JPH0721878Y2 - ロータリーエンジン - Google Patents

ロータリーエンジン

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JPH0721878Y2
JPH0721878Y2 JP40283390U JP40283390U JPH0721878Y2 JP H0721878 Y2 JPH0721878 Y2 JP H0721878Y2 JP 40283390 U JP40283390 U JP 40283390U JP 40283390 U JP40283390 U JP 40283390U JP H0721878 Y2 JPH0721878 Y2 JP H0721878Y2
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JP
Japan
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gear
arcs
rotary engine
rotor
drive gear
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JP40283390U
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JPH0487337U (ja
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定▲ほー▼ 金
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定▲ほー▼ 金
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は本出願人の韓国特許出願
第90−13966号「ロータリーエンジン」の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】特許出願第60−13996号「ロータ
リーエンジン」は、ローターの回転運動がローターの内
面ギアに接する2個の固定点、即ち駆動ギアと補助ギア
により一定軌道が維持されるようにすることによってロ
ーターの回転時シリンダー内壁との摩擦を非常に少なく
したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、このよう
な先出願発明のロータリーエンジンは図5に示すよう
に、ローター101の内面ギア102形状が3個の大円
弧130,103′,103″と3個の小円弧が交互に
連結されてなるものであるので長さの短かい小円弧10
4,104′,104″と長さの長い大円弧103,1
03′,103″が駆動ギア105を通過する速度がお
互いに異なるために、ローター101が同じ速度で回転
しても駆動ギア105の回転速度は均一で無いし駆動ギ
ア105の回転が均一で無いので抵抗が多いし、それだ
け燃料がより多く消耗される短点があるものであった。
【0004】これをもっと具体的に説明すると、小円弧
104,104′,104″は長さの長い円弧103,
103′,103″の1/2でありながら大円弧10
3,103′,103″と同じ時間内に60°を回転す
るので、小円弧104,104′,104″部分の鋸歯
が駆動ギア105を回転させながら通過する速度は大円
弧103,103′,103″部分の鋸歯が駆動ギア1
05を回転しながら通過する速度の2倍になるので駆動
ギア105が回転する速度が均一で無い欠点のあるもの
であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような欠点
を是正する為に、内面ギアの小円弧部分には鋸歯を形成
しないで大円弧部分にだけ鋸歯を形成し駆動ギアが大円
弧部分の鋸歯によってだけ回転されるようにしたもので
あって、これを添付図面に従って説明すると次のようで
ある。
【0006】
【実施例】曲率半径の大きい内角が60°である3個の
大円弧7,7′,7″と曲率半径の小さい内角が60°
である3個の小円弧3,3′,3″が交互に連結されて
内面ギア1の形状を形成し外壁2は内面ギア1と同じ形
状で形成されるローターAが上半分は2個の大円弧3,
3′と1個の大円弧4が連結された形状であり下半部は
上半部と対称のシリンダー5内を回転しながら吸入、圧
縮、燃料注入、爆発及び排気工程をするように構成され
たロータリーエンジンにおいて、内面ギア1の小円弧
6,6′,6″部分には鋸歯を形成しないで大円弧7,
7′,7″部分だけに鋸歯8,8′,8″を形成し、内
面ギア1と接して大きいがお互いに同じ2個の被動ギア
9,9′を車輪(図示なし)軸と連結された駆動ギア1
0の両側に軸設してお互いに接するようにしてなるもの
である。
【0007】なお、11,11′,11″は作動室、1
2は燃料注入口、13は点火プラグ、14は排気孔、1
5は空気注入孔である。
【0008】
【作用】このように構成された本考案は空気注入孔15
に注入された空気が作動室11,11′,11″内で圧
縮された後燃料注入口12から注入された燃料と混合さ
れ点火プラグにより爆発した後排気孔14から排出され
る行程を反覆しながらローターAがシリンダー5内で回
転するのは従来と同じであるが、内面ギア1の小円弧
6,6′,6″部分には鋸歯ないしローターAの回転動
力が長さのお互いに同じ大円弧7,7′,7″部分に形
成された鋸歯8,8′,8″によってだけ被動ギア9,
9′に伝達されるので駆動ギア10の回転速度が均一に
なるのである。
【0009】即ち、大きさのお互いに同じ2個の被動ギ
ア9,9′を駆動ギア10の両側に設置し小円弧6,
6′,6″部分には鋸歯のないローターAの内面ギア1
と各各反対側で接するようにしたので、図1のように、
一側被動ギア9が大円弧7部分の鋸歯8と接して回転す
る時は他側被動ギア9′には鋸歯の無い小円弧6′部分
が通過し、図2のように、他側被動ギア9′が他の大円
弧7′部分の鋸歯8′と接して回転する時は反対に一側
被動ギア9には鋸歯の無い他の小円弧6″部分が通過す
るようになり、各鋸歯8,8′,8″が両側被動ギア
9,9′を回転させながら通過する速度がお互いに同じ
であり駆動ギア10を回転させる両側被動ギア9,9′
の大きさもお互いに同じであるので、両側被動ギア9,
9′によって回転する駆動ギア10の回転が均一になる
のである。
【0010】両側被動ギア9,9′は図3のように他側
被動ギア9′が鋸歯8′と接すると一側被動ギア9は鋸
歯8を離脱し、図4のように一側被動ギア9が鋸歯8″
と接すると他側被動ギア9′は鋸歯8′を離脱する。
【0011】
【考案の効果】従って本考案はローターAの回転動力が
絶えず均一に駆動ギア10に伝達されて駆動ギア10の
回転が均一になるようにすることによって燃料の消耗が
少なくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の断面構成図であって1個の被動ギアだ
け鋸歯と接している場合の一つの状態を示す。
【図2】図1の場合の他の状態を示す。
【図3】本考案の断面構成図であって1個の被動ギアが
鋸歯と接すると他の被動ギアは鋸歯を離脱する場合の一
つの状態を示す。
【図4】図3の場合の他の状態を示す。
【図5】従来考案の断面構成図である。
【符号の説明】
A……ローター 1……内面ギア 5……シリンダー 6,6′,6″……小円弧 7,7′,7″……大円弧 8,8′,8″……鋸歯 9,9′……被動ギア 10……駆動ギア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】3個の大円弧7,7′,7″と3個の小円
    弧6,6′,6″が交互に連結されて内面ギア1の形状
    を形成するローターAが2個の固定点によって一定軌道
    を維持しながらシリンダー5内を回転するようにしてな
    るロータリーエンジンにおいて、内面ギア1の大円弧
    7,7′,7″部分だけに鋸歯8,8′,8″を形成
    し、鋸歯8,8′,8″と接し大きさがお互いに同じ2
    個の被動ギア9,9′を駆動ギア10両側に軸設してお
    互いに接するようにしてなるロータリーエンジン。
JP40283390U 1990-10-25 1990-12-28 ロータリーエンジン Expired - Lifetime JPH0721878Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1990-16385 1990-10-25
KR900016385 1990-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0487337U JPH0487337U (ja) 1992-07-29
JPH0721878Y2 true JPH0721878Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31884852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40283390U Expired - Lifetime JPH0721878Y2 (ja) 1990-10-25 1990-12-28 ロータリーエンジン

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JP (1) JPH0721878Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014030196A1 (ja) * 2012-08-18 2014-02-27 KISHITAKA Kouhei ロータリーエンジン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0487337U (ja) 1992-07-29

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