JP3005352U - 建築物用手摺 - Google Patents

建築物用手摺

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JP3005352U
JP3005352U JP1994008315U JP831594U JP3005352U JP 3005352 U JP3005352 U JP 3005352U JP 1994008315 U JP1994008315 U JP 1994008315U JP 831594 U JP831594 U JP 831594U JP 3005352 U JP3005352 U JP 3005352U
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JP
Japan
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bracket
screw
holding
bolt
screwed
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Application number
JP1994008315U
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English (en)
Inventor
茂夫 桑原
Original Assignee
西日本金属工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる寸法・形状のものを準備しておく必要
がなく、コストを大幅に低減することが出来る手摺を提
供する。 【構成】 廊下・階段等の通路に設置し、手で持つか、
手を添えるかするかして、身体の姿勢を安定に保つ手摺
を、笠木10及び壁等の鉛直面を持つ取付相手60との
間に介在させる取付部材20で構成してあって、その取
付部材20が取付相手60にボルト80により固定する
板状の固定ブラケット30、笠木10を保持する笠木保
持ブラケット40、及び前記固定ブラケット30と棒状
保持ブラケット40との間に介在させ、両者をセルフタ
ッピングビス90により連結する水平連結ブラケット5
0よりなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、老人・病弱者・身体障害者等が歩行する廊下・階段等の通路に設置 し、手で持つか、手を添えるかするかして、身体の姿勢を安定に保つ建築物用手 摺に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、老人・病弱者・身体障害者等が歩行する廊下・階段等の通路に設置 し、手で持つか、手を添えるかするかして、身体の姿勢を安定に保つ手摺が用い られている。
【0003】 しかしながら、従来用いられている補助手摺は、笠木を水平にするか、傾斜さ せるかによって、また、壁・柱等の取付相手とどれだけ間隔を開けるかによって 、笠木との間に介在させる取付部材の形状を状況に応じて変更する必要があり、 異なる寸法・形状のものを多数準備しておく必要があり、コスト高となると言う 問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記従来の補助手摺取付部材は、取付状況の変化 に対応するためには、異なる寸法・形状のものを多数準備しておく必要があり、 コスト高となることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図を参考に説明すると、第1の考案は、廊下・階段等の通路に設置し、手で持 つか、手を添えるかするかして、身体の姿勢を安定に保つ笠木10及び壁等の鉛 直面を持つ取付相手60との間に介在させる取付部材20よりなる手摺であって 、取付部材20が取付相手60にボルト80により固定する板状の固定ブラケッ ト30、笠木10を保持するところの、下部に板状部分を持つ笠木保持ブラケッ ト40、及び前記固定ブラケット30と棒状保持ブラケット40とをビス90に より連結するために介在させる水平連結ブラケット50よりなり、しかも連結ブ ラケット50が円形或は正多角形の中空管よりなり、各端面の内周を等分割した 各点から奥に向かって、セルフタッピングビス90をねじ込み可能なビスねじ込 み部55を設けると共に、前記固定ブラケット30及び笠木保持ブラケット40 に、連結ブラケット50の端面を当てた面とは反対側の面から、ビス90を前記 ビスねじ込み部55にねじ込み可能に、それぞれ対応する位置に孔36,46を 開けてある。
【0006】 第2の考案は、第1の考案の構成に加えて、笠木保持ブラケット40が、上端 にフランジを付け、下方から上方にボルト85をねじ込み可能に螺孔45を開け たフランジ付部分41、その螺孔45にボルト85を下方からネジ込み可能に螺 孔45下方空間44を開けるよう曲げて、フランジ付部分41に結合した中間部 分42、その中間部分42下端に結合した厚平板状部分41よりなり、且つ笠木 10が中空管の下部に形成した欠円状肉厚部分11に、前記フランジ付部分41 を端面側からのみ挿入・抜出し可能に、フランジ付部分41の断面形状に合わせ て形成した条溝12を長手方向に設けてなるものである。
【0007】
【実施例】
老人・病弱者・身体障害者等が歩行する廊下・階段等の通路に設置し、手で持 つか、手を添えるかするかして、身体の姿勢を安定に保つ補助手摺の本考案の実 施例は、次のように構成される。
【0008】 すなわち、10は手で持つか、手を添える笠木であって、後記取付部材20の フランジ付部分41を取付け可能に、中空管の下部を欠円状に肉厚にすると共に 、その肉厚部分11長手方向に、首部を両側から狭くし、内部を両側に幅広くし た条溝12を設けてある。
【0009】 20は笠木10を壁・柱等の取付相手60に取付けるに当って、介在させる取 付部材であって、壁・柱等の取付相手60にボルト80により固定する略鉛直板 状の固定ブラケット30、前記笠木10を保持する笠木保持ブラケット40、及 び固定ブラケット30と棒状保持ブラケット40とを連結するために介在させる 水平連結ブラケット50より構成される。
【0010】 それぞれ、さらに詳細に説明すると、先ず笠木保持ブラケット40は、次のよ うに構成される。すなわち、41は笠木10の下部に形成した条溝12に端面側 から挿入するフランジ付部分であって、下方から上方にボルト85をねじ込み可 能に螺孔45を開けてある。なお、前記笠木10に設けた条溝12の断面形状は をフランジ付部分41を端面側からのみ挿入・抜出し可能に、フランジ付部分4 1の断面形状に合わせて形成してある。42はその螺孔45にボルト85を下方 からネジ込み可能に螺孔45下方空間44を開けるよう曲げて、フランジ付部分 41に結合した中間部分、43はその中間部分42下端に結合した厚平板状部分 である。
【0011】 連結ブラケット50は円形或は正多角形の中空管よりなり、その各端面の内周 を等分割(図では4分割)した各点から奥に向かって、セルフタッピングビス9 0をねじ込み可能なビスねじ込み部55を設けてある。なお、そのビスねじ込み 部55に対応して、前記固定ブラケット30及び笠木保持ブラケット40には、 連結ブラケット50の端面を当てた面とは反対側の面から、セルフタッピングビ ス90を前記ビスねじ込み部55にねじ込み可能に、それぞれ対応する位置に孔 36,46を開ける。なお、37,47はそれぞれビス90の頭を没入する孔、 38,48はそれぞれ連結ブラケット50の端面を受入れる皿状凹部である。な お、上記各部材はビス90・ボルト80,85を除き、全てアルミ製である。
【0012】 作用について説明すると、予め、笠木10の設置傾斜角に合わせて、笠木保持 ブラケット40の孔46の位置(角度)を決め、ボール盤・ドリル等で孔46を 開け、笠木10の条溝12に端面側からフランジ付部分41を挿入し、螺孔45 にボルト85をねじ込み、その先端を条溝12の底面に軽く押付けて、笠木10 を笠木保持ブラケット40に仮止しておく。続いて、固定ブラケット30の皿状 部38に連結ブラケット50を嵌込み、孔36とビスねじ込み部55とを合わせ て、セルフタッピングビス90を固定ブラケット30の裏面側からねじ込むと、 ビス90に比べて、アルミ製連結ブラケット50は軟らかく、ビス90はビスね じ込み部55にネジを切りながら、進み、固定ブラケット30に連結ブラケット 50が連結・固定される。
【0013】 さらに、連結ブラケット50の端面を笠木保持ブラケット40の皿状部48に 嵌込み、固定ブラケット50のビスねじ込み部55に孔46を合わせ、上記手順 と同様に、連結ブラケット50の端面に笠木保持ブラケット40を連結固定する 。その後、固定ブラケット30を壁・柱等の取付相手60に鉛直に固定すれば、 笠木20は取付相手60に平行且つ所定の傾斜角に取付けることが出来る。その ときボルト85を緩めて位置調整後に締付ける。
【0014】 また、取付相手60に凹凸がある場合は、その凹凸の大きさに応じて、連結ブ ラケット50の長さを調整する。その調整も連結ブラケット50がアルミ製であ るため、切断・切削等により容易に行うことが出来る。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるため、現場で笠木保持ブラケット40の孔4 6の位置、及び連結ブラケット50の長さを容易に設定或は変更することが出来 、異なる寸法・形状のものを準備しておく必要がなく、コストを大幅に低減する ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の使用状態を示す断面面であ
る。
【図2】固定ブラケットに連結ブラケットを連結した状
態を示す正面図である。
【図3】本考案の実施例のうち、笠木を水平に取付けた
状態を示す正面図である。
【図4】本考案の実施例のうち、笠木を傾斜させて取付
けた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10 笠木 11 肉厚部分 12 条溝 20 取付部材 30 固定ブラケット 36 孔 37 孔 38 皿状凹部 40 笠木保持ブラケット 41 フランジ付部分 42 中間部分 43 厚平板部分 44 下方空間 45 螺孔 46 孔 47 孔 48 皿状凹部 50 連結ブラケット 55 ビスねじ込み部 60 取付相手 80 ボルト 85 ボルト 90 ビス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廊下・階段等の通路に設置し、手で持つ
    か、手を添えるかするかして、身体の姿勢を安定に保つ
    笠木(10)及び壁等の鉛直面を持つ取付相手(60)
    との間に介在させる取付部材(20)よりなる補助手摺
    において、取付部材(20)が取付相手(60)にボル
    ト(80)により固定する板状の固定ブラケット(3
    0)、笠木(10)を保持するところの、下部に板状部
    分を持つ笠木保持ブラケット(40)、及び前記固定ブ
    ラケット(30)と棒状保持ブラケット(40)とを連
    結するために介在させる水平連結ブラケット(50)よ
    りなり、連結ブラケット(50)が円形或は正多角形の
    中空管よりなり、各端面の内周を等分割した各点から奥
    に向かって、セルフタッピングビス(90)をねじ込み
    可能なビスねじ込み部(55)を設けると共に、前記固
    定ブラケット(30)及び笠木保持ブラケット(40)
    に、連結ブラケット(50)の端面を当てた面とは反対
    側の面から、ビス(90)を前記ビスねじ込み部(5
    5)にねじ込み可能に、それぞれ対応する位置に孔(3
    6,46)を開けてなる建築物用手摺。
  2. 【請求項2】 笠木保持ブラケット(40)が、上端に
    フランジを付け、下方から上方にボルト(85)をねじ
    込み可能に螺孔(45)を開けたフランジ付部分(4
    1)、その螺孔(45)にボルト(85)を下方からネ
    ジ込み可能に螺孔(45)下方空間を開けるよう曲げ
    て、フランジ付部分(41)に結合した中間部分(4
    2)、その中間部分(42)下端に結合した厚平板状部
    分(41)よりなり、且つ笠木(10)が中空管の下部
    に形成した欠円状肉厚部分(11)に、前記フランジ付
    部分(41)を端面側からのみ挿入・抜出し可能に、フ
    ランジ付部分(41)の断面形状に合わせて形成した条
    溝(12)を長手方向に設けてなる請求項1記載の建築
    物用手摺。
JP1994008315U 1994-06-17 1994-06-17 建築物用手摺 Expired - Lifetime JP3005352U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052237A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 朝日ウッドテック株式会社 木質系手摺の取付構造および取付方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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