JPH07222077A - 輝度信号クリップ回路 - Google Patents
輝度信号クリップ回路Info
- Publication number
- JPH07222077A JPH07222077A JP1246394A JP1246394A JPH07222077A JP H07222077 A JPH07222077 A JP H07222077A JP 1246394 A JP1246394 A JP 1246394A JP 1246394 A JP1246394 A JP 1246394A JP H07222077 A JPH07222077 A JP H07222077A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- luminance signal
- brightness
- clip
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- Pending
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集積回路の狭いダイナミックレンジ（リニヤ
ー領域）を有効に使用する。 【構成】 外部制御情報によって、入力する輝度信号に
対するリミッターレベルを可変できるクリップ回路１０
１と、前記クリップ回路１０１から出力する輝度信号を
色差信号と加算するマトリクス回路１０２と、前記マト
リクス回路１０２からの出力信号の直流成分を、前記ク
リップ回路１０１のクリップレベルに連動して制御する
ブライトネス制御回路１０３と、前記ブライトネス回路
１０３からの出力信号を増幅して集積回路の外部に出力
するＲＧＢドライブ回路１０４を備えた構成。
ー領域）を有効に使用する。 【構成】 外部制御情報によって、入力する輝度信号に
対するリミッターレベルを可変できるクリップ回路１０
１と、前記クリップ回路１０１から出力する輝度信号を
色差信号と加算するマトリクス回路１０２と、前記マト
リクス回路１０２からの出力信号の直流成分を、前記ク
リップ回路１０１のクリップレベルに連動して制御する
ブライトネス制御回路１０３と、前記ブライトネス回路
１０３からの出力信号を増幅して集積回路の外部に出力
するＲＧＢドライブ回路１０４を備えた構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の狭いダイナ
ミックレンジ（リニヤー領域）を有効に使用できること
を提供するための輝度信号クリップ回路に関するもので
ある。
ミックレンジ（リニヤー領域）を有効に使用できること
を提供するための輝度信号クリップ回路に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、テレビセットの高性能化に伴い輝
度信号クリップ回路のリニヤリティー向上が要望され、
かつ重要視されている。以下、図面を参照しながら従来
の輝度信号クリップ回路の一例について説明を行う。図
３は従来の輝度信号クリップ回路の構成ブロック図を示
すものである。図３において２０１は入力した輝度信号
の直流成分を制御するブライトネス制御回路、２０２は
前記ブライトネス制御回路２０１の出力信号にリミッタ
ーをかけるクリップ回路、２０３は前記クリップ回路２
０２の出力信号と色差信号とを加算するマトリクス回
路、２０４は前記出力信号２０３を増幅して集積回路の
外部に出力するためのＲＧＢドライブ回路、２０５は前
記ブライトネス制御回路２０１に入力する輝度入力信
号、２０６は前記ブライトネス制御回路２０１の直流成
分を制御するブライト制御信号、２０７は前記ＲＧＢド
ライブ回路２０４の出力であるＲＧＢ出力信号である。
度信号クリップ回路のリニヤリティー向上が要望され、
かつ重要視されている。以下、図面を参照しながら従来
の輝度信号クリップ回路の一例について説明を行う。図
３は従来の輝度信号クリップ回路の構成ブロック図を示
すものである。図３において２０１は入力した輝度信号
の直流成分を制御するブライトネス制御回路、２０２は
前記ブライトネス制御回路２０１の出力信号にリミッタ
ーをかけるクリップ回路、２０３は前記クリップ回路２
０２の出力信号と色差信号とを加算するマトリクス回
路、２０４は前記出力信号２０３を増幅して集積回路の
外部に出力するためのＲＧＢドライブ回路、２０５は前
記ブライトネス制御回路２０１に入力する輝度入力信
号、２０６は前記ブライトネス制御回路２０１の直流成
分を制御するブライト制御信号、２０７は前記ＲＧＢド
ライブ回路２０４の出力であるＲＧＢ出力信号である。
【０００３】以上のように構成された輝度信号クリップ
回路について、以下その動作について説明する。まず、
ブライトネス制御回路２０１にて輝度入力信号２０５の
直流成分が制御される。クリップ回路２０２では直流成
分を制御された輝度信号の白側方向の信号にクリップが
かけられ、白側が制限される。その後、マトリクス回路
２０３、ＲＧＢドライブ回路２０４を通ってＲＧＢ信号
が出力される。
回路について、以下その動作について説明する。まず、
ブライトネス制御回路２０１にて輝度入力信号２０５の
直流成分が制御される。クリップ回路２０２では直流成
分を制御された輝度信号の白側方向の信号にクリップが
かけられ、白側が制限される。その後、マトリクス回路
２０３、ＲＧＢドライブ回路２０４を通ってＲＧＢ信号
が出力される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では次のような不具合点が生じる。図３の構成
ブロック図における輝度入力信号を図４（ａ）の波形と
し、ブライトネス回路２０１の出力信号を図４（ｂ）の
波形とすると、クリップ回路２０２、マトリクス回路２
０３を出力した信号は図４（ｃ）の波形のようになり、
ブライトネス制御回路２０１、クリップ回路２０２、マ
トリクス回路２０３のリニヤー領域をブライトネスの変
化分だけ、大きく取る必要がある。しかし、ブライトネ
ス制御回路２０１、クリップ回路２０２、マトリクス回
路２０３の電源電圧を高くできない場合（ＲＧＢドライ
ブ回路２０４は電源電圧が別であるため除く）、回路の
リニヤリティー（ダイナミックレンジ）を確保するのは
非常に困難になってくる。
うな構成では次のような不具合点が生じる。図３の構成
ブロック図における輝度入力信号を図４（ａ）の波形と
し、ブライトネス回路２０１の出力信号を図４（ｂ）の
波形とすると、クリップ回路２０２、マトリクス回路２
０３を出力した信号は図４（ｃ）の波形のようになり、
ブライトネス制御回路２０１、クリップ回路２０２、マ
トリクス回路２０３のリニヤー領域をブライトネスの変
化分だけ、大きく取る必要がある。しかし、ブライトネ
ス制御回路２０１、クリップ回路２０２、マトリクス回
路２０３の電源電圧を高くできない場合（ＲＧＢドライ
ブ回路２０４は電源電圧が別であるため除く）、回路の
リニヤリティー（ダイナミックレンジ）を確保するのは
非常に困難になってくる。
【０００５】本発明は上記問題点に鑑み、回路のリニヤ
リティー（ダイナミックレンジ）を広げること無く、輝
度信号のリニヤリティーを確保することを提供するもの
である。
リティー（ダイナミックレンジ）を広げること無く、輝
度信号のリニヤリティーを確保することを提供するもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の輝度信号クリップ回路は、外部制御情報に
よって、入力する輝度信号に対するリミッターレベルを
可変できるクリップ回路と、前記クリップ回路から出力
する輝度信号を色差信号と加算するマトリクス回路と、
前記マトリクス回路からの出力信号の直流成分を、前記
クリップ回路のクリップレベルに連動して制御するブラ
イトネス制御回路と、前記ブライトネス回路からの出力
信号を増幅して集積回路の外部に出力するＲＧＢドライ
ブ回路を備えたものである。
めに本発明の輝度信号クリップ回路は、外部制御情報に
よって、入力する輝度信号に対するリミッターレベルを
可変できるクリップ回路と、前記クリップ回路から出力
する輝度信号を色差信号と加算するマトリクス回路と、
前記マトリクス回路からの出力信号の直流成分を、前記
クリップ回路のクリップレベルに連動して制御するブラ
イトネス制御回路と、前記ブライトネス回路からの出力
信号を増幅して集積回路の外部に出力するＲＧＢドライ
ブ回路を備えたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記した構成によってクリップ回路を
挿入する位置を変更し、かつブライトネス制御とクリッ
プレベルの可変量とを連動させることで、回路のリニヤ
リティー（ダイナミックレンジ）を広げること無く、輝
度信号のリニヤリティーを確保できることとなる。
挿入する位置を変更し、かつブライトネス制御とクリッ
プレベルの可変量とを連動させることで、回路のリニヤ
リティー（ダイナミックレンジ）を広げること無く、輝
度信号のリニヤリティーを確保できることとなる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例の輝度信号クリップ回
路について、図面を参照しながら説明する。図１は本発
明の実施例における輝度信号クリップ回路の構成ブロッ
ク図を示すものである。図１において１０１は入力した
輝度信号に対して後述するブライトネス回路のブライト
ネスに連動してリミッターレベルを可変するクリップ回
路、１０２は前記クリップ回路１０１の出力信号と色差
信号とを加算するマトリクス回路、１０３は前記マトリ
クス回路１０２の出力信号の直流成分を制御するブライ
トネス制御回路、１０４は前記ブライトネス回路１０３
の出力信号を増幅して集積回路の外部に出力するための
ＲＧＢドライブ回路、１０５は前記ブライトネス制御回
路１０３に入力する輝度入力信号、１０６は前記クリッ
プ回路１０１のリミッターレベルと前記ブライトネス制
御回路１０３の直流成分を制御するブライトネス制御信
号、１０７は前記ＲＧＢドライブ回路１０４の出力であ
るＲＧＢ出力信号である。
路について、図面を参照しながら説明する。図１は本発
明の実施例における輝度信号クリップ回路の構成ブロッ
ク図を示すものである。図１において１０１は入力した
輝度信号に対して後述するブライトネス回路のブライト
ネスに連動してリミッターレベルを可変するクリップ回
路、１０２は前記クリップ回路１０１の出力信号と色差
信号とを加算するマトリクス回路、１０３は前記マトリ
クス回路１０２の出力信号の直流成分を制御するブライ
トネス制御回路、１０４は前記ブライトネス回路１０３
の出力信号を増幅して集積回路の外部に出力するための
ＲＧＢドライブ回路、１０５は前記ブライトネス制御回
路１０３に入力する輝度入力信号、１０６は前記クリッ
プ回路１０１のリミッターレベルと前記ブライトネス制
御回路１０３の直流成分を制御するブライトネス制御信
号、１０７は前記ＲＧＢドライブ回路１０４の出力であ
るＲＧＢ出力信号である。
【０００９】以上のように構成された輝度信号クリップ
回路について、以下その動作について図２の波形図を用
いて説明する。図２（ａ）において、波形が輝度入力信
号１０５であるとする。この波形はクリップ回路１０１
によって白側の信号が波形図２（ｂ）のようにクリップ
をかけられる。そのクリップレベルはブライトネス回路
１０３のブライト制御に連動しており、ブライトを上げ
たときにはクリップレベルを黒方向に、またブライトを
下げたときにはクリップレベルを白側に動かす。この波
形をブライトネス回路１０３に入力して直流成分を制御
した後の信号（ＲＧＢドライブ回路１０４に入力する信
号）が波形図２（ｃ）である。ここで図１において、ク
リップレベルとブライトネス制御の連動をうまく行う
と、最終出力であるＲＧＢ出力信号１０７（図４（ｃ）
の波形）と、従来回路であるＲＧＢ出力信号２０７（図
３（ｃ）の波形）との間に全く差異がなくなり、かつク
リップ回路１０１、マトリクス回路１０２、ブライトネ
ス制御回路１０３におけるリニヤー領域を大きく取る必
要はなくなる。
回路について、以下その動作について図２の波形図を用
いて説明する。図２（ａ）において、波形が輝度入力信
号１０５であるとする。この波形はクリップ回路１０１
によって白側の信号が波形図２（ｂ）のようにクリップ
をかけられる。そのクリップレベルはブライトネス回路
１０３のブライト制御に連動しており、ブライトを上げ
たときにはクリップレベルを黒方向に、またブライトを
下げたときにはクリップレベルを白側に動かす。この波
形をブライトネス回路１０３に入力して直流成分を制御
した後の信号（ＲＧＢドライブ回路１０４に入力する信
号）が波形図２（ｃ）である。ここで図１において、ク
リップレベルとブライトネス制御の連動をうまく行う
と、最終出力であるＲＧＢ出力信号１０７（図４（ｃ）
の波形）と、従来回路であるＲＧＢ出力信号２０７（図
３（ｃ）の波形）との間に全く差異がなくなり、かつク
リップ回路１０１、マトリクス回路１０２、ブライトネ
ス制御回路１０３におけるリニヤー領域を大きく取る必
要はなくなる。
【００１０】以上のようにブライトネス制御回路をＲＧ
Ｂドライブ回路の前段に位置することにより、回路のリ
ニヤー（ダイナミックレンジ）の確保が必要なのはＲＧ
Ｂドライブ回路だけとなる。また、ＲＧＢドライブ回路
の電源電圧はクリップ回路１０１、マトリクス回路１０
２、ブライトネス回路１０３とは異なり、高く設定する
ため、結果として回路設計等が非常に簡単になる。
Ｂドライブ回路の前段に位置することにより、回路のリ
ニヤー（ダイナミックレンジ）の確保が必要なのはＲＧ
Ｂドライブ回路だけとなる。また、ＲＧＢドライブ回路
の電源電圧はクリップ回路１０１、マトリクス回路１０
２、ブライトネス回路１０３とは異なり、高く設定する
ため、結果として回路設計等が非常に簡単になる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明は外部制御情報によ
って、入力する輝度信号に対するリミッターレベルを可
変できるクリップ回路と、前記クリップ回路から出力す
る輝度信号を色差信号と加算するマトリクス回路と、前
記マトリクス回路からの出力信号の直流成分を、前記ク
リップ回路のクリップレベルに連動して制御するブライ
トネス制御回路と、前記ブライトネス回路からの出力信
号を増幅して集積回路の外部に出力するＲＧＢドライブ
回路を設けることにより、出力輝度信号のリニヤリティ
ー（ダイナミックレンジ）の確保が十分できる。
って、入力する輝度信号に対するリミッターレベルを可
変できるクリップ回路と、前記クリップ回路から出力す
る輝度信号を色差信号と加算するマトリクス回路と、前
記マトリクス回路からの出力信号の直流成分を、前記ク
リップ回路のクリップレベルに連動して制御するブライ
トネス制御回路と、前記ブライトネス回路からの出力信
号を増幅して集積回路の外部に出力するＲＧＢドライブ
回路を設けることにより、出力輝度信号のリニヤリティ
ー（ダイナミックレンジ）の確保が十分できる。
【図１】本発明の一実施例における輝度信号クリップ回
路の構成ブロック図
路の構成ブロック図
【図２】（ａ）図１における輝度信号クリップ回路の動
作説明波形図 （ｂ）図１における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図 （ｃ）図１における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図
作説明波形図 （ｂ）図１における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図 （ｃ）図１における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図
【図３】従来の輝度信号クリップ回路の構成ブロック図
【図４】（ａ）図３における輝度信号クリップ回路の動
作説明波形図 （ｂ）図３における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図 （ｃ）図３における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図
作説明波形図 （ｂ）図３における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図 （ｃ）図３における輝度信号クリップ回路の動作説明波
形図
１０１ クリップ回路 １０２ マトリクス回路 １０３ ブライトネス制御回路 １０４ ＲＧＢドライブ回路 １０５ 輝度入力信号 １０６ ブライトネス制御信号 １０７ ＲＧＢ出力信号
Claims (1)
- 【請求項１】 外部制御情報によって、入力する輝度信
号に対するリミッターレベルを可変できるクリップ回路
と、前記クリップ回路から出力する輝度信号を色差信号
と加算するマトリクス回路と、前記マトリクス回路から
の出力信号の直流成分を、前記クリップ回路のクリップ
レベルに連動して制御するブライトネス制御回路と、前
記ブライトネス回路からの出力信号を増幅して集積回路
の外部に出力するＲＧＢドライブ回路とを備えたことを
特徴とする輝度信号クリップ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246394A JPH07222077A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 輝度信号クリップ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246394A JPH07222077A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 輝度信号クリップ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07222077A true JPH07222077A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11806059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1246394A Pending JPH07222077A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 輝度信号クリップ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07222077A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6809712B2 (en) | 2000-03-14 | 2004-10-26 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Drive circuit of liquid crystal display, having clip circuit before polarity inversion circuit |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP1246394A patent/JPH07222077A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6809712B2 (en) | 2000-03-14 | 2004-10-26 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Drive circuit of liquid crystal display, having clip circuit before polarity inversion circuit |
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