JP3055022U - アンテナ方位角読み取り盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案のアンテナ方位角読み取り盤に真北検出
器を載せ、アンテナの取り付け角度を測量するもので、
角度を短時間で正確に読み取ることができる。 【解決手段】検出器受台（２）と盤（４）の間に軸
（８）を設け、その軸に自由に回転できるようにした分
度器（３）を挟み込む。盤（４）の上に水平器、方位磁
石を取り付ける。以上の構成を有するアンテナ方位角読
み取り盤。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、真北検出器と併用して真北を読み取る方位角読み取り盤に関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、単に真北検出器のみでの測量であったので誤差が大きかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

（イ）真北検出器だけでアンテナの取り付け角度を出すには、大変難しかった。 （ロ）真北検出器の指示が直径１５Ｃｍだけの長さでは精度がでなかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、それらの欠点を除くために考案されたものでそれを図面について説明 すると、 （イ）検出器受台（２）と盤（４）の間に軸（８）を設け、その軸に自由に回転 できるようにした分度器（３）を挟み込む。 （ロ）盤（４）の上に水平器、方位磁石を取り付ける。

【０００５】

【実施例】

（イ）真北検出器（１）をアンテナ方位角読み取り盤の検出器受台（２）に載せ る。 （ロ）アンテナを取り付ける構造物と平行に盤（４）の基準線（７）を合わせ、 真北検出器を動作させる。 （ハ）真北を示した位置に分度器（３）を回して０度に合わせ、各々のアンテナ を取り付ける方向度（例０度、１２０度、２４０度）に水性ペンで盤（４） 上にマークする。 （ニ）次に分度器（３）で構造物（平行線）とマークした点の角度を読み取る。 （建物より右回り角で読む） （ホ）読み取った角度にアンテナの方向を合わせ取り付ける。

【０００６】

【考案の効果】

この盤と検出器を併用することにより角度を短時間で正確に読み取ることがで きる。また、盤に方位磁石を取り付けてあるのであらかじめ磁針方位で北を予想 できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の側面図である。

【図２】本考案の使用状態斜視図である。

【符号の説明】 １．真北検出器 ２．検出器受台 ３．分度器 ４．盤 ５．水平器 ６．方位磁石 ７．基準線 ８．軸

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】盤（４）と検出器受け台（２）を軸（８）
   で固定しその間に回転できるようにした分度器（３）を
   組み込んだ方位角読み取り盤。