JPH07215354A - 食品パッケージ開口装置 - Google Patents

食品パッケージ開口装置

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JPH07215354A
JPH07215354A JP6317085A JP31708594A JPH07215354A JP H07215354 A JPH07215354 A JP H07215354A JP 6317085 A JP6317085 A JP 6317085A JP 31708594 A JP31708594 A JP 31708594A JP H07215354 A JPH07215354 A JP H07215354A
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JP
Japan
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support ring
package
cutter
screw
free end
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JP6317085A
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English (en)
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Leif Joensson
イエンソン レイフ
Tommy Nilsson
ニールソン トミー
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TETRA RABARU HOLDINGS E FUAINANSU SA
Tetra Laval Holdings and Finance SA
Original Assignee
TETRA RABARU HOLDINGS E FUAINANSU SA
Tetra Laval Holdings and Finance SA
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Publication date
Application filed by TETRA RABARU HOLDINGS E FUAINANSU SA, Tetra Laval Holdings and Finance SA filed Critical TETRA RABARU HOLDINGS E FUAINANSU SA
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】製造がより容易で、開口がより簡単で、またい
かなる観点からもパッケージの封止の質に影響を与えな
いような装置を提供すること。 【構成】円筒ジャケット形状の支持リング４は、外部で
開口ディスクを囲む固定フランジ５によってパッケージ
２の頂部１に取り付けられ、前記支持リングの内面１２
上には突起状のねじ山１３が設けられ、またプラスチッ
ク材料から成形されたねじ蓋４１の雄ねじ山１６を囲
み、またカッター１８がねじ蓋４１の自由端１７上に一
体成形され、前記ねじ蓋は、自由端１７を斜めに通過す
る前部切断端１９を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は、パッケージの頂部に取り付けら
れ、ねじ蓋と円筒ジャケット形状の支持リングとを備え
た食品パッケージを開口するための装置に関する。パッ
ケージを開口するための装置は、支持リングと、装置の
上にねじ込まれたねじ蓋とから成る装置が既知であり、
この場合、支持リングはパッケージ頂部に事前に作られ
た穴に取り付けられている。頂部の穴はその性質からし
て封止の問題を起こし、この問題は支持リングとねじ蓋
の間の適切な封止材によって解決する必要がある。開口
装置に信頼性の高い封止具を備える必要があり、この結
果製造費が高くなり、また開口もより困難になることを
考慮せざるを得なくなる。
【０００２】企業内では、内部切断ナイフ付きのクラン
プキャップがすでに提供されている。しかし、このため
頂部についてある特定の実施例に頼らざるを得ず、すな
わち前記実施例によってナイフ用に切り抜き可能な表面
を設ける必要性が生じた。取扱者および最終使用者がパ
ッケージに触って手を切る危険にさらされないように、
取り外し可能なキャップ内の切断ナイフを適切に隠して
配置する必要があった事実は別として、円筒ジャケット
形状の突起部分を深絞りによって製造することができた
ので、パッケージの頂部に関する特別な実施例はプラス
チック性のパッケージに限定された。
【０００３】本発明の目的は、製造が簡単で、また開口
することが容易で、パッケージの封止の質にいかなる観
点においても影響を与えない上記の形態の装置を提供す
ることにある。この目的は、開口ディスクの外部を囲む
固定フランジによって円筒ジャケット形状の支持リング
をパッケージの頂部に取り付け、該支持リング内に突起
状のねじ山を設け、該支持リングはプラスチック製のね
じ蓋の雄ねじ山を囲み、該支持リング内においてカッタ
ーがねじ蓋の自由端上に一体的に形成され、該ねじ蓋は
斜めに自由端を通過する前部切断端を備えているような
本発明によって解決される。新装置を使用して、初期開
口の前に、すなわち輸送時および保管時の充填後、パッ
ケージの封止の質が開口装置の設計に関係なくいかなる
観点においても影響を受けないように、パッケージを完
全に閉じておくことが可能である。新装置の主な利点
は、その応用範囲の広さにある。主流であるプラスチッ
ク製のパッケージだけでなく、紙と結合した材料製のパ
ッケージにも適用可能で、この新開口装置によって開口
することができる。必要なのは、後で注出口が必要とな
る点の頂部に、開口装置を確実に取り付けることだけで
ある。しかし、頂部全体がプラスチック材料で構成され
ているとしても、または結合材料が薄い合成被膜を有し
ているとしても、食品用のパッケージ材料は通常プラス
チック製の表面を有している。しかし、被膜のない厚紙
でも、新開口装置の円筒ジャケット形状の支持リングは
膠接着によって接着することができた。開口ディスクを
囲む支持リングの固定フランジは、この目的のためにあ
る。開口ディスクは、開口される頂部から少なくとも部
分的に切り離される部分であり、このようにして注出口
を取り除く。説明を明確にする観点から、注出口を作り
出すために、少なくとも部分的に新開口装置のカッター
によって取り除かれる頂部部分は、開口ディスクと表現
する。
【０００４】本発明の支持リングは、雌ねじ山付きのね
じ蓋がねじ込まれる従来のような雄ねじ山を含まず、む
しろ支持リング内の内面上に突起状のねじ山を含む。該
ねじ山は、必要ならば、一つまたは複数の螺旋状に形成
された隆起を有する一つのまたは複数のねじ山であるこ
とが可能である。次に述べる好ましい実施例によって、
支持リングの内面上に、約３６０°にわたって延在する
突起状のねじ山を形成することができる。支持リングは
プラスチック製であることが望ましい。しかし、膠接着
するかまたは他の方法で頂部に接着することができる限
り、支持リングは他の材料から作ることが可能であり、
本発明による形状では、支持リングの突起状のねじ山
は、内部でねじ蓋の雄ねじ山を囲み、この場合ねじ蓋は
プラスチック製材料で形成されていることが望ましい。
大ざっぱに言って、特に問題のある封止手段なしに、開
口装置は外部支持リングのみで構成され、その内部でね
じ蓋が保持される。ねじ蓋はまだ閉じている頂部に対し
て下方方向の自由端を備え、その上には、特に好都合
に、前記カッターが一体的に形成されている。該カッタ
ーの製造は技術的に簡単であり、非常に経済的である。
パッケージ製造業者は該ねじ蓋を大量に、低コストでま
た短時間に製造することができる。製造後、この場合の
パッケージの運搬時および保管時においても、すなわち
最終使用者のパッケージの初期開口の前に、カッターは
頂部とは係合しない。ねじ蓋は、ねじ蓋が保持されるの
に十分なだけ支持リング内にねじ込まれ、カッターは損
傷されていない頂部上方に留まる。前記の説明に従え
ば、この場合、カッタが斜めに自由端を通過する前部切
断端を備えることが好都合である。この前部切断端は一
直線であるかまたは曲がっていることが可能であり、ま
た最終使用者がナイフの刃に似た切断作用を容易に得ら
れるように、ねじ蓋の自由端に対してこの傾斜を備え
る。使用者がパッケージを実際に開口しようと望んだ場
合、使用者はねじ蓋をさらに支持リング内に、例えば矢
印また他の表示によって示された方向にねじ込むだけで
よく、そうすればカッターの前部切断端が頂部に係合す
る。この係合は、前述の頂部の開口ディスクの周辺上の
点で生じる。ねじ蓋をねじ込むことによって、ねじ蓋と
支持リングの中央の縦軸に関し、対角線上に配置された
前部切断端は、少なくとも前記開口ディスクの周辺に沿
ってある距離を動き、支持リング内の領域内の頂部から
開口ディスクを分離する。このようにして、パッケージ
の頂部は開口され、最終使用者は中身を取り出すことが
できる。
【０００５】本発明のより有利な実施例では、支持リン
グ上の突起状のねじ山のリードとパッケージの方向内の
自由端からのカッターの軸方向の高さは、ねじ蓋が約２
７０°で回転するときに、前部切断端が頂部平面を通し
て完全に動くように調整される。前部切断端は、前記軸
方向の高さよりもほぼ大きいある長さを有している。最
も外側で下部に配置された前部切断端の終端は、当然、
最初に頂部に入り、またねじ蓋の一層の回転の結果頂部
を貫通し、これによって前部切断端の部分は、ねじ蓋の
一層の回転の間に前部切断端が頂部の平面によって完全
に押されるまで、引続き切断作用を行う。次に、前部切
断端が完全にパッケージ内部に、すなわち頂部下方に位
置し、そのときねじ蓋がさらに回転しても、切断作用が
停止し、もはや切断機能は発揮されない。ねじ蓋が２７
０°以上、しかし３５０°以下回転したとき、同様のこ
とが生じ、この結果開口ディスクは掛けられたままであ
り、パッケージの中身の中には落ち込まない。
【０００６】パッケージの方向内の自由端からの、すな
わちパッケージの頂部からのカッターの軸方向の高さ
は、中央軸の方向内にあり、すなわち該軸方向の高さこ
の方向で測定される。これが「軸方向の」高さと呼ぶ理
由である。ねじ蓋を縦断面で、またはねじ蓋の中央軸に
対して垂直の側面で見た場合、この場合頂部は、頂部の
表面に沿って見たように一直線として見えるのが好まし
いが、ねじ蓋の自由端もそのとき線として見える。頂部
に向かい合った前部切断端の前端がまだ頂部と係合して
いない場合、ねじ蓋の自由端は、中央軸に対して垂直の
方向から見て、カッターの前記高さであるところの距離
にある。また、カッターの前部切断端は中央軸の方向内
において成分を有し、前部切断端が自由端と交差する点
から頂部の表面まで、前部切断端のこの軸方向の成分
は、正確に前記軸方向の高さである、と言うこともでき
る。
【０００７】突起状のねじ山のリードまたはねじ蓋の雄
ねじ山のリードが、カッターの軸方向の高さよりも大き
ければ、好適である。この場合、カッターは回転の開始
時に頂部に穴を開口する点から、前部切断端の内部終端
が頂部によって右に当接されるときまで、３６０°以下
の回転角度を必要とし、これは部分的円形切断の終点と
呼ばれる。この方法により、頂部からの開口ディスク切
り離し物または頂部への開口ディスク切込み物が、完全
に頂部から完全に切り離されず、このようにしてパッケ
ージの中身の中に落ちることがないという有利な結果が
生まれる；その代わりに、切断されなかった結合物は、
開口ディスクを信頼できる方法で確実に保持する橋のよ
うに、開口ディスクとそれを囲む頂部の間に留まる。
【０００８】本発明に従って、カッターは周辺部または
ねじ蓋の自由端に延在するのみなので、ねじ蓋の自由端
の残った主要周辺部によりねじ山が確実に支承される。
この結果、ねじ蓋がさらに回転するとき、一方で前部切
断端は頂部と係合せず、パッケージ内部にあり、隣接し
たねじ山はこのとき開口ディスクをつかみ、フラップの
ように下に折り畳み、この結果開口ディスクの領域は明
瞭となり、またこのようにして注出口が完全に開けられ
る。
【０００９】本発明の開口装置によって、カッター切断
の前に、完全に閉鎖された頂部とこれによって封止パッ
ケージがあり、また開口ディスクが十分に、例えば約２
７０°の回転角度にわたって切断されたとき、開口ディ
スクが下に折り畳められ、パッケージの中身を取り出し
たときにそれが入り込まないというまさにこの理由で、
ねじ蓋が回転させることによって注出口が有利な方法で
作られる。
【００１０】さらに本発明によって有利なのは、支持リ
ングが所定の破断ラインによって固定フランジ付きのよ
り低い座部と、ねじ蓋の回転部を保持する支持フランジ
を備えたスペースリングとに分割される場合である。こ
れらの手段によって、食品パッケージの初期開口に先だ
って、ねじ蓋をねじ込みまた画成された位置に、すなわ
ち簡単に言えばカッターが頂部とまだ係合していない位
置において、保持することが可能になる。これは、ねじ
蓋の回転部分が支持フランジに保持され、頂部に向かっ
てそれ以上回転することができないことによって達成さ
れる。最終使用者は最初に、所定の破断ラインを破壊す
ることによって、前記支持フランジと共にスペースリン
グを取り外さなければならず、それからねじ蓋をさらに
残部の座部にねじ込み、その結果カッターは頂部を貫通
する。
【００１１】支持リングを頂部に接合可能なプラスチッ
ク材料とし、また座部からスペースリングを取り外すた
めのフラップをスペースリング上に形成するという、本
発明による方法によって使い方はさらに簡単化される。
プラスチック材料は成形するのが最も簡単であり、複雑
な形状さえも射出成形によって廉価に製造することがで
きる。グリップフラップまたは破裂フラップの成形には
何の問題もない。所定の破断ラインも、着座部とスペー
スリングの間に容易かつ確実に導入することができ、少
なくともプラスチック製の表面を備えた頂部への取り付
けは、既知の技術である。このようにして、本発明の開
口装置は簡単に、容易にまた確実にパッケージ上に置く
ことができ、この結果その後、パッケージのフラップ開
口部の補助によってスペースリングをはぎ取ることが可
能となる。
【００１２】本発明の好ましい第１実施例では、カッタ
ーは下方に、パッケージ方向の自由端にわたり突き出た
点を備えている。次に、前述の軸方向の高さは、ねじ蓋
の自由端からのカッターの点の中央軸の方向内で測定さ
れた距離である。ねじ蓋の回転部に関しては、同様にプ
ラスチックを使用して、このようなカッターをねじ蓋上
に射出成形することが有利である。次に、それは一体化
される。
【００１３】この場合有利なのは、ねじ蓋が半径方向に
より大きな回転部を有し、またその上に断面がひし形の
雄ねじ山付きの半径方向に、小さな、好ましくは中空の
円筒状のねじ山付きの突出が置かれている場合であり、
また鋭利にした外部輪郭が雄ねじ山の基礎を形成する表
面に位置するように、ねじ蓋の自由端の少なくとも周辺
の一部の外側を鋭利にした場合である。プラスチック材
料と紙ならびに被膜紙と他の結合材料は、本出願で記述
した方法のそのようなカッターとそれによって創造され
る開口装置を用いて切断することが可能である。中空の
円筒状のねじ山付きの突出は、射出成形によってその最
終的形状まで製造することが可能である。しかし、回転
的に対称の工具部品を回転させることによって、ひし形
の雄ねじ山を成形するか、または既述の方法によって、
中空の円筒状のねじ山付きの突出の自由端を鋭利にする
ことも可能である。プラスチック材料を用いたカッター
の実施例では、カッターそれ自体は、有利な方法のその
ような回転加工によって製造することができる。
【００１４】例えば、カッターが結合材料または紙材料
の前述の点を備え、また有利な方法で射出成形によって
成形されるのに対し、カッターはプラスチック材料の使
用のため製造することが可能で、この結果本発明に従っ
て、カッターの前部切断端はねじ蓋の雄ねじ山の外部突
起部に配置される。前部切断端は一直線であることが望
ましい。円錐形の面であると、例えば切断ラインが雄ね
じ山の突出部を通過し、またそれと交差するように、回
転工具の面がプラスチック製の中空の円筒状のねじ山付
きの突出を切断する場合、カッターの一直線の前部切断
端は、カッター形成に必要な射出成形をさらに行わない
で、ねじ蓋の雄ねじ山の外部突起部内に形成される。
【００１５】当業者は、記述した実施例によって、初期
開口まで、どんな観点からもパッケージの封止に影響を
与えず、しかし同時に容易な開口と再封止さえも可能と
するパッケージ用開口装置が提供されることを認識する
であろう。本発明の応用に関するさらなる利点、特徴お
よび可能性は、添付図を参考にして、次の好ましい実施
例の説明から導き出される。
【００１６】概略的かつ部分的に示した液体パッケージ
２の平坦な頂部１上では、中心軸３に関し円形的に左右
対称的なプラスチック製の支持リング４は、固定フラン
ジ５と６によって結合されている。支持リング４は座部
７とスペースリング８とからなり、これらは頂部１と平
行に走る所定の破断ライン９によって互いに分離されて
いる。スペースリング８は、その上側部に半径方向に外
側に延在する支持フランジ１０とリング８の右側に成形
された破裂フラップ１１とを備えている。
【００１７】支持リング４、詳しくは座部７は、その円
形の内部面１２上に、十分に３６０°延在する突起状の
ねじ山１３を備えている。ねじ蓋４１は半径的により大
きな回転部１４と、半径的により小さなねじ山付きの突
出部１５とから成り、該突出部は中空円筒の形状であ
り、回転部１４よりも僅かに小さな半径を有している。
ねじ山付きの突出部１５とすなわち蓋４１の雄ねじ山部
１６は、回転係合時に環状リング１３に嵌合し、また回
転部１４の外周部は支持フランジ１０に嵌合し、またこ
の平らな水平リング上に静止することになる。
【００１８】ねじ蓋４１の自由端１７の上には、カッタ
ー１８が配置され、該カッターは一直線の前部切断端１
９を備え、該切断端の成分は、自由端１７から頂部１に
面している最下部終端２０までの中心軸３の方向におい
て、カッター１８の軸方向の高さＨと呼ぶ。図１から図
５に従った第１の実施例では、前部切断端１９の前部端
２０は、点２０の形状で設計され、また該カッター１８
は材料を含んだ紙を切断するのに使われる。図６と図７
に従った実施例では、カッター１８の前部端２０は、平
に設計され、またプラスチック材料製の頂部１を切断す
るのに使われる。
【００１９】切断は、図５の開口ディスク２１の外周部
で行われ、該開口ディスクは円形であり、切断ライン２
２に沿って２７０°の角度にわたって切断される。図５
では、切断されたが曲げられていない、または畳み込ま
れていない開口ディスク２１は、開口ディスク２１を囲
む固定フランジ５付きの座部７と共に示されている。突
起状のねじ山１３の最も内部の面は、円２３として示さ
れ、またこの円２３の上にはカッターが位置し、ねじ蓋
４１が図５の表示ではねじで締められていないので、該
カッターは図５では見えない。
【００２０】図１と図６は、初期開口前の開口装置を示
し、この場合、この状態では前部端２０またはカッター
１８の点は頂部１とまだ係合していない。この係合は、
中空の円筒状のねじ山付きの突出部１５の軸方向の長さ
が、支持リング４の高さに設定されることによって達成
される。半径方向のより大きな回転部１４は支持リング
４の支持フランジ１０内に保持されるので、カッター１
８の前部端２０の強い圧入は不可能である。
【００２１】開口するために、最終利用者はフラップ１
１をつかみ、円形の所定の破断ライン９に沿ってスペー
スリング８を破る。このようにして、ねじ山付きの突出
部１５がカッター１８と共に中心軸３の下方方向に、頂
部１に向かって動くように、ねじ蓋４１をさらに右回り
に回転させることができる。これによって、カッター１
８の点または前部端２０は頂部を、例えば図５の２１で
示される点で貫通する。ねじ蓋４１がさらに湾曲した矢
印２５の方向（右回り）に回転されるとき、前部切断端
１９は、表示点２６まで図５の４分の３の円２２に沿っ
た開口ディスク２１の円周部に沿って走る。点２４と点
２６との間のこの円形通路に沿って、前部切断端１９は
頂部１の中にますます深く貫通し、この結果最も内部
の、前部切断端１９の最奥の後端２７は、点２６で切断
を止める。この後、使用者がねじ蓋４１をさらに少し湾
曲線２５の方向に回転させたとしても、前部切断端は頂
部１の平面下方のパッケージ内側に沈むので、前部切断
端はそれ以上切断を行わない。むしろ、図４の表示によ
る隣接したねじ山により、図４では部分的にのみ示され
ている開口ディスク２１が曲がり、少なくとも部分的に
鋭角的に畳み込まれることが確保される。その後、すな
ち注出口を作った後、ねじ蓋４１を緩めたいと思った場
合でも、注出口を開き、使用者は中身を空にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】開口のために使用する前の開口装置の第１の実
施例の部分的側面図および部分的縦断面図である。
【図２】ねじ蓋の部分的断面図である。
【図３】右から左への図２のねじ蓋の平面図である。
【図４】図１に類似した図であり、この場合スペースリ
ングの取り外し後、ねじ蓋はパッケージの内部の方向に
十分にねじ込まれ、この結果、切断は周辺に沿って約２
７０°を越えて開口ディスク内で行われるだけでなく、
フラップのような方法で畳み込まれる。
【図５】切断されたが畳み込まれずまたは曲げられてい
ない頂部を座部と共に示した平面図。
【図６】第２の他の実施例を表示した図１に類似した
図。
【図７】図２に類似した表示の図６の第２の実施例のね
じ蓋の縦断面図。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ねじ蓋（４１）と円筒ジャケット形状の
    支持リング（４）を備えた、パッケージの頂部（１）に
    取り付けられた食品パッケージ開口装置であって、円筒
    ジャケット形状の支持リング（４）が、外部で開口ディ
    スク（２１）を囲む固定フランジ（５）によってパッケ
    ージの頂部（１）に取り付けられ、前記支持リングの内
    面（１２）上に突起状のねじ山（１３）が設けられ、ま
    たプラスチック材料から成形されたねじ蓋（４１）の雄
    ねじ山（１６）を囲むことを特徴とし、またカッター
    （１８）がねじ蓋（４１）の自由端（１７）上に一体成
    形され、前記ねじ蓋が、自由端（１７）を斜めに通過す
    る前部切断端（１９）を備えていることを特徴とする食
    品パッケージ開口装置。
  2. 【請求項２】 支持リング（４）上の突起状のねじ山
    （１３）のリードとパッケージの方向における自由端
    （１７）からのカッター（１８）の軸方向の高さ（Ｈ）
    が互いに調整され、この結果前部切断端（１９）がねじ
    蓋（４１）の回転によって、頂部（１）の平面を通して
    約２７０°まで完全に動くことを特徴とする請求項１の
    装置。
  3. 【請求項３】 支持リング（４）が所定の破断ライン
    （９）によって、固定フランジ（５）と平行に、より低
    い座部（７）に固定フランジ（５）と、ねじ蓋（４１）
    の回転部（１４）を保持する支持フランジ（１０）を備
    えるスペースリング（８）と共に分割されることを特徴
    とする、請求項１または２の装置。
  4. 【請求項４】 支持リング（４）が頂部（１）に接合可
    能なプラスチック材料から成り、またスペースリング
    （８）を座部（７）から取り外すために、フラップ（１
    １）がスペースリング（８）上に成形されることを特徴
    とする、請求項１から３のいずれかの装置。
  5. 【請求項５】 カッター（１８）が、自由端（１７）に
    わたって下方に突出し、またパッケージ方向に向けられ
    る点（２０）を備えることを特徴とする、請求項１から
    ４のいずれかの装置。
  6. 【請求項６】 ねじ蓋（４１）が半径方向により大きな
    部分（１４）を備え、またその上に断面がひし形の雄ね
    じ山（１６）付きの半径方向に小さな、好ましくは中空
    の円筒状のねじ山付き突出（１５）が置かれることを特
    徴とし、また鋭利にした外部輪郭（１９）が雄ねじ山
    （１６）の基礎を形成する表面に位置するように、ねじ
    蓋（４１）の自由端（１７）の少なくとも周辺の一部を
    鋭利にしたことを特徴とする、請求項１から５のいずれ
    かの装置。
  7. 【請求項７】 カッター（１８）の前部切断端（１９）
    が、ねじ蓋（４１）の雄ねじ山（１６）の外部突起部内
    に配置されることを特徴とする、請求項１から４および
    ６のいずれかの装置。
  8. 【請求項８】 支持リング（４）上の突起状のねじ山
    （１３）のリードとパッケージの方向における自由端
    （１７）からのカッター（１８）の軸方向の高さ（Ｈ）
    が互いに調整され、この結果前部切断端（１９）がねじ
    蓋（４１）の回転によって、頂部（１）の平面を通して
    約２７０°から３５０°まで完全に動くことを特徴とす
    る請求項１の装置。
JP6317085A 1993-12-22 1994-12-20 食品パッケージ開口装置 Withdrawn JPH07215354A (ja)

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