JPH0721641Y2 - 作業車の安全装置 - Google Patents

作業車の安全装置

Info

Publication number
JPH0721641Y2
JPH0721641Y2 JP1989046971U JP4697189U JPH0721641Y2 JP H0721641 Y2 JPH0721641 Y2 JP H0721641Y2 JP 1989046971 U JP1989046971 U JP 1989046971U JP 4697189 U JP4697189 U JP 4697189U JP H0721641 Y2 JPH0721641 Y2 JP H0721641Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outrigger
boom
vehicle body
valve
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989046971U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02139956U (ja
Inventor
彰彦 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP1989046971U priority Critical patent/JPH0721641Y2/ja
Publication of JPH02139956U publication Critical patent/JPH02139956U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0721641Y2 publication Critical patent/JPH0721641Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本考案は、アウトリガにより車体を水平に支持したとき
のみブームの作動を可能にする作業車の安全装置に関す
る関するものである。
(2)従来の技術 複数のアウトリガにより支持された車体上にブームを備
えた作業車の安全装置は、例えば実開昭59−32548号公
報に記載されているように従来より公知であり、この安
全装置は、アウトリガの接地、非接地を検出する接地検
出器と、この接地検出器からの信号によりアウトリガが
非接地のときにブームの作動を不能にする安全装置とを
備えたもので、アウトリガを接地させてアウトリガによ
り車体を支持したときにのみブームの作動を可能にした
ものである。
(3)考案が解決しようとする問題点 従来の安全装置は、アウトリガを接地させてアウトリガ
により車体を支持することによりブームの作動が可能に
なるので、車体が水平に支持されていなくても、アウト
リガが接地されていればブームの作動が可能となるた
め、ブームの作動により作業車が転倒するという問題が
ある。
(4)問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、複数のアウト
リガにより支持された車体上にブームを備えた作業車の
安全装置において、各アウトリガの伸長量を制御して車
体を水平に支持する水平設置装置と、油圧ポンプの吐出
管路に連結され前記水平設置装置からの水平設置完了信
号により切換わる切換弁と、該切換弁と管路により連結
され前記アウトリガの作動を制御するアウトリガ操作弁
と、前記切換弁と管路により連結され前記ブームの作動
を制御するブーム操作弁とを備え、前記切換弁が前記水
平設置装置からの水平設置完了信号により切換わった場
合に、前記油圧ポンプと前記ブーム操作弁とを連結する
ようにしたものである。
(5)作用 上記の構成により、作業車を使用して作業を行うとき
は、アウトリガ操作弁を操作して各アウトリガを接地さ
せ、車体をアウトリガにより支持させるが、このとき水
平設置装置が作動して各アウトリガの伸長量を制御し、
車体を水平に支持する。車体が水平に支持されると水平
設置装置からの信号により切換弁が切換わり、油圧ポン
プより吐出された圧油がブーム操作弁に供給され、ブー
ム操作弁を操作することによりブームが作動する。車体
が水平に支持されないと切換弁が切換わらず、油圧ポン
プより吐出される圧油はアウトリガ操作弁に供給されて
ブーム操作弁には供給されないので、ブームは作動しな
い。
(6)実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第2図に示すように、高所作業車は、車体(1)の前後
の左右に車体(1)の外方に張出し接地可能な4個のア
ウトリガ(2)を設けてアウトリガ(2)により車体
(1)を支持し、車体(1)上には旋回台(3)が旋回
自在に搭載され、この旋回台(3)には伸縮ブーム
(4)の基端が枢支され、伸縮ブーム(4)は内蔵され
た伸縮装置(図示せず)により伸縮するとともに、起伏
シリンダ(5)により起伏し、伸縮ブーム(4)の先端
には作業台(6)が平衡保持されている。車体(1)上
には、車体(1)の傾斜を検出する傾斜検出器(9)が
設けられている。
第1図に示すように、安全装置は、傾斜検出器(8)と
演算器(9)とより構成され、演算器(9)が傾斜検出
器(8)からの信号により車体(1)を水平にするため
に必要な各アウトリガ(2)の伸縮長さを演算して出力
するととにも、車体(1)が水平に支持されたときに信
号を出力する水平設置装置(7)と、油圧ポンプ(10)
の吐出管路(11)に連結され、水平設置装置(7)から
の信号によりアウトリガ(2)により車体(1)が水平
に支持されたときに切換わる電磁切換弁(12)と、電磁
切換弁(12)と管路(13)により連結され、各アウトリ
ガ(2)の作動を制御するとともに、水平設置装置
(7)からの信号により車体(1)を水平に支持するよ
うに作動するアウトリガ操作弁(14)と、電磁切換弁
(12)と管路(15)により連結され、伸縮ブーム(4)
の伸縮及び起伏作動、旋回台(3)の旋回作動を制御す
るブーム操作弁(16)と、より構成され、電磁切換弁
(12)は、通常(a)位置に位置して油圧ポンプ(10)
とアウトリガ操作弁(14)とを連結し、(b)位置に切
換わったときに油圧ポンプ(10)とブーム操作弁(16)
とを連結する。
上記の構成により、高所作業車を使用して作業を行うと
きは、アウトリガ操作弁(14)を操作して各アウトリガ
(2)を作動させ、アウトリガ(2)を接地させてアウ
トリガ(2)により車体(1)を支持するが、このとき
水平設置装置(7)が作動して、傾斜検出器(8)から
の信号により演算器(9)が車体(1)を水平にするた
めに必要な各アウトリガ(2)の伸縮長さを演算してア
ウトリガ制御弁(14)を制御し、各アウトリガ(2)を
伸縮させて車体(1)をアウトリガ(2)により水平に
支持する。車体(1)が水平に支持されると水平設置装
置(7)の演算器(9)からの信号により電磁切換弁
(12)が(b)位置に切換わり、油圧ポンプ(10)より
吐出された油圧をブーム操作弁(16)に供給し、ブーム
操作弁(16)を任意に操作して伸縮ブーム(4)を伸
縮、起伏させるとともに、旋回台(3)を旋回させて作
業台(6)を任意の位置に移動し、作業台(6)内より
作業を行う。車体(1)がアウトリガ(2)により水平
に支持されないと、傾斜検出器(8)の演算器(9)か
ら信号が出力されず、電磁切換弁(12)が切換わらずに
(a)位置に保持され、油圧ポンプ(10)より吐出され
た圧油はブーム操作弁(16)に供給されず、ブーム操作
弁(16)を操作しても伸縮ブーム(4)及び旋回台
(3)は作動しない。
(7)考案の効果 以上のように、本考案は、各アウトリガの伸長量を制御
して車体を水平に支持する水平設置装置からの信号によ
り切換わり、油圧ポンプより吐出された圧油をアウトリ
ガ操作弁あるいはブーム操作弁に供給するようにしたの
で、車体がアウトリガにより水平に保持されないとブー
ムの作動を行うことができず、ブームの作動により作業
車が転倒することのない作業車の安全装置が提供され、
本考案は作業車の安全性の向上に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案の安全装
置の回路図、第2図は高所作業車の作業状態を示す側面
図である。 2……アウトリガ、4……伸縮ブーム、7……水平設置
装置、8……傾斜検出器、9……演算器、10……油圧ポ
ンプ、11……管路、12……電磁切換弁、13……管路、14
……アウトリガ操作弁、15……管路、16……ブーム操作
弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアウトリガにより支持された車体上
    にブームを備えた作業車の安全装置において、各アウト
    リガの伸長量を制御して車体を水平に支持する水平設置
    装置と、油圧ポンプの吐出管路に連結され前記水平設置
    装置からの水平設置完了信号により切換わる切換弁と、
    該切換弁と管路により連結され前記アウトリガの作動を
    制御するアウトリガ操作弁と、前記切換弁と管路により
    連結され前記ブームの作動を制御するブーム操作弁とを
    備え、前記切換弁が前記水平設置装置からの水平設置完
    了信号により切換わった場合に、前記油圧ポンプと前記
    ブーム操作弁とを連結するようにしたことを特徴とする
    作業車の安全装置。
JP1989046971U 1989-04-21 1989-04-21 作業車の安全装置 Expired - Lifetime JPH0721641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989046971U JPH0721641Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 作業車の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989046971U JPH0721641Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 作業車の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02139956U JPH02139956U (ja) 1990-11-22
JPH0721641Y2 true JPH0721641Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31562500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989046971U Expired - Lifetime JPH0721641Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 作業車の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721641Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555038A (en) * 1978-10-18 1980-04-22 Tadano Tekkosho:Kk Horizontal controller for vehicle with outrigger jack
JPS5932548U (ja) * 1982-08-25 1984-02-29 株式会社多田野鉄工所 建設機械の安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02139956U (ja) 1990-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0721641Y2 (ja) 作業車の安全装置
JPS641400B2 (ja)
JPH0626546Y2 (ja) 作業車の安全装置
JPH02232467A (ja) ブーム装置付コンクリートポンプ車
JPH0618120U (ja) ブーム作業車の安全装置
JPH0230906B2 (ja)
JP2001220766A (ja) 伸縮アームを備えた作業機械
JP3819133B2 (ja) ブームの横方向力算出装置
JP2591353Y2 (ja) 伸縮ブーム式作業用車両の作業範囲規制装置
JPH10167698A (ja) 作業車の安全装置
JP2588906B2 (ja) 高所作業車の作動制御装置
JPH0751958Y2 (ja) 作業車のフロントジャッキ操作装置
JP2001341991A (ja) 高所作業車の作動制御装置
JPH0920500A (ja) ブーム搭載車、ブームの制御方法及び制御装置
JPH0743448Y2 (ja) ハイブリッド油圧ユニット
CN219058358U (zh) 工程机械
JP2001226081A (ja) 屈伸ブーム式作業車のブーム作動速度制御装置
JPH0623490Y2 (ja) 車体水平設置装置
JP2003226492A (ja) 高所作業車における作業台の水平制御装置
JP2001097700A (ja) ブーム式高所作業車
JP2003040598A (ja) 高所作業車の干渉防止装置
JPH0624290Y2 (ja) 車体水平設置装置
JPH0680800U (ja) 作業車の架装物作動装置
JP3673659B2 (ja) 高所作業車の制御装置
JP2537749Y2 (ja) 伸縮ブームの垂直移動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term