JPH0721801Y2 - サッシ枠またはドア枠のレベル高さ合せ具 - Google Patents

サッシ枠またはドア枠のレベル高さ合せ具

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JPH0721801Y2
JPH0721801Y2 JP3077489U JP3077489U JPH0721801Y2 JP H0721801 Y2 JPH0721801 Y2 JP H0721801Y2 JP 3077489 U JP3077489 U JP 3077489U JP 3077489 U JP3077489 U JP 3077489U JP H0721801 Y2 JPH0721801 Y2 JP H0721801Y2
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rod
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JP3077489U
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幸史郎 安部
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幸史郎 安部
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビル,マンション等の工事現場に於いて、コ
ンクリート躯体の概ね床仕上り面より1mの位置に予め表
示してあるレベル墨を基準にしてサッシ枠またはドア枠
を取付ける際に、左右のレベルを調整するサッシ枠また
はドア枠のレベル高さ合せ具に関するものである。
[従来の技術] 従来、ビル,マンション等の工事現場に於いて、コンク
リート躯体に予め表示してあるレベル墨を基準にしてサ
ッシ枠やドア枠を取付ける場合、左右の縦枠の下方より
指定された高さをメジャーで計測して、左右の縦枠に夫
々鉛筆等で印を付けて、その印の位置を前記レベル墨に
合わせるように、楔等でサッシやドア枠を持ち上げて曲
り尺等を当てがって、位置を調整して取付けていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の取付け方法では、メジャーの
計り方や、曲り尺の当て方によって誤差が生じたり、ま
た寸法の読み違い等もあって、極めて正確な精度でサッ
シ枠やドア枠を取付けることができないという問題点が
あり、更に同一工事現場では同一レベルでサッシ枠やド
ア枠を取付ける場合が多いが、その場合でも各個別にメ
ジャーで計測して印を付け、曲り尺等を用いて調整する
という手順を踏まねばならず、極めて面倒であるという
問題点があった。
本考案は、かかる従来の問題点を解決することを目的と
するサッシ枠またはドア枠のレベル高さ合せ具を提供し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、方形鋼材より成り、且つ水平な下端縁を備え
た主杆の上方前面側に、主杆の下端縁からの寸法を表わ
す目盛り線を表示し、且つ前記主杆の目盛り線部分に於
いて、方形中空鋼材より成り、且つ水平な上端縁を備え
た可動杆を上下動可能に嵌挿すると共に、可動杆をスト
ッパーにより主杆に適位置で固定可能とする一方、水平
上端縁を備えた基準片を、前記水平上端縁が可動杆の上
端縁と一直線状をなすように、可動杆の外側端縁部に回
動可能に軸支し、更に主杆の下端縁と面一な水平な下端
縁を有する突出片を主杆の背面方向に突設するという手
段を採用することにより、上記問題点を解決した。
[作用] 上記構成より成る本考案によれば、可動杆を主杆周面に
沿って上下動させて、コンクリート躯体に表示されたレ
ベル墨に合わせた枠体の取付位置について、予め設定さ
れた寸法を示す目盛り線に可動杆の上端縁を一致させ、
ストッパーで可動杆を主杆に固定させ、その状態で枠体
の下枠上に載置して、両方の縦枠に沿って立設させる。
そして、枠体を上昇させてレベル墨と基準片の水平上端
縁とを一致させる。
[実施例] 本考案の実施の一例を図に就いて詳細に説明すると、方
形鋼材より成り、且つ水平な下端縁1′を備えた主杆1
の上方部の前面側1aに、主杆1の下端縁1′からの寸法
を表わす目盛り線2を表示すると共に、主杆1の目盛り
線2部分に於いて上下動可能に、主杆1に方形中空鋼材
より成り、且つ水平な上端縁3′を備えた可動杆3を嵌
挿し、更に該可動杆3が主杆1の外側面適位置に固定で
きるように、ストッパー4を可動杆3に複数個備え、且
つ可動杆3の背面3cには鋼製サッシ枠またはドア枠に吸
着固定させる永久磁石5が固定されている。前記ストッ
パー4は、特に限定する必要はないが、好ましくは第2
図に示すように、可動杆3の正面側3a並びに内側面3bを
夫々貫通して螺合された複数個の押圧軸6を、その外端
縁に固着された摘子7を介して螺挿して行くと、各押圧
軸6の先端縁6′が主杆1の前面側1a並びに内側面1bに
圧接することにより固定できるように構成することが推
奨される。
また、前記可動杆3の外側面3dの端縁部に、水平上端縁
8′を備えた比較的横に長い基準片8を、前記水平上端
縁8′が可動杆3に水平な上端縁3′と面一な一直線状
をなすように、例えば第1図に示すように基準片8が回
動可能なように蝶番方式で、その基端部側を軸支部9で
軸支してある。
更に、主杆1の下端外周に水平な下端縁10′を備えた補
強杆10を、前記主杆1の下端縁1′と前記下端縁10′と
を面一にして嵌着固定すると共に、補強杆10の内側面10
bに、前記下端縁10′と面一となるような水平な下端縁1
1′を有する突出片11を背面10c方向に突設固定し、且つ
補強杆10の背面10cに鋼製のサッシ枠やドア枠に吸着固
定する永久磁石12を固定してある。
前記した本考案調整具はサッシ枠やドア枠等の枠体Fの
左縦枠F1用ものであり、右縦枠F2用は前記構成のものと
対称のものを使用する必要があり、従って1つの枠体F
には第3図に示すように、本考案調整具は夫々対称に構
成されたものが1組必要であるということになる。
次に、実施例の作用について説明する。
コンクリート躯体Cの床仕上り面より所定高さ位置に予
め表示してあるレベル墨Lを基準にして、サッシ枠また
はドア枠等の枠体Fを設置する場合、枠体Fの左,右縦
枠F1,F2の前記レベル墨Lと同一レベルにする位置まで
の下枠F3からの高さが予め設定されているのであるか
ら、先ず本考案調整具の可動杆3をストッパー4を解除
して上下に移動させて、前記高さと同一目盛り線2に前
記可動杆3の上端縁3′を一致させ、然る後ストッパー
4により可動杆3を主杆1に固定する。そして、前記の
ように可動杆3を所定位置に固定した主杆1を、枠体F
が鋼製でない場合は第4図に示すように、その水平な下
端縁1′を枠体Fの下枠F3上に載置すると共に、左縦枠
F1の内側面に主杆1および可動杆3の外側面3dを位置せ
しめて、本考案調整具と枠体Fの左縦枠F1とをクリップ
13等により一体に固定して動揺しないようにし、基準片
8を左縦枠F1の外方へ突出せしめ(右縦枠F2についても
右縦枠F2用の本考案調整具を用いて同様になす)、基準
片8の水平上端縁8′と前記レベル墨Lとが一致するま
で、楔等の保持材14を用いた従来方式により枠体Fを押
し上げればよいのである。
なお枠体Fが鋼製である場合は、第5図のように下枠F3
上に突出片11の水平な下端縁11′を下枠F3に係止すると
共に、主杆1と可動杆3を左、右縦枠F1,F2の前面部に
夫々永久磁石5,12を介して吸着固定せしめるようにすれ
ばよい。
[考案の効果] 本考案は上述のようであるから、コンクリート躯体に表
示されたレベル墨に合わせた枠体の取付位置の寸法を示
す目盛り線に、可動杆を上下動させて、その上端縁を一
致させ、ストッパーにより可動杆を主杆に固定し、その
状態で枠体の下枠上に載置して両方の縦枠に沿って立設
させて、枠体を上昇させてレベル墨と基準片の水平上端
縁を一致させるのみで、極めて簡単、迅速、且つ精度が
高く、枠体をコンクリート躯体に取付けることができ
る。また、同一工事現場では枠体は同一高さ位置に取付
ける場合が多いので、一度だけ寸法を合わせておけば、
それが何度でも使用できるので手間がかからないという
利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案調整具の全体の斜視図、第2図はストッ
パー部分の拡大断面図、第3図〜第5図は使用状態を示
す正面図である。 図中、1は主杆、1′は下端縁、1aは前面側、2は目盛
り、3は可動杆、3′は上端縁、4はストッパー、8は
基準片、8′は水平上端縁、9は軸支部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形鋼材より成り、且つ水平な下端縁を備
    えた主杆の上方前面側に、主杆の下端縁からの寸法を表
    わす目盛り線を表示し、且つ前記主杆の目盛り線部分に
    於いて、方形中空鋼材より成り、且つ水平な上端縁を備
    えた可動杆を上下動可能に嵌挿すると共に、可動杆をス
    トッパーにより主杆に適位置で固定可能とする一方、水
    平上端縁を備えた基準片を、前記水平上端縁が可動杆の
    上端縁と一直線状をなすように、可動杆の外側端縁部に
    回動可能に軸支し、更に主杆の下端縁と面一な水平な下
    端縁を有する突出片を主杆の背面方向に突設して成るサ
    ッシ枠またはドア枠のレベル高さ合せ具。
JP3077489U 1989-03-17 1989-03-17 サッシ枠またはドア枠のレベル高さ合せ具 Expired - Lifetime JPH0721801Y2 (ja)

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JP3077489U JPH0721801Y2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 サッシ枠またはドア枠のレベル高さ合せ具

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02121579U JPH02121579U (ja) 1990-10-03
JPH0721801Y2 true JPH0721801Y2 (ja) 1995-05-17

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ID=31256137

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