JPH08232265A - 構造物位置の偏差量測定定規 - Google Patents

構造物位置の偏差量測定定規

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JPH08232265A
JPH08232265A JP6696995A JP6696995A JPH08232265A JP H08232265 A JPH08232265 A JP H08232265A JP 6696995 A JP6696995 A JP 6696995A JP 6696995 A JP6696995 A JP 6696995A JP H08232265 A JPH08232265 A JP H08232265A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工された杭等の構造物の中心位置の基準位
置からの偏差量を容易に測定できるようにする。 【構成】 定規板10面のほぼ中心位置を直交原点とす
る直交基準軸11、12と、直交原点を中心点として所
定間隔をとった同心形状をなす同心円13と、直交基準
軸11、12と平行な複数の直交目盛線14、15とが
定規板10面に描かれた光透過性板を、同心円13をガ
イドとして直交基準軸11、12と構造物基準芯線6
3、64との平行を保持した状態で杭pの天端に載置す
る。直交原点と構造物基準芯線上方位置に張架された水
糸61、62との偏差量を定規板10面上で直読するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造物位置の偏差量測定
定規に係り、特に地盤に施工された杭やトレンチ内に布
設された下水管等の基準位置からの偏差量を容易に測定
できるとともに、撮影された工事写真によってもその偏
差量が容易に確認できるようにした構造物位置の偏差量
測定定規に関する。
【0002】
【従来の技術】杭基礎工事では、杭の施工精度は、設計
図、仕様書中に管理許容値で示され、施工された杭頭位
置での出来形検測により、設計基準位置に対する平面的
な位置ズレ(以下、このような位置ズレ量を偏差量と記
す。)の量、方向がチェックされるようになっている。
従来のこの杭Pの偏差量の測定は、図9に示したように
均しコンクリート打設後にコンクリート面50上にX、
Y軸の直交方向の基準線51、52の墨出しを行い、こ
の基準線51、52あるいは基準線51、52の上方に
張った水糸(測量や位置割り出し用に、丁張を基準とし
て張られる合成繊維製の測量用細糸を言う。)から割り
出した杭芯とX、Y軸基準線51、52とのそれぞれの
成分偏差量ΔX,ΔYを測定して出来形測定値とし、さ
らに計算により中心偏差量Δ(杭芯と基準芯との偏差)
を算出していた。また、出来形管理記録には、施工後の
各杭の工事写真を、出来形検測写真として記録に残すよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な施工管理を行った場合に、施工された杭の位置のズレ
を示す中心偏差量は、出来形管理表等に数値として残さ
れるが、対応した出来形検測写真を見ても、出来形とし
ての偏差量情報等を知ることができないという問題があ
る。この問題を解決するためには、測定対象の杭の偏差
量の測定を行い、計算により中心偏差量を算定し、その
値を黒板等に記入して工事写真の一部に写し込めば良
い。ところが、この場合には、成分偏差量の測定と、簡
単な計算と、黒板等への計算値の転記と、写真撮影とを
並行して進めなければならないため、作業の手間がかか
る上、補助の作業者等を使って測定、撮影等を行わなけ
ればならず、きわめて効率の悪い作業となる。
【0004】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、少人数で容易に杭の偏差量
を測定でき、さらに工事写真にその測定した偏差量を確
認できるように写し込めるようにした構造物位置の偏差
量測定定規を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は定規板面のほぼ中心位置を直交原点とする
直交基準線と、前記直交原点を中心点として所定間隔を
とった同心形状をなす構造物外形線と、前記直交基準線
と平行な複数の直交目盛線とが前記定規板面に描かれた
光透過性板を、前記構造物外形線をガイドとして前記直
交基準線と構造物基準芯線との平行を保持した状態で構
造物上面にセットし、前記直交原点と構造物基準芯線上
方位置に張架された測量用糸との偏差量を前記定規板面
上で直読するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】また、構造物の外形形状に倣った外形形状
を有した定規板面のほぼ中心位置を直交原点とする直交
基準線と、該直交基準線と平行な複数の直交目盛線とが
前記定規板面に描かれた定規板を、前記直交基準線と構
造物基準芯線との平行を保持した状態で構造物上面にセ
ットし、前記直交原点と構造物基準芯線上方位置に張架
された測量用糸との偏差量を前記定規板面上で直読する
ことを特徴とするものである。
【0007】さらに、構造物の外形形状に倣った内接縁
形状を有し、全体が複数に分割可能な形状の定規板面上
に、前記内接縁を前記構造物の外形に倣うように該定規
板をセットした際に前記構造物の中心位置で直交するよ
うな直交基準線と、該直交基準線と平行な目盛線とが描
かれ、前記直交基準線と構造物基準芯線との偏差量を直
読するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】前記定規板は、側縁の一部に、前記直交基
準線の1本が水平軸となるように配置された少なくとも
1個の気泡管を備えるようにすることが好ましい。
【0009】前記気泡管を有する場合に、前記直交基準
線の1本が水平軸となり、かつほぼ鉛直面を構成するよ
うに前記定規板を、基礎上に布設された管状構造物の端
面にセットし、該定規板を測量器により視準し、前記直
交基準線と管状構造物中心位置との偏差量を直読するよ
うにすると良い。
【0010】また、前記定規板に形成された直交基準線
の直交原点を回転中心とし、該直交原点を目盛原点とす
る直目盛が形成された光透過性直定規を前記定規板上に
取着し、該光透過性直定規の直目盛によって前記直交原
点と前記構造物基準芯線上方位置に張架された測量用糸
との偏差量を直読することが好ましい。
【0011】
【作用】本発明によれば、光透過性板からなる定規板面
のほぼ中心位置を直交原点とする直交基準線と、前記直
交原点を中心点として所定間隔をとった同心形状をなす
構造物外形線と、前記直交基準線と平行な複数の直交目
盛線とを前記定規板面に描き、前記構造物外形線をガイ
ドとして前記直交基準線と構造物基準芯線との平行を保
持した状態で構造物上面にセットし、前記直交原点と構
造物基準芯線上方位置に張架された測量用糸との偏差量
を前記定規板面上で直読できるようにしたことにより、
前記光透過性板を透かして各種の外形寸法を有する構造
物との位置合わせが容易に行えるので、対象となる構造
物の中心位置をいずれの場合にも容易に割り出せ、この
中心位置と前記構造物基準芯線との離れを直読すること
で簡単に構造物偏差量を求めることができる。
【0012】また、構造物の外形形状に倣った外形形状
を有した定規板面のほぼ中心位置を直交原点とする直交
基準線と、該直交基準線と平行な複数の直交目盛線とが
前記定規板面に描かれた定規板を、前記直交基準線と構
造物基準芯線との平行を保持した状態で構造物上面にセ
ットし、前記直交原点と構造物基準芯線上方位置に張架
された測量用糸との偏差量を前記定規板面上で直読する
ことにより、対象となる寸法の構造物の中心位置を容易
に割り出せ、この中心位置と前記構造物基準芯線との離
れを直読することで簡単に構造物偏差量を求めることが
できる。
【0013】さらに、構造物の外形形状に倣った内接縁
形状を有し、全体が複数に分割可能な形状の定規板面上
に、前記内接縁を前記構造物の外形に倣うように該定規
板をセットした際に前記構造物の中心位置で直交するよ
うな直交基準線と、該直交基準線と平行な目盛線とが描
かれ、前記直交基準線と構造物基準芯線との偏差量を直
読するようにしたことにより、中心位置が直接求められ
ないような構造物の場合にも該構造物の外形形状から割
り出された構造物中心を通るように設定された前記直交
基準線と前記構造物基準芯線との離れを読むことにより
前記構造物の成分偏差量がそれぞれ容易に求められる。
【0014】前記定規板を、側縁の一部に、前記直交基
準線の1本が水平軸となるように配置された少なくとも
1個の気泡管が着脱自在に取り付けられるようにするこ
とにより、構造物上面が鉛直面を構成する場合にも該偏
差量測定定規を適用することができる。
【0015】前記気泡管を有する場合に、前記直交基準
線の1本が水平軸となり、かつほぼ鉛直面を構成するよ
うに前記定規板を、基礎上に布設された管状構造物の端
面にセットし、該定規板を測量器により視準し、前記直
交基準線と管状構造物中心位置との偏差量を直読するよ
うにするにできる。
【0016】また、前記定規板に形成された直交基準線
の直交原点を回転中心とし、該直交原点を目盛原点とす
る直目盛が形成された光透過性直定規を前記定規板上に
取着し、該光透過性直定規の直目盛によって前記直交原
点と前記構造物基準芯線上方位置に張架された測量用糸
との偏差量を直読することにより容易に変位量を測定す
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による構造物位置の偏差量測定
定規の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1
は偏差量を測定する対象の構造物としての杭径(一例と
してφ300mm)の鋼管杭Pの杭頭部に偏差量測定定
規10をセットした状態を示した説明図である。同図に
示したように鋼管杭Pの杭頭部は均しコンクリート50
の天端面よりも所定の突出長分だけ突出しており、この
杭天端位置に偏差量測定定規10が載置されている。こ
の偏差量測定定規10は、正方形状の透明樹脂板からな
り、その表面には図2に示したように直交基準軸となる
基準十字線11、12、基準十字線11、12の交点を
中心点とした多数の同心円13、さらに中心点を原点と
して基準十字線をそれぞれX軸、Y軸として方眼目盛線
14、15が描かれている。本実施例ではこれらの各線
は印刷により描かれているが、細溝線を刻み、その細溝
線に着色するようにしても良い。このとき使用色を象限
ごとに変えることにより一見して杭の基準位置に対する
偏差の方向を識別することができる。また、偏差量測定
定規10を、トレンチ内に布設される下水管等の管状構
造物の設置中心点の位置ズレの程度の視準に用いる場合
に、基準十字線X軸11を水平軸とできるように、板端
面位置に気泡管16が設けられている。
【0018】ここで、図2に示した偏差量測定定規10
の設置方法及びその使用方法について図1及び図3を参
照して説明する。あらかじめ図3に示したように均しコ
ンクリート50が施工された杭基礎の周囲に設置された
丁張60から杭の基準芯位置が交点として確認できるよ
うに縦横方向に所定間隔で水糸61、62を張る。さら
に偏差量測定定規10を杭P上に載置する。このとき偏
差量測定定規10は透明板であり、基準十字線11、1
2の交点を中心として同心円が描かれているので、この
同心円を定規として透過して円形断面の杭Pの位置を確
認しながら、杭外径に合わせて偏差量測定定規10を、
基準十字線11、12と基準芯線63、64の方向とが
平行となるように杭頭部に設置する。これと同時に杭中
心の芯出しも行える。さらに図1に示したように偏差量
測定定規10の上方位置に張られた水糸61、62の交
点(杭基準位置の上方点)に吊り糸65を合わせて下げ
振り66を偏差量測定定規10まで吊り下げて、下げ振
り先端66aの指す方眼目盛14、15(図2参照)を
直読して施工した杭Pの成分偏差量ΔX,ΔY(図9参
照)を求めることができる。
【0019】また、図8に示したような光透過性の透明
色樹脂製直定規17を直定規原点17aが基準軸原点と
一致するようにして回動可能に偏差量測定定規10に取
着し、透明色樹脂製直定規17を下げ振り先端66a
(図1参照)とを結ぶように位置合わせし、透明色樹脂
製直定規17の目盛18を直読して中心偏差量を直接求
めることができ、その値をすぐに検測用の黒板等に記入
することができる。なお、通常の直定規を用いて同様に
して偏差量測定定規10上での偏差量を測定できること
はいうまでもない。いずれの状態でも工事写真を撮影す
れば、その工事写真からも各偏差量を直接読み取ること
ができる。このため、施工後の出来形写真から直接出来
形管理表を作成することもできる。広い範囲に杭が施工
されている場合には、図3に示したように杭通りにトラ
ンシットTを据えて直接、杭列ごとに各杭の偏差量をX
方向、Y方向別に一度に測定することにより、効率良く
偏差量データを収集することができる。
【0020】図4は埋設下水管の布設において、管設置
誤差等を測定するために偏差量測定定規10を使用した
例を示した説明図である。図示したようなトレンチ21
内に布設された鉄筋コンクリート管20の端面に偏差量
測定定規10が取り付けられている。この偏差量測定定
規10は、上辺側縁に気泡管16が位置し、この気泡管
16により基準十字線11、12が水平線、鉛直線を示
すように取り付けることができる。この状態で既設マン
ホール等の基点位置や中心杭を基準としてレーザー照準
器Lを設置する。このときレーザー照準器Lは、下水管
の設計管中心勾配(縦断方向の管敷設勾配)とレーザー
発振光Bの光軸と一致するように据え付ける。このよう
にしてレーザー照準器Lによって偏差量測定定規10を
視準することにより、偏差量測定定規10上のスポット
位置Sを読み取り、布設した鉄筋コンクリート管20の
管中心位置からの偏差量を確認することができる。
【0021】図5はあらかじめ決まった杭径の杭の偏差
量を測定するための偏差量測定定規30を示したもので
ある。この偏差量測定定規30は、同図に示したように
杭Pの外径と等しい直径の円形板をなしている。このた
め、この偏差量測定定規30を杭天端に載置し、基準十
字線31、32のX軸、Y軸方向を、地墨(基準芯線)
63、64と平行に合わせることで、図1に示した偏差
量測定定規30と同等の機能を発揮する。図5では公知
の測量ピン67を水糸61、62の交点から鉛直におろ
して基準芯位置の割り出しを行っている。この測量ピン
の偏差量測定定規30上での座標を読み取ることにより
杭Pの偏差量を即座に測定できる。図1の下げ振りと機
能的にはなんら違いはなく、公知の測量作業に基づいて
各種の方法をとることができることは言うまでもない。
【0022】図6、図7は対象となる構造物の断面中心
位置を求めることができない場合に有効な偏差量測定定
規40を示したものである。杭Pを例とした構造物の外
形形状に倣った内接縁形状を有する偏差量測定定規40
を構造物の外側からあてがい、構造物の近傍の均しコン
クリート上にある地墨(基準芯線)から偏差量測定定規
40の直交基準線41、42としての中心指示線までの
離れ(成分偏差量ΔX、ΔY)をX軸、Y軸のそれぞれ
について測定して構造物の基準位置からの偏差量を測定
する方法をものである。この偏差量測定定規40は、同
図(a)に示したように内接縁の直径(リング内径)が
杭Pの外径にほぼ等しく杭Pの外周を囲むことができる
リング状板材からなり、半割り形状の定規板の一端には
ヒンジ45が形成されており、杭Pを挟むようにして同
図(b)に示したようにセットする。そして止め金46
にて他端を係止して杭Pの外周位置でリング状の偏差量
測定定規40を構成するようになっている。また、定規
板の端面に所定磁極の永久磁石を組み込み、半割り形状
の定規板端同士を磁力により吸着させ、リング形状を構
成するようにしても良い。このとき偏差量測定定規40
の表面には同図(b)の状態にセットされた際に、直交
位置にある中心指示線41、42が、さらに中心指示線
41、42から両側に振り分けで所定の寸法目盛線4
3、44が描かれている。この中心指示線41、42と
地墨(基準芯線)63、64との離れを測定すること
で、杭芯と基準芯との成分偏差量ΔX、ΔYを直読して
求めることができる。このようにして直接、構造物の中
心位置が求められない場合の各種断面形状として、たと
えば図7に示したようなH形鋼を用いた仮設土留め杭
P、矩形断面柱等がある。この場合でも、偏差量測定定
規40を用いれば、各種の構造物の中心と基準芯線との
偏差量を容易に求めることができる。
【0023】また、図1に示した偏差量測定定規10
は、光透過性を利用したので、透過性のある樹脂製板を
用いたが、図5、図6、図7に示した偏差量測定定規3
0、40は、樹脂製、合板製、アルミ等の金属製等種々
の材質のものを製造でき、運搬の便宜のために蝶番等を
備えた2つ折構造等にすることも好ましい。なお、図2
に示した方眼、同心円の目盛は説明のために付したもの
であり、各種の偏差量測定定規の大きさに合った寸法、
精度の目盛を設定することが好ましいことは言うまでも
ない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、施工した杭等の構造物と構造物の基準位置か
らの偏差量を簡単かつ迅速に測定することができ、かつ
数値の入った記録性の高い工事写真の撮影を少人数で行
うことができ、工事における出来形検測作業の省力化が
果たせる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による偏差量測定定規の一実施例を示し
た斜視図。
【図2】図1に示した偏差量測定定規の一例を示した平
面図。
【図3】図1に示した偏差量測定定規を用いた杭の偏差
量の測定作業状態の概要を示した状態説明図。
【図4】埋設下水管に偏差量測定定規を適用して測定を
行っている状態を説明した状態説明図。
【図5】偏差量測定定規の変形例を示した斜視図。
【図6】偏差量測定定規の他の実施例の使用状態を示し
た状態説明図。
【図7】図6に示した偏差量測定定規の変形例を示した
概略斜視図。
【図8】偏差量測定定規に取り付けた直定規の例を示し
た平面図。
【図9】従来の杭の施工偏差量の測定作業状態を示した
斜視図。
【符号の説明】
10,30、40 偏差量測定定規 11,12、31,32,41,42 直交基準線 13 同心円(構造物外形線) 14,15 方眼目盛線 43,44 寸法目盛線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定規板面のほぼ中心位置を直交原点とする
    直交基準線と、前記直交原点を中心点として所定間隔を
    とった同心形状をなす構造物外形線と、前記直交基準線
    と平行な複数の直交目盛線とが前記定規板面に描かれた
    光透過性板を、前記構造物外形線をガイドとして前記直
    交基準線と構造物基準芯線との平行を保持した状態で構
    造物上面にセットし、前記直交原点と構造物基準芯線上
    方位置に張架された測量用糸との偏差量を前記定規板面
    上で直読するようにしたことを特徴とする構造物位置の
    偏差量測定定規。
  2. 【請求項2】構造物の外形形状に倣った外形形状を有し
    た定規板面のほぼ中心位置を直交原点とする直交基準線
    と、該直交基準線と平行な複数の直交目盛線とが前記定
    規板面に描かれた定規板を、前記直交基準線と構造物基
    準芯線との平行を保持した状態で構造物上面にセット
    し、前記直交原点と構造物基準芯線上方位置に張架され
    た測量用糸との偏差量を前記定規板面上で直読すること
    を特徴とする構造物位置の偏差量測定定規。
  3. 【請求項3】構造物の外形形状に倣った内接縁形状を有
    し、全体が複数に分割可能な形状の定規板面上に、前記
    内接縁を前記構造物の外形に倣うように該定規板をセッ
    トした際に前記構造物の中心位置で直交するような直交
    基準線と、該直交基準線と平行な目盛線とが描かれ、前
    記直交基準線と構造物基準芯線との偏差量を直読するよ
    うにしたことを特徴とする構造物位置の偏差量測定定
    規。
  4. 【請求項4】前記定規板は、側縁の一部に、前記直交基
    準線の1本が水平軸となるように配置された少なくとも
    1個の気泡管を備えたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の偏差量測定定規。
  5. 【請求項5】前記直交基準線の1本が水平軸となり、か
    つほぼ鉛直面を構成するように前記定規板を、基礎上に
    布設された管状構造物の端面にセットし、該定規板を測
    量器により視準し、前記直交基準線と前記管状構造物の
    中心位置との偏差量を直読するようにしたことを特徴と
    する請求項4記載の偏差量測定定規。
  6. 【請求項6】前記定規板に形成された直交基準線の直交
    原点を回転中心とし、該直交原点を目盛原点とする直目
    盛が形成された光透過性直定規を前記定規板上に取着
    し、該光透過性直定規の直目盛によって前記直交原点と
    前記構造物基準芯線上方位置に張架された測量用糸との
    偏差量を直読するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の構造物位置の偏差量測定定規。
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