JPS6319189Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6319189Y2
JPS6319189Y2 JP5341282U JP5341282U JPS6319189Y2 JP S6319189 Y2 JPS6319189 Y2 JP S6319189Y2 JP 5341282 U JP5341282 U JP 5341282U JP 5341282 U JP5341282 U JP 5341282U JP S6319189 Y2 JPS6319189 Y2 JP S6319189Y2
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JP
Japan
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scale
triangular
bubble tube
line
reference line
Prior art date
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Application number
JP5341282U
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JPS58155292U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 三角スケールは、適正縮小率表示目盛面を選定
して設計に用いるが、それと同時に図面との照合
に現場に携行されるケースが多く、その際に、設
置された機械もしくは土木建築物の水平度、ある
いはそれらの設置を予定した罫引き線の水平度を
検定するのが初めの手順となる事が多い。例えば
コンクリートブロツクを積むに際しても、糸引き
線の水平検定は必須であるが、図面との照合に三
角スケール、水平度照合に水準器を別々に携行し
ているのが実状であるが、本案は両者を一体化し
たものである。
従来の技術 従来の水準器の基準面は勿論気泡管の背面の平
面にあるが、通常測定面に面接触を行なうように
設計されているため、要測定物が線状の場合、例
えば前述の糸引き線の場合等には背面の基準面の
側面稜線ででも合わせる測定方法をとらざるを得
ないが、非常に見にくいばかりか気泡管設定時に
それを予想しておらないため、その精度は十分保
証されない。一方、図面照合用の三角スケール
は、ポケツトサイズ等により携行に便利にしてい
るが、水準器は一かどの容積となる割に上記の理
由で精度が乏しい欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 従つて背面に基準線を持つ水準器としては、断
面正三角形を倒置した三角柱の上面に気泡管を埋
め込む形が理想となり、更に精度をあげるため、
気泡管軸方向と背面の基準線を一致させる必要が
ありその場合基準線は短尺でも足りることにな
る。即ち通常水準器の気泡管は大径円周の一部を
切つた形をなすため、その軸線を含む平面と背面
の基準線とを同一平面に一致させて設置すること
を意味している。一方三角スケールはその各底角
が40゜近辺で各辺の中央部で凹んだ形状の近似正
三角形の断面を持つ三角柱のため、これに気泡管
を取り付けうれば、両機能を同時に達成したもの
となる。しかも三角スケール各目盛側面稜線は、
直線度が保証されているから、基準線としてはど
れを選んでも最適である。
問題点を解決するための手段 従来の三角スケールの機能を損なわずして、気
泡管を設置するためには、三角スケールの角柱の
長さ方向の凹溝方向に埋め込んで設けることにな
るが、その際設置位置の両側目盛側面の稜線を含
む平面より突出しないようにしなければならな
い。従つて気泡管の大きさを三角スケールのサイ
ズに適したものを設計し且つ彫り込み深さを選定
しなければならないが何れも10cm15cm30cm三角ス
ケール(J・I・S)において可能である。また
背面基準線と 気泡管との方向性の一致は 気泡
管の固定時に 石膏等により調整をしなければな
らないのは勿論である。
作 用 このようにすれば、検図には従来と同一の機能
の三角スケールを用いうるし、水平度検定には要
検定物の水平度を、線の精度で検定出来るため、
三角スケールの長さで十分に用を達しうるものと
なる。
また垂直にたてられた作図台(黒板等)に水平
平行線を数多く引く場合たとえば作表のとき、気
泡管をやや斜めからのぞきうる角度となりスケー
ルを移動して、基準線を案内として線を引くと頗
る便利でT定規が不用となる(この場合30cmスケ
ール)。
実施例 図面により説明すると、三角スケール1の溝部
2・2・2の何れかの中央に水準器3をとりつけ
るが、幸い三角スケール溝部2・2・2は、その
側面の目盛4・4・4……等の互いになす角が4
0゜近辺であるために、溝の凹部に気泡管5をと
りつけても、その上面6が、その側面の目盛側面
の稜線7・7を含む平面8より突出しないで収め
うることが出来る。勿論若干その位置で本体を彫
り込んで安定して取り付けるが、気泡管の姿勢調
整としては、背面目盛側面稜線9を基準線として
水平に設定するとともに、気泡管の軸方向をそれ
に一致させる事によつて精度をあげねばならな
い。水準器は勿論石膏または接着剤等で固定した
上、窓板10を取り付けるものとする。
考案の効果 通常の水準器において基準面が気泡管設定の背
面の平面で測定面と面接触を前提としているため
基準線が線である場合、その機能を果たし得な
い。本案の水準器は背面が線基準で精度が高く、
例えば傾斜度を計る場合、その側面に本案の三角
スケールをあてて、先ず水平線を基準線を案内と
して引いたうえ、側面から傾斜度を観察すること
ができ、それには断面逆三角形状は頗る便利であ
る。また黒板等垂直面で作表する際数多くの水平
線を引く場合も同様斜めから水平度を見ながら基
循線にそつて線引きが可能となつて通常の水準器
では出来えないし同様の理由でまた建築前の罫引
き線の現場確認には欠かせないものとなる。また
これを三角スケールと組み合わせる事は稜線の直
線度がJISで保証されているかぎり頗る有利で精
度がたかく小型化しうるし、携帯に便利である等
その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案斜視図、第2図はその側面図、
第3図は水平度検知斜視図である。 1……三角スケール、2……溝部、3……水準
器、4……目盛面、5……気泡管、6……上面、
7……目盛側面の稜線、8……平面、9……背面
目盛側面の稜線、10……窓板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三角スケールの一溝面中央部に、気泡管を設け
    て水準器とするに際して、その基準線を背面の目
    盛側面稜線とし、気泡管軸を含む平面とその稜線
    とを同一平面に一致させ且つ気泡管上面が設置し
    た溝の両側の目盛側面稜線を含む平面より突出し
    ないようにした水準器付き三角スケール。
JP5341282U 1982-04-12 1982-04-12 水準器付き三角スケ−ル Granted JPS58155292U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5341282U JPS58155292U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 水準器付き三角スケ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5341282U JPS58155292U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 水準器付き三角スケ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58155292U JPS58155292U (ja) 1983-10-17
JPS6319189Y2 true JPS6319189Y2 (ja) 1988-05-30

Family

ID=30064079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5341282U Granted JPS58155292U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 水準器付き三角スケ−ル

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JP (1) JPS58155292U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6336283B2 (ja) * 2014-01-28 2018-06-06 株式会社馬印 ペントレイ

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Publication number Publication date
JPS58155292U (ja) 1983-10-17

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