JPH07217780A - 継ぎ手用ゴム輪 - Google Patents

継ぎ手用ゴム輪

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JPH07217780A
JPH07217780A JP2903194A JP2903194A JPH07217780A JP H07217780 A JPH07217780 A JP H07217780A JP 2903194 A JP2903194 A JP 2903194A JP 2903194 A JP2903194 A JP 2903194A JP H07217780 A JPH07217780 A JP H07217780A
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JP
Japan
Prior art keywords
connecting part
outer peripheral
inner peripheral
concave
convex
Prior art date
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Pending
Application number
JP2903194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Kamioka
康成 上岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のものに比べて、管の接続が著しく容易
で、接続初期の止水性が格段に高い継ぎ手用ゴム輪を提
供する。 【構成】 突合せ、接続する2本のコンクリートヒュー
ム管等の一方の管10の端面の内周側を凸に形成した凸
状接続部11と、他方の管20の端面の内周側を凹に形
成した凹状接続部21との間に介在させ、両接続部1
1,21の継目を水密にシールするところのゴム様弾性
体よりなり、内面31,外面32を、それぞれ前記凸状
接続部11の傾斜外周面13、凹状接続部21の傾斜内
周面23と弾接させてなる継ぎ手用ゴム輪であって、前
記外面32の前記凸状接続部11の傾斜外周側端面15
寄りに、その凸状接続部11の傾斜外周側端面15及び
凹状接続部21の傾斜内周側側端面25の両端面と弾接
させるところの、シール体60を一体に結合してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続したマンホール胴
部,ヒューム管の継目に詰めるシール材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図8を参考にして説明する。従
来、突合せ、接続した2本のコンクリートヒューム管等
の一方の管10の端面の内周側を凸に形成した凸状接続
部11と、他方の管20の端面の内周側を凹に形成した
凹状接続部21との間に介在させ、前記両接続部11,
21の継目を水密にシールする継ぎ手用ゴム輪として、
次の構成のものが使用されている。
【0003】すなわち、図1に示す如く非水膨張性ソリ
ッドゴムP単体よりなり、相対する平行な内面31,外
面32を、それぞれ前記傾斜外周面13、傾斜内周面2
3と弾接させ、且つ内周面31の幅より幅を小さくした
外面32の側に、櫛の歯状の凹部34を設けたもの(従
来例1)、その従来例1と同材質・同形状であって、図
2に示す如く内面31寄りに小中空部35を設けたもの
(従来例2)、図3に示す如く水膨張性ソリッドゴムQ
単体よりなり、前記従来例1と略同形状であるが、傾斜
内周面23と弾接させる2個のリップ36を設けたもの
(従来例3)、及びその従来例3と同形状であって、図
4に示す如く非水膨張性ソリッドゴムP・水膨張性ソリ
ッドゴムQの複合体よりなり、リップ36の一部及び前
記傾斜外周面13と弾接させる内面31側に水膨張性ソ
リッドゴム部分Qを設けたもの(従来例4)等である。
【0004】しかしながら、上記従来の管継ぎ手用ゴム
輪は、次の問題点がある。すなわち、ア、 硬く、管1
0,20の接続部11,21のフリクを十分吸収するこ
とが出来ない。 イ、 ゴム輪を嵌着した凸状接続部11に、凹状接続部
21を挿入するに当たって、強い挿入力を必要とする、
あるいは外周部分をボルト締め90する必要がある。 ウ、 管10,20を接続した状態にバラツキがあっ
て、接続初期の止水性が低いことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来の管継ぎ手用ゴム輪は、硬く、管10,
20の接続部11,21のフリクを十分吸収することが
出来ない、ゴム輪を嵌着した凸状接続部11に、凹状接
続部21を挿入するに当たって、強い挿入力を必要とす
る、あるいは図8に示す如く外周部分をボルト締め90
する必要がある、管10,20を接続した状態にバラツ
キがあって、接続初期の止水性が低いことがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図9乃至図16を参考に
して説明する。本発明は、突合せ、接続する2本のコン
クリートヒューム管等の一方の管10の端面の内周側を
凸に形成した凸状接続部11と、他方の管20の端面の
内周側を凹に形成した凹状接続部21との間に介在さ
せ、両接続部11,21の継目を水密にシールするとこ
ろの、ゴム用弾性体よりなり、内面31,外面32を、
それぞれ前記凸状接続部11の傾斜外周面13、傾斜内
周面23と弾接させてなる継ぎ手用ゴム輪であって、前
記外面32の前記凸状接続部11の傾斜外周側端面15
寄りに、その凸状接続部11の傾斜外周側端面15及び
凹状接続部21の傾斜内周外周側端面25の両端面と弾
接させるところの、シール体60を一体に結合してなる
ものである。
【0007】
【実施例】実施例について図によって説明すると、10
はコンクリートヒューム管等の管、11は一方の管10
の端面の外周側を切り欠き、外周側を凹に、内周側を凸
に形成した凸状接続部、13はその凸状接続部11の傾
斜外周面である。
【0008】20は前記管10と接続した他方の管、2
1は他方の管20の端部の内周側を切り欠き、外周側を
凸に、内周側を凹に形成し、前記管10の凸状接続部1
1を嵌合する凹状接続部である。23はその凹状接続部
21の傾斜内周面、30は前記傾斜外周面13と傾斜内
周面23との間に介在させ、前記管10,20の継目を
水密にシールする継ぎ手用ゴム輪であって、ソリッドゴ
ム単体、或いはソリッドゴム・水膨張性ソリッドゴム複
合体、或はソリッドゴム・水膨張性スボンジゴム複合体
よりなり、内面31,外面32を、それぞれ前記凸状接
続部11の傾斜外周面13、凹状接続部21の傾斜内周
面23と弾接させ、且つ前記外面32の側に櫛の歯状の
凹部34を設けるか、或いは複数のリップ36を設けて
あり、特に前記外面32の前記凸状接続部11の傾斜外
周側端面15寄りに、凸状接続部11の傾斜外周側端面
15及び凹状接続部21の傾斜内周側端面25の両端面
と弾接させるところのシール体60を一体に結合してあ
り、その具体的な実施態様例として、次の構成のものを
挙げることが出来る。
【0009】第1乃至第3の実施態様例は、図9乃至図
11に示すように、本体部分が非水膨張性ソリッドゴム
P、シール体60が中空状、外面32の側に櫛の歯状の
凹部34を設けたことについて共通しているが、シール
体60が図9に示す第1の実施態様例はソリッドゴム
P、図10に示す第2の実施態様例は非水膨張性ソリッ
ドゴムP部分61の外面を水膨張性ソリッドゴムQ又は
非水膨張性スポンジゴムR或いは水膨張性スポンジゴム
Sよりなる皮膜62で被覆したもの、図11に示す第3
の実施態様例は或は水膨張性ソリッドゴムQ非水膨張性
スポンジゴムR或いは水膨張性スポンジゴムSとそれぞ
れ構成材料が異なっている。さらに図12に示す第4の
実施態様例は、複数のリップ36を含む骨格部分を非水
膨張性ソリッドゴムP、リップ36の外面32を覆う弾
接部分37及び内面31を覆う突起付弾接部分38を水
膨張性スポンジゴムS、シール体60を非水膨張性スポ
ンジゴムRや水膨張性スポンジゴムS等(例えば、見掛
比重0.03〜0.5g/cm2、25%圧縮荷重値20
〜1500g/cm2の単泡スポンジゴム)の中実低比
重発泡体で構成してある。
【0010】
【作用】作用について説明すると、本発明の継ぎ手用ゴ
ム輪30は、中空状或いは中実状よりなるシール体60
を設け、(尚、本体部分よりも剛性の低いシール体にす
ると、より効果的である。)それを凸状接続部11の傾
斜外周側端面15及び凹状接続部21の傾斜内周側端面
25の両端面と弾接させることにより、その両端面のフ
リクを十分吸収することが出来るようにしたため、管1
0,20の接続にバラツキがあっても、従来の本体部分
のみによる止水性に比較して、接続初期の止水性が著し
く向上する(尚、本体部分よりも剛性の低いシール体に
すると、より効果的である。)。従って、本体部分の外
径を小さくし、凹状接続部21への当たりを弱くして、
凹状接続部21の凸状接続部11への挿入作業性を容易
にすることが可能となり、止水性の確保するための外周
部分のボルト締めも不要となる。なお、シール体60の
外面弾接部分を水膨張性スポンジゴムS或いは非水膨張
性スポンジゴムRにすることにより、管10,20の接
続部13と23,15と25のフリクの吸収を一層高め
ることが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
従来のものに比べて、管10,20の接続が著しく容易
になり、接続初期の止水性が格段に高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の従来例を示す断面図である。
【図2】第2の従来例を示す断面図である。
【図3】第3の従来例を示す断面図である。
【図4】第4の従来例を示す断面図である。
【図5】従来例の管接続前の状態を示す断面図である。
【図6】従来例の管接続状態を示す断面図である。
【図7】従来例の管の接続にバラツキのある場合の状態
を示す断面図である。
【図8】従来例の管同士をボルトで留めた状態を示す断
面図である。
【図9】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図11】本発明の第3の実施例を示す断面図である。
【図12】本発明の第4の実施例を示す断面図である。
【図13】本発明の第1の実施例の管接続前の状態を示
す断面図である。
【図14】本発明の第1の実施例の管接続後の状態を示
す断面図である。
【図15】本発明の第4の実施例の管接続後にバラツキ
のある(隙間の大きい)場合の状態を示す断面図であ
る。
【図16】本発明の第4の実施例の管接続後にバラツキ
のある(隙間の小さい)場合の状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 管 11 凸状接続部 13 傾斜外周面 15 傾斜外周側端面 20 管 21 凹状接続部 23 傾斜内周面 25 傾斜内周側端面 30 継ぎ手用輪ゴム 31 内面 32 外面 34 凹部 35 小中空部 36 リップ 37 弾接部分 38 突起付弾接部分 60 シール体 61 ソリッドゴム部分 62 皮膜 90 ボルト締め P 非水膨張性ソリッドゴム Q 水膨張性ソリッドゴム R 非水膨張性スポンジゴム S 水膨張性スポンジゴム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突合せ、接続する2本のコンクリートヒ
    ューム管等の一方の管(10)の端面の内周側を凸に形
    成した凸状接続部(11)と、他方の管(20)の端面
    の内周側を凹に形成した凹状接続部(21)との間に介
    在させ、 両接続部(11,21)の継目を水密にシールするとこ
    ろの、ゴム様弾性体よりなり、内面(31),外面(3
    2)を、それぞれ前記凸状接続部(11)の傾斜外周面
    (13)、凹状接続部(21)の傾斜内周面(23)と
    弾接させてなる継ぎ手用ゴム輪において、 前記外面(32)の前記凸状接続部(11)の傾斜外周
    側端面(15)寄りに、その凸状接続部(11)の傾斜
    外周側端面(15)及び凹状接続部(21)の傾斜内周
    側端面(25)の両端面と弾接させるところの、シール
    体(60)を一体に結合してなる継ぎ手用ゴム輪。
JP2903194A 1994-01-31 1994-01-31 継ぎ手用ゴム輪 Pending JPH07217780A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075007A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Mutsubishi Rubber Co Ltd 管用保護装置
CN106053185A (zh) * 2016-08-18 2016-10-26 刘志坚 混凝土抗渗试验试件密封方法

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