JP2002329152A - サーバステーションで遠隔的に実行された操作の取消方法 - Google Patents

サーバステーションで遠隔的に実行された操作の取消方法

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JP2002329152A
JP2002329152A JP2002012881A JP2002012881A JP2002329152A JP 2002329152 A JP2002329152 A JP 2002329152A JP 2002012881 A JP2002012881 A JP 2002012881A JP 2002012881 A JP2002012881 A JP 2002012881A JP 2002329152 A JP2002329152 A JP 2002329152A
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モロー ジャン−ジャック
Herve Ruellan
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】いくつかのクライアントが1つのサーバにアク
セスする共同環境において機能の取消を可能にする。 【解決手段】 第1のクライアントステーション
(UP)によって実行された機能の実行がオブジェクト
を以前の状態から操作された状態へ操作する機能を取消
する方法であって、−通信ネットワークのクライアント
ステーション(UA)から送信された、動作の実行を取
消する要求を受信するステップ(S1)と、−操作され
たオブジェクトの前記以前の状態を取得するステップ
(S12−S17)と、−前記機能(f)に関する実行
コスト(c)以下の額の電子マネーを含んだ応答を、前
記通信ネットワークを介して第1のクライアントステー
ション(UP)に送信するステップ(S27)とを有す
ることを特徴とする取消方法。特にディジタル画像の遠
隔操作中に実行された動作を取消するために用いられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はサーバステーションにおいて沿革
的に実行された操作の取消方法に関する。
【0002】現在、ネットワークで動作し、他のコンピ
ュータから提供されるサービスを用いるコンピュータの
数は増え続けている。従って、通信ネットワークにおい
て、ネットワークを介して1つ又は複数のサーバステー
ションに接続されるクライアントステーションがあるサ
ーバステーションのサービスを利用することは一般的で
ある。
【0003】これらのサービスは例えばサーバステーシ
ョン上に格納されたコンピュータオブジェクトに対す
る、なんらかの操作又は機能の実行である。例えば、ク
ライアントステーションは、遠隔的に画像を操作するた
めに、サーバが提供するサービスを利用することが可能
である。これらのサービスはまた、サーバステーション
によるドキュメントの提供であってもよい。
【0004】通常、通信ネットワークにおいて、サーバ
ステーションによって提供されるこれらのサービスは、
各クライアントステーションに対して施され(remunerat
ed)、請求される。従って、各操作はサーバステーショ
ン上に格納される実行コストに関連する。これら操作の
各々を実行すると、それらはオンザフライで、換言すれ
ば動作の実行に伴って、クライアントステーションに請
求される。
【0005】本発明はさらに具体的にはサーバステーシ
ョン上で遠隔的に実行された動作の取消に関する。その
ような動作の取消は遠隔的に実行された機能による影響
を元に戻す。事実、例えばオブジェクトの不適切な操作
の後、操作されたオブジェクトを元の状態に戻したいと
ユーザが思うことは珍しくない。ユーザが連続したステ
ップによって画像などのオブジェクトに変更を加えた
り、望ましくない効果を除去するためにステップを戻す
ことは一般的なことである。
【0006】Adobe社のPhotoshop(登録商標)ソフトウ
ェアはディジタル写真を処理し、最適なフィルタを見つ
けるために様々なディジタルフィルタを連続的に適用す
るものの例として知られている。操作を戻したり取り消
したりできるこの機能は広く受け入れられ、市販されて
いるパッケージソフトウェアの大部分がそれを組み込ん
でいる。
【0007】本発明の目的は、この取消機能を、サービ
スがサーバステーションによって有償で提供され、ネッ
トワークのクライアントステーションに請求がなされる
システムにも維持することである。
【0008】特に本発明はいくつかのクライアントステ
ーションが1つのサーバステーションにアクセスする共
同環境において機能の取消を可能にする。
【0009】この目的を達成するため、本発明に係る取
消方法は、通信ネットワークのサーバステーション上に
格納されたオブジェクトに対し、第1のクライアントス
テーションによって要求された、オブジェクトを以前の
状態から操作された状態に操作するように適合された機
能の実行を、遠隔的に取消することを可能にする。
【0010】本発明によれば、この取消方法は以下のス
テップを有する。 ・機能の実行を取消する要求を受信するステップ、 ・操作されたオブジェクトの以前の状態を取得するステ
ップ及び、 ・実行された機能に関連する実行コスト以下の額の電子
マネーを含む応答を、通信ネットワークを介して第1の
クライアントステーションに送信するステップ。
【0011】本発明による取消方法はクライアントステ
ーションが以前に実行された動作を取消すること及び、
その機能の実行を要求したネットワークのクライアント
ステーションに、実行によって発生したコストの少なく
とも一部を払い戻しすることを可能にする。
【0012】従って、ユーザは遠隔実行した機能に対す
るコストについて、その機能を取消した際に補償を受け
ることが可能である。さらに、応答の送信によって、第
1のクライアントステーションの要求によって以前実行
した機能が取消されたことを、第1のクライアントステ
ーションが認識できる。
【0013】本発明の好ましい特徴によれば、送信ステ
ップにおいて、電子マネーの額は機能の実行に対してサ
ーバが受け取った額以下である。従って、払い戻し額は
機能の実行に対してサーバが実際に受け取った額から決
定され、払い戻し額は特に機能の実行のコストにおいて
減額を含んでも良い。
【0014】本発明の別の好ましい特徴によれば、電子
マネーの額は受け取られた額よりも少ない。従って、払
い戻しは部分的である。完全な払い戻しはユーザにとっ
てより好都合であることは明らかだが、そのような場合
には取消機能の乱用を招くリスクがある。従って、部分
的な払い戻しは、起こりうる操作の誤りを直すことを依
然として可能にする一方、ユーザに取消機能をより控え
めに利用させる。
【0015】本発明の別の好ましい特徴によれば、この
取消方法は、受信した取消要求に関連する取消コストを
計算するステップを更に有し、取消コストを減額後電子
マネーの額が計算される。従って、サーバステーション
で遠隔的に実行される他の機能と同様、取消機能そのも
のが有償であっても良い。この取消機能の実行コスト、
又は取消コストは払い戻し額から低減される。
【0016】本発明の別の好ましい特徴によれば、取消
方法は第1のクライアントステーションに関連するサー
バステーション上で電子マネーを生成するステップを更
に有する。従って、サーバステーションは取消機能を要
求したクライアントステーションに払い戻すための自ら
の電子マネーを生成する。
【0017】実際には、実行された動作の各々は、クラ
イアントステーションによって生成された電子マネーに
よって払い戻され、受け取った電子マネーを返すことに
よってこの支払いを取り消すことはできない。これは不
正利用の観点から、サーバステーションが払い戻した電
子マネーコインのコピーを持たないという保証がクライ
アントステーションに無いからである。払い戻しに特有
な電子マネーの生成がこの問題を解決する。
【0018】本発明の好ましい特徴によれば、取消方法
は通信ネットワークの第2のクライアントステーション
から送信された、機能実行の取消要求を受信するステッ
プを有し、この取消要求は電子マネーの金額を有してい
る。また、さらに通信ネットワークを介して第2のクラ
イアントステーションに第2の応答を送信するステップ
を有し、第2の応答は取消要求に含まれていた電子マネ
ーの金額以下の金額を有する。
【0019】実行コストの少なくとも一部の払い戻しに
相当する電子マネーの金額が、その機能の実行を要求し
たクライアントステーションに実際に送信されるよう、
機能の取消要求の各々について、以前機能の実行を要求
したクライアントステーションを特定することが可能で
ある。
【0020】従って、機能の取消を要求したクライアン
トステーションがその機能の実行を要求したクライアン
トステーションと異なる場合、サーバステーションは、
機能の実行を要求した第1のクライアントステーション
に対する、払い戻し総額を含んだ第1の応答と、機能の
取消を要求した第2のクライアントステーションに対す
る第2の応答の2つの応答を送信する。
【0021】第2のクライアントステーションに対して
機能の取消コストを負担させない場合、この第2の応答
は取消要求に含まれていた電子マネーの金額と等しい電
子マネーの金額を有していても良い。通信ネットワーク
の第2のクライアントステーションが所定の取消コスト
を負担する場合には、取消要求に含まれていた電子マネ
ーの金額より少なくすることも可能である。
【0022】実際には、取消方法は通信ネットワークの
第2のクライアントステーションから受信した取消要求
に関する取消コストを計算するステップを有し、かつ、
第2の応答を送信するステップにおいて、取消要求に含
まれていた電子マネーの金額を取消コストで割ることに
よって電子マネーの金額が計算される。
【0023】従って、取消コストは機能の実行の取消を
要求したユーザによっても負担される。これにより通信
ネットワークのユーザが通信ネットワークの他のユーザ
が以前実行した機能を頻繁に取消しすぎることを回避で
きる。
【0024】実際には、取消コストは、機能の実行を要
求し、費用を支払った第1のクライアントステーション
と、その機能の取消を要求した第2のクライアントステ
ーションの両方に請求される。従って、通信ネットワー
クの異なるユーザ間で取消コストを分担することが可能
である。
【0025】補完的な態様において、本発明はまた通信
ネットワークのサーバステーション上に格納されたコン
ピュータオブジェクトに対して第1のクライアントステ
ーションから要求された機能であって、オブジェクトを
以前の状態から操作された状態に操作するために適合さ
れた機能の取消を行うための装置に関する。
【0026】この取消装置は、 −機能実行の取消要求を受信する手段と、 −操作されたオブジェクトの前記以前の状態を取得する
手段と、 −前記機能に関連する実行コスト以下の金額を含んだ応
答を、通信ネットワークを介して前記第1のクライアン
トステーションへ送信する手段を有する。 この、サーバステーションに組み込まれた、動作を取消
する装置は、上述した、サーバステーション上での動作
を取消する方法と同様の特徴及び利点を有する。
【0027】本発明はさらに、本発明による、動作を取
消する方法を実施するために適合されたサーバステーシ
ョンに関する。
【0028】本発明はさらに、本発明による、動作を取
消する方法を実施するために適合されたコンピュータ及
び通信ネットワークに関する。
【0029】最後に、本発明は、マイクロプロセッサが
読み取り可能なコンピュータプログラムであって、その
コンピュータプログラムがマイクロプロセッサ上にロー
ドされた際に本発明による、動作を取消する方法を実施
するように適合されたソフトウェアコードを有するコン
ピュータプログラムに関する。この通信ネットワーク、
コンピュータ、サーバステーション及びコンピュータプ
ログラムは上述したものと同様の特徴及び利点を有す
る。
【0030】これ以外の本発明に特有な特徴及び利点
は、以下の説明において明らかになるであろう。添付図
面は非限定的な例示として提供される。
【0031】まず最初に、本発明による動作の取消方法
を実施するように適合された通信ネットワークを示す図
1に関して説明する。
【0032】以下において、サーバステーションHに接
続されたクライアントステーションUについて検討す
る。もちろん、通信ネットワークにおいて、ネットワー
ク中の他のコンピュータがクライアントステーションU
又はサーバステーションHの替わりであっても良い。
【0033】さらに、通信ネットワークにおいて、いく
つかのクライアントステーションが各サーバステーショ
ンに実際には接続されても良い。
【0034】この例において、クライアントステーショ
ンUはサーバステーションHのサービスを利用可能であ
る。特に、クライアントステーションUはサーバステー
ションHに直接動作の実行を要求できる。
【0035】個々の動作は連続するコンピュータプログ
ラム命令に対応する。もちろん、クライアントステーシ
ョンUは例えばドキュメントの提供など、サーバステー
ションHの他のサービスも利用可能である。限定ではな
く一例として、サーバステーションはディジタル画像を
格納可能であり、ユーザはクライアントステーションU
を通じてサーバステーションHの画像の1つに対して動
作を実行可能である。
【0036】動作は画像の白黒変換、回転又は、水平軸
又は垂直軸に対する反転であって良い。そのような動作
が遠隔的に実行されると、画像は引き続きサーバステー
ションH上に格納され、通信ネットワークを介して受け
渡されることはない。クライアントステーションは単に
サーバステーションに動作の遠隔実行要求を送信するに
過ぎない。
【0037】残りの説明において、分散オブジェクトシ
ステムを検討する。コンピュータオブジェクトは、属性
とも呼ばれるデータ及び、おそらくは入力引数を用いる
機能又はメソッドを有する要素である。そのようなシス
テムにおいて、機能はオブジェクトのデータを操作する
ために呼び出し可能である。
【0038】オブジェクトのインタフェースはオブジェ
クトに対して適用可能な全ての機能及び属性によって構
成される。実際には、クライアントステーションUが、
サーバステーションH上に格納されたオブジェクトoの
遠隔機能fを実行する実行及び支払い要求手段10を有
する。
【0039】本発明の開示が残っているため、これらの
手段についての詳細な説明はここでは行わない。本発明
を実施するため、クライアントステーションUは以前サ
ーバステーションHで実行された機能fの取消要求を送
信する手段11を有する。
【0040】以下で明確に説明するように、この取消さ
れるべき機能fは、通信ネットワークの任意のクライア
ントステーションからの要求によって実行されたもので
あってよい。
【0041】クライアントステーションUはまた、サー
バステーションHから返送される払い戻し額を受信する
手段12を有する。受信した額の正当性を確認し、課金
する手段13は、サーバステーションHによって返送さ
れる払い戻し額の正当性確認を可能にする。
【0042】特に、記憶手段14は受信した払い戻し額
の認証のために、為替手形を格納することを可能にす
る。これら異なる手段の実施は図6から図8を参照して
以下にその詳細を説明する。
【0043】補完的な態様において、サーバステーショ
ンHは、クライアントステーションUから送信された実
行要求の受信に続いて機能を実行する、実行・支払い手
段20を有する。これら実行・支払い手段20は、コン
ピュータオブジェクトoにおける各機能の実行及び請求
を行うため、クライアントステーションUの実行・支払
い手段10と協力する。
【0044】これら実行・支払い手段20は記憶手段2
9と協力し、通信ネットワークの各クライアントステー
ションUPのIDをそのクライアントステーションUP
要求で実行された各機能fに関連づけて格納することを
可能にする。クライアントステーションUはさらに、機
能fの取消要求を受信する手段21と、この機能fを取
消する手段22とを有し、オブジェクトoの状態をこの
機能fを実行する前の状態に戻すことを可能にする。
【0045】本実施形態において、記憶手段23はサー
バステーションHから受信した額Cfを各機能fの実行
に対して格納することを可能にする。これら記憶手段2
3は計算手段24と協力し、払い戻し額の読み出し及び
計算を可能にする。これら取得手段24はさらに取消コ
ストを計算するモード及び、取消テーブル28に格納さ
れた、受信した取消要求の数と、予め定められた閾値と
を比較する比較手段を有する。
【0046】取得手段25は払い戻し額に相当する金額
Sの取得を可能にする。これら取得手段25は取消され
る機能に関する払い戻し額に少なくとも等しい、十分な
量の貨幣を取得するため、貨幣格納手段26と協力す
る。送信手段27は払い戻し額を各クライアントステー
ションに送信することを可能にする。
【0047】図3及び引き続く図面を参照して、機能f
の実行が取消された際のクライアントステーションへの
払い戻しを可能にする、これら全ての手段の動作につい
て以下説明する。これら手段10−14及び20−29
の全ては、クライアントステーションU又はサーバステ
ーションHのいずれかにおいて、図2に示すようにコン
ピュータ内に一体化することが可能である。
【0048】このコンピュータは特に、要求又は情報を
受信又は送信するために通信ネットワーク3と接続可能
な共通インタフェース39を有する。さらに、コンピュ
ータはハードディスク36として、又はディスクドライ
ブ37によってディスケット、コンパクトディスク又は
コンピュータカード(PCカード)のようなリムーバブ
ル記憶手段38と協働する様に適合された、文書記憶手
段を有する。
【0049】これらの固定又はリムーバブル記憶手段は
本発明による動作の実行方法のコードを含んでいても良
く、一旦マイクロプロセッサ30によってリードされる
と、ハードディスク36へ格納される。1つの態様とし
て、装置に本発明を実施可能とするプログラムを読み出
し専用メモリ31に格納することも可能である。
【0050】別の態様として、プログラムを格納するた
め、上述のように通信ネットワーク3を介して受信する
ことも可能である。一般的に、コンピュータはさらに、
例えばキーボード34又はマウス35又は他の手段によ
る、オペレータとのインタフェースとして機能する画面
33を有する。
【0051】中央処理ユニット又はマイクロプロセッサ
30(CPU)は本発明の実施に係る命令を実行する。
起動時、不揮発性メモリ(例えば読み出し専用メモリ3
1)に格納された、本発明に係るプログラム及び方法
は、ランダムアクセスメモリ32へ転送され、その後、
本発明の実行可能なコード及び本発明の実施に必要な変
数を包含する。
【0052】従って、通信ネットワークのクライアント
ステーションに組み込まれたランダムアクセスメモリ3
2は、特に各サーバステーションHから配信された為替
手形を格納するレジスタ14を有する。
【0053】同様に、通信ネットワークのサーバステー
ションに組み込まれたランダムアクセスメモリ32は少
なくとも1つのコインテーブル26、各機能の実行のた
めに受信した金額23、各機能の実行に係るクライアン
トステーションのID及び取消テーブル28を格納する
レジスタを有する。
【0054】通信バス40はコンピュータの、又はコン
ピュータに接続された、異なるサブエレメント間の通信
を提供する。バスの表現は限定的ではなく、特にマイク
ロプロセッサは任意のサブエレメントに直接又は他のサ
ブエレメントを用いて命令を通信する責を負う。
【0055】図3を参照して、通信ネットワークのサー
バステーションHに実装された、本発明の好ましい実施
形態に係る動作の取消方法を説明する。動作の取消方法
は、まず最初に、動作の実行の取消要求の受信を行うス
テップS1を有する。取消要求は通信ネットワークの第
1のクライアントステーションUAから送信される。
【0056】ここで、各コンピュータオブジェクトoが
オブジェクトoを格納するコンピュータに固有のコンピ
ュータアプリケーションによって用いられるプログラミ
ング言語で記述されており、その結果、コンピュータオ
ブジェクトを共有するためには、特にこれらオブジェク
トoの機能を遠隔的に呼び出すためには、通信ネットワ
ークに共通した通信言語を使用する必要があることを思
い出すべきである。
【0057】インターネット上では、XML(eXtended
Markup Language)等の通信言語を用いることが可能であ
る。この通信言語の利用についてはCanon Research Cen
ter France S.A.によって出願された欧州特許出願第00
401 754.7号に詳しく説明されており、それによりネッ
トワーク上のコンピュータオブジェクトを記述し、かつ
これらオブジェクト上の機能を遠隔的に呼び出すことが
可能になる。
【0058】これらオブジェクトo上の機能を遠隔的に
呼び出せるように、ネットワークの通信言語への翻訳が
必要な、異なるデータフィールドの記述を以下に示す。 Field: interfaces このフィールドはいくつかのインタフェースを遠隔アプ
リケーションに送信することを可能にする。
【0059】このフィールドはJAVA(登録商標)又
はC++言語で定義されるような、オブジェクトクラス
の汎用概念に対応する。インタフェースはコンピュータ
オブジェクトoによってサポートされる動作又は機能を
記述する。これらの動作は一般に入力引数を用い、場合
によっては結果を供給する。
【0060】インタフェースはさらに、このインタフェ
ースをサポートする全オブジェクトが通信言語に翻訳さ
れる際に含む属性又はデータフィールドを記述する。イ
ンタフェースはさらに、他のインタフェースへ達する
か、単にこれら他のインタフェースを利用するためのシ
ョートカットを供給する、他のインタフェースへの参照
を含むことが可能である。
【0061】Field: attribute このフィールドは、インタフェースをサポートするオブ
ジェクトが通信言語に翻訳される際に含む属性のリスト
からなる。 Field: functions このフィールドはこのインタフェースをサポートするコ
ンピュータオブジェクトに関連する機能又は動作のリス
トを含む。
【0062】
【0063】Field: functionこのフィールドは機能の
汎用概念に相当する。機能はその署名、例えば名称、使
用される引数の形式及びこの機能の実行中に得られるオ
ブジェクトの形式によって特定される。
【0064】Field: arguments このフィールドはある機能がその実施に際して必要とす
る入力引数のリストを含む。
【0065】Field: argument このフィールドは機能の入力引数に対応し、例えばリテ
ラルオブジェクト又はコンプレックスオブジェクトであ
ってよい。従って、機能フィールドは、リモートオブジ
ェクト上の機能読み出しを可能にする。目標オブジェク
トo及び機能の入力引数は上述の通り指定されねばなら
ない。
【0066】本発明によれば、機能フィールドはリモー
トオブジェクトo上の機能「取消」を呼び出すことが可
能である。抽出ステップS2はまた、動作のID、ここ
ではオブジェクトoに実行される機能fのID抽出を可
能にする。
【0067】テストステップS3はこの機能fが、通信
ネットワークのクライアントステーションUが送信した
実行要求に従ってサーバステーションH上のオブジェク
トoに実行されたか否かを確認可能にする。
【0068】まだであれば、送信ステップS9におい
て、サーバステーションHはクライアントステーション
Aに、実行されていない機能fの取消は不可能である
ことを通知する応答を送信する。既に機能fが実行され
ている場合には、取消されるべき機能のリストが取得ス
テップS4において取得される。
【0069】実際は、この機能fがサーバステーション
上でオブジェクトoに対して実行された最後の機能でな
い場合、取得ステップS4は、取消されるべきこの機能
fが実行された後で実行された動作のリストの取得を可
能にする。もちろん、取消されるべき機能fが最後に実
行された機能であれば、このリストはこの単独の機能f
に制限される。
【0070】取得ステップS5は、一般には動作実行の
取消要求に組み込まれる、クライアントステーションU
AのIDを取得するために実施される。取得ステップS
6は、取消コストCAを得るために次に実施される。事
実、後述するように、機能の取消によってなされる払い
戻し総額は受信した額及び好ましくは取消コストCA
考慮して計算される。
【0071】これは、通信ネットワークの個々のユーザ
にとっては、機能の実行のために実際に受信した金額に
相当する完全な払い戻しの方が好都合だが、サーバステ
ーションHが値段を高く請求されうるというリスクがあ
るからである。動作の取消を行うことに対し、ユーザに
何も請求しないと、ユーザによる乱用を招く虞がある。
一方、部分的な払い戻しは、起こりうる操作誤りを訂正
するための取消機能の利用を可能としつつ、ユーザがそ
の使用を控えめにさせる。
【0072】従って、換言すれば、取消機能それ自身
は、サーバステーションH上で遠隔的に実行される他の
機能と同様に課金される。各取消要求に伴う取消コスト
Aはこのようにして計算される。
【0073】図4を参照して、計算例を以下に説明す
る。新たな取消は以前のものよりも少し低い払い戻し額
となるような変動価格制(sliding scale)をサーバステ
ーションが適用することが好ましい。実際には、サーバ
ステーションHで受信した、通信ネットワークの同一の
クライアントステーションUAから送信された新たな取
消要求毎に取消コストCAが増加される。
【0074】この変動価格制を直ちには適用しないこと
がまた好ましい。各クライアントステーションUは、送
信した取消要求の数nが予め定められた閾値Tに達しな
い間は取消コストがゼロになるような、所定の取消”ク
レジット”の恩恵を受ける。
【0075】図4を参照して、実施例における取消コス
トCAを計算手順を説明する。初期化ステップS401
は、まず取消コストCAをゼロに初期化することを可能
にする。次に、取得ステップS402は機能の取消要求
を送信したクライアントステーションUのID取得を可
能にする。
【0076】テストステップS403はこのクライアン
トステーションUがサーバステーションSに既知である
か否かを検証可能にする。もしそうでない場合、付加ス
テップS404がこのクライアントステーションUのI
Dを、このクライアントステーションUから送信された
取消要求の数(ここでは値0に初期化されている)と関
連づけて取消テーブル28に格納可能とする。
【0077】付加ステップS404の後、又はテストス
テップS403から直接、読み込みステップS405は
取消テーブル28から、クライアントステーションUが
既知であれば、そのクライアントステーションUに対し
て以前に実行された取消の回数nの読み出しを可能にす
る。取得ステップS406はクライアントステーション
Uから取消要求された機能Fの取得を可能にする。そし
て、テストステップS407において、取消の回数nが
予め定められた閾値T以上、例えば20以上であるか否
かをチェックする。
【0078】もし違えば、すなわちそのクライアントス
テーションUから送信された取消の回数nが依然として
この閾値T未満であれば、取消の回数nを1単位増やす
ために取消の回数を更新するステップS411が実行さ
れる。一方、テストステップS407の終わりにおい
て、取消回数nが閾値T以上であった場合、取得ステッ
プS408が、取消されるべき機能Fの実行のために受
信した額CFを格納手段23から取得することを可能に
する。
【0079】次に、計算ステップS409がこの取消さ
れるべき機能Fについての単位コストCの計算を可能に
する。実際には、このコストCは受信額CFの一部を意
味する。ここでは、非限定的な例示として、取消コスト
Cを以下の式に従って計算する。
【0080】
【数1】
【0081】取消コストCの値はこのようにして0から
F×tの間で変化しうる。パラメータtは従って、取
消される機能の実行のために受信した実行コストの最大
払い戻し率を表す。パラメータDが大きくなると、取消
コストCの変化が遅くなる。実際、n−T=Dの場合、
取消コストCは最大払い戻し値CF×tの丁度半分にな
る。
【0082】次に、取消コストCAの値を更新するステ
ップS410が以下のように実施される。 CA=CA+C 機能Fの取消に関する単位取消コストはこのようにして
全体の取消コストCAに加算される。取消の回数nが1
単位増加されるよう、既に説明した更新ステップS41
1が次に実施される。
【0083】テストステップS412は、以前ステップ
S4において取得した機能のリスト中に、取消が必要な
他の機能があるか否かの確認を可能にする。これは、既
に説明したように、機能の取消が、取消される機能Fの
後に実行された他の機能の取消を必要とする場合がある
からである。この場合には、取消すべき次の機能Fが取
得ステップS413で取得され、この機能に対して上述
したステップS407からS412が繰り返される。
【0084】取消すべき全ての機能が処理され、各機能
Fに関する各単位コストCが計算され、それら全てが合
計されると、更新ステップS414が、機能の取消を要
求したクライアントステーションUに関する取消回数n
について取消テーブル28の更新を可能にする。応答ス
テップS415は、図3に示す取消方法を継続するた
め、計算された取消コストCAを送信することを可能に
する。
【0085】図3に戻って、クライアントステーション
Aから送信された取消要求に含まれる支払い額PAを抽
出するため、抽出ステップS7が次に実施される。これ
は、既に説明したように、取消機能が好ましくは少なく
ともそのクライアントステーションによる取消要求の所
定回数目からは有料の機能であり、その取消の実行につ
いての取消要求には支払い額PAが含まれねばならない
ことによる。
【0086】この支払は取消要求中に電子マネーの額を
導入することによって行うことができる。テストステッ
プS8はステップS6で取得した取消コストCAの値を
ステップS7で抽出された支払い額PAと比較すること
を可能にする。
【0087】支払い額PAが取消コストCAに満たない場
合、クライアントステーションUAに機能Fの取消要求
に応じられないことを通知するため、ステップS9でエ
ラーメッセージが返送される。取消コストCAが支払い
額PA以下である場合、払い戻しすべき額及び払い戻し
を受けるべき通信ネットワークのクライアントステーシ
ョンUを決定し、ステップS4で指定された機能を実際
に取消するため、以下のステップS10からS27が実
施される。
【0088】サーバステーションHにおいて機能の取消
を行う際、その機能の実行を要求し、その実行に対して
支払いしたクライアントステーションに対して払い戻し
を行うことが公正である。実際には、初期化ステップS
10が払い戻しテーブルRの初期化を可能にする。この
払い戻しテーブルRはネットワークのクライアントステ
ーションU各々について、そのクライアントステーショ
ンUに戻されるべき払い戻し額に相当する額Sを関連づ
けすることを可能にする。
【0089】更新ステップS11は払い戻しテーブルR
に、まず最初に、機能の取消を要求した第1のクライア
ントステーションUAに対して払い戻し額を加算するこ
とを可能にする。実際には、ステーションUAのIDが
格納され、額S=PA−CAはクライアントステーション
Aから受信した支払い額PAから以前計算した取消コス
トCAを減じた額に相当する。
【0090】次に、選択ステップS12が取得ステップ
S4において取得されたリストから最後に実行された機
能を選択することを可能にする。テストステップS13
において、この機能が可逆的であるかどうか、換言すれ
ば、オブジェクトoを以前の状態に戻すことの可能な、
逆の機能が存在するか否かがチェックされる。
【0091】可逆的な機能の例としては、画像の操作中
における、画像の右への1/4回転(逆の機能は画像の
左への1/4回転)、ある軸に関する反射(それ自身が
また逆の機能でもある)、及び/又は予め定められた比
率だけ画像を拡大する機能(逆の機能は同一比だけ画像
を縮小する機能)等がある。この機能が可逆的であれ
ば、その逆の機能が取得ステップS14で取得され、ス
テップS15においてこの逆の機能が操作すべきオブジ
ェクトoに適用される。
【0092】一方、機能が可逆的でない場合、取消され
るべき機能の実行時に格納された以前の状態が取得ステ
ップS16で取得され、この以前の状態がステップS1
7において適用される。このように、実際には各機能の
それぞれの実行前にシステムの状態を格納し、取消時に
この以前の状態へ戻することが必要である。特に画像を
白黒に変換することを可能にする機能や、ブラーや画像
の細部の強調を目的としたフィルタの適用がこのケース
に相当する。
【0093】例えば、PhotoShop(登録商標)ソフトウ
エアは、実行された全ての動作を取消可能とするため、
画像の連続するバージョンの各々をメモリ中に保持す
る。動作を取消するためのこれら2つの機構は本技術分
野に属する当業者にとって周知であり、これ以上の詳細
はここで説明しない。
【0094】取得ステップS18において、取消された
機能の実行を要求し、その実行に対して支払いしたクラ
イアントステーションUpのIDが取得される。図5に
詳細を示す計算ステップS19は、この機能の取消に対
してクライアントステーションUpに払い戻されるべき
金額Mの計算を可能にする。
【0095】払い戻しすべき金額Mの計算手順は、図5
に関する実施例において説明される。取得ステップS5
01は取消される機能を実行し、対価を支払ったクライ
アントステーションUのID取得を可能にする。テスト
ステップS502はこのクライアントステーションUが
サーバステーションSにとって既知であるか否かの検証
を可能にする。
【0096】もし既知でなければ、付加ステップS50
3がこのクライアントステーションUを、このクライア
ントステーションUから、実行要求及びその後の取消要
求が送信された機能の回数mと関連づけて取消テーブル
28に格納することを可能にする。ここでは、この回数
mは値0に初期化される。
【0097】付加ステップS503の後、又は、クライ
アントステーションUが既知の場合にはテストステップ
S502から直接、読み込みステップS504は、クラ
イアントステーションUによって以前実行され、取消さ
れた機能の回数mを取消テーブル28から読み出すこと
を可能にする。
【0098】読み込みステップS505は記憶手段23
に、機能の実行に際して受信した額CFを読み込むこと
を可能にする。実際、各機能に対し、実行コストcが付
随し、一般にオブジェクトoのインタフェースに格納さ
れている。
【0099】しかし、サーバステーションHによって実
際に受信される額CFは、特にサーバステーションが割
引を適用した場合、この実行コストcよりも少ないであ
ろう。従って、払い戻し額Mは常に機能に関する実行コ
ストc以下であり、特にこの機能がサーバステーション
で実行される際に実際に受信されたCF以下となる。
【0100】ステップS506においては、実行された
取消機能の回数mが予め定めた閾値T、例えば20以上
であるか否かがチェックされる。もし違えば、すなわち
クライアントステーションUから送信された取消機能の
実行回数mが閾値Tよりも小さければ、M=CFとなる
ような、払い戻すための額Mを計算するステップS50
9が実施される。
【0101】このようにして、取消機能の実行回数mが
閾値Tに達しない限り、クライアントステーションUへ
の払い戻し額は、取消される機能の実行に対して請求さ
れた額CFと全く同額である。次に、実行された後取消
された機能の回数mが1単位増加されるよう、回数mの
更新ステップS510が実行される。
【0102】同様に、テストステップS506の終わり
において、取消機能の実行回数mが閾値T以上であった
場合には、取消コストCを計算するステップS507が
前もって実施される。非限定的な例として、取消コスト
Cは以下の式によって計算される。
【0103】
【数2】
【0104】上述の通り、取消コストCは0とCF×tR
の間で変化しうる。ここで、tRは最大払い戻し率であ
り、機能の実行に際して実際に受信した額CFの関数で
ある。
【0105】次に、連合ステップS508は以下のよう
な払い戻し額Mの計算を可能にする。 M=CF−C クライアントステーションUによって要求された取消機
能の実行回数mに依存する取消コストCが、このように
して実際に受信した額CFから減じられる。従って、払
い戻し額Mは、機能実行時に実際に受信した額CFより
も少ない。
【0106】回数mを1単位増加するため、計算ステッ
プS508の後で、取消機能の実行回数mを更新するス
テップS510が実施される。この新しい回数mから、
次に取消テーブル28が更新ステップS511において
更新され、払い戻し額Mの計算手順が終了するとともに
計算された値Mが図3に示す取消方法の実行継続のため
に通知される。
【0107】次に、払い戻しテーブルRが更新される。
実際には、機能の実行に対して支払いをし、計算された
ばかりの額Mの払い戻しを受けるクライアントUPが既
知で、すでに払い戻しテーブルRに格納されているか否
かが検証される。もし格納されていない場合には、付加
ステップS21が、払い戻しされる額S(ここでは0に
初期化されている)と関連づけて払い戻しテーブルRに
格納されるべきこのクライアントステーションUPの特
定を可能にする。
【0108】次に読み込みステップS22は、払い戻し
を受けるべきステーションUPに関連する額SPを、払い
戻しテーブルRに格納された値に基づいて読み出すこと
を可能にする。この読み込みステップS22は、クライ
アントステーションUPが既に払い戻しテーブルRに格
納されている場合、ステップS20の終わりに直接実施
される。
【0109】このクライアントステーションUPに払い
戻すべき額SPが計算ステップS23において以下のよ
うに更新される。 SP=SP+M 計算ステップS19の前に計算された払い戻し額Mはこ
のようにしてステーションUPに払い戻される総額に付
加される。
【0110】次に更新ステップS24がこの払い戻し総
額SPの新しい値をクライアントステーションUPのID
と関連づけて格納することを可能にする。テストステッ
プS25は、取消すべき機能のリストが空になったか否
かのチェックを行うことを可能にする。
【0111】もし空になっていなければ、選択ステップ
S26において、以前の機能がこのリストから選択さ
れ、この機能について上述のステップS12からS25
の前ステップが繰り返される。このようにして、取消す
べき各機能について、その機能の実行費用を負担したク
ライアントステーションUに関連する払い戻し額Mが計
算される。
【0112】テストステップS25の終わりに取消すべ
き機能のリストが空になると、送信ステップS27が、
払い戻しテーブルRに格納された各クライアントステー
ションのIDと関連する払い戻し額Sに基づいて、通信
ネットワークの各クライアントステーションに対する払
い戻しの実際の送信を可能にする。
【0113】実際に払い戻し額を送信するには、図6に
示すように、通信ネットワークのクライアントステーシ
ョンに通知されるいくつかの応答メッセージが生成され
る。取得ステップS601において、テーブルRの最初
の行、すなわちクライアントステーションUのID及び
前もって計算された払い戻しすべき額Sが読み込まれ
る。
【0114】次に、ステップS602において、クライ
アントステーションU宛の応答メッセージAが生成され
る。そして、払い戻しすべき合計額に対応する額Sを取
得するため、取得ステップS603が実行される。
【0115】このステップの詳細を図7に示す。一般に
このステップの間に、サーバステーションH上で電子マ
ネーが生成され、払い戻しのためにこの電子マネーがク
ライアントステーションUに関連づけされる。生成され
る電子マネーの額は払い戻しすべき額S以上である。実
際には、サーバステーションが各クライアントステーシ
ョンに対して一連のコイン(a chain of coins)を生成
し、この一連のコインがこのクライアントステーション
によって取消された異なる機能についての連続する払い
戻しに用いられる。
【0116】この金額Sを取得するためには、その後ク
ライアントステーションUに払い戻しするのに通信ネッ
トワーク上で使用可能な一連のコインを生成するための
電子マネーをサーバステーションH上で生成する必要が
ある。この電子マネーを生成するために使用可能なシス
テムの一例は、Rivest and Shmirが提供するPayWordと
して知られている。
【0117】このシステムの説明はインターネットアド
レスhttp://theory.lcs.mit.edu/~rivest/RivestShamir
-mpay.psにおいて調べることができる。このシステムは
概して乱数Wnを用いたハッシュ関数による連続番号の
生成からなる。このPayWordシステムは信頼でき、個々
の支払いについて第三者(銀行、公証人等)の承認が不
要であるという利点を有する。
【0118】実際には、テストステップS70におい
て、クライアントステーションUがサーバステーション
Hに既知であるか否かがチェックされる。既知でなけれ
ば、サーバステーションは乱数抽選ステップS73にお
いて無作為に番号を引く。ここで乱数をWnとする。
【0119】次に、コイン生成ステップS74におい
て、以下のように周知のハッシュ関数が再起的に適用さ
れる。 Wn-1=h(Wn) このハッシュ関数hは不可逆特性を有し、従って数W
n-1から以前の数Wnを求めることはできない。
【0120】このようにして、一連のコインWn
n-1、...、W2、W1、W0が得られる。このようにし
て得られる一連の数の最後のW0は、ルートコインとし
て知られ、異なるコインの真性さの検証を可能にする。
このPayWordシステムはハッシュ関数を単に適用するだ
けでコインの真正さを検証可能であるという長所を有す
る。
【0121】サーバステーションHは、このような電子
マネーが生成されると、その同一性を証明するための銀
行認証を得る必要がある。次の2つの認証が用いられ
る。 −サーバステーションからの要求に応じて銀行が発行す
る銀行認証C(PKe)、 −サーバステーションHが直接生成する為替手形C(W
o)。
【0122】銀行認証C(PKe)は各ユーザに対し、
真正なコインの買い戻し要求全てを銀行が引き受けると
いう保証である。為替手形C(Wo)は各ユーザに対
し、サーバステーションが生成するコインが確かに真正
なものであり、銀行によって引き受けられることの保証
である。
【0123】実際には、サーバステーションが銀行機関
にそのクレジットカード番号と公開鍵PKeを送信す
る。銀行機関は銀行機関のID、サーバステーションの
ID及びサーバステーションの公開鍵PKeを含んだ銀
行認証C(PKe)を返送する。この認証はさらに、そ
の認証が含む情報を認証する、銀行がその秘密鍵SKb
を用いて生成した電子署名を含む。
【0124】異なるコインW0、W1、...、Wnが生成さ
れると、これらのコインは格納ステップS75におい
て、クライアントステーションUのID及び、0に初期
化されたインデックスiとともに、図1に示すコインテ
ーブル26に格納される。インデックスiは、コインテ
ーブル26で最後に使われたコインのインデックスに対
応する。
【0125】加えて、銀行から取得した銀行認証C(P
e)を用い、サーバステーションHは、為替手形生成
ステップS76においてクライアントステーションU宛
の証券又は為替手形を生成する。
【0126】各為替手形は、前もって受信した銀行認証
C(PKe)と、その手形が対象とするクライアントU
のID及び、ルートコインW0を含む。この為替手形は
さらに、そこに含まれる情報を認証する電子署名を含
み、この署名はサーバステーションがその秘密鍵SKe
を用いて生成する。為替手形を生成するステップS76
の後、この為替手形は送信ステップS77においてクラ
イアントステーションUに送信される。
【0127】為替手形及びコインは所与のユーザに特定
のものである。結局、クライアントステーションUは、
銀行認証C(PKe)によって以下の情報を受信する:
銀行機関及びサーバステーションのID、サーバステー
ションの公開鍵PKe及びルートコインW0
【0128】サーバステーションの公開鍵PKeは銀行
認証C(PKe)を含んでいることを思い出されたい。
従って、この鍵の認証は、この認証の署名を銀行の公開
鍵PK bによって復号化して得られる値と、この認証に
含まれる最初の情報(署名を除く)とを比較することに
よって確立される。
【0129】さらに、サーバステーションからの為替手
形C(Wo)にコインW0が含まれていたことを思い出さ
れたい。このコインの認証は手形の署名を前もって認証
された公開鍵PKeを用いて復号化して得られる値と、
この手形に含まれる最初の情報(署名を除く)を比較す
ることによって確立される。
【0130】このようにして、2つの署名によって、各
クライアントは、銀行が認知したサーバが発行し、電子
マネーコインの発行を銀行が認証したルートコインW0
を確かに所有していることを検証することが可能であ
る。
【0131】テストステップS70の終わりにおいてク
ライアントステーションUが既知であった場合、テスト
ステップS71において、クライアントステーションU
に払い戻し額Sを払い戻すためにサーバステーションH
が使用できる十分なコインを、コインテーブル26が有
しているか否かがチェックされる。
【0132】もし十分なコインがなければ、削除ステッ
プS72がコインテーブル26に残っているコインを消
去し、クライアントステーションUに払い戻しするため
にサーバステーションHが使用可能な新たなコインを生
成するため、上述のステップS73からS77が実行さ
れる。
【0133】このようにして、コインテーブル26はク
ライアントステーションUに払い戻しするための十分な
コインが無くなると直ちに自動的に補充される。サーバ
ステーションHによって生成されるコインの数は、クラ
イアントステーションUがこのサーバステーションHを
使用する頻度に依存することができるであろう。このコ
インの数はまた、一定であっても、その場限りで決定さ
れても良い。
【0134】コイン生成ステップS74の間多数のコイ
ンを生成し、それらをその後の使用すなわち、クライア
ントステーションUによって実行されたいくつかの機能
がクライアントステーションU自身により、又は通信ネ
ットワークの他のクライアントステーションにより取消
される際の使用のためにコインテーブル26に格納する
ことが好ましい。
【0135】生成される個々のコインは、例えば32バ
イトの長さを有する。生成された一連のコインの中のコ
インのインデックスは16ビットに符号化可能であり、
従って216個のコインを生成することが可能である。
【0136】図6に戻って、サーバステーションHはコ
インテーブル26から最後に使用されたコインのインデ
ックスを読み込むため、読み込みステップS604を実
行する。額Sを払い戻すため、また各コインWiがこの
額Sの単位分数に相当するものと仮定して、S個のコイ
ンがコインテーブル26から引き出される。
【0137】ここで、機能fの取消に対して払い戻され
る金額SはクライアントステーションUに送信される応
答中に直接入力される。実際には、値(Wi+S、i+
s)が応答に入力される。もちろん、払い戻しステップ
において、計算された払い戻し額Mの各々又は全体の払
い戻し額SがクライアントステーションUに関する口座
に返金されても良く、またこの口座をその後の機能実行
の支払いに用いても良い。
【0138】この入力ステップS605の後、記憶ステ
ップS606が最後に用いられたコインに対応する新し
いインデックスi+Sをコインテーブル26のクライア
ントステーションUに対して格納することを可能にす
る。このようにして、送信ステップS607の間にサー
バステーションHから送信される応答Aは、要求された
機能の取消に対応する金額Sを含む。
【0139】次に、テストステップS608において、
払い戻しテーブルRに他の行が存在するか否か、すなわ
ち金額Sの払い戻しを受けるべき他のクライアントステ
ーションUが存在するか否かが検証される。もし存在す
れば、上述したステップS601からS607が繰り返
される。払い戻しテーブルRの全行が処理されると、払
い戻し手順は終了する。このようにして、機能の取消を
要求した通信ネットワークの第1のクライアントステー
ションUAと、取消されるべき機能を実行し、対価を支
払った通信ネットワークの1つ又は複数の他のクライア
ントステーションの両方に対し、応答メッセージAが送
信される。
【0140】もちろん、第1のクライアントステーショ
ンUAが自ら要求し、対価を支払った機能の取消を要求
した場合に、第1のクライアントステーションUAはそ
の機能の実行に際して実際に受信された金額から取消コ
ストCAをおそらく減じられた払い戻し額を受信する。
サーバステーションH上での動作を取消する方法の実行
と並行して、クライアントステーションUA上では図8
に示すような、機能の遠隔的な取消を要求する手順が実
行される。
【0141】この機能の遠隔的な取消を要求する方法
は、まず最初に機能の遠隔的な取消要求を生成するステ
ップS801を有する、この取消要求は、既に説明した
Payword支払いシステムを使用しうる支払いPAを含む。
オブジェクトo上の機能の遠隔的な取消要求は送信ステ
ップS802においてクライアントステーションUから
サーバステーションHへ送信される。
【0142】次に、結果を受信するステップS803
は、図3及びその後の図面を参照して上述した動作取消
方法の終わりにサーバステーションHから送信される応
答Aの受信を可能にする。テストS804はクライアン
トステーションUのテーブル14にサーバステーション
Hに対応する為替手形が存在するか否かの検証を可能に
する。そのような為替手形の保存は後に図9を参照して
説明する。もし無ければ、報知ステップS815がユー
ザにこの異常を報知することを可能にする。
【0143】この為替手形が存在した場合、テストステ
ップS805は応答がその特定のフィールドに払い戻し
に相当する金額Sを確かに有しているか否かの検証を可
能にする。上述の通り、クライアントステーションUA
が、自ら遠隔的な実行を要求し、その対価を支払った機
能の取消を要求する場合、払い戻し額Sは、送信した支
払額PA及びその機能の実行に対してサーバが受け取っ
たコストCFの合計から、取消コストCAを減額したもの
に相当する。
【0144】取消される機能の実行をクライアントステ
ーションUA自身が要求していない場合、払い戻される
額SはサーバステーションHがその機能の実行に際して
受け取った額CFを含まない。
【0145】応答Aに払い戻し額が含まれていない場
合、応答を処理する手順が中断される。そうでなけれ
ば、格納された額(ここではコインWiに相当する)
と、サーバステーションHで生成された一連のコインに
おけるそのインデックスiとを読み込むため、抽出ステ
ップS806が実行される。
【0146】ステップS807において、テーブル14
中の為替手形を読み込むことによって、ルートコインW
0の値を得ることが可能になる。そして、検証ステップ
S808がコインWiの正当性を検証することを可能に
する。
【0147】実際には、この現在のコインWiに対し
て、ここではi回のハッシュ関数hが再帰的に適用され
る。 h(h(...h(Wi))) そのようにして得られた値はルートコインW0の値と比
較される。この検証ステップS808を高速化するた
め、ハッシュ関数hを再帰的にi−j回、換言すれば、
取消されるべき機能の実行に対する払い戻しとして既に
サーバから送信された、現在のインデックスiよりも小
さいインデックスjのコインWjを求めるのに十分な回
数適用することも可能である。得られた値が異なる場
合、機能実行要求の処理手順は中断する。
【0148】払い戻し額のクライアントステーションU
による検証は、ハッシュ関数の適用からなる簡単な動作
である。特に、検証のための銀行機関への償還請求を行
う必要も、高価な暗号化方法を実施する必要もない。受
信したコインの妥当性確認後、テストステップS809
において、払い戻しを受けたクライアントステーション
Uがその関数を以前要求したクライアントステーション
であるか否かが確かめられる。実際には、図3のアルゴ
リズムを参照して、取消を要求したクライアントステー
ションUAがその機能の実行を要求し、対価を支払った
クライアントステーションUPであるか否かが確かめら
れる。もしそうであれば、オブジェクトoに適用された
機能fの実行に関するコストcを取得するステップS8
10が実行される。
【0149】この、コストを取得するステップS810
は、以下に図9を参照して説明されるように実行され
る。実行コストcはサーバステーションから送信される
応答に直接含まれていても良い。そうでない場合、この
実行コストを得るための特定手順が、図9に示されるよ
うに実行される。
【0150】この、機能fの実行コストcを取得する手
順は、オブジェクトoに関するインタフェースがクライ
アントステーションUで利用可能か否かをチェックする
ステップS91をまず最初に有する。実際には、対応す
るインタフェースがクライアントステーションUのキャ
ッシュメモリ15に既に格納されているか否かがチェッ
クされる。
【0151】もし無ければ、このインタフェースをサー
バステーションHから取得するためにステップS92が
実行される。インタフェースの取得要求はインタフェー
スのコンピュータアドレスを含む。サーバステーション
Hがインタフェース取得要求を受信すると、サーバステ
ーションはこの要求から要求されるインタフェースを参
照するコンピュータアドレスを抽出する。
【0152】サーバステーションは、テーブルから要求
されたインタフェースを見いだし、おそらくはこのイン
タフェースを通信ネットワークの通信言語に翻訳した
後、それをクライアントステーションUへ送信すること
が可能である。上述したように、このインタフェースは
1つ又は複数の機能と、それに関連する実行コードを有
している。各機能にはまた、この機能の実行コストが関
連する。
【0153】画像を遠隔的に操作可能にするインタフェ
ースの例を以下に示す。このインタフェースは3つの機
能を含む。−「白黒へ変換」 価格は一定である。この
機能は画像を白黒に変換することを可能にする。−「回
転」 価格は画像のサイズ及び回転する角度に依存す
る。価格はクライアントステーションが評価可能な式の
形式で表現される。この機能は画像の方向を変更するこ
とを可能にする。−「反転」 価格はサーバステーショ
ンによって判定される入力引数に依存する。顧客自らが
価格を計算することはできない。価格は例えば以下のコ
ンピュータアドレスにおいて入手可能である。 http://oceania/web-obj/class/Image.xml#flip#price
【0154】この機能は画像に反射を適用可能にする。 <interface> name="Image" href=http://oceania/web-obj/class/Image.xml /> <attributes> <int name="width" price="0.01 FF" /> <int name="height" price="0.01 FF" /> <string name="encoding" /> </attributes> <functions> <function name="convertToB&W" price="0.5 FF"> </function> <function name="rotate"> <arguments> <int name="angle" /> </arguments> <price> <currency name="FF" /> <value language="JavaScript"> function price (width, height, angle) { return width*height*angle; } </value> </price> </function> <function name="flip"> <price> <currency name="FF" /> <value /> </price> </function> </functions> </interface>
【0155】インタフェースの受信後、記憶ステップS
93が、インタフェースをその後の使用のためにクライ
アントステーションUのキャッシュメモリ15に保存す
ることを可能にする。読み込みステップS94は受信し
たインタフェース内の、取消しようとする機能fに関連
するコストcの読み込みを可能にする。
【0156】テストステップS95において、コストが
計算可能な式であるか否かが検証される。もしそうであ
れば、評価ステップS96が、受信した式から、実行さ
れる機能のコスト評価を可能にする。例えば、回転機能
「回転」がこの場合に相当する。
【0157】さもなくば、テストステップS97におい
て、機能の価格が固定であるか否かがチェックされる。
例えば画像を白黒に変換する場合が当てはまる。さらに
違う場合には、機能のコストをサーバステーションに要
求するために取得ステップS98が実行される。ここで
は反射機能「反転」の場合が当てはまる。このようにし
て、図8のステップS810の終わりに、取消が望まれ
る機能fに関するコストcが取得される。
【0158】次に、読み込みステップS811が、最後
に受信されたコインのインデックスjの読み込みを可能
にし、テストステップS812が受信したコインの数i
−jが取消される機能のコストcと大幅に異なるか否か
をチェックする。
【0159】実際には、以下の不等式がテストステップ
S812で検証される。 i−j≪c ここで、cは機能fに関するコスト、iは現在のコイン
のインデックス、jはクライアントステーションUで最
後に受信したコインのインデックスである。
【0160】応答中の払い戻し額が足りない場合、この
応答を処理する手順は中断され、報知ステップS815
において異常がユーザに示される。さもなくば、記憶ス
テップS813が新しいインデックスiを最後に受信し
たコインのインデックスjとして記憶することを可能に
する。ステップS809の終わりに、払い戻しを受けた
クライアントステーションU Aがその機能の実行を要求
し、対価を支払ったクライアントステーションUPで無
い場合、記憶ステップS813を直接実行することが可
能である。
【0161】代わりに、加算ステップS814におい
て、米国特許第5937395号の図4及び8に開示さ
れるような、プリペイドカード又はPCカードをクライ
アントステーションUの電子財布として用いることもで
きる。
【0162】次に、サーバステーションHから送信され
た最初の払い戻し受領時にクライアントステーションU
で受信された為替手形の処理手順を示す図10に関して
説明する。この為替手形の受領後、取得ステップS10
1が、クライアントステーションUが認証機関から、銀
行が用いた署名手順に対応する銀行の公開鍵PKbを取
得することを可能にする。
【0163】上述したように、署名を検証するため、銀
行認証C(PKe)を検証するステップS102は銀行
の公開鍵PKbを用いて実行可能である。テストステッ
プS103の終わりで、この署名が無効であれば、手順
は中断される。一方、有効であれば、サーバステーショ
ンの公開鍵PKeを読み込むため、読み込みステップS
104が実行される。ステップS105において、この
公開鍵PKeが、クライアントステーションで受信した
為替手形の署名C(W0)の検証を可能にする。
【0164】テストステップS106の終わりで、この
署名が無効であれば、手順は中断される。一方、有効で
あれば、読み込みステップS107がサーバステーショ
ンHのIDを知るために実行される。そして、記憶ステ
ップS108がその為替手形のクライアントステーショ
ンUの為替手形テーブル14への保存を可能にする。
【0165】実際には、各サーバステーションID H
が正当性又は為替手形C(W0)の認証とともに、より
具体的にはルートコインW0の値と共に格納される。こ
の為替手形はこのようにして、クライアントステーショ
ンUがサーバステーションHから受信したコインの認証
を行い、また受信した払い戻し額Sの正当性確認を行う
ことを可能にする。
【0166】このステップが一旦実行されると、払い戻
しは完了したものと見なされる。サーバステーションH
上での電子マネー生成によって、サーバステーションは
確実には利用できない自らのコインをクライアントに送
信せず、逆に上述の通り電子マネーの独立したセットを
用いる。本実施例で説明した払い戻しの仕組みは、サー
バステーション上で実行される機能に対する支払いを実
行するための仕組みと対称の方法で実行することが可能
である。
【0167】もちろん、本発明の範囲を離れることな
く、上述の実施例に対して多くの変更を加えることが可
能である。このようにして、上述の実施例において、取
消コストが機能の取消を要求したクライアントステーシ
ョンUA及び、以前その機能の実行を要求したクライア
ントステーションUPの両方で負担される。もちろん、
取消コストが機能の取消を要求したクライアントステー
ションUAのみに課金されても良い。
【0168】サーバステーションは、取消された機能の
再実行(re-do)を提供してもよい。この場合、機能を再
び実行するためのコストは、以下のいずれかに等しくす
ることができる。 −その機能を取消した際に払い戻された額 −機能を最初に実行する際のコスト、又は −取消された機能の新たな実行がその機能の初回実行時
よりも安くなるような、取消時に払い戻された額と、初
回実行時のコストの間の異なるコスト。これはサーバス
テーションが、取消された後の機能の実行結果をメモリ
中に保持している場合、理に適う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による動作の取消方法を実施するために
適合された、通信ネットワーク中のクライアントステー
ション及びサーバステーションのブロック図である。
【図2】本発明を実施するように適合されたコンピュー
タのブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に従ってサーバステー
ションで実施される動作の取消方法を示すアルゴリズム
である。
【図4】図3における、取消コストの計算手順の詳細を
示すアルゴリズムである。
【図5】図3における、払い戻し総額の計算手順の詳細
を示すアルゴリズムである。
【図6】図3における、払い戻しの送信手順の詳細を示
すアルゴリズムである。
【図7】図6における、金額を取得する手順の詳細を示
すアルゴリズムである。
【図8】クライアントステーションで実施される、動作
の遠隔取消方法を示すアルゴリズムである。
【図9】図8における、動作の実行コストを取得する手
順の詳細を示すアルゴリズムである。
【図10】クライアントステーションで用いられる為替
手形処理手順を示すアルゴリズムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−ジャック モロー フランス国 レンヌ−アタラント, セデ ックス セッソン−セヴィニエ 35517, リュ ドゥ ラ トゥッシュ−ランベー ル (キヤノン リサーチセンター フラ ンス エス. エー. 内) (72)発明者 エルベ リューラン フランス国 レンヌ−アタラント, セデ ックス セッソン−セヴィニエ 35517, リュ ドゥ ラ トゥッシュ−ランベー ル (キヤノン リサーチセンター フラ ンス エス. エー. 内)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクライアントステーションから通
    信ネットワークのサーバステーション上に格納されたコ
    ンピュータオブジェクトについて要求された機能であっ
    て、その実行が前記オブジェクトを以前の状態から操作
    された状態へ操作するように適合された機能を取消する
    方法であって、 −動作の実行を取消する要求を受信するステップと、 −前記操作されたオブジェクトの前記以前の状態を取得
    するステップと、 −前記機能に関する実行コスト以下の額の電子マネーを
    含んだ応答を、前記通信ネットワークを介して前記第1
    のクライアントステーションに送信するステップとを有
    することを特徴とする取消方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のクライアントステーションに
    関連する電子マネーを前記サーバステーションで生成す
    るステップを更に有することを特徴とする請求項1記載
    の取消方法。
  3. 【請求項3】 前記送信ステップにおいて、前記電子マ
    ネーの額が前記サーバステーションが前記機能の実行に
    対して受け取った額以下であること特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の取消方法。
  4. 【請求項4】 前記電子マネーの額が前記サーバステー
    ションが受け取った額よりも少ないことを特徴とする請
    求項3記載の取消方法。
  5. 【請求項5】 前記受信した取消要求に関する取消コス
    トを計算するステップを更に有し、 前記電子マネーの額が前記取消コストの削減後に計算さ
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    1項に記載の取消方法。
  6. 【請求項6】 前記クライアントステーションから送信
    された取消機能の実行要求回数が、予め定められた閾値
    未満である場合、前記取消コストがゼロであることを特
    徴とする請求項5記載の取消方法。
  7. 【請求項7】 −通信ネットワークの第2のクライアン
    トステーションから送信され、電子マネーの額を含ん
    だ、機能の実行を取消する要求を受信するステップと、 −前記取消要求に含まれた電子マネーの額以下の額の電
    子マネーを含んだ第2の応答を、前記通信ネットワーク
    を介して前記第2のクライアントステーションに送信す
    るステップとを更に有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項6のいずれか1項に記載の取消方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のクライアントステーションに
    関連する電子マネーを前記サーバステーションで生成す
    るステップを更に有することを特徴とする請求項7記載
    の取消方法。
  9. 【請求項9】 前記通信ネットワークの前記第2のクラ
    イアントステーションから受信した前記取消要求に関す
    る取消コストを計算するステップを更に有し、 前記第2の応答を送信するステップにおいて、前記電子
    マネーの額が前記取消要求に含まれる電子マネーの額か
    ら前記取消コストを減じることによって計算されること
    を特徴とする請求項7又は請求項8記載の取消方法。
  10. 【請求項10】 前記取得ステップにおいて、前記機能
    の逆の動作が実行されることを特徴とする請求項1乃至
    請求項9のいずれか1項に記載の取消方法。
  11. 【請求項11】 後で取消が実行されるべき、連続的に
    実行された機能のリストを用いることを特徴とする請求
    項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の取消方法。
  12. 【請求項12】 第1のクライアントステーションから
    通信ネットワークのサーバステーション上に格納された
    コンピュータオブジェクトについて要求された機能であ
    って、その実行が前記オブジェクトを以前の状態から操
    作された状態へ操作するように適合された機能を遠隔的
    に取消する装置であって、 −機能の実行を取消する要求を受信する手段と、 −前記操作されたオブジェクトの前記以前の状態を取得
    する手段と、 −前記機能に関する実行コスト以下の額の電子マネーを
    含んだ応答を、前記通信ネットワークを介して前記第1
    のクライアントステーションに送信する手段とを有する
    ことを特徴とする取消装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のクライアントステーション
    に関連する電子マネーを前記サーバステーションで生成
    する手段を更に有することを特徴とする請求項12記載
    の取消装置。
  14. 【請求項14】 前記送信手段が前記通信ネットワーク
    を介して第2のクライアントステーションに第2の応答
    を送信するように適合され、 前記第2の応答が前記第2のクライアントステーション
    から送信された、機能実行を取消する要求に含まれる電
    子マネーの額以下の額の電子マネーを含むことを特徴と
    する請求項12又は請求項13記載の取消装置。
  15. 【請求項15】 −マイクロプロセッサと、 −機能の遠隔的な取消を行うためのプログラムを格納す
    るように適合されたリードオンリーメモリと、 −前記プログラムの実行中に変更される変数を格納する
    ように適合されたレジスタを有するランダムアクセスメ
    モリとが組み込まれたことを特徴とする請求項12乃至
    請求項14のいずれか1項に記載の取消装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項11のいずれか1
    項に記載の、機能を遠隔的に取消する方法を実施するよ
    うに適合された手段を有することを特徴とする、通信ネ
    ットワークにおけるサーバステーション。
  17. 【請求項17】 請求項12乃至請求項15のいずれか
    1項に記載の、動作を遠隔的に取消する装置を有するこ
    とを特徴とする、通信ネットワーク。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至請求項11のいずれか
    1項に記載の、機能を遠隔的に取消する方法を実施する
    ように適合された手段を有することを特徴とする、通信
    ネットワーク。
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