JPH0721681B2 - 電子写真式記録装置 - Google Patents

電子写真式記録装置

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JPH0721681B2
JPH0721681B2 JP61280886A JP28088686A JPH0721681B2 JP H0721681 B2 JPH0721681 B2 JP H0721681B2 JP 61280886 A JP61280886 A JP 61280886A JP 28088686 A JP28088686 A JP 28088686A JP H0721681 B2 JPH0721681 B2 JP H0721681B2
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jam
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toner
recording sheet
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幸一 宮部
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乾式トナーを用いる電子複写記録装置に関し、
特に、記録紙のジャム発生時の処理に関する。
〔従来の技術〕
一般に乾式トナーを用いる電子写真式記録装置は感光ド
ラムへの帯電、露光現像、転写、定着、除電、クリーニ
ング等を行なう部分を有する。第2図はこの様な電子写
真式記録装置の概略を示した図で、図示のように感光ド
ラム1は、SeやSe系合金、CdS、ZnO、アモルファスシリ
コン等の無機質や有機系感光体(OPC)で代表される物
質層を表面に持つ円筒であり、矢印aの方向に定速回転
している。感光ドラム1の表面は一次帯電器2によって
均一に帯電された後露光光源3により静電潜像が形成さ
れる。この露光光源3は例えば変調を受けた光ビームで
感光ドラム1の表面を走査するものである。感光ドラム
1の表面に形成された静電潜像は現像装置4の現像ロー
ル10によって供給されるトナーが付着し、これによって
トナー像として可視像化される。そしてこのトナー像は
シートガイド5を介して送られてくる記録用紙11に転写
帯電器6によって転写される。転写後記録用紙11は、矢
印bの方向に搬送されて、定着装置7によりトナー像の
固定が行われる。一方トナー像の転写後も、感光ドラム
1は引続き回転し除電用光源8からの除電光で照射さ
れ、これにより表面が一様に除電される。この後、更に
クリーニング装置9により感光ドラム1の表面に残留し
ているトナーが除去、回収され次回の記録動作に備えら
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記の装置では、トナーが記録用紙に定着
装置による固定を経ていない状態で記録用紙のジャムが
発生した場合に、記録用紙を定着装置7の外側(第2図
で左側)から除去すると未定着のトナーが定着装置7の
ローラー7a,7bに付着する。その結果、ジャムを解除し
た後の次の記録時に記録用紙が汚れる原因となるという
問題がある。
この問題を回避するために第3図に示すように定着装置
7にクリーナー7cを付加し定着装置7のローラー7a,7b
に付着したトナーを次の記録サイクルの開始時に除去す
る方法があるが、この方法によるとクリーナー7cが次第
に汚れてくるため交換する必要が生じる。従って消耗品
コストが高くなり、オペレーターの操作が繁雑となると
いう問題がある。
この発明は以上述べた記録用紙排出側における記憶紙の
ジャムが発生した時の、用紙除去による定着装置のトナ
ーの汚れの問題を解決することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の電子写真式記録装置は、記録用紙のジャムが検
出された後、通常の記録を再開するに先立って記録用紙
を定着装置のクリーニングのために搬送し、当該記録用
紙に、通常の記録情報に代えて、定着装置のクリーニン
グ中であることを示すメッセージまたは記号を印字させ
ることを特徴とするものである。
〔作用〕
ジャムの解除後、最初に搬送される記録用紙には定着装
置のトナーが付着することがあるが、本発明ではこのこ
とを積極的に利用し、ジャムが検出され、最初に搬送除
去された後、最初に記録用紙で定着装置のクリーニング
を行なう。そして、その記録用紙がクリーニングに用い
られたものであることを容易かつ確実に認識でるように
するため、クリーニング中であることを示すメッセージ
又は記号を印字することとしている。従って、ジャム発
生時の定着装置に付着したトナーを除去することがで
き、その後に記録が行なわれる記録用紙が汚れるのを防
ぐことができる。また、特別のクリーナーを必要とせ
ず、消耗品のコストを低く抑えることできる。
〔実施例〕
本発明一実施例の電子写真記録装置の本体部分は、従来
技術の項で第2図を参照して説明したのと同様である。
また、第2図に示すように(従来技術の項では特に説明
をしながったが)、給紙ローラー12に、用紙トレイ13、
入口センサ42、排出センサ43が設けられている。この実
施例では、搬送路15のうち、排出側でジャムが起こった
ときに、定着装置7のクリーニングを行なうこととして
いる。これは、入口側でのジャムの場合や、定着装置の
給紙側でのジャムの場合には定着装置を汚さずに記録用
紙を除去できる構造となっているからである。
第1図は本発明一実施例の電子写真記録装置の制御装置
30を示したものである。図示のようにこの制御装置30
は、機構制御回路32と、映像データ生成回路31と、機構
制御回路32と、機構制御回路32に接続された入口センサ
42および排出側センサ43とを備えている。
映像データ生成回路31は、CPU(中央処理装置)34、頁
バッファ35、フォンドROM(読出し専用記録装置)で構
成されたキャラクタジェネレータータ36、映像イメージ
データバッファ37、I/O(入出力)ポート38およびROM46
を有している。I/Oポート38はホストCPU33に接続されて
いる。
一方、機構制御回路32はCPU39、I/Oポート40、タイマ44
および電光光源変調回路45を有し、I/Oポート40により
上記した入口センサ42および排出センサ43ならびに給紙
モータ41に接続されている。I/Oポート40はまた、映像
データ生成回路31のI/Oポート38との排出中ジャム信号
およびジャム解除、信号を与えるとともに、I/Oポート3
8から印刷起動信号を受ける。また、露光光源変調回路4
5は映像イメージデータバッファ37から映像データを受
ける。
映像データ生成回路31は、通常ホストCPU33から送られ
てくるデータをCPU34で読取り、頁単位で頁バッファ35
に格納する。1頁分のキャラクタデータが格納される
と、CPU34はその情報を順に読出し、キャラクタジェネ
レータ36のアドレスをセットする。これにより、そのキ
ャラクタに該当するイメージフォントデータが映像イメ
ージデータバッファ37に格納される。1頁分のイメージ
データがイメージバッファ37に格納されるとI/Oポート3
8を通して機構制御回路32に印刷起動をかける。
この印刷起動をかけられると機構制御回路32では、CPU3
9が印刷起動を読取り、給紙モータ41を回転させ用紙走
行を開始する。用紙の搬送は、入口センサ42、排出セン
サ43およびタイマ44で監視する。この監視によってジャ
ムの検出がなされる。
給紙データ41が回転すると、これに伴って感光ドラムが
回動し、一方、映像イメージデータバッファ37から露光
光源変調回動45に映像データが送られ、これに基いて、
露光光源47から発せられる光ビームの強さが変調され
る。光ビームは感光ドラム上を走査するもので、その強
さが映像データによって変調されているので、感光ドラ
ムは選択的に露光され、映像データに対応した潜像が形
成される。このようにして形成された潜像は、従来技術
について説明したのと同様、現像、転写、定着されて記
録用紙上に記録がなされる。
入口センサ42、排出センサ43およびタイマ44の動作によ
り、CPU39で排出中でジャム、即ち、搬送路のうち装置
に近接する部分でジャムが起こったことが検出されると
CPU39からI/Oポート40および38を介してCPU34に排出中
ジャム信号(排出中にジャムが起こったことを示す)が
送られる。
ホスト排出中のジャム発生が検知されると、排出側のカ
バーが開けられ、ジャム状態の記録用紙が取り除かれ、
該カバーが閉じられる。上記のようなカバーの開閉をカ
バー開閉検知スイッチ48で検知し、ジャムの解除が行な
われたとCPU39が判断すると、ジャム解除信号がI/Oポー
ト40および38を介してCPU34に送られる。すると、CPU34
はROM46に予め記憶されている、クリーニング中である
ことを示すメッセージ、例えば、「CLEANING中」という
キャラクタを順次読出し、このデータを頁バッファ35を
経由せず、キャラクタジェネレータ36に直接伝達して、
このデータを映像イメージデータバッファに印刷情報と
してセットさせ、印刷起動をかける。これにより、ジャ
ム解除後最初の記録用紙には、通常の記録情報に代え
て、定着装置のクリーニング中であることを示すメッセ
ージ「CLEANING中」が印字される(第4図)。この記録
用紙が定着装置を通過するとき、定着装置のローラ等に
トナー汚れがあればそれを拭き取る。即ち、この記録用
紙は定着装置のクリーニングに利用される。クリーニン
グ中であることを示すメッセージを印字するのは、その
ことを操作者が容易かつ確実に認識することができるよ
うにするためである。即ち、操作者は、クリーニングに
用いられた記録用紙を、通常の記録が行なわれた記録用
紙と容易かつ確実に区別して、廃棄する等の処分を行な
い得る。
尚、クリーニングに用いる記録用紙は1枚に限らず、複
数枚とすることができる。枚数を増やせば、汚れの除去
より完全に行なうことができる。
記録用紙を用いたクリーニングの完了後は、通常の記録
を再開することができる。
搬送中の記録用紙のジャムの検出およびジャム解除のた
めの動作は、第5図に示すような手順で行なわれる。ジ
ャムの検出(ステップ100)後、ステップ101〜103によ
り、ジャムが「排出中」のものであるかどうかが判定さ
れる。即ち、記録用紙が入口センサを通過し終って、排
出センサに到達し、かつ排出センサを通過し終っていな
い場合には、排出中のジャムと判定される。
第6図は、ジャムがどの部分で起こったかを判定する方
法をタイムチャートで示したものである。給紙起動後入
口センサの出力が「H」(記録用紙が入口センサを通過
中)レベルとなるまでの時間T1が所定の時間より長い
と、入口側でのジャムと判断される。この場合、記録用
紙には未だトナーが付着していないので、トナー汚れは
生じない。また、入口センサの出力が「H」となってか
ら排出センサの出力が「H」となるまでの時間T2が所定
の時間よりも長いと入口センサと排出センサの間でのジ
ャムと判断される。この場合、ジャム状態の記録用紙は
定着用紙の給紙側で除去され、定着装置を汚すことはな
い。さらに、排出センサの出力が「H」となってから
「L」となるまでの時間T3が所定の時間よりも長いとき
は排出中のジャムと判断される。この場合は定着装置が
汚れるおそれがあるので、クリーニング処理を行なう。
排出中のジャムと判定されると、ステップ104で、排出
中ジャム信号を発生し、CPU34に伝える。カバー開閉検
知スイッチによりカバーがいったん開かれ、閉じられた
ことが検知されると(105,106)この間にジャムが解除
されたものと判断し、排出中ジャムである場合は(ステ
ップ107)、ステップ108に進み、「CLEANING中」という
印字データをキャラクタジェネレータ36にセットし、キ
ャラクタジェネレータ36から出力されるフォントデータ
を映像イメージデータバッファ37に格納し(109)、印
刷起動をかける(110)。そして、印字完了するのを待
って(111)、ステップ112に進む。ステップ107で、排
出中ジャムでない場合は、直ちにステップ112に進む。
ステップ112では、ジャムが発生した頁の印刷データを
用いて再び印刷を行なう。そして、印刷を継続する(ス
テップ113)。
尚上記の実施例では、クリーニングに用いた記録用紙に
「CLEANING中」というメッセージを印字することとした
が、他のメッセージでもよく、またより短い記号であっ
てもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、搬送路でジャムが起こっ
た場合、ジャムの解除後通常の記録の再開に先立って、
記録用紙で定着装置をクリーニングすることとしたの
で、後に定着装置を通過する記録用紙を汚すおそれがな
い。また、クリーニングに用いた記録用紙にはクリーニ
ング中であることを示すメッセージまたは記号をを印字
することとしたので、通常の記録がなされた記録用紙と
の区別を用意かつ確実に行なうことができる。
また、実施例のように排出中のジャムの場合にのみクリ
ーニングを行なうこととすれば、クリーニングに用いる
記録用紙を最少に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の電子写真記録装置の制御装置
を示すブロック図、 第2図は電子写真記録装置の本体部分を示す概略図、 第3図は従来用いられた定着装置のクリーナを示す図、 第4図はクリーニングに用いた記録用紙を示す図、 第5図は第1図の制御装置の動作を示すフローチャー
ト、 第6図は入口センサー、排出センサおよびタイマーの動
作を示すタイムチャートである。 1……感光ドラム、3……露光光源、4……現像装置、
6……転写帯電器、7……定着装置、11……記録用紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に選択露光を行ない、さらに上記露
    光によって形成された静電潜像に乾式トナーを付着させ
    る露光・現像手段と、 記録用紙を所定の搬送路に沿って搬送し、その搬送の途
    中で、記録用紙を上記感光体に接触させる搬送手段と、 上記記録用紙が上記感光体に接触したとき、上記感光体
    上のトナーを記録用紙に転写する転写装置と、 上記搬送路に設けられ、上記記録用紙に転写されたトナ
    ーを定着させる定着装置と、 上記搬送路における記録用紙のジャムを検出する手段
    と、 上記ジャムが検出された後、通常の情報の記録の再開に
    先立って記録用紙を上記定着装置のクリーニングのため
    に搬送し、通常の記録情報に代えて、上記定着装置のク
    リーニング中であることを示すメッセージまたは記号を
    上記露光・現像装置を用いて印字させる手段と を備えた電子写真式記録装置。
  2. 【請求項2】上記ジャムを検出する手段は、上記搬送路
    のうち、上記定着装置に近接する部分でジャムが発生し
    たときに、ジャムを検出するものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の電子写真式記録装置。
JP61280886A 1986-11-27 1986-11-27 電子写真式記録装置 Expired - Lifetime JPH0721681B2 (ja)

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JP61280886A JPH0721681B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 電子写真式記録装置

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JP61280886A JPH0721681B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 電子写真式記録装置

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JPS63135982A JPS63135982A (ja) 1988-06-08
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JPS63140568U (ja) * 1987-03-06 1988-09-16
JP2875063B2 (ja) * 1991-06-20 1999-03-24 富士写真フイルム株式会社 シート体供給装置

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JPS63135982A (ja) 1988-06-08

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