JPH07220120A - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JPH07220120A
JPH07220120A JP6010930A JP1093094A JPH07220120A JP H07220120 A JPH07220120 A JP H07220120A JP 6010930 A JP6010930 A JP 6010930A JP 1093094 A JP1093094 A JP 1093094A JP H07220120 A JPH07220120 A JP H07220120A
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layer
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command execution
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JP6010930A
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Hideaki Umetsu
英暁 梅津
Kazuo Fukahori
和生 深堀
Hiroshi Inatomi
広 稲富
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実行したコマンドの経歴を細分化して保持
し、実行したコマンドを分類別に取消すことができ、コ
マンド検索,作図処理速度及び作図効率を著しく向上さ
せることができる操作性に優れた図形処理装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 入力部1と、表示部2と、表示画像上の位置
座標を指定する座標指定部3と、入力された図形の情報
等を記憶する記憶部4と、図形等を出力する出力部5
と、レイヤ別にコマンドの実行経歴を記憶部4に登録す
るレイヤ別コマンド実行経歴登録手段6aと記憶部4に
登録されているレイヤ別コマンド実行経歴を読み込むレ
イヤ別コマンド実行経歴読み込み手段7aと読み込まれ
たレイヤ別コマンド実行経歴の指定されたコマンド以降
の取消しを行うレイヤ別UNDO機能実行手段8aとを
有する制御部9aと、を備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3次元空間において図形
等を作成するコンピュータ・エイディド・デザイン(C
omputer Aided Desin)(以下CA
Dと称す)等の図形処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ処理能力の向上に伴
って、従来の三面図等を用いた平面的な製図作業に代わ
り、3次元CAD等の図形処理装置を用いて3次元空間
中で立体的な製図が行われるようになっている。
【0003】以下に従来の図形処理装置について説明す
る。図13は従来の図形処理装置の機能ブロック図であ
る。1は文字,座標等を入力する入力部、2は入力部1
から入力された3次元空間中の図形を表示するための表
示部、3は表示部2に表示された表示画像上の任意の位
置座標を指定して立体の入力やコマンドの選択等を行う
座標指定部、4は入力部1,座標指定部3等から入力さ
れた図形情報やコマンド実行経歴等を記憶する記憶部、
5は表示部2に表示された内容や記憶部4に記憶されて
いる内容を出力する出力部、6はコマンドの実行経歴を
記憶部4に登録するコマンド実行経歴登録手段、7は記
憶部4に記憶されたコマンド実行経歴を読み込むための
コマンド実行経歴読み込み手段、8は一度実行したコマ
ンドを取消すUNDO機能実行手段、9は図形処理装置
全体を制御する制御部である。
【0004】以上のように構成された従来の図形処理装
置について、以下その動作を説明する。初めにレイヤを
用いた作図について説明する。図14は従来の図形処理
装置におけるレイヤを用いた作図例を示す模式図であ
り、図15は従来の図形処理装置におけるレイヤを用い
たUNDO機能を示す模式図である。10a,10b,
10cは互いに画像を重ね合わせることができるレイ
ヤ、11はレイヤ10a,10b,10cを重ねて表示
させた作図領域であり、作図領域11に多数の部品をか
らめて設計していく場合にはレイヤ10a,10b,1
0cを用いて設計を行っていく。レイヤ10a,10
b,10cは複数を同時に重ねて表示することが可能で
あり、また同時に表示した状態で、指定したレイヤのみ
を作図,編集することも可能である。このように部品を
レイヤごとに管理することより、作業効率の向上を図る
ことができる。いま、図14に示すように3つのレイヤ
10a,10b,10cを作成し、それぞれに部品J,
K,Mを作成する。まずレイヤ10aを画面上に表示し
て、部品Jを作成し、次にレイヤ10bを表示させて、
部品Kを作成する。このとき、レイヤ10aは表示され
ているだけであり、作図,編集を行うことはできない。
同様にしてレイヤ10cに部品Mを作成する。それぞれ
の部品を作成していく過程は、コマンドの実行過程の経
歴として、一覧形式で登録され、UNDO機能を用いる
場合に利用される。
【0005】ここで、UNDO機能とは、一度実行した
コマンドを取消すものであり、通常は一つ前に実行した
コマンドを取消す機能であるが、実行したコマンドを経
歴として登録しておくことにより、指定したコマンドか
ら取消すことが可能である。つまり、図15に示すよう
に、4番目の部品Mを作成後に3番目以降の部品K,M
を取消すことができる。
【0006】次に、部品ごとに分けて作図を行う場合に
ついて説明する。図16は従来の図形処理装置における
部品毎に分けた作図例を示す模式図である。作図領域1
1に多数の部品をからめて設計していく場合には、部品
ごとに名前もしくは番号を予め付与して各部品を設計し
ていくことができる。部品は複数を同時に表示すること
が可能であり、また、同時に表示していても指定した部
品のみを作図,編集することも可能である。このように
部品に名前又は番号を付与して管理することによって作
業効率の向上を図っている。いま、図16に示すよう
に、部品Jを作成するにあたって部品名をbuhin1
と付与し、そのbuhin1を作成していくことを指定
し部品Jを作成する。次に部品Kを部品名buhin2
として作成する。同様にして部品Mをbuhin3とい
う名前で作成する。これらの部品作成過程は経歴として
登録され、UNDO機能を用いて取消すことができる。
【0007】次に操作手順経歴方式を用いて作図する場
合について説明する。操作手順経歴方式は、利用者が実
行したコマンド等を操作手順経歴表にストリング方式で
記録しておき、これを順次実行することにより作図を行
うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、レイヤを用いて作図を行った場合、UND
O機能を用いて途中のレイヤで作図した図形を取消す
と、それ以降に作成したレイヤの図形も取消されてしま
うために図形を取消したレイヤ以降のレイヤの作図をや
り直さなければならないという問題点があった。
【0009】また、部品名を付与し、各部品を作成した
場合においても、UNDO機能を用いて途中の部品を取
消した場合、その部品以降に作成した部品まで取消され
てしまうため、取消しを行う部品の部分を要素ごとに削
除して再度作成しなければならず作業性に欠けるという
問題点があった。
【0010】また、操作手順経歴方式による作図の場
合、ストリング・コマンドの途中で入力した内容をやり
直す場合、UNDO機能を用いるとコマンド自体が取消
されるために、コマンドの初めからやり直さなければな
らないという問題点があった。更に、経歴を登録してい
くうえで、その実行過程の情報はレイヤ毎や部品毎に関
係なく常に追加形式で登録されるために検索や実行に時
間がかかるという問題点があった。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、作図作業中に実行したコマンドの経歴を細分化して
保持し、実行したコマンドを取消す場合、分類別にコマ
ンドを取消すことができ、コマンド検索,作図処理速度
及び作図効率を著しく向上させることができる操作性に
優れた図形処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の図形処理装置は、文字,座
標等となる数値等を入力する入力部と、入力部から入力
された図形や文字等を表示する表示部と、表示部の表示
画像上の位置座標を指定する座標指定部と、入力部等か
ら入力された図形の情報等を記憶する記憶部と、記憶部
等に存在する図形等を出力する出力部と、レイヤ別にコ
マンドの実行経歴を記憶部に登録するレイヤ別コマンド
実行経歴登録手段と記憶部に登録されているレイヤ別コ
マンド実行経歴を読み込むレイヤ別コマンド実行経歴読
み込み手段とレイヤ別コマンド実行経歴読み込み手段に
より読み込まれたレイヤ別コマンド実行経歴の指定され
たコマンド以降の取消しを行うレイヤ別UNDO機能実
行手段とを有する制御部と、を備えた構成を有してお
り、請求項2に記載の図形処理装置は、文字,座標等と
なる数値等を入力する入力部と、前記入力部から入力さ
れた図形や文字等を表示する表示部と、表示部の表示画
像上の位置座標を指定する座標指定部と、入力部等から
入力された図形の情報等を記憶する記憶部と、記憶部等
に存在する図形等を出力する出力部と、部品別にコマン
ドの実行経歴を記憶部に登録する部品別コマンド実行経
歴登録手段と記憶部に登録されている部品別コマンド実
行経歴を読み込む部品別コマンド実行経歴読み込み手段
と部品別コマンド実行経歴読み込み手段により読み込ま
れた部品別コマンド実行経歴の指定されたコマンド以降
の取消しを行う部品別UNDO機能実行手段とを有する
制御部と、を備えた構成を有しており、請求項3に記載
の図形処理装置は、文字,座標等となる数値等を入力す
る入力部と、入力部から入力された図形や文字等を表示
する表示部と、表示部の表示画像上の位置座標を指定す
る座標指定部と、入力部等から入力された図形の情報等
を記憶する記憶部と、記憶部等に存在する図形等を出力
する出力部と、操作手順の経歴を記憶部に登録する操作
手順登録手段と記憶部に登録されている操作手順を読み
込む操作手順読み込み手段と操作手順読み込み手段によ
り読み込まれた操作手順を表示部に表示する操作手順表
示手段と操作手順の指定された項目以降を取消す操作手
順UNDO実行手段とを有する制御部と、を備えた構成
を有しており、請求項4に記載の図形処理装置は、文
字,座標等となる数値等を入力する入力部と、入力部か
ら入力された図形や文字等を表示する表示部と、表示部
の表示画像上の位置座標を指定する座標指定部と、入力
部等から入力された図形の情報等を記憶する記憶部と、
記憶部等に存在する図形等を出力する出力部と、操作手
順の経歴を記憶部に登録する操作手順登録手段と記憶部
に登録されている操作手順を読み込む操作手順読み込み
手段と操作手順読み込み手段により読み込まれた操作手
順を表示部に表示する操作手順表示手段と操作手順の取
消項目を指定する操作手順取消入力手段と操作取消入力
手段で指定された項目がその作業以降に影響を与えるか
どうかをチェックする関連性検討手段と取消入力内容及
び関連性検討手段で影響を与える項目を記憶する取消項
目記憶手段と取消項目記憶手段によって記憶されている
内容を表示する取消図形確認手段とを有する制御部と、
を備えた構成を有している。
【0013】
【作用】この構成によって、コマンド実行経歴をレイヤ
別に登録・管理することによりレイヤ内のコマンドの検
索や作図処理速度を向上させることができる。また、コ
マンドの取消しもレイヤ別に行うことができる。また、
コマンド実行経歴を部品別に登録・管理することによ
り、部品内のコマンドの検索や作図処理速度を向上させ
ることができる。また、コマンドの取消しも部品別に行
うことができる。また、操作手順経歴表内の任意の手順
項目から取消しを行うことができるとともに、取消しを
行う作業を図形で確認することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の第1実施例に
おける図形処理装置の機能ブロック図であり、図2は本
発明の第1実施例における図形処理装置の構成図であ
る。1は入力部、2は表示部、3は座標指定部、4は記
憶部、5は出力部であり、これらは従来例と同様なもの
なので同一の符号を付し説明を省略する。6aは実行し
たコマンドの経歴をレイヤ別に記憶部4に登録・更新を
行うレイヤ別コマンド実行経歴登録手段、7aは記憶部
4に登録されているレイヤ別にコマンド実行経歴を読み
込むレイヤ別コマンド実行経歴読み込み手段、8aはレ
イヤ別コマンド実行経歴の指定されたコマンド以降の取
消しを行うレイヤ別UNDO機能実行手段、9aは上記
各部の制御機能が追加された制御部である。図2におい
て、12は入力部1を構成しキーボード等からなる入力
装置、13は表示部2を構成しCRT,LCD等からな
る表示装置、13aは表示装置13の表示画像上の直
線,円等の図形の要素等を表示する図形描画領域、13
bは表示装置13の表示画像上に利用者が制御部9aに
指示を与えるためのコマンド等を表示するコマンドメニ
ュー領域、14は座標指定部3を構成しマウス,デジタ
イザ等からなるポインティング装置、14aはポインテ
ィング装置14で指定されている座標を決定する決定ボ
タン、15は記憶部4を構成しフロッピィディスク,ハ
ードディスク,光磁気ディスク装置等からなる外部記憶
装置、16は出力部5を構成し、プロッタ等からなる出
力装置、17は制御部9a等を構成する本発明の第1実
施例における図形処理装置の本体である。
【0016】以上のように構成された本発明の第1実施
例における図形処理装置について、以下その動作を説明
する。図3は本発明の第1実施例における図形処理装置
のレイヤ別UNDO機能を示す模式図であり、図4は本
発明の第1実施例における図形処理装置のレイヤ別UN
DO機能の動作を示すフローチャートである。4aはレ
イヤ別に記録された属性・図形情報であり、4bはレイ
ヤ別に記録されたコマンド実行経歴である。まず、1つ
めのレイヤに部品を作図する。この場合には、例えばL
1というように名前を付して登録して管理を行う。そし
て、レイヤを作成したときは記憶部4にレイヤ別の属性
・図形情報4aを保存する領域とコマンド実行経歴4b
を保存する領域が確保される。属性・図形情報4aを保
存する領域にはレイヤ上に作成された図形の座標等を含
む情報が保存される。また、コマンド実行経歴4bを保
存する領域にはコマンドを実行した際の経歴が実行の順
番を表す番号とともに登録される。今、図3に示すよう
にレイヤ1で立方体jを作成し、その立方体の側面に穴
jを貫通させた部品を作成する。この時実行したコマン
ドの実行経歴は、レイヤ別にコマンド実行経歴4bとし
て保存される。次に、レイヤ2を作成し、レイヤ2で例
えば立方体Kから構成される部品K(図示せず)を作成
し、更にレイヤ3に部品M(図示せず)を作成する。こ
れらの各レイヤで作図した部品を作図領域11に重ね合
わせて表示し、全てのレイヤを編集可能な状態にする。
この時、レイヤ1で作成した部品Jの穴jを修正したい
場合、レイヤ別UNDO機能を使用する。レイヤ別UN
DO機能について、図4を用いて説明する。まず、レイ
ヤ1のみを表示させレイヤ1が作図,編集可能な状態に
する。次に、UNDO機能が選択されたか調べる(S
1)。Noである場合は、UNDO機能が選択されるの
を待ち、Yesである場合は、有効なレイヤが指定され
ているか調べる(S2)。Noである場合は、有効なレ
イヤが指定されるのを待ち、Yesである場合は、指定
されたレイヤのコマンド実行経歴記憶部から読み込む
(S3)。読み込んだコマンド実行経歴4bは画面上に
表示する(S4)。次に、利用者が取消すコマンドを指
定したか調べる(S5)。Noである場合は、取消すコ
マンドが選択されるのを待ち、Yesである場合は、指
定されたコマンド以降を取消す(S6)。次に、取消さ
れたコマンドにより作成されていた属性・図形情報4a
は記憶部4から削除される(S7)。次に、レイヤ上に
表示されている図形もUNDOされたコマンド部分が消
去されて表示(S8)した後、指定されたレイヤ別のコ
マンド実行経歴4bからUNDOされたコマンド実行経
歴4bを削除する(S9)。
【0017】以上のように本発明の第1実施例によれ
ば、コマンド実行経歴4bをレイヤ別に管理することで
レイヤ内でのコマンドの取消しがそれ以降作成した他の
レイヤの図形に影響を与えることがないので作図効率を
向上させることができる。また、レイヤ別に分散して管
理することで、コマンドの検索や作図処理速度を速くす
ることができる。
【0018】(実施例2)図5は本発明の第2実施例に
おける図形処理装置の機能ブロック図であり、図6は本
発明の第2実施例における図形処理装置の部品別UND
O機能を示す模式図であり、図7は本発明の第2実施例
における図形処理装置の部品別UNDO機能の動作を示
すフローチャートである。実施例1と異なるのは、コマ
ンドの実行経歴をレイヤ別の分類に代えて、部品別にし
た点である。6bは実行したコマンドの経歴を部品別に
記憶部4に登録・更新を行う部品別コマンド実行経歴登
録手段、7bは記憶部4に登録されている部品別コマン
ド実行経歴を読み込む部品別コマンド実行経歴読み込み
手段、8bは部品別コマンド実行経歴の指定されたコマ
ンド以降の取消しを行う部品別UNDO機能実行手段、
9bは上記各部の制御機能が追加された制御部である。
【0019】以上のように構成された図形処理装置につ
いて、図6を用いてその動作を説明する。まず、1つめ
の部品の作成を行う。作成する部品にはbuhin1の
名前を付けて登録し、これにより管理を行う。部品を作
成したとき、記憶部4に部品buhin1の属性・図形
情報4aを保存する領域とコマンド実行経歴4bを保存
する領域が確保される。属性・図形情報4aを保存する
領域には、一つの部品で作成された図形の座標等を含む
情報が保存される。コマンド実行経歴4bを保存する領
域には、コマンドを実行した経歴をその順番を表わす番
号とともに登録される。今、buhin1で立方体jを
作成し、その側面に穴jを貫通させた部品Jを作成す
る。この時実行したコマンドの実行経歴は、部品別にコ
マンド実行経歴4bとして保存される。次に、新しい部
品、例えばbuhin2の名前を付けた部品K(図示せ
ず)を作成し、更にbuhin3として部品M(図示せ
ず)を作成する。各部品が完成した時、各部品は同時に
作図領域11に表示され、全ての部品が編集可能な状態
になる。この時、最初に作成した部品Jの穴jを修正し
たい場合、穴jは立方体jの要素であるので、削除する
と立方体jを削除しなければならない。そこで、部品別
UNDO機能を使用する。
【0020】部品別UNDO機能について、図7を用い
て説明する。まず、buhin1のみを作図領域11に
表示させ、buhin1が作図,編集が可能状態にす
る。次に、UNDO機能が選択されたか調べる(S1
0)。Noである場合は、UNDO機能が選択されるの
を待ち、Yesである場合は、部品が指定されているか
調べる(S11)。Noである場合は、部品が指定され
るのを待ち、Yesである場合は、指定された部品のコ
マンド実行経歴4bを部品別コマンド実行経歴読み込み
手段7bにより記憶部4から読み込む(S12)。読み
込まれたコマンド実行経歴4bの情報は表示部2に表示
される(S13)。利用者はこのコマンド実行経歴表に
より実行したコマンドの取消しを入力部1又は座標指定
部3により選択することになる。この場合、穴jの作成
以降を取消す必要があるので、穴作成のコマンドを選択
する。取消すコマンドが選択されたか調べる(S1
4)。Noである場合は、コマンドが取消されるのを待
ち、Yesである場合は、指定されたコマンド以降を取
消す(S15)。次に、取消されたコマンドで作成され
ていたbuhin1の穴jの属性・図形情報4aを記憶
部4から削除する(S17)とともに、表示部2に表示
されていた穴jは消去され、立方体jだけが表示され
る。更に、部品別コマンド実行経歴登録手段6bにより
UNDOされたbuhin1のコマンド実行経歴4bも
記憶部4から削除される(S18)。
【0021】以上のように本発明の第2実施例によれ
ば、コマンド実行経歴4bを部品別に管理することで部
品内でのコマンドの取消しが、それ以降作成した他の部
品の図形に影響を与えることがないので、作図効率を向
上させることができる。また、部品別に分散して管理す
ることで、コマンドの検索や作図処理速度を速くするこ
とができる。
【0022】(実施例3)図8は本発明の第3実施例に
おける図形処理装置の機能ブロック図であり、図9は本
発明の第3実施例における図形処理装置の操作手順UN
DO機能を示す模式図であり、図10は本発明の第3実
施例における図形処理装置の操作手順UNDO機能の動
作を示すフローチャートである。実施例1と異なるの
は、利用者がストリング・コマンドを選択して実行した
操作手順を操作手順登録手段により記憶部4に記憶し、
操作手順読み込み手段19により記憶部4から操作手順
経歴表を読み出してその内容を操作手順表示手段20に
より表示部2に表示し、操作手順UNDO実行手段21
により取消したい操作手順の項目を指定できるようにし
た点である。
【0023】以上のように構成された図形処理装置につ
いて、図9を用いてその動作を説明する。まず、利用者
がストリング・コマンドを選択し、連続した点(点1,
点2,点3,点4)を入力すると、操作手順登録手段1
8が図9に示すように記憶部4の中に存在する操作手順
経歴表に操作が行われた順に操作の内容が順次記憶され
る。利用者は点2,点3,点4の位置を操作手順UND
O機能を用いて訂正することができる。図10におい
て、まず、UNDO機能が選択されたか調べる(S1
9)。Noである場合は、UNDO機能が選択されるの
を待ち、Yesである場合は、操作手順名が指定されて
いるか調べる(S20)。Noである場合は、操作手順
名が指定されるのを待ち、Yesである場合は、操作手
順読み込み手段19が指定された操作手順名の操作手順
経歴表を記憶部4から読み込み(S21)、操作手順表
示手段20によりその内容が表示部2に表示される(S
22)。次に、取消したい手順の項目が選択されたか調
べる(S23)。Noである場合は、取消したい手順の
項目が入力されるのを待ち、Yesである場合は、指定
された操作手順項目以降を取消し(S24)、表示部2
からもUNDOされた部分の図形を削除する(S2
5)。次に、操作手順登録手段18により更新された操
作手順経歴表を記憶部4に登録して(S26)、処理を
終了する。
【0024】以上のように本発明の第3実施例によれ
ば、コマンドストリングスにより複雑な作図処理を行っ
た場合、指定した操作手順経歴表内の任意の手順項目か
ら取消しを行うことができるので、利用者は最初からや
り直す必要がなく、途中からの修正等を簡単に行うこと
ができる。
【0025】(実施例4)図11は本発明の第4実施例
における図形処理装置の機能ブロック図である。実施例
3と異なるのは操作手順UNDO実行手段2に代えて、
操作手順の取消しを行う項目番号を自由に指定できる操
作手順取消項目入力手段22、取消しを指定した作業
が、その作業以降に影響を与えるかどうかをチェックす
る関連性検討手段23、操作手順取消項目入力手段22
で入力された操作手順項目及び関連性検討手段23で関
連有りと断定された操作手順項目を記憶する取消項目記
憶手段24と、取消項目記憶手段24の内容を図形で確
認するための取消図形確認手段25とを有する制御部9
dを備えた点である。
【0026】以上のように構成された図形処理装置につ
いて、図12を用いてその動作を説明する。図12は本
発明の第4実施例における図形処理装置の操作手順取消
動作を示すフローチャートである。まず、取消コマンド
が選択されているか調べる(S27)。Noである場合
は、取消コマンドが選択されるのを待ち、Yesである
場合は、操作手順が指定されているか調べる(S2
8)。Noである場合は、操作手順が指定されるのを待
ち、Yesである場合は、操作手順読み込み手段19に
より該当する操作手順経歴表を記憶部4から読み込む
(S29)。次に、読み込んだ操作手順経歴表を最終の
ものから順に表示する(S30)。次に、取消したい操
作手順の項目が選択されたか調べる(S31)。Noで
ある場合は、取消したい項目の入力を待ち、Yesであ
る場合は、指定された操作手順項目の内容を取消項目記
憶手段24により記憶する(S32)。次に、取消しを
指定された項目の内容がそれ以降の操作手順項目に影響
があるかどうかを関連性検討手段23によりチェックす
る(S33)。チェックの結果(S34)がYesであ
る場合は、関連する操作手順項目を表示(S35)する
ととともに、その内容を取消項目記憶手段24により記
憶し(S36)、Noである場合は、取消項目記憶手段
24により記憶された取消項目の内容により取消す図形
を表示部2に表示し(S37)、取消しの確認を行う
(S38)。チェック結果(S34)がNoである場合
は、取消項目記憶手段24により記憶された内容をクリ
アしてS31へジャンプし、取消しの確認がOKで(S
38)がYesである場合は、取消項目記憶手段24に
より記憶された内容を操作手順経歴表に追加してその内
容を更新(S39)した後、取消項目記憶手段24によ
り記憶された内容をクリアする。
【0027】以上のように本発明の第4実施例によれ
ば、選択された作業のみが図形で表示されるのではな
く、取消しとなる全ての作業を図形で確認することがで
きる。また、取消項目記憶手段24により記憶された全
内容が取消しとなり、この内容は操作手順経歴の最後に
追加させるので、この追加された項目を上記一連の作業
で取消すことにより取消した内容を復元することが可能
である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、コマンド実行経
歴書をレイヤ別や部品別に分類して登録管理をし、分類
別にコマンドの取消しを行うことができコマンド検索,
作図処理速度及び作図効率を著しく向上させることがで
きる優れた図形処理装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における図形処理装置の機
能ブロック図
【図2】本発明の第1実施例における図形処理装置の構
成図
【図3】本発明の第1実施例における図形処理装置のレ
イヤ別UNDO機能を示す模式図
【図4】本発明の第1実施例における図形処理装置のレ
イヤ別UNDO機能の動作を示すフローチャート
【図5】本発明の第2実施例における図形処理装置の機
能ブロック図
【図6】本発明の第2実施例における図形処理装置の部
品別UNDO機能を示す模式図
【図7】本発明の第2実施例における図形処理装置の部
品別UNDO機能の動作を示すフローチャート
【図8】本発明の第3実施例における図形処理装置の機
能ブロック図
【図9】本発明の第3実施例における図形処理装置の操
作手順UNDO機能を示す模式図
【図10】本発明の第3実施例における図形処理装置の
操作手順UNDO機能の動作を示すフローチャート
【図11】本発明の第4実施例における図形処理装置の
機能ブロック図
【図12】本発明の第4実施例における図形処理装置の
操作手順取消動作を示すフローチャート
【図13】従来の図形処理装置の機能ブロック図
【図14】従来の図形処理装置におけるレイヤを用いた
作図例を示す模式図
【図15】従来の図形処理装置におけるレイヤを用いた
UNDO機能を示す模式図
【図16】従来の図形処理装置における部品毎に分けた
作図例を示す模式図
【符号の説明】
1 入力部 2 表示部 3 座標指定部 4 記憶部 4a 属性・図形情報 4b コマンド実行経歴 5 出力部 6 コマンド実行経歴登録手段 6a レイヤ別コマンド実行経歴登録手段 6b 部品別コマンド実行経歴登録手段 7 コマンド実行経歴読み込み手段 7a レイヤ別コマンド実行経歴読み込み手段 7b 部品別コマンド実行経歴読み込み手段 8 UNDO機能実行手段 8a レイヤ別UNDO機能実行手段 8b 部品別UNDO機能実行手段 9,9a,9b,9c,9d 制御部 10a,10b,10c レイヤ 11 作図領域 12 入力装置 13 表示装置 13a 図形描画領域 13b コマンドメニュー領域 14 ポインティング装置 14a 決定ボタン 15 外部記憶装置 16 出力装置 17 図形処理装置の本体 18 操作手順登録手段 19 操作手順読み込み手段 20 操作手順表示手段 21 操作手順UNDO実行手段 22 操作手順取消項目入力手段 23 関連性検討手段 24 取消項目記憶手段 25 取消図形確認手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7623−5L G06F 15/60 400 A 9071−5L 15/62 320 K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字,座標等となる数値等を入力する入力
    部と、前記入力部から入力された図形や文字等を表示す
    る表示部と、前記表示部の表示画像上の位置座標を指定
    する座標指定部と、前記入力部等から入力された図形の
    情報等を記憶する記憶部と、前記記憶部等に存在する図
    形等を出力する出力部と、レイヤ別にコマンドの実行経
    歴を前記記憶部に登録するレイヤ別コマンド実行経歴登
    録手段と前記記憶部に登録されているレイヤ別コマンド
    実行経歴を読み込むレイヤ別コマンド実行経歴読み込み
    手段と前記レイヤ別実行経歴読み込み手段とにより読み
    込まれたレイヤ別コマンド実行経歴の指定されたコマン
    ド以降の取消しを行うレイヤ別UNDO機能実行手段と
    を有する制御部と、を備えたことを特徴とする図形処理
    装置。
  2. 【請求項2】文字,座標等となる数値等を入力する入力
    部と、前記入力部から入力された図形や文字等を表示す
    る表示部と、前記表示部の表示画像上の位置座標を指定
    する座標指定部と、前記入力部等から入力された図形の
    情報等を記憶する記憶部と、前記記憶部等に存在する図
    形等を出力する出力部と、部品別にコマンドの実行経歴
    を前記記憶部に登録する部品別コマンド実行経歴登録手
    段と前記記憶部に登録されている部品別コマンド実行経
    歴を読み込む部品別コマンド実行経歴読み込み手段と前
    記部品別コマンド実行経歴読み込み手段とにより読み込
    まれた部品別コマンド実行経歴の指定されたコマンド以
    降の取消しを行う部品別UNDO機能実行手段とを有す
    る制御部と、を備えたことを特徴とする図形処理装置。
  3. 【請求項3】文字,座標等となる数値等を入力する入力
    部と、前記入力部から入力された図形や文字等を表示す
    る表示部と、前記表示部の表示画像上の位置座標を指定
    する座標指定部と、前記入力部等から入力された図形の
    情報等を記憶する記憶部と、前記記憶部等に存在する図
    形等を出力する出力部と、操作手順の経歴を前記記憶部
    に登録する操作手順登録手段と前記記憶部に登録されて
    いる操作手順を読み込む操作手順読み込み手段と前記操
    作手順読み込み手段とにより読み込まれた操作手順を前
    記表示部に表示する操作手順表示手段と前記操作手順の
    指定された項目以降を取消す操作手順UNDO実行手段
    とを有する制御部と、を備えたことを特徴とする図形処
    理装置。
  4. 【請求項4】文字,座標等となる数値等を入力する入力
    部と、前記入力部から入力された図形や文字等を表示す
    る表示部と、前記表示部の表示画像上の位置座標を指定
    する座標指定部と、前記入力部等から入力された図形の
    情報等を記憶する記憶部と、前記記憶部等に存在する図
    形等を出力する出力部と、操作手順の経歴を前記記憶部
    に登録する操作手順登録手段と前記記憶部に登録されて
    いる操作手順を読み込む操作手順読み込み手段と前記操
    作手順読み込み手段により読み込まれた操作手順を前記
    表示部に表示する操作手順表示手段と前記操作手順の取
    消項目を指定する操作手順取消入力手段と前記操作取消
    入力手段で指定された項目がその作業以降に影響を与え
    るかどうかをチェックする関連性検討手段と前記取消入
    力内容及び前記関連性検討手段で影響を与える項目を記
    憶する取消項目記憶手段と前記取消項目記憶手段によっ
    て記憶されている内容を表示する取消図形確認手段とを
    有する制御部と、を備えたことを特徴とする図形処理装
    置。
JP6010930A 1994-02-02 1994-02-02 図形処理装置 Pending JPH07220120A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329152A (ja) * 2001-01-22 2002-11-15 Canon Inc サーバステーションで遠隔的に実行された操作の取消方法
JP2005078207A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Shimizu Corp 3次元データの作成システム、3次元データの作成方法、及びプログラム

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