JPH07217581A - 多段タービンポンプ - Google Patents
多段タービンポンプInfo
- Publication number
- JPH07217581A JPH07217581A JP6010297A JP1029794A JPH07217581A JP H07217581 A JPH07217581 A JP H07217581A JP 6010297 A JP6010297 A JP 6010297A JP 1029794 A JP1029794 A JP 1029794A JP H07217581 A JPH07217581 A JP H07217581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- water
- casing
- water injection
- turbine pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】中間段抽水なし多段タービンポンプに抽水用部
品を組込むことにより、中間段抽水多段タービンポンプ
を作る。 【効果】抽水用部品を設けることにより、抽水のある場
合とない場合とでのポンプの部品の共通化が図れコスト
を低減できる。
品を組込むことにより、中間段抽水多段タービンポンプ
を作る。 【効果】抽水用部品を設けることにより、抽水のある場
合とない場合とでのポンプの部品の共通化が図れコスト
を低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電プラント,一
般産業プラント等に用いる中間段抽水多段タービンポン
プに関する。
般産業プラント等に用いる中間段抽水多段タービンポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の中間段抽水多段タービンポンプ
は、ケーシングと抽水段より後段ステージ(以下ステー
ジシーリングという)の面接触によりシールすることで
ケーシングとステージの間に抽水室を形成している。そ
のためのステージシーリングはその他のステージと異な
る形状に製作する必要がある。
は、ケーシングと抽水段より後段ステージ(以下ステー
ジシーリングという)の面接触によりシールすることで
ケーシングとステージの間に抽水室を形成している。そ
のためのステージシーリングはその他のステージと異な
る形状に製作する必要がある。
【0003】またケーシングは、ステージシーリングと
の面接触をするためにケーシング内径に段を設けなけれ
ばならない。
の面接触をするためにケーシング内径に段を設けなけれ
ばならない。
【0004】また、それによって中間段抽水なし多段タ
ービンポンプのケーシングと異なる形状にしなければな
らない。
ービンポンプのケーシングと異なる形状にしなければな
らない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、中間
段抽水多段タービンポンプにおいてステージを共通化す
ること、また中間段抽水なし多段タービンポンプとケー
シング及びステージを共通化することによりコストの低
減を図る構造を提供することにある。
段抽水多段タービンポンプにおいてステージを共通化す
ること、また中間段抽水なし多段タービンポンプとケー
シング及びステージを共通化することによりコストの低
減を図る構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】ケーシングとステージの
間にシールリングまたはスペーサを挿入してシールする
ことにより抽水室を形成する構造とする。
間にシールリングまたはスペーサを挿入してシールする
ことにより抽水室を形成する構造とする。
【0007】または、抽水段ステージに直接パイプをつ
けそのパイプを通して抽水する構造とする。
けそのパイプを通して抽水する構造とする。
【0008】またはステージに抽水通路を設け、抽水段
ステージから他のステージを通して抽水する構造とす
る。
ステージから他のステージを通して抽水する構造とす
る。
【0009】
【作用】ケーシングとステージの間に別ピースを挿入し
てシールすることにより、抽水室を形成するので、ステ
ージを共通化できる。
てシールすることにより、抽水室を形成するので、ステ
ージを共通化できる。
【0010】または、抽水段ステージに直接パイプをつ
ける方法や、各ステージを連絡する抽水通路による方法
では、抽水室の形成が不要となる。
ける方法や、各ステージを連絡する抽水通路による方法
では、抽水室の形成が不要となる。
【0011】以上により、中間段抽水があるなしに関わ
らず、同じケーシング及びステージを使用することがで
き、部品の共通化ができ、コスト低減を図れる。
らず、同じケーシング及びステージを使用することがで
き、部品の共通化ができ、コスト低減を図れる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である中間段抽水
多段タービンポンプの縦断面図である。
多段タービンポンプの縦断面図である。
【0013】図1において本発明の一実施例である中間
段抽水多段タービンポンプは、ケーシング1の吸込口2
より吸込まれた水が、主軸3に連結され、共に回転する
インペラ4によって昇圧され、インペラ4の外周に設け
たディフューザ5に吐出し、ディフューザ5の外周に設
けたステージ6に流入され、ステージ6によって外向き
の流れを内向きに変え、次段のインペラ4に導き、昇圧
工程を繰り返して加圧し、吐出口7から吐出する抽水な
し多段タービンポンプの構造に加え、抽水段ステージ6
−3から抽水口8を通して抽水する構造である。
段抽水多段タービンポンプは、ケーシング1の吸込口2
より吸込まれた水が、主軸3に連結され、共に回転する
インペラ4によって昇圧され、インペラ4の外周に設け
たディフューザ5に吐出し、ディフューザ5の外周に設
けたステージ6に流入され、ステージ6によって外向き
の流れを内向きに変え、次段のインペラ4に導き、昇圧
工程を繰り返して加圧し、吐出口7から吐出する抽水な
し多段タービンポンプの構造に加え、抽水段ステージ6
−3から抽水口8を通して抽水する構造である。
【0014】図2は図1の中間段抽水多段タービンポン
プ要部の拡大図である。抽水段ステージ6−3より後段
の任意のステージ6−1にシールリング9を入れる段差
部18を設けて、ステージ6同士を連結させる前にシー
ルリング9を段差部18に締まりばめさせる。そしてス
テージ6をケーシング1に組むときに、ケーシング1と
初段ステージ6−2及びケーシング1とシールリング9
を締まりばめにより組み、シールさせることでケーシン
グ1とステージ6の間に抽水室10が形成される。
プ要部の拡大図である。抽水段ステージ6−3より後段
の任意のステージ6−1にシールリング9を入れる段差
部18を設けて、ステージ6同士を連結させる前にシー
ルリング9を段差部18に締まりばめさせる。そしてス
テージ6をケーシング1に組むときに、ケーシング1と
初段ステージ6−2及びケーシング1とシールリング9
を締まりばめにより組み、シールさせることでケーシン
グ1とステージ6の間に抽水室10が形成される。
【0015】ケーシング1と抽水段ステージ6−3に
は、抽水用の貫通孔8と8−1があけられており、抽水
段から抽水段ステージ6−3の孔8−1を通って抽水室
10に入り、そこからケーシングの抽水口8を通って抽
水される。
は、抽水用の貫通孔8と8−1があけられており、抽水
段から抽水段ステージ6−3の孔8−1を通って抽水室
10に入り、そこからケーシングの抽水口8を通って抽
水される。
【0016】また、初段からシールリング9までの間の
ケーシング1は、吐出圧より低圧である抽水圧を受ける
ので、吐出圧部19より肉厚を薄くできる。
ケーシング1は、吐出圧より低圧である抽水圧を受ける
ので、吐出圧部19より肉厚を薄くできる。
【0017】図3は第二実施例の中間段抽水多段タービ
ンポンプの要部の拡大図である。
ンポンプの要部の拡大図である。
【0018】スペーサ11とステージ6を締まりばめさ
せて、ケーシング1と初段ステージ6−2及びケーシン
グ1とスペーサ11を締まりばめさせるが、スペーサ1
1とステージ6及びケーシング1とスペーサ11の面接
触は後段側端から前段側へ一部分とし、残りの部分はテ
ーパまたは段差をつけてギャップをもたせる。
せて、ケーシング1と初段ステージ6−2及びケーシン
グ1とスペーサ11を締まりばめさせるが、スペーサ1
1とステージ6及びケーシング1とスペーサ11の面接
触は後段側端から前段側へ一部分とし、残りの部分はテ
ーパまたは段差をつけてギャップをもたせる。
【0019】スペーサ11の軸方向長さは初段ステージ
部ケーシング端面1−1から抽水段ステージ6−3を十
分覆える長さとする。スペーサ11は、吐出圧により吐
出側から初段側(12矢印)へ押されるので初段側から
吐出側(13矢印)動かず、初段側ケーシング端面1−
1で止まるのでケーシング1やステージ6に移動止めの
溝を設ける必要はない。
部ケーシング端面1−1から抽水段ステージ6−3を十
分覆える長さとする。スペーサ11は、吐出圧により吐
出側から初段側(12矢印)へ押されるので初段側から
吐出側(13矢印)動かず、初段側ケーシング端面1−
1で止まるのでケーシング1やステージ6に移動止めの
溝を設ける必要はない。
【0020】スペーサ11が多少動いてもいいように抽
水口8−2を大きめにしておく。
水口8−2を大きめにしておく。
【0021】図4は第三実施例の中間段抽水多段タービ
ンポンプ要部の拡大図である。
ンポンプ要部の拡大図である。
【0022】抽水段ステージ6−3よりフレキシブルパ
イプ14はケーシング1を貫通させる。図1の中間段抽
水多段タービンポンプのようにシールリング9によりケ
ーシング1とステージ6の間に室15を形成させ、吸込
口から室15へ貫通口16を設け室15を吸込圧とす
る。そしてケーシング1とフレキシブルパイプ14との
間は低圧シール17によりシールする。また室15が吸
込圧となることでケーシング1の肉厚がより薄くでき
る。
イプ14はケーシング1を貫通させる。図1の中間段抽
水多段タービンポンプのようにシールリング9によりケ
ーシング1とステージ6の間に室15を形成させ、吸込
口から室15へ貫通口16を設け室15を吸込圧とす
る。そしてケーシング1とフレキシブルパイプ14との
間は低圧シール17によりシールする。また室15が吸
込圧となることでケーシング1の肉厚がより薄くでき
る。
【0023】図5は第四実施例の中間段抽水多段タービ
ンポンプ要部の拡大図である。
ンポンプ要部の拡大図である。
【0024】抽水段ステージ6−3に図のような抽水口
8−1を設け抽水段より前のステージには図のような抽
水口8−3を設け、またケーシングには図のような抽水
口8を設けることにより、抽水段よりステージ内抽水口
8−1,8−3を通りケーシング1の抽水口8から抽水
される。
8−1を設け抽水段より前のステージには図のような抽
水口8−3を設け、またケーシングには図のような抽水
口8を設けることにより、抽水段よりステージ内抽水口
8−1,8−3を通りケーシング1の抽水口8から抽水
される。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、中間段抽水多段タービ
ンポンプのステージを共通化できるだけでなく、中間段
抽水多段タービンポンプと中間段抽水なしの多段タービ
ンポンプのケーシング及びステージを共通化することが
可能となり、コストが低減できる。
ンポンプのステージを共通化できるだけでなく、中間段
抽水多段タービンポンプと中間段抽水なしの多段タービ
ンポンプのケーシング及びステージを共通化することが
可能となり、コストが低減できる。
【図1】本発明の一実施例である中間段抽水多段タービ
ンポンプの断面図。
ンポンプの断面図。
【図2】図1の中間段抽水多段タービンポンプの要部の
断面図。
断面図。
【図3】本発明の第二の実施例の中間段抽水多段タービ
ンポンプの要部の断面図。
ンポンプの要部の断面図。
【図4】本発明の第三の実施例の中間段抽水多段タービ
ンポンプの要部の断面図。
ンポンプの要部の断面図。
【図5】本発明の第四の実施例の中間段抽水多段タービ
ンポンプの要部の断面図。
ンポンプの要部の断面図。
1…ケーシング、2…吸込口、3…主軸、4…インペ
ラ、5…ディフューザ、6…ステージ、6−1…シール
リングをうけるステージ、6−2…初段ステージ、6−
3…抽水段ステージ、7…吐出口、8…抽水口。
ラ、5…ディフューザ、6…ステージ、6−1…シール
リングをうけるステージ、6−2…初段ステージ、6−
3…抽水段ステージ、7…吐出口、8…抽水口。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシングの内側にあって、流路を形成す
るインペラ,前記各インペラ間に介在するディフュー
ザ,ステージ,回転軸及び前記回転軸を駆動するための
駆動部とからなる多段タービンポンプの内、任意の段か
らの抽水を要する多段タービンポンプにおいて、前記ケ
ーシングと前記ステージの間にシールリングを注水段よ
りも後段に挿入することにより抽水室を形成する構造で
あることを特徴とする多段タービンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6010297A JPH07217581A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 多段タービンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6010297A JPH07217581A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 多段タービンポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07217581A true JPH07217581A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11746344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6010297A Pending JPH07217581A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 多段タービンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07217581A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282548A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Hitachi Industries Co Ltd | バーレル形多段タービンポンプ |
KR100953260B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2010-04-16 | 황창성 | 수직형 다단펌프 |
KR101146341B1 (ko) * | 2011-10-10 | 2012-05-21 | (주)케이에스에스산업 | 터빈 유체 압축기 |
JP2018193902A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 靖 平田 | ポンプ |
CN110080989A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-08-02 | 大连深蓝泵业有限公司 | 同轴式对称布置多级液力透平直驱泵及其使用方法 |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP6010297A patent/JPH07217581A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282548A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Hitachi Industries Co Ltd | バーレル形多段タービンポンプ |
KR100953260B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2010-04-16 | 황창성 | 수직형 다단펌프 |
KR101146341B1 (ko) * | 2011-10-10 | 2012-05-21 | (주)케이에스에스산업 | 터빈 유체 압축기 |
JP2018193902A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 靖 平田 | ポンプ |
CN110080989A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-08-02 | 大连深蓝泵业有限公司 | 同轴式对称布置多级液力透平直驱泵及其使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060426 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20060526 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |