JPH0721718Y2 - 天井点検蓋装置 - Google Patents

天井点検蓋装置

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JPH0721718Y2
JPH0721718Y2 JP1988046350U JP4635088U JPH0721718Y2 JP H0721718 Y2 JPH0721718 Y2 JP H0721718Y2 JP 1988046350 U JP1988046350 U JP 1988046350U JP 4635088 U JP4635088 U JP 4635088U JP H0721718 Y2 JPH0721718 Y2 JP H0721718Y2
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JP
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lid
inspection
piece
frame portion
ceiling
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Application number
JP1988046350U
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JPH01154737U (ja
Inventor
和夫 満田
優 小林
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は点検蓋を載置する天井点検蓋装置に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来、此種天井点検蓋装置には実開昭58−130540号公報
のものがある。
この先行技術は第5図に示すように点検口(1)内周面
全長に添接し上部が点検口(1)より突出する垂直枠部
(1A)の下端に蓋載せ枠部(2A)と天井(B)下面への
当接枠部(4A)とを夫々水平に突出して形成した化粧縁
本体(A)と、上記垂直枠部(1A)上端を挾入固定する
挾入溝(1C)を備えた固定枠部(3C)の中途部から前記
当接枠部(4A)とで天井(B)を挾持する挾持片部(2
C)を一体に突出することによって形成した支持枠
(C)と、上記蓋載せ枠部(2A)上に載置される点検蓋
(D)と、前記固定枠部(3C)を構成する各辺に突出さ
れ点検蓋(D)上面に当接する蓋押え片(4C)と、蓋載
せ枠部(2A)を構成する各辺に突出され点検蓋(D)下
面に当接するシール片(3A)とで構成している。
この先行技術はシール片(3A)上に載置する点検蓋
(D)を、人為的に左右方向に移動させて同点検蓋
(D)端面で弾性的に折曲されている蓋押え片(4C)を
自動的に元の状態に復元させるようにして点検蓋(D)
の上面に当接させ、それによって点検蓋(D)を上から
押圧したり、下から引き下げる作業を必要とせずにガタ
付かない状態で点検口(1)を閉塞するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、化粧縁本体(A)の天井(B)への固定が、化
粧縁本体(A)の垂直枠部(1A)と支持枠(C)の固定
枠部(3C)に設けられた挾入溝(1C)との挾持力に依存
する構造であるため、化粧縁本体(A)の固定に高い信
頼性が得難く、長期の使用によって僅かでも化粧縁本体
(A)が下方にズレると蓋押え片(4C)が点検蓋(D)
の裏面から離れて、点検蓋(D)ガタツキの原因になっ
てしまう。
また、化粧縁本体(A)はT字状の形状性故に射出成形
され、また支持枠(C)は押し出し成形される。
しかし、射出成形される化粧縁本体(A)に軟質樹脂製
のシール片(3A)を設けているため、成形に困難さが伴
い高価になってしまう。
尚、同実開昭58−130540号公報には、挾入溝内面と、そ
の挾入溝に挾入される支持枠の垂直枠部とに全高に亘っ
て係合する連続状の係合歯部を刻設した点検蓋装置も開
示している。
しかし、このような点検蓋装置では、成形精度や係合歯
部同志の強い抵抗のために垂直枠部が挾入溝に完全に差
し込まずに途中で止まってしまって、蓋押さ片を所定位
置にセットできずに蓋載せ枠部上に載置される点検蓋と
の間に隙間を形成することがあり、点検蓋のガタツキの
原因になってしまう。
本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その
目的とする処は、高いシール性のみならず安定した蓋ガ
タ付き防止性を備えた天井点検蓋装置を低廉下で提供す
ることにある。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手段は、点
検口内周全長に添接し上部が点検口より突出する垂直枠
部の下端に蓋載せ枠部と天井下面への当接枠部とを夫々
水平に突出して形成した化粧縁本体と、上記垂直枠部上
端を挾入する挾入溝を備えた固定枠部の中途部から前記
当接枠部とで天井を挾持する挾持片部を一体に突出する
ことによって形成した支持枠と、上記蓋載せ枠部上に載
置される点検蓋とを備えた天井点検蓋装置において、前
記化粧縁本体の垂直枠部とその垂直枠部を挾入する支持
枠の挾入溝内面とのどちらか一方に係止突片、他方にそ
の係止突片に係止する係合爪片を一対設け、且つ挾入溝
を備えた前記支持枠の固定枠部各辺に、点検蓋上面に当
接或いは近接する軟質樹脂製の蓋押え片と、蓋載せ枠部
と点検蓋との間で挾持される軟質樹脂製のシール片とを
一体に押し出し成形したことを要旨とする。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、下記の作用がある。
・係止突片と係合爪片とが係合するまで化粧縁本体の垂
直枠部を支持枠の挾入溝に挾入させる。するとシール片
が蓋載せ枠部に当接し、そのシール片から所定高さ間隔
をおいて蓋押さ片が配設される。
・蓋押え片、シール片双方が支持枠と共に押し出し成形
される。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、下記の利点があ
る。
(1)一対の係止突片と係合爪片とが互いに係止するま
で垂直枠部を挾入溝に挾入させると、自ずとシール片
は、蓋載せ枠部に丁度当接し、蓋押さ片は、そのシール
片から所定の間隔をおいた点検蓋の上面に当接する丁度
良い高さ位置に配置される。
従って、化粧縁本体が長期に使用によって点検蓋の重
み、室内使用やドア開閉の振動等によって下方にズレた
り、係合歯部同志の強い抵抗のために垂直枠部が挾入溝
に完全に差し込まずに途中で止まってしまって、蓋押さ
片と点検蓋との間に隙間が形成されるようなことがな
く、洩気・洩水は勿論のこと点検蓋のガタ付きを長期に
亘って安定して防止することができる。
(2)しかも、押し出し成形品である支持枠に軟質樹脂
製のシール片、蓋押え片を共に一体成形したものである
から、成形が容易となり、非常に低廉下で提供すること
が可能になる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
図中(A)は樹脂等にて一体に射出成形された化粧縁本
体で、垂直枠部(1A)と、その垂直枠部(1A)下端から
両側に水平状に連設した蓋載せ枠部(2A),天井(B)
下面への当接枠部(4A)とで構成し、斯る化粧縁本体
(A)は支持枠(C)を介して天井(B)に開口した点
検口(1)内周面に取付固定する。
垂直枠部(1A)はユニットルーム等の天井(B)に開口
した点検口(1)内周面と同一形状を呈する枠状に形成
し、中途部に点検口(1)方向を向けて係止突片(5A)
を適宜間隔或いは全周に亘って突出形成している。
支持枠(C)は樹脂等にて一体に押出成形された固定枠
部(3C),挾持片部(2C)を備え、この支持枠(C)に
蓋押え片(4C)とシール片(3A)とを一体成形してい
る。
固定枠部(3C)は断面略形を呈し、内部には下端を入
口とする前記垂直枠部(1A)の肉厚より若干大きな幅の
挾入溝(1C)を穿設すると共に、その挾入溝(1C)内面
に前記係止突片(5A)に係合する係合爪片(5C)を突出
形成している。
挾持片部(2C)は上記固定枠部(3C)の挾入溝(1C)に
垂直枠部(1A)上端を挾入した状態において固定枠部
(3C)の外側片部(3C′)中途部より水平状に突出形成
され、前記当接枠部(4A)とで点検口(1)口縁を挾持
して化粧縁本体(A)を点検口(1)口縁に取付固定す
る。この時、係止突片(5A)と、係合爪片(5C)が係止
して化粧縁本体(A)と夫々支持枠(C)とを分離不能
にする。
蓋押え片(4C)は塩ビ等の軟質樹脂製であり、前記蓋載
せ枠部(2A)上に点検蓋(D)を載置した状態において
先端がその蓋(D)上面端部に当接するように蓋(D)
上側の固定枠部(3C)における内側片部(3C″)から蓋
載せ枠部(2A)側へ弓状に突出形成している。
また、蓋押え片(4C)は垂直枠部(1A)と同様に周設状
又は適宜間隔をおいて形成されており、周設状に設けた
場合は蓋押え片(4C)より下方を完全な密封室となすこ
とができ、点検蓋(D)との間より蒸気,湿気等が仮に
洩気しても外部への洩気を阻止できる著効を有する。
シール片(3A)は塩ビ等の軟質樹脂にて上記蓋押え片
(4C)と同様に内側片部(3C″)下端から点検口(1)
方向に向かって下向傾斜状に突出するように一体成形さ
れ、点検蓋(D)を載置した際、蓋載せ枠部(2A)とそ
の点検蓋(D)とで挾持されるようにする。
点検蓋(D)は第1図に示すように蓋載せ枠部(2A)上
に載置した際、4辺からなる前記固定枠部(3C)におけ
る内側片部(3C″)の内面、即ち蓋対向面4面との間に
5mm程度の移動用空間(2)を形成するような平面積を
有する方形状に形成され、且つ点検蓋(D)を載置した
際、蓋押え片(4C)を弾性的に折曲させて蓋載せ枠部
(2A)上面に自動的に案内される3kg程度の重量に形成
されている。
移動用空間(2)は第4図に示すように点検蓋(D)を
蓋載せ枠部(2A)上に載置させた際、その点検蓋(D)
端面と固定枠部(3C)の内側片部(3C″)各辺とで挾持
状態にある各蓋押え片(4C)…の先端部分を元の状態に
復元させる働きをもつ。
この移動用空間(2)を用いて各蓋押え片(4C)…を元
の復元状態に戻す場合には蓋載せ枠部(2A)上に載置さ
れた点検蓋(D)と前記内側片部(3C″)とで挾持され
ている対向関係にある一方の蓋押え片(4C)を更に圧潰
するように点検蓋(D)を移動用空間(2)分人為的に
室内から手で移動させる。
この時、対向関係にある他方の蓋押え片(4C)側の移動
用空間(2)は8〜9mm程度拡開し、その移動用空間
(2)を利用してその蓋押え片(4C)は元の復元状態に
自己の復元力で復元する。この点検蓋(D)前後,左右
移動を人為的に繰り返し全ての蓋押え片(4C)を元の状
態に復元させる(第4図)。ちなみに最終的には点検蓋
(D)を、若干の人為的な持ち上げ作業を行ないながら
上面端部上に各蓋押え片(4C)が当接しているかどうか
前後,左右に人為的に微動させて確認する。
尚、本実施例では蓋押え片(4C)が点検蓋(D)の上面
に自動的に復元して当接させるように移動用空間(2)
を利用して点検蓋(D)を移動させる人為的な操作を必
要としたが、例えば点検蓋(D)がドアの開閉時等の微
力な風圧ではガタ付かない程度の重量(5〜6kg)を有
する場合には、蓋押え片(4C)は点検蓋(D)上面に当
接させずに近接するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面中央縦断面図、第2図は同平面図で一部切
欠して示す、第3図は点検蓋を載置する状態を示す部分
断面図、第4図は蓋押え片を元の状態に復元させる状態
を示す部分拡大断面図、第5図は従来例の要部の拡大断
面図である。 尚図中 (1)は点検口、(1A)は垂直枠部 (2A)は蓋載せ枠部、(B)は天井 (4A)は当接枠部、(A)は化粧縁本体 (C)は支持枠、(1C)は挾入溝 (2C)は挾持片部、(3C)は固定枠部 (D)は点検蓋、(4C)は蓋押え片 (2)は移動用空間、(3A)はシール片 (5A)は係止突片、(5C)は係合爪片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】点検口内周面全長に添接し上部が点検口よ
    り突出する垂直枠部の下端に蓋載せ枠部と天井下面への
    当接枠部とを夫々水平に突出して形成した化粧縁本体
    と、上記垂直枠部上端を挾入する挾入溝を備えた固定枠
    部の中途部から前記当接枠部とで天井を挾持する挾持片
    部を一体に突出することによって形成した支持枠と、上
    記蓋載せ枠部上に載置される点検蓋とを備えた天井点検
    蓋装置において、前記化粧縁本体の垂直枠部とその垂直
    枠部を挾入する支持枠の挾入溝内面とのどちから一方に
    係止突片、他方にその係止突片に係止する係合爪片を一
    対設け、且つ挾入溝を備えた前記支持枠の固定枠部各辺
    に、点検蓋上面に当接或いは近接する軟質樹脂製の蓋押
    え片と、蓋載せ枠部と点検蓋との間で挾持される軟質樹
    脂製のシール片とを夫々一体に押し出し成形したことを
    特徴とする天井点検蓋装置。
JP1988046350U 1988-04-05 1988-04-05 天井点検蓋装置 Expired - Lifetime JPH0721718Y2 (ja)

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JPH01154737U JPH01154737U (ja) 1989-10-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727606B2 (ja) * 1973-10-23 1982-06-11

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JPS5727606U (ja) * 1980-07-23 1982-02-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5727606B2 (ja) * 1973-10-23 1982-06-11

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