JPH07217868A - 自動式ガスコンロ調節システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 ガスコンロによる煮、炊き、焼き、蒸し、沸
かし、揚げなどの調理を重力の上下と温度の上下で、ガ
スの火加減が自動的に変るシステムを提供する。 【構成】 食品の加工に際し、手動や自動に拘らず、そ
れに適した温度に調整しておくと重力メモリー８がスイ
ッチメモリー６に連動させておくことが出来、このシス
テムをＡとする。次に出来上った食品を分配するわけで
あるがこれは重力とは関係なく、温度計を用いタイマー
７でセットしておけば手動式でもよく、これをＢシステ
ムとする。これらシステムＡ，Ｂは互に矛盾せず、変換
ボタンでどちかにすれば、１個のガスコンロ１４に両シ
ステムＡ，Ｂが併用できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】これはガスコンロによる、煮、炊
き、焼き、蒸し、沸かし、揚げなどの調理を重力の上下
と温度の上下で、ガスの火の加減が自動的にかわるシス
テムにかぎる。

【０００２】

【従来の技術】はじめに書いたことのように従来は回せ
ばカチンと音を立てて点き、さらに右回り上方にまわせ
ば火力が大きくなるものと、旧式のガスを出しながらマ
ッチなどで点けるとボッという音を上げて点くタイプ
や、ボタンを押すタイプなどもあったが、ほとんどそれ
以上にはおよばなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】いわゆる器とそれに入
れる水とかの重さのものは乗せると、ガスコンロが点
き、丁度その料理に適した温度（水たきなら強）にセッ
トできないか。この重力による適温ができれば、焼肉と
鉄板も、網と魚などにもひろげられる。他方器の中の温
度とその維持時間を温度計とコンロのスイッチ部につけ
ておけば、煮炊き、蒸し、揚げものも可能となる。こう
いったコンロはできないか。

【０００４】

【課題を解決するための手段】食べて量が減ると加えた
り、魚焼きだと一ぴき焼いて、２ひき目をのせるなど重
力による増減はいわゆる秤とメーター形式を工夫して、
点火、中、強、最強というふうに火力の調節をすること
ができる。つまりコンロの４つの爪状台の下が秤なので
ある。その重力が連結されてスイッチを点火から最強へ
と回し、あらかじめタイマーにしておくとそこで消とな
る別のシステムを備えさせておく。なぜならコンロは別
の以下のような調理にも使われるからである。それとい
うのは炊飯とかロースト肉焼とか揚げものとか温度とそ
の時間の維持と蒸し時間がその調理物なら量を別にすれ
ば決まっているからである。量が倍になれば大方倍時間
かかろうからでもある。以上の２つが課題の解決となろ
う。

【０００５】

【発明の実施例】ほとんど

【０００４】に書いた通りである。

【０００６】

【発明の効果】すべてのガスコンロを使う料理が、全く
自動的にでき、しかも安全で料理本に書いてある調理の
火入れの時間までセットできるから便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】コンロの４本脚台の重力がメーターとしてその
ままスイッチになる図。

【図２】容器内に埋め込まれた温度計がメーターとなっ
てスイッチを動かす図。

【符号の説明】

１ 消 ２ 種火 ３ 中 ４ 強 ５ 最強 ６ スイッチ ７ タイマー ８ 重力計 ９ ４本脚 １０ 温度計 １１ ナベ １２ コンセント １３ コンセント受け １４ ガスコンロ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｃ 3/00 Ｊ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 これまでたとえば焼肉をガスコンロで専
   門店でたべるにしろ家庭でたべるにしろ、まず店員（主
   婦）に点火（スイッチで点火する方法と旧来の発火物で
   火を点ける方法）の方法があり、それを手動でガス火力
   強にして生肉を乗せ、そして焼けた順に食べはじめ、大
   方たべると再び生肉や野菜を乗せ、これらを繰り返して
   食べ終わるまで、コンロの火力を何回か強とか中とか弱
   にせねば焦げるから、実は大変な気配りが必要であっ
   た。このコンロが新式の場合や新しい店ではコンロ調節
   器はテーブルの下のどこにあるかわからず、それに慣れ
   るまで気使いがさらに必要なのであった。このことは全
   く焼き魚やなべものでも同じことであったと言えよう。
   さて本発明はコンロに乗せる鉄板や肉や魚と、なべもの
   だとなべとだし湯をちょうど秤台のごとくにのせると、
   計量が何ｋｇと出る仕掛けがあり、つまり、０から２ｋ
   ｇまでの刻みなどがあるごとく、何ｋｇと時計まわりに
   出るようにし、コンロのスイッチは下が０で、時計回り
   が強になっているように工夫して同じようにコンロの形
   式を改良することにしよう。そして小さな目盛ではな
   く、種火、中、強、最強くらいの目盛があり、四捨五入
   くらいで、その目盛にたどりつくようにしておくことに
   しよう。そこでまず焼肉であるが重い網か鉄板を乗せる
   と強火が自動的に発生し、鉄板がやけてくると、肉を乗
   せると最強となり、すばやくたべると強に落ちる。次に
   肉や野菜をのせると最強となる。このように全部たべ終
   わって網や鉄板が引き上げられると中から種火を経て消
   となるようセットしておく。もちろん他方では手動でも
   このコンロの開閉はできるわけで、そのときは重力
   （秤）部と開閉部の連結部を切りはなされるよう仕掛け
   ておけばよいわけである。これらが請求項１、で焼き肉
   と焼き魚なべものに主に応用できるものである。但し焼
   き魚は中で長く焼く必要があり、その分網を軽くしてお
   けば中で止まるはずである。
2. 【請求項２】 つぎは、ガス炊飯器も大方一定の高温高
   圧で炊く、ガスコンロで焼めしをつくるときも高温で維
   持する。これらは強や高温で炊き、最後は種火で蒸すこ
   とになることが多いから、特徴は高温から種火、さらに
   内容物は蒸気で水分が出るくらいで、焼き（炊き）終わ
   って別の皿に移すから重力によるコンロの火加減を調節
   することはむずかしい。そこで温度計を内部に入れ、そ
   れが高温何分で焼き（炊き）あがることを大方のものな
   ら知られているので、温度も時計式に見れる計機がある
   から、それを利用しよう。もちろん飯やロースト肉が何
   人分、また何ｋｇによって高温時間は違うから、それを
   セットしておき、焼き上がると手でスイッチを切るか器
   と内容物を取り上げれば消火する。これがコンロの２番
   目の使用法であり、請求項の２、である。以上のように
   請求項１、２が使用可能になったのは、すでに我が国で
   は火が自然に消えた場合、自動的にガスがストップする
   システムや一定時間（例えば４時間）強でガスが出る
   と、やはりストップされるシステムが義務化され、作動
   しているからにほかならない。それゆえ本発明は火事の
   元にはならないであろう。