JP3013586U - 測量用ピンポール受具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測量の際、境界杭の外側または角を境界とす
る場合の接線上に、ピンポールが容易に立てられる測量
用ピンポール受具を提供する。 【構成】 水平板１の上にピンポール取付部３を設
け、水平板１の下に垂直板２を２枚直角に取付けた。
垂直板２の２枚の内側交点とポールの中心点は同一点と
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

測量の際、境界杭の外側または角を境界とする場合、その接線上にピンポールが 立てられることを考案したものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、境界杭の角及び外面接線を境界とするものの測量については、境界杭の面 取り、ピンポールの太さ、自重等の原因によりピンポールがすべって正しく立て られない。結局ピンポールの置ける所まで少し位置をずらして不正確な測量を強 いられている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、上記した問題点を解消する為、測量用ピンポール受具を使って、よ り正確な測量に寄与することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

境界杭の上面に載せる水平板１の上に、ピンポール取付部３を設け一体とした。 次に水平板１の下に、境界抗の側面に当てる垂直板２を２枚直角に取付ける。 垂直板２の２枚の内側交点とピンポールの中心点は同一点とする。 本案は以 上の構成より成る測量用ピンポール受具である。

【０００５】

【作用】

水平板１の上部のピンポール取付部３にピンポール４を差し込み固定する。 ピ ンポールと一体となった測量用ピンポール受具を境界杭の上に載せ、垂直板２を 境界杭の側面に当たるまで押し込む。 その時、コーナー杭の場合は垂直板２の内角で境界杭角矢印方向を包むように当 てる。 マイナス杭の場合は垂直板２の外角側で境界杭の側面に垂直板の交点が 当たるまで押し込む。 このようにすれば、ピンポールは境界杭の外面接線上に立つことになる。

【０００６】

【実施例】

以下本考案の実施例について説明する。 水平板１の上部にピンポール取付部３を設ける。 水平板１の下に垂直板２を２ 枚直角に取付ける。 その際、垂直板２の内角交点とピンポール中心点を合わせ ておく。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、ピンポールに 測量用ピンポール受具を取付け、一体となった受具を境界杭の上に載せ、杭の外 側に垂直板２をコーナー杭の場合は垂直板２の内角２枚で角を包むように合わせ る。 マイナス杭の場合は垂直板２の外角側を使用、杭の側面が垂直板２に当た るまで押し込む。 以上により境界杭の外面及び角の接線上にピンポールは正しく立てることができ る。

【０００７】

【考案の効果】

測量の際、境界杭の角及び外面接線を境界とするものについては、ピンポールが 境界杭の端部に安定した姿勢で正しく置くことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 ピンポールにピンポール受具を取付けた斜視
図

【図２】 ピンポール受具平面

【図３】 ピンポール受具断面

【図４】 ピンポール受具下面

【図５】 マイナス抗にピンポール受具を載せた図

【図６】 コーナー抗にピンポール受具を載せた図

【符号の説明】

１．水平板 ２．垂直板 ３．ピンポール取付部 ４．ピンポール ５．境界抗

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 水平板１の上部にピンポール取付部３を
   設け、水平板１の下に垂直板２を２枚直角に取付けた、
   測量用ピンポール受具。