JPH07217139A - 手すり用ブラケット - Google Patents

手すり用ブラケット

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Publication number
JPH07217139A
JPH07217139A JP2497494A JP2497494A JPH07217139A JP H07217139 A JPH07217139 A JP H07217139A JP 2497494 A JP2497494 A JP 2497494A JP 2497494 A JP2497494 A JP 2497494A JP H07217139 A JPH07217139 A JP H07217139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
handrail
support plate
fixed
installation surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2497494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Shimada
芳男 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIROSHIMA KIKO KK
Original Assignee
HIROSHIMA KIKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HIROSHIMA KIKO KK filed Critical HIROSHIMA KIKO KK
Priority to JP2497494A priority Critical patent/JPH07217139A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廊下や階段等に面して壁面に設置される手す
りの方向に合わせることのできるブラッケトを提供す
る。 【構成】 設置面14に固定可能な板状固定板2と、設
置面と平行な長さ方向にそって湾曲面を形成し、下面に
連結板7、8を突設した板状支持板3とからなり、固定
板2の片面に水平状態で突設した連結部材4の先端上の
連結板6と前記連結板7、8とを連結し、支持板3は設
置面14にそって左右方向に回動可能としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手すり用ブラケットに
関し、特に、手すりを自由な傾斜角度で支持可能なブラ
ケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】駅や病院、公共施設等の不特定多数人の
集まる場所や建物、一般住宅等においては階段や廊下等
の壁面にそって手すりが設置されている。一般的には長
尺な金属パイプからなる手すりは、壁面のような設置面
に平行な状態で設置されるが、通常は設置面の適当な高
さ位置に固定した二個以上の金具によって支持されてお
り、階段の場合には階段の傾斜と平行に、また、廊下の
場合には廊下の床面と平行に設置されている。即ち、手
すりは歩行面と平行な高さ位置において設置面と平行に
設置されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の手すり
を固定する金具は、手すりを壁面にそって支持するだけ
のものであり、壁面に固定した金具自体は、手すりの水
平や傾斜等の方向性にそって支持方向を自由に変えるこ
とができないものであった。従って、金具はあらかじめ
手すりの長さ方向に合わせて壁面に取り付ける必要があ
り、仮に金具と手すりとの連結すべき長さ方向が一致し
ない場合、金具を壁面から取り外し、方向を決めて設置
しなおさなければならず、金具の設置、固定作業が煩わ
しいものであった。
【0004】また、足腰の弱い老人や身体障害者等が手
すりにそって歩行しやすいように、長尺な手すりを途中
で任意に折り曲げる必要がある場合、手すりの支持箇所
によっては金具の平行や傾斜等の方向性を微調整しなけ
ればならないが、従来の金具では手すりにそった方向性
の微調整は困難なものであった。
【0005】本発明は、上記する従来の手すりの支持金
具に鑑み、手すりの方向性に応じて支持方向を変えるこ
とができ、あるいは途中で曲げた手すりの傾斜角度に応
じて手すりを支持可能なブラケットを提供することを目
的とするものである。また、本発明は、壁面に固定した
ブラケットと手すりとの連結作業を容易に行うことがで
きる手すり用ブラッケトを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、設置面14に固定可能な板状固定板2
と、設置面と平行な長さ方向にそって湾曲面を形成し、
下面に連結板7、8を突設した板状支持板3とからな
り、固定板2の片面に水平状態で突設した連結部材4の
先端上の連結板6と前記連結板7、8とを連結し、支持
板3は設置面14にそって左右方向に回動可能としてあ
る。連結板6と連結板7、8とはボルト9により連結す
るか連結軸13により連結してある。また、連結部材4
の連結板は一枚であってもよい。
【0007】
【実施例】以下、図面に従って、本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1、図2において符号1は本発明ブラ
ケットの全体を示し、この金属製ブラッケト1は、壁面
や柱等の垂直状設置面に固定可能な長形な固定板2と、
長さ方向にそって上向きの湾曲面を有する長形な支持板
3とからなり、固定板2と支持板3とは連結部材4を介
して連結するとともに支持板3は設置面にそって左右方
向に回動可能となっている。
【0008】横長垂直状態とした固定板2は、両端側に
固定孔5を穿設するとともに片面中央部には水平方向に
連結部材4を直交状に突設してあり、この連結部材4
は、先端部を上方へ湾曲させるとともに先端を偏平に形
成し、固定板2と平行な板状の連結板6とする。連結部
材4としては、軽量性と堅牢性を考慮して中空状の金属
パイプを使用し、基部を固定板2に溶接してあるが、連
結部材4としてはこれに限定されるものではなく、中実
棒状体や長形の金属板を使用してもよい。また、連結板
6は、連結部材4の先端を偏平にして一体的に形成して
あるが、単体の板体を連結部材4の湾曲先端に溶接して
固定し、連結板6としてもよい。
【0009】湾曲面を上向きとし、固定板2と平行に配
設した支持板3の中央部下面には、支持板3の長さ方向
と平行に一対の連結板7、8が一体に突設してあり、一
方の連結板7には連結用ボルト9の挿通孔10を形成
し、また、他方の連結板8は板厚を厚くし、その中央部
にはボルト9を螺挿するネジ孔11が形成してある。
【0010】前記の連結板6にはボルト9の挿通孔12
が形成してあり、この連結板6を支持板3側の連結板
7、8間に嵌め入れ、連結板6の挿通孔12と連結板
7、8の挿通孔10およびネジ孔11を一致させ、ボル
ト9を挿通、螺挿することにより各連結板6、7、8は
一体に連結される。従って、支持板3はボルト9を中心
にして長さ方向にそって回動可能であるとともにボルト
9を締め着けることにより平行状態あるいは所定の傾斜
状態で固定可能である。
【0011】連結板6の上面は、図1において支持板3
が左右方向に回動できるものであればその形状を問うも
のではないが、図示のように、上面を半円形状とし、か
つ、上面と支持板3間に隙間を形成しておけば支持板3
の回動は円滑に行うことができる。
【0012】図示においてボルト9としては六角孔付ボ
タンボルトを使用しているが、その他のボルトの使用も
可能であり、また、ボルト9の先端を連結板8から突出
させ、ナットを締め着けるようにしてもよい。また、図
3に示すように、ボルト9に代え連結板6、7、8を連
結軸13で回動可能に連結したものであってもよい。
【0013】本発明ブラケット1は上記の構成であり、
次に使用状態について説明する。図2に示すように、固
定板2は階段や廊下等の壁面や柱等の設置面14に横長
状態でボルト、アンカーボルト等の固定具15を使用し
て固定する。固定板2は横長となっているので、支持板
3は設置面14に対して所定の間隔を有して平行状態と
なり、支持板3の湾曲面上に金属パイプ製の手すり16
を載せ、支持板3と手すり16の適当箇所をネジ17で
固定すればよい。
【0014】支持板3は固定板2に対して回動可能であ
るから、廊下の場合には、支持板3を廊下と平行な水平
状態とすることにより手すり16を平行に支持すること
ができる。階段のような傾斜場所の場合には、図4に示
すように、固定板2を設置面14に水平状態で固定した
後、支持板3を階段にそった角度で固定し、手すり16
を支持板3上に設置すれば手すり16は支持板3の傾斜
面にそった傾斜状態で支持可能となる。
【0015】手すり16は長尺材であるが、廊下と階段
間に連続して設置する場合、一本の手すり16を途中か
ら折り曲げて使用することがあるが、この場合でも手す
り16の方向性に合わせて支持板3の方向性を選ぶこと
ができる。ブラケット1は手すり16の長さに応じて必
要数が使用されるが、手すり16の傾斜角度を任意に選
択したり、一本の手すり16を部分的に折り曲げて傾斜
部を複数にした場合でも支持板3はそれぞれの傾斜面に
対応することができる。
【0016】尚、上記の説明において、固定板2は横長
な場合を示してあるが、縦長な状態とし、支持板3は縦
長固定板2に直交する平行状態としてもよい。また、支
持板3に形成した連結板7、8は二枚使用し、その間に
連結板6を挟持して回動可能に連結してあるが、支持板
3側の連結板は、例えば、板厚の厚い連結板8のみの一
枚とし、連結板6と連結板8とをボルト9で連結するよ
うにしてもよい。連結板6と一枚の連結板8とを連結軸
13を使用して連結する場合には、連結板8の板厚を格
別に厚くする必要はなく、連結板6と同じ板厚であって
もよい。
【0017】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、壁面や
柱等の設置面14に固定可能な固定板2に連結部材4を
介して支持板3を連結し、支持板3は固定板2に対して
回動可能としたことにより、支持板3は水平状態の他に
左右方向への傾斜角度を自由に選択することができる。
従って、設置面14にそって設置される手すり16の水
平や傾斜等の歩行面にそった方向性に応じて支持板3の
方向を決定することができる。
【0018】支持板3は、その下面の連結板7、8を連
結部材4の先端部に設けた連結板6、に回動可能に連結
し、連結板6、7、8相互をボルト9で固定可能として
おけば、支持板3の方向を決めて固定することができる
ので、支持板3に手すり16を載せた時、両者の固定作
業を安定して行うことができる。
【0019】連結板6と連結板7、8とを連結軸13で
回動可能に連結しておけば、支持板3は手すり16の設
置、固定作業に際して自由に回動するので、支持板3上
に手すり16を載せた時、支持板3は手すり16の方向
性に簡単に合わせることができ、手すり16の方向性に
合わせて連結設置作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ブラケットの一実施例を示す、手すりを
連結した状態の正面図である。
【図2】本発明ブラケットの一実施例を示す、手すりを
連結し、設置面に取り付けた状態の側面図である。
【図3】連結板相互の連結状態の他の例を示すブラケッ
トの一部の側面図である。
【図4】手すりを傾斜状態で連結した状態のブラケット
の正面図である。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 固定板 3 支持板 4 連結部材 5 固定孔 6 連結板 7 連結板 8 連結板 9 ボルト 10 挿通孔 11 ネジ孔 12 挿通孔 13 連結軸 14 設置面 15 固定具 16 手すり 17 ネジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置面14に固定可能な板状固定板2
    と、設置面と平行な長さ方向にそって湾曲面を形成し、
    下面に連結板7、8を突設した板状支持板3とからな
    り、固定板2の片面に水平状態で突設した連結部材4の
    先端上の連結板6と前記連結板7、8とを連結し、支持
    板3は設置面14にそって左右方向に回動可能としたこ
    とを特徴とする手すり用ブラケット。
  2. 【請求項2】 連結板6と連結板7、8とはボルト9に
    より連結して成ることを特徴とする請求項1に記載する
    手すり用ブラケット。
  3. 【請求項3】 連結板6と連結板7、8とは連結軸13
    により連結して成ることを特徴とする請求項1に記載す
    る手すり用ブラケット。
  4. 【請求項4】 連結部材4の連結板は一枚としたことを
    特徴とする請求項1、2、3に記載する手すり用ブラケ
    ット。
JP2497494A 1994-01-28 1994-01-28 手すり用ブラケット Pending JPH07217139A (ja)

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JP2497494A JPH07217139A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 手すり用ブラケット

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JP2497494A JPH07217139A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 手すり用ブラケット

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JPH07217139A true JPH07217139A (ja) 1995-08-15

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ID=12152952

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JP (1) JPH07217139A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100828175B1 (ko) * 2006-12-01 2008-05-08 이도춘 계단 핸드레일 장치
KR101493970B1 (ko) * 2014-04-16 2015-02-17 김현구 핸드레일 고정 브라켓트

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KR100828175B1 (ko) * 2006-12-01 2008-05-08 이도춘 계단 핸드레일 장치
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