に移動されるようになっている。
前記基板搬送ユニット12aの移動機構について説明する
と、30は前記レール20の一端側に配置されたパルスモー
タであり、このパルスモータ30の出力軸には歯付駆動プ
ーリ31が取付けられている。また、前記レール20の他端
側には、歯付ガイドプーリ32が設けられており、前記駆
動プーリ31とガイドプーリ32には歯付ベルト33が巻回さ
れている。この歯付ベルト33の両側は、前記移動駒28,2
9にそれぞれ連結固定されている。なお、前記移動駒28,
29は補強連結材34によって互いに連結されている。
と、30は前記レール20の一端側に配置されたパルスモー
タであり、このパルスモータ30の出力軸には歯付駆動プ
ーリ31が取付けられている。また、前記レール20の他端
側には、歯付ガイドプーリ32が設けられており、前記駆
動プーリ31とガイドプーリ32には歯付ベルト33が巻回さ
れている。この歯付ベルト33の両側は、前記移動駒28,2
9にそれぞれ連結固定されている。なお、前記移動駒28,
29は補強連結材34によって互いに連結されている。
すなわち、前記基板搬送ユニット12aは、パルスモータ3
0により歯付ベルト33を介して移動駒28,29を送り駆動す
ることによって移動されるもので、この基板搬送ユニッ
ト12aは、パルスモータ30を駆動源とすることによっ
て、前記第1搬送コンベア11aよりも高速で移動される
ようになっている。なお、35はパルスモータ30の回転数
を検出する回転数検出器である。また、基板搬送ユニッ
ト12aの移動量は、基板Aの長さに応じて数値制御によ
り調整されるようになっている。
0により歯付ベルト33を介して移動駒28,29を送り駆動す
ることによって移動されるもので、この基板搬送ユニッ
ト12aは、パルスモータ30を駆動源とすることによっ
て、前記第1搬送コンベア11aよりも高速で移動される
ようになっている。なお、35はパルスモータ30の回転数
を検出する回転数検出器である。また、基板搬送ユニッ
ト12aの移動量は、基板Aの長さに応じて数値制御によ
り調整されるようになっている。
前記基板搬送ユニット12aは、基板Aの搬送時に前記シ
リンダ25によるレール20の押し上げで基板送り部材14,1
5が基板A,Aの高さに達するまで上昇されてパルスモータ
30によるベルト駆動によって基板搬送方向に高速で移動
され、この後下降されて元位置に復帰移動されるもの
で、この基板搬送ユニット12aを上昇させて部品搭載位
置P2側に移動させると、後側の第1の基板送り部材14が
第1の位置P1にある基板Aの後端に当ってこの基板Aを
押し移送し、前側の基板送り部材15が部品搭載位置P2に
ある基板Aの後端に当ってこの基板Aを押出し送出す
る。
リンダ25によるレール20の押し上げで基板送り部材14,1
5が基板A,Aの高さに達するまで上昇されてパルスモータ
30によるベルト駆動によって基板搬送方向に高速で移動
され、この後下降されて元位置に復帰移動されるもの
で、この基板搬送ユニット12aを上昇させて部品搭載位
置P2側に移動させると、後側の第1の基板送り部材14が
第1の位置P1にある基板Aの後端に当ってこの基板Aを
押し移送し、前側の基板送り部材15が部品搭載位置P2に
ある基板Aの後端に当ってこの基板Aを押出し送出す
る。
第6図は前記基板搬送ユニット12aを移動させて基板A,A
を搬送している途中の状態を示しており、第7図は基板
搬送完了状態を示している。
を搬送している途中の状態を示しており、第7図は基板
搬送完了状態を示している。
次に、プッシャユニット17について説明すると、このプ
ッシャユニット17は第8図および第9図に示すように部
品搭載位置P2の一側に設けられており、この部品搭載位
置P2の他側にはプッシャユニット17と対向させて基板位
置決め用レール36が設けられている。この基板位置決め
用レール36は、基板Aの側縁部下面を支持する基板支持
面と、基板Aに側面を受止める基板位置決め面と、基板
Aの側縁部を上側から抱えて基板Aの浮上りを防ぐ鍔部
とを有する断面ほぼコ字形のもので、この基板位置決め
用レール36は基板Aの長さより若干長いものとされてい
る。この基板位置決め用レール36は基台37の端部に立設
された支持板38の上端に固定されている。
ッシャユニット17は第8図および第9図に示すように部
品搭載位置P2の一側に設けられており、この部品搭載位
置P2の他側にはプッシャユニット17と対向させて基板位
置決め用レール36が設けられている。この基板位置決め
用レール36は、基板Aの側縁部下面を支持する基板支持
面と、基板Aに側面を受止める基板位置決め面と、基板
Aの側縁部を上側から抱えて基板Aの浮上りを防ぐ鍔部
とを有する断面ほぼコ字形のもので、この基板位置決め
用レール36は基板Aの長さより若干長いものとされてい
る。この基板位置決め用レール36は基台37の端部に立設
された支持板38の上端に固定されている。
前記プッシャユニット17は、前記基板位置決め用レール
36と対向する基板押し板39と、この基板押し板39の前方
に設けられて基板Aの側縁部下面を支持する基板支持レ
ール40とを備えたもので、前記基板押し板39も、基板A
の側縁部を上側から抱えて基板Aの浮上りを防ぐ鍔部を
有している。
36と対向する基板押し板39と、この基板押し板39の前方
に設けられて基板Aの側縁部下面を支持する基板支持レ
ール40とを備えたもので、前記基板押し板39も、基板A
の側縁部を上側から抱えて基板Aの浮上りを防ぐ鍔部を
有している。
前記基板支持レール40は、基台37上に摺動可能に支持さ
れている摺動体41に下端を固定した縦枠42の上端に2本
の水平ロッド43,43を介して固定されており、基板押し
板39は、上記水平ロッド43,43に移動可能に支持されて
いる。また、この基板押し板39の背後には、プッシュ板
44が上記水平ロッド43,43に移動可能に支持させて設け
られており、このプッシュ板44と基板押し板39との間に
は、板押し板39を押圧するコイルばね45,45が水平ロッ
ド43,43に嵌装して設けられている。
れている摺動体41に下端を固定した縦枠42の上端に2本
の水平ロッド43,43を介して固定されており、基板押し
板39は、上記水平ロッド43,43に移動可能に支持されて
いる。また、この基板押し板39の背後には、プッシュ板
44が上記水平ロッド43,43に移動可能に支持させて設け
られており、このプッシュ板44と基板押し板39との間に
は、板押し板39を押圧するコイルばね45,45が水平ロッ
ド43,43に嵌装して設けられている。
46は前記プッシュ板44を移動させるシリンダであり、こ
のシリンダ46によりプッシュ板44を前進させると、コイ
ルばね45,45で押圧されている基板押し板39がプッシュ
板44とともに前進して基板Aに当り、この基板Aを前記
基板位置決め用レール36に押付けるようになっている。
また、プッシュ板44は、基板押し板39が基板Aを基板位
置決め用レール36に押付けた後もそのままシリンダ46に
よって移動限界まで前進されるようになっており、これ
により前記コイルばね45,45が圧縮されると、このばね
力で基板押し板39による基板Aの押し力が強められ、基
板Aが基板位置決め用レール36に強く押付けられて基板
Aの巾方向の位置決めが行われる。なお、47はプッシュ
板44の移動限界を規制するストッパである。
のシリンダ46によりプッシュ板44を前進させると、コイ
ルばね45,45で押圧されている基板押し板39がプッシュ
板44とともに前進して基板Aに当り、この基板Aを前記
基板位置決め用レール36に押付けるようになっている。
また、プッシュ板44は、基板押し板39が基板Aを基板位
置決め用レール36に押付けた後もそのままシリンダ46に
よって移動限界まで前進されるようになっており、これ
により前記コイルばね45,45が圧縮されると、このばね
力で基板押し板39による基板Aの押し力が強められ、基
板Aが基板位置決め用レール36に強く押付けられて基板
Aの巾方向の位置決めが行われる。なお、47はプッシュ
板44の移動限界を規制するストッパである。
S4はプッシャユニット17がプッシュ位置に達したことを
検知するセンサである。このセンサS4は、プッシュ板44
と基板押し板39との間隙を検出するもので、基板押し板
39が基板Aを基板位置決め用レール36に押付けた後プッ
シュ板44がその移動限界まで前進してプッシュ板44と基
板押し板39との間隙が所定間隙まで小さくなったときに
作動してプッシャユニット17がプッシュ位置に達したこ
とを検知する。
検知するセンサである。このセンサS4は、プッシュ板44
と基板押し板39との間隙を検出するもので、基板押し板
39が基板Aを基板位置決め用レール36に押付けた後プッ
シュ板44がその移動限界まで前進してプッシュ板44と基
板押し板39との間隙が所定間隙まで小さくなったときに
作動してプッシャユニット17がプッシュ位置に達したこ
とを検知する。
また、前記基台37上に摺動可能に支持されている摺動体
41は、ハンドル48を回すことによって回転される送りね
じ49によって移動されるようになっており、プッシャユ
ニット17はこの摺動体41の移動によってその位置を調整
されるようになっている。
41は、ハンドル48を回すことによって回転される送りね
じ49によって移動されるようになっており、プッシャユ
ニット17はこの摺動体41の移動によってその位置を調整
されるようになっている。
一方、部品搭載位置P2に搬送されてきた基板Aを停止さ
せる基板停止ストッパ16は、第10図に示すように前記基
板位置決め用レール36の終端に近接させて設けられてお
り、この基板停止ストッパ16は、基板位置決め用レール
36の支持板38の側縁に取付けたシリンダ50によって昇降
されるようになっている。
せる基板停止ストッパ16は、第10図に示すように前記基
板位置決め用レール36の終端に近接させて設けられてお
り、この基板停止ストッパ16は、基板位置決め用レール
36の支持板38の側縁に取付けたシリンダ50によって昇降
されるようになっている。
この基板停止ストッパ16は、部品搭載位置P2に基板Aが
搬送されてくる前に基板Aを受止める高さに上昇され、
搬入された基板Aの先端を受止めて基板Aの長さ方向の
位置決めを行なうもので、この基板停止ストッパ16は、
部品搭載位置P2から基板Aを送出するときに下降され
る。
搬送されてくる前に基板Aを受止める高さに上昇され、
搬入された基板Aの先端を受止めて基板Aの長さ方向の
位置決めを行なうもので、この基板停止ストッパ16は、
部品搭載位置P2から基板Aを送出するときに下降され
る。
また、前記第1搬送コンベア11aの両側の基板ガイドレ
ール19,19と、基板搬出コンベア18aの両側の基板ガイド
レール19,19の端部は、それぞれ、前記基板位置決め用
レール36および基板押し板39の両端に近接されており、
これら基板ガイドレール19,19の端部には、第11図に示
すように基板Aの両側縁部を上側から抱えて基板Aの浮
上りを防ぐ基板押え51,51が設けられている。
ール19,19と、基板搬出コンベア18aの両側の基板ガイド
レール19,19の端部は、それぞれ、前記基板位置決め用
レール36および基板押し板39の両端に近接されており、
これら基板ガイドレール19,19の端部には、第11図に示
すように基板Aの両側縁部を上側から抱えて基板Aの浮
上りを防ぐ基板押え51,51が設けられている。
前記基板搬送装置の動作を説明すると、第12図は基板搬
送制御部の動作を示すフローチャートであり、この基板
搬送制御部は、前記第1の位置P1に基板Aがあることを
条件として部品搭載装置の制御部から与えられるスター
ト信号により始動し、まずプッシャユニット17を後退さ
せ、さらに基板搬送ユニット12aを上昇させるととも
に、基板停止ストッパ16を下降させた後に、基板搬送ユ
ニット12aの基板搬送方向への移動を開始させる。これ
により第1の位置P1にある基板Aが基板搬送ユニット12
aの第1の基板送り部材14によって部品搭載位置P2側に
押し移送されて行き、部品搭載位置P2にある部品搭載基
板Aが基板搬送ユニット12aの第2の基板送り部材15に
よって基板搬出コンベア18a側に押出し送出されて行
く。なお、最初の基板搬送時は部品搭載位置P2には基板
がないから、第2の基板送り部材15は基板を押さずに移
動する。
送制御部の動作を示すフローチャートであり、この基板
搬送制御部は、前記第1の位置P1に基板Aがあることを
条件として部品搭載装置の制御部から与えられるスター
ト信号により始動し、まずプッシャユニット17を後退さ
せ、さらに基板搬送ユニット12aを上昇させるととも
に、基板停止ストッパ16を下降させた後に、基板搬送ユ
ニット12aの基板搬送方向への移動を開始させる。これ
により第1の位置P1にある基板Aが基板搬送ユニット12
aの第1の基板送り部材14によって部品搭載位置P2側に
押し移送されて行き、部品搭載位置P2にある部品搭載基
板Aが基板搬送ユニット12aの第2の基板送り部材15に
よって基板搬出コンベア18a側に押出し送出されて行
く。なお、最初の基板搬送時は部品搭載位置P2には基板
がないから、第2の基板送り部材15は基板を押さずに移
動する。
この後、基板搬送制御部は、部品搭載位置P2から部品搭
載基板Aが送出されたかどうかを判断し、部品搭載基板
Aが送出された後に基板停止ストッパ16を上昇させる。
この部品搭載位置P2からの部品搭載基板Aの送出の判断
は、第1図に示したセンサS3によって行われるもので、
部品搭載位置P2から部品搭載基板Aが送出されると、セ
ンサS3が基板Aを検出しない状態になって部品搭載基板
Aの送出が判断される。なお、最初の基板搬送時は部品
搭載位置P2には基板がないが、この場合もセンサS3が基
板Aを検出しない状態にあるから、部品搭載基板Aが送
出されたと判断される。
載基板Aが送出されたかどうかを判断し、部品搭載基板
Aが送出された後に基板停止ストッパ16を上昇させる。
この部品搭載位置P2からの部品搭載基板Aの送出の判断
は、第1図に示したセンサS3によって行われるもので、
部品搭載位置P2から部品搭載基板Aが送出されると、セ
ンサS3が基板Aを検出しない状態になって部品搭載基板
Aの送出が判断される。なお、最初の基板搬送時は部品
搭載位置P2には基板がないが、この場合もセンサS3が基
板Aを検出しない状態にあるから、部品搭載基板Aが送
出されたと判断される。
次いで、基板搬送制御部は、基板搬送ユニット12aが第
1停止位置にきたかを判断し、基板搬送ユニット12aが
第1停止位置にきたときに基板停止ストッパ16の上昇を
判断して、基板停止ストッパ16が上昇しているときはそ
のまま基板搬送ユニット12aを基板搬送方向に移動させ
て行く。また、基板停止ストッパ16が上昇していないと
きは、基板搬送ユニット12aを第1停止位置で停止させ
て基板停止ストッパ16の上昇を待ち、この後に基板搬送
ユニット12aの移動を再開する。
1停止位置にきたかを判断し、基板搬送ユニット12aが
第1停止位置にきたときに基板停止ストッパ16の上昇を
判断して、基板停止ストッパ16が上昇しているときはそ
のまま基板搬送ユニット12aを基板搬送方向に移動させ
て行く。また、基板停止ストッパ16が上昇していないと
きは、基板搬送ユニット12aを第1停止位置で停止させ
て基板停止ストッパ16の上昇を待ち、この後に基板搬送
ユニット12aの移動を再開する。
なお、前記第1停止位置は、基板搬送ユニット12aの最
終移動位置よりある程度手前に設定されており、この第
1停止位置への基板搬送ユニット12aの移動は、前記パ
ルスモータ30の回転数を検出して基板搬送ユニット12a
の移動距離を測定することによって行われるようになっ
ている。
終移動位置よりある程度手前に設定されており、この第
1停止位置への基板搬送ユニット12aの移動は、前記パ
ルスモータ30の回転数を検出して基板搬送ユニット12a
の移動距離を測定することによって行われるようになっ
ている。
この後、基板搬送制御部は、第1の基板送り部材14によ
って押し移送されてきた基板Aが部品搭載位置P2に達し
たかどうかを判断し、基板Aが部品搭載位置P2に達した
ときに基板搬送ユニット12aを停止させ、次いでプッシ
ャユニット17を前進させる。
って押し移送されてきた基板Aが部品搭載位置P2に達し
たかどうかを判断し、基板Aが部品搭載位置P2に達した
ときに基板搬送ユニット12aを停止させ、次いでプッシ
ャユニット17を前進させる。
次に、基板搬送制御部は、プッシャユニット17が基板A
を基板位置決め用レール36に押付けるプッシュ位置に達
したかどうかを判断し、プッシャユニット17がプッシュ
位置に達したときに搬送OK信号(基板搬送完了信号)を
部品搭載制御部に送出するとともに、直ちに基板搬送ユ
ニット12aを下降させ、次いで基板搬送ユニット12aを元
位置に復帰移動させる。
を基板位置決め用レール36に押付けるプッシュ位置に達
したかどうかを判断し、プッシャユニット17がプッシュ
位置に達したときに搬送OK信号(基板搬送完了信号)を
部品搭載制御部に送出するとともに、直ちに基板搬送ユ
ニット12aを下降させ、次いで基板搬送ユニット12aを元
位置に復帰移動させる。
また、プッシャユニット17がプッシュ位置に達しないと
き(プッシャユニット17が作動しなかったときだけでな
く、部品搭載位置P2に搬送された基板Aが何等かの原因
で落下したりして基板押し板39が基板に当らなくなり、
プッシャユニット17がプッシュ位置に達したにもかかわ
らずプッシャ板44と基板押し板39との間隙が小さくなら
ない場合を含む)は、搬送NG信号を部品搭載制御部に送
出する。
き(プッシャユニット17が作動しなかったときだけでな
く、部品搭載位置P2に搬送された基板Aが何等かの原因
で落下したりして基板押し板39が基板に当らなくなり、
プッシャユニット17がプッシュ位置に達したにもかかわ
らずプッシャ板44と基板押し板39との間隙が小さくなら
ない場合を含む)は、搬送NG信号を部品搭載制御部に送
出する。
この基板搬送装置の始動時(プッシャユニット17の後退
開始時)から基板搬送完了つまり搬送OK信号の送出まで
に要する時間は約0.5秒である。
開始時)から基板搬送完了つまり搬送OK信号の送出まで
に要する時間は約0.5秒である。
この後、基板搬送制御部は、基板搬送ユニット12aが元
位置に復帰したかどうかを判断し、基板搬送ユニット12
aが元位置に復帰したときに基板搬送ユニット12aを停止
させる。
位置に復帰したかどうかを判断し、基板搬送ユニット12
aが元位置に復帰したときに基板搬送ユニット12aを停止
させる。
すなわち、この基板搬送制御部は、部品搭載装置の制御
部からスタート信号が与えられる毎に基板搬送装置に上
記1サイクルの動作を行なわせるものである。
部からスタート信号が与えられる毎に基板搬送装置に上
記1サイクルの動作を行なわせるものである。
次に、部品搭載位置P2に搬送された基板Aへのチップ部
品の搭載について説明する。
品の搭載について説明する。
この基板Aへのチップ部品の搭載は、図示しないが、パ
ーツフィーダ等により所定位置に移送されてきたチップ
部品(以下パーツという)を吸着具により吸着して基板
の所定箇所にセットする、一般に使用されている部品搭
載装置によって行われる。
ーツフィーダ等により所定位置に移送されてきたチップ
部品(以下パーツという)を吸着具により吸着して基板
の所定箇所にセットする、一般に使用されている部品搭
載装置によって行われる。
第13図は前記部品搭載装置を制御する部品搭載制御部の
動作を示すフローチャートであり、この部品搭載制御部
は、まず第1図に示したセンサS2により第1の位置P1に
基板Aがあることを確認してから、前記基板搬送制御部
に基板搬送スタート信号を送出し、同時に部品搭載装置
の運転を開始する。つまり、前記基板搬送装置は、部品
搭載装置の運転開始と同時に基板Aの搬送を開始する。
動作を示すフローチャートであり、この部品搭載制御部
は、まず第1図に示したセンサS2により第1の位置P1に
基板Aがあることを確認してから、前記基板搬送制御部
に基板搬送スタート信号を送出し、同時に部品搭載装置
の運転を開始する。つまり、前記基板搬送装置は、部品
搭載装置の運転開始と同時に基板Aの搬送を開始する。
そして、部品搭載制御部は、前記基板搬送スタート信号
の送出後、直ちに吸着具を原点(ホームポジション)に
復帰させ、次いで吸着具を原点から最初に基板Aにセッ
トするパーツNo.1の吸着位置に移動させて、パーツNo.1
を吸着させた後、吸着具を部品搭載位置P2に移動させて
パーツNo.1をそのセット位置に移動させる。
の送出後、直ちに吸着具を原点(ホームポジション)に
復帰させ、次いで吸着具を原点から最初に基板Aにセッ
トするパーツNo.1の吸着位置に移動させて、パーツNo.1
を吸着させた後、吸着具を部品搭載位置P2に移動させて
パーツNo.1をそのセット位置に移動させる。
これまでに要する時間は、約1秒であり、これに対して
前記基板搬送装置が基板Aの搬送を完了するのに要する
時間は約0.5秒であるから、パーツNo.1がそのセット位
置に移動されたときには既に基板Aが部品搭載位置P2に
搬送されてプッシャユニット17により位置決めされてい
る。
前記基板搬送装置が基板Aの搬送を完了するのに要する
時間は約0.5秒であるから、パーツNo.1がそのセット位
置に移動されたときには既に基板Aが部品搭載位置P2に
搬送されてプッシャユニット17により位置決めされてい
る。
この後、部品搭載制御部は、部品搭載制御部からの搬送
OK信号があるかどうかを判断し、搬送OK信号があるこ
と、つまり基板Aが部品搭載位置P2で位置決めされてい
ることを確認してから基板A上にパーツNo.1をセットさ
せる。なお、搬送OK信号がない場合は、部品搭載制御部
からの搬送NG信号があるかどうかを判断し、搬送NG信号
がないときはパーツNo.1をセット位置で待機させ、搬送
NG信号がある場合はエラー処理に移行する。
OK信号があるかどうかを判断し、搬送OK信号があるこ
と、つまり基板Aが部品搭載位置P2で位置決めされてい
ることを確認してから基板A上にパーツNo.1をセットさ
せる。なお、搬送OK信号がない場合は、部品搭載制御部
からの搬送NG信号があるかどうかを判断し、搬送NG信号
がないときはパーツNo.1をセット位置で待機させ、搬送
NG信号がある場合はエラー処理に移行する。
前記パーツNo.1のセット後は、直ちに吸着具を次に基板
AにセットするパーツNo.2の吸着位置に移動させ、パー
ツNo.2を吸着させた後、このパーツNo.2をそのセット位
置に移動させてパーツNo.2を基板A上にセットさせる。
以下、同様にして必要なパーツを順次基板A上にセット
して行き、最後のパーツNo.nを基板A上のセットしてパ
ーツセットを完了する。
AにセットするパーツNo.2の吸着位置に移動させ、パー
ツNo.2を吸着させた後、このパーツNo.2をそのセット位
置に移動させてパーツNo.2を基板A上にセットさせる。
以下、同様にして必要なパーツを順次基板A上にセット
して行き、最後のパーツNo.nを基板A上のセットしてパ
ーツセットを完了する。
この最後のパーツNo.nを基板A上にセットさせると、部
品搭載制御部はスタート時に戻り、上記と同様に第1の
位置P1に次の基板Aがあることを確認してから、前記基
板搬送制御部に基板搬送スタート信号を送出して、同時
に部品搭載装置の運転を開始する。なお、基板Aを第1
の位置P1に搬送する第1搬送コンベア11aの基板搬送速
度は前記基板搬送ユニット12aの基板搬送速度に比べる
とかなり遅いが、基板Aへのチップ部品の搭載が完了す
るまでには基板Aを第1の位置P1まで搬送し終っている
から、基板Aへのチップ部品の搭載完了後直ちに基板搬
送ユニット12aによる部品搭載位置P2への次の基板Aの
搬送を開始することができる。
品搭載制御部はスタート時に戻り、上記と同様に第1の
位置P1に次の基板Aがあることを確認してから、前記基
板搬送制御部に基板搬送スタート信号を送出して、同時
に部品搭載装置の運転を開始する。なお、基板Aを第1
の位置P1に搬送する第1搬送コンベア11aの基板搬送速
度は前記基板搬送ユニット12aの基板搬送速度に比べる
とかなり遅いが、基板Aへのチップ部品の搭載が完了す
るまでには基板Aを第1の位置P1まで搬送し終っている
から、基板Aへのチップ部品の搭載完了後直ちに基板搬
送ユニット12aによる部品搭載位置P2への次の基板Aの
搬送を開始することができる。
従って、部品搭載位置P2への基板Aの搬送およびこの基
板Aへのチップ部品の搭載は、休止時間をとらずに連続
して行われる。
板Aへのチップ部品の搭載は、休止時間をとらずに連続
して行われる。
しかして、上記基板搬送装置は、第1搬送手段11つまり
第1搬送コンベア11aにより第1の位置P1まで搬送され
た基板Aを第2の位置つまり部品搭載位置P2に搬送する
第2搬送手段12を構成する基板搬送ユニット12aを、前
記第1搬送コンベア11aより高速で移動する移動体13
に、前記第1の位置P1にある基板Aを前記第2の位置つ
まり部品搭載位置P2まで押し移送する第1の基板送り部
材14と、前記部品搭載位置P2にある基板Aを押出し送出
する第2の基板送り部材15とを設けた構成として、部品
搭載位置P2においてチップ部品を搭載された基板Aの送
出と、前記部品搭載位置P2への次の基板Aの搬送を前記
2つの基板送り部材14,15によって同時に行なうように
しているし、また基板搬送ユニット12aが、基板搬送時
に上昇して前記各基板送り部材14,15で第1の位置P1お
よび部品搭載位置(第2の位置)P2の基板A,Aの後端を
押しながら基板搬送方向に移動するとともに、部品搭載
位置P2に搬送した基板Aが所定位置に位置決めされた後
(この実施例では、プッシャユニット17が基板Aを基板
位置決め用レール36に押付けるプッシャ位置に達した
後)、直ちに下降して元位置に復帰移動するため、部品
搭載位置P2に搬送した基板Aに対する部品搭載を行なっ
た後、直ちに前記基板搬送ユニット12aによる次の基板
の搬送(チップ部品を搭載された基板Aの部品搭載位置
P2からの送出および第1の位置P1にある次の基板Aの部
品搭載位置P2への搬送)を行なうことができる。したが
って、上記基板搬送装置によれば、前記部品搭載位置P2
への基板搬送のサイクルタイムを短縮することができる
し、また、前記2つの基板送り部材14,15を、基板Aを
押して搬送するものとしているために、基板送り部材1
4,15を高速で移動させても空送りを生じることなく基板
Aを確実に搬送することができるから、基板Aを高速で
搬送して基板Aに対するチップ部品の搭載作業効率を上
げることができる。
第1搬送コンベア11aにより第1の位置P1まで搬送され
た基板Aを第2の位置つまり部品搭載位置P2に搬送する
第2搬送手段12を構成する基板搬送ユニット12aを、前
記第1搬送コンベア11aより高速で移動する移動体13
に、前記第1の位置P1にある基板Aを前記第2の位置つ
まり部品搭載位置P2まで押し移送する第1の基板送り部
材14と、前記部品搭載位置P2にある基板Aを押出し送出
する第2の基板送り部材15とを設けた構成として、部品
搭載位置P2においてチップ部品を搭載された基板Aの送
出と、前記部品搭載位置P2への次の基板Aの搬送を前記
2つの基板送り部材14,15によって同時に行なうように
しているし、また基板搬送ユニット12aが、基板搬送時
に上昇して前記各基板送り部材14,15で第1の位置P1お
よび部品搭載位置(第2の位置)P2の基板A,Aの後端を
押しながら基板搬送方向に移動するとともに、部品搭載
位置P2に搬送した基板Aが所定位置に位置決めされた後
(この実施例では、プッシャユニット17が基板Aを基板
位置決め用レール36に押付けるプッシャ位置に達した
後)、直ちに下降して元位置に復帰移動するため、部品
搭載位置P2に搬送した基板Aに対する部品搭載を行なっ
た後、直ちに前記基板搬送ユニット12aによる次の基板
の搬送(チップ部品を搭載された基板Aの部品搭載位置
P2からの送出および第1の位置P1にある次の基板Aの部
品搭載位置P2への搬送)を行なうことができる。したが
って、上記基板搬送装置によれば、前記部品搭載位置P2
への基板搬送のサイクルタイムを短縮することができる
し、また、前記2つの基板送り部材14,15を、基板Aを
押して搬送するものとしているために、基板送り部材1
4,15を高速で移動させても空送りを生じることなく基板
Aを確実に搬送することができるから、基板Aを高速で
搬送して基板Aに対するチップ部品の搭載作業効率を上
げることができる。
第14図および第15図はこの発明の他の実施例を示してい
る。この実施例では、第2搬送手段12の基板搬送ユニッ
ト12aを構成する移動体13aは、ガイドロッド27に移動可
能に支持された前後一対の移動駒28,29とこの移動駒28,
29を連結する連結材34とからなっており、第1の基板送
り部材14と第2の基板送り部材15は、前記一対の移動駒
28,29に取付けられている。この移動ユニット12aは、上
記実施例と同様にパルスモータ30により歯付ベルト33を
介して移動されるようになっている。
る。この実施例では、第2搬送手段12の基板搬送ユニッ
ト12aを構成する移動体13aは、ガイドロッド27に移動可
能に支持された前後一対の移動駒28,29とこの移動駒28,
29を連結する連結材34とからなっており、第1の基板送
り部材14と第2の基板送り部材15は、前記一対の移動駒
28,29に取付けられている。この移動ユニット12aは、上
記実施例と同様にパルスモータ30により歯付ベルト33を
介して移動されるようになっている。
また、この実施例では、前記移動体13aを支持している
ガイドロッド27と、このガイドロッド27により連結され
ているパルスモータ支持台52およびガイドプーリ32の支
持台53とを、全てシリンダ25によって昇降される昇降テ
ーブル54上に設けて、移動ユニット12aの移動機構全体
を昇降テーブル54の昇降で昇降させることにより、移動
体13aに設けられている基板送り部材14,15を基板Aを押
す高さに上昇させるようにしている。
ガイドロッド27と、このガイドロッド27により連結され
ているパルスモータ支持台52およびガイドプーリ32の支
持台53とを、全てシリンダ25によって昇降される昇降テ
ーブル54上に設けて、移動ユニット12aの移動機構全体
を昇降テーブル54の昇降で昇降させることにより、移動
体13aに設けられている基板送り部材14,15を基板Aを押
す高さに上昇させるようにしている。
さらに、この実施例では、前記パルスモータ支持台52と
ガイドプーリ支持台53とを昇降テーブル54上に設けたガ
イドロッド55,55に摺動可能に支持させるとともに、パ
ルスモータ支持台52とガイドプーリ支持台53の一方例え
ばパルスモータ支持台52を、ハンドル57により回転され
る送りねじ56によって移動させるようにして、移動機構
全体を基板搬送方向に移動できるようにし、これによ
り、基板の長さに応じて移動ユニット12aの初期位置お
よび移動終端位置を調整できるようにしている。
ガイドプーリ支持台53とを昇降テーブル54上に設けたガ
イドロッド55,55に摺動可能に支持させるとともに、パ
ルスモータ支持台52とガイドプーリ支持台53の一方例え
ばパルスモータ支持台52を、ハンドル57により回転され
る送りねじ56によって移動させるようにして、移動機構
全体を基板搬送方向に移動できるようにし、これによ
り、基板の長さに応じて移動ユニット12aの初期位置お
よび移動終端位置を調整できるようにしている。
なお、この実施例において、上記実施例で説明したもの
と対応するものについては、図に同符号を付してその説
明を省略する。
と対応するものについては、図に同符号を付してその説
明を省略する。
なお、上記実施例では、基板にチップ部品を搭載する自
動部品搭載ラインにおける基板搬送装置について説明し
たが、この発明は、チップ部品の搭載に限らず、基板に
所定の作業または加工を行なうラインにおける基板搬送
装置に広く適用できることはもちろんである。
動部品搭載ラインにおける基板搬送装置について説明し
たが、この発明は、チップ部品の搭載に限らず、基板に
所定の作業または加工を行なうラインにおける基板搬送
装置に広く適用できることはもちろんである。
この発明は、第1の位置から基板に対して所定の作業ま
たは加工を行なう第2の位置まで基板を搬送する第2搬
送手段を、前記第1の位置に基板を搬送する第1搬送手
段より高速で移動する移動体に、前記第1の位置にある
基板を前記第2の位置まで押し移送する基板送り部材
と、前記第2の位置にある基板を押出し送出する基板送
り部材とを設けてなり、基板搬送時に上昇して前記各基
板送り部材で前記第1の位置および第2の位置の基板の
後端を押しながら基板搬送方向に移動するとともに、前
記第2の位置に搬送した基板が所定位置に位置決めされ
た後直ちに下降して元位置に復帰移動する基板搬送ユニ
ットを備えた構成としたものであり、この基板搬送装置
では、前記第2搬送手段を構成する基板搬送ユニット
を、第1搬送手段より高速で移動する移動体に、第1の
位置にある基板を第2の位置まで押し移送する基板送り
部材と、前記第2の位置にある基板を押出し送出する基
板送り部材とを設けた構成としているため、所定の作業
または加工を行なった基板の第2の位置からの送出と、
第1の位置にある次の基板の前記第2の位置への搬送と
を、前記2つの基板送り部材によって同時に行なうこと
ができるし、また、前記基板搬送ユニットが、基板搬送
時に上昇して前記各基板送り部材で第1の位置および第
2の位置の基板の後端を押しながら基板搬送方向に移動
するとともに、前記第2の位置に搬送した基板が所定位
置に位置決めされた後直ちに下降して元位置に復帰移動
するため、第2位置に搬送した基板に対する作業または
加工を行なった後、直ちに前記基板搬送ユニットによる
次の基板の搬送を行なうことができる。
たは加工を行なう第2の位置まで基板を搬送する第2搬
送手段を、前記第1の位置に基板を搬送する第1搬送手
段より高速で移動する移動体に、前記第1の位置にある
基板を前記第2の位置まで押し移送する基板送り部材
と、前記第2の位置にある基板を押出し送出する基板送
り部材とを設けてなり、基板搬送時に上昇して前記各基
板送り部材で前記第1の位置および第2の位置の基板の
後端を押しながら基板搬送方向に移動するとともに、前
記第2の位置に搬送した基板が所定位置に位置決めされ
た後直ちに下降して元位置に復帰移動する基板搬送ユニ
ットを備えた構成としたものであり、この基板搬送装置
では、前記第2搬送手段を構成する基板搬送ユニット
を、第1搬送手段より高速で移動する移動体に、第1の
位置にある基板を第2の位置まで押し移送する基板送り
部材と、前記第2の位置にある基板を押出し送出する基
板送り部材とを設けた構成としているため、所定の作業
または加工を行なった基板の第2の位置からの送出と、
第1の位置にある次の基板の前記第2の位置への搬送と
を、前記2つの基板送り部材によって同時に行なうこと
ができるし、また、前記基板搬送ユニットが、基板搬送
時に上昇して前記各基板送り部材で第1の位置および第
2の位置の基板の後端を押しながら基板搬送方向に移動
するとともに、前記第2の位置に搬送した基板が所定位
置に位置決めされた後直ちに下降して元位置に復帰移動
するため、第2位置に搬送した基板に対する作業または
加工を行なった後、直ちに前記基板搬送ユニットによる
次の基板の搬送を行なうことができる。
したがって、この発明の基板搬送装置によれば、基板に
対する作業または加工を行なう位置(第2の位置)への
基板搬送のサイクルタイムを短縮することができるし、
また、前記2つの基板送り部材を、基板を押して搬送す
るものとしているために、基板送り部材を高速で移動さ
せても空送りを生じることなく基板を確実に搬送するこ
とができるから、基板を高速で搬送して基板に対する作
業または加工効率を上げることができる。
対する作業または加工を行なう位置(第2の位置)への
基板搬送のサイクルタイムを短縮することができるし、
また、前記2つの基板送り部材を、基板を押して搬送す
るものとしているために、基板送り部材を高速で移動さ
せても空送りを生じることなく基板を確実に搬送するこ
とができるから、基板を高速で搬送して基板に対する作
業または加工効率を上げることができる。
第1図〜第13図はこの発明の一実施例を示したもので、
第1図および第2図は基板搬送装置の概略正面図および
平面図、第3図は基板搬送装置の第1搬送手段から基板
搬出手段にかけての部分の平面図、第4図および第5図
は第2搬送手段の平面図および正面図、第6図および第
7図は基板搬送ユニットを基板搬送方向に移動させてい
る途中の状態および基板搬送ユニットを移動終端まで移
動させた状態の第2搬送手段の正面図、第8図は部品搭
載位置に搬送された基板の巾方向の位置決めを行なうプ
ッシャユニットの拡大平面図、第9図は第8図のY−Y
線に沿う断面図、第10図は基板停止ストッパ部分の正面
図、第11図は第8図のZ−Z線に沿う断面図、第12図は
基板搬送装置の制御動作を示すフローチャート、第13図
は部品搭載装置の制御動作を示すフローチャートであ
る。第14図および第15図はこの発明の他の実施例を示す
基板搬送装置の第2搬送手段の平面図および正面図であ
る。 10…基板搬入手段、11…第1搬送手段、11a…第1搬送
コンベア、12…第2搬送手段、12a…基板搬送ユニッ
ト、13,13a…移動体、14…第1の基板送り部材、15…第
2の基板送り部材、16…基板停止ストッパ、18…基板搬
出手段、A…基板、P1…第1の位置、P2…部品搭載位
置。
第1図および第2図は基板搬送装置の概略正面図および
平面図、第3図は基板搬送装置の第1搬送手段から基板
搬出手段にかけての部分の平面図、第4図および第5図
は第2搬送手段の平面図および正面図、第6図および第
7図は基板搬送ユニットを基板搬送方向に移動させてい
る途中の状態および基板搬送ユニットを移動終端まで移
動させた状態の第2搬送手段の正面図、第8図は部品搭
載位置に搬送された基板の巾方向の位置決めを行なうプ
ッシャユニットの拡大平面図、第9図は第8図のY−Y
線に沿う断面図、第10図は基板停止ストッパ部分の正面
図、第11図は第8図のZ−Z線に沿う断面図、第12図は
基板搬送装置の制御動作を示すフローチャート、第13図
は部品搭載装置の制御動作を示すフローチャートであ
る。第14図および第15図はこの発明の他の実施例を示す
基板搬送装置の第2搬送手段の平面図および正面図であ
る。 10…基板搬入手段、11…第1搬送手段、11a…第1搬送
コンベア、12…第2搬送手段、12a…基板搬送ユニッ
ト、13,13a…移動体、14…第1の基板送り部材、15…第
2の基板送り部材、16…基板停止ストッパ、18…基板搬
出手段、A…基板、P1…第1の位置、P2…部品搭載位
置。
Claims (1)
- 【請求項1】基板を第1の位置まで搬送する第1搬送手
段と、前記基板を前記第1の位置から基板に対して所定
の作業または加工を行なう第2の位置まで搬送する第2
搬送手段と、前記第2の位置に搬送された基板の先端を
受け止めてこの基板を所定位置に停止させるとともに前
記作業または加工の終了した基板の第2の位置からの送
出時に退避する基板停止ストッパとを備え、 かつ、前記第2搬送手段は、 前記第1搬送手段より高速で移動する移動体に、前記第
1の位置にある基板を前記第2の位置まで押し移送する
基板送り部材と、前記第2の位置にある基板を押出し送
出する基板送り部材とを設けてなり、基板搬送時に上昇
して前記各基板送り部材で前記第1の位置および第2の
位置の基板の後端を押しながら基板搬送方向に移動する
とともに、前記第2の位置に搬送した基板が所定位置に
位置決めされた後直ちに下降して元位置に復帰移動する
基板搬送ユニットを備えていることを特徴とする基板搬
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59253077A JPH0722232B2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 基板搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59253077A JPH0722232B2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 基板搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61131600A JPS61131600A (ja) | 1986-06-19 |
JPH0722232B2 true JPH0722232B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=17246169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59253077A Expired - Lifetime JPH0722232B2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 基板搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722232B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2523582B2 (ja) * | 1987-02-20 | 1996-08-14 | 松下電器産業株式会社 | プリント基板搬送方法 |
JPH07120879B2 (ja) * | 1988-02-16 | 1995-12-20 | 三洋電機株式会社 | 基板位置決め装置 |
JPH0423197U (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-26 | ||
CN115064476B (zh) * | 2022-08-17 | 2022-11-11 | 佛山市蓝箭电子股份有限公司 | 一种晶圆自动剥料设备的输送上料装置及输送上料方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899895U (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-07 | 近藤 権士 | プリント基板用キヤリアの搬送装置 |
JPS5972199A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置の移送装置 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP59253077A patent/JPH0722232B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61131600A (ja) | 1986-06-19 |
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