JP2544021Y2 - 枠状玄関マットの周枠 - Google Patents
枠状玄関マットの周枠Info
- Publication number
- JP2544021Y2 JP2544021Y2 JP1990406876U JP40687690U JP2544021Y2 JP 2544021 Y2 JP2544021 Y2 JP 2544021Y2 JP 1990406876 U JP1990406876 U JP 1990406876U JP 40687690 U JP40687690 U JP 40687690U JP 2544021 Y2 JP2544021 Y2 JP 2544021Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- mat
- shaped
- peripheral
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、玄関マットの取付施工
する際に、枠状マットの表面と面一状に囲繞する玄関マ
ットの周枠に関する。
する際に、枠状マットの表面と面一状に囲繞する玄関マ
ットの周枠に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、玄関マットｆを囲繞する周枠ａ
は、図４で示すようにコンクリート基盤ｇ上に固結した
断面Ｌ形状のアンカーｅの立上部を、該周枠ａの外方に
開口された嵌着溝ｄに装着して、該立上部に螺装した螺
子ｂを緊締螺合することにより支持される。そしてこの
周枠ａ内に前記玄関マットｆの表面と周枠ａの表面が面
一状となるように、モルタルｍが均一に打ち込まれ、該
モルタルｍ上に装着溝ｈが施工される。
は、図４で示すようにコンクリート基盤ｇ上に固結した
断面Ｌ形状のアンカーｅの立上部を、該周枠ａの外方に
開口された嵌着溝ｄに装着して、該立上部に螺装した螺
子ｂを緊締螺合することにより支持される。そしてこの
周枠ａ内に前記玄関マットｆの表面と周枠ａの表面が面
一状となるように、モルタルｍが均一に打ち込まれ、該
モルタルｍ上に装着溝ｈが施工される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】かかる施工にあって
は、前記周枠ａの表面と枠状マットｆの表面を面一状と
するために、前記周枠ａの上面から枠状マットの厚みに
相当する位置にモルタルｍを均一状に打ち込む必要があ
る。そこで、従来は、前記周枠ａの上面から枠状マット
の厚み相当分の位置を測って墨引き等をし、該墨入れ線
を基準として、前記嵌着溝ｄの深さ設定をしていた。こ
のため、その施工毎に高さ計測と墨引き処理を要して、
施工が極めて面倒であった。
は、前記周枠ａの表面と枠状マットｆの表面を面一状と
するために、前記周枠ａの上面から枠状マットの厚みに
相当する位置にモルタルｍを均一状に打ち込む必要があ
る。そこで、従来は、前記周枠ａの上面から枠状マット
の厚み相当分の位置を測って墨引き等をし、該墨入れ線
を基準として、前記嵌着溝ｄの深さ設定をしていた。こ
のため、その施工毎に高さ計測と墨引き処理を要して、
施工が極めて面倒であった。
【０００４】本考案は、かかる問題点を解決し得る構成
を備えた枠状玄関マットの周枠の提供を目的とするもの
である。
を備えた枠状玄関マットの周枠の提供を目的とするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、内部に枠状マ
ットが敷設される所要高さの装着溝が施工される周枠で
あって、前記装着溝の高さを規定する断面ほぼＶ字状の
位置決め目盛が内面の上下方向に複数設けられていると
共に、各位置決め目盛は、その鋭角部から上面までの高
さが、規格厚み寸法が異なる複数の枠状マットのうち、
所定の規格厚み寸法と夫々一致しているものであること
を特徴とするものである。
ットが敷設される所要高さの装着溝が施工される周枠で
あって、前記装着溝の高さを規定する断面ほぼＶ字状の
位置決め目盛が内面の上下方向に複数設けられていると
共に、各位置決め目盛は、その鋭角部から上面までの高
さが、規格厚み寸法が異なる複数の枠状マットのうち、
所定の規格厚み寸法と夫々一致しているものであること
を特徴とするものである。
【０００６】
【作用】かかる構成にあっては、周枠にあらかじめ形成
した所要の位置決め目盛りを目印としてモルタルを打ち
込むことにより、敷設される枠状マットの規格厚み寸法
に相当する深さの装着溝を、該周枠内に施工することが
できる。特に、位置決め目盛りを断面ほぼＶ字状とし
て、Ｖ字状の頂点である鋭角部を目盛り位置としたもの
であるから、該鋭角部の上下で傾斜面が形成されるた
め、該傾斜面を目印として、モルタルｍの表面を鋭角部
に可及的正確に位置決めることができる。すなわち、例
えば、位置決め目盛りが、刻み目盛りのような場合に
は、モルタルｍの上面が目盛り以上となると、位置決め
目盛りがモルタルｍに隠れてしまい、このためモルタル
ｍの高さが許容範囲にあっても、適正な高さかどうかを
確認できない。従って、モルタルｍの高さを、目盛りが
確認できるように、該目盛りよりも少し低く設定する必
要があり、施工が面倒になると共に、モルタルｍの高さ
が少し低くなりがちとなり、場合によっては最適高さに
施工できない。ところで、Ｖ字状であれば、その上下の
傾斜面により、モルタルｍの施工高さが、鋭角部近傍に
あることを容易に視認でき、施工が容易となる。
した所要の位置決め目盛りを目印としてモルタルを打ち
込むことにより、敷設される枠状マットの規格厚み寸法
に相当する深さの装着溝を、該周枠内に施工することが
できる。特に、位置決め目盛りを断面ほぼＶ字状とし
て、Ｖ字状の頂点である鋭角部を目盛り位置としたもの
であるから、該鋭角部の上下で傾斜面が形成されるた
め、該傾斜面を目印として、モルタルｍの表面を鋭角部
に可及的正確に位置決めることができる。すなわち、例
えば、位置決め目盛りが、刻み目盛りのような場合に
は、モルタルｍの上面が目盛り以上となると、位置決め
目盛りがモルタルｍに隠れてしまい、このためモルタル
ｍの高さが許容範囲にあっても、適正な高さかどうかを
確認できない。従って、モルタルｍの高さを、目盛りが
確認できるように、該目盛りよりも少し低く設定する必
要があり、施工が面倒になると共に、モルタルｍの高さ
が少し低くなりがちとなり、場合によっては最適高さに
施工できない。ところで、Ｖ字状であれば、その上下の
傾斜面により、モルタルｍの施工高さが、鋭角部近傍に
あることを容易に視認でき、施工が容易となる。
【０００７】
【実施例】本考案の一実施例を図１〜３に基づいて説明
する。
する。
【０００８】１ｘ，１ｙは外方へ開口する嵌着溝２を設
けた断面矩形状の周枠であって、その45度の傾斜を有す
る鋭角状の当接端縁４，４を直角状に突き当てて連結片
５を嵌着溝２に挿入して矩形状に連結されるものであ
る。
けた断面矩形状の周枠であって、その45度の傾斜を有す
る鋭角状の当接端縁４，４を直角状に突き当てて連結片
５を嵌着溝２に挿入して矩形状に連結されるものであ
る。
【０００９】また、前記周枠１ｘ，１ｙの嵌着溝２には
ほぼＴ字状の嵌合片１２が挿入される。前記嵌合片１２
は、この水平部１３の端縁をコンクリート基盤ｇ上に立
設される位置決め調整螺子１４の一端に螺合することに
より固定され、この位置決め調整螺子１４の螺進作用に
より、前記嵌合片１２を昇降させて所要位置に保持する
ことにより、前記周枠１ｘ，１ｙ上面を周縁に敷設され
た床仕上材２０と面一状とするようにしている。このよ
うに位置決め調整螺子１４の螺進作用により床仕上材２
０と周枠１ｘ，１ｙの表面を可及的正確に一致させ得る
ことができる利点を生じる。
ほぼＴ字状の嵌合片１２が挿入される。前記嵌合片１２
は、この水平部１３の端縁をコンクリート基盤ｇ上に立
設される位置決め調整螺子１４の一端に螺合することに
より固定され、この位置決め調整螺子１４の螺進作用に
より、前記嵌合片１２を昇降させて所要位置に保持する
ことにより、前記周枠１ｘ，１ｙ上面を周縁に敷設され
た床仕上材２０と面一状とするようにしている。このよ
うに位置決め調整螺子１４の螺進作用により床仕上材２
０と周枠１ｘ，１ｙの表面を可及的正確に一致させ得る
ことができる利点を生じる。
【００１０】前記周枠１ｘ，１ｙの内面には本考案にか
かる断面ほぼＶ字状の位置決め目盛り１０ａ，１０ｂ，
１０ｃが上下に三箇所周設されている。この位置決め目
盛り１０ａ，１０ｂ，１０ｃはＶ字状の頂点である鋭角
部によって構成され、該鋭角部の上下に傾斜面が形成さ
れる。そしてこの位置決め目盛り１０ａ，１０ｂ，１０
ｃを前記周枠 1ｘ，１ｙの上面からの距離が三種類の規
格厚み寸法の枠状マット１５の、その所定の規格厚み寸
法と一致する位置としている。例えば、図１に示すよう
に、１０ａを厚さ13mm，１０ｂを厚さ15mm、1０ｃを厚さ
20mmの厚の枠状マット１５に対応させるべく、当該厚み
を周枠 1ｘ，１ｙの上面からの距離となるように位置設
定している。
かる断面ほぼＶ字状の位置決め目盛り１０ａ，１０ｂ，
１０ｃが上下に三箇所周設されている。この位置決め目
盛り１０ａ，１０ｂ，１０ｃはＶ字状の頂点である鋭角
部によって構成され、該鋭角部の上下に傾斜面が形成さ
れる。そしてこの位置決め目盛り１０ａ，１０ｂ，１０
ｃを前記周枠 1ｘ，１ｙの上面からの距離が三種類の規
格厚み寸法の枠状マット１５の、その所定の規格厚み寸
法と一致する位置としている。例えば、図１に示すよう
に、１０ａを厚さ13mm，１０ｂを厚さ15mm、1０ｃを厚さ
20mmの厚の枠状マット１５に対応させるべく、当該厚み
を周枠 1ｘ，１ｙの上面からの距離となるように位置設
定している。
【００１１】前記枠状マット１５は、断面Ｔ字状の金属
杆１６を所定間隔で配設し、横杆１７で連結してなる、
いわゆるグレ−チングともいわれる矩形状をしており、
前記金属杆１６上面には所望により滑り止め処理が施さ
れる。
杆１６を所定間隔で配設し、横杆１７で連結してなる、
いわゆるグレ−チングともいわれる矩形状をしており、
前記金属杆１６上面には所望により滑り止め処理が施さ
れる。
【００１２】次に周枠１ｘ，１ｙの内面に設けた位置決
め調整目盛り１０ａ，１０ｂ，１０ｃと枠状マット１５
の高さ調整について詳述する。
め調整目盛り１０ａ，１０ｂ，１０ｃと枠状マット１５
の高さ調整について詳述する。
【００１３】敷設すべき枠状マット１５の厚みに対応し
て、周枠１ｘ，１ｙの内面に設けた位置決め調整目盛り
１０ａ，１０ｂ，１０ｃのいずれかを選定する。そして
モルタルｍを調整目盛り１０ａ，１０ｂ，１０ｃまで打
ち込む。このとき、該鋭角部の上下の傾斜面を目印とし
て、モルタルｍの表面を鋭角部に可及的正確に位置決め
ることができる。これにより周枠１ｘ，１ｙの内側に枠
状マット１５を被着する装着溝２１が構築される。この
装着溝２１に被着された枠状マット１５は、当然ながら
周枠１ｘ，１ｙの周囲に敷設された床仕上材２０と面一
状となる。
て、周枠１ｘ，１ｙの内面に設けた位置決め調整目盛り
１０ａ，１０ｂ，１０ｃのいずれかを選定する。そして
モルタルｍを調整目盛り１０ａ，１０ｂ，１０ｃまで打
ち込む。このとき、該鋭角部の上下の傾斜面を目印とし
て、モルタルｍの表面を鋭角部に可及的正確に位置決め
ることができる。これにより周枠１ｘ，１ｙの内側に枠
状マット１５を被着する装着溝２１が構築される。この
装着溝２１に被着された枠状マット１５は、当然ながら
周枠１ｘ，１ｙの周囲に敷設された床仕上材２０と面一
状となる。
【００１４】
【考案の効果】本考案は、内部に枠状マットが敷設され
る所要高さの装着溝が施工される周枠に、前記装着溝の
高さを規定する複数の位置決め調整目盛りを内面の上下
方向に設けたものであるから、所要の前記調整目盛り１
０ａ，１０ｂ，１０ｃまでモルタルｍを打ち込むだけ
で、設定深さを計測したり、周枠の内面に墨引き等を要
することなく、枠状マット１５の厚みと等しい深さの装
着溝２１を容易に形成でき、前記枠状マット１５と周枠
の表面を整一にできる。また複数の位置決め調整目盛り
１０ａ，１０ｂ，１０ｃをあらかじめ形成しておくこと
により、同一の周枠により複数の規格寸法の枠状マット
１５に対応することができる。さらには、位置決め目盛
りが断面ほぼＶ字状として、Ｖ字状の頂点である鋭角部
を目盛り位置としたものであるから、該鋭角部の上下で
傾斜面が形成されるため、該傾斜面を目印として、モル
タルｍの表面を鋭角部に可及的正確に位置決めることが
できる。
る所要高さの装着溝が施工される周枠に、前記装着溝の
高さを規定する複数の位置決め調整目盛りを内面の上下
方向に設けたものであるから、所要の前記調整目盛り１
０ａ，１０ｂ，１０ｃまでモルタルｍを打ち込むだけ
で、設定深さを計測したり、周枠の内面に墨引き等を要
することなく、枠状マット１５の厚みと等しい深さの装
着溝２１を容易に形成でき、前記枠状マット１５と周枠
の表面を整一にできる。また複数の位置決め調整目盛り
１０ａ，１０ｂ，１０ｃをあらかじめ形成しておくこと
により、同一の周枠により複数の規格寸法の枠状マット
１５に対応することができる。さらには、位置決め目盛
りが断面ほぼＶ字状として、Ｖ字状の頂点である鋭角部
を目盛り位置としたものであるから、該鋭角部の上下で
傾斜面が形成されるため、該傾斜面を目印として、モル
タルｍの表面を鋭角部に可及的正確に位置決めることが
できる。
【図１】本考案の一実施例を示す縦断側面図である。
【図２】本考案の要部である位置決め調整目盛り１０
ａ，１０ｂ，１０ｃと枠状マット１５の厚さとの関係を
示す縦断側面図である。
ａ，１０ｂ，１０ｃと枠状マット１５の厚さとの関係を
示す縦断側面図である。
【図３】本考案の一部拡大斜視図である。
【図４】従来構成を示す縦断側面図である。
１ｘ，１ｙ 周枠 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ 位置決め調整目盛り １１ 基準点 １４ 位置決め調整螺子 １５ 枠状マット
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に枠状マットが敷設される所要高さ
の装着溝が施工される周枠であって、前記装着溝の高さ
を規定する断面ほぼＶ字状の位置決め目盛が内面の上下
方向に複数設けられていると共に、各位置決め目盛は、
その鋭角部から上面までの高さが、規格厚み寸法が異な
る複数の枠状マットのうち、所定の規格厚み寸法と夫々
一致しているものであることを特徴とする枠状玄関マッ
トの周枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406876U JP2544021Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 枠状玄関マットの周枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406876U JP2544021Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 枠状玄関マットの周枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494036U JPH0494036U (ja) | 1992-08-14 |
| JP2544021Y2 true JP2544021Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31883959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990406876U Expired - Lifetime JP2544021Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 枠状玄関マットの周枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544021Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101642360B1 (ko) * | 2015-02-16 | 2016-07-25 | 신현승 | 매립형 매트 시스템 |
| KR20210004309A (ko) * | 2019-07-04 | 2021-01-13 | 오경재 | 매립형 바닥매트 시공방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6042452A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 炭酸飲料容器用ポリエステル組成物 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP1990406876U patent/JP2544021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101642360B1 (ko) * | 2015-02-16 | 2016-07-25 | 신현승 | 매립형 매트 시스템 |
| KR20210004309A (ko) * | 2019-07-04 | 2021-01-13 | 오경재 | 매립형 바닥매트 시공방법 |
| KR102328519B1 (ko) * | 2019-07-04 | 2021-11-17 | 오경재 | 매립형 바닥매트 시공방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494036U (ja) | 1992-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |