JP2000110578A - 後追い型ロータリーエンジン - Google Patents
後追い型ロータリーエンジンInfo
- Publication number
- JP2000110578A JP2000110578A JP10322789A JP32278998A JP2000110578A JP 2000110578 A JP2000110578 A JP 2000110578A JP 10322789 A JP10322789 A JP 10322789A JP 32278998 A JP32278998 A JP 32278998A JP 2000110578 A JP2000110578 A JP 2000110578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- cam plate
- cam
- camshaft
- compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】複数枚の羽の付いたローターを２ヶ組み合わせ
て、そのローターの相対運動で吸気、圧縮、爆発、排気
を連続的に行わせる。 これを遊星歯車と、カム機構で
連続回転運動として取り出すエンジン。 【解決手段】カム板４，５及び傘歯車と軸で直結された
ローター２組１，２を有し、上記の傘歯車の間に遊星運
動を行う傘歯車３を組み込んだ平歯車とカム板の回転停
止を交互に行わせるためのカム軸６とにより構成された
エンジン。
て、そのローターの相対運動で吸気、圧縮、爆発、排気
を連続的に行わせる。 これを遊星歯車と、カム機構で
連続回転運動として取り出すエンジン。 【解決手段】カム板４，５及び傘歯車と軸で直結された
ローター２組１，２を有し、上記の傘歯車の間に遊星運
動を行う傘歯車３を組み込んだ平歯車とカム板の回転停
止を交互に行わせるためのカム軸６とにより構成された
エンジン。
Description
【発明の詳細な説明】 本件は、後追い（キャットアンドマウス）方式と呼ばれ
るロータリーエンジンである。本件は、クランクシャフ
トの上死点付近の最大爆圧を、有効利用出来ない従来の
エンジン構造を改善するため、真円ロータリーに着目
し、中でも後追い式のエンジンに実用の可能性を見いだ
した。このタイプのエンジンの特徴として、ローター
が回転中にローターは停止している為、断続回転とな
る。これを遊星歯車とカム構造にて、連続回転としてエ
ネルギーを取り出す構造を考えた。これに依る特徴とし
て下記の項目があげられる。
るロータリーエンジンである。本件は、クランクシャフ
トの上死点付近の最大爆圧を、有効利用出来ない従来の
エンジン構造を改善するため、真円ロータリーに着目
し、中でも後追い式のエンジンに実用の可能性を見いだ
した。このタイプのエンジンの特徴として、ローター
が回転中にローターは停止している為、断続回転とな
る。これを遊星歯車とカム構造にて、連続回転としてエ
ネルギーを取り出す構造を考えた。これに依る特徴とし
て下記の項目があげられる。
・クランクシャフトを有さない構造により、爆発時に最
大トルクが発生する。
大トルクが発生する。
・遊星歯車が１回転する間に、８回の爆発が有り、同
排気量のレシプロエンジンより小型軽量である。
排気量のレシプロエンジンより小型軽量である。
・遊星歯車はローターに対して１／２回転するため、
ローターに依る発生トルクの２倍のトルクを取り出せ
る。
ローターに依る発生トルクの２倍のトルクを取り出せ
る。
・真円運動の為、各部品の製作が、容易である。
・圧縮シールは面で行うため、有利である。（溝だけ
か、ブロック材でソール可） ・排気量、圧縮比の変更が比較的簡単である。
か、ブロック材でソール可） ・排気量、圧縮比の変更が比較的簡単である。
・カム部に適当なガタを設け、慣性系を考慮すれば、慣
性による可変圧縮が、可能。（点火系が不要になり、効
率が 上昇） ・エンジン内の冷却（特にローター内部）は、循環式で
行える。
性による可変圧縮が、可能。（点火系が不要になり、効
率が 上昇） ・エンジン内の冷却（特にローター内部）は、循環式で
行える。
・ローターの羽と、カム部の溝を増減する事により、回
転当たりの爆発回数を増減できる。
転当たりの爆発回数を増減できる。
・構造上、回転数が上げられない事と、音が生じる欠点
がある。
がある。
図１，図２，図３において動作を説明すると、ローター
は、カム板の溝にカム軸の爪が入り込む事に依
り、回転を停止されている。Ａ部が爆発すると、ロータ
ーが回転を始め、同時にＢ部が排気、Ｃ部が吸気Ｄ部
が圧縮を行う。ローターがローターの羽の近くまで
回転し、Ｄ部の圧縮により、ローターが減速する。同
時にローターがカム部のガタ分回転する。次に、カム
板に刻まれた溝にカム軸の爪が入り込み、カム軸
は回転する。この時にカム軸はカム板に乗り上げカ
ム板が停止し、カム板に連結されたローターが回
転を始める。この構造にて、後追い運動が実現される。
又、カム板とカム板（）には、傘歯車が取り付けら
れていて、その間に傘歯車を平歯車に取り付けた遊星歯
車により、断続回転運動を、連続回転運動として出力
軸に取り出せる。本構造により、ローターが１回
転する間に、遊星歯車は１回転する。図５は、１回転
排気量１０４０ｃｃとして設計した本件のエンジンで、
これはレシプロエンジンの２０００ｃｃ、爆発回数から
は１６気筒に相当する。これの性能は、圧縮比１：１
０、最大トルク９６Ｋｇｍ、最大馬力１３０Ｐｓ／１０
００ｒｐｍと計算される。（これには、慣性圧縮効果を
加味していない。）
は、カム板の溝にカム軸の爪が入り込む事に依
り、回転を停止されている。Ａ部が爆発すると、ロータ
ーが回転を始め、同時にＢ部が排気、Ｃ部が吸気Ｄ部
が圧縮を行う。ローターがローターの羽の近くまで
回転し、Ｄ部の圧縮により、ローターが減速する。同
時にローターがカム部のガタ分回転する。次に、カム
板に刻まれた溝にカム軸の爪が入り込み、カム軸
は回転する。この時にカム軸はカム板に乗り上げカ
ム板が停止し、カム板に連結されたローターが回
転を始める。この構造にて、後追い運動が実現される。
又、カム板とカム板（）には、傘歯車が取り付けら
れていて、その間に傘歯車を平歯車に取り付けた遊星歯
車により、断続回転運動を、連続回転運動として出力
軸に取り出せる。本構造により、ローターが１回
転する間に、遊星歯車は１回転する。図５は、１回転
排気量１０４０ｃｃとして設計した本件のエンジンで、
これはレシプロエンジンの２０００ｃｃ、爆発回数から
は１６気筒に相当する。これの性能は、圧縮比１：１
０、最大トルク９６Ｋｇｍ、最大馬力１３０Ｐｓ／１０
００ｒｐｍと計算される。（これには、慣性圧縮効果を
加味していない。）
【図１】 本件の、回転伝達機構をイメージで表した図
である。
である。
【符号の説明】 ローター１ ローター２ 遊星歯車 カム板１ カム板２ カム軸 出力軸
【図２】 本件のカム部を表した物である。
図１と同じ
【図３】 ローター部の燃焼サイクルを表した図であ
る。
る。
Ａ部 爆発部 Ｂ部 膨張排気部 Ｃ部 吸気部 Ｄ部 圧縮部 ローター１ ローター２ ハウジングケース
【図４】 ローターの斜視図である。
図１と同じ
【図５】 カム機構の斜視図である。
図１と同じ
【図６】 １回転排気量１０４０ｃｃ、圧縮比１：１０
の本件エンジン図である。
の本件エンジン図である。
【符号の説明】 からまでは図１，２と同じ。 ９ 軸１ １０ 軸２ １１ 点火プラグ １２ オイルポンプ １３ 出力ギャー １４ 遊星傘歯車 １５ カム板傘歯車１ １６ カム板傘歯車２ １７ ギャーケース １８ カバープレート１ １９ カバープレート２ ２０ カバープレート３ ２１ カバープレート３ ２２ 出力ギャー ２３ 軸カバー
【図７】 図５をローター側から見た図である。
【図８】 図５を出力軸側から見た図である。
【図９】 図５の斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数枚の羽の付いたローターを２ヶ組み
合わせて、そのローターの相対運動で吸気、圧縮、爆
発、排気を連続的に行わせる。 これを遊星歯車と、
カム機構で連続回転運動として取り出すエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10322789A JP2000110578A (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 後追い型ロータリーエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10322789A JP2000110578A (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 後追い型ロータリーエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000110578A true JP2000110578A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=18147656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10322789A Pending JP2000110578A (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 後追い型ロータリーエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000110578A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100404446B1 (ko) * | 2001-07-25 | 2003-11-05 | 주식회사 토러스기술연구소 | 토러스 크랭크 기구 |
| WO2021043082A1 (zh) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | 罗小虎 | 转子发动机 |
-
1998
- 1998-10-08 JP JP10322789A patent/JP2000110578A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100404446B1 (ko) * | 2001-07-25 | 2003-11-05 | 주식회사 토러스기술연구소 | 토러스 크랭크 기구 |
| WO2021043082A1 (zh) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | 罗小虎 | 转子发动机 |
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