JPH07222274A - 車載用スピーカの配線構造 - Google Patents

車載用スピーカの配線構造

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JPH07222274A
JPH07222274A JP1011494A JP1011494A JPH07222274A JP H07222274 A JPH07222274 A JP H07222274A JP 1011494 A JP1011494 A JP 1011494A JP 1011494 A JP1011494 A JP 1011494A JP H07222274 A JPH07222274 A JP H07222274A
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cord
door
speaker
wiring structure
vehicle
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Masayoshi Kageyama
雅義 蔭山
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア13を前後方向へ確実にスライド閉開す
ることができ、その際にコード23、23bの断線を防
止することができ、この結果スライドタイプのドア13
へのスピーカ25の装着を実現することができる車載用
スピーカの配線構造を提供すること。 【構成】 スライドレール14に沿って支持棒21が取
り付けられ、支持棒21にカール形状を有するコード2
3が巻装され、コード23の一端部がヒンジ部14cを
介してスピーカ25に接続され、コード23の他端部が
オーディオ本体26側に接続されている車載用スピーカ
の配線構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用スピーカの配線構
造に関し、より詳細にはヒンジ部を介してスライドレー
ルにスライド可能に取り付けられたドア(以下、スライ
ドタイプのドアと記す)に装着された車載用スピーカの
配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年カーオーディオの音響効果を高める
ため、自動車のドアにスピーカがマウントされたオーデ
ィオシステムが用いられている。
【0003】一般的な自動車の場合、ドアはヒンジを支
点として車体に回転可能に支持されている。このような
ドアに装着されたスピーカの場合、オーディオ本体側か
らドア近傍にまで配線されたコードは、前記ヒンジに沿
ってドア内に導かれた後、スピーカに接続される。この
配線構造では、ドアの開閉に際してコードの長さを変え
る必要はない。
【0004】一方、スライドタイプのドアを有する例え
ばハイルーフ型の自動車にも、このドアにスピーカを装
着する要望が高まってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したスライドタイ
プのドアに装着する車載用スピーカの配線構造において
は、ドアを前後方向に開閉する際、ドアと車体との間の
コード長が比較的短い場合にはドアが十分に開閉できな
かったり、コードが引きちぎられて断線するおそれがあ
る一方、コード長が比較的長い場合には弛んだコードが
ドアと車体との間に挟まれ、剪断されるおそれがあると
いう課題があった。この結果、スライドタイプのドアに
スピーカを装着する要求があるにもかかわらず、この実
現が困難であるという課題があった。
【0006】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、ドアを前後方向へ確実に閉開することがで
き、その際のコードの断線を防止することができ、この
結果スライドタイプのドアへのスピーカの装着を実現す
ることができる車載用スピーカの配線構造を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る車載用スピーカの配線構造は、ヒンジ部
を介してスライドレールにスライド可能に取り付けられ
たドアに装着された車載用スピーカの配線構造であっ
て、前記スライドレールに沿って支持棒が取り付けら
れ、該支持棒にカール形状を有するコードが巻装され、
該コードの一端部が前記ヒンジ部を介して前記スピーカ
に接続され、前記コードの他端部がオーディオ本体側に
接続されていることを特徴としている(1)。
【0008】また本発明に係る車載用スピーカの配線構
造は、ヒンジ部を介してスライドレールにスライド可能
に取り付けられたドアに装着された車載用スピーカの配
線構造であって、前記ドアのスライド動作に追従してコ
ードを繰り出し・巻き取り可能に構成されたリール機構
が車体または前記ドアの所定箇所に配設され、前記リー
ル機構に巻装される前記コードの繰り出し・巻き取り側
が前記ヒンジ部を介して前記スピーカまたはオーディオ
本体側に接続され、前記コードの他端固定部側が前記オ
ーディオ本体側または前記スピーカに接続されているこ
とを特徴としている(2)。
【0009】
【作用】本発明に係る車載用スピーカの配線構造(1)
によれば、スライドレールに沿って支持棒が取り付けら
れ、該支持棒にカール形状を有するコードが巻装され、
該コードの一端部がヒンジ部を介してスピーカに接続さ
れ、前記コードの他端部がオーディオ本体側に接続され
ているので、前記ヒンジ部の移動に伴い、カール形状を
有する前記コードを伸ばしたり縮めたりし得ることとな
り、該コードの一端部を何ら障害物に当接させることな
くドアの開閉位置へ移動させる得るとともに、前記コー
ドを弛ませることなく車体側壁部と前記ドアとの間に配
置させ得ることとなる。したがって前記コードの断線を
防止し得ることとなり、この結果、スライドタイプのド
アへのスピーカの装着を実現し得ることとなる。
【0010】また本発明に係る車載用スピーカの配線構
造(2)によれば、ドアのスライド動作に追従してコー
ドを繰り出し・巻き取り可能に構成されたリール機構が
車体または前記ドアの所定箇所に配設され、前記リール
機構に巻装される前記コードの繰り出し・巻き取り側が
前記ヒンジ部を介して前記スピーカまたはオーディオ本
体側に接続され、前記コードの他端固定部側が前記オー
ディオ本体側または前記スピーカに接続されているの
で、前記ヒンジ部の移動に伴い、前記リール機構により
前記コードが巻き取られ、あるいは繰り出されることと
なり、したがって上記車載用スピーカの配線構造(1)
と同様の作用が得られることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る車載用スピーカの配線構
造の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に
係る車載用スピーカの配線構造の実施例(1)が採用さ
れたハイルーフ型自動車10を概略的に示した正面図で
あり、(a)はスライドタイプのドアを閉めた状態、
(b)は開けた状態を示している。ハイルーフ型自動車
10における車体側壁部11の略中央部には乗降口12
が形成されており、乗降口12には前後方向にスライド
開閉可能のドア13が配設されている。乗降口12上部
及び下部の車体側壁部11には略凸形状の所定長さのス
ライドレール14、15がそれぞれ形成され、ドア13
後方の車体側壁部11には略凸形状の所定長さのスライ
ドレール16が形成されている。図2に示したように、
スライドレール14、15、16の前部14a、15
a、16aは、いずれも所定の曲線形状を有して車室1
0a側に略ドア13の厚さだけ曲がっている。スライド
レール14、15、16内には滑車14b、15b、1
6bがそれぞれ挿入されてスライドレール14、15、
16の縁部17に係合しており、滑車14b、15b、
16bはそれぞれヒンジ部14c、15c、16cの一
端部に回動可能に枢支されている。またヒンジ部14
c、15c、16cの他端部はドア13前上部、ドア1
3前下部、ドア13後略中央部の所定箇所にそれぞれ固
定されており、ドア13はヒンジ部14c、15c、1
6c、滑車14b、15b、16b、スライドレール1
4、15、16を介して車体側壁部11に移動可能に支
持されている。
【0012】このように構成されたスライドタイプのド
ア13を開ける場合、ドア13の把手13aを手前側に
引くと、滑車14b、15b、16bがスライドレール
14、15、16の前部14a、15a、16a形状に
沿って後方へ移動し、ヒンジ部14c、15c、16c
を介してドア13が略この厚さだけ手前に引き出され
る。さらに後方に引くと、滑車14b、15b、16b
がスライドレール14、15、16の後端部へと移動
し、ヒンジ部14c、15c、16cを介してドア13
が車体側壁部11に沿って移動して開けられる。他方、
ドア13を閉める場合、ドア13を前方へ引くと、滑車
14b、15b、16bがスライドレール14、15、
16に沿って前部14a、15a、16aへと移動し、
ヒンジ部14c、15c、16cを介してドア13が乗
降口12内に収容されて閉じられる。
【0013】スライドレール14上方の所定箇所には所
定長さを有する支持棒21が配設されており、支持棒2
1の一端部は乗降口12前方の車体側壁部11に係止さ
れ、支持棒21の他端部は乗降口12後方における車体
側壁部11内のインナパネル11a(図2)に係止され
ている。支持棒21にはカール形状を有するコード23
が巻装されており、車体側壁部11内のコード23周囲
には、インナパネル11a、アウタパネル11b(図
2)、その他の内装部品(図示せず)に接触させないた
めの空洞部24a(図2)が形成され、乗降口12側の
車体側壁部11にはコード23が出入する開口部24b
(図2)が形成されている。コード23の後中間部は支
持棒21に固定され、コード23はこれ自体の捩じり弾
性力により常時後方へ付勢されており、コード23の中
間端部はオーディオ本体26側に接続されている。一
方、ヒンジ部14cには左右方向に摺動可能の受け部2
2(図2)が添設され、受け部22先端にはリング形状
を有するリング部22aが形成されており、リング部2
2aには支持棒21が貫通するとともに、コード23の
前中間部が固定されている。またコード23の他端部は
受け部22、ヒンジ部14cを通ってドア13内の所定
箇所に取り付けられたスピーカ25に接続されている。
【0014】このように構成された配線構造の場合、ド
ア13を開けると、ヒンジ部14cが後方に移動するに
つれ、コード23は受け部22のリング部22aとコー
ド23自体の付勢力とにより後方へ押しやられ、何ら障
害物に当接することなく支持棒21に沿って車体側壁部
11の空洞部24a内に収容される。他方ドア13を閉
めると、ヒンジ部14cが前方に移動するにつれ、コー
ド23は受け部22のリング部22aにより空洞部24
aから引き出され、何ら障害物に当接することなく支持
棒21の前端部にまで引き延ばされる。
【0015】上記説明から明らかなように、実施例
(1)に係る車載用スピーカの配線構造では、ヒンジ部
14cの移動に伴い、カール形状を有するコード23を
伸ばしたり縮めたりすることができ、コード23を何ら
障害物に当接させることなくドア13を開閉位置へ移動
させることができるとともに、コード23を弛ませるこ
となく車体側壁部11とドア13との間に配置させるこ
とができる。したがってコード23の断線を防止するこ
とができ、この結果、スライドタイプのドアへのスピー
カ25の装着を実現することができる。
【0016】図3は実施例(2)に係る車載用スピーカ
の配線構造に用いられるリール機構を模式的に示した部
分断面図であり、図中31は基台を示している。基台3
1中心部には孔32が形成され、孔32にはベアリング
32aを介して所定長さを有する軸33が回動可能に支
持されている。軸33の一端部外周にはコイルばね34
が配設され、コイルばね34の一端部は軸33に固定さ
れ、他端部は基台31に固定されており、軸33が所定
方向に回転すると、軸33はコイルばね34によりこれ
とは反対方向に常時付勢されるようになっている。軸3
3の他端部側には回転部35が取り付けられており、回
転部35は略円筒形形状を有する巻き取り部35aと、
この両側に形成された略円板形状を有する保持部35
b、35cと、保持部35bへ同心状に取り付けられた
二重リング形状を有する電極36a、36bとにより構
成されている。巻き取り部35aにはコード37が所定
長さ巻装されており、コード37の一端部はヒンジ部の
受け部(ともに図示せず)、を介してスピーカ25に接
続され、コード37の他端部は電極36a、36bに接
続されている。他方、電極36a、36bに対向する基
台31の所定箇所には接触端子38a、38bが取り付
けられており、接触端子38a、38bは回動する電極
36a、36b側へ押し付けられ、常にこれと接触する
ようになっている。また基台31と回転部35とは絶縁
材料を用いて形成されており、電極36a、36b間、
接触端子38a、38b間、電極36a、36b及び接
触端子38a、38bと車体(インナパネル11a)間
の電気的短絡の発生が防止されるようになっている。さ
らに接触端子38a、38bにはコード37aの一端部
が接続され、コード37aの他端部はオーディオ本体2
6側に接続されており、これら軸33、コイルばね3
4、巻き取り部35a、電極36a、36b、接触端子
38a、38b等を含んでリール機構30が構成されて
いる。
【0017】図4は実施例(2)に係る車載用スピーカ
の配線構造を採用したハイルーフ型自動車10を概略的
に示した正面図、また図5は図4のA−A線断面を模式
的に示した図であり、(a)はスライドタイプのドアを
閉めた状態、(b)は開けた状態をそれぞれ示してい
る。乗降口12後方における車体側壁部11内の所定箇
所には、図3に示したリール機構30が配設されてお
り、他方ドア13のヒンジ部14cからは所定長さを有
する受け部39が延設されている。そしてリール機構3
0に巻装されたコード37前中間部は開口部24b(図
5)を通って受け部39に固定され、さらにコード37
は受け部39、ヒンジ部14cを通ってドア13内の所
定箇所に取り付けられたスピーカ25に接続されてい
る。その他のドア13の取り付け構造等については図
1、図2に示したものと同様であるので、ここではその
詳細な説明は省略する。
【0018】このように構成された配線構造の場合、ド
ア13を開けると、ヒンジ部14cが後方に移動するに
つれ、コード37は何ら障害物に当接することなく、コ
イルばね34の付勢力によりリール機構30に巻き取ら
れる。他方ドア13を閉めると、ヒンジ部14cが前方
に移動するにつれ、コード37は何ら障害物に当接する
ことなく、リール機構30から繰り出される。
【0019】上記説明から明らかなように、実施例
(2)に係る車載用スピーカの配線構造では、ヒンジ部
14cの移動に伴い、リール機構30によりコード37
を巻き取り、あるいは繰り出すことができ、実施例
(1)のものと同様の効果を得ることができる。
【0020】図6は実施例(3)に係る車載用スピーカ
の配線構造に用いられるリール機構を模式的に示した部
分断面図であり、図中41は基台を示している。基台4
1中心部にはモータ42が取り付けられており、モータ
42の軸42aは基台41端面から突出し、この軸42
aには回転部43が取り付けられている。回転部43は
略円筒形形状を有する巻き取り部43aと、この両側に
形成された略円板形状を有する保持部43b、43c
と、保持部43bへ同心状に取り付けられた二重リング
形状を有する電極44a、44bとにより構成されてい
る。巻き取り部43aには所定長さを有するコード45
が巻装されており、コード45の一端部はヒンジ部14
cの受け部47を介してスピーカ25に接続され、コー
ド45の他端部は電極44a、44bに接続されてい
る。他方、電極44a、44bに対向する基台41の所
定箇所には接触端子46a、46bが取り付けられてお
り、接触端子46a、46bは回動する電極44a、4
4b側へ押し付けられ、常にこれと接触するようになっ
ている。また基台41と回転部43とは絶縁材料を用い
て形成されており、電極44a、44b間、接触端子4
6a、46b間、電極44a、44b及び接触端子46
a、46bと車体(インナパネル11a)間の電気的短
絡の発生が防止されるようになっている。さらに接触端
子46a、46bにはコード45aの一端部が接続され
ており、コード45aの他端部はオーディオ本体26側
に接続されている。一方、車体側壁部11の所定箇所に
は検知部48が配設されており、検知部48によりドア
13の前後いずれかの移動方向Bと、移動速度Vとが検
知されるようになっている。また検知部48は制御部4
9に接続され、制御部49はモータ42に接続されてお
り、検知部48からの情報(移動方向B、移動速度V)
に基づき、モータ42が所定速度で所定方向へ回転する
よう制御部49で制御されるようになっている。これら
モータ42、回転部43、検知部48、制御部49等を
含んでリール機構40が構成されている。
【0021】このように構成された配線構造の場合、ド
ア13を開けると、これの移動方向Bと移動速度Vとが
検知部48で検知され、制御部49により制御されてモ
ータ42が所要の速度・方向に追従・回転し、コード4
5は何ら障害物に当接することなくリール機構40に巻
き取られる。他方ドア13を閉めると、これの移動方向
Bと移動速度Vとが検知部48で検知され、制御部49
に制御されてモータ42が所要の速度・方向に追従・回
転し、コード45は何ら障害物に当接することなくリー
ル機構40から繰り出される。
【0022】上記説明から明らかなように、実施例
(3)に係る車載用スピーカの配線構造では、実施例
(2)のものと略同様の効果を得ることができるととも
に、検知部48、制御部49、モータ42により、コー
ド45の巻き取り、繰り出し動作をドア13の動きに一
層確実に追従させることができる。
【0023】なお、実施例(2)、実施例(3)ではリ
ール機構30、40がドア13後方近傍の車室側壁部1
1内に配設された場合について説明したが、別の実施例
ではリール機構30、40がドア13前方近傍に配設さ
れていてもよい。
【0024】また、実施例(2)、実施例(3)ではリ
ール機構30、40が車室側壁部11内に配設された場
合について説明したが、別の実施例ではリール機構30
またはリール機構40がドア13内に配設されていても
よい。なお、このようにする場合、リール機構30また
はリール機構40に巻装されるコード37、45の一端
部をオーディオ本体側26に接続し、固定側のコード3
7a、45aの他端部をスピーカ25に接続すればよ
い。このようにしても実施例(2)、実施例(3)と同
様の効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る車載用
スピーカの配線構造(1)にあっては、スライドレール
に沿って支持棒が取り付けられ、該支持棒にカール形状
を有するコードが巻装され、該コードの一端部がヒンジ
部を介してスピーカに接続され、前記コードの他端部が
オーディオ本体側に接続されているので、前記ヒンジ部
の移動に伴い、カール形状を有する前記コードを伸ばし
たり縮めたりすることができ、該コードを何ら障害物に
当接させることなくドアを開閉位置へ移動させることが
できるとともに、前記コードを弛ませることなく車体側
壁部と前記ドアとの間に配置させることができる。した
がって前記コードの断線を防止することができ、この結
果、スライドタイプのドアへのスピーカの装着を実現す
ることができる。
【0026】また本発明に係る車載用スピーカの配線構
造(2)にあっては、ドアのスライド動作に追従してコ
ードを繰り出し・巻き取り可能に構成されたリール機構
が車体の所定箇所に配設され、前記リール機構に巻装さ
れる前記コードの繰り出し・巻き取り側が前記ヒンジ部
を介して前記スピーカに接続され、前記コードの他端固
定部側がオーディオ本体側に接続されているので、前記
ヒンジ部の移動に伴い、リール機構により前記コードを
巻き取り、あるいは繰り出すことができ、上記車載用ス
ピーカの配線構造(1)と同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用スピーカの配線構造の実施
例(1)を概略的に示した正面図であり、(a)はスラ
イドタイプのドアを閉めた状態、(b)は開けた状態を
示している。
【図2】図1のA−A線断面図を示しており、(a)は
スライドタイプのドアを閉めた状態、(b)は開けた状
態を示している。
【図3】実施例(2)に係る車載用スピーカの配線構造
に用いられるリール機構を模式的に示した部分断面図で
ある。
【図4】実施例(2)に係る車載用スピーカの配線構造
を概略的に示した正面図であり、(a)はスライドタイ
プのドアを閉めた状態、(b)は開けた状態を示してい
る。
【図5】図4のA−A線断面を模式的に示した図であ
り、(a)はスライドタイプのドアを閉めた状態、
(b)は開けた状態を示している。
【図6】実施例(3)に係る車載用スピーカの配線構造
に用いられるリール機構を模式的に示した部分断面図で
ある。
【符号の説明】
13 ドア 14 スライドレール 14c ヒンジ部 21 支持棒 23 コード 25 スピーカ 26 オーディオ本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ部を介してスライドレールにスラ
    イド可能に取り付けられたドアに装着された車載用スピ
    ーカの配線構造であって、前記スライドレールに沿って
    支持棒が取り付けられ、該支持棒にカール形状を有する
    コードが巻装され、該コードの一端部が前記ヒンジ部を
    介して前記スピーカに接続され、前記コードの他端部が
    オーディオ本体側に接続されていることを特徴とする車
    載用スピーカの配線構造。
  2. 【請求項2】 ヒンジ部を介してスライドレールにスラ
    イド可能に取り付けられたドアに装着された車載用スピ
    ーカの配線構造であって、前記ドアのスライド動作に追
    従してコードを繰り出し・巻き取り可能に構成されたリ
    ール機構が車体または前記ドアの所定箇所に配設され、
    前記リール機構に巻装される前記コードの繰り出し・巻
    き取り側が前記ヒンジ部を介して前記スピーカまたはオ
    ーディオ本体側に接続され、前記コードの他端固定部側
    が前記オーディオ本体側または前記スピーカに接続され
    ていることを特徴とする車載用スピーカの配線構造。
JP1011494A 1994-01-31 1994-01-31 車載用スピーカの配線構造 Withdrawn JPH07222274A (ja)

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